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いろいろあった5月もなんとかおわりを迎えました。私にとっては盛りだくさんの1ヶ月でした。コンサートに行くことは前半特に多かったですし、プログラムにも恵まれました。グリーグ、シューベルト、シューマン・・・今月はかなりこだわった聴きに行き方をしていたかもしれません。毎週末どっかしらでピアノを弾いていたというのは、初めてのことでした。それぞれお誘いの案内してくださった方のお顔が浮かんでしまいます。くたびれないように普通にすること、日常のなかでたまたまそういう日だということになるよう、いろいろ考えることも多かったですが、楽しい出来事が多かったです。6月になるには、もう1時間くらいかかるのですが、さっきカレンダーをめくりました。5月から6月へ模様替えです。航空会社の風景と女性のカレンダーは、シドニーからカンボジアのアンコールワットへ。ドイツグラモフォンのクラシックカレンダーは、ポリーニから庄司紗矢香さんへ。ちらかっている家ですが、ちょっとしたことで風景が変わるのを見て、ひとり楽しんでいます。ちょうどいい機会なので、ピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲を聴いてみることにしました。BGM1: ブラームス ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバドBGM2: パガニーニ ヴァイオリン協奏曲 第1番 op.6 庄司紗矢香(ヴァイオリン) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ズービン・メータ こんな組み合わせのコンサートはどうもありえない感じもしますが、 アーチストのもつ雰囲気と今自分が聴いてみたいというものと考えたら、 上の2曲になりました。 あわせて並べてみることにしましたら、いい眺めのような気もします。 来月はのんびりと・・・としたいものですが、ふたを開けてみないとわかりません。 日によってぜんぜん違うことを書くこともあるかもしれませんが、 またよろしくお願いいたします。
May 31, 2007
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まだパスポートの申請はしていないのですが、その準備をしている状態です。戸籍抄本を取り寄せようとしたときのこと。本籍地は親の実家のままになっているのですが、最近ブームになっている市町村合併のせいで、郡の名前も町の名前も変わっているようで、インターネットで最初検索したとき、そんなものはありません・・・という感じで表示されたときは、少し凍ってしまいました。ちょっと暑い日だったのでクールダウンできたのはよかったのですけど。でも前回に比べればまだいいほうだと、いろいろと思い出しました。96年1月にパスポートを更新したときは、海外駐在中で、北京で行いました。私の上司がmaleなのにfamleで印刷されているのをもらったときに気づき、大慌てで訂正してもらったとか、すばらしいエピソードを聞かされていたので、失敗しないようにチャレンジしました。受付時間は朝の10時から12時の2時間だけ。運がわるければ2時間並んでいるだけで時間切れになることもあるとか、吹き込まれて、おそるおそるの状態でした。もっと面倒だったのは、96年4月にパスポートが切れ、96年3月にビザが切れるというダブルの状態。おまけにこの頃、仕事をかかえて北京と日本を行ったりきたり。パスポートもビザも申請している間は持っているパスポートは人質のようになり、まったく身動きが取れないらしく、神業のようなスケジュールで実行しました。パスポートを再取得し、日本へ出張し、また北京へ戻ってビザの延長をし、また日本へ出張しと、いまから思えば相当ハードでした。パスポートやビザの都合のことを一言も言わず、日本側とは「こういうスケジュールでやらせていただきたい」とすずしい顔をして仕切ってみたり、いろいろさばいておりました。新しいパスポートができてもらいましたが、そこにはビザをとっているというスタンプは当然のようになく、渡航のとき、どうすればいいのかとJALやANAの担当者に何度も確認したりしたときのこと覚えています。古いパスポートと新しいパスポートの両方がなければ出国できても入国できなくなるとか、いろいろ教わりました。たいへんお世話になったことが多かったこともあり、今部屋に航空会社のカレンダーがあるのは、その名残なのかもしれません。BGM: リャードフ 「バルカローレ」 pf.田部京子 この曲、当時寝る前にいつも聴いていた音楽、 今でも寝つきはよくないのですが、たいへん癒されました。
May 30, 2007
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カレンダーを見て、週末は6月になっていることに気づきました。6月から9月まで、会社では4ヶ月カジュアルデー。会社の売店でネクタイが売り出しをされていましたが、ノーネクタイ4ヶ月ということに、はたと気づき、財布の紐を締めました。今日も含めてネクタイをオフィシャルにする3日間、いただきものを含め、せめて気に入ったものをしていこうと思っています。今日はエンジ色のネクタイにしました。ネクタイは旅行先で買ったり、飛行機の中で買ったりすることも多く、CDと同じで、気に入ったものは、いつどこでとかそのときの天候まで覚えていたりするもので、不思議なものです。よく使う者は年のうち何回も使い、もう何年も使っていないものもあり、これも聴くCDとよく似ています。BGM: グリーグ 弦楽オーケストラのための作品集 エーデボリ交響楽団 指揮:ネーメ・ヤルヴィ 2つの悲しき旋律 op.34 傷ついた心/晩春 ホルベアの時代から op.40 前奏曲/サラバンド/ガヴォットとミュゼット/エア/リゴードン 2つの旋律 op.53 ノルウェー語/はじめての出会い 2つのノルウェーの旋律 op.63 民族洋式で/牛呼び-農民の踊り 2つの抒情曲 op.68 山々の夕べ/ゆりかご いまノルウェーへ旅行中のマイミクシィの方から、 ペールギュントと抒情小品集ではない、グリーグの作品を聴いてくださいという メッセージのもと、のどかな旋律の弦楽合奏を聴いて今日は癒されています。 晩春・・・過ぎた春 とも言われている曲でもありますが、この時期にはぴったりでしょうか。 夏が来る前に少しどんよりと曇ったり、雨が降ったり、 たくさんお花が咲いていたのが、それがなくなってしまったり、 つつじの時期とあじさいの季節のあいだ・・・そんな季節のことを言うのでしょうか。 いろんなことが終わって、私もちょっとひと段落。 そんな5月最終週を過ごしています。
May 29, 2007
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男の隠れ家という雑誌があることをあまり知らなかったのですが、渋谷のCDショップに結構並べられてあって興味を引きました。バックナンバーは、バイクの特集であったり、博物館の特集であったり、個室列車の旅であったり、秘密の湯宿であったり。今月号は「大人のためのクラシック」というのがテーマ。いろんな意味での入門編かと思えばこれが結構深い文章が多く、立ち読みでは読みきれないので買って帰りました。買うきっかけになったコーナーを少し紹介します。***「私が選ぶ音のよい全国コンサートホール」4人のそれぞれの専門家の観点からお気に入りのホールを挙げるというもの。●田部京子さん(ピアニスト) いずみホール(大阪) 浜離宮朝日ホール 紀尾井ホール 東京オペラシティコンサートホール 札幌コンサートホール Kitara (順不動) <海外> ベルリン・フィルハーモニー カーネギーホール●宇野功芳(指揮者・レコード芸術等での音楽評論家) <BEST3> 府中の森芸術劇場ウィーンホール 川口総合文化センター・リリア音楽ホール いずみホール <海外> ウィーン・ムジークフェライン ●堀内修(音楽の友等での音楽評論家) <BEST5> 東京文化会館 サントリーホール 東京オペラシティコンサートホール 紀尾井ホール 横浜みなとみらいホール <海外> ウィーン・ムジークフェライン ベルリン・フィルハーモニー プラハ・ドボルジャーク・ホール●木之下晃(音楽写真家) <BEST4> 札幌コンサートホール Kitara 東京文化会館 ザ・シンフォニーホール(大阪) 津田ホール(東京) <海外> ボストン・シンフォニーホール アムステルダム・コンセルトヘボウ ウィーン・ムジークフェラインこの記事、とてもおもしろかったです。意外な場所が出てきたり、なるほどと思ったりいろいろです。田部さん、木之下先生はそれなりに面識があるので、ちょっと背景もわかったりして興味深いものを感じました。田部京子さん、ご自身のコンサート、たいてい浜離宮でやられることが多く、昨年12月にグリーグの抒情小品集もホルベアの時代からも、この場所でしたし、シューべルトチクルスもそうでした。東京のその他のホールもピアニストならではと感じました。木之下晃さん、朝比奈さんとの思いいれもきっとあるのでしょうか、大阪のシンフォニーホールを挙げられています。札幌のKitaraホール、半年前近くまでいたことがあるのですが、ホールで音楽を聴いてみたくなりました。大阪城公園の近くのいずみホール、この地に居た頃は癒されました。***私自身は、 ピアノで聴くのであれば、東京文化会館小ホール、紀尾井ホール、オペラシティ、浜離宮朝日ホール、フィリアホール。 思いついた順ですが、こんな感じです。海外は、むかし音楽の友で、木之下さんが世界のコンサートホールという特集をされていたころ、憧れていて、なんとか・・・とおもいましたが、それほど行っていません。上にあがっているなかでは、ベルリンフィルハーモニーだけです。 ずっと前に音楽聴いたことあります。カラヤンサーカスと呼ばれる建物は、見やすく聴きやすく、その場にいるだけで興奮しました。ベートーヴェンのエグモント序曲と、ムソルグスキーの禿山の一夜とかでしたが、いまだに間近で見たクラウディオ・アバドとベルリンフィルの風景と音楽は覚えています。のちに聴いた日のライブがCDになって、とてもうれしいできごともありました。BGM:シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 op.54 ピアノ:マリア・ジョアン・ピリス 指揮:クラウディオ・アバド ヨーロッパ室内管弦楽団 ピリス&アバドのシューマンのp協は、ベルリンフィルが来日したとき 大阪のシンフォニーホールで聴きました。気がついたら新幹線乗っていました。 ピリスの演奏を最初に聴いたのは大阪のいずみホールでした。 そういえばアバドもこの楽団のコンサートいずみホールで聴いています。 大阪城公園のあたりを散歩してみたくなりました。 去年の来日公演は高くて手がでませんでした。
May 28, 2007
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新緑の草木とお友達になってもらったかのようにビアノが弾けてよかったです。京急線で金沢文庫のひとつ手前、能見台という駅へ降りて、10分と少しお散歩、横浜高校の野球部のグラウンドの前に、ちょっとした音楽ホールがあります。長浜ホールということです。http://nagahama-hall.baysite.net/3年前、PTNAアミューズメント部門の推進役のようなことをしていた友人に誘われて、このステップに出たのが最初でした。そのときは英国館というまた優雅なお屋敷でありました。いろんなご縁もあり、こちらの主催者からもそのうち年賀状で今年は5月xx日ですというひとことコメントもいただいているので、顔パス(???)可能なところなのでしょうか?毎年弾かせていただくことになって4回目となりました。こちらもセンスのいいホール、窓を開けると緑の絨毯、そんななかでピアノが弾ける場所というのは、ここならではという感じもします。大人限定のものであり、人生の先輩も多く出られていて、なごやかそのもの。たとえ経験の浅い方でも豊かな音色の方が多く、心があらわれます。 自分もそんな風になりたいものだとおもいました。弾いた曲はシューベルト:楽興の時3番/グリーグ:メロディ。3人のアドバイザーは、Bravoの印象を持ってくださったようで、それはよかったです。楽興の時は、音が少ない曲ですが、3度の和音、6度の和音、内声のフレーズ、装飾音符と、細かいところには少し課題が残りますが、軽快な感じ、スタカート、全体の雰囲気についてはいいようにコメントいただきました。中間部のペダルが少し深すぎると、重音のところをもう少し脱力することとか、貴重なコメントいただきました。だれでも知っている曲、人前で弾くのには、もっといろいろ経験したほうがいいのでしょう。いい機会になりました。グリーグのメロディは、フレーズの盛り上がり、p~fへの移行、ハーモニーの色合いという観点でいいようにコメントいただいたので、少しほっとしました。<アーカイブ> 2006年のときのブログ http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200605050001/2005年のときのブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200505080001/BGM: Grieg Pieces Lyiques Shani Diluka (Piano) LFJ(熱狂の日)2005に登場したピアニストだそうです。 モナコ生まれ、スリランカ人の両親の女性のピアニスト。 渋谷のセンター街にあるCDショップでグリーグのコーナーにあったので これから聴いてみます。抒情小品集12曲入っています。 op.47-3のメロディがあるのでちょっとうれしいです。
May 27, 2007
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アークヒルズのカラヤン広場のあたりで、ローズフェスティバルが開かれていました。サントリーホールは、20年たったこともあって、現在改修工事中、いかにもそんな感じがする様相でした。バラの即売会もありますが、ときどきミニコンサートのようなものもあり、堪能していました。***ローズコンサート ハープ 久保直子 フルート 鳥谷部良子1.酒と薔薇の日々2.バラ色の人生3.星に願いを4.アルルの女よりメヌエット5.「歌の翼に」による幻想曲6.魅惑のワルツ7.千の風になって バラに囲まれた野外ステージでのハープとフルート、 ちょっと幻想的な感じもあり、独特の音色を楽しんでいました。 外国人の宿泊客らしきお客様も楽しんでおられ、 都会の雑踏のなかに素敵な空間あることをあらためて実感しました。
May 27, 2007
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最近の土曜日は、普通の日とかわらない時間に目覚めることが多くなりました。4月になって、前日の金曜日の夜、NHKBS2でクラシック番組をやらなくなったせいかもしれません。あいかわらずテレビに振り回されているのでしょうけど、それもまあいいかと。 NHKの朝ドラといわれている連続テレビ小説は、土曜日午前中にまとめてみるのは習慣になっています。まとめて見たあと、俳句の番組もあって、流れで見るか、ピアノの練習するか、これも東京で一人暮らしをはじめてから、ずっと同じようになっています。 今年は「どんと晴れ」岩手の老舗旅館の女将修行のお話。ここ1-2週間いろいろ苦境にたっている場面ですが、なかなかよくできていて楽しんでします。脇を固める大物の役者さんを見るのも楽しみで、加賀美屋旅館の大女将の草笛光子さん、女将の宮本信子さん、主人公のお父さん役のケーキ職人の大杉漣さん、ひとつひとつの表情の作り方に感動してしまいます。一昨年は、「ファイト」 競走馬と厩務員のおはなしこのときは、競走馬の調教師役をしていた田村高廣さん、四万温泉旅館の旦那の役の児玉清さん、主人公への接し方が印象に残っています。去年は、 「純情きらり」ピアノのお話 このときは、味噌屋の女将役の戸田恵子さん、主人公の姉の役の寺島しのぶさん、昭和10年代の時代設定でしたが、タイムスリップした感じで、きびきびとした様子が伝わってきて印象的でした。 ****ビデオリサーチの視聴率の数字は、ときどき見ています。 http://www.videor.co.jp/data/ratedata/program/02asa.htm 今回は立ち上がりの数字がよくなくて(14.5%)、週刊誌にたたかれたりしていましたが、今ではドラマ部門のトップ、20%超えていて、わたしも今回は最後までたぶん見るだろうと思っています。 ****私自身、ピアノを弾くきっかけになったのが、この朝ドラからというを後日、母から聞かされたことがあります。 まったく覚えていないのですが、2歳か3歳のころ、おもちゃ売り場で、おもちゃのピアノを気に入ったそうで、それでよく遊んでいたらしいです。どこかの友達と遊ぶというより、ひとりで何かをすることの方が好きだったみたいです。 1966年(昭和41年)に放送されていた「おはなはん」というものが毎日テーマ音楽がなっているせいか、覚えてしまって、それをおもちゃのピアノで弾いたとか。親がびっくりしたそうで、それがきっかけで、4歳の時にオルガン教室に1年半ほど習いにいくきっかけになったそうです。(その当時は大阪市の西側、阪神電車の沿線に住んでいました。)その後、引越しもあって、小学校1年生の時からピアノを習いはじめました。 BGM:モーツァルト ピアノソナタ ヘ長調 K.533/494 ピアノ:アルフレッド・ブレンデル ダブル・ケッヘルのソナタ、さわやかで5月の週末の朝にぴったりです。
May 26, 2007
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野平一郎さんのコンサートに行きました。日本人男性ピアニストでは、もっともピアノを聴きたい人のひとりです。****野平一郎ピアノ演奏会(東京文化会館小ホール) <プログラム>シューマン「森の情景」作品82 (1848-1849) 1:森の入り口/2:獲物を狙う狩人/3:孤独な花/4:不気味な場所/ 5:親しみのある風景/6:宿/7:予言の鳥/8:狩りの歌/9:別れ「クライスレリアーナ」作品16 (1838) 1:きわめて激しく/2:ひじょうに心をこめて、速すぎず/ 3:とても激しく/4:きわめてゆっくりと/5:きわめて生き生きと/ 6:ひじょうにゆっくりと/7:きわめて速く/8:速く、おどけて****ドビュッシー 12の練習曲集 (1915) 第1巻 1:五本の指のための:チェルニー氏を倣って 2:三度のための/ 3:四度のための 4;六度のための/ 5:オクターヴのための 6:八本の指のための 第2巻 1:半音階のための/ 2:装飾音のための 3:反復音のための/ 4:対立する響きのための 5:組み合わされたアルペッジョのための 6:和音のための(アンコール) ドビュッシー アラベスク 1番 シューマン トロイメライ ***** めったに聴かれないプログラムもあり、表情豊かな組曲の演奏、楽しんで聴くことができました。ドビュッシーの練習曲、日ごろほとんど聴くことすらないのですが、圧巻でした。特に第2巻は超絶技巧のピアノのなか、テーマを見ながら、どんな展開になるのかわくわくしてしまいました。シューマンの2曲の組み合わせ、絶妙でした。**松橋麻利さんという方が書かれている曲目解説、これも深いものがあり鋭い指摘にただただうなづくばかりでした。以下引用しますと、森の情景の第1曲である「森の情景」はシャブリエ風で、第7曲の「予言の鳥」は、ラヴェルの「悲しい鳥」の象徴性もあり、ドイツロマン派の風邪の流れをフランス音楽へ転換する位置にある曲である。またドビュッシーについて、パリ音楽院時代、ショパンとシューマンを敬愛していて、シューマンの「アラベスク」を好んで演奏していたとか、後年、ピアノの個人レッスンでは初心者に対して「クライスレリアーナ」を課題にして、生徒が面食らったというエピソードがある。ドビュッシーが「映像」第一集を完成させたとき、「これはシューマンの左かショパンの右に並ぶ」と出版者に書いた。興味深い内容が満載でした。野平さんは1953年生まれ、東京芸大では作曲を専攻していますが、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ばれています。現在、指揮者、作曲者、ピアニストと多彩な面で活躍中。静岡音楽館AOIの芸術監督をつとめられています。私自身、聴くのはサイトウキネンフェスティヴァルのピアノ伴奏聴いて以来、5年ぶり2回目。ベートーヴェンのCDは数枚持っていて模範演奏のように聴いているひとつであったりします。最近NHKでやっている「ぴあのぴあ」という番組で、ベートーヴェンのディアベリ変奏曲の一部を担当されているそうです。そういえば、今日はNHKのテレビが入っていました。いつか放送あるでしょう。ホール入り口に竹下景子さんの大きなお花が置いてありました。大変満足して帰宅しました。最後に「トロイメライ」でなく、シューマンの「アラベスク」を聴けたら、笑っていたかもしれません・・・。
May 24, 2007
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今朝のNHKのニュースで、女性の品格という本が読まれているということを言われていて、インタビューを含めて大変興味持ちました。 どんな方が著者なのだろうかというのも気になりました。坂東眞理子さんは、1946年富山県出身、東京大学卒業後1969年総理府入省。男女共同参画室長、埼玉県副知事、オーストラリア・ブリスベン総領事などを歴任、2001年内閣府初代男女共同参画局長、2004年昭和女子大学教授を経て、2007年4月より同大学学長。 会社の帰りに八重洲ブックセンターへ行きました。ノンフィクション部門で10位にランキングされていました。女性のことに関してばかりかとおもうと、決してそうではなく、礼状が書ける。約束をきちんと守る。型どおりの挨拶ができる。・・・・とつづくコラムは、心がけたいと思うことばかりでもありました。押し付けがましい書き方はなく、物腰のやわらかさが伝わってきました。 長い人間関係を大切にする。インナーは上質で新しいものを。 ・・・と、気になるタイトルも続きます。 第5章、品格ある人間関係 第6章 品格のある行動 第7章 品格のある生き方何回か読みかえしたほうがいいように感じました。 聞き上手になる。友人知人の悪口を言わない。感謝はすぐに表す。役不足をいやがらない。頼まれたことは気持ちよくするか、丁寧に断る。ゴールデンルール -自分がしてほしくないことは人にもしない(孔子の教え) -自分のしてほしいことを相手にしなさい(キリストの教え) キーワードを見ているだけでも、そう振舞いたいと思うことが多いです。 **品格のある男性を育てる というコラムもありました。 品格のある男性に育てるのは女性だということも書かれていました。、 こちらへ来てくださっている方(最近の書き込みの90%は女性のようです・・・)に きっと育てていただいているのだと思います。ありがとうございます。 BGM: ベートーヴェン ピアノソナタ第17番 ニ短調 「テンペスト」 ピアノ:エレーヌ・グリモー
May 23, 2007
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今週は仕事も少し落ち着いているせいもあって遊び人になっています。前々からダーツをしに行こうと誘われていたのですが、会社の近くにできたアミューズメントパークに行って遊びました。ちょっと変わった空間のなかでした。なかなか奥が深いですね。多くの人がはまる理由もなんとなくわかりました。力任せに投げたところで、それに見合う結果がともなうかどうかは別問題、脱力して、ポーンと投げるのが結局はいいのかなあと、みようみまねですが、そんな風に感じました。何かに似ていますねえ。遊びすぎてちょっと腕がいたくなって、ちょっと氷で冷やしています。だいじょうぶかなあ・・・。夜食に、この前、すみだトリフォニ-の前にある八百屋さんで買ったトマトをいただいています。ボリューム満点、とてもおいしいです。Lサイズだとおもいますが、12個500円でした。ついでに、ひとふさ、12本200円のバナナとともに、冷蔵庫に入っています。熟しているので食べ放題の気分になっています。自分がおもっている相場よりはるかに安そうな感じがしますが、やっぱりそうですよね。(だれかに反応してもらいたいことを期待・・・)すっかり部屋とYシャツとおばさん状態です。BGM:モーツァルト ピアノ協奏曲 22番・27番 ピアノ:アルフレッド・ブレンデル 指揮:マッケラス 管弦楽:スコットランド室内管弦楽団 朝と同じ。朝は22番で時間切れになり会社へ出かけましたので、 しんみりとというわけではないですが、27番も聴いてみます。 27番は朝より、ちょっと夜更けの方が似合っているかもしれませんね。 去年の熱狂の日2006は、最後のコンサートがこの曲とクラリネット協奏曲でした。 ひょっとしたら、聴くのはそれ以来かもしれません。
May 23, 2007
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最近は、夜にたくさん音楽聴いていて、朝は、テレビのニュースの音楽とかで、「いまは何時」とか、寝床でごろごろしていることが多いです。どういうわけか、6時半ごろにすっかり目覚めてしまいましたので、今日は気分を変えようとテレビをつけずに音楽聴いていました。気合を入れて会社へ・・・という日でもなく、普通に会社へ行く日。 テンションの高い音楽も必要ありません。BGM: モーツァルト ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482 ピアノ:アルフレッド・ブレンデル 指揮:マッケラス 管弦楽:スコットランド室内管弦楽団 第3楽章はアマデウスという映画で知ることなった名曲 寝ぼけていたらここはホテルかとおもってしまいましたが、 目がさえてくると、がらくただらけの部屋のなかにいることに気づきました。
May 22, 2007
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男のコンサート ~音と背中で~ VOL.2というものに参加いたしました。(場所:サロン・ド・パッサージュ (江戸川橋))いただいたプログラムにA Concert of the men, by the men, for the men.とあり、いろいろなこだわりがあるものだと、これを見ただけでも感じました。**********プログラム 1. グリーグ/メロディ シューマン/アラベスク 2. バッハ/平均律1巻より15番 3. シューマン/謝肉祭より終曲(ペリシテ人と闘うダビッド同盟の行進) 4. ショパン/練習曲op10-12「革命」 5. ヴェラチーニ コンチェルト・ソナタ (ヴァイオリン曲) 6. 演奏者の自作/記憶 ----*---- 7. プーランク/メランコリー 8. ショパン/ワルツ 7番・14番 9. バッハ/半音階的幻想曲とフーガ BWV903 (チェンバロでの演奏) 10.ベートーヴェン/ピアノソナタ12番 1・4楽章 11.レハール/ワルツ「ジプシーラブ」男のコンサート、というわけで出演者は全員男性。いままでいろんなところに出させていただいていますが、はじめてのことでした。こういう濃い集まりもなかなか面白かったです。知っている人がほとんどいないなかで弾くのは、ある意味怖い面もありますが、自分が楽しんで弾けば、きっと聴き手は楽しで聴いてくださるという思いで演奏することに専念しようという意識を今回いままで以上に強くもったかもしれません。5月には、5.6.12日とほかの場所で弾かせていただく機会があり、あれこれ欲張らずに今日の演奏に近いプログラムにしたのも結果的にはよかったようにも思いました。シューマンのアラベスクは少なくとも5年前よりは弾けるようになっているのは自分でもわかりました。今日司会をされていたピアニストの方から、それなりにいいようにいってくださったのと、おわってから弾きたくなったと言ってくださるかたもいたのはよかったです。このピアノサロンは、調律師の方が経営されているとうかがっていまして、メーカーが多岐にわたっているのが特徴、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ペトロフ(チェコのメーカー)・・・とあります。いろいろ好きに弾かせていただけるのもありがたいです。おわってからいろんなピアノで練習していました。ちょっと贅沢でした。懇親会、2次会と、いろんな深いお話をすることができてよかったです。***5月に入ってピアノの弾き会は4回目。プログラムの構成は主催者まかせなのですが、最後→最初→最後→最初 と、極端な順番になっていて偶然とは思えなくなりました。数年前までは、希望を聞かれると「最初と最後以外に・・・」と依頼したことありましたが、最近はそれほど気にならなくなりました。少しは精神的に成長したのでしょうか、まだまだ子供のようだといわれることが多いのですが。続いても疲れないように、とにかく楽しんで演奏するように、どこへ行っても普通に弾けるように、ほかの人が何を弾こうが気にしないように、そんな風になりたいものだとおもっています。きのうのすみだトリフォニーのコンサートのように、それぞれの演奏者が持ち時間を人に楽しんでもらうステージをしたかのように。このコンサートを立ち上げるきっかけになった司会をやられているピアニストが、音楽を楽しんで表現することにプロもアマも関係ありませんと、あとでいっていただいたおはなし、ずいぶん響きました。BGM: ワルトラウト・マイア(ソプラノ) リサイタルより (BS2の放送) ブラームス 野の寂しさ わが恋は緑 ほか シューベルトの歌曲ほか
May 20, 2007
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すみだトリフォニーホールは今年で10週年、きょうは、「響きあう音楽の日 新日本フィルの”我が家”へようこそ」というイベントがありました。 全部無料のコンサート、墨田区、新日本フィル、スポンサー企業、それぞれががんばっているようです。直前に出演者からの連絡があって、それほど遠くない錦糸町からすぐのこのホールへ足をはこびました。大ホールはオーケストラだったのですが、私が興味をもったのは小ホールの方。15x15 という企画で、 15分のコンサートを15人の楽団員がコンサート。これはおもしろかったです。 無料のコンサートで配布していたチケットがなくなりそうな予感がしたので、早い目にキープ、結果的に12人分の楽団員のコンサートを聴きました。***リサイタル・シリーズ 「15x15」 第2ブロック -フルート(荒川洋) 荒川洋さんの自作作品、ユーモレスク・ジャズほか。 -ヴィオラ(木村恵子) ビショップ/ホーム・スイート・ホーム ポッパー/ハンガリー狂詩曲 (ピアノ:中村真理) -トランペット(服部孝也) スノウ/ウィンター (ピアノ:高野糸子)リサイタル・シリーズ 「15x15」 第3ブロック -コントラバス(村松裕子) ピアソラ/キーチョ フランソワ・ラバト/PuuchaDass -クラリネット(重松希巳江) ルトスパフスキ/ダンス・プレリュード 第2番・第5番 メンデルスゾーン/2本のクラリネットのための2つの小協奏曲第2番 (ゲスト:山本正治) -ファゴット (佐久間大作) サン=サーンス/ピアノとファゴットのためのソナタop.168 (3ブロックのピアノ:高野糸子)リサイタル・シリーズ 「15x15」 第4ブロック -チェロ(多田麗王) ブラームス/チェロソナタ第2番より第1楽章・第2楽章 -ホルン(大野雄太) O.フランツ/詩のない歌 P.デュカ/ヴィラネル -ティンパニ(川瀬達也) E.カーター/ティンパニの為の8つの小品より「マーチ」 A.チェレブニン/ティンパニとピアノの為のソナチネ (4ブロックのピアノ:高野糸子)リサイタル・シリーズ 「15x15」 第5ブロック -チェロ (弘田徹) バルキール/アダージョ (★バルキール:クララシューマンの弟) サンサーンス/アレグロ・アパショナート -テューバ(佐藤和彦) ヘンデル/フルートソナタ ト長調よりアダージョ/アレグロ/ブーレ/メヌエット A.プログ/3つの小品 (ピアノ:中村真理) -ヴァイオリン(豊嶋泰嗣) コルンゴルド/組曲(空騒ぎ)作品11から ~ヴァイオリンとピアノのためのシェイクスピア劇への付随音楽~ アンコール3曲 (ピアノ:三輪郁) *********** いれかわりたちかわりの15分のパフォーマンス、圧巻でした。 ブラームスのチェロソナタのような王道のようなプログラムに人もいれば、 古典と現代曲をミックスさせたり、中学生のコンクールの課題曲にしたり、 アイデア満載でした。 どんな楽器にもピアノとなんとかのための・・・というのが あるのかと、ティンパニやファゴットの作品をみて感動しました。 最後の第5パートの残チケットが少ないという昼頃電話で確認して あわてて家を出たのは正解でした。 最後の豊嶋さんは、新日本フィル、サイトウキネンオーケストラなどで、 コンサートマスターを歴任、現在も2つほどコンマスを兼任されているとか。 貫禄ありました。 そのなかで冴え渡ったバイオリンの音色と三輪さんのやわらかいピアノの音色が 絶妙でした。 来月演奏されたものはCDになって店頭に並ぶそうです。 ほとんど誰も弾かないような曲が多いとか、楽しみが増えました。****** 十年十色。すみだトリフォニーホールも10周年ということでした。 先々週の熱狂の日2007の会場の東京国際フォーラムも10周年と 書かれていました。 たぶん初台の東京オペラシティも横浜みなとみらいも10年くらいになるのでしょうか。 90年代後半に多くのホールができて、それが街と調和していろいろ実を結んで いることを実感しています。 このイベントは偶然知ることとなり聴きましたが楽しいものでした。 ホールの案内にこのホールができた背景が書かれていました。 1985年に蔵前国技館から両国国技館に大相撲の国技館が移り、 墨田区に戻ってきたことを祝って、5000人の第九というものを国技館で催したのだそうです。 これが新日本フィルと墨田区とのご縁の始まりで、音楽都市構想が生まれる中、 その結果として「すみだトリフォニーホール」が生まれたそうです。 ほんものの音、ほんものの心で「本音で勝負」というのがキャッチフレーズと なっています。 今日はいろいろなことに感動しました。
May 19, 2007
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マイミクシィのharu♪さんのところから、いただいてきました。いつも楽しいおはなしありがとうございます。haru♪さんがもらってきたところからもトラックバックしてきました。(かおる さまのところ:トラックバック企画と書いてありましたので・・・)お世話になりっぱなしです。****もし「ひとりの作曲家の全ての曲の中から一曲だけ今すぐに弾けるようにしてあげる」とするならば、なんの曲を選びますか?○バッハ ○ベートーベン ○ブラームス ○ショパン ○ドビュッシー ○リスト ○プロコフィエフ ○シューマン ○スクリャービン ○ラフマニノフ 一応、有名どころを挙げてみました。マニアックな作曲家も加えてもらってOKですよ。「すぐにレパートリーにできる」としたら・・・これって、「テクニックの問題で今は弾けない曲・いつか弾きたい曲」というのが占めるでしょうね。*** というものでした。○バッハ・・・ 平均律1巻 No.9 ホ長調 BWV854 (もういっかいやりなおしたい!!!)○ベートーベン・・・ピアノソナタ第31番 op.110 (10年以内にはかならず・・・後期ソナタ、嘆きの歌、ずっと憧れます)○ブラームス・・・ 6つの小品 op.118 (いくつか弾いていますが、6つまとめて弾きたい)○ショパン・・・ 舟歌 op.60 (バラードでもスケルツォでもなくひとつならこれになります)○ドビュッシー・・・アナカプリの丘 (前奏曲1巻より) (この曲弾きたいためにわざわざカプリ島まで行ったのだから・・・)○リスト・・・ スペイン狂詩曲 (いつだれの演奏を聴いても感動してしまいます)○プロコフィエフ・・・「ロミオとジュリエット」から10の小品 op.75より モンタギュー家とキャピュレット家 (いかにもロミオさまという気分で弾いてみたいのです)○シューマン・・・ 謝肉祭 op.9 (去年弾いたのは半分だけですから・・・「告白」と「お散歩」はいつでもそれらしく弾きたい。)○スクリャービン・・・エチュード op.42-5 (スクリャービンが愛人との新しい生活への期待に満ちた時期の作品だそうです・・・)○ラフマニノフ・・・2台のピアノのための組曲 第2番 op.17(特にタランテラ) (かっこよすぎます。2台でばっちり決まったらもうなにもいらないという感じ)○シューベルト・・・楽興の時 op.94 (これは現在進行形: 一生かけて弾き続けたいです。 6曲まとめて弾けるようになりたい。今日は1番と3番をおけいこしました。 ) *********結構個性でそうですね。いろんな方の品評会が楽しくなりました。ピアノを弾くのが大好きなみなさんのおはなしもうかがってみたいものです。補足しますと、次点というか、迷ったものもいくつかあります。バッハは最近ほとんど弾いていないのですが、パルティータ、フランス組曲とか、ひとつでいいので、組曲を通して弾けたらなあと思うこと多いです。ベートーヴェンのソナタは書き出すときりがないのですが、27番・28番の後期の一歩手前の渋い作品も大好きです。ブラームスはクララ・シューマンへの日記帳のようなop.117-119はどの曲も弾きたいですが、一番実現しそうなop.118にしただけのことです。ショパンは、24の前奏曲op.28は、このあいだ少し弾いたのでつづきはどこかでと思っています。(いまはほかにいってしまっているので数年後??)シューマンは、大好きなのでこれも書き出すときりがありません。ソナタでは1番・3番、ノベレッテンの8番、オーボエとのピアノ伴奏でのロマンスop.94、最後の作品である暁の歌op.133とか興味あります。クライスレリアーナ、幻想曲は人の演奏を聞かせていただくだけで充分です。リストは「森のささやき」とか「軽やかさ」とかおしゃれな練習曲があるので弾いてみたいと思うこと多いです。ラフマニノフ、プロコフィエフ、スクリャービンはそもそも弾いたことがないので、CDで聴いたり演奏会で聴いたなかでイメージできるものを書かせていただきました。プロコの戦争ソナタもかっこいいですけど、自分は聴くだけで充分です。シューベルトは、3つの小品D946、4つの即興曲op.90,op.142どれもまとめて弾けるようになりたいです。ソナタではD959の20番イ長調の作品一番弾きたいですが、とても難しいようにおもいますが、時間のあるとき地道に弾けるようにしていきたいです。おかげさまで楽しい週末になりました。考えてくださった方、紹介してくださった方に感謝いたします。
May 18, 2007
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5月中旬、恒例の健康診断。人が多いせいもあって2週間にわたっておこなわれます。小学生のころ、身長、体重、胸囲、座高というのが定番でした。会社では、尿検査→血液検査→身長→体重→聴力→視力→問診と血圧→心電図→レントゲンざっとこんな流れです。今年から新たな検査項目が登場。心電図の前に「腹囲」というのが増えました。こんなものを測ったところで・・・とおもいますが、メタポリックなんとかでの追加項目。おへそのまわりの腹囲を測るのだそうです。1日中、この担当をしている担当女性は、何百人というビール腹のおじさまをながめて測るのでしょう。おつかれさまです。ここに興味深い注意書きが。「40歳以上の人は必ず測定していただきます。それ以外の人は検査の流れとして測定していただきますが、測りたくない人は結構ですので申し出てください」というような趣旨説明ありました。若い人は拒否権が発動できる・・・要はそういうことです。私は若い人ではないので、拒否権を発動できませんでした。○○.○cm ということにしておきます。 基準値大幅にオーバー。測る前からわかっていることですが。宴会芸で、おなかが大きいので、「男の中の男です・・・」と申し上げたことあります。BGM: ハイドン ピアノソナタ34番 ホ短調 Hob.XVI-34 ピアノ: ルドルフ・ブッフビンダー それにしても指がよくまわるピアニストだ。 指がまわったらダイエットできるのかなあ・・・・もういいって! でも、久々にこのソナタ弾いてみたくなりました。
May 17, 2007
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会社では5月中旬までの懸案事項がひと段落。ほっとしたというか、気が抜けたというかという今日の夕方でした。会社の帰り道、今日は銀座へ行くバスが先に来たので、昨日のように永代橋の近くは通らず、勝鬨橋、築地経由で銀座4丁目へ。少しCDと楽譜を見てから帰ることにしました。新譜のコーナーは、グリーグのものでたくさん、ドイツグラモフォンはここぞとばかりにCDをそろえて勝負しに来たのかというくらい並んでいました。ボーナスをもらった翌日にここへ来ていたら、あれもこれもと気がつけば手にいっぱいかかえてレジにもっていく自分を想像してしまいそうであります。普通の日でよかったとおもうことにしました。それでも、この前、熱狂の日2007で適当にアンケートに答えてミュージックギフト1000円分いただいたので、それに少しお金をたして1枚だけもって帰ることにしました。BGM グリーグ ヴァイオリンソナタ第3番 ハ短調 op.45 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン) マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ) CDでは、グリーグのヴァイオリンソナタ3曲。 ライナーノーツによりますと、 グリーグ自身、作曲家として自分自身の発展期にたとえて表現したそうです。 「素朴でアイデアに富む第1期、民族的な第2期、そしてより広い視野に立つ第3期」****店頭に置いてあったぶらぼお6月号(フリーペーパー)をさっきぺらぺらと眺めていました。早くもラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2007の終了直後のレポートもありました。今年は集客の面で開催当初懸念されていたそうですが、ふたを開けてみればぜんぜん問題なかったそうでした。5月6日昼時点で66万人を超えていたそうです。来年のことが少し書かれていました。2008年のテーマ:「シューベルトとその仲間たち」がテーマというのは私も知っていましたが、シューベルトを通じて同時代のウィーンを感じてもらうというのが企画の趣旨だそうです。ベートーヴェンとの関係性、シューベルト自身が好きだったロッシーニ、ウェーバー、追悼コンサートで演奏されたモーツァルト「レクイエム」・・・というようなことが書かれていました。**6月も行きたいコンサートはいくつかありまして、また楽しみたいと思っています。テレビの紹介もありまして、先日聴いたブッフビンダーさんの別プログラムがN響アワーで早々に登場、6/3にブラームスのp協1番が放送されるようです。これも楽しみです。
May 16, 2007
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会社から家に帰るルートは日替わり。地下鉄にのることもあればバスに乗ることもあり、日によって違います。「通勤経路は適当です・・・」とかつて人事部に言ったら、唖然とされました。今日はいろいろあってちょっと疲れていたのでまだ明るいうちに会社をあとにしました。ちょっとお散歩しようと、永代橋の近くを歩いて隅田川テラスを通りました。初夏の夕暮れというべき時間帯、ブルーの永代橋は感動的でおもわずシャッターを押してしまいました。ブルーのオーラがでているのでしょうか。夕暮れ時、たまたま通った時間帯もよかったです。このあいだ重要文化財になったから貫禄がついたのでしょうか。しばらく見とれていました。**さっきテレビで見ていたときのことば、プロフェッショナル 仕事の流儀より・・・。「一勝より一生」 競馬の藤沢調教師のことば、深いものを感じました。長い目でみていろんなことを考えて生きたいものです。BGM: ベートーヴェン 幻想曲 ト短調 op.77 ピアノ:小菅優 このCDを聴くまでまったく知らなかったベートーヴェンのピアノ作品。 すごく心にひっかかる曲、セレクトしたセンスのよさも感じます。
May 15, 2007
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今日の日経新聞の朝刊に秋にもゴールデンウィークのように祝日をつなげようという構想があることを知りました。11月3日の文化の日の周辺に、体育の日と勤労感謝の日をもってこようということらしい。これで経済効果が出るとか出ないとか書いてありました。ふーんと思いましたが、私自身、9月から11月にかけて、ぼつんぽつんとおやすみが散在していて、それが心地よかったりするので、数字ばかりでものをいうひとには一言いいたくなりそうです。もともと体育の日は、10月10日でして、今ではハッピーマンデーのおかげで変わってしまいましたが、東京オリンピックの開会式の日でそれが由来だということを知っている人は、世の中に半分もいないのではと思ってしまったりします。何とか晴天のなかで開会式をおこないたいという思いの中、もっとも晴れの日が多いと探し当てた日がこの日だということを何かのドキュメンタリーで知ったときは感動しました。そういう背景があり、いろいろスポーツのイベントもあるのでしょう。11月23日の勤労感謝の日は、昔で言えば新嘗祭、米の収穫を祝う日だったとか。この祭日は、個人的にうごかしてほしくありません。紅葉のもっとも美しい時期が11月下旬であり、この祭日があるおかげで、京都に行ったりして感動したこともあります。何も変えて欲しくないのがわたしの本音なのかもしれません。かつて北京に駐在していたとき、海の日というのが日本にできたというのを知って、???と思ったこともありますが・・・。(中国の祭日は、春節(1月下旬)、メーデー(5月1日)、国慶節(10月1日)と3回しかないので、唖然としたのは事実です。)ちょっと昔のはなしを書いてみたところで・・・。BGM: グリーグ 抒情小品集 op.71-1 昔むかし あたまのなかでなっています。 抒情小品集は3曲目になります。ものすごく気に入っている曲、 これはおしゃれなホールで弾きたいです。 時間になりましたので、これからピアノのおけいこの場所へむかいます。 お洋服を着なければ・・・ 現在時刻:5/14 20:30
May 14, 2007
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きょうもお天気のいいすてきな休日、乃木坂に新しくできた美術館でモネの絵をたくさん見てきました。モネの絵をたくさん見るのは、93年1月にオランジュリー美術館、マルモッタン美術館、オルセー美術館と、ほとんど美術館めぐりだった旅行のとき以来、14年ぶりということになります。そのとき以来、再会した絵もいくつかありました。最近の美術展、単に時系列に並べるだけでなく、それぞれの部屋にテーマがあり、そこから感じ取ることが多く楽しめます。ほかの印象派の画家から手法を変えていったこととか、色彩の変化についてとか、ところどころの解説もとても興味深かったです。 ***モネ大回顧展 印象派の巨匠、その遺産国立新美術館(乃木坂)第1章 近代生活 (日傘の女性)第2章 印象 -光 -階調 (かささぎ) -色彩 (モントルグイユ街 1878年パリ万博の祝祭)第3章 構図 -簡素 -ジャポニズム -平面的構成 -反射映像 (アルジャントゥイユのレガッタ)第4章 連作 -リズム (ポプラ並木の下で) -形態 (積みわら) -変化 (ルーアン大聖堂) -移ろい (サンラザール駅)(ロンドン国会議事堂) 第5章 睡蓮/庭 -筆蝕 (ジヴェルニーの池の片隅) -総合 (睡蓮の絵 多数) こんな感じで1時間半ほど堪能いたしました。パリの美術館の改装中の引越し展覧会だったらわかるのですが、よくここまで絵画を集めたものだと、主催者のご尽力には相当なものがあったように思えます。ポプラ、積みわら、ジヴェルニーの森のお花畑、睡蓮の数々、圧巻です。思ったほどの混雑はありません。天井が高くゆったりとした新美術館はゆとりをもって鑑賞できる工夫も多くあるようです。7月2日までやっているので、もう1回見に行くかもしれません。ジヴェルニーの森は、パリに2回旅行したなか、行ってみたいとおもいながら、チャンスに恵まれませんでした。いつになるかわかりませんが、この地は何年後かのお楽しみとしていきたいです。画集買いました。これは価値あるとおもいました。しばらくゆっくり眺めます。BGM:プーランク 3つの常動曲 ピアノ:アルトゥール・ルービンシュタイン
May 13, 2007
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いろいろなテーマを決めてそれを少し弾いて、そのあと、普通にピアノを弾くといったオフ会が2ヶ月に1回あって、年3回程度お世話になっています。昨年も、こちらの会で、ブルグミュラー25の練習曲を、きらきら星変奏曲を10人くらいで役割分担して弾いたりしました。結局、きらきら星はそのとき第4変奏しか弾かなかったのですが、背中を押していただいたのように、この曲深く取り組むきっかけになりました。そういった意味でも、たいへん感謝しています。***異国から/珍しいお話/鬼ごっこ/おねだり/満足/重大な出来事/トロイメライ/炉端で/木馬の騎士/むきになって/怖がらせ/子供は眠る/詩人は語るこの13曲を楽譜見ながら、メンバーの方の素敵な演奏が聴けたのは楽しいものがありました。弾きやすい曲が有名だったりするので、そういうものかとおもわれがちですが、真面目にやるとそうとう難しい曲集であることをあらためて認識したりします。そういう難しさをやっていくなかでわかった人が数人弾かれていたので、いろいろ話があとではずみました。今回は、ほかのかたのキャンセルで、弾く予定のなかった「トロイメライ」がまわってきて、当初から予定していた8番目の「炉端で」とつづけて弾きました。5番目の「満足」と11番目の「怖がらせ」の演奏、ふだんベートーヴェンやショパンの難しい曲を弾かれる方とかイメージがありますが、メロディラインがとても綺麗で、すっかり聞き入ってしまいました。ちがった面を知ることとなったりしまして、子供の情景のマジックにとりつかれました。5月のオフ会シリーズは、GW後半からつづいて今月3回目。あれこれ手を出さずに、今弾ける曲で弾きたい曲でということで、持ち時間に応じてグリーグ、シューベルト、シューマンの作品を少しずつ変えて弾かせていただくことにしました。この前まちがえたくないところでまちがえてしまった楽興の時3番もアラベスクもスムーズにいったほうなのかもしれません。一番最後に弾かせていただくことになったのですが、アラベスクの幸せな気分でおわりにして、二次会の飲み会に向かえたのはよかったとおもっています。****なお、来週もピアノの弾き会があります。5月20日(日)なんですが、おとこのコンサート ということで、出演者は女性禁制で男性のみのエントリー可の会だと主催者からうかがっています。いったいどんなものになるのか、どんな方が来られるのか、ちょっと楽しみです。3日ほど前にエントリーの曲を出したのですが、持ち時間10分ということでグリーグのメロディとシューマンのアラベスクを弾かせていただくことにしました。**3月頃、子供の情景オフという案内をいただかなかったら、シューマンは今弾いていないと思います。そういう意味でもとても感謝しています。
May 12, 2007
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saxとpianoがとても上手なマイミクシィの方のページから拾ってきました。おかげさまで楽しい週末になりました。ありがとうございます!!「オーラ診断」http://www.pure-uranai.jp/aura/index.html(主な説明を上記URLから引用)オーラとは体を取り巻く一種のエネルギー媒体と考えられ、それをオーラと呼んでます。時には何種ものオーラカラーで形成され、主に4つから7つの層に分かれているといわれています。この層に何色のオーラが輝いているか、そしてその透明度、色の組み合わせ等を把握することにより、現状のあなたの置かれている状態や、あなたの持つ特異性、性質等をよりいっそう理解することが出来ると言われています。という説明のあと、いくつかのアンケートに答え、導きだされたオーラというのが以下のとおりとなりました。<Result> オーラは「緑色」でした。 ★今のあなたは・・・教え、再生、治療 あなたの存在自体は周りの人にとって癒しでありとても頼られているようです。今よりもさらに肩の力を抜いて持ち前のバランス感覚で周りと接してみてください。きっと今と違うあなたの魅力に周りの見方も今以上に変わるのではないでしょうか。何か悩みのある方は解決の糸口のきっかけが見つかりそうです。★緑色のオーラの特徴緑のオーラは調和のエネルギーを表し、洗練された頭脳の持ち主から放たれることが多いオーラ色です。バランス感覚にすぐれ、人とのコミュニケーションを大切にし、忍耐強く人を導いていこうとするその努力は、その人を成功に導く場合が多い様です。ですが、物事を理論的に処理しすぎてしまう一面もあり、独断的になったり、頑固さが前面に出てしまわない様に用心して下さい。★あなたの長所上品、誠実、道徳心に厚い、率直★あなたの短所調和を欠く、自信過剰、わがまま★あなたの適職不動産業、セールス、投資アドバイザー、実業家、経営者、保険業、マーケティング、広告業、マネージャー、セラピスト★相性のよいオーラ色青色・赤色 ********* < 緑色のオーラはこれ!> 癒しと再生の理論派タイプ★性格バランス感覚に優れ、人と人を繋ぐ架け橋になれる。知識はあるが、決してそれをひけらかさず、心の内で「それは間違ってるよ」とツッコミを入れる控えめな理論派。誠実で素直なので道徳に反することを強く嫌う。周りの人を、その人が望むように癒してあげられるので相談されることが多い。自分の考えが理論的なので、理論的に攻められると意外ともろい。★好きな異性のタイプ落ち着きのある大人タイプを好む。★この色の人との付き合い方とても付き合いやすい人。自分の話しを一生懸命聞いてくれ、アドバイスも一生懸命してくれる。しかし、自分に自信を持っているのでアドバイスに押し付け感を感じることもしばしば。忍耐強く人の話しを聞けるが、他人に自分の話しや相談をするのが苦手なので、上手く聞き出してあげるとより一層仲は深まる。この人に人の愚痴や軽口を叩くのは控える方がよい。 ****************************<所感>アンケートはまじめに答えたつもりなので、天の声だとおもうことにしますが、実際はどうなのかよくわかりません。ねこをかぶってばかりで、話ベタなので、とてもセールスの才能はないとおもっています。マーケティングは学生時代の専攻なので、このことばをみただけでわくわくします。協調性はあるようでないとよくこの手のアンケートをかくと出てしまいます。自信過剰でわがままになっていたら、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。人の悪口や軽口を聴いたりするのは、苦手なのかもしれません。バトンのつもりはもうとうありませんが、気が向きましたらどうぞ・・・。 BGM: グリーグ ペールギュント 組曲第1番 op.46 「アニトラの踊り」 「山の魔王の広間にて」 アンケートこたえるときに、聴いていたらちょっと楽しくちょっと不気味でした。
May 11, 2007
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5月10日、中学校のとき、片思いに近かった人の誕生日・・・なんでこんなことまで覚えているのでしょうか。でも数字を見て敏感になるのは、自分の習性なのかもしれません。会社で日経BP社のメーリングに、人口減少に対する記事があり、少し気になりました。日本の人口は、このまま推移すると、2050年には8000万人になり、2100年には4000万人の小国に成り下がり、冗談のようだが計算上、3400年にはゼロになるらしいです。高齢化のピークである(今言われている団塊の世代80代、そのジュニアが60手前)2030年頃の振る舞いが今後を決めるとあり、いろいろ意見を述べています。先に少子化に陥ったドイツを例にとり、年金の支給年齢を65歳から67歳になることが決まり(2012-)、付加価値税(日本でいう消費税)は16%→19%に引き上げた。(財政赤字になると、EUでは解消策をうちださないといけないという掟があるおかげでそうなったとか)いまこそ、見習うべきだと・・・。まあ、いろんな意見はあってもよく、インパクトのある記事でもありました。上記の人口の減り方をみて、会社の近くや、家の近所に30階建てくらいのマンション建設が競うようにおこなわれているが、遠くない将来、空家だらけにならないものかとあらぬ心配をしてしまいました。そのうち定年退職ということばはきっとなくなるだろうと、私自身は思っています。仕事もピアノもずっとずっと両立できる術をみにつけようと、お気楽な毎日を過ごしつつ考え続けたいです。BGM: グリーグ ノルウェー舞曲 op.35 ノルウェーの農民行進曲から抒情組曲第2曲 アンドリュー・ディヴィス 指揮 ニュー・フィルハーモニー管弦楽団 グリーグ没後100年、ノルウェーへ行く旅行申込金を振り込みました。 バッハ生誕250年の2000年にライプチヒのトーマス教会へ行ったときのように ヴェルディ没後100年の2001年にミラノスカラ座やヴェローナへ行ったときのように 同じことをしてみることを今年の1大イベントにと考えています。 期限切れになったパスポートをとりもどさないと。 グリーグホールでグリーグのピアコンを本当に聴けるといいですが、 がんばってチケット取れるようにしたいです。
May 10, 2007
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楽天ブログを散策していましたら、お世話になっている方々が紹介しておられました。エリザベート王妃国際音楽コンクールが、ベルギーのブリュッセルで開かれています。http://www.qeimc.be/en/actu.php#292毎年おこなわれていますが、部門が異なるのが特徴。2003年はピアノ部門2004年は声楽・作曲部門2005年はヴァイオリン部門2006年は作曲部門そして2007年はピアノ部門です。ピアノ部門出演者http://www.imkeb.be/data/presse/1_round_2.pdf現在1次予選のまっただなか。(5/7~5/12)このあとセミファイナル(5/14~5/19)ファイナル(5/28~6/2)****過去をアーカイブして、CDをもっているかコンサートとかで知っているピアニストを並べてみました。1938年 1位 エミール・ギレリス1952年 10位 フィリップ・アントルモン1956年 1位 ウラディーミル・アシュケナージ1968年 10位 内田光子1972年 1位 ワレリー・アファナシェフ1980年 1位 堀米ゆず子(ヴァイオリン)1987年 5位 仲道郁代1993年 1位 戸田弥生 (ヴァイオリン)あるところを検索して、名前をひろわせていただいたに過ぎません。備忘録に近い状態です。 アシュケナージ、内田さんが出られていたのは、これを見て初めて知りました。内田光子さんは、1969年ベートーヴェン国際コンクール1位、1970年ショパンコンクール2位というのは知っていましたが、その少し前のコンクール歴ということになるのでしょう。****6月になったらチャイコフスキー国際コンクールもあります。トヨタ自動車は大スポンサーのようです。http://www.xiiitc.ru/start.asp?en6月のことは6月になってからのお楽しみに・・・ということで深追いしません。BGM:ハイドン 幻想曲 ハ長調 Hob.XVII-4 ベートーヴェン 幻想曲 ト短調 op.77 ピアノ:小菅優 そういえば、熱狂の日の案内に、小菅優さんはザルツブルグ音楽祭に出演した 日本人2人目のピアニストと紹介されていました。(1人目は内田さんのこと) 彼女のいくつか持っているCDもコンサートのちらしにも コンクールという文字はありません。 いろんな価値観があって、いろんなステップを経て、活躍されるピアニストの音楽を 楽しみつつ、また直近のコンクールとかを楽しむのも面白いものだと感じています。
May 9, 2007
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連休明け2日目、今週中に決着させたい案件もあり、まだ少し頭がおもいとかそんなことを言っている場合ではありませんでしたが、終業のチャイムがなると早々に切り上げました。今日は銀座一丁目まで地下鉄に乗り少し散策。4月は桜でしたが、5月はつつじ。銀座4丁目のMIKIMOTOパールの前、ちょっと歩いていて楽しくなりました。そこから信号をわたって、しばらくいくと王子ホールがあります。今日はそこで、ピアノの演奏を聴くことに。熱狂の日2008(来年)の先取り??ではありませんが、今日はシューベルトのプログラム。*****ルドルフ・ブッフビンダー”ウィーンの夜会” (王子ホール)<プログラム>J.シュトラウスII./グリュンフェルト:春の声シューベルト:楽興の時 第6番 変イ長調 op.94 D.780シューベルト:即興曲op.142 D.935より 第2番 変イ長調 第3番 変ロ長調 第4番 ヘ短調 *********シューベルト/リスト:ウィーンの夜会 第6番シューベルト:即興曲op.90 D.899より 第2番 変ホ長調 第3番 変ト長調 第4番 変イ長調J.シュトラウスII/グリュンフェルト:オペレッタ「こうもり」よりウィーンの夜会(アンコール)ベートーヴェン ピアノソナタ第8番ハ短調 op.13「悲愴」より第3楽章なんとおしゃれなプログラム。このコンサートは2月に行ったアンスネスのコンサートを王子ホールで聴いたとき、ちらしを頂いて知ったのですが、聴きに行きたいと直感的におもったものでした。6番→2番→3番→4番普通に考えれば即興曲を8曲まとめて弾けばいいようにもおもうのですが、遊び心満載という感じがします。重い感じのする1番を2つともはずして、かわりに楽興の時6番、ウィーンの夜会6番を組み入れたのでしょうか。なんで先にop.142であとにop.90なのだろうかとか、クイズのように考えたりしましたが、楽興の時6番とop.142-2の即興曲2番は変イ長調で調性が同じ。と、自分なりに納得するたびに感動してしまいました。いつも最後になるはずの楽興の時6番は、即興曲のプレリュードのようになり、あとの3曲がますます映えて聴こえました。後半は勢いよくウィーンの夜会で楽しんだあと、お散歩するかのようなシューベルトの即興曲3曲。最初と最後にヨハン・シュトラウスではさみ、トータルでプログラムを捕らえていてお見事としかいいようがありませんでした。シューベルトの即興曲は朴訥とした感じもあり、素朴な印象、ペダルは少ない目ですが、レガートが絶妙に綺麗でした。ベートーヴェンのプログラムはオペラシティで別の日にあるのですが、悲愴の3楽章だけでも聴けて大満足です。ウィーンの人たちが愛して止まないピアニストとちらしに紹介されていますが、ユーモアたっぷり、楽しめました。ユーモアたっぷりといえば、頂いたサインがこれ。たのしそうにペンをすべらせていました。まんがみたい。***去年はザルツブルグ音楽祭でポリーニやブレンデルとならんでモーツァルトを弾いたピアニスト。ブラームスのピアノコンチェルトのCDは本当によく聴いています。BGM: ベートーヴェン ピアノソナタ第17番「テンペスト」 第24番「テレーゼ」 ピアノ:ルドルフ・ブッフビンダー 1000円のCDを買えばサインがもらえるので、17・23・24・25・26の ものを購入。いま聴いています。 すでに家には、5枚もっているので、だぶっていないか少しひやりとしました。 おかげさまで今日も楽しい1日でした。
May 8, 2007
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4/28 よるから寝台列車の日4/29 たびの途中でコンサートの日・最上川をみながら温泉の日 4/30 ぶらり途中下車の日・足湯の日・お花見の日5/1 かいしゃで適当に流す日5/2 熱狂の日 グリーグのトロルドハウゲン・・・をたくさん聴く日5/3 熱狂の日 小山さんにサインをもらった日5/4 熱狂の日 小菅さんにサインをもらった日5/5 ぴあのの日 おしゃべりの日5/6 ぴあのの日 熱狂のフィナーレの日**5/7 あたままわらない会社の日 夜はぴあのレッスンの日。なにはともあれ、夢のような日が通り過ぎて行きました。数週間前からチケットをとったり、そんな段階から楽しめました。メールでかかわったかたも含めてあそんでいただいた方に感謝。今週1週間は長い感じになりそうです。今日は会社へ行く道中のつつじがきれいでした。来月はあじさいがここには咲くのかと、移り変わりを楽しむ余裕がほしいところです。
May 7, 2007
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ブログを書き始めて、日付をさかのぼって書いたことがいままで1度もないのですが、5月7日分を更新したあと、5月6日分を書くことにしました。この日は新宿のオペラシティのリハーサル室でちょっとしたピアノの弾き会があったあと、東京国際フォーラムへ向かいました。着いたときも雨降りの日で、屋台のお店はちょっとかわいそうでしたが、コンサートのなかは、最終日たいへんな盛り上がりでした。***プログラム546ホールC カフカオーベルニュー室内管弦楽団 アリ・ヴァン・ベーグ(指揮)グリーグ 2つの悲しい旋律 op.34 「傷ついた心」「最後の春」グリーグ ホルベアの時代より op.40ゲーゼ ノヴェレッテ第1番 ヘ長調 op.53 この弦楽アンサンブルのパート、本当にきてよかったとつくづく思いました。 ホルベアのプログラムがはいっていたから、目に付いたというのもあったのですが、 数日前にピアノで聴いた曲を、また弦楽合奏版で聴くという醍醐味味わえました。 一糸乱れる演奏といい感じで惹き込まれました。 グリーグのマイナーな曲を少しでもとおもったop.34ですが、 2曲目は、ドラマとか挿入でよく使われる曲で知っていました。 案内には、デリケートな名品で、生涯最後の春となるのを予感した詩人のあきらめと 悲しみが潜むせつなさは誰しも胸を打たれる・・・とありましたが、 このことばのとおりでした。 ケーゼという作曲家はデンマークの音楽の祖でメンデルスゾーンと仲良しだっただそうです。 ノベレッテはシューマンのピアノ作品でもありますが、短編小説という意味。 このあたりの作曲家に似ている作風、曲はいまちょっと思い出せませんが、大変楽しい曲でした。 指揮者は、聴衆に感謝したいと、日本語をしゃべれるチェロの人を急遽通訳にして、 お礼を述べていたのが印象的。お客様と楽団がとてもひとつになれた感じがしました。***プログラム515ホールA ドストエフスキーボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)ウラル・フィルハーモニー管弦楽団ドミトリー・リス(指揮)シベリウス 交響詩「フィンランディア」 op.26グリーグ 「ペールギュント」第1組曲 op.46ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 op.18 今回の熱狂の日のフィナーレにふさわしいプログラム。感極まってなんどもとりはだのたつような演奏。今しか聴けない演奏かもと思いながら、グリーグイヤー、シベリウスイヤーを楽しみながら、忘れらない1日となりました。アンコールは、ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 第3楽章のおしまいの数分、大サービスでした。 楽団の方も指揮者もベレゾフスキーものっていた感じで、高いテンションでの演奏、すばらしい場所に居合わせることができてよかったです。なかなかことばが見つからないのですが、この日のことは10年たっても20年たってもずっと覚えているとおもいます。
May 6, 2007
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こどもの日。とってもいいお天気。こどものような気分になりたい、そうおもうことにしています。前から予定していたピアノ弾き会に。電車が大好きな私は、1時間半ほど乗れるのが気分転換になっています。遊び歩きすぎてまだ読んでいない雑誌を2つほどいれ、東京都内→久喜(経由)→小山へ。(宇都宮線の事故で、小山の手前で40分近く立ち往生するハプニングあり)小山市立生涯学習センターという会場にベーゼンドルファーのピアノがあり、定例会があります。 ここでは、5回目の参加。演奏される人のなかには、アマコンに出ようかといっている人、30%ほど、真剣な方も多く、私にとっては刺激を受ける場所で、あるいみ怖い場所。でもメンバーの方に会うのは楽しみ。久々に会えるとわかっていた人に会うのもとても楽しみ。そんなわけで、プログラムは以下のとおり。1.ショパン バラード1番2.ベートーヴェン ワルトシュタイン1楽章、バッハ平均律2巻d-moll、モーツァルト幻想曲d-moll3.モーツァルト ソナタK.331 1楽章 ジョンレノン LOVE4.メンデルスゾーン 無言歌集 「甘い思い出」「狩人の歌」「ヴェネツィアの舟歌」「楽しき農夫」5.ショパン エチュード op10-1,8,96.ショパン エチュード op.25-11 ドビュッシー ベルガマスク組曲「プレリュード」「メヌエット」7.バッハ シンフォニア 1番 シューベルト ピアノソナタ13番D664 1・2楽章8.リャードフ バガテル 1番 ドビュッシー ベルガマスク組曲「プレリュード」 ジョージア・オン・マイ・マインド(Saxでの演奏)9.グリーグ 抒情小品集より バラードop.65-5 メロディop.47-3 シューベルト 楽興の時3番 シューマン アラベスク op.18通常、ホームページには、誰が何を弾くかわからず、曲名だけ案内されています。私が何を弾くのかは、このなかで予想できなかったということがあとでわかりました。どういうわけか、今日は9番目の最後に弾きました。グリーグ没後100年ということですが、ホール形式のところで人前で弾くのははじめて。4月から練習していますが、いい機会になりました。明るいドビュッシーやサクスフォーンのすてきな演奏のあと、ものすごい暗い曲を演奏することになりました。自分の世界を早くつくるという意味では鍛えられました。シューベルトの楽興の時3番、だれでも知っている名曲、人前で弾くのはまだまだ発展途上だということを思い知らされました。弾いていてぜんぜん納得いきませんでした。シューマンのアラベスク、大人になってピアノを再開したときに最初に弾いた曲、5年ぶりに寝かせていたものを起こして、弾くことにしましたが、気持ちばっかり先走り、こんなはずでは・・・と想うところも数箇所。でも平和な今の自分のテンションにあっている感じもしたのでこういう場で弾かせていただけたということはとても感謝という感じでした。真剣に聴いてくださる機会があるのはありがたいです。おわってから、メンバー間のおめでたい報告や楽しい談笑がつづきました。弾きやすいピアノの環境でありながらリーズナブルだったりしますので、また楽しみたいとは思います。とはいっても、今度近くいくことになれば、アマコンとか受けられる人にとっては、直前の月となり、かなりテンションが上っているかもしれません。少なくとも刺激をいただいて、励みになるようにしたいものです。しばらくはグリーグとシューベルトで引っ張ります。それから今月はいろんなところでお誘いを受け、毎週のようにピアノを弾くことになりますが、いろんなパーティで演奏を楽しめるように、また楽しい談笑ができるようになりたいです。今日お会いしたみなさま、おつかれさまでした。ありがとうございます。
May 5, 2007
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ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭、2007 民族のハーモニー、今日もチケットを2つ持っていたので聴いてきました。去年は、時計を見ながらはしごしていたのですが、今年は5/2もそうでしたが、間隔をあけた感じとなり、あいまの時間に屋台で食べたり、無料コンサートを聴いたり、ちょっとお昼寝をしたり、くつろいでいます。無料コンサートのある展示ホール(モルダウ)15:30-15:50の時間で、青島広志さんのピアノとお話、「クラシックのふるさと(2)東欧・北欧篇」というものがありました。東欧はベートーヴェンの影響を受けていて男性的(スメタナ・ドヴォルザーク)北欧はモーツァルトの影響を受けていて女性的(グリーグ・シベリウス)ロシアは、びんぼうくさい音楽と、ひとことで言っていました。多少乱暴な面もありますが、わかりやすい解説でした。ピアノと歌交じりで、スメタナのモルダウ、ドヴォルザークの新世界2楽章・ユモレスクグリーグのペールギュントを聴きました。深い知識から導き出された漫談まじりのトークは場内をひとつにしました。ペールギュントのおはなし、もっと早くに聴いていればよかったとふとおもいました。朝という有名な曲は、モロッコの朝をイメージしているとか。ペールが旅に出ている4幕の音楽ですが、また知識が増えました。****17:30- CDショップで小菅優さんのサイン会 小菅さんにサインをいただくのは3回目。 幻想曲ばかり入った新しいCDにしていただくことにしました。 サインをしている間、おととい夜のコンサートのことと、 トロルドハウゲン婚礼の日の前に弾いた曲を質問しました。 「Secret:秘密です」 といわれ、秘密でいえないのかと一瞬おもいましたが、 たしかそういう曲もあったなあと、CDショップに全曲のものがあったので 確認して、op.57-4「秘密」という曲であることわかりました。G-Durです。*****プログラム353ホールD7 イプセン (定員222)ドビュッシー ヴァイオリン・ソナタ ト長調フランク ヴァイオリン・ソナタ イ短調 ドミトリー・マフチン(ヴァイオリン) 児玉桃(ピアノ) 小さいホール、すてきな空間、ピアノとヴァイオリンの音の掛け合いでした。 ドビュッシーの曲は1917年に書かれた晩年の最後の作品だそうです。 何度か聴いていますが、わたしには難解な曲のひとつであったりします。 後半は大好きなフランクのソナタ。 ヴァイオリンももちろんですが児玉桃さんのピアノの指をずいぶん見ていました。 聴けて満足、後半の2つの楽章とくに盛り上がりました。プログラム346ホールC カフカ (定員1490)グリーグ 2つのノルウェーの旋律 op.53ドヴォルザーク ピアノ協奏曲 ト短調 op.33 ミシェル・ダルベルト(ピアノ) 香港シンフォニエッタ 葉詠詩(Yie Wing-sie)(指揮)すてきなお名前の中国人の女性指揮者はバーンスタイン・小澤征爾の薫陶を受けているとか。かっこいいという印象です。前半のグリーグはペールギュントのソルヴェイグの歌のような静かな旋律、弦楽アンサンブル。一転して、後半のドヴォルザークはブラームスの影響を受けている時期の作品でドボ8や新世界のようなカラーはありませんが、迫力ある音楽聴くことができました。ダルベルトさんは、NHKピアノ講座の先生、はじめて生演奏聴きました。迫力のある箇所の多い曲、きらきらとした音色で楽しめました。ダルベルトさんは、拍手喝さいのあとアンコールで1曲弾いてくださいました。<アンコール> グリーグ 抒情小品集より 蝶々 op.43-1 私にとりましてはたまらない出来事で感動しました。
May 4, 2007
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そもそも今日はどこへも行くつもりはなかったのですが、このあいだの旅行で足が張っているのでマッサージにでも行こうとおもい、行きつけのお店(日比谷シャンテ地下)に予約をとり夕方遅くに行きました。マッサージしてくださる人は、2年くらいずっと同じ担当、前よりいいとか、今日はひどいとか、一言コメントを実はバロメータにしています。「太ももと腰が大変張っている」と言われたついでに、「 ”熱狂祭・熱狂祭”と今日くるお客さんがよくいわれているのですが、何のことですか?」と尋ねられたことから、話が展開しはじめました。東京国際フォーラムの「熱狂の日」のイベントのことを説明し、昨日そこらじゅうにおいてあったちらしに5日間のプログラムがあって・・・ということで、音楽大好きな担当者にプログラム表をプレゼントしました。せっかく近くにあるのだから、雰囲気だけでも味わえばと思いました。案内してあげようか・・・といいましたが、GWは多忙期だそうでなかなかそうはいかないようでした。 GW,こういうかたのお世話になっているのだと感謝しています。さて、そんなことで、言った手前、プログラムをもらいついでに、日比谷シャンテから徒歩5分くらいの東京国際フォーラムへ今日も行きました。すでに夜8時、チケットは5000人くらい入る大ホールのものだったらあるかなあと期待しつつ・・・。東京国際フォーラム、ガラス棟地下のチケット売り場は、手際よく、5月3日-6日までの残りの公演番号は○○○と、番号を大きく表示、パソコンを駆使しリアルタイムで情報提供、このイベント3年目ですが、わかりやすかったです。今日は最後のAホールチャイコフスキーの6番「悲愴」が聴けるとわかり、A席2000円のチケットを買うことにしました。(2F前から5列目いちばん左の席)開演21:30までまだ時間があったので、お土産屋さんとか、CDショップとか、いろいろ散策していました。無料スペースのコンサート会場では4人の弦楽合奏団がジプシーのような音楽を奏でていました。場内最後の方は手拍子で大喝采、お祭りのなかにいることを実感しました。CDショップでは、20:50- 小山実雅恵サイン会のプラカードを目にしました。これも何かのご縁だと思って、熱狂の日用に準備されたCDを購入、サインも握手もしていただきました。85年のショパンコンクール4位のカセットテープでずっと聴いていました・・とか言いませんでしたが、ひとことふたことお話できて何よりでした。BGM:小山実雅恵 国民楽派ピアノセレクション ラフ:p協3番1楽章/ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/ アルベニス:組曲「スペインの歌」第5曲「セギディーリャ]/グラナドス:オリエンタル グリーグ:夜想曲(抒情小曲集より)/フォーレ:夜想曲2番/ スクリャービン:24の前奏曲11番/ラフ:パガニーニの主題による・・・第18変奏/ ドビュッシー:夜想曲/ファリャ:恋は魔術師よりきつね火の歌/ アルべニス:グラナダ/チャイコフスキー:p協1番3楽章/ スクリャービン:3つの小品op.2より第1曲練習曲、24の前奏曲23番・24番/ アルベニス:パバーナ・カプリッチョなかなか興味深い選曲、ラフマニノフ、チャイコフスキーのピアノコンチェルトが光ります。それからラフマニノフ、スクリャービンの小品がかなりの割合を占め、グリーグはもう少し2-3曲聴きたかった感じもします。国民楽派のとらえかた、曲の選び方、人それぞれですが個性を感じます。これが田部京子さんだったら、グリーグとシベリウスとドビュッシーがかなりの割合占めそうな気がします。少し屋台のようなところでオムハヤシをいただき、ホールAへ。ホールAはドストエフスキーとこの音楽祭では呼ばれています。***プログラム216ウラル・フィルハーモニー管弦楽団ドミトリー・リス(指揮)チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調 op.74「悲愴」ホールAは5004人が定員、チケットを買った時点で1F席は満席でした。2F席は少し余裕があり、全体としては85%くらいの入り、必ずしもすべてのコンサートが満席ではないということで、ふらりと聴けるものもいくつかあることわかりました。ロシアのオーケストラを聴くのも久々、統制がとれていて、チャイコフスキーのバランスのとれたオーケストレーションもありますが、いろんな楽器がよく聞こえてきました。この交響曲、楽章によってまったく雰囲気も景色もちがうのですが、実は3楽章の行進曲調のところ大好きなのです。フィンランディアやエグモント序曲やブラ2の終楽章と同じような感じでテンション上げたいときにこれだけ聴いたりもするくらい好きなのです。生演奏はいいですね。この3楽章がおわった多くのお客様が拍手なさいましたが、私もそういう気分でいっぱいでした。いまも頭のなかでなっているくらいです。プログラム解説にもありますが、4楽章は切々とした哀愁漂うメロディ、感動しました。チャイコフスキーはこの交響曲の初演9日後に生涯を閉じたそうです。明日5/4も熱狂の日2007、聴きにいきます。ドビュッシーのヴァイオリンソナタ、フランクのヴァイオリンソナタ、グリーグの2つのノルウェーの旋律、ドヴォルザークピアノ協奏曲。 フランクのヴァイオリンソナタ以外はすぐにメロディ出てきません。 グリーグはペールギュント、抒情小品集などのピアノ作品以外、 知識ほとんどありません。 貴重な機会になりそうです。 ニアミスするかもしれない皆様、一緒に楽しみましょう!!
May 3, 2007
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GW中盤、夏も近づく八十八夜の5月2日は、会社をおやすみして、午後まではくつろいでいました。夕方、気分を変えてちょっとピアノのスタジオ借りて練習し、そのあと、有楽町の東京国際フォーラムへ(今年でオープン10周年だそうです。)熱狂の日2007、今年も恒例の音楽フェスティバル。http://www.t-i-forum.co.jp/lfj/index.html昨年は、モーツァルト三昧でしたが、(参照1 参照2 参照3 )今年は「民族のハーモニー」がテーマ。チャイコフスキー、リムスキーコルサコフ、スメタナ、ドヴォルザーク、シベリウス、グリーグ、ファリャ、ドビュッシー、ラヴェルあたりが対象のようです。先行予約していたコンサート2つ聴きました。北欧作品中心のピアノコンサートを選びましたが、曲がかぶっていたり、組み立てが人それぞれだったり興味深いものありました。*************プログラム161 仲道郁代(pf)リサイタル (相田みつを美術館・ストリンド・べり)グリーグ:抒情小品集より アリエッタ op.12-1 蝶々 op.43-1 春に寄す op.43-6 夜想曲 op.54-4 トロルドハウゲン婚礼の日 op.65-6 その昔 op.71-1 郷愁 op.57-6 思い出 op.71-7グリーグ:組曲 「ホルベアの時代より」op.40 前奏曲 サラバンド ガヴォット アリア リゴードン会場である相田みつを美術館には、私自身も好きなことばでありあすが、「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」「雨の中には雨の中を 風の日には風の中を」とか、そういう作品が掲げられている広い展示室で催されました。部屋に調和するいみでしょうか、木目調の色のちょっとめずらしいスタインウェイのピアノでの演出にもこだわりを感じました。102名がこのホールの定員で、間近で演奏聴けました。私にとっては貴重な場に居させていただきました。仲道さんは、抒情小品集の最初の作品である「アリエッタ」から最後の作品である「思い出」を作品番号どおりに組み立て、前半の「トロルドハウゲン」までは、よく弾かれる曲を選び、後半に「その昔」、「郷愁」、「思い出」とちょっといろいろ顧みるような曲調のものを演奏されました。「ホルベアの時代から」は軽快そのもの、全体の構成感ということからすばらしかったです。もともと好きな曲であるだけに、演奏聴けてよかったです。抒情小品集もホルベアも数曲をほとんど切れ目なく一気に弾くといった感じでしたが、曲調の変化もある曲でもあり、楽しめました。歌心のある曲は、仲道さんの真骨頂といった感じで、抒情小品集の後半、ホルベアの3曲目ガボット、4曲目アリアではとりはだがたってしまいました。コンサートがおわって、ホールを出るとき、「雨の日には雨の日を」の書が4つ少し違う字体で並んでいて印象的でして、グリーグの自然や人々の情景を感じさせる演奏には、あっているようにも感じました。******************プログラム136小菅優(pf)リサイタル (ホールB5・ガルシア・ロルカ)サティ: 3つのジムノペティシベリウス: 5つの小品(樹木の組曲)op.75サティ: 3つのグノシェンヌグリーグ: 抒情小品集より 1. アリエッタ Op.12-1 2. 小妖精 Op.71-3 3. 夜想曲 Op.54-4 4. 秘密 Op.57-3 (←訂正後) 5. トロールハウゲンの婚礼の日 Op.65-6 <アンコール>ショパン ノクターン(遺作)夜10時からの開演、500人ほどのホールはいっぱいでした。いつもの朱色のドレスでなく、青いドレスではじめて弾くところを見ました。北欧のイメージなのでしょう。小菅さんのグリーグのプログラムには詳細の曲詳細はなく、なにが飛び出してくるかわからないという感じでした。そういう意味でちょっと不気味な曲である、2曲目の小妖精、スパイスが効いていてよかったです。テクニックは抜群の方なのですが、静かに響かせる音にうっとりさせられました。シベリウス、グリーグの間にサティをはさんできて、熱狂の日の聴衆は大喝采でした。グリーグのノクターン(夜想曲)は弾いてみたくなりました。小気味いいテンポ感のあるトロールハウゲン婚礼の日、こちらでも聴けました。測ったような4拍子のリズム、弾むようなメロディライン、この曲ますます好きになりました。演奏会にはやはり映える曲でもありますが、プロが弾いても奥深い難しい曲だということも感じました。トロールハウゲンで演奏を終えたあと、拍手がなりやまず、「こんな遅い時間にありがとうございます・・・・」と、いわれたあと、いつもアンコールでよく弾かれるショパンのノクターンでコンサートはおわりました。****2つのコンサートの時間帯がばらけていたので、その間、国際フォーラムのなかをさまよっていました。無料の会場では、「だったん人の踊り」のオケ演奏を聴けたりしていました。ブルーアイランドの青島先生が来られていて、サイン会もしていたみたいです。いろんなちらしももらいました。「ピアノの森」というアニメが7月に全国ロードショーすることになっていて、ピアノ演奏とミュージックアドバイザーがアシュケナージだということも知りました。1Fのスペースは屋台村。ナントという熱狂の日発祥の地での録画映像を大画面でくつろいで、ラフマニノフのピアノ協奏曲、ムソルグスキーの禿山の一夜を聴けたり、屋台でのオムライスやから揚げをほおばりながらくつろいでいました。 家から比較的近いところにあるので、週末まであと何回かは行くと思います。 追記:5/4 小菅優さんの演奏された曲について、 グリーグの抒情小品集の4曲目について、よくわからなかったのですが 小菅優さんに直接確認いたしました。(サイン会がありましたので)
May 3, 2007
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いろんな方に読んでいただきありがとうございます。昨日5月2日の午前2時ごろ100000アクセス超えました。いろいろ旅行の日記をアップしているあいだにカウンタがすすんでしまったのでだいたいのことしかわかりません。90000アクセスのときは、3月8日でしたので、約2ヶ月弱というところでしょうか。昨日は、まとめて旅行のことを書いたのですが297アクセスありました。気にしていただいてありがとうございます。***<2007/5/3 AM 0:50時点>ブログ名:pingpongpang総アクセス数:100277 アクセス(平均 124 アクセス/日)開設日数:807日(開設日:2005/02/16)日記記入率:91.6%***3月末のピアノの発表会は遠い過去のように思え、最近は前を向いていることが多いようにも感じます。昨年はモーツァルト・ショパンが自分自身のトレンドでしたが、今年はグリーグ・シューベルトということになりそうです。コンサートの行き方も、以前よりテーマを絞ってきているようで自分自身の傾向もかわりつつあります。ピアノで弾いている作曲家の作品が多くなりつつあって、これもまた楽しいです。ただ、ピアノ以外にもピアノトリオなどの室内楽、管弦楽の曲はもう少し聴いてみたいと思ったりもしています。いつも感じることですが、あまり批評家ぽくならずに、純粋に音楽を楽しんで聴きたいと思っています。先日、会社に入ったころから海外旅行をいき続けておられる方から絵葉書きが届きました。サウジアラビアからのものでした。私も海外に行ったとき絵葉書送っています。前回はナポリから送りました。また今年もそうしたいものだとおもっています。風の便りなのでしょうか、また見知らぬ国へも行ってみたくなっています。海外旅行へ行くときは半年前からいろいろ本を読んだり、その国の音楽も含めてガイドを読み漁ったりするのですが、そういうことでずいぶん元気になれるのでそうしていきたいです。数ヵ月後にトロルドハウゲンへ行けたらいいなあと思っています。GW前半は旅行でしたが、後半はピアノとコンサート三昧になるかと思います。今後ともよろしくお願いいたします。BGM: グリーグ 抒情小品集より「アリエッタ」op.12-1 pf:ガブリーロフ
May 2, 2007
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帰り道、もう1箇所だけ、途中下車しました。新幹線の始発も多く、ちょっと散策できればいいかと思い、山形駅にも寄りました。県庁所在地でもありますが、街の大きさは、いままでのところとは規模がぜんぜん違います。地図だけ見ていると錯覚してしまいそうで、実際に感じることがあってよかったです。時間もないことだしとおもい、駅の観光案内所のレンタサイクルで、自転車に乗って、ちょっとぶらぶらしていました。新幹線の待ち時間、1時間と少し、公園めぐりをして楽しみました。駅から東へ、自転車で10分少し。もみじ公園 というくらいだから、秋にはなったとき思い出したいです。山形駅近くの山形美術館。ピカソ、シャガールの作品の常設展示もあるとか。またの機会に見てみたいです。 霞城公園(かじょうこうえん)最上57万石の城主最上義光の居城であった霞ケ城の城跡。このあたりも桜の名所なのだそうです。この日はお天気が良過ぎるくらいで、サイクリングの合間にひなたぼっこしていた場所です。***こんな感じで、自転車をこぎつつ、駅に戻りました。山形駅の改札あたりでは、名物の駅弁も買いました。迫力のある、おばさんやおじさんの駅弁の口上は、この土地ならではのもの感じました。「世の中にこんなうまいものはない」と言っておられました。山形特選 牛めし弁当。 「おらほの町さ 来てけてもうげだなあ できだての牛めし 食ってみてけらっしゃい」とあります。製造している会社が 合資会社 森弁当部 というところで、由来を知りたくなりました。はえぬきというお米とボリューム満点のお弁当。箱は記念に自宅にあります。さくらんぼをデザートにして、最後まで山形の気分も満喫しました。つばさ という新幹線に乗り、米沢→福島→宇都宮→大宮→東京 と無事に帰ってきました。
May 1, 2007
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最上川をあとにして、最後の日は、ぶらり途中下車の旅・・・にすることにしました。一筆書き切符の強みをこの日も活かしました。陸羽西線の高屋という無人駅から東へ30分ほど行って新庄へ。そこから隣に停まっている電車に乗り、今度は南へ。天童という駅に向かいました。うとうとしていると目的地に着き、あわてて降りました。将棋の駒の名産地で有名なところ。そういえば大昔の地理の時間でも習ったかも(?)しれません。チェスや将棋の原型はインドのチャトランガというものだそうです。駅前には、世界各国の駒が展示されていて楽しかったです。ちょっと変わったところですが、温泉の街でもあり、さくらんぼの街であったりもします。ここではお花見ができました。遅咲きの枝垂桜には感動しました。天童駅から温泉街へ抜ける道すがらのもの、川にはいくつかの橋が架かっていて、銀・金・歩・王・飛 など橋のたもとに将棋の駒があり、待ち合わせにもつかえそうな感じでした。道中、詰め将棋の問題が書かれていたり、ここでしか味わえないような風景もいくつか目にしました。温泉街には、足湯が用意されているところもあり小一時間、ふくらはぎから下を暖めていました。行けなかったのですが、天童からそれほど離れていないところに、「山寺」という古刹があるそうです。「しずかさや 岩にしみ入る 蝉の声」 という俳句は、ここで生まれているそうです。またの機会にこの地はとっておきます。(つづく)
May 1, 2007
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「さみだれを あつめてはやし 最上川」(松尾芭蕉)なにもことばはいりません・・・という感じです。こんな眺めを見ながら、最上川沿いにある草薙温泉というところに宿をとりまして、ずっとくつろいでいました。 旅館の部屋のサッシが写真にはいってしまいました。 温泉からもこんな眺めでした。 山菜料理、山形産のお肉、「はえぬき」というおいしいお米。 素朴な旅館の方々にも恵まれました。
May 1, 2007
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今回の旅行で一筆書き切符に近いものにしようと思ったのは、目的地である余目(あまるめ)という駅の路線図を見た瞬間にひらめきました。陸羽西線は、別名「奥の細道最上川ライン」と呼ばれていて、酒田から余目経由で、内陸に入ります。ほぼ最上川と並行して走り、新庄までの区間、新庄は、奥羽本線の駅でもあり、山形新幹線の終点駅。こういうのに乗りました。このときは、酒田→余目まで、「最上川2号」という快速でして、乗車時間は10分と少し。酒田の港で買ったお刺身とカレイのフライがお昼ご飯になりました。余目という小さな街に降りました。そこから、歩いて25分くらいでしょうか、コンサートホールが見えてきました。駅からわざわざ歩いてくるような人はいるはずもなく、かわりものだったようですが、庄内町文化創造館響ホールというところに何とかたどりつき、コンサートを楽しみました。ホールに着く前の肥料のにおい、これは忘れられません。こんな貴重な経験は生まれて初めてです。三輪郁ピアノコンサート in 庄内 ~庄内の春にウィーンの風が吹く モーツァルト きらきら星変奏曲 K.265 ベートーヴェン ピアノソナタ第23番op.57「熱情」 ** シューベルト 楽興の時 第2番・第3番 リスト シューベルトによるウィーンの夜会からワルツ カプリス第6番 ショパン エチュードよりop.10-3「別れの曲」op.10-12「革命」 ドビュッシー 喜びの島(アンコール) シューマン トロイメライ モーツァルト トルコ行進曲 自分が最近弾いたことがあったり、練習したりしているものもあり、 お散歩しながらたずねたとはいえ、結構真剣に聴いてしまいました。 東京ではほとんどありえないプログラム、 ショパン、ドビュッシーは新鮮でした。 楽興の時は、後半のGWにまじめに練習しようとおもいました。 500人くらいはいるホールほとんど満席。ピアノ好きな中学生や高校生のような方も 多く、熱心に聴かれている人がとても多い印象持ちました。 ウィーンの街と庄内地方の共通点を探ったり、トークも交えて楽しいものでした。 お酒とワイン、ダンスと踊り、田んぼと畑、最上川とドナウ川・・・・ まんざらでもないという気がします。(つづく)
May 1, 2007
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GW前半、いつもなら関西の実家に帰ることが多いのですが、ちょっとしたきっかけから、みちのくの旅をすることになりました。それも行ったのは山形県だけというちょっと変わったもの、事前に本屋さんへ行ったのですが、東北6県のなかでもなんとなく地味に感じ、そこがまた惹かれたりもしました。昨日は、旅行から帰ってきて、ちょっと疲れていたこともあり、あらすじだけ書いたような感じになりましたが、もう少し付け足すことにしました。土地勘のない場所であり、迷子にならないように、旅行ガイドと道路地図のようなものを買ったり、行く前の日から遊んでいました。買ったJRの切符はほぼ一筆書き。東京都区内→大宮 といえば、あっという間についてしまいそうですが、 東北・高崎・上越・信越・羽越・陸羽西線・奥羽・東北 というルートで、 平たく言いますと、東京から高崎・越後湯沢・長岡の新潟ルートで日本海側へ出て、 新潟県の新津、村上を北へ、そこから山形県に入り、鶴岡、余目、酒田まで 行きました。 乗った寝台特急「あけぼの」 この列車は青森行きなのです。 遠足気分でなかなか寝付けないのですが、夜汽車の旅で見知らぬ駅に ときどき停まるのがまたなんともいえませんでした。 朝の4時半ごろ、 酒田駅に下車する30分ほど前から夜が明けてきます。 朝もやのなか、農村風景をたくさん眺めていました。 常連客はこれが楽しみらしくずいぶん早起きのお客様いらっしゃいました。 酒田駅には5:04に着きました。 久々に日本海、だれもいない海岸に触れたくなり、駅から数キロ離れた 庄内海岸、十里塚というところの誰もいない海水浴場でしばらくぼおっとしていました。****酒田の街は、江戸時代から栄えた西回り航路の港町でありますが、明治時代に建てられた酒田米穀取引所の付属倉庫として建てられた「山居倉庫(さんきょそうこ)」があります。米を高温多湿から守るために屋根を二重にしたものですが、この蔵の風景は圧巻でありました。倉庫裏の遊歩道。 歴史を感じさせる樹木とともに雄大です。(つづく)
May 1, 2007
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