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春一番が吹かないのに春が来てしまった。雪が解けて川になって流れてきました・・・という前に、梅の花が咲いてしまい、コートを脱いでしまいましたという感覚です。暖かい東京の1日でした。春物衣料絶好調、冬物のコート叩き売り処分。スキー場に雪がなく、ゴルフ場は絶好調。世の中は悲喜こもごもです。寒いのはいやですけど、やっぱり季節感はあったほうがいいでしょう。南の島もいいでしょうけど、そこにずっといたら、ショパンやシューベルトはまったく聴かない人にたぶんなっているでしょう。寒いと震えることもなく家に帰り、今日もやっぱりピアノを普段の週よりも練習して、悩んでいました。気分転換にと、早々とカレンダーをめくりました。2月のカレンダーグラモフォンのカレンダーは アンナ・ネトレプコから ミッシャ・マイスキーへ。JALのカレンダーは カナダ・ケベック州から ハワイ島へ。 (なんで2月はハワイなのか、暖冬を予想していたのかと考えてしまいました。)如月。2月。自分が生まれた月はやっぱり1番好きなのです。BGM: シューマン 民謡風の5つの小品 op.102 チェロ:ミッシャ・マイスキー ピアノ:マルタ・アルゲリッチ このまえはオーボエで聴いたかもしれないこの曲、 せっかくなので、カレンダーのチェリストで聴くことにしました。 こういう季節にはぴったりかもと、自画自賛状態です。 こんな軽い音で伴奏してみたい。重厚なチェロが映えます。
January 31, 2007
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leggieroという音楽記号に頭を悩ませています。楽譜は1ページ、たった35秒くらいの短い曲なので、そのうちなんとかんるでしょうとおもっていたが、どうもそうではないかもと、いやな予感が漂ってきました。音楽用語辞典によると、leggiero 軽快な。ピアノではメゾ・スタカートのように。それなりにいろんな曲弾いてきましたが、たぶんこういうパターンの曲は一度も出会ったことがなかったように思います。弾いている曲のCDは、なるべく聴かない主義なのですが、なんとなくもっているイメージを確認したくなり、いろいろ聴くことにしました。BGM: ショパン 24の前奏曲 op.28より 第10番 cis-moll ピアノ:マリア・ジョアン・ピリス 0:49 マウリツィオ・ポリーニ 0:34 ラファウ・ブレハッチ 0:35 小菅優 0:29 アルフレッド・コルトー 0:30 ヴラディーミル・アシュケナージ 0:29 家にころがっていたのは、この6枚。 ピリスは後半のフレーズでリタルダンド気味に弾いていることもあって49秒、 他の4人は30秒から35秒あたり。みんな小鳥のような軽い音。 肩の力を抜いてさっと弾くようなことができるといいのですが、 まだ時間があるので参考にしてみます。 せっかくなので、いろんな演奏を聴いて疲れたら居眠りします。 ひとつ前の9番は、重厚な和音でのラルゴ。 そのあとの11番は、10番につづいてこれまた軽く牧歌的な歌のある曲、 そのあとの12番は、また重たくなりどこかに戦いに行きたいかのような曲。 変化があることをわかって組み立てられるといいのですが、 聴き手にあくびをされそうな演奏にならないようにしたいものです。、 それにしても昨年に引続き考えのある曲を発表会向けに選んだのは、 何はともあれよかったことだとおもうようにします。
January 30, 2007
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ピアノのレッスンがおわり、少しピアノを弾いて家にかえりました。前途多難であることを理解し、もうすぐ2月に突入するのかと毎年のように少しあせりのようなものも感じる季節になりました。いろんなピアノを弾く機会があっても、やっぱり1年で一番緊張する3月の発表会まで2ヶ月きりました。ショパンは自分とは相性よくないのか、きらきらと軽やかになかなか弾けません。練習するしかありません。****そんなことをおもってテレビをつけると、就職活動に役立ちそうな番組を偶然みました。大学生がおもちゃメーカーに面接しているところを実況中継し、ソニーやIT企業やテレビ局の人事担当者がコメントする。リアルなのですが、結構するどいです。わたしはプレゼンテーションがあまり得意でないので、他人事とは思えず見入ってしまいました。こんな番組がある今の学生さんは恵まれているとおもいます。**私が就職活動の頃は、10月1日に内定を出す習慣があったころ、夏休みがピークの時期でした。何度か受けていると、自分の不思議な傾向がわかりました。一次面接が10人くらいの集団で1人か2人残るという会社はことごとく全滅状態で、最初から個人面接に近いところは、たいていいいところまで残りました。万能な人はどんな形であれ、おかまいなしに次へ進むのですが、私はそんな器用な人間ではありませんでした。いじわるな面接をするところも、だまってしまって、愛想つかされたこともあります。今の会社は丁寧に面接するところで、そんなファミリーな社風があったのでしょうか。30社くらいまわってようやく落ち着いたという感じでした。ことわった会社がひとつだけあるのですが、のちにその会社は今の会社と合併することになり、数年後社内??でその当時の人事担当者と再会したときの「君は・・・!!!○○○社へ行くっていってなかったのか・・・」ばつのわるかったこと、マンガのような世界がそこにありました。BGM: ショパン スケルツォ3番・スケルツォ4番 ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ ポリーニのベートーヴェンのコンサートとショパンのコンサートだったら まちがいなくショパンを選びます。 理由は深くなく感覚的なものですが、何度も聴きに行った結果、こう思っているだけです。 神がかり的な演奏を聴いてもあやかれるわけもないのですが、 ポリーニの持っているCDのなかでは、聴くのが多い部類にはいります。
January 29, 2007
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先日「東京おさぼりマップ」という書籍を買いました。休日なのでおさぼりというわけではないのですが、まだ知らない公園を散策してみることにしました。都会の雑踏のなかから、思わぬところに公園が残っていたりします。そこは江戸時代のどこかの藩のお屋敷だったり、由緒あるところが結構大切に残っています。地方に勤務している人から、「東京はごみごみしている」とひとことで片付けていうような人がいて、都内にある2-3の公園の案内をして、たまにはぶらりと散策してみればいかがでしょうと、言い返したこともあります。今日は、広尾駅から程近くにある有栖川宮記念公園へ行きました。南麻布5丁目が正確な住所、いまは港区立の公園。大使館が比較的多いこの界隈、公園のなかには、外国人も多く、おしゃれな洋服をきたワンチャンの散歩姿、釣り糸をたれてのんびりたたずむ人もいました。いろんな姿をみながら、のんびりと過ごしました。となりに都立中央図書館もあって、いろんな新聞を見て楽しんでいました。水鳥はたくさんいて、元気よく泳いでいました。梅の花も、季節外れですこしだけつつじが咲いていました。このなかの公園では、親子でキャッチボールをする人、サッカーボールを蹴る人、たくさんいました。 ほほえましい光景をたくさん見てよかったです。たまたまショパンとシューベルトの楽譜を持ち歩いていたのですが、音を想像しながら、のんびりしていました。うすぐもりで風のないなか、すてきな冬の休日になりました。(有栖川公園の案内HP)http://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/townguide/park/park2.php
January 28, 2007
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初台の新宿オペラシティから新宿駅で行き、目の不自由な方とわかれ、介添えボランティアの仕事を終えました。南新宿の高島屋の12FでCDをいろいろ眺めていて、すこし時間をつぶしたあと、西新宿の白龍館へ向かいました。(2ヶ月ぶりくらい)松本あすかクラシックライブ/しほりとあすかライブという案内を事前にお店のかたに頂いていていました。どこかで聴いたことのある名前の方だとおもっていましたが、PTNAのキーワードが出たとき、あ、やっぱりこの人だとおもいました。(家に戻ってしらべたら、PTNAアミューズメント部門A1/2005年で優勝した人)クラシックの曲を、自分なりにアレンジをして弾くことが大好きだそうで、ブルミュラーのアラベスクをアレンジして、途中でヴァン・ヘイレンのジャンプを経由して、ベートーヴェンのワルトシュタインをアレンジして弾くとか、そういう組曲のようなものも聴かせていただきました。リストのハンガリランラプソディも、少し遊んだところはあったものの、完璧なテクニックに圧倒されました。6手連弾のコーナーでは、カルメン、ベートーヴェンの第9、音の幅の広さ、アンサンブルの楽しさが伝わりました。十八番のような、ラプソディ・イン・ブルー、カプースチンはいかにも楽しく聴こえ、のりのよさとすてきな表情での演奏、ただただすばらしいのひとことです。ヴァイオリンの曲を、ピアニカを使って紹介したり、(クライスラーのミシミシの曲)なかなかアイデア満載でした。後半のポピュラー歌手の方とのコラボレーションでは、トルコ行進曲をベースにすてきなバラード作品にしてしまったり、まったく不思議な人でありました。タッチが軽く、とても聴きやすい音、あの店のベーゼンドルファーのよさがさらに伝わってきました。この境地にいる人、なかなかいないと思います。今日は素敵なピアニストにまた出会うこととなりました。**先週は先週で、ファジル・サイのトルコ行進曲「ジャズ」というものを渋谷のレコード屋さんで聴いて感動したばかりなので、この曲はいじりやすいのでしょうか。今日、誕生日のモーツァルトは、変奏曲をたくさん作っているくらいなので、きっとこんなご時世を喜んでいることでしょう。週末疲れていたのですが、そんなのが吹っ飛んでしまうくらい楽しいステージでした。
January 27, 2007
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今日は目の不自由な方の介添えボランティアの日、東京オペラシティコンサートホールでの川畠成道さんのヴァイオリンリサイタルのご案内することをしました。お世話する方は携帯電話を持たない主義の方で、キーワードと時間をたよりに待ち合わせ場所で合流。特に問題なくいってほっとしました。あれこれ世話をやきすぎず、普通にさりげなく接して、聞き上手になる。これが今回自分が心がけようと思ったことでした。このボランティア結構疲れるのですが、自分が疲れないようにして、相手の方も普通になればと。こちらからは何一つ質問しなかったのですが、いろんなことがわかりました。目が見えていた時期と、目が見えなくなった時期がちょうど半分くらい。もともとワル組みの大将格で、100人以上の人を率いていたとか、転落事故で巻き込まれて、そういうことになったとか、言語障害も起きず、いま生きていること自体が不思議だとか。****川畠成道ヴァイオリン・リサイタル ベートーヴェン スプリング・ソナタ バッハ シャコンヌ(無伴奏) モシュコフスキー ギターラ バルトーク ルーマニア組曲 ブロッホ ニーグン(即興)組曲「パール・シェム」 カッチーニ アヴェ・マリア サンサーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ*** アンコール リムスキーコルサコフ くまんばちは飛ぶ サンサーンス 白鳥 ほか 毎年1月に同じようンコンサートがあるのですが、少しずつ演目がかわり、 新たな練習された曲も披露されます。 前半重い目の曲をやり、後半短い小品を細切れに演奏する、この方ならではのスタイル。 舞曲とかリズミカルな曲はいつものように特に楽しく聴きました。*** 介添えをさせていただいた方は、 点字プログラムを一生懸命指で追いかけていました。 この担当4回目にして、こんな熱心な人ははじめてでした。 次に川畠さんのコンサートを東京でやるのはいつごろかと質問されました。 もともと吹奏楽やドラムをたたいたりもされていたそうで、 ロックコンサートは今でもよく行かれるそうです。 スティービーワンダーと川畠さんを同列でとらえておられるようでした。 いろんな環境のなかで懸命に生きようとされているところに逆に励まされました。 それなりに感謝していただいたので、今日はこれでよかったと思っています。
January 27, 2007
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今週もようやく週末になりました。今日も少し夜も仕事していましたのですが、会社の帰りに少しピアノを弾いて帰りました。雨がふり、やっぱりたまらず、折りたたみの傘を出すことにしました。コンビニで、華麗ぱんというカレーパンを見つけました。日曜劇場華麗なる一族というサブタイトルがついていました。こんなところでもタイアップして何になるのかともおもいましたが、ここに衝動買いする人ひとりいるので、まんざらでもないのでしょう。冬の1月から3月は、どちらかといえば忙しい時期なのテレビを見るのも少ないです。でもそんななかでも見てしまうドラマもあります。よく見ていて3つなのですが、今回は、ハケンの品格、華麗なる一族、花より男子2。ハケンの品格というドラマ、篠原さんがもともとファンですが、いろんな意味で考えさせられてしまいそうです。BGM:シューベルト 楽興の時 op.94 D.780 ピアノ:フリードリッヒ・グルダ グルダがのこした最後のCD,自宅でのプライベート録音が没後CDになったもの。 曲とお友達になって、ひとりで楽しんでいるピアノ演奏は、 何度聴いていても感動します。 しばらくは6曲まとめて弾ける日が来るように練習してみることにします。
January 26, 2007
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東京駅八重洲口に会社の帰りにふらっと立ち寄る大きな本屋さんがあります。モーツァルトの2台ピアノのためのソナタもBGMでかかっていたり、お散歩半分で行くこともあります。仕事関係の本を2Fでぱらぱらと見ることも、アマゾンで本の検索をして、在庫がないとみるやいなや、「たぶんあります」よねえと電話して、会社の帰りに取りおきしてもらった本をもってかえって、実力の程を知ったこともあります。(アマゾンジャパンを立ち上げた知人にそういうことがあったとコメントしたこともあります。)***「東京おさぼりマップ」おさぼりが大好きな私にとって、今日はこのタイトルの本に惹かれてしまいました。外回りで休憩する格安スポットの紹介、「全営業マン必須!外回りのバイブル」のキャッチフレーズ、ホテルのロビー、無料の展望台、銭湯、ショールームのマッサージチェアー、河川敷20分のリフレッシュすることでの疲労回復の効用から、都内にある意外なすき間スポットがあることから、作家、弁護士、学者など、どうやってさぼっていたかというひとこと、実際でのエリアごとのプチスポットの紹介、ちょっとおいしい本を見つけてしまった感じで、家でも使えそうなところをさっきからぺらぺらと見ています。細かく取材されていて、結構使えるとおもいます。おすすめできます。***大阪で営業マンをしていた時代、当時客先のアポイントの時間調整で、ナンバの駅前にまだあった大阪球場で、南海x近鉄の二軍の試合を昼間20分ほどみて、ひどい野次に耐えながらけなげにプレーする選手にちょっと感動したり、四ツ橋のあたりを歩いてて、どしゃ降りの雨にあい、雨宿りだという言い訳のもと、プラネタリウムを見て時間つぶしたこともありました。(そんなのんきなことをしていたから、そんなに実績もでなかったのでしょうけど)でもほっと一息つける場所は知っておいたほうがいいかもしれません。最近では、築地の河川敷で、ぼおっとすごしたこと、やぱりいいものです。BGM:ショパン ノクターン20番 ピアノ:小菅優 NHKトップランナーの再放送をみながら・・・ テレビをみていて、ピアノはさぼらないようにしようと、おもいました。
January 25, 2007
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この前の日曜日、ファジル・サイがピアノを弾いた、渋谷のタワーレコードへ、予約したCDとサインを受け取りに行きました。このときは、人が多すぎて、買い物をする雰囲気にもなかなかなれなかったのですが、今日は少し散策してみることにしました。このレコード屋さん、大阪心斎橋のアメリカ村のなかにできた頃は、90年代前半、いろいろお世話になりました。クラシック好きの会社のおじさんとよく通っていました。手書きのコメントは今でも心がひきつけられます。さて、今日は、「熱狂の日」音楽祭2007 民族のハーモニーというちらしを見かけましたので、もって帰ってきました。ちらしには、グリーグ、チャイコフスキー、フォーレ、ドビュッシー、ドヴォルザーク、ファリャの肖像画がありました。民族のハーモニーとして主役となる作曲家の面々なのでしょう。チャイコフスキー「悲愴」、ムソルグスキー「展覧会の絵」、リムスキー=コルサコフ「シェラザード」、スメタナ「わが祖国」、シベリウス「フィンランディア」、グリーグ「ペール・ギュント」、ファリャ「スペインの庭の夜」、ビゼー「カルメン」、フォーレ「レクイエム」、ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」、ラヴェル「ボレロ」・・・全200公演と書かれています。3月17日から一般チケット販売とあります。詳細は2月中旬発表予定だそうです。今年は細かいことが決まるのは、昨年よりもはるかに遅いように思いますが、興味のあるコンサートに出会えればと期待しています。ちらしに書いてあった曲目は、たぶんコンサートの中にきっとあるのでしょう。私自身、上記に書かれている以外の曲で、チャイコフスキーは、5番の交響曲、弦楽セレナーデ、ヴァイオリン協奏曲、p協1番、ムソルグスキーは、禿山の一夜、ヨシュアとかの合唱曲、ドヴォルザークは、8番のイギリス、弦楽四重奏「アメリカ」、チェコ組曲シベリウスは、トゥオネラの白鳥、カレリア組曲などの小品、ヴァイオリン協奏曲グリーグは、ホルベルグ組曲、ピアノ協奏曲ファリャは、三角帽子、恋は魔術師ドビュッシーは、たくさんのピアノ作品、とくに前奏曲Iと喜びの島、ラヴェルは、ラヴァルス、道化師の朝の歌などのピアノ作品たんにひねくれているだけなのか、補足しているのか、リクエストしたいのかは、いろいろありますが、これらも聴きたいです。なにはともあれ、こういうきっかけで知らない世界が広がるのもいいことだと感じています。****昨年、熱狂の日2006は、モーツァルト三昧で、5月3/4/6日と東京国際フォーラムへ出かけました。児玉姉妹の2台ピアノのソナタ、始めて聴いた37番の交響曲、最終日朝10時に小菅優さん、夜10時に小山実雅恵さんと演奏聴いたこと、たいへん楽しい思いをしたこと思い出されます。朝と夜という音楽祭ならではの時間調整をすることも、音楽祭ならではの楽しみのひとつになるのでしょう。BGM:グリーグ ノルウェー舞曲 op.35 ホルベアの時代より(ホルベルク組曲) op.40 オトマール・スウィトナー指揮 シュターツカペレ・ベルリン ホルベアは、オーケストラの演奏で楽しんでいます。 1曲目の前奏曲は特に好きで何度も聴くことになりそうです。
January 24, 2007
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さっき、ニュースゼロという番組を見ていてました。文化庁は、富士山が世界遺産候補として、ユネスコに提出することになったらしいです。(富士山のほかは、富岡製糸工場、奈良の飛鳥・藤原宮、長崎のキリスト教会施設)http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070123i414.htm1年ほど前、「富士山を世界遺産にするのだ!!」と言っている方から、(もともとご縁があって知人、ピアノが趣味というのは共通点です。)、この思いを本にした出版記念パーティに誘われ、気合のはいったイベントに参加させていただいたことを思い出しました。(といっても、私には高い会費を納めましたが・・・) ふじさん=223 にごろをあわせて、 出版記念パーティを2月23日にし、 場所を、元赤坂2丁目2-3にある明治記念館だったこと、 よくここまで考えつくものだと、たいへん驚いたものでした。(探していたら、その日のブログが出てきました。2006.2.23)http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200602230000/着実に実現に向けられていることがわかり、うれしくなりました。富士山については、ゴミ処理問題が課題だとニュースでは言っていました。あと何年かかるかわかりませんが、ユネスコから正式に公認されるといいですね。冬に東京-大阪間を出張とかで新幹線に乗るときは、富士山を見るのが今でも楽しみです。ふらっと東京駅の東海道線のホームにいって、静岡行きとかみたら、乗ってしまうかもしれません。BGM: メンデルスゾーン ロンド・カプリチオーソ op.14 ピアノ:ダン・タイ・ソン この曲は、プロの演奏会より、いわゆるピアノの発表会で何度も聴きました。 4年前無言歌集をすこしやりましたが、結局この曲を弾くチャンスは まだありません。 メンデルスゾーン、厳バリ(厳格な変奏曲)とかもっと難しい曲もありますが、 ロンドカプリチオーソとかが、いつでも弾けるようにという風になりたいです。 まだまだ練習したい曲はいろいろ聴くたびにでてきそうです。
January 23, 2007
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おかげさまで、80000アクセス超えました。いろいろな方に支えられていること実感しています。ありがとうございます。昨年の12月6日が70000アクセスだったので、2ヶ月かからなくなってしまいました。(47日くらい??)この間は、いろんなところでピアノを弾く機会に恵まれました。札幌も行きました。横浜も行きました。小山にも行きました。東京近郊でも何度かピアノ弾きました。自分は参加するだけなので、そういう場を与えてくださったかた、お誘いをしてくださった方、いろんな準備をしていただいている方にただただ感謝するばかりです。ブログやミクシィで人の輪が広がっていくこと実感しました。これからもよろしくお願いいたします。****人前で弾くことはたいへん貴重な経験ばかりでありがたいです。ただまた新しい曲とか練習しなければいけないので、ちょっとペースを落として、3月末の本番に備えることにします。もともと年に2曲弾ければいいとおもってやっていますので、それに見合った感じでまた今年もやっていければと思っています。人前で弾くときはまちがえてばかりいますが、たとえまちがえてもおもいきりよくいい音出したいです。120%練習しないとと、ピアニストのインタビューを聴くたびに同じようなコメントがかえってきますが、それもできる範囲でやっていきたいです。今年は何を弾こうかといろいろ考えています。ここ最近まで、目先のことばかりで精いっぱいでしたが、最近いろいろ考えています。ショパンの前奏曲は弾いていて楽しいので、今弾いている以外にあと2つ3つは弾いてみたいです。昨年いままで適当に弾いていた「トロイメライ」を細かく見ていただいたように、適当に弾いている「雨だれのプレリュード」は、一度専門の先生に見ていただいたほうがいいかもしれません。(病院へ行く前のコメントみたいですみません。)シューベルトの10分くらいまでの曲は、ソナタか即興曲か何になるかわかりませんが、これは今年練習していきたいです。それ以外は、ベートーヴェンかシューマンとかたぶんそのあたりから曲を探していきたいとも思っています。BGM:シューベルト ピアノソナタ第18番 ト長調 D894 「幻想」 ピアノ: マリア・ジョアン・ピリス この長い長いソナタを聞き始めた頃、よさがわからず、気がつけば居眠りすることが ほとんどだったのですが、夜中にリヒテルが弾いているところをテレビで やっていて、それ以来やみつきになって聴いていた時期もありました。
January 22, 2007
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ファジル・サイのインストア・ミニライヴに行きました。<曲目> サマータイム ブラックアース テンペスト3楽章 プロコ/戦争ソナタ (日本では始めての演奏)** トルコ行進曲「ジャズ」 会場となったタワーレコード渋谷6Fには、300人くらいはいました。 ファジルサイの顔どころか髪の毛も見えないなか演奏を聴きました。 CDの棚のあいだにみんな人が立っていたという状態、大変な盛り上がりを見せました。 若い人もお年を召した方も、お子様を連れたママもという感じでした。 渋谷という街の懐の深さも垣間見ました。 ベートーヴェンから自作の曲まで、幅広く演奏されました。 なかなかこんな取り合わせもないものだというものでした。 緩急交えたなか超絶技巧もあれば、メロディはしっかり聞かせてくれます。 実際のリサイタルだったらもっと完成度は高いだろうとおもうことも少しはありましたが、 あれだけのパフォーマンスはたいしたものです。 プロコ戦争ソナタ、ファジルサイのパフォーマンスが活かされた選曲に思えました。 圧巻でした。 低音がずしーんとなって、細かな技巧のある曲、 ほかに思い浮かべばリクエストしたくなります。 ブラックアースのかわったピアノの音がまた聴けたことは幸せでした。 クラシックの音楽祭でもジャズフェスティヴァルでも弾くと持っているCDには 書いてありますが、そういう人がもっと出てきてもいいように感じます。 サイン会に必要な1000円のCDは、開演30分前にはすでに売り切れ、 予約したらサイン色紙も一緒に贈りますということなので、聴いた記念に申し込みました。 NO MUSIC NO LIFE 会場を去る前に、この文字が目にとまりました。 今日の感想をひとことであらわしたら、これにつきるかもしれません。 BGM:ブラックアース~ピアノ独奏のための<黒い大地> パガニーニ変奏曲 ほか ピアノ:ファジル・サイ
January 21, 2007
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昨日は、寒かったせいもありますが、ほとんど家の中にいました。普通の日よりはピアノの練習したかもしれません。それからホットケーキをつくって遊んでみたり、先週に小山で買った宇都宮餃子を楽しんだりしていました。それだけで堪能してしまい、炊飯器のスイッチを入れることはありませんでした。***ファジル・サイというピアニストのインストアライヴが、渋谷のタワーレコードであると、教えてくださったかたがいまして、今日の夕方は、お散歩がてら、渋谷へ行ってみようかと思っています。お店でのイベント、私にとっては、ずいぶんお世話になったような気がします。(ご参考)http://www.towerrecords.jp/store/instore.htmlhttp://www.hmv.co.jp/st/event.asphttp://www.yamano-music.co.jp/docs/event/index_honten.htmlCDを買い始めた頃、コンサート会場に行き始めたころ、これらの情報はもっといまよりも熱心に見ていたかもしれません。90年代後半、内田光子さん、田部京子さん(ピアノ)、村治佳織さんギター)に、サインをいただいたのは、東京都内のこうしたお店が最初でした。ファジル・サイは、去年、パルテノン多摩でサインもらいました。きらきら星もベートーヴェン熱情も感動しましたが、それよりもブラックアースとか彼自身のオリジナル曲がもっと圧巻でした。サイン会はどっちでもいいので、目の覚める演奏を聴いて刺激をうけるために今日は半蔵門線に乗って出かけようと思います。BGM:ショパン エチュード op.10 op.25 ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー なんとなく寝床にころがっていた1枚、片付ける前に聴いてみたくなりました。 エチュードのCD,ポリーニのとこれくらいしか知りませんが、 流れてくる速いパッセージがとても心地よく感じ、気に入っています。
January 21, 2007
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ようやく1週間がおわったという感じで、会社を出るのが21時過ぎることが、今週は3回もあり、年度末に近づいていることを実感しました。閉店間際だったのですが、会社の帰りに銀座4丁目の楽器店に立ち寄ることにしました。銀座7丁目の楽器店は改築のため2年間、銀座1丁目へ移転、仮店舗での営業になり、60億ほどかけてリニューアルだそうです。銀座4丁目のほうは、2ヶ月間リニューアルし、私がよく行く楽譜屋さんは5Fから3Fへ3Fの半分がクラシックコーナーですが、2F全部がクラシックコーナーに変わるようです。クラシックコーナーが倍になるのは、懸命な選択だとも思います。店員さんの知識のレベルが高いこともあり、思わぬCDに出会うこともここでは特によくあります。楽譜がおいてあるフロアでは、数時間前に会社で電話をした同僚が何かを探していました。フルートを吹く人なのですが、今日は知らないふりをして、ピアノの楽譜をぱらぱらと見ていました。BGM: 武満徹 雨の樹 素描 シューマン ダヴィッド同盟舞曲集 op.6 ピアノ:小菅優 カーネギーホール・ライヴ 2005.11.14 去年の6月、横浜のフィリアホールで聴いた演目と一緒だと思って、 やっぱり家でも聴いてみることにしました。 シューマンのop.6、あんまり弾く人いないですが、好きな曲集です。 起床が激しく血気盛んなフロレスタン、 間性は繊細だが酷評されても決して傷つかないオイセビウス。 行ったコンサートのプログラムで、18曲の組曲中、どちらを表現しているか、 明記してあったのがとても印象的でした。 徹底して音色を変え、表情を変えていたこと、深く感動しました。 オイセビウスでは、2曲目の心からの という曲、 フロレスタンでは、4曲目の辛抱しきれず という曲、 8曲目の生き生きと という曲、 9曲目の元気よく という曲、弾いてみたくなりました。 13曲目の荒々しく、そしてほがらかに・・・ この曲かっこいいのでとても好きです。こんな表題のように週末過ごそうかなあ。
January 19, 2007
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楽天日記の管理者画面が大きくリニューアルしました。読まれる側にとっては、関係ないことかもあるかもしれませんが、サマリーで、コメントや掲示板や、カウンタ、足跡を見ることも多く、そういうときはIT屋さんの目になってしまうこともしばしばです。管理者画面にはこのような表示があり、リニューアルで少し見やすくなりました。 ブログ名:pingpongpang総アクセス数:79262 アクセス(平均 113 アクセス/日)開設日数:702日(開設日:2005/02/16)日記記入率:92.2%アクセス記録 (これは棒グラフになっているのですが) 180 156 182 205 191 187 1/13 1/14 1/15 1/16 1/17 1/18 飽きっぽいとおもわれていますが、700日を超えました。92.2%の稼働率は、月に2-3回書かない日があるくらいでないとこれくらいはいかないのですが、メモ代わりの日もあるので、字を書くことが減ったという見方もできます。ここ1週間のアクセス数は180くらい。(よくわからないアクセスもあるので、数字がすべてとはとても思えませんが・・・)たちあがりの頃は1日に30もくれば、びっくりしていたので、信じられません。そのころに見に来ていただいた方の何人かがリピーターで来ていただくのはわたしにとって貴重な財産であったりします。ミクシィのリンク先をここにして、マイミクシィが50人を越えたあたりから、100アクセスというのが日常的になったようにおもいます。マイミクシィの方のなかには、ピアノを弾く人だけでなく、ブログやミクシィとかを地道に分析される研究者のような方もいますので、ときどきわたしも仕事モードに少しなったりすることもあります。その方には、とりあえず素直にいろいろ使ってみて自分なりの傾向や、使い続ける理由を探してみたいと申し上げたことあります。BGM: ベートーヴェン 交響曲第4番 B-Dur op.60 ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団 シューマンが、「2人の北欧神話の巨人の間にはさまれたギリシャの乙女」と いう風変わりなコメントを残した交響曲。 3番「英雄」・5番「運命」とかは、聴く前にかまえてしまうのですが、 この曲は、BGM的に流して聴いてしまってもという曲のようにも思えます。 かえってよく聴くかもしれません。何度かコンサートでも聴いたことあります。 リズム感よく、管弦楽のかけあいも楽しいです。 ピアノソナタも、ちょっと力を抜いた軽い感じのものを好んでしまうのかもしれません。 ベートーヴェンのソナタ、いくつか練習したことありますが、 ワルトシュタインと熱情は人が弾く曲だとおもっていて、 自分自身そこまで興味があまりなく、やっぱり斜めにかまえているのかもしれません。
January 18, 2007
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神戸の大震災から12年。ついに干支もひとまわりしました。震災の3日前に神戸の三宮地下街でセーターを買ったり、いろいろと遊んでいたので、そのときにあった人はいまお元気なのかと、やはり思ってしまいます。私自身、北京に海外赴任する2ヶ月前の出来事でした。海外ではCNNネットワークや香港スターテレビとかが、大火事になっている神戸の風景を写してばっかりいたので、赴任先予定の上司が心配して、本当に大丈夫なのかと心配して連絡くださったことありました。今でもよく覚えています。当時大阪市内に住んでいましたが、町中がパニックになったこと、いまでも忘れません。あの揺れ方は胴体着陸すればあんな感じの縦揺れや横揺れになるのかと今でもおもっています。会社では支店長も人事部長も不在というかこれない状況で、機能しないということはこういうことかと思い知らされました。今のご時世で、これだったら、完全×だと言われてしまいそうです。***BGM: シューマン 3つのロマンス op.94 アダージョとアレグロ op.70 幻想小曲集 op.73 オーボエ: ダグラス・ボイド ピアノ: マリア・ジョアン・ピリス シューベルトとシューマンが交互になっているようです。 ちょっとつかれ気味なのでしょうか。この曲も私にとっては大切な曲のひとつ。 たいへん癒されます。オーボエの暖かい音、大好きです。 シューマンのこの曲とか、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタとか、 ブラームスの雨の歌とか、ピアノ伴奏してみたい!!!と聴くたびに思ってしまいます。 ピリスのCDは結構持っていますが、アンサンブルの伴奏、ヴァイオリンの伴奏とかも多く、 ちょっと他のピアニストとちがうのかもしれません。 もう日本には演奏会では来日しなくなって5年近く経ちました。 13番・14番・30番という組み合わせのベートーヴェンのソナタのCDは ちょうど5年ほど前よく聴いていました。 こんな音でこんな風にとおもうことの多いピアニストです。
January 17, 2007
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最近モーツァルトを聴いていないことに気づきました。モーツァルトを受け付けないときは体調がよくないときか、考えごとの多いときか、なかなか眠れないときか、いろいろあるときです。なんだか意識的にシューベルトばかり聴いていますが、やっぱりこういうときにでもお友達になれる音楽なのでしょうか。たしかに何か弾きたい曲をさがしているかさまよっているかということはあるのですが。BGM:シューベルト さすらい人幻想曲 D670 アンプロンプチュ D935 ピアノ:エリソ・ヴィルサラーゼ このCDは、ミクシィにはいってから、偶然知り合った音楽家のかたから、 ぜひにとすすめられ、本当に気に入っている演奏。 ショパンコンクールに生徒を送り込むくらいの指導者だけあって、コメントじだい説得力があり、 大変勉強になりました。今はどうされているのでしょうか。 ミクシィやめられる前に本名を聞いておいて本当によかったです。 さすらい人の2楽章の変奏曲を聴いているとちょっと泣けてきます。 さすらい人、がんがん和音をならして、ちょっと・・・という演奏もありますが、 こんなに調和のとれたフォルテッシモで演奏してみたいものです。 さっき、昨年の秋以降のコンサートのちらしを整理していたら、ヴィルサラーゼが 12月ごろ日本でピアノを弾いていたことに気づきショックでした。 またチャンスがあれば必ず聴きに行こうと思っています。 さすらい人が聴けるくらいだから、モーツァルトもきっと聴けるはずだと、 週明けは多忙で疲れていたのですが少し元気を取り戻しました。
January 16, 2007
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きょうはピアノのレッスンが夜遅くにあり、そのまま練習して家に帰りました。家に帰ると日付が変わっているのも、いつもながらのことです。仕事でいろいろあっても、みんな忘れてしまうこともあって、それはそれでいいことのようにも思えます。年明けからいろいろホールで弾いて、堪能しているので、ここ1ヶ月くらい、地道にまた練習モードにはいろうと思っています。***会社では年に1回、目の不自由な方をクラシックコンサートに招待して、音楽を楽しんでいただくという、いわゆるメセナ活動のようなことをしています。そんなこともあって、紀尾井ホールと東京オペラシティは会場係もしたことがあるので、なかなかはいれないところも行ったこともあります。会場係ではないときは、目の不自由な人の介添えを担当します。過去3回やりました。小学校6年生、60過ぎのおじいさん、40歳くらいのおばちゃん、それぞれいろんな思いがありました。老人だったかたは、目が見えていた時期が40代くらいまでだったこともあり、感覚的なものを理解されていましたが、小学生の方は本当にたいへんだろうなあと、実感しました。なかなか打ち解けてもらえなかったのですが、後日、小学校の音楽の先生からお手紙をいただいたときは、お役に立ててよかったとうれしかったです。障害をお持ちだということで、いろんな先入観をもってしまいがちですが、コンサートを楽しもうというくらいの方はいたって前向きで、私自身は勇気付けられてしまうくらいだったこともあります。来週の土曜日、初台にあるオペラシティで、また介添えボランティアをすることになりました。今回は同年代の男性。携帯電話は日ごろ持ち歩いたことがないということで、ステッキの色と身長と名前と、待ち合わせの駅のホームの最も新宿よりにいるとのこと。時間は絶対守りますのでという生真面目な方。うまく待ち合わせできることを祈るばかりです。携帯電話がないというのは少し不安になりましたが、なんとかお役にたたなければと思っています。***BGM: ショパン 24の前奏曲 op.28 ピアノ:小菅優 このCDのタイトルが中心のコンサートに行ったのが2年前の6月(サントリーホール) 20歳そこそこの演奏に度肝をぬきました。 それからCDを集めたりしました。 昨年は「熱狂の日」のモーツァルトコンサートで、朝10時から聴きました。 フィリアホールで「女神との出逢い」シリーズでシューマンの演奏を聴いたりしました。 影響をうけたことはいうまでもありません。この曲の一部を練習しているくらいですから。 レッスンをうけているときは、あまり曲のCDを聴かないようにしているのですが、 ちょっと今日は聴いてみることにしました。 きらきらとした音でショパンの曲が弾けるといいです。曲間の間合いがお見事です。 この曲集に関しては、ポリーニより、こっちのほうが好きです。
January 15, 2007
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半蔵門線の沿線の住人になって4年少したちました。先週の月曜日は、半蔵門線に乗って渋谷・新玉川線経由で西へ西へ、田園都市線という青葉台というところで降りてフィリアホールというところでスタインウェイというピアノで少し演奏しました。今日は、半蔵門線に乗って、東へ、北へ、押上から東武伊勢崎線になり、終点の南栗橋へ。南栗橋から栗橋へ一駅乗ったあとJR宇都宮線に乗り、小山へ。ベーゼンドルファーというピアノで少し演奏しました。この紫のトレードマークの半蔵門線、縁のない人はまったく使うことがないとよく言われますが、駅の間隔は広く、ほとんどの駅が何らかの乗換え駅で私にとっては使い勝手がいいです。東急-半蔵門線-東武とつづく長い路線。長い線の2つの始発駅、中央林間と南栗橋、この2つの駅で降りた人は、きっとそんなにいないはずだ、鉄道マニアでもないかぎり100人もいないのではないかと、ちょっとうれしくなりました。目的がないかぎり電車にも乗りませんので会にさそってくださる方、企画されている方に感謝いたします。せっかくなので、これまでの沿線でのエピソードを覚えている範囲で書くことにします。**この線は昭和53年に渋谷-青山一丁目間で開業したらしいです。銀座線が並行して走っていて、乗る人も少なかったそうで、秘密の待ち合わせに使ったというエピソードをある人からうかがったこともあり、納得してしまいました。私が会社に入った昭和61年には、中央林間-半蔵門までつながっていました。おのぼりさんだったこの時期、永田町駅でものすごく長いエスカレータをみて、東京の地下鉄の深さに驚きました。田園都市線にはこのころ縁が深く、中央林間の2つ手前の南町田というところに寮があり、数ヶ月そこの駅を最寄駅の住人になりました。夕方6時で閉まるスーパーがひとつだけあり、コンビニまでは徒歩20分、まったく使い勝手のよくない駅で、買い物は、長津田や中央林間経由で町田、たまプラーザ、はたまた、にこたま(二子玉川園)、渋谷と行きました。ただ横浜インターまで車で5分ということころだったので、車を持っている人はベストだという人もいました。新人研修終盤、南町田から赤坂まで通勤で通うのですが、ひどいラッシュで、2週間で4kg痩せたのを覚えています。結局大阪に配属になったので、この生活はおわりました。平成1年に半年の長期出張があり、市ヶ尾という駅近くに半年住みました。フィリアホールのある青葉台はこのころから改装のため工事に入ったように記憶しています。半蔵門線は、大手町までつながり、バブル絶頂のこの時期、たまプラーザなどの高級住宅地の値段は2倍になったと聞きました。半蔵門線での出来事、平成9年ごろ、仕事の客先セミナーのかえりのこと、当時永田町砂防会館にあったベーゼンドルファーのショールームを偶然みつけ、お客がだれもいなかったころ少しさわらせてもらったこと、その頃はまだ何も弾けませんでした。10年ローン、月8万という家賃のようなピアノローンをみて、そんなものもあるのかと驚きました。半蔵門線に次にご縁ができるのは、転勤を繰り返したあと、戻ってきたときの住処にしたときのこと。平成14年のこと、成田空港への足回りが近い最寄り駅は、一見そのような印象にしか見えませんが、少し歩くと下町情緒の漂うところ、わたしはすっかり気に入ってしまいました。平成15年に押上まで半蔵門線がつながり、東武線とも連絡することがはじまりました。平成16年に入院したときは、押上経由で、青砥にある大学病院へ治療のための入院や通院を繰リ返しました。平成15年の夏、半蔵門線・東武線に乗って、東武動物公園に夏のある日に行ったのですが、昔一緒に仲良くしていた人と最後に行った場所でした。押上から先の線は、そのとき以来、今日は電車に乗りました。そのひとつ先の南栗橋まで乗ったことで、なんだか少しふっきれた感じもしました。****今日は、小山でピアノを弾いたあと、この会場でのことを最初に誘ってくださった方と東京へ(帰りはJR宇都宮線経由)戻りました。今日弾いた感想やたわいのなり話がつづくなか、何かの拍子にブラームスのop.118の曲をいくつかしかやっていないので、全部埋めたいということになりましたというか意見が一致しました。(私は2・3・5番と弾いていて、お話した方は1・2・6と弾いているということで興味深かったです。)東武動物公園へ行った日に、op.118-2を夕方に弾いたように記憶しています。いろんなことを思い出してしまいましたが、いろんななかでピアノも弾いてきたのだとも思いました。今日ご一緒できたみなさまに感謝いたします。また機会がありましたらご一緒したいです。BGM: ブラームス 6つの小品 op.118 ピアノ:ラドゥ・ルプー
January 14, 2007
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新年があけて10日と少しが過ぎ、ピアノを習っているかたがたも、今年はこんな曲が弾きたいとか、目標とかたくさん書かれている方も結構いたりします。そんなことに刺激をうけたり励みになったりしています。1月初旬の3連休にホールやスタジオで弾くことが2-3あったこともあって、目先のイベントに精いっぱいだったように感じています。いまも次は3月の発表会が当面の課題なので、ちょっと余裕がない状態なのかもしれません。今年は・・・と書いたなかにも、目先のことしか結局書いていないようにも感じました。お誘いも増えたこともあって、人前で弾く機会もずいぶんといただいて、ホールで弾く、スタジオで弾く、スタインウェイやベーゼンドルファーをはじめ、状態のいいピアノで弾くことが特別なことも多くなりました。そのことに感謝しないといけないと思っています。平日は1日15分ピアノを弾ければいい日も週のうち半分はありますし、所詮限られたなかで弾いているわけなので、自然体であくせくせずに考えたほうがいいのでしょう。私の好きなピアニストの1年間のコンサートスケジュールをみてはっとさせられたことがあるのですが、愚直なまでに同じ演目を、これでもかというほど掘り下げて演奏されているということもありました。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/3001忘れっぽいので、メモ代わりに弾いた曲も書いていますが、(はずかしいのでわざと外国語表記にしています)どんな方向にしていこうかと、ゆっくり考えることにします。あんまりたいして弾いていないことがわかってしまうかもしれませんね。3月の発表会のところは、ショパン→シューベルト→ベートーヴェン→ベートーヴェン→シューベルト→ブラームス→シューマン→ショパン と8回目になってもとに戻ってきました。おなじようにぐるぐるまわっても、それはそれでいいのだと最近おもうようにもなりました。何がきっかけで弾きたい曲に出会うかもわかりませんし、(今回もそうですし、たいてい何かのコンサートか、偶然聴いたCDとかがきっかけになること多いですので)そういうことに感度がよければ、それはそれでいいのかもしれません。去年はモーツァルトとシューマンと最初から決めてかかっていましたが、今年は無理に決めないで、何かの流れでうまく曲に出会えればと思っています。BGM:シューベルト 3つの小品より第2番 変ホ長調 D946-2 ピアノ:マリア・ジョアン・ピリス 90年代後半に来日したピリスとブレンデルがシューベルトのコンサートで 2人ともこの曲がプログラムにありました。相当影響受けました。 またよく似た雰囲気でちがう曲で何か練習しようと最近おもうようになりました。 楽しんで、楽しんで、楽しむ・・・・どこかのスピーチで3Tだといっている人いましたが、 ベースはそこにおきたいです。
January 12, 2007
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ずっと前に、好きなベートーヴェンのソナタ3つって言ったら、何を選ぶのかとかでいろいろ意見が分かれて面白かった思いをしたことあります。そのときの状態によって答えがかわってしまうことがあるともおもいますが、31番の後期ソナタはいつ聴かれてもひとつに選んでいたように思います。あとは、以前むちゃくちゃはまってしまった13番と、3年以内には絶対弾こうとおもっている27番ということになるのでしょうか。他の人と価値観がちがうのかもしれませんが、名前のついているソナタより、なんだか愛着を感じます。交響曲もよく聴くのは、6・7・8番あたりなのですので雰囲気はわかっていただけるかもしれません。***ピアノをまた弾くようになってからというもの、あるコンサートでの曲、ちょっとした人との出会い、何気なしに頂いたメール、少しのきっかけで流れができたり、方向変換することになったりします。もうかなり前のはなしですが、あるHPで知り合ったひとりの方からメールがきました。アマチュアピアニストで、女性4人でベートーヴェンのソナタを弾く会があって、ホールを借りたはいいものの、来る人が少なく費用もかかるので、ちょっと困っているのです。入場料1000円でいいので来てくれませんか?ということになって行ったことありました。ちょっとかわったプログラムでした。28番、15番、21番、31番という組み合わせ。長調の明るい曲ばかりでセンスのよさも感じたものでした。大雨の降る中いった価値は充分にありました。31番を弾いた人から、この催しは紹介されたのですが、何回か事務的なこととベートーヴェンについてのメールを何度かやりとりしたとき、28番のソナタを弾かれた人から、このCDお奨めですといって紹介されたものがあり、そこから、私自身、ベートーヴェンのソナタにはまるきっかけになったのでありました。BGM: ベートーヴェン ピアノソナタ 第31番 変イ長調 op.110 ピアノ:アニー・フィッシャー いろんなすばらしい演奏、CDも多くありますが、 またここに戻ってくるという感じのもの、ときどきあります。この曲はまさにそれです。 ちょっと明るい目の音はさわやかであったり、たくさん元気をもらうものだったりします。 ここにはいっているCD, 12番・6番・31番・13番 という、なかなかありえない順番ではいっているのですが、 難解なパズルもはまるとすごいという感じで、聴きごこちもいいのです。 12番のソナタは朝の目覚めの音楽で半年以上聴いていました。 私自身も2001年から2002年にかけて、6番(1・2楽章)→13番(3/4楽章)でやって 1年他の曲は何にもしなかった時期が懐かしく思います。 それほどまでになるのは、もうそんなにないかもしれません。 このCDを紹介していただいた方は、その何年かあと、アマチュアのコンクールの 2次予選で28番やっぱり弾いておられました。 曲を大切に何年も弾き続けられるのもいいですね。 1度しか実際には会ったことがないのですが、とても尊敬しているのです。 弾ける曲が多くなくても、大切な1曲というのがあったらいいなあと感じる今日この頃です。
January 11, 2007
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ここ数日、素敵なピアノの演奏を聴くこともあって、たいへん励みになっています。さっき、ぼんやりとコルトーピアノメトード(ピアノテクニックの合理的原理)という本のうしろのほうに載っている、ピアノ作品一覧表にある曲の難易度というところを見ていました。(こどもの頃、赤い帯、黄色い帯とか、ピアノピースのA/B/C・・・の難易度ありましたが、ちょっとうーん・・・・とおもうこともありました。)コルトーの下記の考え方は、なんらかの参考によくしています。(もっともコルトーは、モーツァルトのアンダンテ楽曲がリストのラプソディより難しい場合もあると、説明文でくぎをさしていますので、あくまでテクニック的なことでということだそうです。)A:易しい B:少し難しい C:難しい D:非常に難しい1:指の均一、独立および機敏性2:親指の移行、スケール、アルペジオ3:重音の技法、ポリフォニーの奏法4:指を開く技法5:手首の技法、和音の奏法ベートーヴェンの31番のソナタを例にとると D/D/C/D/C (アルファベットの左から上記のカテゴリ1・2・3・4・5)ALL Dになるのは、29番ハンマークラヴィーア、32番、ディアベリ変奏曲のようです。いま練習中のショパンのプレリュード8番 D/D/_/C/C プレリュード12番 C/C/C/C/D手に負える曲かどうかも疑心暗鬼ですが、発表会まであと2ヵ月半。やるだけのことをやってみよう。1年半前、ショパンコンクール1次予選ブレハッチさんの演奏(プレリュード7-12)でぐらっときたときのことを忘れないようにしよう。BGM:シューベルト アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821 ギル・シャハム(ヴァイオリン) イョラン・セルシェル(ギター) 本来、チェロとピアノで演奏されることの多いこのソナタ、 不思議な世界もあるもので、ちょっと雰囲気のちがったものを楽しんでします。 シューベルトの楽曲のなかで、もっとも好きなもののひとつです。
January 10, 2007
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楽しい3連休のあと、現実のお仕事の世界へ。それなりのギャップを楽しめるようになればいいのですが。でも、ここ2-3日で一緒にピアノを弾いた多くのかたもそうなんだからと思うようにすることにしています。数時間、ピアノの音をホールでいっぱい聴いていたので、家ではなるべく他の楽器の音楽聴いていました。ようやく、ピアノの曲のCDも聴いてみようかと、おもうようになりました。今日は完全に癒し系になってしまいました。さすがに少し疲れています。BGM:リャードフ バルカローレ ワーグナー=リスト 夕星の歌 (タンホイザーより) pf:田部京子 寝つきのたいへんよくない私にとって、子守歌がわりにしている曲です。 夕星の歌、この曲もよくできたトランスクプリプションですね。***しばらくは、3月末のピアノの発表会にむかって、また大騒ぎすることになることでしょう。去年の冬場のブログも、2年前の書き始めたころも、そんな状態があり、見るに見かねた方の書き込み、メッセージで励まされたような気もします。歯磨きするように毎日練習できればと思います。寝起きに1回弾くとか、食後に1回弾くとか、また決めないと時間ばかりたってしまうのでしょうか。年が明けてしばらくたってからの2ヶ月くらいはやたらと早く感じます。どこかのスタジオとかホールで弾かせてもらう機会もまたつくろうと思います。
January 9, 2007
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横浜市の田園都市線青葉台にあるフィリアホールは、過去何度かコンサートを聴きにいったことがあります。一番最近は、去年の6月、小菅優さんというピアニストの演奏を聴きに行きました。(シューマンのダヴィッド同盟舞曲集ほか)人の演奏をお客として聴きに行く場所だと、つい最近まで思い込んでいました。楽屋というところはコンサートがおわって、サインをいただく場所だと思い込んでいました。(自分の記憶ではこのホールで小菅優さんと仲道郁代さんにそういうことしたかも)それが、今日は、このホールでピアノを弾くということになりました。楽屋口も舞台の袖もはじめて、自分が使うようなことになりました。アマチュアのピアノ仲間27組での弾き会。昨年の秋にこの企画を主催者から教えていただいたときは、何とかして出場しようと思いまして、二つ返事でのっかることに決めたのでありました。***このホールでピアノの発表会をされている横浜界隈のピアノ教室もあるとのことで、偶然弾いたことのある方に、どんなものでしょうかとお伺いしてみたりもしました。とても響きのいいホール、ピアノを弾いていても素直な音が出ます。ただ響きすぎることもあって、ペダリングはちょっと工夫がいるかも、リハーサルで数分弾き、人のリハーサルを何箇所かの場所で聴き感じるところでありました。今回、リストとシューベルトの曲を弾きましたが、あんまり人が弾かない曲でもありました。どちらも付点音符が随所で出てくること、強弱がはっきりしていること、リストの曲は楽譜に歌詞が書いてあるくらいで、歌のある旋律があるということ、こんな共通点はあるようにも思えます。組み合わせてみると相性はいいかもということで1月6日に引続き、8分くらい演奏しました。ffのところはこわがらずに、しっかりと音を出すということ、付点が甘くならないように歯切れよくすること、ここ最近の課題でもありますが、人の評価はともかく、ずいぶん気をつけようとしました。それから、現代曲を演奏する人のあとに演奏するとき、集中できずに平常心になれないことがあるのですが、(過去、バーバーのつぎ、カプースチンのつぎ、というときがあって、かなりよれたことあります。今回ヒナステラのつぎということで、ちょっといやな予感もしましたというか、怖かったのが正直なところです。)なんとかいままでのなかでは落ち着けたほうです。27組いて、シューベルトを弾いた人はだれもいなかったということもあって、いろいろ意見をいってくださる方、いいように言ってくださる方もいてちょっとうれしかったです。始めて聴くという方も多く、楽譜見せてくださいと興味持ってくださったのも、うれしかったです。リストは、ワーグナー=リストを弾く人がいて、同じように楽譜に歌詞がかいているのがわかり、ちょっと共感してしまいました。巡礼の年2年イタリアは、ペトラルカのソネット104や、むずかしいところでダンテソナタを弾く人はいますが、3曲目をひとつだけ選ぶのは、さすがにないみたいで、珍しがられました。シューベルトのハンガリー風メロディという曲は、ブレンデルが弾く20番ソナタのあとに、おまけのように入っていた曲がすごく気に入ってしまって、自分で楽譜を探して練習し始めたのが最初、その後レッスンで見てもらったり、発表会や人前で数回弾いた曲。日本人のピアニストで、揚原祥子さんという方が、ハンガリー風メロディというタイトルでCDを出していて、よく聴いたりしていました。リストのサルヴァトール・ローザのカンツォネッタは、もともとペトラルカのソネットを聴きたくて、巡礼の年2年のCDを聴いていたとき(ブレンデルか野原みどりさんのCDよく聴きます。)やたらと耳に残って、いつか弾いてみたいと思うようになってようやく実現したものです。どちらもちょっとしたきっかけで知るところとなった曲です。**他の人の演奏、4時間半という長丁場は、3幕のオペラを見るくらいの時間でしたが、この日のために忙しい中準備され、披露されたもの、感銘受けたもの多かったです。いつか弾いてみたいと思う曲もいくつか出てきました。多種多様な価値観のかたがたの中で刺激をうけることとなりました。たくさんの方とおはなしできて楽しい時間でした。ありがとうございます。
January 8, 2007
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新春をことほぐ七草粥は、古く中国より伝わったものだそうです。1月6日も8日もピアノを弾いたり、打上げや2次会があってヘビーな感じがるするので、中日になる7日に、ちょうどよい日になりました。備忘録がわりに・・・セリ・ナズナ・ゴキョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・ススジロ 春の七草。<効能があるとされているもの>セリ:解毒・食欲増進・神経痛・リウマチナズナ:高血圧・貧血・食力増進ゴキョウ:咳止め・痰きり・利尿作用ハコベラ:歯槽膿漏・催乳・健胃整腸ホトケノザ:体質改善スズナ:骨粗しょう症・腸内環境改善スズシロ:骨粗しょう症・腸内環境改善去年は会社の食堂ででてきて、すっかりはまってしまいました。(2006.1.6ブログ参照)なんだか去年と同じことをしているようです。とてもヘルシーな一日になりました。BGM: ドヴォルザーク チェコ組曲 op.39 アメリカ組曲 op.98b リボール・ペゼック指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 前後の日に数時間ほど、ピアノの生演奏を聴かせていただけることがわかっていることもあって、 どうもピアノの音楽をうけつけないようです。 チェコ組曲、のだめカンタービレでよく聴いたBGMであり、ディレクターが有能だということを理解しました。それからよく聴くようになったCDだったりします。 胃にやさしいといえば、やさしく、私は大変癒されています。 聴けばきくほど、曲のすばらしさを感じています。 あしたも長丁場の一日、 フィリアホールでピアノを弾けるということが楽しみです。
January 7, 2007
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年初早々の3連休は、ピアノをホールで弾くことからはじまりました。北千住経由、千代田線・常磐線で柏へ。この駅で降りたのは15年ぶり。PTNAステップ柏というところに参加しました。アミュゼ柏・クリスタルホール、ピアノはスタインウェイのフルコンでした。年明け早々、ありがたいお話ですが、年末年始をはさんでいることもあって、練習不足もあり万全とはいえない状況。大人の部は夕方だろうとおもっていましたが、午後1時過ぎの出番、大人ばかりの部だろうとおもっていましたが、幼稚園・小学生10人と大人3人のグループ。これは主催者の意図もきっとあったのでしょう。調子が狂いそうな条件もそろっていました。純真無垢なギロック・ブルグミュラーを演奏するお子様の演奏は、とても上手で澄んだ音色の人も多く、新鮮でもありました。昔、子供の演奏のあとに、いきなり順番がまわってきて舞い上がってしまい、舞台で真っ白になった経験があるのでいやな予感もしましたが、前後に大人のお兄さんとお姉さまがいたので、助かりました。ショパンの犬と猫のワルツを演奏したお兄さんと、ベートーヴェン4番の終楽章をかっこよく弾いてお姉さまにただただ感謝です。またどこかでお会いしたいものです。ホールでフォルテを響かせる演奏が今日はしたかったので、その目的は果たせたように思います。でもいかんせん、弾きこみ不足もあってか、あぶなっかしいところ多々あり課題も残しました。 アドバイザーはいつも三者三様なのですが、今回はBravo,Great,Bravoということでした。1オクターブ下の音を弾いたり、内声部を弾きとばしたり、家ではありえないことがおこってしまうのですから、やはり場慣れは必要です。リストの巡礼の年2年から3曲目は、ずっと弾いてみたくなりました。気になるアドバイザーからは、丸みのあるきれいな和音だと書いてくださったので、少しほっとしました。シューベルトのハンガリー風・・・は、かなり前から弾いている曲なので、1曲目と弾いている気分がぜんぜん違いました。2-3ヶ月しか練習していない曲と長くやっている曲を一緒に弾くと、いろんなことがわかります。自分自身勉強になりました。***3時間後、よばれていたピアノの弾き会があって、参加しました。ダブルヘッダーのような感じで、なかなか落ち着けないのですが、これもまた貴重な経験です。PTNAのアドバイザーのひとりの方からもコメントありましたが、ほとんど弾く人がいないような興味深い選曲だったようで、楽譜がみたいといわれたり、弾いている曲を気に入ってくださったり、たいへんうれしいこともありました。あさっても、結局同じ曲を弾くのですが、今日2回弾いたことが活かされればいいと思っています。BGM:ブルッフ スコットランド幻想曲op.46 第4楽章 ヴァイオリン:五嶋みどり 指揮:ズービン・メータ イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 終楽章はとくにすがすがしくて、気分がいいときに聴いたりします。 今日はピアノの音を一日中聴いていたので、 ピアノ以外の音を聴いているほうが、いいのかもしれません。 ブルッフはヴァイオリンコンチェルトも大好きでよく聴きます。
January 6, 2007
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1日平安神宮、3日明治神宮、4日浅草寺と、ことしもたくさんお参りしました。仕事始めの日に、会社のメンバーとまさか浅草ツアーになるとは思いませんでした。3日は、明治神宮でおみくじ引きました。吉も凶もでないおみくじなのでほっとします。今年の大御心は、 昭憲皇太后 御歌「あやまたむ ことを思へば かりそめの ことにも物は つつしまれつつ 」 世の中は、とかく過ちが起こりやすいものです。 これを避けようと思えば、どんなつまらない小さなことでも、万事慎重に取り扱わないでは いられなくなります。 人間は万物の霊長といわれますが、亦、意馬心猿という古い語もあって、野生の一面もあります。 心の手綱をゆるめずに、大事を恐れず、小事をあやまたず、慎しみ深くいたしましょう。 (油断は大敵です)毎年、いろいろ教えられます。さて、神社三昧のあとの週末はピアノ三昧になりそうです。ホールでピアノを弾くということに慣れたいとかねがねおもっているのですが、次の3連休は、アミュゼ柏クリスタルホール フィリアホール でピアノを弾きます。 それ以外にもスタジオでピアノを弾いたりもします。いろんな企画や幹事をされる方には頭が下がります。大事をおそれず、フォルテのところはフォルテで、思い切った音を出したいものです。どうなることやら、おおぜいの人の前でリストは初めて弾くことになります。リストの曲はみそらーめんが食べたくなるかもしれません。シューベルトとリストの曲を選びましたが、シューベルト=リストというものは今後弾きたいとおもっています。BGM: シベリウス ヴァイオリン協奏曲 op.47 第3楽章 ヴァイオリン:五嶋みどり 指揮:ズービン・メータ イスラエルフィルハーモニー管弦楽団 テンションを少しあげたいときに聴く曲のひとつ。 シベリウス(1865-1957) 相当長生きされた方ですね。今年没後50年です。 1957年といえば、昭和32年くらいだから、なんだか身近に感じてしまいますね。 今年は聴く機会が増えそうです。 ピアノのコンサートも探してしまいそうです。
January 5, 2007
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哲学の道南禅寺から銀閣寺までつづく1.8kmの小道。哲学者の西田幾太郎が散策しながら思索にふけったのがこの名前がついた由来だそうです。京都大学からもそれほど離れていない場所です。春や紅葉の秋は、観光客がいっぱいになりますが、ほとんど人のいない2月ごろ、お散歩したことあります。静かに歩きたいときは、小春日和の冬がおすすめ。「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」の石碑があると、インターネットを散策していると書いてありました。このことば、今の自分に言い聞かせたいです。
January 4, 2007
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このあいだ京都へ行ったとき、急に足をはこびたくなったところです。高校の頃、日本史の先生から慈照寺銀閣であって銀閣寺は通称なので、答案用紙に書かないようにと、よくくぎを刺されました。銀閣寺は、英語の案内では、gingakuji-templeとあります。ちょっと不思議ですがイメージをつかむには妥当ないいまわしなのでしょう。少し丘をのぼったところからみた銀閣寺は5年ぶりくらい。京都の数ある風景のなかでも好きなところのひとつです。銀閣寺のなかにある砂の光景。お正月に妹から、銀閣寺の写真よりこれがいいといわれたので載せてみることにしました。これはかなり至近距離から。冬でも針葉樹が多いせいか、たくさんの緑に囲まれています。
January 4, 2007
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先斗町(ぽんとちょう)♪富士の高嶺に降る雪も、京都先斗町で降る雪も・・・の先斗町。(相当古い歌謡曲ですが、お座敷小唄という歌の出だしです)学生時代、この界隈で、クラブの宴会があって、お酒に弱かった私自身は鍛えられたところなのかもしれません。そのときの御茶屋さんは、ちがうお店にかわっています。左にあるお店は、串かつ・おでんとかがおいしいので、このあたりを通ったときふらっと寄るお店です。まだそういうお店もいくつか残っていてほっとします。大阪の法善寺横町もそうですが、こういう狭い小路をちょっと歩いてみるのもわるくありません。先斗町のとなりは、鴨川。夏になると川床で料理を出すお店もあります。四条大橋から眺めているとこんな感じです。暖かくなると、みごとなまでにカップルが等間隔で座っていて、それも風物詩のひとつです。京阪電車は以前、川べりを走っていましたが、今では地下にもぐっています。四条河原町-先斗町-四条大橋ー京阪四条駅-祇園(八坂神社)こんな位置関係です。
January 4, 2007
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みなさま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。1月1日は京都の岡崎にある平安神宮へ初詣に出かけました。雰囲気だけでもとおもい、少し写真をとっていました。お天気はよくひとりでぶらぶらしていました。おみくじは吉、なにごとにも感謝の気持ちを持つべしとのこと。ここの神様は、天照大神です。平安な1年になればと、それから無心でいろんなことにとりくめばいいかとおもっております。平安神宮は、学生時代お祭りのアルバイト(時代祭り)で、馬を曳いたりしていたことがあったり、大学3年のお正月、馬に乗ってここまで初詣したことがあったり、(テレビのニュースでネタを提供したかっこうにもなりました)いろいろ思い入れのある場所。久しぶりにお参りしました。これは、そのまえの日に行った母校の馬術部所有のお馬さん、馬衣を着ているところがさまになっていたので、写真とりました。むかしにくらべて、衣服のセンスはよくなっている気もしています。BGM: グリーグ 組曲「ホルベアの時代から」 プレリュード/サラバンド/ガヴォット/アリア/リゴードン ピアノ:田部京子 まずは記念になる作曲家の曲から聴き始めることにしました。 聴いていると弾きたくなってしまう曲もいくつかあります。 またいろんな人に教えてもらわなければ。 ピアノは今年も多くの人に影響をうけながら、また世界を広げていきたいです。 年末年始のことは、すこしずつ書き足していくかもしれません。 今後ともよろしくお願いいたします。
January 3, 2007
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