ラム酒 インプレ【今日もラムを飲んでます】

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2021.08.13
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カテゴリ: スペイン系(Ron)
​【プランテーション・ヴィンテージ・ペルー2006】
プランテーション・ペルー2006
ペルーで生まれ、途中でフランスに引越ししたラムです。

プランテーションのヴィンテージシリーズとして限定生産されたラムです。
蒸留所はカルタヴィオ・ラム・カンパニー。
ウニダス蒸留所(Unidas S.A. de Peru)、​ ロン・カルタヴィオ ​のあそこです。




糖蜜を原料に発酵3日、2006年にジョンドームポットスティルとマルチバキュームコラムで蒸留、熟成はペルーでのトロピカルエイジング(200リットル/バーボンカスク)11年、その後フランスのコンチネンタルエイジング(400リットル/フェラン・コニャックカスク)3年の合計14年。
アルコール度数は47.9%、1リットル当たり8g加糖されています。

プランテーション・ラムなので、こういった情報は全て裏ラベルに記載があります(エステル値など、もっといろいろ書いてあります)。

さて、どんな感じでしょうか。



とても華やかな香りで、透明感のあるフルーティーさが全体を優しく覆っています。
バニラ、キャラメルクリーム、少しチョコレートも。

飲んでみると、しっかりめのコシが感じられます。
ポットとコラムの広津は不明ですが、例えばロン・カルタヴィオ12年よりも重量感に満ちています。
旧スペイン領のいわゆるラテンラムは一律軽いと評されることが多いのですが、はっきり言って認識不足です。

味わい・風味もとても魅力的で、バニラとキャラメルに柑橘、軽いオーク、マンゴかドライマンゴのような深いフルーツ感、それにそれらをフェラン・コニャックカスク効果と思われる、マンゴとは別の明るいフルーティーさに包まれています。
僕の好みに合っているということもありますが、なんてセンスのいいバランスだろうと思いました。



何年か前に飲んだ​ プランテーション・ペルー2004 ​よりも、はるかにグレードアップされているという気がします。

なんでもかんでもコニャックカスクで追熟させればいいというものではないと思いますが、このカルタヴィオとの相性はとてもいいと思います。

カルタヴィオ12年よりもポットスティル比率が高いのか、コク深くて重量感があり(2004よりコク深いと思います)、それにコニャックカスク効果と思われる華やかさが調和していて、満足感の高さと飲みやすさを両立させている、というように感じられます。

美味しい。

【僕の評価】5段階中の 5+
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プランテーション ペルー 14年 2006 ラム 47.9度 700ml
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最終更新日  2021.08.13 20:40:05
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