ラム酒 インプレ【今日もラムを飲んでます】

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2021.11.27
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カテゴリ: スペイン系(Ron)
【サンチアゴ・デ・クーバ12年エクストラアネホ】

キューバのラムです。

先日飲んで殊の外美味しかった、サンチアゴ・デ・クーバ11年の12年バージョンです。
こちらは国内流通があり、普通に購入可能でした。



なぜ、僅か1年違いの製品が存在しているのでしょう?

そんなの他のブランドでは聞いたことがありませんが、理由は全然わかりません。

ラベルデザインの違いも不明です。
今回の12年は、ラベルのデザイン的には7年アネホと共通しています。
海外で流通している12年は、前回の11年と同じデザインです。

ラベルのデザイン変更による新旧なのか、輸出するエリアごとに違うのかなど全然わからないし、まあ別にどっちでもいいので、そこも詮索せずに済ませます。



さて、このサンチアゴ・デ・クーバ12年、あのフィデル・カストロさんのお気に入りだったとか。
カストロさんほどの地位にある人ならもっと上級の20年とか25年を飲めばいいのに、と思いますが、こちらもなぜ12年がお好きだったのか詳細は不明です。

謎の多いサンチアゴ・デ・キューバですが、今回の12年は11年とどんな違いがあるのでしょうか。



さすがに香りはよく似ていますが、直接比較すると、こちらの12年の方が濃縮されたような濃さがあり、11年の方が淡麗な感じがします。

カラメル系は12年が、フルーティーさは11年の方が、それぞれ顕著に感じられます。

しかしやはりよく似ていて、目隠しでどちらか一つを差し出されたら、僕は間違える可能性が高いと思います。

飲んでみると、味わい的には香りだけより違いが感じられます。
結論としては、僕は11年の方が好みです。
でもカストロさんのように、12年の方が美味しいと感じる人も多いだろうと思いました。
今回の12年の方が味わいが濃く、キューバのラムにしてはしっかりした感じで、11年は香り同様に味わいも端麗。

サンティアゴ・デ・クーバの重要な風味の要素として、プラム・グレープ的なフルーティーさがありますが、それが11年の方が顕著で、それが11年の淡麗さに合っている気がして、僕は11年に軍配を上げます。

しかし、ラムそのものの満足感は、明らかに12年の方が上だと思います。
カストロさんが気に入っていたのも頷けます。
ちなみにどちらも度数的には40%で同じ。
もうどちらが美味しいと感じるかは、好みの問題だけだと思います。
両方とも美味しい。


なぜカストロさんが12年をお好きだったのかは、全ラインナップを飲んだわけではないし依然不明ですが、なぜ11年、12年という近接した熟成年数のラムがラインナップされているかは、僕の中では理解できました。

11~12年くらいの熟成が「イイ」ところで、ブレンドだか使うカスクだかの加減で、それぞれ特徴を持つ、美味しさの点では甲乙つけがたい2つのラムができて、どっちを製品化するか迷った挙句、両方ともリリースすることにした、というような感じじゃないでしょうか。

それくらい、それぞれ特徴が違っていて、しかも両方とも美味しいと思います。

もちろん、僕がそう思っただけで何らの証拠もありません。
違ってる可能性は大ですが、僕はそのように想像しました。

【僕の評価】5段階中の 5
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最終更新日  2021.11.27 20:20:04
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