シングル母のアメリカ暮らし

シングル母のアメリカ暮らし

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

さく408

さく408

Comments

vhnqfmor@ viagra online dj fn viagra pills viagra generic <a hre…
ひろし@ Re:シュタイナー教育の疑問点(10/09) ≫けっっっ テリブル…!
http://buycialisky.com/@ Re:不憫な息子(05/04) cialis generika erfahrungen forumcialis…
http://viagraiy.com/@ Re:不憫な息子(05/04) viagra apresentacao preco <a href=&…
恵梨咲@ Re:祝 「かぐやひめ」無事出版の巻(02/28) 初めまして! 中3です。素敵な絵ですね!…
2007.08.08
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



彼女がご主人の弟夫婦を尋ねた時の事。
この弟夫婦は金持ちの医者夫婦だ。
夫婦あわせての年収は1億を越えるらしい。
田舎町ではあるけれど、そこに豪邸を建て、
5人の子供達とナニーさんと暮らしている。
今は、レジャーの少ない田舎町だから、
家の中にインドアのプールを建設中だと言う。

食事中に食べ物の話になって、

基本的なものはすべてオーガニックで。
野菜や果物もできるだけそうしているの」
と言ったら「うちなんか、オーガニックなんて言ってたら大変よ。
生活していけないわ」とのたまったのだそうだ。
5人の子供との食費がいくらかかるのか知らないが、
インドアプールを建設中の年収1億が言う事じゃないだろう。


私の元義兄一家も、どちらも面白い。

かたや押しも押されもせぬ大金持ちで、
シリコンバレーの一等地に推定6-7億円の豪邸と、
現在住んでいる他州の3億円の豪邸と、
湖畔の別荘、他に副収入として6軒の家を所有しそれぞれ貸しに出している。

ピアノは新品のスタインウエイ、
子供達は靴も服も高価なものを身につけている。

彼等の家はいつもものすごく散らかっている。
うちもそうだから人の事は言えないけれど、
あれだけの立派な家に住んでいたら、

高価な美術品の下で、子供達の服が脱ぎ散らかされ、
ピアノの下にはおもちゃが転がり、
ハードウッドの床は食べこぼしでベタベタしている。

私だったら他の出費をおさえても、お掃除の人かなんかを雇うだろう。
それだけお金があったら、あれだけ立派なお家に住んでたら、
きれいにしていたいと思うだろう。
でも、「お掃除の人なんて、高くって」というのを聞いたことがある。
かなりビックリだ。


もうひとつの義兄一家はもっと堅実だ。
でもそこの義姉の趣味はバーゲンハンティング。
とにかく安いとなればいくらでもものを買ってしまう。
ガレージはセール戦利品倉庫、といったところだ。
たまに遊びに行くとアレも持っていけ、コレも持っていけと
断るのに一苦労だ。

この間、ラフティングをしに行ったのだが
すぐ近くだったので帰りによらせてもらった。
夕飯をご馳走になって少しお喋りして、
帰る時間になった時に、またいつものようにガレージに連れて行かれ、
いろんな戦利品を見せられた。

「ほら、これ。バケツ。たったの50セントだったの。
一つあげるわね。あ、そうそうこの掃除用の洗剤も。
ペーパータオルも安かったからいっぱい買ったの。
これもバケツにいれておくわね。
ンー、あと、あげられるものはないかな。
あ、このシャンプーは?いらない?
これは?ツリーの形のケーキ型。いらない?そう?
じゃ、このパヒュームセットは?つけないの?そう。」

こうして次から次へとモノを見せられ、
しかも大変申し訳ないけれど、
どれもこれもうちでは使わないものばかり。
でも片っ端から断ると機嫌が悪くなりそうだから、
バケツやペーパータオルなど、
何とか使えそうなものはもらっていく。
どういうわけか、人がものをもらってくれるとご機嫌なのだ。

何度も言うようだけど、
いくら安くても、こんな事をしてたら、
お金がいくらあっても足りないだろうよ。


ご馳走になっておいてこんなことを言うのも大変恐縮だが、
料理の嫌いな彼女は私たちのためにピザを頼んでくれた。
大人3人と子供7人で、ラージがふたつ。
「足りるのかな」とちょっと心配になった。
彼女はピザが来た時に数を数え、「ひとり2枚」と宣言した。
先に子供達に食べさせ、2枚で足りなかったらシリアルを食べろと言ったのだ。
この中には食べ盛りの14歳と11歳がふたり、うちの大食いの8歳児もいる。
「あ、私はいいから、子供達もっと食べてもいいよ」
と言ったら「ダメよ。あなたも食べなくちゃ」と睨まれた。

残りのピザはたったの5枚。大人は3人。
彼女は自分で1枚を取り、残りを私と
190センチ近くある、大男の義兄に与えた。
2枚で十分だけど、何か食べた気がしなかった。(涙)
案の定、帰りの車の中で「おなかすいた」と言い出した子供達。
しかたなくファーストフードに寄って、また食べさせたのだ。
これだから、夕飯をここでいただくのは気が進まないのだ。
多分、私だったら、少なくともラージを3つは買うだろうなあ。
十分おなかいっぱい食べてもらって、
残ったらまた温めて食べればいいのだから。


決して彼等だって貧乏なわけじゃない。
大きな家に住んで、犬も2匹買っていて、
いつもいつもいつもいつもいつもいつもモノを買っているんだから。
でも食事にはお金をかけない。
何かそういうところがすごく不思議だ。


何にお金を使うか、これは個人の勝手なんだけど、
いろいろな考えがあって面白いものだなあと思う。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.08.08 11:11:36
コメント(15) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: