ミステリの部屋

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2007年03月08日

図書館特集

(8)

テーマ：本のある暮らし(4336)

カテゴリ：ミステリ関連

最近は小さなことで忙しく、何もかも遅れがちですが、やっとトップページの特集を更新しました。
今回は図書館が舞台のミステリです。

図書館には足を向けて寝られないくらいお世話になっていますが、図書館を舞台にした小説で読んだ事があるものは結構少ない事がわかりました。

この中で感想を書いたことがあるのは、森谷明子『れんげ野原のまんなかで』（感想）。秋庭市立秋葉図書館が舞台の日常の謎系ミステリ短編集です。こんな図書館があったらいいな、と思いました。

ジェフ・アボットの図書館シリーズは、これまで4冊出ています。まだ途中なのですが、しばらく続編が書かれていないのでヤキモキしている人は多いと思います。
親の面倒を見るために故郷に帰ってきた若き図書館長ジョーダン・ポティートが主人公です。アメリカの図書館の様子も少しわかります。

『晴れた日は図書館へいこう』は児童書で、『図書館警察』はホラーです。

ミステリ以外では、近未来を描くエンターテインメント『図書館戦争』（感想図書館の神様』、谷村志穂の『自殺倶楽部』、村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド（上巻）』、『海辺のカフカ（上）』、などがあります。

マンガでは川原泉の『バビロンまで何マイル？』に図書館の主ユウリという女の子が登場します。ユーモア漂う歴史サバイバルものです。何ともいい味を出しています。
映画にもなった、柊あおいの『耳をすませば』にも図書館が大好きな少女が出てきます。

今思い出したのですが、シャーロット・マクラウドに「シャンディ教授」シリーズで、彼の奥さんは大学の司書ですし、リリアン・J・ブラウンのシャム猫ココ・シリーズでは、クィラランの恋人ポリーは図書館長でした。

短編集の中の1編に図書館を舞台にしたミステリがある事も…。
高田崇史「千葉千波の事件日記」シリーズ3作目、『試験に出ないパズル

短編集の中には、図書館を舞台にしたミステリがまだまだ隠れているかもしれません。

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最終更新日 2007年03月08日 19時25分14秒
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■コメント

Re:図書館特集(03/08)

あむあむ108 さん

こんばんは！
さすがですね、samiadoさんの頭の中が図書館になっているようです☆

米澤さんの『氷菓』の一編にも高校の図書室が出てきますね。でも、図書館じゃなくて図書室、でした。
あと、若竹七海の葉村晶シリーズに出てくる親友の子（いっときルームメイトにもなります）が司書でした。図書館の話もあったような、…なかったかしら…

全然役に立たないネタですみません！
(2007年03月08日 22時18分10秒)

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Re:図書館特集(03/08)

ときあさぎさん

すごいです、samiadoさん！！
まるで、検索端末のような方です。

でも、私がいちばん反応してしまったのは、川原泉。
かつて夫婦でファンで、単行本もほとんど持ってました。（最近は読んでないのですが）
「バビロンまで……」は構想が壮大だったためか、若い読者が付いてこれなかったみたいで、あっさり打ち切りのような終わり方をしてしまいました。
結構好きだったのに。
図書委員のユウリは、ファンタジー嫌いでプロレタリアートの文学ばかり購入していた、というシーンがツボでした。
（すごいマニアックな話ですみません）
(2007年03月08日 23時37分14秒)

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Re:図書館特集(03/08)

kaisa21 さん

こんばんは～
私も図書館にはお世話になりっぱなしです。
でも、図書館本は全然読んでませんね。。。
samiadoさんの感想のもあった「図書館戦争」はいつか読んでみたいと思ってます。
私が読んだ数少ない図書館本（?）でお気に入りなのは短編集「法月綸太郎の冒険」に入ってる数編です。
綸太郎と司書の女の子とのコンビがほほえましくって好きだな～ (2007年03月08日 23時38分46秒)

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Re:図書館特集(03/08)

シオン525 さん

れんげ畑の真ん中でが、図書館が舞台で、
近くにこんな図書館があったらと思い
読んだことがあります。 (2007年03月09日 06時57分59秒)

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Re[1]:図書館特集(03/08)

samiado さん

あむあむ108さん、こんばんは！

さすがですね、samiadoさんの頭の中が図書館になっているようです☆

有難うございます♪考えて考えて出てこなくなったら、検索名人になりますｗ

＞米澤さんの『氷菓』の一編にも高校の図書室が出てきますね。でも、図書館じゃなくて図書室、でした。

あ、図書室ミステリも入れたら、もっとたくさんあったかも知れないですね～。

＞あと、若竹七海の葉村晶シリーズに出てくる親友の子（いっときルームメイトにもなります）が司書でした。図書館の話もあったような、…なかったかしら…

相場みのりですね。印象は強かったのですが、図書館の話があったかどうかは、はて、記憶にありません（；_；）

＞全然役に立たないネタですみません！

いえいえ、考えていただけて、とっても嬉しいです♪ (2007年03月09日 23時05分14秒)

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Re[1]:図書館特集(03/08)

samiado さん

ときあさぎさん、こんばんは！

＞すごいです、samiadoさん！！
＞まるで、検索端末のような方です。

えっ、すごいですか？小学生の頃、辞書引き競争は得意でしたけどね～。インターネット検索はただただ根気ですｗ

＞でも、私がいちばん反応してしまったのは、川原泉。
＞かつて夫婦でファンで、単行本もほとんど持ってました。（最近は読んでないのですが）
＞「バビロンまで……」は構想が壮大だったためか、若い読者が付いてこれなかったみたいで、あっさり打ち切りのような終わり方をしてしまいました。
＞結構好きだったのに。
＞図書委員のユウリは、ファンタジー嫌いでプロレタリアートの文学ばかり購入していた、というシーンがツボでした。
＞（すごいマニアックな話ですみません）

私も川原泉ファンです。また一つ、ときあさぎさんとの共通点が増えましたね♪
ちょっととぼけていて、食欲旺盛でたくましいユウリもいいですね。他には読む人がいないような本を役得で買い揃えるんですよねｗ

検索していたら、「バビロンまで……」は文庫版でイタリア編が完結しているとかいう情報がありました。どうなんでしょうか？

(2007年03月09日 23時33分37秒)

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Re[1]:図書館特集(03/08)

samiado さん

kaisa21さん、こんばんは！

＞私も図書館にはお世話になりっぱなしです。
＞でも、図書館本は全然読んでませんね。。。
＞samiadoさんの感想のもあった「図書館戦争」はいつか読んでみたいと思ってます。

「図書館戦争」はちょっと怖い世の中になっていますが、恋愛小説風味もたっぷりあって、やめられない面白さですよ～。

＞私が読んだ数少ない図書館本（?）でお気に入りなのは短編集「法月綸太郎の冒険」に入ってる数編です。
＞綸太郎と司書の女の子とのコンビがほほえましくって好きだな～

法月さんは『生首に～』しか読んだ事がありません。kaisa21さんがお気に入りの短編集は是非読んでみたいと思います♪ (2007年03月09日 23時42分20秒)

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Re[1]:図書館特集(03/08)

samiado さん

シオン525さん、こんばんは！

＞れんげ畑の真ん中でが、図書館が舞台で、
＞近くにこんな図書館があったらと思い
＞読んだことがあります。

図書館はロケーションも考えて作って欲しい、と思うのは贅沢なのでしょうね。でも、自然に囲まれた図書館には憧れます♪もちろんそこにどんな人たちが働いているかも重要ですがｗ (2007年03月09日 23時46分05秒)

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