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2023.05.11
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カテゴリ: オーディオ



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こんにちは。

GWが終了しましたね。
5月8日には、新型コロナの分類変更もあり、徐々に通常の生活に戻っていくのでしょうか?

さて、DENONのレコードプレーヤー(ターンテーブル)DP-790?の修復のその2を書きたいと思います。(?を付けました)

結論から言いますとフォノモーターの制御の修理はできなかったのですが(そんな技術無いしょんぼり
実は内部基盤を確認している途中に面白いものを見つけました。こちら


トランジスターの放熱板に貼ってあったメモ書きなんですけど、修理中に書かれたものだと思われます。

「100Hランニングにて一時高速 原因不明 再現セズ、原因究明要す 検 渡辺 6/29」

と読めますね。 多分メーカーか修理業者のメモだと思うのですが、「高速での回転=制御不能」という症状が出ていたものの100時間のランニングテストでは再現せず、修理もできなかったということのようです。今は100%再現していますが.....

というわけで自力での修理は保留にして、代替の部品を調達することにしました。
これがDENON製のレコードプレーヤーの良いところですね。
この時期のDENON製レコードプレーヤーは、キャビネット、フォノモーター、トーンアームを組み合わせて作っているので、構成部品に不具合が生じたらその部分を交換すればよいわけです。

それで、たまたまヤフオク!で見つけたDP-790のフォノモーター部分を入手することにしました。

こちらです。


裏側はこんな感じ


ターンテーブルを外したところ


モーター軸の周囲に手元のDP-790もどき?には無い黒い板が取り付けられています。

「ジャンク品」ということでしたが問題なく動作しました。
ただ回転数をチェックするストロボスコープが付属していなかったので、ネットで探してこちらのサイトを参考に自作してみました。

回転数表記が正確なストロボスコープを作ってみました。

A4用紙に印刷し、ボール紙で補強しています。

オーバーハングの目盛りもあって便利です。個人的には78回転の目盛りはいらないですが.....

こんな感じで回転数をチェックできます。33回転をチェック中


手元のものと入手したDP-790のフォノモーターの裏側を比較してみると...


ほぼ同じですねスマイル

でも1か所だけ異なるところを見つけました。こちらです。


写真左にある黄色のフィルムコンデンサー(0.33μF 200VDC)が右の写真ではありません。
よく見ると足がカットされたように見えます。


コンデンサーを追加すれば直る?
やってみよー!​


結論から言いますとダメでした号泣

手持ちの部品を探して0.33μF400VDCのコンデンサーを仮付けして試してみたのですが、高速回転は直りませんでした。


で、入手したDP-790のモーター部を手持ちのキャビネットに取り付けて動作確認です。


カートリッジは、手持ちのDENON DL-8Aを使用してみました。
DP-790はクオーツロックではないのですが、当然ですが人間の耳で聴くには何の問題もありませんね。

裏蓋はないですが、ACコードとフォノケーブルもきちんと固定しました



というわけで、「ターンテーブル修復計画第2弾 DP-790?その2」でした。

「完結編」としなかったのは、取りはずしたターンテーブル部の修理を継続して行っていこうと思うからです。その時には、「ターンテーブル修復計画第2弾 DP-790?完結編」として書きたいと思います。お楽しみに!ウィンク

次回は、レコートカートリッジの修理関係の記事を書きたいと思っています。




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Last updated  2023.05.12 08:28:43


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