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2011/03/02

新日本空調---事業環境は厳しいようで、2月4日に下方修正をしていた

テーマ：建設(122)

カテゴリ：建設

【特色】三井系で同系企業の工事比率高い。原子力関係に強み。微粒子可視化システムなど独自技術

【連結事業】一般空調85、原子力施設空調15

【海外】8

【底打ち】原発向けは新設少なく減少傾向。価格競争も厳しいが、産業空調は半導体など大型案件の復調もあり後半巻き返す。中小リニューアル案件の開拓も進む。工程管理など強化し営業益底打ち。12年３月期は産業関連の受注を伸ばし利益続伸。

【集　中】受注回復傾向の産業空調は３大都市圏中心に需要取り込みに注力。細霧冷房装置など独自技術の育成、事業化を推進。

（会社四季報2010年12月号より）

【上記の感想】

上記は、新日本空調（1952）について書かれたもの。
保有銘柄ではないが、興味のある銘柄である。

今期を含めて過去3年の３Ｑまでの経常利益を見ると、赤字か、もしくは黒字でも微々たる水準にとどまっている。
即ち、1～3月で稼ぐ傾向であることがわかった。
ただ、今期は、良くないですねえ。
2月4日に大幅な下方修正をしていた。
経常利益は、2000→800（百万円）に。

その下方修正の理由は、同社の発表によると、

---引用開始---

売上高におきましては、景気回復の遅れによる影響が予想以上に大きく、当社グループを取り巻く市場環境にも厳しさが続いていることにより、減少する見込みであります。利益面におきましては、固定費の更なる圧縮等の経営効率の向上や体質強化に努めてまいりましたが、前回発表予想を下回る見込みであります。

---引用終了---

それでは、今期の減配はあるのか？

最終利益予想から計算すると、1株益は15.8円位になりそうである。

まあ、それでも、ちょっと買いにくいですね。

では、株価と指標を見ておく。

現在値は、461円。
予想PERは、31.58倍。
実績PBRは、0.45倍。

貸借倍率は、16.01倍。

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