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八月も終わり空はまだ夏の色をしていて日中の日差しは容赦なく降り注いでいますそれでも朝夕の風のなかに少しだけ優しさを感じるようになりました♫近くの公園を歩いてみると秋には紅葉する木々が夏の日差しを浴びながら何か黒い実のようなものをつけて夏の名残りを静かに抱いていましたポケットのスマホに目をやると10分前の着信履歴…おぉ〜!昨年12月にみかんの収穫ボランティアで訪れた農園の園主さんからでした慌ててかけ直すとスマホの向こうから懐かしい声が♫「私のこと覚えていてくれたんだ」お互いに近況を話し終わると10月から極早生(ごくわせ)みかんの収穫が始まるので来ませんか…」とその言葉に昨年行ったみかん色に染まった山々風景が蘇ってきましたもちろん「行きます!」と返事!車で約1時間弱の少し離れた街高い山から街並みが見渡せ遠くには海も光っている風景の美しさもさることながらこうして声をかけてくれた事が何より嬉しいです♫収穫はまだひと月以上先けれどあの山の風とみかん色の記憶そして再会の約束がすでにこころを満たしています☆*:.。. o
2025.08.30
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沖縄尚学の優勝で閉幕した夏の高校野球決勝戦は朝10時からTVで観戦土曜日で休日という事もあったのでしょう外野スタンドまでぎっしり埋め尽くされた観客の多さに驚きました4万5千人の観客で満席だったようです高校野球の人気は相変わらずすごい!そして試合終了後のインタビューで沖縄尚学のキャプテンがインタビュアーから「スタンドで応援してくれたお母さん今日が誕生日ですね」とふられると母親へ感謝の言葉TVカメラは彼の母親が周囲の祝福のなか涙を拭うシーンを捉えていたのが印象的でした先日図書館で借りた小説「アルプス席の母」早見和真著作者は神奈川の名門野球部出身の元球児という事もあり野球をテーマにした小説も書いているようで数年前まで私の県に拠点をおいて執筆活動をされていましたその頃コロナ禍で甲子園大会が中止になり目標の無くなった高校球児の様子や甲子園をめざして入学してきた子供たちを預かる監督の苦悩を取材したノンフィクション「あの夏の正解」は私の地元紙にも連載され楽しみに読んでいましたまたコロナ後、野球が再開した時には、作者が球場で試合を観戦したり試合後保護者達の中で取材している姿も偶然見かけた事もありました ↑(コロナ禍で甲子園が無くなった時球場で写した写真です 甲子園という目標が無くなった選手達でしたが元気に交流戦を戦っていました)さて「アルプス席の母」高校球児の息子を持つシングルマザーの奮闘や親子の絆を描いたこの小説高校野球を舞台にしながらもグランドではなく母親「菜々子」の目線でストーリーは展開していきます彼女の息子「航太郎」は地元の神奈川を離れ大阪の野球名門校へ特待生で進学寮に入って甲子園を目指すわけですが一方で菜々子も大阪へ移住し看護師として働きながら悩み迷いながらすぐ近くでひとり息子の夢を支えるため奮闘する姿や息子の航太郎が高校野球を通して成長していく姿が丁寧に描かれています恐らく大半の読者特に子育て経験のある読者は母親の息子に対する深い愛情に(母親にとって息子とは唯一無二そして永遠の恋人のような存在?)感動するのではないかと思いますが…~ここからは私の感想~小説を読みながら一番印象に残ったのは菜々子の頑張る姿とは別に高校野球の「保護者会」(父母の会とも言う)実態…野球部保護者の過剰な介入と負担に改めて違和感を持ったのです作者は長い時間をかけて甲子園常連校の野球部保護者の中で取材を重ねており小説の中にも、保護者同士そして監督・コーチとの関わりを通して複雑な人間関係が随所に描かれています(各学年やレギュラーと控え選手の保護者間のビミョウな関係や日替わりの当番制でグランドに行く事監督が各地へ有望な選手をスカウトする際の旅費を保護者が寄付金名目で一人8万円強制負担する慣例がある場面など)熱戦の裏側にある、もうひとつの高校野球そこには、世間の常識とは少し離れた、独特の空気や価値観が存在しているように感じました。青春の象徴である高校野球はその熱狂の陰で、保護者たちが背負う見えない重荷や時に行き過ぎた関与が生む軋轢><。。。甲子園や地方大会へ行くとスタンドに整然と座りお揃いのシャツと帽子を身につけて応援している保護者を球場で眼にする事も多いのですが高校野球ファンが知らないそんな見えない風景もこの小説では描かれているのです
2025.08.24
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甲子園の高校野球も昨日は準々決勝京都国際と山梨学院から始まり関東一と日大三の東京対決県岐阜商と横浜東洋大姫路と沖縄尚学の4試合を途中嫁さんとの買い物や休憩を挟みながらTVで観戦しましたどの試合も好ゲーム特に春のセンバツで優勝した横浜は惜しくも敗れはしたものの延長タイブレークのピンチに外野手を内野に置くという大胆な采配!!うちの嫁さんは県岐阜商の片手が不自由な選手の事が気になるようで彼が打席に入るたびTVの前に陣取りきゃぁきゃぁ応援サヨナラで勝った時は歓声を上げていました><。。。今年の甲子園は彼が主役になるでしょうまた第一試合ではたまたまその日誕生日を迎えた選手がいたようで彼の第一打席では応援のブラスバンドがハッピーバースデーのメロディを演奏🎵すると球場全体から拍手が贈られるなど緊張感漂う中に一瞬だけ微笑ましい雰囲気となったようです♫何年前だったか甲子園へ観戦に行った時も同様に球場全体が誕生日を祝福する場面があって勝負とは違った楽しさがありましたまた実際に球場の中で生で見るとブラスバンドを含め応援する高校生のエネルギーや球場の雰囲気におっちゃんは圧倒され元気をもらいますただこうした華やかな舞台の裏で今年は不祥事が表面化し途中で辞退に至った高校も…高校野球が教育の一環と言われるなか特に私立校では甲子園へ出場する事が学校の知名度をあげるための学校経営の戦略になっている現実そして指導者は野球を通じた教育と言いながらも実際には勝利至上主義になっているそんな影の部分もあるのも事実…勝負だから勝ちに行くのは当然だけどそこに至るまでの過程の中で違和感を抱くような事も確かにありました先日図書館で借りた早見和真氏が描いた小説「アルプス席の母」高校球児と母親の絆が描かれているわけですが(読者のレビューには母親と高校球児の絆や愛情に感動!とかあったけど)私が読んだ限りでは元高校球児のこの作者その小説の中に描かれている親子の美談の一方で舞台となる甲子園を目指す名門校の中のあまり知られることのない閉鎖的な部分も描きたかったのではないかな…むしろ教育とはかけ離れた世間の常識からずれた野球部の現実を伝えたかったのではないかな…と思います機会があればこの本の内容ブログで紹介したいと思います
2025.08.20
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昨晩は今年初盆を迎えた家族の精霊流し私の地元では「お船流し」と呼ばれています昔はロウソクに火を灯した小さな船を海上に流し故人の冥福を祈っていたそうですが近年は環境への配慮や後始末の問題もあり海に放つ事はなくなりました代わりにお墓のあるお寺の池に船を浮かべる形へと変わっています夕方6時我が家を含今年初盆を迎える檀家のご家族が境内に集まりました4名の住職さんによる読経の後、順番に焼香約1時間の棚業が終わると各自が用意した船にロウソクを灯して池のある庭へ移動読経が流れる中約20隻の船を池に放ち手を合わせ故人を偲びましたあたりが薄暗くなる中池に浮かぶ船がオレンジ色灯りに照らされ静かに佇む風景はまるでさだまさしさんの唄「精霊流し」そのもの…中には写メを撮るご家族もいらっしゃいました約30センチくらいの大きさで厚紙で作った船そこには赤や黄色の華やかな色で飾られています前後の筒にはロウソクが立てられ幻想的な雰囲気を醸し出していました(こんな事言ったらバチが当たるかもしれないけど…)仏具店で船を購入した際、嫁さんが「夏休みの宿題で作った工作みたい」とポツリこれで8千円…さらに初盆用の大きな提灯も平均的で2万ほどお盆が終われば焼いてしまうのですから頭の片隅にはどうしても費用のことがちらつく><。。。そんな罰当たりな雑念も池に浮かぶ船の淡い灯りがかき消してくれました船達は静かに動きながら物理の法則なのかお互い寄り添うように近づく船もと…その時…一隻の船が燃え上がったではないか!流した船の中にはロウソクを筒で覆ってないカマボコ板ほどの小型船も…どうやらその小さな灯火が別の船に引火したよう…小さな炎に包まれたお船参加者は誰も慌てる事なく静かに見守っていましたとは言えあの船のご家族…複雑な心境だったのでは厳かな雰囲気の中での小さなハプニング!大切な仏事の場でバチ当たりな可笑しさを必死で我慢していた私こんな自分だからきっとバチが当たって指を骨折したのでしょう(笑)ともかく初盆の行事やその他の仏事のだいたい半分は無事終了!西日本の夏日々が過ぎて行く中で故人を大切に思う心は静かに、そして確かに受け継がれていきます☆*:.。. o
2025.08.18
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「鯛めし」おそらく多くの方は風味豊かな鯛の身が入った炊き込みご飯を想像するのでは…私の街の郷土料理「鯛めし」は鯛の刺身を生タマゴの入った出し汁に入れてあたたかいごはんに刺身とともにそのままぶっかけて食べるいわゆる卵かけ風の料理県内産の新鮮な真鯛の刺身と生卵の相性抜群!お昼のランチやお酒を飲んだ後のシメにサラッと食べる最高の郷土料理です♫手前の生卵を混ぜて→鯛の刺身を入れるそのままご飯に刺身と生卵をかけると出来上がり☆☆☆愛媛はミカンのイメージが強いけど真鯛の養殖生産量も全国1位!魚がとても美味しいです☆*:.。宇和島市の郷土料理店「かどや」で久しぶりの食事♫冷たいビールも美味しかった〜☆☆☆
2025.08.14
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右手中指の骨折から一か月が経過しました今日は病院でケガした指に入れているピンを抜く治療レントゲン写真で確認して骨もくっついたようなので手に麻酔のチューシャを打ったあと2本のピンを抜いてもらいましたとても痛かったです><。。。痛い…!と先生に告げると追加で麻酔注射を打ってもらいましたが体に汗がにじんできて思わず「イテテ…」声を出した自分の情けなさが可笑しくて笑ってしまいました先生もピンを抜くのに力が入ったようですその後消毒して包帯でぐるぐる巻き明日には包帯は外して普通に動かしても大丈夫との事そして今月末に再度レントゲンをとって異常が無ければ通院は終了になるようです!フゥ~やれやれメッセージはこちらまで♪e-mail昨日降った雨が8月の熱気を冷ましてくれたのか部屋の窓から入る風はほんの少し優しく感じられます今月は6月に旅立った義父の初盆そして精霊流し納骨や四十九日法要の仏事をひとつ、またひとつ終えていくうちに時は過ぎてゆき気がつけば来月の百箇日法要の準備にも心を向ける日々その頃には、蝉の声も遠ざかり空の色も少し秋の気配をおびている事でしょうこうして日々を重ねながら思い出も悲しみも少しづつ自分の中に馴染んでいく生きる事とは別れを抱きしめながら今この時を丁寧に歩んでいくことかも知れません
2025.08.08
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空港の展望台で離発着する飛行機を眺めたり たくさんの人が行き交うロビーで 人の動きを見ているのが好きです。 多くの人が旅立ち降り立つ空港は出会いや別れ 知らない街を訪れるワクワク感 たくさんの利用客の想いがつまったドラマの舞台のようで 雰囲気に惹かれます。 そして何よりも空から見る景色に心を奪われることも🎵 毎年お盆の夏季休暇を利用して 小旅行をしていました。 今年は義父の初盆で出かけることはできませんが… 2年前の4月には山形の庄内へ一人旅をしました。 眼下に広がる風景をボンヤリ眺めながら「ここは何処の街の上空なんだろう…」 あれこれ想像を巡らせているうちに 気づけば目的地へ到着している… そんな自分だけの時間… これも旅の魅力のひとつだと思います。 飛行機はいつもANAを利用しています。 機内で流れる葉加瀬太郎さんの 「Another Sky」がとても好きで 旅立ちの高揚感や期待感、 まだ知らない土地を訪れるちょっとした不安感 そして帰路につく時の寂しさや 無事旅を終えて地元の空港へ着陸した時の安堵感 いろいろな感情を優しく包んでくれるメロディーです♫ Another sky 聴いてくださいね☆☆☆ 空に向けて飛び始める子犬が可愛いです ↓葉加瀬太郎 another sky
2025.08.04
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