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2008.09.16
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カテゴリ: 読んだ本
2007年4月 文藝春秋より


僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて・・・・。

2行目(絶対先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌するはず。
「必ず2回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

(裏表紙の内容紹介より)

知人からオススメされました。
本は好きだけどミステリー音痴の私に、よくミステリー小説を紹介してくれる人からです。
「まあ、恋愛小説なんだけど、先入観なしで読んだ方がいいから」と渡されました。

先入観なしで、と言われたので↑の裏表紙紹介文も読みませんでした。
というか、私はどんな本でも概ね、紹介文も目次も見ないで本文に入るんですが。(^^;
でも、日頃からミステリーを借りているから、何かあるんだろうとは思いましたが。

ぼんくらな私には、普通に恋愛小説でした。(^^;



英単語としての意味は
 1.開始、創始、創業
 2.加入、入会、入門
 3.手ほどき、手引き。秘伝を伝えること、伝授。

Wikipediaには
 通過儀礼(つうかぎれい、Initiation、rite of passage)とは、出生、成人、結婚、死などの
 人間が成長していく過程で、次なる段階の期間に新しい意味を付与する儀礼。人生儀礼とも
 いう。イニシエーションの訳語としてあてられることが多い。
とあります。

本文中で登場人物に語らせているところによると
 初めて恋愛をした時には誰でも、この恋は絶対だと思い込む。でも、大人になるにつれて

 ことをイニシエーション・ラブ(造語)と呼んでいる。
だそうです。

まあ、わかります。
初恋の情熱で誰かを好きになって、恋が破局を迎えて「もう誰も好きにならない」と泣いても、
やっぱり別の人を好きになって「傷ついた恋は彼に出会うために運命が用意してくれた大切な

そんな初恋をイニシエーション・ラブと言うらしい。

とまあ、恋愛小説としてはそんな感じ。

で、後から裏表紙を見て、最後から2行目を見て、あれ?あれあれあれ?となりました。

実は小説全体に仕掛けがあって、最後から2行目を読むと、話の内容がガラリと変わる
というもの。
なので、絶対そこを先に読まないように、という注意書きがあるわけですね。

・・・・・うん、まあ。
趣向としては興味深いと思うんですが、私、仕掛けに感動できないタイプなんだよね・・・。
その仕掛けによって、例えば殺人事件が一挙に解決!とか、大どんでん返しのカタルシス!とか
だったら、おおっ素晴らしいっ、と感動するんですけど。
仕掛けは仕掛け、ストーリーを盛り上げるためのツールであって欲しいなあ、と。

知人はかなり感動したようなので、好みは分かれるようです。

ここで仕掛けを語ってしまうわけにはいかないので、詳しくは下に。
伏せておきますので、差し支えない方だけお読み下さい。



男性側の視点による一人称で書かれていて、相手の女性の名は『成岡繭子』、通称『まゆ』。
男性は『鈴木夕樹』で、夕樹の『夕』の字がカタカナのタに似ているので『たっくん』と
呼ばれている。
舞台は静岡。
出会って恋をした2人が、『たっくん』の就職先が東京だったことから遠距離恋愛となり、
せっせと静岡に通って恋愛を続けていたが、『たっくん』が別の女性を好きになり、破局を
迎える、という流れ。

しかし、最後に『たっくん』の新しい彼女が、彼に『辰也(たつや)』と呼びかけるんです。
おやおや?

で、よくよく読み返すと、実はSideAの『たっくん』と、SideBの『たっくん』は別人。
しかも時系列でいくとSideBの方が先で、男性の心変わりによる恋愛の破綻と見せかけて、
実は『まゆ』が二股かけていて、それがバレにくいように相手の男性を同じ愛称で呼んでいた、
という話に変化するわけです。

仕掛けとしては面白いんですが、どっちにしても恋愛小説だよね・・・。

まあ、オンナはコワい的な見方もあるかもしれませんけど。
でも、この『まゆ』という女性、男性サイドからの視点で純真で無邪気で一途な子的な
描き方をされてますが、SideAの序盤あたりで、そういう感じの子じゃないよなー、という
印象があって。
さもありなん、という感じで、話のひっくり返り方としては弱い。

SideAとSideBで時期の重なっている部分などで、いろいろと細かい因果関係などは
感心させられるし、興味深いんですけどね。
こういうの、恋愛小説じゃなく推理小説で見てみたかったです。






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Last updated  2008.09.16 13:16:35
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