全642件 (642件中 201-250件目)
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ... 13 >
年2回開催、3月と9月に行っているギネス友の会ですが、半年前に続き、今回も定期開催いたします。いつもなら、開催月に入ってからのご案内になるのですが、参加希望予定の方々のスケジュールが立て込んでいるということで、今回は早めに日程を決めてしまいました。もともとギネス友の会はよき仲間とよき友とともに、パイントグラス片手に和気あいあいと喋る会で、ここ10年以上やっている老舗のオフ会(と言う名の実体は大呑み会です)。場所は都内の山の手線内のパブで開催予定ですが、今回は1カ月以上前からのご案内なので人数が多くなるよう(30人以上)なら、貸切&会費の値下げ交渉をお店にしたいなと思います。ちなみに、いつもは20人前後でやっております(^o^)/<ギネス友の会第26回概要>とき:9月22日(土) ※18時ないし18時半からスタート、3時間程度を予定。場所:都内山手線圏内で生ギネスのあるお店を予定会費:5000~6000円程度を予定(お食事込み。呑み放題)※ここより値下げを狙いますので、上限だと思ってください。 ご希望の方は、以下の方法でアクセスしてください。参加申し込み締め切りは9月11日(火)です。1)ハンドルネームとメールアドレスを雅個人メール(slowlysheep●yahoo.co.jp ※●を@に変えてください)にご連絡いただく2)携帯に直接連絡していただく後日(9月14日前後)、参加希望の方には場所のご連絡をメールでさしあげますので、どうぞ宜しくお願いいたします^^
2018年08月04日
コメント(0)
私は痛飲して限界を迎えると眠ってしまう。揺らしても起きないらしい。それでお世話になっているお店の大将にどんなにお世話になっていることか(汗)そのさまを、この間「寝込み酒」と命名されたのだが、なるほど、様子を言い当てているし、迷惑な感じも伝わってくる。土曜日のお酒も「寝込み酒」でして、時折その寝オチの状態を写真に撮られてたりするから性質が悪い。気をつけないとなー。<お酒メモ>7月6日金曜日キリンラガー 瓶ビール コップで2つサシカイア 白 イタリア ハーフボトルギネス 生 2パイント桃カクテル(ベリーニのシャンパンで作ってもらいました^^) 1つアイリッシュコーヒー 少し7月7日土曜日ビール 生小グラスで1つダブルッツオ/シャルドネ それぞれ白 イタリア 計ハーフボトルくらいウィートキングウィット 生 1パイントライジングサンペールエール 生 1パイント帝国IPA 生 1パイントボルドー 2000年産 赤 フランス グラスで2つ7月8日日曜日開運 涼々 1合原田 特別純米 1合五橋 純米吟醸 生 おちょこで2つ正雪 愛山 2合
2018年07月07日
コメント(0)
たまたまご縁あって、出張の帰りに伊勢神宮に立ち寄った。「お伊勢参り」は関東圏にいる人間にとっては一生に一度行ければ十分で、去年、足を運んだのが最初で最後だと思っていた。なので、こういう機会に恵まれてびっくりである。1年経たずにまた来ることになろうとは思っていなかった。ただ、3日で10時間寝ていなかったし、横浜で仕事をして新幹線に飛び乗って京都で・・・というスケジュールで身体はヘロヘロ。なれないスーツと革靴で重たい荷物を背負って歩き回っていたので、体力の限界だった。ということですべての行程がつつがなく(?)終わったところで、伊勢神宮の「内宮」横にある角うち、要は酒場の立ち呑みスペースで一杯ひっかけた。選んだのは「みりん」(*^^*)「ついに雅もやきが回ったか」と思う方がいたら、それは早計。江戸時代、みりんは庶民の立派な「リキュール」でもあった。正月は屠蘇散(「おとそ」の素になる漢方)を入れて振舞酒としたし、普段は水などで割って呑んだ、日常酒だったのである。アミノ酸含有量も多く、疲労回復にはもってこい。ごくっ。甘くてもアルコール度数は14度としっかり。ティオぺぺ(スペインの辛口のシェリー)の甘口版で「アモンティリャード」というお酒があるのだけれど、一口目はその印象と良く似ている。それを堪能したら二口目はちょっと趣向を変える。写真左の、氷が入った盃にとろりとたらせば、氷が溶けたばかりのフレッシュな冷水との合流で、たちまちきりりとした印象になる。少し元気が出て時計を見れば、帰りの電車までまだ少し余裕がある。よし、もう少し呑むぞ、ということでどぶろくをチョイス。そうして、京都伊勢の旅はフィナーレを迎えたのであった。<お酒メモ>6月7日木曜日瓶ビール コップで1つ無血開城(東京都港区のお酒) 1合天明 無濾過 純米吟醸 1合鍋島 特別純米 1合半6月8日金曜日蒼空6月1日解禁夏酒 美山錦 おちょこで1つ蒼空 特純無濾過生原酒 雄町おりがらみ おちょこで1つ蒼空 純米吟醸生 山田穂 おちょこで1つ蒼空 純米吟醸 山田穂おりがらみ おちょこで1つ蒼空 純米吟醸 山田錦おりがらみ おちょこで1つ神聖 蔵出し生原酒 2合黄桜 ケルシュビール生 グラスで3つくらい町田酒造 無濾過特別純米 1合姿 純米 1合弱6月9日土曜日ワイン 白 グラスで1つ生ビール 中ジョッキ1つ白鷹 本醸造 半合鉾杉 半合初日 おちょこで1つ6月10日日曜日瓶ビール グラス1つ半昔ながらの本みりん おちょこで1つしろき (伊勢の地酒。おりがらみ) おちょこで1つ蒼空 美山錦 夏酒 3合半赤武 1合初孫 純米吟醸 生原酒 1合弱6月11日月曜日キリンブラウマイスター 生 グラスで1つメルシャン勝沼国中マスカットベーリーA 赤 250ml
2018年06月10日
コメント(0)
最近外食が多くて、少し太ったかな?と思ったので、身体を絞ることにした。といっても運動するわけではなく、食事をいじるだけである。一番いいのは家で酒を抜く…ではなく、実は家で独酌することだったりする。そうはいってもこのところ毎日呑んでいるので、昨日は休肝日にしようと思っていた。だけれど自宅で味噌汁を作っているときに冷蔵庫のストックを思い出しながらおかずのメニューを考えると、ハムやらチーズやら、牡蠣みたいなものしかない。急に白ワインが呑みたいなと思ってしまった。自宅で呑むと痩せるしな…というのを言い訳にして呑みはじめる。牡蠣のガーリック+オリーブオイル漬けを出し、チーズを切り、ハムを焼き、トマトを切る。ミョウガやショウガのピクルスもそろそろ食べきらなきゃと、これも相盛にする。塩玉ねぎはスライスして水にさらしていっちょ上がり。豆腐はざるに入れて長めに水を切り、オリーブオイルをかけてモッツアレラチーズ風に。基本、家で呑むときには野菜が中心。これにたんぱく質や発酵食品のアテを組み合わせる。そうすると二日酔いになりづらいうえ、ちょこちょこ食べる割には総カロリーが抑えられる。塩味は控えめにする。体内の塩分濃度が多いと、身体は水分を多く蓄えようとする。それゆえ体重が増えやすいためだ。ご飯は基本食べず、最後に空きっ腹の時には具沢山の味噌汁かスープを食べて終了。味噌汁も1~2日じっくりかけてだしをとり、基本3種類の具材を入れているので、どちらかというとおかずに近いのだ。スープもコンソメよりはトマトベースや鶏ガラをつかったものが多い。トマトも鶏も、痩せやすい食材だからだ。朝起きて体重計に乗ると、やっぱり減ってる。1.5Kg。2kgくらい落としたいと思っていたから、まぁ今週中には家呑みせずとも目標まで行きそうである。<お酒メモ>5月29日火曜日小布施 オーディエール シャルドネ 白 2/3本その後呼び出しがかかって 蒼空 3合ラーメンガールとヴァン・ヘルシングのんびり観てたんだけどな。。
2018年05月30日
コメント(0)
「忙しいでしょう」と言われても「そうなんです」と答える自信がない。だってお酒も呑んでいるから、あまり胸張って忙しアピールなんてできない(^^;だいたい処理能力の遅い人ほど、1時間でできることを3時間使ってやって「忙しい」と愚痴をいう。そういうパターンをいやと言うほど見てきているので、あんまりそういう言葉を口にしたくないのである(^^)<お酒メモ>5月23日水曜日クラフトビール 10種類ほど。計3Lくらい雪の芽舎 1合醸し人九平次 純米大吟醸 2合5月24日木曜日ギネス 生 1パイント自家製 サングリア ふたくちキリンラガービール 瓶 コップで1つ開運 涼々 1合五橋「5」(ファイブ) 1合林農園五一わいん メルロ グラスで1つあと高畠ワインのカベルネをひとくちもらう。5月25日金曜日まつもと 純米 1合赤武 雄町 1合荷札酒 雄町 1合半蒼空 美山錦 1合5月26日土曜日生ビール 中 1つ積善(長野)無濾過生 1合佐久の花 山廃純米1合残草蓬莱 1合弱仙禽 純米吟醸 2合美田おりがらみ 1合5月27日日曜日蒼空 美山錦 1合赤武 1合荷札酒 2合黒龍 吟醸 1合 あとヨーグルト日本酒など、いろいろ2合くらい呑んだと思う。
2018年05月27日
コメント(0)
相変わらずほぼ毎日呑んでいるのだけれど、このところ酒量が少ない。というか、これまでに比べて少しの量で満足してしまうのだ。4合呑まずに終わってしまう。「それでも多い!」とツッコミを入れられそうだけれど(^^;もともと毎日呑むのは好きじゃないし、痛飲した翌日は酒席が入っていてもあまり呑みたいと思わないし、身体にもスムーズに入らない。そういうときに、周囲の空気を読んで、いつもと同じように呑もうとしても、お酒の味がわからなくなって旨くないから酒がすすまない。だからアル中じゃないんだなと自己分析している。もっとも、酒が入らないからといって、呑んでいる相手が嫌だからというわけではない。むしろ(自分が)あんまりお酒が呑めない日にも、私なりのペースで呑むことを許してくれる人との酒席は素敵だと思う。私を許容して理解してくれる人と時間を過ごしているからだ。それはこのうえない贅沢。<お酒メモ>4月27日金曜日エーデルピルス 生 トールグラスで1つKMV シラー&メルロ 赤 グラスで1つサントリープレモル&ヱビス 缶 2つあわせて500mlくらい4月28日土曜日アサヒスーパードライ 瓶 コップで2つくどき上手 吟醸(精米歩合50%) 生 1合ちょっとプラヴァッツ・マリ バリック(クロアチア) 赤 グラスで2つ4月29日日曜日高城ワイン他赤白試飲をちょっと刈穂 山廃大吟醸、純米吟醸 出羽の雪限定酒の試飲をちょっと生ビール トールグラスで1つ小布施 ソーヴィニヨンブラン 白 グラスで3つプラヴァッツ・マリ バリック(クロアチア) 赤 グラスで2つ4月30日月曜日小布施 ソーヴィニヨンブラン 白 ハーフボトル
2018年04月28日
コメント(0)
ニューグロースペールエールというIPAのビールを呑んだ。レモンやベルガモットなど、柑橘系の皮の苦みのようなフルーツ感が心地よく、結構美味しいなと感じた。カナダ産のビールらしいのだが、これまでカナダビールというのは呑んだことがなかったので、今後クラフトビール屋に入った時には、カナダのものがあればいろいろ試してみようかと感じている。それにしても頭が投資脳になっているのか、どうもNew Growthというと、新興市場の成長株を想像してしまう。個人投資家さんとのオフ会で、そう話せば多少はウケるだろうが、普段の酒の席では言うまい( -_-)<お酒メモ>4月20日金曜日ナマステ 生 350mlセッションビール(松の実で作ったクラフトビール) 350mlミダス(ホップを使用しないで作ったクラフトビール) 350mlイタリアワイン 赤 ハーフボトルハウスワイン 白 グラスで2つ4月21日土曜日ドリフトウッド ニューグロースペールエール 450mlルビーペールエール 350ml
2018年04月21日
コメント(0)
昨日は休肝日にしようと思ったのだけれど。常備菜にしていた鶏胸肉のオリーブ油漬を片付けようと思って調理していたらあまりにも美味しかったので、クロアチアのワインの呑み残しでついつい晩酌をやってしまった。うーん意思弱いなあ。日本酒や白ワインよりは赤な気分だったが、正解。ほうれん草の磯部巻きや茄子の浅漬けなどの他ナッツを引っ張り出してきてご飯を食べた後に呑み始めてしまう。いかんいかん。件の鶏胸肉のオリーブ油漬は、鶏胸肉を繊維に逆らうように切ったものを、小豆島の生オリーブを砕いたものに生にんにくとオリーブオイル、塩こしょうを混ぜたものに漬け込んで一定期間寝かせたもの。そのままフライパンでごく弱火で焼けば、酒のアテになる。「オリーブオイルと生オリーブを一緒にしたって、原材料が同じだから意味ないじゃないか」と思う人はいるかもしれないけれど、使う素材が異なって、その系譜が同じものをあわせるのは、料理によくあることだし、重ねるとうまくなると私は感じている。たとえば、味噌汁の具に豆腐と油揚げを入れるのは普通のことだと思うけれど、あれだって原材料は両方「大豆」。片方は揚げただけ、片方は成型しているだけだ。それを大豆由来でできた味噌スープに入れるわけだから、レバレッジ3倍である(^^)おなかが一杯になっても、昨晩はそのあと枝つき干しぶどうを取り出してまたパクパク。ワインに干しぶどうって、これも原材料同じなわけで。酒のあてを何にするか困ったら、原材料が同じものだったり、酒盗にチーズを重ねるといった、発酵食品同士を合わせてみたりすると満足感が高くなるメニューになりやすい。糖尿の人にはアレだけれど、日本酒に味噌を塗った焼きおにぎりなんかも絶品である。株では決してやらないけれど、飲食はついついレバレッジをかけてしまうのであった。<お酒メモ>プラバッツ マリ バリック 2012 赤 1/2本
2018年04月09日
コメント(0)
株の取引はそこそこ活発だけれど、酒はそれに反して呑んでない。呑んだ日を一升…いや1勝と数え呑んでない日を一杯…いや一敗と数えるのなら、今週4日過ぎて2勝2敗のドローである。売買をそこそこやっている自覚があるのに株のことを書かないのは「飽きたから」ではなくて。取引参加者も増えたし、株のオフ会とか勉強会とかがたくさん増えたので、今更パフォーマンスが大して出ていないうえ、株に熱心な自分が語ることもないし、という気持ちからである。いろんな意味で粛々とやっているし、自分の人生もちょっと透明になっている。意地みたいなものはあるので、それでもプラスを維持するためにリバランスしているのだけれど。時間が作れなくて、仕事外の会いたい人との時間がとれず、スケジュールに感じがらめになっていて。接待だとしても、仕事上の付き合いだとしても、なかなか会えない人たちだから、会えることが貴重なのだけれど。それでも何か削られている感じがして。愛鳥のごましおだけが癒しのキスをくれる。<お酒メモ>4月2日月曜日グレイス甲州 地元限定の。 白 20mlグレイスメルロ 赤 20ml笹一酒造のにごり/限定純米吟醸/にごりわいんの赤白/生原酒 計半合アサヒスーパードライ 瓶 コップで1つ勝沼酒造白ワイン グラスで2つクラノオト グラスで2つ小布施 2号酵母 生原酒 美山錦 1合夏田冬蔵 純米吟醸 1合コートデュローヌの赤ワイン グラスで2つ弱
2018年04月03日
コメント(0)
いろいろみなさんからメールをいただいているのですが、いただきっぱなしになってご迷惑をおかけしております。その割には「おさけ部」の部活動はしっかりやっており、誠に申し訳ございません。「酒呑む前にメール返せよ」と言われてもぐうの音も出ません。ぐう。本日は休肝日にして、つらつらと更新&返信してまいります。。<お酒メモ>3月15日木曜日フランスのシャルドネワイン グラスで1つ五橋 純米 おりがらみ 1合半十四代 おちょこで1つ蒼空 純米 美山錦 2合半黒龍 純米吟醸 1合半弱3月16日金曜日tokyo craft 350ml缶1つ生ビール 中ジョッキ1つホッピー 1本3月17日土曜日ギネス 生 6パイント3月18日日曜日ギネス 生 ハーフパイントプレミアムモルツ 中瓶 1本ちょっと刈穂 かわせみ 半合花見ロ万 おりがらみ 1合
2018年03月17日
コメント(3)
先日ご案内したギネス友の会第25回ですが、そろそろ参加締め切りをしたいと思っています。今回は同日にあちこちでIRフェアだ、勉強会だといろいろあるみたいで、参加者少なめなのですが、それでも集まれるみなさんでわいわいやるつもりです。予算おそらく4000円切る見込みでございます。よろしければご参加ください。<ギネス友の会第25回概要>とき:3月17日(土) ※17時からスタート、3時間程度を予定。 場所:池袋で生ギネスのあるお店を予定 会費:5000~6000円程度を予定(お食事込み。残金は頭割りで返金します) ※もしかしてもっと安くなるかも(笑)ご希望の方は、以下の方法でアクセスしてください。 参加申し込み締め切りは3月13日(火)です。 1)ハンドルネームとメールアドレスを雅個人メール(slowlysheep●yahoo.co.jp ※●を@に変えてください)にご連絡いただく2)携帯に直接連絡していただく3)たまたま会ったときに口頭で言っていただく後日、参加希望の方には場所のご連絡をメールでさしあげますので、どうぞ宜しくお願いいたします^^<お酒メモ>3月10日土曜日プレモル 缶 グラスで2つ池田農場の米で作った小布施 生原酒 6号酵母 2合笠間ワイン 赤 グラスで2つフランスのワイン(www9945さん持ち込み) 赤 グラスで2つ宗玄 生原酒 1合弱3月11日日曜日キリンクラシックラガー 瓶 大きめコップで1つ半繁舛 生原酒 半合作 雅乃智 半合3月12日月曜日 なんかいろいろ黒龍 いっちょらい おちょこで2つ水芭蕉 純米大吟醸 おちょこで1つ、純米吟醸 おちょこで3つ、純米おちょこで2つ水芭蕉 スパークリング 半合弱新政 秋桜2015 1合弱栄光富士 半合なにか泡もらいました グラスで1つ半美味しいすき焼きご馳走様でした。。
2018年03月10日
コメント(0)
1年ぶりのギネス友の会開催のご案内です。よき仲間とよき友とともに、パイントグラス片手に和気あいあいと喋る会ですが、年2回(半年に1回)というルーティンでここ10年以上やってきたにもかかわらず、前回は私の頭のケガで1回スキップして申し訳ございませんでした。今回は、アイルランドのお正月のお祝いといっても過言ではない、セントパトリックデーの週末に開催します。お店のご厚意で、1パイント500円で提供してくださるということで、今回はいつもよりも会費が抑え目になりそうなので、ご興味ある方はぜひお越しくださいませ。翌日いろいろ用事があるので、長っ尻にならないようにしたいと思います^^<ギネス友の会第25回概要>とき:3月17日(土) ※17時からスタート、3時間程度を予定。 場所:池袋で生ギネスのあるお店を予定 会費:5000~6000円程度を予定(お食事込み。残金は頭割りで返金します) ※もしかしてもっと安くなるかも(笑)ご希望の方は、以下の方法でアクセスしてください。 参加申し込み締め切りは3月13日(火)です。 1)ハンドルネームとメールアドレスを雅個人メール(slowlysheep●yahoo.co.jp ※●を@に変えてください)にご連絡いただく2)携帯に直接連絡していただく3)たまたま会ったときに口頭で言っていただく後日、参加希望の方には場所のご連絡をメールでさしあげますので、どうぞ宜しくお願いいたします^^<お酒メモ>3月1日木曜日高育54号 3合くらい酔鯨 生原酒 半合ギネス 生 2パイント赤武 1合蒼空 美山錦 2合3月2日金曜日亀齢 0.3合くらい黒曜 1合キリンラガービール 瓶 コップで2つプレミアムモルツ 生中1つ
2018年03月02日
コメント(0)
出席した送別会では楽しい時間を過ごしたのだけれど、呑み放題のワインがいただけなかった。だけれど、周囲は私がお酒を呑むのは知っているので、気を遣って注いでくれる。これが悩ましい。酒ならなんでもいい、というわけではないし、呑むときの酒量は多いものの、アル中ではないからだ。私はお酒を呑むほうだとは思うけれど、アル中ではないと判断しているのは●毎日お酒を呑みたいとは思わない(むしろ1日おきくらいで呑みたい)●美味しくないアルコールは、身体に悪いだけなので口にしたくない●割り勘負けしてもいいから、アルコールより水を飲んでいたいときは水を飲んで周囲の酔っ払いを眺めているといったことが理由だと考えている。宿屋で朝から呑む団体客とか、正月だからと言って起き抜けから酒を勧める親戚などを見ると「本気?」と思ってしまう。アルコールを見たら即、欲しい気持ちが抑えられないというわけではない。そういうわけで、安ワイン(安くても身体に優しく入ってくるいいワインもあるけれど、今回供されたものはそういう類のものではなかった)を身体に滲みこませて家に帰ると、このまま眠りたくないな、という気持ちになった。もしかしたら今日自分がこれから死んでしまうとして、最期に呑むお酒が「すえた」ワインなのは許せない!そうでなくても、身体が「お酒美味しくなかったよー」と悲しんでいるのに、このまま眠ったら悪夢しか見ない!という気持ちがむくむくと湧いてきて、呑み残しで常温保存していた日本酒を冷えたグラス(冷蔵庫に3種類、常にグラスを冷やしているのだ)に注ぎ、牡蠣の缶つまを切り、手酌でやりはじめた。うー、うまい。うますぎる。こういう酒肴で、いい仲間達と呑みたかったなぁ、などとひとりごちる。キース・ジャレットをかければ、呑み残しの1合で済むわけが、ない。いかんいかんと思いつつ、ワインも空ける。クロアチアのとっておきワイン。値段も張るし、次にいつ入手できるかわからない。こんなに呑んだ後でとびきりワインを空けるなんてばかだなぁと思いつつ、今日はどうしてもこれが呑みたかったの、仕方ないじゃないと自分を嗜(たしな)めながらコルクを抜く。栃木のココファームで買った干しぶどうの残りと、昔、田畑のお世話で何度も通った山形・高畠町のチーズを引っ張り出し、胡桃をかじりながらゆっくりゆっくりとワインを呑む。あっという間に3時間が過ぎてしまって、慌てて歯だけ磨いて、布団に滑り込む。そうして、気持ちよく、深く、死んだように眠ったのだった。<お酒メモ>ハートランドビール 瓶 グラスで2つアルパカワイン スペイン 赤をグラスで2つ、白は2/3本くらい小布施 6号酵母日本酒 生 1合弱プラヴァッツ・マリ 赤 1/2本
2018年02月27日
コメント(2)
人を待っているときに少し時間があると、たいてい近くの酒屋やリカーショップに入って、品ぞろえや値段、保存状態(冷蔵庫に入っているか否か)を見て、片っ端から頭に入れていく。これが株の銘柄だったらどんなに儲かっているか(笑)とは思うのだけれど、興味の対象がそっちだから仕方ない。ただ、お酒は定価で仕入れることができるのならば、稀少種なら、2倍以上の値段で売ることができるので、それはそれで効率がいいのかな、という気がする。でも自分の場合はまず呑んでしまうし、たまたまお店で見つけたお酒も、余所様で「欲しい」と言われれば、だいたい定価か、せいぜい50%オンしたくらいの金額で渡してしまう。むしろ、定価数千円のものが、ネットで1万円くらいするとして、それをいい冷温状態で人に贈答でお渡しできると、バリュー感があるので、そういう用途でリカーショップを探訪する、でいいんじゃないかな?と思っている。飲食店でお酒を供してもらうときにも「どれくらいぼったくっているのか」というのも、メニューを見ればわかるし、人を連れて行く店の「良心がどれくらいあるか」の指標にもなる。値段では測れない何かも、測れているような気がする。気のいい店は仕入れ値の2倍程度でお酒を出す。通常は2.5~4倍。だめなところはそれ以上の金額を載せて出したり、供するときに常温だったり、製造年月が1年以上前だったりする(山廃とか古酒はこれに当てはまらない)。だめだと判断したら1~2杯呑んで、すぐに見切って河岸を変えるようにしている。ところで、昨日は久しぶりにいくつかの酒屋を巡回した。寒いから億劫だったのだけれど、心身ともにちょっと元気がなくて、歩いたら気分転換になるかなと思ったのだ。出かけてみるといくつかの幸運があって、「死ぬときに呑みたい酒TOP3」と私が豪語する、とある限定酒が、無造作に酒屋の冷蔵庫に陳列されているのを見つけた。食事があれば「蒼空」が最後の酒だ!と言うかもしれないけれど、食欲がなかったらコレ、と決めている酒である。雪の中で静かに呑みたい逸品。生産している県外では取り扱いがそもそもないので「どうしてここにあるの?」と尋ねると、酒販組合で6石だけ提供してもらったので、販売用に分けてもらった、とのこと。1升で以前買った時には、プレミアがついていて1万円出しても買うのが難しい代物。それが3000円で買えるとなったら買うしかない(笑)。ということで、他の酒も含めて半ダース購入。あっという間に家の冷蔵庫はお酒で埋め尽くされてしまったのである。日本酒は、出会い頭で買わないと入手が難しい。しかも特別な酒で、管理がしっかりされて出荷されたものはたいていカードが使えない店に置いてある。そういう酒に偶然出会うときのためにわざわざ現金を持ち歩いている。昨日も、万円単位で急に現金が必要になり「ぎゃー」と心の中で思いながら買ったのだけれど、こういう期せずしての出会いって、気分も上がる。そうして結局「家の在庫を回転させますか」と言い訳をして、燻製の牛たんやら、うなぎを冷蔵庫から引っ張り出して、贅沢に晩酌をはじめてしまったのであった(^^;<お酒メモ>小布施 日本酒 生 6号酵母 美山錦 全量長野県産 3合くらい※池田さんの畑で生産した美山錦だけで作った小布施の日本酒の6号酵母が手に入ったので、銘柄を入れ替えたのです^^
2018年02月18日
コメント(2)
接待の酒をやっても家で仕事が待っていて、2時間寝ないで仕事で起こされてという状態が続いて、今朝方から倒れています。トイレに行くのに10歩歩くのもままならないのですが、メールの返信が必要で、ようやくPC前までたどり着けるようになりました。熱は38度しかないから、普通だったら外出するんですけれどね。あああ、まさに常在戦場。というわけで、込み入ったメールには少しお返事いただくことになるかもしれません。<お酒メモ>2月2日金曜日生ビール(アサヒ) ジョッキで1つ西の関 純米 2合キリンラガービール 中半分アサヒスーパードライ 生中1つ2月3日土曜日アサヒスーパードライ 瓶 コップで2つ真澄 おりがらみ おちょこで3つ仙介 純米大吟醸 おちょこで2つ開運 無濾過 おちょこで2つ磯自慢本醸造 おちょこで2つその他懇親会でどなたかが開けてくれたお酒2種類 計1合弱御代栄 立春朝搾り 1合小布施 6号酵母日本酒 1合小布施 ブラン グラスで1つ2月4日日曜日五橋 純米吟醸 1合半原田 特別純米 1合半若竹 立春朝搾り 1合半小布施 6号酵母日本酒 おちょこで1つ2月5日月曜日生ビール 中ジョッキで4つ鳩正宗 2合2月6日火曜日風の森 純米大吟醸 秋津穂50 120ml石鎚 純米 120ml写楽 おりがらみ 120ml新政 新年酒 1合半蒼空 美山錦 1合
2018年02月04日
コメント(1)
「黒ワイン」という異名もあるプラヴァツ・マリは、ワインをかじった人が大抵好きになる「ジンファンデル種」の原生種とも言われているぶどうである。本来はルビー色でコクがあり、時間とともに芳香が立ち、まろやかな味わいになる。私のお気に入りワインだ。味が濃いせいか、赤というよりは見た目が黒っぽく見えることからこの名前になったそう。お酒メモに書き忘れてしまったのだが(笑)、先日のFUJIYAMA後の1月13日深夜、帰宅してからさらに手酌でグラスで2杯傾けてしまった(ちなみにプラヴァツ・マリの2012年のもの。一人で呑んで大後悔>笑)。プラヴァツ・マリというぶどうは、クロアチアで生産されているオリジナルの品種になる。タンニンが効いているけれど苦すぎない。呑みやすいけれど紅茶やシナモンみたいなスパイシーな香りがある。七変化という言葉が相応しいくらい、多面性を持っている。でも「複雑なだけで『?』」というワインと違って、味わいのもとになる甘さとか渋みのバランスとか、個性ひとつひとつが他のワインよりも群を抜いており、本当に素晴らしい品種だなと思う。その分、確かに高いけれど…(笑)。大切な人と吞みたいときに、選んでおきたいぶどう品種のひとつだと思う。これとは別に「タナ」というぶどう品種も好み。木の実のような素朴な味わいと、力強いタンニン。それでいてさほど渋くはなく、時間をかけてちょこちょこと呑める。身体に入るたびに、何か力強いエネルギーが湧いてくる。そんなポテンシャルを持ったワイン。食べ物と一緒に呑んでもいいし、ワインだけでゆったり呑んでもいい。マルチな才能があると思う。ただ、これも値段がお高めではある。ということで、最近、家呑み用のワインの平均価格が50%ほど騰がってしまって、エンゲル係数がとんと跳ね上がっている(^^;早く日本酒を仕入れないと…。栃木県・足利市にある日本でも有名なワイナリー・ココファームの「山のタナ」も、好きな銘柄の一つ。お値段はやっぱりするけれど、除草剤を使わない土づくりを何十年もやっていて、詳しくない人でも違いがはっきりわかるはず。呑んでいて幸福を感じるワインです^^<お酒メモ>1月15日月曜日ソアベクラシコ 白 ハーフボトル1月16日火曜日アサヒスーパードライ 瓶 コップで1つ鄙願(ひがん)純米大吟醸 おちょこで3つキリン一番搾り 瓶 コップで2つ八海山 純米吟醸原酒 3合
2018年01月16日
コメント(2)
仙台の夜。「何か良さそうだな」。ふらふらっとよさ気な匂いのする方へ歩くと、そこはワンダーランド。雰囲気のある「仙台銀座」がそこに広がっていた。どこに入ろうか悩む、悩む、悩む。いちげんさんでも良い店を選ぶコツというのはある。ひとつは「入り口の面構え」。看板に使われている書体だったり、暖簾やライティングの具合が、あったかい感じであれば店の仲の雰囲気も温かいことが多い。2つ目はダクトの空気。排気口から漂ってくる香りが、いい出汁だったり、すえてない油臭だったり、甘辛く煮た汁のにおいがすれば、美味い確率がぐっと高まる。3つ目は「下手に営業をしていないけれどそこそこ混んでいること」。入り口で呼び込みをする店は、店の売り上げが足りないから呼び込みをするのであって、料金設定が料理や酒の実力以上だったり、利益至上主義でやっているところが多い。割引しますよ、も要注意である。クーポンなど発行しなくても、いい店には人が集まるのである。ということで、既に酒を入れているにもかかわらず、2軒はしご。あーあ(といいながら喜ぶ。人生初の仙台であった)(^^)
2018年01月11日
コメント(3)
三大珍味といわれる「このわた」。なま「こ」の「わた」の塩辛だから「このわた」という名前になったといわれる。なまこを捌くときに、腹の真ん中にある臓器の部分の透明な管を指す。オレンジ色の管は「このこ」。卵巣である。なま「こ」の「子」だからこう呼ばれるらしい。「このこ」だけを干して食べるとこれまた珍味だといわれている。先日、新鮮で大きな赤なまこを送っていただいて、久しぶりに捌きますか~と腕をまくって調理をした。ただ、なまこ2つからとれる「このわた」と「このこ」はそんなに多くはない。写真はおうちで捌いた後の「このこ」と「このわた」だけれど、とれたのはおちょこ一杯程度。これを酒(今回は贅沢に磯自慢を使用)で洗って塩を振って数日寝かせて塩辛にするのである(3日程度を予定)。「このこ」と「このわた」別々にするほどの量でもないので、両方塩漬けしてしまった(^^)市販のなまこは、丸のまま買っても、水揚げされて数日経っていることが多く、あんまり新鮮でない。だから捌いても「このこ」や「このわた」部分がだれていて、塩辛にできない。だから今回みたいに直送で送られてきたときがチャンスなのである。作ったのは何年ぶりだろう?「このわた」の腸管には砂がぎっしり入っているから、ボールにきれいな水を何度も張ってはその中でゆっくりと洗い、砂を吐き出させる。きれいなわたになるまでに、指先は冷水で真っ赤になってしまった。友人にこのわたを作っているという話をしたら「よくやるよね~」と呆れ顔。そうかな?新鮮なものを丁寧に下ごしらえをすれば、やっぱり美味しくなるから、こういうところは手を抜きたくないな、とついつい思ってしまうのである。それにしても、最近おちょこや豆皿が食卓で大活躍。やはり家呑みが増えたことが影響しているのかも。酒のアテをあらかじめ作っておいて、一杯やるときにはちょこちょこと並べれば、お店並みに堪能できるから止められない。でも、アテができたときに嬉しくて、つい休肝日を止めて…なんてことも増えているから、気をつけないとな(笑)<お酒メモ>1月8日月曜日宗玄 にごり 1合半風のルージュ(ココファーム) 赤 2015 ハーフボトルバローロ イタリア 赤 2013 グラスで3つ
2018年01月09日
コメント(2)
空きっ腹でギネスをちょいと流し込んで帰ろうとしたら、途中で小腹が空いてきた。時計を見るとまだ20時前。家で呑みかけの赤ワインがあるのを思い出し、帰りにスーパーへふらりと立ち寄る。半額のシールが張られたお惣菜たちがたくさんあり「そんな時間か」と思い、久しぶりにそういったものを買い込んでつまみにしようと決めた。買ったものは●レンコンのかき揚●玉こんにゃくの煮付●焼き鳥(皮とレバー、つくねが入っているもの)●春菊入りがんも(これはお豆腐やさんで買った)●たこ焼きだいたい酒のアテというものは、最初「食べたいなー」と思うものを全部揃えると食べきれなくなるのが常。半額だからと言って廃棄するのはもったいないし。というわけで、上記セレクトにする前に、いくつかは買うのを止めた(笑)赤ワインにはチーズやハムなど、洋食系のつまみを想像する人が多いかもしれないが、和のお惣菜でうまくマリアージュできるものも多い。「脂質」「糖」「食感のバリエーション」を考えて肴をチョイスすれば、結構ワインに合うのだ。こんにゃくなんかも意外によく合う。ニョッキとは少々異なるが「むにゅっ」とした感触は腹持ちをよくさせてくれるうえにローカロリー。そして煮付けに欠かせない醤油と赤ワインは、そもそもステーキソースにするくらい相性抜群なのだ。甘辛いたれを塗った焼き鳥も同様。砂糖やみりんが入っており、脂分を含んだ皮にそれを絡めれば、「甘さ」「脂っこさ」とタンニンの「渋さ」が3拍子揃う。春菊入りがんもは、春菊自体がハーブとしてかなり際立っており、これも中重口のワインに負けないと睨んだから。お魚グリルで両面をカリカリに焼く。生姜を回し入れてちょいちょいつけて食べれば、口の中でワインが一気にスパイシーな味わいになる。味の変化をつけたいときに食べるのに丁度いい。かき揚や天ぷらは、本来白ワインや泡のほうがお似合いだけれど、レンコンは洋食でも使うし、赤ワインを使った料理レシピもあるくらいなので、あったほうがいいかなと判断。たこ焼きは…合うんですよ。これが。〆の一品は間違いなくこれだと思ってチョイス。ということで、総額500円弱で済んでしまった(^^;家にあるブリーチーズを切り、干しぶどうを添えて完成。軽く炙ったり温めたりしては少しずつワインを空けていく。最初は久しぶりにフランス映画などを観ていたのだが、2本見たところで飽きたので、ショパンのピアノ協奏曲第1番&第2番を聴く。マリタ・アルゲリッチの若い頃の演奏。キース・ジャレットのピアノとは対照的に、力強くハッキリとした叩き方なので新鮮だった。バッハのコーラスも久しぶりも引っ張り出したりして、心地よい家呑みだった。それにしても、呑みきろうと思ってワインを呑み、瓶を空けたところで終わりにすればよいのに。もうちょっと呑みたいと思ってついつい新しいワインを抜いてしまった。そしてまた呑み残しは冷蔵庫へ。いかんなぁ。<お酒メモ>12月14日木曜日ギネス 生 2パイントブルゴーニュ 赤 グラスで3つメルロ主体 赤 イタリア グラスで3つ
2017年12月15日
コメント(0)
先日人と会ってごはんを食べていたときに、鍋焼きうどんを注文しているのを見たせいか、鍋が食べたくなってしまった。大量のモツが冷蔵庫を占拠しているのを思い出し、モツ鍋を作ることにした。といってもキャベツもニラももやしも…とかく野菜がないので、買い物に出かける。久しぶりに野菜の値段を確認したけれど、やっぱりまだ高いのね(ToT)。ふるさと納税で野菜ばかり頼んでいて、すっかり物価がわからなくなってしまった。レジで順番待ちをしているときに、前の人のお買い物籠を覗くと、3割引のちくわ、油揚げ、うどん、卵などなど…うーん、これは鍋焼きうどんではないだろうか?なぜ鍋焼きうどんは世間的にこんなに人気者なんだろう?と頭の中で「??」がたくさん踊る。よく考えたら、実家を出て以来、鍋焼きうどんを作ったことが1度もない。あまり個人的興味がないのかもしれない。なんてことを考えながら家に戻り、鍋の準備にとりかかる。モツ鍋は調理時間が短くてラクだけれど、片手間でやっていると吹き零れそうになるのでつい慌ててしまう。調理の途中で料理酒がないのに気付いた。仕方なしに八海山の吟醸酒を投入。傍らで新生姜をむいて、常備菜用の生姜漬を作っていて、注意力散漫になっていたせいか、つい手が滑って、日本酒がかなり多めに入ってしまった。…1升瓶は空っぽ。うーん、美酒鍋状態になってしまった(^^;美酒鍋とは、広島で最近割と新しめにできた鍋料理。たっぷりとした日本酒で沸かす鍋のことである。そこそこ火を通しておかないとアルコールが揮発しないので、作るのにはそれなりに時間がかかる。通常鍋ならこれでもよかったのだが、モツは火を入れすぎると小さくて固くなってしまうから矛盾状態。「仕方ない、これくらいの火加減で食べますか」とコンロから鍋をおろし、テーブルへ持ってくる。食べ始めておつゆを飲むと、うん、どう考えても八海山の味がする。休肝日のはずだったのだが、鍋を食べる度に、肝臓が仕事をしているのがわかる。わかったよ…酒を呑んで鍋をつついている、と身体は認識しているわけね。ならば。ということで、冷蔵庫からおりがらみを取り出し、ついつい呑み始めてしまったのだった(><)家にはすぐきやブリーチーズ、ワタ入りのほたるイカ一夜干しなど酒のアテはたくさんある。おぼろ豆腐にゆず胡椒を塗って味の変化を楽しんでみたり。漬けたばかりの新生姜をちょっと試してみたり。ああ幸せ。諌める人は誰もいない宅呑みは、際限がないんですよね。。<お酒メモ>11月12日日曜日蒼空 キヌヒカリ おりがらみ 1合半宗玄 生原酒 金ラベル 半合小布施 サケ ナチュレ 生原酒 2016 2合徹宵(焼酎)ロック。 ショットグラスで4つくらい
2017年11月13日
コメント(2)
禅の世界では秋風を「金風」というが、まさにそれを感じる季節になった。禅の公案に「体露金風」(たいろきんぷう)という言葉が出てくるのだが、体露はまっさらで何も隠すことのない己の姿を指す。葉が落ち、枝ばかりになる秋の季節に吹く風は、すべてをあらわにする、すなわち無の境地なのだよ、ということを説いているのである。昨日は心地いい坐禅だった。呼吸に集中するとあっという間に時が経ち、いつもよりも短く感じられた。自分の人生が四季の秋になれば、同じように感じるのだろうか。ところで、私は毎月お寺に行っては坐禅をしているのだが、坐った後は住職を囲みながらお弁当を食べ、歓談するのが慣わしになっている。私の日本酒好きは当の昔に、住職を含め、坐禅仲間に露見しているため、気の好い住職はいつも檀家さんが持ってきた日本酒を差し入れてくれる。そして「どうだ雅、これは如何なる味か」といった感じで聞いてくる。酒で禅問答している気分になる(^^)私があれこれ言うものだから、最近は珍しいお酒を出してくれることが多くなった。そして昨晩出会ったのが「美丈夫 夢許(ゆめばかり)」。土佐のお酒で、稀少酒のひとつである。ガラスのような、壊れやすいという言葉がぴったりの美丈夫。味は芳醇だけれど、どこか線が細い、繊細な香りのする酒。恋愛と一緒で、そのアンビバレントさに心惹かれるなぁという印象である。名前からして「美」「丈夫」と、二律背反した文字の組み合わせも面白い。美丈夫とは、土佐出身の志士、坂本龍馬の異名らしいのだが、龍馬の姿かたちを考えると、個人的には酒のイメージを損なうので、想像しないようにしている。夢許は純米大吟醸で、磨きは30%。ただでさえ繊細な酒なのに、神経質なまでに山田錦を削って造っている。だけれど、ひとたび口に入ればピアノ線とか弦のような繊細な印象と、旨口の味わいが相まって、ああ、こんなに美味いのかと、夢心地な気分になる。まさに金風を感じながら、肴なしでただ呑みたい。贅沢な一本だと思った。「おい、まだあるぞ」と住職。お寺の近くで呑みなおすことになっても、また1本差し入れてくれる。住職の好意に感謝(^^)。あまりのうまさに、その晩は酔って「体露(=まるはだか)」で寝ないように注意したのであった。<お酒メモ>10月3日火曜日美丈夫 夢許 純米大吟醸 半合土佐鶴 限定酒 純米大吟醸 おちょこで1つ生ビール タンブラーで1つ澤乃鶴 蒼天 1合天明 無濾過 1合弱
2017年10月04日
コメント(2)
オセアニアのワインは基本、コルク抜きが不要になっている。オセアニアの人はせっかちな気質だと言われている。だから熟成する前に呑み切ってしまう、という理由からかどうかは定かではないが、ワインは基本スクリューキャップになっている。保管の面では4~5年以内にという残念な感じになってしまうが、手軽に呑めるので私は好み。また、南半球のワインは乱暴に言ってしまえば、アルゼンチンやチリもそうだし、南アフリカ産もそうだが、値段が手ごろなものが多い。その割には味も良い。なのでワイン入門者はフランスワインなどベタなほうではなく、ニューワールドと言われるこれらの地域のワインからはじめてもよいかもしれない。<お酒メモ>9月24日日曜日KOPIKO BAY Marlborough シラー 赤 グラスで2つちょっとKOPIKO BAY Marlborough シャルドネ 白 グラス2つ9月25日月曜日ノンアルコール GINGER BEER オーストラリア 375ml瓶1つ※カロリーが700キロカロリー弱あり、危険。ノンアルだから健康、は大間違いです(汗)MUNTANA Hawks’Bay 2016 ソーヴィニヨンブラン 1/2本 ※今回の旅先で特に好きな1本!テーブルワインに合いそう。刺身にも合いそうなので、和食に合わせるのにおすすめ。 Oyster Bay 2017 Marlborough ソーヴィニヨンブラン 1/2本9月26日火曜日Gold Morning Beer 小さめジョッキで1つOyster Bay 2017 Marlborough シャルドネ 1/3本9月27日水曜日Church Road Hawks’Bay 白 グラスで2つGibbson Valley Gold River Central Otago ピノノワール 赤 グラスで3つ9月28日木曜日ひるMountain NPA 生 1パイントギネス 生 1パイントよる銘柄不明 NZ ピノノワール 赤 グラスで2つ 現地で1本3000円ちょっとのワインOyster Bay 2017 Marlborough シャルドネ 1/3本VILLA MARIA ピノノワール Marlborough 赤 グラス2つVILLA MARIA シャルドネ Marlborough 白 グラス2つ 9月29日金曜日VILLA MARIA ピノノワール Marlborough 赤 グラス1つVILLA MARIA ソーヴィニヨンブラン Marlborough 白 グラス1つ
2017年09月29日
コメント(0)
旅先では欠かさずお酒を呑んだ^^ただ、量としては普段よりは抑え目だった。毎日アクティビティを楽しんでいたので朝も早くから起床する必要があり、運動量も一緒に行った友人たちに比べて多かったように思う。朝食を含め食事をする機会は、極力友人たちに合わせる必要があり、いつもより多かったけれど、食べ過ぎると頭が回らなくなったり、注意力散漫になるので、できるだけ1~2食にとどめるように留意した。旅行中、少し長めの時間、ラフティングをしたのだけれど、それすら朝食抜きでトライ。身体を動かし終わってから食事、というのが長年の生活スタイルとしてしみついているからだ。農業のお手伝いにいったときや田舎に帰って朝お寺さんに通っている際も同じで、それなりの労働を3時間程度、空腹でやってから、食事を摂った。このときに空腹を我慢してやっていたのだが、次第に慣れて今は何も感じなくなっている。ちなみに今回のラフティングは川の上流までバスでいったのだが、ガイドのオーストラリア人のイケメンがしばらく傍にいてくれた、ラッキー。「いい男だな~」と思いつつ、ほぇーとしていた(笑)。目の保養になったのでお腹がいっぱいになった(^^)<お酒メモ>9月22日金曜日浦霞 特別純米 竹筒入り 1合弱白鶴 山田錦 半合VIDAL ESTATE メルロ/カベルネ Wawks'Bay 赤 グラスで半分くらい 15度VILLA MARIA ピノノワール Marlborough 赤 グラス1つ9月23日土曜日Monteith's American Pale Ale 生 1パイントJohn Forest Collection シャルドネ 白 グラスで2つVILLA MARIA Celler Selection グルナッシュ100% Marlborough 赤 グラス2つHUNTA BAY 2012 ぶどうはGISBUNE フランスのVIOGNER グラスで1つChard farm 2016 ぶどうはJ&Jとシャルドネ グラスで1つTo Mata Estate シラー Wawks'Bay 赤 ハーフポーションSTOKE (NPA=ニュージーランドペールエール) 1パイントうーん、長く時間がかかりそう。これから外出するのでお酒メモ次回に続く(汗)
2017年09月28日
コメント(0)
あかね空 中谷大和 大山が 活躍すれど 右まだ恋し…すみません。冒頭からつい一句。タイガースの右打者、まだまだ欲しいな~。本題に戻る。金曜日に右後頭部にとめたホッチキスを抜鉤したのだが、その後横になると、抜く前よりも頭が痛む。針跡のせいかな。それまでも就寝時は、身体を少し左に傾けて寝ていたのだが、寝返りをうって上を向いたりとか、右向きになった瞬間に「痛い」と感じて目が醒める。左ばかり向いていたので、身体も少し歪んでいるらしく、たまにそっと(頭は別にして)右を向くと、身体がラクだなと感じる。右を下にして横たえて休みたいなぁ。週末はそれなりの数の人と会ったのだが、久しぶりに結構写真を撮られた。昨日も船に乗ったので、この夏はよく船に乗ったなぁと思う。船上で撮った写真は8月に撮ったものに比べて、だいぶ営業用の笑顔じゃなくて、そこそこ楽しそうな顔をしていた。それはおそらく、これ↓のせい。杏仁豆腐アイスクリームをこっそりいただいて「日本酒をちょっとたらすと美味しいですよ」と料理担当のおじさんに囁かれる。言われたとおりにやったらうまかった(^Q^)而今の愛山と蒼空の雄町のお酒をそれぞれかけてみたから、当たり前か(笑)<お酒メモ>9月10日日曜日くどき上手、乾坤一、蒼空、而今、義侠、田中六五、仙禽、手取川、真澄、七本槍。計3合くらい。生ビール 中ジョッキ2つ
2017年09月11日
コメント(0)
酒を呑もうと言われたのだが、入った店のメニューにあったアルコール飲料が興味のないものだったので、「ホッピーセットのそとだけ頼んでもいいですか」と店員に聞く。「ああ、いいですよ」とあっさりOKをもらったので、それをごくごく呑んでいると、周囲に言われた。「お前、『そと』だけ頼んで、それ酒じゃないじゃん。ばかじゃないの」即座に「いや、アルコール入ってるよ。知らないの?」と答える。ホッピーセットの「なか」は焼酎、「そと」はホッピーそのものを指す。ノンアルコール飲料と間違えられることは多いけれど、アルコール度数は弱いながら0.8%ある。ちゃんとした発泡酒である。だって、学生時代から愛飲しているんだもの。ホッピーセットがこんなに大衆的になる前から立ち飲み屋で呑んでいた私からすると、ホッピーにアルコールがあることは常識である。昔は「そと」だけ頼むことは全然問題がなかった。もともと「なか」の焼酎があまりいい質のものではなかったから、ゆっくり呑むために、氷をたくさん入れて、ホッピー2ないし3、焼酎1でずっと呑んでいた。日本酒のチェイサーにホッピー単体を頼んだりもした。いつから「焼酎で割るための液体」専用みたいになってしまったのか。ちょっと悲しい。<お酒メモ>8月26日土曜日開運 愛山 1合新政 R type 1合而今 2合半鳥飼 そのままで2つホッピー 瓶3本緑茶酎 キンミヤ 2つ
2017年08月27日
コメント(0)
先日、三重に8時間ほど滞在していたのだが、そのときに伊勢市の「おかげ横丁」の酒屋にふらりと入ったら、見慣れない日本酒のラベルを発見。蔵元を見ると、大好きな「作」の蔵だけれど、ラベルに記憶はない。それ以外に三重の酒蔵3つの名前があり、全部で4色色違いでラベルがあり、陳列されていた。それは「No name irodori」というシリーズで4種あるらしい。 「秋田の新政を筆頭に若手杜氏が集まってやっている『NEXT5』とか、山形の『山川光男』みたいなご当地プロジェクトですか?」と酒屋さんに質問すると「?」という顔をされたのだが、説明を聞くと同じ類のものだということがわかった。最近、ご当地の蔵人が集まって、一緒に酒造りをやって、限定ラベルで出す、というのが流行っている(と私は認識している)のだが、それの三重版が「No name irodori」ということになる。はい、重たいけれど何本か買って、自宅に持ち帰りました(笑)。来週「雅教授による日本酒の会」という冠名の会が久しぶりに開催されるので、そこに投入する予定。楽しみである^^<お酒メモ>8月22日火曜日ヱビス ひとくち生ビール1つアヤラ スパークリング(イタリア) グラスで2つポンヌ ヴァカンス(リキュールベースカクテル) 1つ飛露喜 特別純米 半合醸し人九平次 半合8月23日水曜日水割り グラス1/3一番搾り 瓶 コップ半分 ギネス 生 3パイント小布施 ル サケナチュレ(日本酒) 残り1合ちょっとくらい?
2017年08月23日
コメント(0)
日本酒を呑むと、ときにChocolateの味を感じるときがある。呑み始めの最初は香り豊かででっぷりとした砂糖のような甘みがぐんときて、その後日本酒の渋みとか、苦味とかが襲ってくる。Chocolateのカカオの苦味を感じるときに似ているからだろうか。昨日は家にまっすぐ帰って自炊。外食続きだと、やっぱり野菜やたっぷりと出汁をとった薄味の料理が恋しくなる。となると、面倒でも自分で作るのが一番である。冬瓜があったので、豚肉かベーコンどちらかで煮つけをしようと悩んだのだが、無塩せきのスモークベーコンがあったので、こっちを使ったほうが酒のあてになるかなと思いそっちをチョイス。燻してあるから、日本酒とみりん少々、白出汁を入れた後に、アクセントで胡椒を2振り。こうすると味にパンチが出るから、白ワインでも日本酒でもあうだろうという計算から。あと「野菜摂取」のために長ネギも入れてみる。いい感じに仕上がる。冬瓜は味が早く染みるからやっぱり重宝する。酒量をあまり増やしちゃいけないと思い、食事をしてからお酒にしようと決めていた。朝から田舎で採れた天日干しの椎茸と昆布で出汁をとっていたので、それに玉ねぎと豆腐を入れて味噌汁を作り、ご飯を炊く。香の物は水茄子とすぐき。炊いたご飯にはわさび海苔の佃煮を少々付けた後、味の変化を楽しむために生卵を入れて、卵かけご飯にして、ささっと頂く。そうしてようやく酒に移る。日本酒かワインか悩んだけれど、ごそごそ冷蔵庫を漁ると、あった!小布施の「ル サケ ナチュレル2017」を発見。美山錦で作られたお酒は、米から長野の生まれかがわかるので超安心^^「ル サケ ナチュレル2017」は天然酵母使用で全量無農薬米で生産されている、精米歩合70%のお酒。口上によれば田んぼの収穫量は180kg/10aで江戸時代当時の平均収穫量に相当するそう。一般の美山錦の収穫量は450kg/10aだから、贅沢なつくりなのだ。このお酒はChocolateと逆で、渋みと苦味が最初にやってきて、その後えもいえぬ米の甘さがやってくる。「辛い恋慕や狂おしい恋愛を経た大人の男女にしか解らない」と杜氏がふるったことを書いているのだが、うん、表現はわかりづらいけれどそうかもね。と思った。苦しさを潜り抜けた中に、甘さがあるからこそ、なかなか止められない。そういう世界だもの。このお酒だったら、作ったおかずがなくなっても、スモークチーズやバジルでも美味しくいただけるので、こちらをチョイス。冷凍庫には鹿のソーセージもある、茹でたトウモロコシも枝豆も残ってる。だからゆっくり呑めるなぁと頭の中でそろばんをはじく。最近は外食で洋風のことが多い。もともと自炊は和風が多いのだが、尚のことそちらに傾倒していくきらいがある。そのおかげであっという間に日本酒のストックがあやしくなってしまった。ひやおろし(秋上がり)までまだ1カ月以上あるのに、どうしようと思いつつ、それでも日本酒に手がのびるのであった(^^;<お酒メモ>小布施ル サケ ナチュレル70 2017 3合(惜しいので少し残してみた^^)
2017年08月18日
コメント(0)
昨日ははなから家呑みをしようと決めていて、お目当ての海産物が届いたら早速料理にとりかかる。よく行くお店で美味しそうなじゅんさいや菊、枝豆などを見つけたので、ちょいちょい買いつけて、準備万端。白菜漬けやミミガーのキムチ炒めなど、酒を呑んでつまみがなくなっては、いろいろアテを作っていた。メインディッシュの帆立は、送り主に感謝して、奮発して八海山で酒蒸し(笑)。その他うにの海苔巻きだったり、酒蒸しの残った汁を油揚げに吸わせて焼き、鰹節を削って納豆と一緒にパラパラふりかけて食べたり。途中で包みの中に蛤があったので潮汁を作ってみたり。気が付いたら一人晩酌を7時間近くやっていた。よく呑んだなぁ(笑)家には素敵なお酒たちがたくさんいたので、昨日はとびきりのものたちから順番に空ける。特に気になっていた「醸し人九平次純米大吟醸 2016彼の地」を昨日ははじめて試してみた。ご存知の方も多いと思うけれど、醸し人九平次はフランスのジュエル・ロブションで供されている日本酒として有名。別誂とか、磨きが大きいものばかりもてはやされがちだけれど、個人的には彼の地の精米歩合40%というのは食前酒や食中酒として、非常にいい条件だと思う。九平次の酸の立ち方や、華やかな香りは食欲をそそるけれど、実際に食事をするとぶつかることがある。だから私は最初の方に注文をするのだけれど、彼の地は食中も心地よい。他のラインアップに比べると、実力派だけれど凡庸かなという人もいるかもしれないが、私はこの万能選手感というか、ユーティリティプレイヤーとしてのこの1本をむしろ評価したい。程よい発泡感、酸味と甘みのバランスは際立っていて、苦みや渋みは抑え目。そう辛さも感じない。だから果物を使った前菜にもよく合うと思う。新政のヴィジリアンは小太りの甘さと酸味が口の中にぐわっと入ってきて、いつも通り期待を裏切らないパワフルさ。あとから追いかけてくる辛さが、ああ、東北の酒だなということを思い出させてくれる。もう今日はこれでお酒は十分と思ったのだけれど、お友達とメールでこまめにお話ししながらちょいちょい呑んでいたので、ついうっかりもう1本開ける。新政に負けやしないかと少々不安だったが、広島の加茂鶴が源流の協会5号酵母は力強く、太い味わいで、甘さもでっぷり。最後に渋みが追いかけてきて、これはという圧巻の作り。今年の小布施の5号酵母は、つまみを必要としないくらい、しっかりしていて、存在感があるなと思った。ちなみに、いつもは銀のおちょこで呑むのだけれど、昨日の3本は吟醸香強めのお酒たちだったので、敢えてワイングラスで。ティファニーのクリスタルグラスがデフォルトなので、これでやってみたのだが、正解だったと思う。冷蔵庫を開けると、牛乳パック入れのところに呑みかけの美しい瓶たちが「これでもか」というくらいオーラを放って鎮座している。うーん、実家に持っていって、親にも喜んでもらおうかな。<お酒メモ>8月12日土曜日醸し人九平次純米大吟醸 2016彼の地 2合新政 生本純米 ヴィジリアン2015 2合半小布施日本酒 生 5号酵母 1合
2017年08月13日
コメント(0)
レストランでワインを選んでいたらバローロに目が止まった。イタリアワインで割と好きなエチケット(=ラベル)なので頼もうかなと悩むことしばし。ただ、私はワインの知識があまりないから、どの料理にあうのか、あわないのかだけを記憶を頼りに1本を選ぶことが多い。バローロはネッピオーロ種のぶどうでできている。ネッピオーロは私の好きなぶどうのひとつで、タンニンがしっかりしていて、酸味も高い。熟成するとスミレの香りやベリーやいちじくの果実味が感じられる。抜栓して20分くらいするとその華やかな香りがピークを迎えるような気がする。だから急がず、ゆっくり呑む。「ワインはぶどうの品種で選べば外れが少ない」というのが持論なのだけれど、ソムリエに言わせると異口同音に「産地ですかね」という。そうかな。。村や地区で選んでもハズレはあると思うのだけれど。庶民が呑むのはコンテナでいい状態で運ばれるワインだけじゃないんだよ、といいたい気持ちを抑えて、今日もプロにあれこれ選んでもらう。いろいろお話していたら、ソムリエさんが「ちょっと待ってください」と言って、奥から1本出してきた。「これなんですけれど」それは「テヌータ・ザナッシ バローロ」の2011年もの。あと1本だけしかなく、先日辞めたソムリエが仕入れたものだという。バローロ地区の中でも最高のグランクリュといわれているところのものだ。エチケットにはオーガニック、と書いてある。そうだった、古いところは伝統的な製法を(マセラシオン醗酵)続けているし、頑なな作り方を守っている。最近のバローロよりもフィニッシュは軽いけれど、しっかりとした味わいでいいですよ、と言われ、「あと1本」という言葉にも負けて注文したのだった。少しケモノ臭のするラムチョップのクセを、こっくりとした果実味がさっと消してくれる。うーん、うまい。ケモノ系のラムも好きなのだが、一緒にいた友人がその類が苦手なので、選んだのだが、臭いが消える瞬間がまたマジックみたいで面白い。澱も少なくて、好きだなぁと思う。このバローロは特に気に入ったので、家にも1~2本常備しようかなと思っている^^<お酒メモ>7月24日月曜日ソアベクラシコ 白 1/2本シャトーポールマス 赤 1/2本7月25日火曜日ジェイコブズ・クリーク シャルドネ 豪 白 ハーフボトルテヌータ・ザナッシ バローロ 赤 ハーフボトル
2017年07月26日
コメント(0)
それにしても休肝日がない…。不眠克服の一助にと、先日医者に行って睡眠導入剤を貰って来たのだけれど、「アルコールを摂った日は服用はダメ!」と言われたので、普通に薬をもらってからまだ1錠も服(の)んでいない。まぁ、相変わらず1時間とか2時間しか眠れないという日もあるのだが、自業自得なので仕方ないですね。お酒を呑んで、4時間とか連続で眠れる日もある。なのであまり悩まないように、変に気にしないように気を付けている。<お酒メモ>7月12日水曜日ちゃぶ台ワイン 赤 グラスで1つドメイヌソガ 日本酒 1号酵母 おちょこで1つ小布施 オーディエール 白 グラスで1つ小布施 シラーズ 2015 赤 グラスで2つキリン一番搾り 神戸づくり 350ml缶 1つ遊花 純米吟醸生 2合7月13日木曜日ピノグリージョ イタリア 白 ハーフボトルHEROES チリ 赤カベルネ&白 計2/3本くらいおりがらみ 滝自慢 1合 ※呑んだ人からご報告いただきました(笑)7月14日金曜日嘉美心 純米 半合弱 微発泡。ワインみたいな感じ。信濃鶴 生 特別純米 半合蒼空 美山錦おりがらみ、山田錦大吟醸、雄町おりがらみ各0.3合紹興酒 すこしあたためて 500ml7月15日土曜日豊祝 生 3合出羽桜 純米 1合生中 1つスペインのワイン 赤白 グラスで1つずつ初孫 おちょこで1つ7月16日日曜日アサヒスーパードライ 中瓶 1本弱ヱビスビール 缶 コップで1つ初孫 2合弱7月17日月曜日房嶋屋 岐阜 微発泡 0.3合早春 袋吊り 生 純米 0.3合藍の郷 純米 半合
2017年07月15日
コメント(0)
最近は出張があると、取引先の方が、一緒に呑むのを楽しみにしてくれて、手ぐすね引いて待っていてくださることが多い(笑)。なので、14時とか15時くらいにアポイントを入れられて、終わったころが、先方の定時退社の時間、というパターンが定着してしまった。でも、そういう時間のセッティングをしてくれるというのは、建前の付き合い以上を望んてくれているという証なのだから、ありがたいことである。ということで、今回の出張も良く呑んだ。出張帰りに友人に会い、サロンFUJIYAMAにも行き…とやって、充実していると思う。体調は芳しくないですが、みなさんそれでも私とかかわってくれて、本当にありがとう。コメント欄やメールを個別にくださった方もいるし、よろよろ歩いていた私を歩道に戻してくれた友人も、電車の中で涙拭いてくれた貴女も、正面の椅子に座りながら微笑んでくれたみなさんも、差し入れしてくださった貴女にも、いろいろ本当に、感謝しています。<お酒メモ>6月28日水曜日アサヒスーパードライ 中瓶 1本 甕入り紹興酒 4合呉春 特別本醸造 1合6月29日木曜日蒼空 キヌヒカリ 0.3合 ※サービスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!蒼空 キヌヒカリ おりがらみ 0.3合その他蒼空 雄町、美山錦おりがらみ、山田錦おりがらみ 各0.3合蒼空 キヌヒカリ おりがらみ 250ml而今 半合蒼空 美山錦 半合秀鳳 半合ギネス 生 3パイント6月30日金曜日開運 純米 1合半弱初亀 特別純米 半合強原田 特別純米 半合強五橋 生原酒 半合強ウィートキングウィット 生 500ml帝国IPA 生 500ml×2白ワイン イタリア 1/2本7月1日土曜日クラフトビール 5種類 計2リットルくらい三井の寿 純米吟醸 雄町 おちょこ1つくらい黒牛 おちょこ1つくらいギネス 生 3パイント
2017年06月30日
コメント(0)
私はお酒が強いほうだとは思うのだが、不思議なもので、毎日呑むのはそう好きではない。また、痛飲したりした翌日、お酒の予定が入っていても、酌がなかなか進まない。口をつけても美味しく感じられないし、ペースもぐっと落ちる。酒が入らないのだ。だから、一回の酒量が多いかもしれないが、酒が止められないというわけではないし、アル中にはなりづらい体質というか気質なんだと思う。今週はいろいろ予定が入っているのだが、休肝日もまた、待ち遠しくて仕方ない(*^^*)<お酒メモ>5月12日金曜日プレモル 生 プラカップで1つ※東京ドームで東鉄フライヤーズ時代に日ハムが記録した一試合7HRのレジェンド試合に立ち会えた。ラッキー!生ビール 中ジョッキ1つイタリア白ワイン グラスで1つイタリア赤ワイン グラスで2つ5月13日土曜日アサヒスーパードライ 瓶 フルートグラスで1つイタリア白ワイン グラスで1つ赤ワイン(2種類) グラスで3つギネス 生 2パイント半赤ワインと白ワイン、グラスで計3つくらい(産地不明)5月14日日曜日蒼空 雄町 無濾過生原酒 2合半荷札酒 2合飛露喜 1合弱作 プロトタイプ 1合半
2017年05月13日
コメント(0)
ギリシャ神話に出てくる酒の神「バッカス」。大阪・なんばの立ち飲みにいそうな酒好きのおっさんとして描かれることが多い。私をときどきその酒量から「バッカス」になぞらえる人もいるのだが…呑んでいると同じ感じなのかな(・・;バッカスは英語読み。ローマ神話ではぶどうを掲げる姿で有名なディオニュソス(一応ギリシャ語)と呼ばれる。そうなると少しハンサムな青年の姿で描かれることもある。バッカスはゼウスの「おめかけさん」の子だが、商売の神であるヘルメスも同様だ。でもヘルメスはこすっからいし、要領いい男性なのだが、いつもイケメンに描かれるのとは対照的だ。ラテン語だとメリクリウス、英語だとマーキュリーというわけで、どの言語でも名前がカッコよく聞こえるので、まったくもって不公平である。バッカスは「二度生まれし者」である。テーバイの王女(人間)に惚れてゼウスが浮気して出来た子だが、ゼウスの本妻のテラがこれに激怒して、呪いをかけて殺してしまう。死産になりそうなときにゼウスが自分の腿にバッカスを入れて保護して生まれたことに由来する。せっかく生まれてきたのに、その後も本妻のヘラに迫害され、苦労を重ねたせいか、神話の世界では神嫌いで孤独だった神。だからこそ酒を愛し、酒を愛でたのかもしれない。「おっさん」のイメージが強いバッカスだが、フランス・ボルドーにあるシャトー・ダルマイヤックのワインのエチケットに描かれているバッカスはちょっと可愛い(*^^*)この蔵はかのシャトー・ムートン・ロートシルトがオーナーなので、味は折り紙つき。値段も一番若いものなら5000円台なので、背伸びして、そしてもうひと背伸びして年1回くらい抜いてもいい感じ。ぶどうの構成もカベルネ・ソーヴィニヨンが52%、メルロが36%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド2%と言う感じなので、ワインをよく知らない人でも「呑むと心が温かくなって、甘さも感じられて、美味しい」と思うはず。神話を語りながら、呑めるワインは、大切な日を何倍にも素敵に彩る。とびきりの日に抜くのに適した1本かもしれない^^
2017年05月08日
コメント(0)
5月6日付の日経新聞の電子版で「飲酒量を減らすには『レコーディング』で成功率UP」という記事があった。そこにはこのように書いてあった。(一部引用)「例えば、一日に焼酎を2合飲むのが通例なら、1.5合に減らすといった具合に小さな目標を設定するのです。そして、さらに大切なのが目標をクリアできたら手帳に〇(マル)をつけること。すると、自然と飲む量を頭でモニターするようになります。そうした日々の小さな成功体験を重ねることで、飲む量は自然と減っていきます」(樋口さん) ダイエットにもいえることだが、飲酒においても「レコーディングする」ことで飲酒量を減らす成功率はアップする。また樋口さんによると、「周囲に公言することも効果的」だという。公言してしまった手前、やらずにはいられなくなるからだ。なるほど、断酒はできなくとも、これだったらすぐにでも実践できそうだ。(引用終了)あの…違うと思うんですけれど(-_-メ)このブログで「お酒メモ」をかれこれ10年以上書いている。本来、どれくらい自分が普段呑むのか、どのお酒が美味しいのかを記録したいと思ってはじめたものだ。毎日呑むようならこのブログに立ち返って、呑み過ぎを反省して節酒に努めようと考えていた。しかしふたを開けてみると、このブログにお越しになる読者が、あまりの量に喜んで(?)くれて、ついには1週間当たりの酒量が最近増えている、とか、お酒メモにあったお酒呑んでみたら美味しいです、とか、日本酒が苦手なのを克服できた、など、お酒ファンも自分の呑み方も、輪が広がるというか、なんだか拡大しているんである。最近を振り返ってみると、一応GWは激しく呑み過ぎなのは自覚しているので、明日くらいは休肝日にしようと思うが、はっきり日経の記事に申し上げたいのは1)レコーディングしたからと言って、酒量は減らない。むしろお酒を愛していれば増えてしまう。2)休肝日を作ると、飲酒する日にかえってどか呑みしがちで、それは身体に負担がかかる、という記事内容は違うのでは。ということである。特に2)については、酒蔵の方も、知り合いの医者も言っていたが「毎日呑むと肝臓が休まらないから、毎日1合などを呑むよりは、休肝日を作って、3日ぶりに3合呑むとかしたほうが、臓器にはよい」とのことだ。体感的には確かに休肝日説の方があっているし、そもそも左党の私は自分に都合のよいことを信じたいのである(#^^#)<お酒メモ>5月5日金曜日シャブリ グラスで1つスパークリングワイン シャンドン ブリュット カリフォルニア 1/2本キリンIPA 小瓶半分くらいギネス生4パイント
2017年05月05日
コメント(0)
私がもともとこのブログで「お酒メモ」をつけ始めたのは、「呑み過ぎないように、記憶で覚えられないくらい呑まないために」という抑止力にしようという理由からだった。しかし気付いてみると、漫然と呑んでいるなぁと思う。みんなが愉しんで読むので、抑止力とは逆の方向になっていないかも(汗)それにしてもよく呑んでるな~。酒だけ呑んで食べなくなると、拒食症まっしぐらになってしまうので、気をつけて呑み食いしたいと思う。<お酒メモ>4月1日土曜日キリンラガー 中瓶 半分弱くらい若竹 純米 1.3合くらい霧降 純米吟醸 栃木 半合泰斗 おりがらみ 純米大吟醸 半合開運 無濾過生原酒 1合ニュークラシック仙禽 亀ノ尾 純米大吟醸 栃木 半合陸奥八仙 生原酒 1合梅の宿 純米大吟醸 半合三方良し 純米吟醸 別誂 直汲み生 2合モルドバワイン 赤 L'Epigrammme メルロ グラスで2つ秩父錦 大吟醸 1合4月2日日曜日生ビール グラスで3つボルドーワイン 赤 グラスで2つフランスワイン 赤 グラスで2つイタリアワイン 赤 グラスで2つ
2017年04月02日
コメント(0)
どうも今使っているPCの調子が悪いので、分割してメモメモ。昨晩は0時には就寝したのだが、住んでいる建物が古くなってきて、隣人というか階下の住人のいびきの音で起こされてまったく眠れない(苦笑)。たまにこういう日がある。コンクリート突き抜けてなわけだから、かなりのdbに違いないわけで。これも一種の騒音問題だと思う。早く引っ越ししてくれないかなー、というか、数年前から引っ越しを考えているのに全然進んでないので、私がやらないといけないのか(爆)というわけで、開き直って風呂を沸かして髪を洗い、既に届いた朝刊を読みつつ、という感じで普通(?)に過ごしている。3時間くらいは寝たから今日1日はどうにか動けるかな。<お酒メモ>3月28日火曜日而今 純米吟醸 山田錦火入れ 2合宗玄 おりがらみ 2合3月29日水曜日蒼空 美山錦 1合尾瀬の雪解け ピンクのおりがらみ 2合南 おりがらみ 1合亀齢 純米大吟醸 2合3月30日木曜日ブルームーン 生 ハーフパイントステラアルトワ 生 ハーフパイントエルディンガー 生 ハーフパイントイングリッシュIPA 生 ハーフパイント暁(隈取風のラベル) 岐阜 純米吟醸 2合ギネス 生 2パイント
2017年03月29日
コメント(0)
日曜日からのお酒メモをつけることができなかった。頭の中に置きっぱなしにするのも結構大変なので、いったんこちらに書き込んで忘れることとします(笑)一応、休肝日をとろうと努力はしていてこの5日間のうち、1日だけ休肝日をとった。あとは本日(3月31日)を呑まずにやり過ごせば、肝臓さんにとってもいい流れになるかなぁ。そういえば、日曜日にたまたま入った一見のお店で、久々にQuadriFoglio(クアドリフォリオ)に出会った。これは四葉のクローバーをイメージしたラベルで、お酒の名前自体は書かれていない。酒蔵は三井の寿を造っているところで、私はこの三井の寿も好きなのだが、これはその中でも春限定の純米吟醸酒なのである。ものすごく繊細な三井の寿も好きなのだが、QuadriFoglioはそれよりも少しだけ甘口で優しい味わい。吟醸香もあるのだが、強すぎず、酸もほどよく乗っているので、イタリアンとあわせてもよい日本酒である。<お酒メモ>3月26日日曜日キリンラガー 生中2つ三井の寿 春 純米吟醸 Quadrifoglio 1合
2017年03月28日
コメント(0)
基本、日本酒は冷(ひや)のことが多い。外食時はワイングラスやグラス、おちょこなどお店が出してくれた酒器で呑むことにしている。家だと銀杯のおちょこが基本だが、おちょこの量がもどかしいと思うときはいただいたグラスの酒器で、その日の気分に合うもので冷酒を呑む。ところで、普段外食で日本酒をやるときはついついお酒が進んでしまうのだが、最近は行くお店でおちょこを出されると、注ぐのが面倒なせいか、呑むペースが遅くなる。昨日もおちょこが出てきたのだが、結構したたかに酔ったな、と思ったら、まだ2合呑んでいなかった(汗)多分私は「雰囲気酔い」する部分が多分にあるので、極論を言えば、水でも酒でも、それを口にしながら多少のアルコールを摂取していれば、ご機嫌な体質なのだろう。だったら水を呑んでいたほうがコスパはいいのだろうが、酒は酒でやっぱり水よりも断然美味しいしなー(^Q^)というわけで、何がいいたいかと言うと、お酒の雰囲気をゆっくりと愉しみたいときは「おちょこでちょこちょこやるのがベスト」ということである^^普通の人も、酒器が小さいと、お酒が進むペースがゆっくりになるので、糖尿病だけど日本酒好きな人とか、お酒が弱い人は、酒器を選んで呑むといいかもしれない。<お酒メモ>3月13日月曜日刈穂 生原酒純米 ひとくち與五右衛門 純米吟醸 1合笹一 純米吟醸 1合天寿(秋田) 生原酒 半合刈穂 おりがらみ 半合まんさくの花 生原酒 半合両関 純米吟醸 2合3月14日火曜日花泉ロ万 純米吟醸 90ml天青 無濾過生原酒 純米吟醸 90ml佐久の花 純米 150mlラ・マンチャ (スペイン・赤) 1/2本
2017年03月14日
コメント(0)
1日の〆に泡を呑みながら友人とシャンパン談義をした。前にこのブログでぴんどんについてエントリを書いたけれど、それ以外に相手が面白がる話はないかな?と思って「自分の人生で経験したことがある堕落したシャンパンの呑み方」について話をした。話の主な内容は以下の3つ。1)いちごシャンパン映画『プリティ・ウーマン』で一世を風靡した呑み方。泡にいちごを入れて呑むというものだが、泡の香りを台無しにするので、香りという視点から考えるとあまり高い泡でこれはやらないほうがよい、というのが正解。ただ、泡を呑み切った時に残ったいちごが泡を吸って、いちご自体が微炭酸になる。この味わいは美味しいので、泡よりもいちごが好きだという人はおすすめ。ただし、こういう呑み方をしても、鏡の中の自分は映画のジュリア・ロバーツのようにはなれない(ToT)2)朝シャン朝からシャンパンを呑むこと。若い頃だが、朝、起き抜けに「おはよう」と泡を渡され、布団から出る前にシャンパンを呑んだことがある(誤解されないための言い訳だが、服は着ていたし、友人宅で宴会をやった翌日で何人か泊まったときのことだった)。泡が太陽光に反射してきらきらしているのがなんともきれいで、夢の中なのか現実なのか、布団の中なのかよくわからなくなる。ウェスティンの朝食などでもシャンパンを出されることがあるけれど、朝、シャンパンを呑むこと自体は認知症予防や短期記憶の改善に役立つという臨床結果があるそう。シャンパンに含まれる成分が脳にプラスの効果をもたらすことと、発泡性のものを朝呑むことは身体によい刺激を与える効果があるらしい。古代エジプトのエリートも朝ビールを呑んでいたので、同じような効果を狙っていたのかもしれない。3)ブラック・ベルベット私が考える「背徳のシャンパンカクテル」。それがブラック・ベルべット。ギネスビールと泡を1:1の割合でシャンパングラスに注ぐ、シンプルなカクテル。1861年にイギリスで亡くなったアルバート王子(ビクトリア女王の王子)を追悼するために考案したといわれている。王子という高貴な身分にふさわしいシャンパンと、死を連想する黒のビールをあわせたものだが、アルコール度数は軽めで、意外と呑みやすく、イメージよりも味わいはとてもよい。実際作ってみると、ゆっくりとシャンパンを注がないと泡部分が増えてグラスからこぼれてしまう。そのため、見た目美しいものにしようとすると1:1ではなくシャンパンの割合がかなり増えるので、よいバーで呑むと、一杯がものすごい金額になる(笑)。率直に言うと一杯でハーフボトルのシャンパンを2/3くらい使ってしまうので、それはそれは危険なのである。日本人はドンペリ大好きだけれど、私は二コラ・フィアットとかは味やコスパ、エチケット(ラベルデザイン)を含めて結構完成度が高いなぁと思っている。モエとかヴーヴクリコも安定感があっていいですけれどね。<お酒メモ>3月10日金曜日ソアベクラシコ 白 ハーフボトルフェデックス ソリス スペイン 赤 グラスで2つ楯乃川 おりがらみ 1合紀土 純米大吟醸 1合蒼空 美山錦 1合3月11日土曜日五橋 生原酒 純米 1合若竹 立春朝搾り 1合原田 無濾過特別純米 1合鳳凰美田 半合モエ カリフォルニア ハーフボトル
2017年03月11日
コメント(0)
ギネス友の会第24回の受付を締め切りました。毎度お越しくださる常連さんに加え、今回も初参加の方や懐かしい顔ぶれもいらっしゃってとても楽しみです。ご参加の皆様には、本来ならばすぐに場所のご案内をするのですが、一応こちらで先に掲載いたします。というのも、またまた出張で、ゆっくりお知らせができないので…不精してごめんなさい。改めて場所のご案内を含め、メールを差し上げたいと思いますが、以下の場所で行う予定です。<ギネス友の会第24回概要>とき:3月18日(土) ※18時30分~ 2時間を予定。場所:東京駅丸の内側 COOPERS 丸の内店 https://r.gnavi.co.jp/g008234/map/会費:6000円(お食事込みでギネス呑み放題)どうぞよろしくお願いします^^
2017年03月10日
コメント(0)
ギネス友の会が楽しみで、最近ギネスを呑む回数が少しずつ増えている私(笑)もう開催日まで2週間を切っている。日に日に少しずつ「参加します」のご連絡をいただいて、日ごとに期待も膨らんでいる。人間は想像するとそれに囚われる生き物だとは自覚しているのだが、それにしても、自分の頭の単純さ加減には苦笑してしまう。参加ご希望の方は今週10日金曜日で締め切りです!よろしくお願いします。<ギネス友の会第24回概要>とき:3月18日(土) ※18時30分~ 2時間を予定。 場所:東京駅丸の内側 COOPERS 丸の内店 https://r.gnavi.co.jp/g008234/map/ 会費:6000円(お食事込みでギネス呑み放題) ご希望の方は、以下の方法でアクセスしてください。 参加申し込み締め切りは3月10日(金)です。 1)ハンドルネームとメールアドレスを雅個人メール(slowlysheep●yahoo.co.jp ※●を@に変えてください)にご連絡いただく2)携帯に直接連絡していただく3)たまたま会ったときに口頭で言っていただく後日、参加希望の方には場所とスタート時間、会費などのご連絡をメールでさしあげますので、どうぞ宜しくお願いいたします^^<お酒メモ>3月3日金曜日伯楽星 純米大吟醸 半合弱開華 純米大吟醸 鑑評会出品酒 半合池亀(たぶん・・・久留米)無濾過生原酒 半合出羽桜 純米 半合3月4日土曜日若竹 立春朝搾り 1合開運 無濾過生原酒 半合久礼 半合駿州 中屋 純米辛口+10 1合高砂 純米 1合白隠正宗 きもと純米0.3合ギネス 生 2パイントいちごスパークリング 1つ明鏡止水 おりがらみ 半合タンちゃん持込お酒 立春朝搾り 生原酒 半合
2017年03月04日
コメント(0)
いやー、よく呑んでます。水木と休肝日予定だったのですが、水曜日も予定が入り、木曜も怪しい・・・。身体を労りながら呑みたいと思います。いちおう、酒量が多い傾向になるのは自覚しているので・睡眠をとにかくとる・飲酒後はお茶や水をちゃんと飲むことだけは心がけています。<お酒メモ>2月24日金曜日ギネス 生4パイント作 雅の智 半合作 中汲み 1合2月25日土曜日若竹 立春朝搾り 1合開運 無濾過生原酒 2合原田 特別純米 1合明鏡止水 おりがらみ 純米吟醸 2合2月26日日曜日福田(長崎) 無濾過原酒 1合弱萩の鶴 純米大吟醸 1合半どぶろく 半合2月27日月曜日グルジアワイン 白 グラスで2つ半グルジアワイン 赤 グラスで2つ新政 エクリュ 2016 1合半山本 7号酵母 3合追記:2月19日のお酒メモの「福のお酒」は「福のしずく」と判明しました。
2017年02月26日
コメント(0)
しばらく更新が滞っておりました。17日金曜日にお会いした方と、たまたま昨日も会ったのだけれど、このブログもちょくちょく覗いているせいか「こうやって呑んでるのに、更新はずっとしていないよね」と言われたり(^^;なるべく毎日書くようにはしたいのだけれど、どうも今月は出張他で月の半分程度、家を空けているくらい仕事が綱渡りなので、思うようにならない部分もある。明日もまた出張だしなぁ。。がんばろうっと。ネットにもほとんどアクセスできずにいたので、昨日3営業日ぶりに株価を見たら、結構増えていて(といっても1.5%程度けれど金額ベースだとやっぱり「おお」と思ってしまう)、株価を見なくても株は勝手に動く。これは愛鳥をはじめとする生き物と同じ摂理なんだな、などという考えが頭に浮かんだ。<お酒メモ>2月17日金曜日 胃カメラ飲んで2時間後には呑んだw亀泉 にごり 1合山本 紫ラベル 1合飛露喜 特別純米 1合繁枡 純米大吟醸 2合2月18日土曜日町田酒造 直汲み 中取り 原酒 0.3合群馬の純米酒(銘柄をついに忘れた…)半合蒼空 山田錦 おりがらみ 250ml黄桜 蔵のかほり 生ビール プラカップ1つ生ビール 中ジョッキ1つ萩の露 原酒 1合2月19日日曜日アサヒスーパードライ 中瓶 1本くらい生ビール 中ジョッキ1つソアベ 白 ハーフボトル萩の露 原酒 1合福のお酒 日本酒で友人が持ってきたのだが、銘柄をちゃんと見てませんでした… 1合2月20日月曜日ビール 中瓶 1本ちょっと紹興酒 あたためて 3合弱2月21日火曜日チリ シャルドネワイン 白 1/2本白 デキャンタワイン 1/4本蒼空 美山錦 1合山本 1合鳳凰美田 1合新政 6号酵母 1合半2月22日水曜日ソアベクラシコ 白 1/3本シャトーポールマス 赤 1/3本ローズビア 生 1パイント
2017年02月18日
コメント(0)
今日はバレンタインデー。幼い頃のバレンタインデーのときめきはどこへやら(笑)。近年はハロウィンにイベント売上高を抜かれて、すっかり「昭和のイベント」になってしまった感があり、私みたいに古い人間はかえって愛おしい気分になる。世間に打ち捨てられたものを愛でるというのも、また雅(みやび)なものだと感じるようになった。そこに衒(てら)いとか気負いみたいなものはまったくなく、自分がよいと思えばよい、そうでなければそれでもよい。こういう境地になったのは齢をとったからだろうか。そしてあと1ヶ月もたてば、雅が雅(みやび)だと思うイベント、聖パトリックデーがやってくる。春の訪れを告げる、アイルランドの一番派手なお祭りにあわせて開催する3月のギネス友の会は格別。今回は10年以上前にギネス友の会第1回、2回の幹事をやってくれた友人が久々に幹事をやってくれるそうで、これまた嬉しいなと思うのである。3月の3連休の初日に開催!奮ってご参加ください^^<ギネス友の会第24回概要>とき:3月18日(土) ※18時30分くらいからスタート、2~3時間を予定。場所:東京都内、山手線の内側で生ギネスのあるお店を予定会費:5000~6000円程度を予定(お食事込みでギネス呑み放題) ※もしかしてもっと安くなるかも(笑)幹事ががんばっています。ご希望の方は、以下の方法でアクセスしてください。 参加申し込み締め切りは3月10日(金)です。 1)ハンドルネームとメールアドレスを雅個人メール(slowlysheep●yahoo.co.jp ※●を@に変えてください)にご連絡いただく2)携帯に直接連絡していただく3)たまたま会ったときに口頭で言っていただく後日、参加希望の方には場所とスタート時間、会費などのご連絡をメールでさしあげますので、どうぞ宜しくお願いいたします^^<お酒メモ>2月13日月曜日生ビール 小さめグラスで1つボルドー のメルロワイン 赤 グラスで3つソアヴェクラシコ 白 ハーフボトル
2017年02月14日
コメント(0)
山形正宗、楯の川、東光、男山と、山形の有名な酒蔵4つがコラボして造っている酒「山川光男」。4つの酒の名前の一文字をとって名付けられた一本である。頭に液体の入った1升瓶を載せ(というか一体化している)、黄色いハッピを着た「山川光男」というキャラクターが、ラベルの中で縦横無尽に「ゆるーく」はっちゃけている姿が印象的である。このたび「2017 ふゆ」バージョンが出たのだが、これが本当に美味い。毎回ラベルデザインというか、山川光男さんのイラストが季節ごとに変わるのだが、今回の山川光男は酒を汲む柄杓をストックにし、カシミアのはっぴを着て、颯爽とシュプールを描き、雪原を駆け抜けている。サングラスをかけた姿を見せるのは初めてかも。か、かっこいいではありませんか(*^^*)辛口できりっとした味わいながら、酸味もほどほどにしっかりとしていて、フレッシュな酒ならではの発泡感も少しあり、躍動感あふれる仕上がりになっている。のれそれ(アナゴの稚魚)とともにいただいたら、ポン酢と山川光男の酸味がきっちりとかみ合って、口の中は絶妙なハーモニー。この季節だったら、せりのお浸しとか、山菜天ぷらなども合いそうな感じ。「1合吞んだら止めよう」と思ったのに、ついつい止まらなくなったのでありました(^^;<お酒メモ>2月2日木曜日プレミアムモルツ 500ml缶1つ南 純米大吟醸生酒 ピンクラベル 2合山川光男 2017 ふゆ 2合半
2017年02月03日
コメント(0)
先ほど出張から帰ってきたけれど、_ノフ○ グッタリ。もう歳なんだな~。泊まった宿のご厚意で、シングル料金でツインのものすごいいい部屋にアップグレードしてもらったのに、7時間しか滞在できずで残念。もっとバスタイムを楽しみたかった(><)仕事も仕事じゃないことも含めて酒は相変わらず呑んでいる。咳がだいぶ軽くなってきたし、酒を呑んで体調が悪化することもなくなってきたので、ゆるやかだが快方には向かっている模様(って景気動向みたいな表現だなー)。<お酒メモ>1月16日月曜日 友人宅にてごはんと酒をもらう。琥珀ヱビス コップで1つ半雪の茅舎 純米生原酒 1合半 小布施シードル コップで2つ黒牛 ワンカップ日本酒 半合菊水 ワンカップ日本酒 半合1月17日火曜日ギネス 生 3パイントブルームーン 生 3クオーターパイント1月18日水曜日モルツ 生 小ジョッキ1つ玉川 福袋 無濾過生原酒 1合初亀 本醸造生原酒 うすにごり 1合蒼空 (青い文字のラベルのやつ)おりがらみ 1合蒼空 美山錦 1合ギネス 生2パイントブルームーン 生 3クオーターパイント1月19日木曜日 新幹線で3シート拝借して爆睡。而今 おりがらみ生 1合町田酒造(群馬) 限定生原酒 精米歩合55% 1合蒼空 (ピンク地のラベルのやつ)おりがらみ 1合
2017年01月18日
コメント(2)
10年位前に、週1ペースで同じ仲間と一緒に呑み歩くという習慣があった。仕事が早く終わって、呑みたいなと思った日に電話をかけ、当日いきなり集合する。そんなことが毎週できるわけないと思うかもしれないけれど、案外それで全員が集まったものである。呑み屋は週末に近づくにつれ、混雑する確率が高くなる。混雑していれば注文してからメニューが出てくる時間もかかるし、店のサービスも悪くなりがちである。逆に週初めは、お店もゆったりしているし、煙くさいこともあまりない。店が暇だったら店主と会話もできるし、メニューにない食べ物にもありつけることもある。そういうわけで、肝臓に自信のある者たちで構成されているからこそ、メンバーは必然的に月曜日を選択するようになった。そして呑み会の名前が自然発生的についたのだった。それが「月曜会」―-。月曜会は数年続いたが、ある日あっさり終焉の時を迎える。メンバーの一人が転勤になったのだ。メンバーが一人抜けた後も呑み会はその後8年続き、楽しくやっている。だけれど正直、何か足りないなというか、心に穴があいたような気持ちがあった。ところが、ひょんなことから転勤になったメンバーが東京に復帰することになり、昨日歓迎会をやった。かなり長いブランクがあったはずなのに、それを感じさせず、いつもの通り和気藹々。本当に楽しかった。人の間と書いて「人間」。心地よい間が作れる人との縁は大切にしたい。気が合うか合わないかというのは、感覚的なもので、いくら理論的に考えても説明がつかないものである。自分がどんな状況におかれていても、温かく迎えてくれる友人の存在は、私を和ませてくれる。つかの間でも幸せを感じさせてくれる友人達に、感謝の言葉しかない。<お酒メモ>12月5日月曜日蒼空 美山錦 2合半山本 生 1合ゆく年くる年(新潟) 1合而今 おりがらみ 1合おり酒(ものすごい粘度だった>笑) おちょこで1つどんべり 1合
2016年12月06日
コメント(0)
先日、新潟の「荷札」酒をいただいた。このお酒、ときどき立ち寄るお店で出してくれるのだが、非常にいい酒で、私の(良い意味での)「要注意リスト」に入っている。杜氏さんはまだ20代。なのに、これだけバランスがよく、呑み応えがしっかりとした酒を作るなんて本当に脱帽。しっかりした味わいの反面、それが後味では「しつこさ」を感じさせることのある日本酒は多いけれど、これは後腐れなくすっきりしている。蔵自体が小さいので、全量純米大吟醸で、というのもふるっていていい。「新潟の酒=淡麗辛口」というイメージを払拭させてくれる美酒である。男性的か女性的かという表現をすれば、しっかりしているけれど女性。大人の女性という感じかな。獺祭は足が早く、開封後すぐにその香りや味を損なってしまう欠点があるが、荷札は違う。酒そのものが持つエネルギーが大きくて、なかなかかぶがぶと呑みこなすことはできない。封切りをしてゆっくり、ゆっくり流し込んでいく。2時間半経ったところでようやく1合半を呑み終えて、「さあ、もう一杯」と再び栓をあければ、開けたてとは違った芳醇な香りが身体を包む。銀杏をペンチでぱちぱちとやって、レンジでチン。そして少し塩を抜いた、低塩の野沢菜で一献。その前に食べていた軍鶏の塩焼きを軽く炙り直して、もういちど手酌再開。自宅でお酒をやると、誰も止めてくれないから、大変だー(笑)<お酒メモ>11月27日日曜日加茂錦 荷札酒 生原酒 精米歩合40% 27BY 2合黒龍 吟三十八号 1合
2016年11月28日
コメント(0)
田酒を作っている酒蔵さんが作っている善知鳥(うとう)。海鳥の一種できれいな漢字が組み合わさっているけれど、この鳥には悲しい逸話が多い。もともと善知鳥は子供がいなくなると「うとう、うとう」と啼いて探し回り、子供はそれに呼応して「やすかた」といったような声を上げて呼応するという伝承がある。それを利用して猟師が雛鳥を捕獲すると、親鳥は血の雨のような涙を流していつまでも飛びまわるという言い伝えもある(ウィキペディアにも似たような記述がある)。本当かどうか知らないけれど。同名の能の演目もかなり怖い話だし。ということを念頭において、何でこんな名前を酒に冠したのかな?と思ったら、この地方に善知鳥がたくさん生息している から、ということらしい。味わいは名前のひもづいたお話とは違って、非常に余韻があり、バランスが取れている。親鳥があげるような悲しみはない。ただ、澄んだ水にどこまでも深く沈んでいくような感覚には陥る。気持ちよく死ねるというか、深みにはまって気が付いたら引きずり込まれるというか、そういう味の感想を持つと言えばそうだよな、という感じ。それにしても善知鳥を吞んだのが一昨日が今季2度目だが、お酒メモを見てみると、やたら鳥を彷彿とさせる銘柄が多いのはなぜだろうかw<お酒メモ>10月20日木曜日庭のうぐいす あきあがり 1合羽根屋 生原酒 1合半蒼空 美山錦 1合半飛露喜 1合善知鳥 純米大吟醸 ひとくち
2016年10月21日
コメント(0)
山形の有名な酒蔵、亀の井酒造の「くどき上手」。ここのお酒はどれもユニークな名前がついているのだが、味はというと、少しふざけた名前とは正反対で、とても生真面目な造りで華がある。親子で酒造りをやっているようなのだが、息子さんが全行程を手掛けるシリーズは、「Jr.」という冠がついていて、その造りは斬新で、いつも興味を惹かれる。昨年出していた「Jr.のヒ蜜」は、日本酒度がマイナスながらきちんと食中酒としての仕上がりになっているので驚いた。どういうことかというと、日本酒度というのは辛さを感じる単位で、プラスの数字が高ければ高いほど「辛く感じる」傾向にある。だからお酒が進むと、酔っぱらって味がぼやけてくるので、より高い日本酒度の酒を選ぶと外れが少ない。逆にマイナスの数字の日本酒は、たとえていうとデザートワインのような甘さを持つ傾向にある。「Jr.のヒ蜜」は日本酒度マイナス10。普通だったら相当甘く感じてたくさん呑めないはずなのだが、その甘さはクリアでバランスが整っている。そうなる秘密は酸度の高さにある。人間の舌は酸度が高いと「辛く」感じるようになる。とことん甘い一方で強い酸味で呑み手の味覚を締める。おそらく息子さんはそれを利用したのだと思う。「この造り手のアイデアは、本当に素晴らしい」と酒を呑みながら敬服するわけである。そのご子息が今度は「Jr.のショコラ」というお酒を造った。コンセプトは酒米と発酵で生まれる味をチョコレートに近づける、というもの。要は目をつむるとチョコレートの味と同じ成分になるという話なのだが、一升瓶を見て、杯にただよう酒を眺めて、正直私はチョコレートを感じることはできない。舌で転がして「このあたりがチョコ感なのかな」と思う部分はあるけれど、人間の視覚情報や味覚っていい加減だなと改めて思い知らされるのである。人間の味覚に対する挑戦。私はただただ敬服するばかり。そうやって「う~ん」と言いながら酒場で吞んでいたら、トイレに行こうとした外国人のお客さんがテーブルの上に会った一升瓶を眺めて尋ねた。「ん?チョコレート?」「ええ、チョコテイストの日本酒です」「このお酒の名前は何?」「くどき上手」「どういう意味?」(以上、簡単な英語のやりとり)しばし考えて言った。「pillow talk specialist」外国人、爆笑。ウケをとろうとしたわけではないのだが…。一緒に呑んでいた人も「ニュアンスを伝えるのはちょっと難しいよね」と腹を抱えて笑う。ちなみに後日友人にこの話をして、友人のsiriに聞いてもらったところ、くどき上手は「smooth operator」と翻訳するらしい。「でも、雅のほうがわかりやすい」というフォローを真に受け、「AIに勝った!」と浮かれる私。くどき上手は私にいろいろな智慧を授けてくれる、般若湯(智慧の水)だなーと改めて思った。そういう楽しい晩を過ごした思い出を、布団でごろごろしながら思い出す。お供は録画しておいた『題名のない音楽会』のラフマニノフ。ラフマニノフは好物なのだ^^反田恭平は22歳なのに素敵なピアノを弾くなぁと感動。鍵盤を押すたびに、頭の中のツボを「きゅっ」と押されているようで、心地よい。本日のpillow talkはクラシック。悪くない。<お酒メモ>10月15日土曜日 友人宅で芋煮会ヱビス缶 グラスで1つ小布施 ソガ 4号酵母(広島産の酵母です)2合菊水 おそらく生 1合弱海酵母 甲州 碧 Marine leaven ao 2014 グラスで3つ ※海の酵母で仕込んだワイン。ミネラルがあり、磯の味が感じられて面白かった。家に常備予定^^イタリアワイン 赤 グラスで2つ
2016年10月16日
コメント(2)
全642件 (642件中 201-250件目)