全3件 (3件中 1-3件目)
1
今後、世界の原油需要は、増えていくのか?課題 ・先進国では、いつまで、現在と相似な産業・社会構造を継続できるか? ・新興国では、先進国と相似の経済発展の道を歩めるのか?現状認識 ・昨年の原油高で世界の国々は、原油供給不足の惨状を垣間見た。 ・原油供給不足は、供給側要因のみでなく、需要側要因によっても引き起こされる。 ・原油供給不足は、非常に短時間で急激に発生する。 将来予想 ・すべての国々は、エネルギー源の石油依存度を引き下げる政策が実施する。 ・すべての国々は、エネルギー消費効率の向上政策を実施する。結論 先進国は、原油に頼った現在の産業・社会構造を早晩放棄する。 新興国は、先進国のような安い原油に頼る経済成長はしない。 よって、世界経済の成長に比較して、原油需要の伸びは、かなり鈍くなると思われる。
2009年01月21日
コメント(0)
初の黒人大統領誕生熱気の行方 米国史上初の黒人大統領が誕生した。アメリカ国民の熱狂する様子をテレビで見ていると、ちょっと恐さを感じる。アメリカ社会が911アメリカ同時多発テロ事件直後のような、集団ヒステリー状態に陥っているのではないか。こんな時は、人は見たいものしか見えなくなり、不適切な手段でがうまい汁を吸うとする人たちに対て、防御できなくなる。これから、オバマ大統領は、大規模な景気刺激策を実行していくと思われるが、世界貿易の縮小するような保護貿易主義的な対策に振れていきそうだ。
2009年01月20日
コメント(0)
FRBは、政策金利(FFレート)を0.00から0.25にし、CPの買取をするようだがうまく、この難局を乗越えられるのだろうか?ニューズや雑誌には、専門家と言われる人が「アメリカは日本のようには、ならない」とのコメント出している。いつも気になるのだが、この手もコメントが出る時は、必ず、「アメリカは日本より優れているのだから、優秀なアメリカの政治家や官僚が無能な日本の政治家や官僚と同じ間違いをするはずがない。」と言う根拠のない過信が見て取れる。本当に、アメリカが日本より優秀ならば、日本のバブル崩壊とそっくりな今回の金融危機は起こらなかったはずである。日本が、バブル崩壊を乗越えるのに10年以上の歳月を費やしたのは周知の事実、当然、聡明なアメリカの当局者はバブル発生を警戒しただろうし、避ける対策もしたはずである。しかし、アメリカの政治家も官僚も、バブル発生を阻止できなかったし、日本と同様に破裂させてしまった。これは、アメリカの当局者も日本の当局者と同等の政策能力しかもっていなことの証明にほかならない。ならば、次期オバマ政権の経済政策は、決してうまくいくはずはなく、今後は、アメリカ経済は日本と同じ道をたどるはずである。アメリカ経済は、ドル安、デフレ、株安がだらだら続き、景気回復のきっかけは、日本と同様に外需頼みにならざるを得ない。国際競争力のあるアメリカ製製品、兵器の需要が盛り上がるまではアメリカ経済は回復しないと思われる。大規模な国際紛争または緊張が起きれば、ビック3のようなアメリカ企業群の経営再建も問題なく叶うだろうし、少なくとも、代替エネルギーや環境技術の開発競争をしなくてもよいのだからこの方が確実に経営再建できる。貧乏な国々では、アメリカ製兵器が買えないので、しこたま貿易黒字を貯めこんでいる東アジアか東南アジアまたは、それに連なる南アジアあたりで国際紛争が起きそうである。とりあえず、オバマ大統領の内需刺激策が手詰まりになる10月以降を乞うご期待!!
2009年01月19日
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1