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数年ぶりにブドウ狩りに行ってきました。今回は山梨の取引先の方に紹介してもらって、石和温泉にある農園にお邪魔しました。温泉街のすぐそばの立地ながら、2500坪ぐらいの敷地を持つ実に立派な農園でした。いろいろなブドウが栽培されていますが、この時期はピオーネや巨峰はすでに終わりに近く、甲斐路、甲州、ロザリオビアンコなどが旬だそうです。※写真左に写りこんでいる子どもの手のひらが心霊写真のようで不気味ですが、気にしないでください(^^;これは甲州ですね。ブドウの紫が青空に映えます。こちらはロザリオ・ビアンコ。たわわに実っています。子どもたちの顔より大きな房のこの品種、圧巻です。「レッドネヘレスコール」という名のブドウだそうです。とても感じのよいおばあちゃんの解説を聞きながら、いろいろ試食させてもらって、気に入ったものを選びます。農園の方に指導してもらいながら、気に入ったブドウを根元の梗の部分からハサミで切り落とし、カゴに入れていきます。ひと房ひと房が結構重たいので、切るときは大人が下から支えていてやらないと落としてしまいそうです。調子に乗ってチョキンチョキンと狩っていったら、贈答分以外の我が家分だけでもこんなたくさんの量になってしまいました(^^;この前後にワイナリーにも立ち寄りましたので、それらはまた別エントリーにて。オマケ:笛吹川フルーツパークからの甲府盆地の眺望。上の子がちょうど理科で「扇状地」を習ったところだったので、実物を見せられてよかったです。
2011年10月02日
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1997 Morey Saint-Denis 1er Cru(Domaine Dujac)モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ(デュジャック)97のデュジャックはジャック・セイスの最後のVTであり、彼自身95や96より高く評価しているというのを読んだことがあります。リリース直後はちょっと信じられませんでしたが、こうして十数年経過してみて、97デュジャックのすばらしさにはあらためて感嘆せざるをえません。(もっとも95や96のデュジャックもすばらしいですけどね…)香りは赤系果実のリキュールや紅茶、土瓶蒸しなどのデュジャックらしい芳香。飲んでもオレンジやシナモン、かつおだしなどを思わせるデュジャックらしいややトーンの高い味わい。若いうちからしなやかで美味しく、一見頼りなさげにみえるのに、長く熟成させたらさせたでどんどん妖艶になっていく。凡百の生産者とのこの違いは何なのかといつも考えさせられます。97年のデュジャック、家のセラーから消えて久しく、補充したいところですが、今やスゴイ価格ですからねぇ。★楽天でデュジャックを検索★1996 Chambolle Musigny 1er Cru Les Feusselottes(Georges Mugneret)シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・フースロット(ジョルジュ・ミュニュレ)私が持ち込んだものです。同年のエシェゾーもあったのですが、そちらは寺田に預けっぱなしで箱番号もわからないので断念しました。ひとこと「強い」。色調からして真っ黒だし、香りも味わいも閉じていて単調に感じられます。酸が綺麗でミネラル感もあり、ポテンシャルは高そうなんですけどね。これいつになったら開くのかな…。エシェゾーの開け時が悩ましいです。★ジョルジュミュニュレ。最近バックVTもチョコチョコ出てますね★1997 Echezeaux(Mugneret-Gibourg)エシェゾー(ミュニュレ・ジブール)このころになるとかなり酔いが回ってフラフラでしたが、そんな酔っ払いをも思わず唸らせるすばらしさ。スパイスや皮革系が少し絡んだ深いアーシーな熟成香。口に含んだときのあふれかえるような含み香や表情の豊かさが前の96年とは大違いです。さすがミュニュレ・ジブール、旨いなぁ…。★楽天のミュニュレ・ジブール★実はこの日は体調が悪く、朝方は微熱があるような状態でした。途中リタイアも覚悟で臨んだのですが、終わってみれば、すばらしいワインの数々と楽しい会話とで時間がたつのも忘れていました。酒量を控えめにすると言っておきながら、結局、普段と変わらないペースで飲んでいたような…酔った勢いで非礼等あったかもしれませんが、酔っ払いの戯言とお許しください>参加されたみなさま。これからもよろしくお願いします。
2011年09月25日
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さて、この日のワインです。2002 Pierre Peters Les Chetillons Cuvee Speciale Blanc de Blancs Grand Cru LeMesnilピエール・ペテルス レ・シェティヨン キュヴェ・スペシャル2002ブランドブランですね。きめ細かく勢いのある泡。爽やかな第一印象だけでなく、味わいに奥行きが感じられます。バランスのよい香味、時間とともに熟成した香りも出てきました。すばらしい。02年といえば、上の子のVT。私も自宅のセラー用に買おうと思いました。★ピエール・ペテルスを楽天で検索。★2003 Sauvignon(Miani)ソーヴィニョン(ミアーニ)「Mワイン」ということで、このメンバーなら迷わずブル白を持参すべきところでしたが、前述のようにほとんどの銘柄が手元にないので、シャレでこの銘柄を持参しました。粘性が高く、トロリとしたSBです。03年というVTもあるのでしょうね。香味ともやや閉じ気味。ゆっくりと飲んでやればもっと香りも広がったと思いますが…。料理が出てくる前のスターター2本目としてはやや重たすぎました。今回のワイン会用にはやや余計なチョイスだったな、と反省。★ミアーニを楽天で検索。★1992 Meursault 1er Cru Les Genevrieres(Verget)ムルソー・プルミエ・クリュ レ・ジュヌヴリエール(ヴェルジェ)ヴェルジェのワインって、いつからあるんでしたっけ?昔90年代の若いVTを飲んだときは各要素が強く、オークも強めに感じられたものですが、この92年については各要素がなめらかに融合して、ナッツやモカッぽい熟成香がほどよく感じられ、私がイメージする良質なシャルドネ古酒のとおりのすばらしい味わいになっていました。Charさんも書かれていたとおり、もう少し大きいグラスだったら、さらにめくるめくような香味が楽しめたかもしれませんね。奇しくも先週、冷涼ワイングラス検証で、ヴェルジェの若いシャブリ・ヴァイヨンを飲んだところでしたが、若くして飲んでもよし、熟成させてもすばらしいですね>ヴェルジェ。。★楽天のヴェルジェ★1987 Batard-Montrachet(Pierre Morey)バタール・モンラッシェ(ピエール・モレ)08年までルフレーブの醸造長を約20年つとめたというピエール・モレ。となると、この時期は就任前、あるいは就任直後ぐらいでしょうか。酸のエッジは丸く、クリーンでミネラル感に富み、スーッと縦に伸びる味わいがすばらしい。状態もよく、ブラインドだと25年前の白とは答えられないです。87年の白って、今となってはなかなか飲む機会はないし、ましてコンディションのよいものとなると貴重です。どうもありがとうございました。ちなみに私はCharさんのところで出てくる「char臭」というのはモカ系の熟成香のことだとばかり思っていましたが、そうではない、ということをこの場で初めて知りました(笑)★ピエールモレを楽天で検索★一気に赤まで行こうと思いましたが、墓参に出かける時間になてしまいました。赤編はまた明日にでも。
2011年09月24日
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かつては、家でも外でも飲んだらすぐアップするのが私のサイトのウリでしたが、最近はダメです。どうしても1週間分ぐらいためこんでしまう。まぁ、その分ツイッターでつぶやいたりもしていますが…。というわけで、すでに先を越されてしまいましたが、先週、Charさんに初めてお会いすることができました。Charさんといえば、ネットで長くワイン系の活動をしている方なら知らない人はいないぐらいの有名人。私が自分のHP(S'sWineアーカイブの方)を始めたのが2000年の2月。Charさんの記録によると、当時から賑わっていたCharさんのところの掲示板にご挨拶をさせていただいたのが3月のことだそうです。ところが、その後なかなかお会いする機会はないまま日々が過ぎ、はや11年半。今回、hidepxさんのおはからいで、光栄にもCharさんたちのワイン会に混ぜていただくことができました。11年目にして初めてお会いしたCharさんは、柔らかな文体から想像するよりもずっ精悍な印象の方でした。さすがに日々ランニングされているだけのことはあるなぁと思いました。ご一緒したのは、こちらも長く存じていながらお会いすることのなかったhidepxさん、数年ぶりのBusuka-sanさん、初めてお会いして、同級生だということが判明したminpei-chanさん。困ってしまったのが持参するワインです。当日のお題は「Mワイン」ということで、ムルソーやらモンラッシェ系やらモレサンやら、作り手でいえばミュニュレ、ドニ・モルテ、Mグロ、など、チョイスはいくらでもありそうなものですが、いかんせん今年の地震&電力騒動で、主だったワインはほとんど寺田に預けてしまっており、自宅にはデイリー+α程度しか残っていません。運悪く、前週あたりから仕事も多忙になってしまい、寺田に引き取りにいく時間もとれなかったので、自宅のセラーの中から、なんとか見繕って、ジョルジュ・ミュニュレの96シャンボール・ミュジニー・フスロットと、Mワインに引っ掛けて、半ばシャレでミアーニの03ソーヴィニヨンを持っていきました。(つづきます)
2011年09月23日
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★いやしの酒さんよりパリゾの08テールブランシュ。5K以下です★★これはほしいかも‥。フィッチさんより桔梗が原メルロシグナチャー02年。★★ココスさんのドメーヌ・ドルーアン★★MASHIMOさんより06キュベ・パンソン(ポンソ)セールで3.3K。★★同じくMASHIMOさんより、ラフォンの02クロドラバールの17K。★「冷涼ワインのページ」というFacebookのWebマガジンの企画で、さまざまなワイングラスの検証に参加させていただきました。http://apps.facebook.com/reiryo_wine/会場は、西麻布の「プロヴィナージュ」さん。http://www.provinage.com/http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13028683/用いたグラスは、ペルル・ホワイトワイン ヴィナリ・ホワイトワイン プラティーヌ ホワイトワイン シュピゲラウ ハイブリッドホワイトワイン シュピゲラウ プレスティージ ホワイトワイン ツヴィーゼル・クリスタルAG エノテカ リースリング ツヴィーゼル・クリスタルAG エノテカ シャルドネ ツヴィーゼル・クリスタルAG ディーヴァ ホワイトワイン リーデル・ヴィノム・ソーヴィヨンブランリーデル・ヴィノム・モンラッシェ検証に用いた冷涼ワイン銘柄は、・Steinriegl Riesling 2009 / Wachau, Austria / Prager・Chablis 1er Cru Vaillons 2009 / Maison Vergetこうしたワインの持つ繊細な酸やミネラル感をいかに表現しているかというところに着眼しての試飲でしたが、これが実に「目からウロコ」でした。というのも、今までもリーデルショップでの飲み比べとか、自宅でのロブマイヤーを含めた飲み比べなど、それなりにいろいろ試したつもりでしたが、ここまでの種類のグラス(しかも白ワイン用というほぼ同じジャンル)を一同に並べて試飲してみたことはなかったので‥。なかには、同じ銘柄を飲んでいるのに、ブラインドで出されたら絶対に別銘柄だと答えるだろうな、というぐらいの違いを感じるグラスもありました。詳細は後日「冷涼ワインのページ」に掲載されますが、個人的にいくつか感じたことを‥~当然といえば当然ですが、大きければ大きいほどよいというものでもなく、それぞれの銘柄 の特性に応じたボウルの容量はありますね。リーデルのモンラッシェはさすがに香味が散漫 になる印象でした。(これはこれで還元香を飛ばしたり、酸のキツイのをまろやかにさせたりといった用途はありそうですが‥)~ある程度のボウルの容量があって、上に向かってすぼまっていれば、グラスとしての要件は満たしてくれると思っていました。まあそれはそのとおりなんですが、ボウルの重心というか、一番直径が大きい部分がどのあたりにくるかによって、かなり香味が違ってくると思いました。~下が角ばっていて、上に向かって垂直に伸びていくタイプのグラス(意味通じますか?)は香味の出方がかなり異なります。よくいえば、穏やかで上品、悪く言うと酸がのっぺりとなってヴィヴィッドさがスポイルされるような‥。~物理的な重さやステムの太さで香味が変わってくることは本来ないとは思います、実際持ち比べてみると、こうした要素が先入観として与える影響も結構あるなぁと思いました。ということで、詳細は後日、冷涼ワインのページをご覧いただければと。http://apps.facebook.com/reiryo_wine/
2011年09月18日
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先週の日曜日に、リアルワインガイド誌主催のチャリティオークションが開催されました。場所は半蔵門のホテル・モントレ。写真ではやや閑散として見えますが、実際は結構な数の参加者がいて盛況、見知った顔も少なからずいました。徳丸さんの名司会に時おり伊部さんのまったりトークが入る形で会は進行。ただ、やはりその場に居合わせると雰囲気に飲まれてしまうのか、落札価格は全般にかなり高め。事前予想価格を下回ったものはほとんどありませんでした(2~3銘柄ぐらいでしょうか?)それになんといってもスゴかったのは注目銘柄の落札価格。ルーミエの09アムルーズ16万、デュガの09グリオット11万、そしてルーミエの09ミュジニーに、なんと50万の値が!私はといえば、グロフレのクロヴジョ3本セットやらドミニク・ガロワやら、ジャン・タルディやらとシブいところで勝負したのですが、すべてあえなく敗退。手ぶらで帰るのも癪なので、最後のほうでかなり強引にF・ジェルベの09クロヴジョ2本セットを落としました。2本で24Kという高値圏での落札(笑)でしたが、チャリティにいくばくかは貢献できたと思いますし、ジェルベについては、通常のものと流通経路の異なるボトルを飲んでみたいと常々思っていましたので、そういう意味では悪くなかったと思います。なお、このRWGチャリティオークション、秋ごろにこちらでもう一度、関西で一度開催するそうです。次回はルソーとかルジェとか出てくるとか。予定があえばまた参加したいと思っています。
2011年08月03日
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今年前半と昨年同時期、それと10年前に自宅で飲んだワインの地域と赤白比率をグラフにしてみました。(データは自宅で開けたボトルだけで、ワイン会等で飲んだものは含まれていません。)グラフといえば、昔マーケティングの仕事をしていたころは、毎日来る日も来る日もグラフを作っていたものです。当時のエクセル2.0では、手の込んだグラフを作ることはできなくて、デルタグラフという専用のソフトを使っていました。検索してみたら、今も販売されてますね。高いけど‥。http://www.poladigital.co.jp/delta/index.html閑話休題。最近は結構白や泡も飲んでいるように思ったのですが、こうしてみるとやはり今も昔も赤ワイン中心のようです。もっとも今回の集計は上期だけなので、通年にすると(夏場も含まれるので)白や泡の比率はもっと上がるはずです。品種については、最近はブルゴーニュ中心ですが、10年前はボルドーの方が多かった、ということに隔世の感を感じます。他にもカリフォルニアやオーストラリア、チリなども結構よく飲んでいました。もっとも、上のグラフは自宅で開けたボトルだけの数字なので、ワイン会なども含めれば、この時期はすでにブルゴーニュが多くなっていました。そういえばF師匠のBurgandyNightに初めて参加させていただいたのもこの頃でした。それにしても、この当時は、毎週末(それも土日連荘とかで)ワイン会に出かけていました。子供が生まれる前だったりか、共働きで経済的にも余裕があったからこそできたことですねぇ。今はとてもとても‥。
2011年07月21日
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東日本大震災に福島原発と未曾有の大災害に見舞われた今年前半。時節柄、ワイン会などへの参加は激減しましたが、自宅では震災直後以外は結構コンスタンスに飲んでます。ということで、今回はこの半年の間に飲んだワインの数を集計してみました。時期/宅/ワイン会・有料試飲/外飲みでワイン1月/5本/1回(6アイテム)/ 2月/5本/2回(5アイテム)/2回(5アイテム)3月/6本/1回(3アイテム)/1回(3アイテム)4月/ 6本/1回(1アイテム)/1回(1アイテム)5月/7本/2回(3アイテム)/2回(3アイテム)6月/12本 /1回(2アイテム)/1回(2アイテム)合計 /41本 /1回(6アイテム)/7回(14アイテム)1月、2月が少ないのは、人間ドックに備えて節制したり(1月)、検査結果が悪くてダイエットを始めたり(2月)したのが理由です。逆に6月は仕事のストレスから、本数が増えました。7月も同様の傾向です。では、過去どのくらい飲んでいたのかと思って、昨年と10年前の集計をしてみました。時期/ 自宅 /ワイン会・有料試飲 /外飲みでワイン2011年/41本/ 1回(6アイテム)/ 7回(14アイテム)2010年/36本/ 12回(63アイテム)/7回(11アイテム)2001年/64本/38回(261アイテム)/9回(8アイテム)昨年は自宅飲みの本数こそ変わらないものの、ワイン会にはコンスタントに行っていたことがわかります。10年前は子供がまだ生まれてなかったり、共働きで経済的にも余裕があったりで、週末毎日のようにワイン会や有料試飲に出かけていました。半年で飲んだアイテム数は333アイテム。年の後半からRWGの試飲が加わるので、2011年だけで1000アイテム近く飲みました。さすがに今はこのペースでワインを飲む体力も気力もありません。(つづきます)
2011年07月20日
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そういえば、ポンソの実験ラベルのその後を載せていませんでした。水温を30度から35度(写真では36度以上ですね)に上げて、1週間ほど様子をみました。さて、例の温度検知マークはどうなっているでしょうか?真っ白なままです。(^^;いい加減、ラベルがふやけてきてしまったので、これ以上の検証は無理と判断しました。結局30度で1週間、35度で1週間程度試しましたが、変色は見られませんでした。次回は、最新の黄色い塗料で試してみようと思います。(って、まだやるのか??)
2011年06月17日
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金川ワイナリー見学のあとは、車に分乗して勝沼醸造本社に移動。かつてはこちらで醸造していたそうです。小川を隔てた向こう側にはブドウ畑が広がっています。一文字短梢仕立て。管理の容易さ、収穫作業の効率向上、日照や風通し等の点で有利。前にグレイスさんを見学したときは、低収量化や糖度アップの面でも寄与していると聞きました。甲州でも垣根栽培に挑戦中。樹勢の弱めのクローンを選んで植えているそうです。こちらの垣根栽培はメルロ。コルドン仕立てです。樹勢が強くなりがちな場合は、上のほうをこうやって結んでしまったりするそうです。花が咲き始めています。畑の見学のあとは、テイスティング。バルコニーでの試飲は気持ちいいです。二階に上がるとこんな雰囲気のある部屋も‥。両脇にはリーデルのデキャンタやグラスがズラリと並んでいます。帰りにトンネルカーブに立ち寄ってみたのですが‥17時近くで、管理棟は不在でした。残念。向かいの遊歩道は、現在閉鎖中。天井から湧水が出ているようですね。18時に勝沼ぶどう郷の駅を出て、20時すぎには自宅に着きました。梅雨の合間の実に充実した一日でした。こうしてみると、山梨は都内から近いなあと改めて思いました。また近いうちにワイナリー訪問しようと思います。
2011年06月15日
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その後はワイナリー見学。熟成庫。ここだけで200樽以上あるそうです。なにかと思ったら、SO2の噴霧器だそうです。発酵槽。立派ですね。圧搾機は三つあります。作るキュベのタイプや圧搾量によって使い分けているそうです。ルミアージュは手作業だそうです。これだけ本数があると大変そうです。次は畑見学。
2011年06月14日
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この日は、盆さんから、「シュールリーの香りをかぐ会」なる一風変わった会のお誘いを受けて、山梨まで行きました。降りたのは石和温泉駅。新宿から1時間半ほどなので、すぐですね。駅でメンバーの方の同乗させていただき、めざすは勝沼醸造の金川ワイナリーです。こちらが金川ワイナリーの裏門。今回の会は、盆さんの参加している(ということはかなりプロフェッショナルな)勉強会で、「そもそもシュールリーの香りって‥」という話になり、「澱の香りを嗅ぐのがわかりやすい」というあるワイナリーの方の助言のもと、実施される運びとなったそうです。でもって、これがテイスティング用のボトル。なんとボトル半分澱が入っています。(^^;これをよくかき混ぜて、グラスに注ぎます。なんというか、表現のしずらい、ドロドロとした飲み物。口のなかでジャリジャリといいます。液体そのものよりはむしろ液体を捨てたあとのグラスから香ってくる香りがむしろシュールリーのそれに近いとのことです。澱と長期間接触しているわけですから、私の頭の中ではクロワッサンとかトーストっぽい、シャンパーニュを想起するような香りをイメージしていましたが、実際嗅いでみると、もっとずっとさわやかでフルーティでした。バナナとかスリリンゴとか、そんな感じのフルーツ、あるいはヨードとおっしゃっていた方もいました。時間を置くと、典型的な、パンのようなニュアンスも出てきましたが、それは決してシャンパーニュのように強烈なものではなくて、ほんわかと香ってくる程度です。他にも澱とまさに接している液体をテイスティングさせてもらったり‥瓶詰め直前の酒石を落としている最中のタンクのものを飲ませてもらったり、同一銘柄のキュベ違いを飲ませてもらったりと、なかなか貴重な経験をさせていただきました。シュールリーといえば、のミュスカデも持ち込んで比較テイスティング。澱からのアミノ酸の成分を溶け込ませることによって、味わいに旨み感や複雑さを与え、一方でマロラクティック発酵をさせないので、さわやかな香味を維持する。なかなかに奥深いものがありますね、シュール・リーって。
2011年06月13日
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さて、30度のお湯につけた状態のポンソの空き瓶(中は水が入ってます)ですが、その後、例の「温度感知マーク」はどうでしょうか?変わってませんねぇ。相変わらず白いままです。30度で3日程度では変わらないということですねぇ。週末になったら、温度を35度に上げて、実験を続けてみようと思いますが、ラベルが水でかなりふやけてきてるのが少し心配だったりします。実験用にもう一本開けてしまおうかな、ポンソ。って、何か違う‥。
2011年06月03日
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★エスカルゴワインセラーさんの09ソゼ★★シーザーさんの09フィリップ・パカレ★★まだ作ってるんですね。ウメムラさんのミシェル・コラン・ドレジェ★★ゆはらさんの09ソゼ★★キタザワさんの05&07ハーランエステート★先だって飲んだポンソの07ラベイユの空き瓶。捨てる前にふとこの温度検知マークが変色するのを見たいと思いました。長年金魚を飼っているおかげで、我が家にはアクエリアム系グッズや温度計がいろいろあります。さっそく、空いていたミニ水槽に水をはり、そこにポンソのボトルを入れました。ボトルの中も水で満たしてあります。この時点では、まだ中の水温は19度ですね。サーモスタットで、水槽内の水温を30度に設定します。数時間後には、水槽の温度もボトルの中身も30度になりました。今晩の時点で丸一日経過しましたが、まだ変色は見られません。ウワサされているとおり、もっと温度を上げないと色は変わらないんでしょうか?いずれにしても、もうしばらく試してみるつもりです。
2011年05月30日
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2点ほど、おわかりの方がいればご教示ください。1.ソーラーパネルについて仮に(仮にですよ)ソーラーパネルを導入した場合、セラーの夏場の停電対策として有効なんでしょうか?一番の問題は、セラーが使えるかです。ソーラーパネルの説明書きに、 「モーターで動作する電気機器の中には、動作開始時に突入電流が流れて動作できないものがあります。(掃除機、冷蔵庫、ドライヤー、電気ドリルなど)」とあります。ワインセラーは動くのでしょうか?また、非常時の「自立運転モード」にはいろいろ制約があるとか。たとえば消費電力100V/15Aまでとか、出力合計1500Wまでとか。太陽光が出ている間は使えますが、夜間は停止。翌朝も自動で再開しないとか‥。お値段的には、一家の電気をまかなおうと思うと、200~300万は覚悟する必要がある。(ただし、自治体によってかなりの額の補助金を期待できるところも。)長年使うことを想定すると、メンテナンスの必要も見込んでおいたほうがよい、と。こんな認識で間違いないですか?2.地下セラーについて全くエアコンを使わずに温度をほぼ一定に管理できる地下セラーを作ろうと思ったら、地下何階ぐらいまで掘ればよいでしょうか?B4Fぐらいの深さが必要だとどこかで聞いたことがありますが‥。いや、これも実際に掘ろうと思っているわけではないんですけどね。
2011年05月13日
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★三吉屋さんのCH.カロンセギュール64年。13K★★フィッチさんよりVジラルダンの07ムルソーペリエール。7K★★こちらは同じVジラルダンの96ペリエール。★★ファインワインさんよりテタンジェのコレクション2000年(20K)★★珍品。ファインワインさんのジョゼフフェルペス・インシグニア89年★★同じくファインワインさんのヴューシャトーセルタン70年(15K)★★古武士屋さんのフレデリック・マニアン08VT★★同じく古武士屋さんの09フレデリックコサール★★かわばたさんのプスドール。96ヴォルネイカイユレ。(6k)★★三吉屋さんよりラヤスの98フォンサレットCRNルージュ。★★私の好きなシャンパーニュです。大元さんのポルロジェ★★ルジェの07クロパラとエシェゾー。マル源さん、フィネスものです★★ゆはらさんよりルフレーブの09マコン・ヴェルゼ★<再掲>★河野酒店さんより。LLの99シャンベルタン。13K★★ワインダールさんよりメオカミュゼの05ルージュ。フィネスさんものです★★セラー専科さんの08カレラ。ジェンセンほか★★KAJIWARAさんのカレラ・ミルズ02年。6.5kです★★マルシェまるやまさんの09ダニエルバロー★★ヒグチワインさんのボルドー右岸ハーフボトルセット★★志村さんのDRC。69エシェゾー、73グランゼシェゾーなど★★三吉屋さんよりDRCの99エシェゾー★★同じく三吉屋さんのグレースファミリー。40K台です★★フィッチさんよりレシュノーの95NSGレ・カイユ★みちのくさんよりJドルーアンの86アムルーズと96CC★★ヴェリタスさんのポイント5倍ブルゴーニュセール。★★ヒロヤさんの08ルジェ。フィネスさん扱いです★★河野さんのルーミエ08年。ACブル、コルシャル、CMコンボットなども★★ピノノワールオンラインさんの09アンリボワイヨ09年。バタールMやCCほか★★ヒグチワインさんよりピエールジェランの06フィクサン。安いです。★★Vindu268さんのコノスル。各アイテム揃ってます★★キタザワさんよりドルーアンのバックVT。96CC,98シャルムシャンベルタンなど★★同じくキタザワさんのアンブロワーズ。08裾モノ1.6K、07コルトン6K★
2011年04月21日
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おうち飲みワイン100本勝負 山本昭彦著 朝日新書YOLでお世話にになっている山本さんの本です。「おうちワイン」というとかなり安価な価格帯を想像しがちですが、紹介されているのは概ね2千~3千円台前半ぐらい。私が日ごろあまり飲まないジャンルのものも掲載されていて、個人的にも大変参考になります。おすすめのワインの紹介の合間にさまざまなコラムが掲載されていて、「ひと夏なら冷蔵庫でしのげる」というページでは私の名前も出してくださっています。(P120)【送料無料】おうち飲みワイン100本勝負価格:735円(税込、送料別)
2011年04月19日
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まだ大きいのがきそうな東日本大震災の余震と、あるかどうかは微妙になってきたけれども備えはしておいたほうがよいであろう夏場の「計画停電」。そろそろ気温が高くなってきたこともあり、自宅のセラーで寝かせているボトルのうち、当面飲む予定のないものを寺田倉庫に預けることにしました。トータル4ケース。昨年引き取ってきたばかりの99ブルのボトルたちも、多くは寺田に出戻りとなりました。このところ持ち寄りワイン会も減っているので、飲む機会がないんですよね。311の地震では幸いなことに、セラーの中のワインたちはみな無事でした。ユーロカーブの初期不良は今やすっかり安定し、サイレントカーブの修理も終わったところで、目下我が家のセラー2台のキャパは合計270本分となります。しかし、それらは所詮電気が通っていることが前提の話です。計画停電による一日数時間の停電ぐらいならまだなんとかなるかおしれません。しかし、真夏に巨大地震に襲われて、ボトルの破損は免れたとしても、電気が数日単位で止まってしまうことになれば、セラーの中のボトルたちの被害は甚大です。(ちなみに今回の震災で仙台市内は1週間停電が続いたと聞いています)というか、停電を伴うような大地震に遭遇したら、家族のことで精一杯で、そもそもワインにまで手が回らないでしょう。そんなわけで、M8級の余震がいつ来てもおかしくないと言われている現状に鑑みて、不経済とは思いつつも、セラーの中の主なワインたちを避難させることにした次第です。山地さんのブログで、寺田倉庫が非常用の発電機の導入することにしたというニュースを目にしたのも寺田行きを決めたきっかけとなりました。(というか、今まで非常用発電機なかったんですね‥。)計画停電もなんとかなしで乗り切れる見込みが出てきましたし、地震なんて起きる起きると言われているときには起きないものですから、ここまでする必要があるのかと問われれば、自分でもわかりません。それに、地震のことを考え始めると、だったらいつになったらこの緊急体制を解除できるのかという、より本質的な問題にも突き当たります。とはいえ、昨日これらのワインを預け入れ終わって、気分的にすごく楽になったのも事実です。家のセラーがガラガラなのが寂しいですけど、とりあえずしばらくは様子をみようと思います。「喉元過ぎれば‥」ということわざもありますし‥。
2011年04月18日
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(前のエントリーの続きです。)すぐに電源を落とし、窓を開けて換気をして、ドメティックに電話をするも、あいにくサポートは3連休中。換気をしたおかげで、アンモニア臭は引いていきましたが、消防庁のサイトを見ると、急性アンモニア中毒で搬送された人もいるとか。小学生の子どももいる我が家としては、一抹の不安を覚えます。とはいえ、さすがに119に電話するほどでもないので、消防庁のHPで見つけた電話相談窓口に電話してみました。この時点ではまだ軽い気持ちだったのですが‥。電話に出た相手は、我が家の住所を聞くなり、「担当に変わります。」で、変わった担当者いわく「アンモニアの濃度のチェック等に伺います。」「規定上、サイレンを鳴らしていくことになりますが、構いませんか?」「えっ、サイレン‥ですか??」困ると言ってもサイレンなしで来てくれるというわけでもなさそうだし、今さらもういいですといって済ませられる話でもなくなってしまいました。電話を切ったあと、急いで近隣の家を回り、「これから消防車がサイレント鳴らしてやってくるが、ちょっとした点検なので気にしないで欲しい」とあらかじめ伝えておきました。それから10分もしないうちにサイレンが聞こえてきて、消防車とワゴン車が到着しました。ワゴン車から出てきたのは濃度測定の計器類やらタンカやら抱えた重装備の隊員たち、それに警官まで一緒に来ています。家の前には搬送用のタンカが据え置かれて、消防車は放水用のホースを引っ張ってきています。なんで、サイレントカーブの故障のために、消防車が放水準備を???道行く人たちが、一斉に何があったのかと集まってくるし、連絡網が回ったとかで、町の消防団まで出動してきて、もう大騒ぎ。顔から火が出るようでした。肝心のアンモニアですが、すでに電源を落としていることと換気の効果もあって、大仰な計測機で計っても検出されることはありませんでした。念のため、といって、重装備の隊員たちが家の中のすべての部屋をチェックして回る姿に、インフルエンザで寝ていた下の子どもは何が起こったのかと目をパチクリしていました。ひと通り点検を終えたあと、何人もの人から、入れ替わり立ち代り、住所と年齢、職業、発生時の状況などを繰り返し聞かれ、その都度状況を丁寧に説明しなければなりませんでした。どうも先方もワインセラーの故障でアンモニアが漏れるという事態がよく理解できないらしく、なかなな会話がかみ合わずに参りました。このように大げさになるのを嫌って、119でなく、相談窓口に電話したつもりだったんですけどねぇ。どうも「アンモニア漏れ」という言葉だけが独り歩きしてしまったふしがあります。ちなみに、消防署では、「○○漏れ」というと、マニュアルで決まっていて、そういう対応になってしまうそうです。まさかサイレントカーブが壊れて消防車が来るとは思いませんでしたよ。それにしても、原発の件で、周囲が不安に陥っている中、こんなことで消防車を呼ぶことになり、近隣住民の方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。いやマジで…。それと、この忙しい中、こんな要件にもかかわらず、非常に真摯に対応してくれた消防署の方にも、この場を借りて感謝とお詫びを申し上げたいと思います。
2011年03月19日
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久しぶりに書くワインのネタがこんな話になってしまい、なんともはや、なんですが、一応備忘録を兼ねて、経緯を記しておきます。土曜日のこの日、原発の状況は相変わらず緊迫しています。3連休中の東京脱出も考えたのですが、なんと下の子がB型インフルエンザに罹ってしまい、万事休す。家族と家の中でおとなしくしていることにしました。午前中のうちに、ピアノの練習をして、コケまみれになっている金魚水槽の掃除と水替えを済まし、ふとセラーに目をやると、サイレントカーブの温度計が13度になっています。ん?おかしいな。ふだんは10度前後なのに…。ためしに庫内の温度設定(通常10度にしています)をいじってみても、庫内の温度は下がりません。どうやら故障のようです。地震の際に揺れた影響があるのかもしれません。まあ、この季節なので、放っておいても影響はなさそうですが、せっかく購入したユーロカーブもあるので、中のワインをすべてそちらに移し、そのあとで、なんとか復旧しないかと、再度電源をオンオフしたり、コードを抜き挿ししたりしてみましたが、やはり稼動してくれないようです。ということで、いったん階上に引き上げ、しばらくしてから降りていってみると、状況は一変。なんと部屋の中がアンモニアでスゴイ臭いになっているではありませんか。サインレトカーブで稀にアンモニア漏れの事故が起きるというのは、以前から聞いているし、消防庁のサイトにも注意書きが載っています(http://bit.ly/h744k3RT)が、まさかそれが私のところで、しかもこのタイミングで起きるとは…。
2011年03月19日
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★フィッチさんよりLLの02シュバリエモンラッシェ・ドモワゼル★★マル源さんの05R・ヴォエルツィオ★★同じくマル源さんの07サシカイア。12K台です★★ウメムラさんの05クロドタール★★同じくウメムラさんよりPP96点07フラッチャネッロ★★三吉屋さんの09ユドロバイエ。HCN,ブルゴーニュ、PGN入荷してます★Andyさんの「カリフォルニアワインのお勝手口」で知ったのですが、このセミナー、お得です。リーデル社の当主マキシミリアン・リーデル氏によるセミナーは、リーデルグラスに合わせた白赤四種のテイスティング。ポイントは使用したグラスを持ち帰れることです。このグラス代だけで1万5750円相当とのことですから、会費1万2600円は格安かと。開催日時は、3月28日(月)19:30~21:00、場所は神楽坂のアグネスホテル。月曜日開催というのがネックだなぁと思いつつ、私も申し込んでみました。YOLのコラムのネタにもなりそうだし、急な仕事が入って大幅に遅刻したとしても、とりあえずグラスをもらえれば会費は回収できそうですからね。先着90名様ということですが、まだ申し込めるようです。こちらのページです。
2011年03月10日
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★ワインピークスさんよりマルトレの06コルトンシャルルマーニュ★★ワイン紀行さんよりアニェス・パケの07ブルゴーニュルージュ★★リカワさんでリヴェルナーノのキャンティクラシコが2K切ってます★★かわばたさんよりニーヨンの09クロサンジャン★★アルベール・グリヴォーのクロデペリエール。ゆはらさんより★★古武士屋さんの96NSG(エマニュエル・ルジェ)★新しく来たユーロカーブと交代で退役となったロングフレッシュ。10年以上ノートラブルで稼動してくれました。それなりに愛着もありますが、さすがに我が家に3台置く場所はありません。廃棄処分にしようかと思っていたところ、こんなボロセラーでも引き取ってくれるという方がいらっしゃったので、お譲りすることにしました。配送には、ヤマトの「らくらく家財宅急便」を利用しました。ここ三軒茶屋から横浜まで3800円と格安でしたが、細かい時間設定ができないのは結構不便でした。夜便は18~21時の間に引き取りに来るということで、こちらは19時半以降ぐらいのつもりでいたのですが、当日、ドライバーから18時台にしか引き取りにこれないと連絡が入り、少しばかり押し問答になりました。結局、私も少し早めに帰宅することにして、19時ごろ二人で引き取っていきました。とりあえず先方からは無事到着したとの連絡があり、ひと安心。少しでも長く余生を過ごして欲しいものです。
2011年03月07日
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いきなりの初期不良に見舞われたユーロカーブ。修理して1週間経過を見ましたが、とりあえず設定温度プラスマイナス1度を保ってくれてます。デジタルの数字の下の点が冷却中であることを示すマークです。加温中のときは左側のマークが光ります。設定温度プラス1度ぐらいになると冷却を始めるのですが、観察していると、設定温度ちょうどで止まるというよりは、設定マイナス一度ぐらいになって、そこから加温というサイクルになることが多いようです。というわけで、ロングフレッシュの中身をこちらに移してきました。サイレントカーブより約5センチ広いだけあって、ボトルを6本横に並べても余裕ですね。まあ、そのおかげで搬入時に苦労したわけですが。
2011年02月28日
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ユーロカーブの初期不良ですが、月曜日の朝、修理の担当の方が来ました。1.温度が設定温度どおりにならない。ex)9.0度→11.8度、9.5度→12.1度といった具合。2.部屋を暖房でガンガン暖めると温度は下がるので、コンプレッサーが効いていないわけではないようだ。ということを事前に説明してありました。診立ては、「2つあるサーモスタットのうちの1つが早めに稼動してしまっているのではないか。」ということでした。ユーロカーブは温度の下がりすぎによる凍結などを防ぐために2つのサーモスタットが備えてあって、8度だか9度だかを下回ると、そのサーモスタットが稼動するような仕組みになっているそうです。今回の初期不良は、そちらのサーモスタットが先に動いてしまっているのではないかということで、ユニットを交換することになりました。たしかに設定温度になることはなかったものの、12度前後で安定していたことから、私もサーモスタットの不調では?、という気はしていました。交換は専ら前面の温度表示のあるコントローラー部分の作業で、コンプレッサー部分をいじることはなかったので、セラーは動かさずに済みませた。所要時間は約1時間ぐらいだったでしょうか。修理後のセラーは、概ね設定温度付近まで下がるようにはなりました。相変わらず設定温度でピタリと止まらないのはやや不安ですが、こんなものなのでしょか?(たとえば、9.5度に設定すると、8.9度とか、10.1度とか‥)修理担当の方いわく、設定温度プラスマイナス1.1度になったら冷却・加温が作動するそうなので、上記のような温度は範囲内ということみたいです。まあたしかに、サイレントカーブでも10度設定で11度になっていたりすることはよくあるので、あまり神経質にならなくてよいのでしょうけど。とりあえず今はワインを全くいれていない状態ですが、今週末まで様子を見て、徐々に旧セラーの中身を移していこうと思います。
2011年02月24日
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2月11日に納品されたユーロカーブのエッセンシャルのその後ですが、思いがけない展開になっています。取り扱い説明書にあるとおり、二日後に電源を入れて、その後数日様子を見ているのですが、どうも、冷却していないような気がするのです。コンプレッサーの作動音もしないし、温度表示も、いつも設定値より2~3度高いところを指しています。設定温度プラスマイナス2度ぐらいではコンプレッサーが作動しないようなことも書かれていたので、様子をみていたのですが、設定温度が9.5度でも12度前後、昨晩設定温度を9度まで下げてみたのですが、今朝の庫内の温度は11.8度とかそんな具合で、ほぼ室温と変わりません。なにぶんこの時期なので、見極めにくいのですが、暑くなる前に診てもらったほうがよかろうと思い、日仏商事さんに来てもらおうと連絡をとったのですが、土曜日には原則対応してくれないんですね。これってこの先、結構困るかも…。って、そもそもそんなに修理に来てもらうことにはなってほしくないのですが。仕方がないので、とりあえず来週の月曜日の出社時間を少し遅めに調整して、朝一番で来てもらうことにしました。結果についてはまた改めて報告したいと思います。
2011年02月18日
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昨晩、新しく届いたユーロカーブの「火入れ」をしまして、今朝無事動いていることを確認しました。とりあえずあと数日様子を見て、問題なければ、ロングフレッシュに入っているボトルたちを新セラーに移そうと思っています。ところで、ここで新たに浮上してきたのが、旧セラー(ロングフレッシュ)の処分問題です。当初は実家の母が引き取りたいと言っていたので、そちらに送ればいいや、と思っていたのですが、いざ業者を手配する段になって、「やっぱり置くところがない」とのこと。11年使って愛着のあるセラーですが、となると廃棄処分でしょうか。ところが、廃棄するのも楽ではありません。リサイクル代金(5980円)+収集運搬料金併せて1万円ぐらいかかりそうです。どこかのリサイクル業者などで無料で引き取ってくれるところってありませんかね?ご存知なら教えてください。あるいは、このロングフレッシュ引き取ってもいいよ、という奇特な方がもしいらっしゃれば、当ブログへのコメントまたはメールにて連絡ください。配送の手配(ヤマトの家財宅急便で扱ってくれます)と送料さえもっていただければ、もちろん無料でさしあげます。…が、自分で言うのもなんですが、ガムテの跡とか、子供が貼ったシールの跡などが残っていて無茶苦茶汚いし、現在問題なく動いているとはいえ、12年目に入ったセラーなので、いつ壊れてもおかしくはありません。壊れて廃却となると、上記のリサイクル代金がかかるわけで、公平に見てオススメできる代物ではありませんが。
2011年02月15日
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心配された雪も雨に変わり、予定通り昨日の10時半すぎにセラーが到着しました。3人がかりで玄関先まで運んできて、そこで梱包を解きます。道行く人や近所の方の好奇の視線を浴びてましたが、ほとんどの人は「shuzさんち、冷蔵庫を新調したのね。」と思ったことでしょう。で、玄関はすんなり入ったのですが‥やはり問題はココ。部屋への入り口がギリギリなのです。寸法上2センチ強の余裕しかありません。しかしそこはさすがプロの方々です。二人がかりの慎重な作業と連携により無事通過することができました。意外に大変だったのが、部屋の隅への設置作業。補強用の板で段差がある上、右側にはサイレントカーブ、左側には洗面台と障害物が多く、苦労していたようです。それにしてもデカイですね。100本入りのサイレントカーブが小さく見えます。これでようやく無事設置カンリョー、と思いきや‥。ここで問題が発覚。セラーの扉がサイレントカーブと干渉して、半分ぐらいしか開きません。ある程度予想はしていたのですが、やはりこれでは不便です。仕方ないので、業者さんたちを帰したあとで、サイレントカーブの中身を全部取り出して、ズリズリと移動させました。思いがけず大変な作業になりましたが、まあこの季節だし、棚卸をしたと思うことにしましょう。行方不明のボトルも見つかりましたし‥。というわけで、こんな感じになりました。横幅があるせいでしょうか、寸法で確認していたよりも実物はデカく感じます。設置後、48時間は通電しないでくれ、とのことなので、月曜日に電源を入れ、その後1週間ほど温度を確認して、来週末になったら、ロングフレッシュの中身を入れ替えようと思います。
2011年02月13日
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さて、次はコチラです。楽天で注文しておいたウォールナットの集材パネル。サイズは91センチ×91センチ、厚さ2センチ。お値段は約11K。これを床に敷いてセラーの重量を分散させます。塗装もなにもしていないので無骨ですが、まあ下に敷く分には悪くないですね。これでも若干心配なので、新しいセラーにはすぐにボトルを沢山詰めずに、徐々に増やしていく予定です。もうひとつの問題が、このドア。ユーロカーブの横幅ギリギリなのです。その前にまず搬入通路を確保するために、手前の家具だの水槽だのをどかせなければなりません。いざ始めると埃がたまっていたり、ACのコード類が絡まっていたり、水槽の水をこぼしたりでこれが思いのほか面倒でした。セラーの搬入に備えて、とりあえずドアを外しておくことにしました。ドア自体は、上部のストッパーを外せば、あとは90度以上開いたところで、上に持ち上げれば簡単にはずすことができます。これで無事搬入できればよいのですが‥。明日まで雪という天気予報も心配です。
2011年02月11日
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先日発注したユーロカーブは明日納品される予定ですが、搬入、設置にあたっていくつか問題があります。新セラーは今ロングフレッシュがあるところに置く予定です。となると、まずロングフレッシュをどかさねばならず、そのためには中のボトルを一回セラーからすべて出さねばなりません。というか、まずはセラー廻りの掃除です。写真は、セラーの上に乗っていた諸々のものを整理して、ようやく雑巾がけを終えたところです。引越しのときのガムテの跡とか、子供が貼ったシールの跡とかもあって、我ながらよくここまで汚く使ったなぁと感心します。また、今度のセラーはロングフレッシュより奥行きがあるため、このままだと床下への通用孔に乗っかることになってしまいます。通用孔を使うことはまずないので、ここが塞がることには問題ないのですが、セラーが上にに乗るとなると強度的に不安があります。さらに、セラーの横幅が部屋のドアの幅ギリギリで、果たして無事に入るのかもやや不安だったりします。、まずはロングフレッシュの中のボトルを避難させるところから始めました。あらためて棚卸をしてみると、こちらのセラーにも結構貴重なボトルが入っています。この季節ですから、外に出しっぱなしにしておいても温度的な問題はまずありませんが、搬入のバタバタで間違って割るのもコワイので、一部のワインをサイレントカーブに避難させることにしました。グチャクチャです。ようやく空になりました。ロングフレッシュはとりあえず玄関の金魚水槽の横に置くことにしました。新しいセラーが無事稼動したら処分するかどこかに奉公に出す予定です。長年愛用したセラーなので、愛着はあるのですが、自宅に3台置くスペースはないので‥。つづく。
2011年02月11日
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事務所が吉祥寺から渋谷に移って、会社帰りに立ち寄るのはかなり楽になりました。昨日は早く渋谷についたので、およそ30年ぶりに「ジョイタイム」に入ってみました。パンケーキなどのメニューは相変わらず激安で、当時から飾られていた壁のフィレンツェのポスターもそのまま。高校生の頃、よく入り浸っていたのを懐かしく思い出しましたが、なんとこの「ジョイタイム」、2月いっぱいで閉店だそうです。今回ブラリと入ったのも何かの縁だったのでしょう。テイスティングのアイテムは、前回がプリューレロック、昨日がルー・デュモンでした。(コメント、レビューは誌面にて。)
2011年02月09日
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eRobertParkes.comからのメールによると、レビュワーのエリア担当が変わるようですね。 Antonio Galloni 氏イタリア、シャンパーニュに加えて、ブルゴーニュ(コートドール)赤白、シャブリ、カリフォルニアを担当。 David Schildknecht氏コートドールの担当を外れ、代わりにマコン、ボジョレーを担当。 パーカー氏は、アントニオ氏にカリフォルニアのニューリリースの担当を譲って、自分は、カリフォルニアのバックビンテージの水平、垂直テイスティングのシリーズを始めたり、ボルドー、ローヌなどの古いビンテージのレポートを充実させたい、ということのようです。 というわけで、以下引用。The Wine Advocate writer assignments are:Robert Parker - Bordeaux, the Rh?ne Valley, older vintages of Bordeaux, Rh?ne and California winesAntonio Galloni - Italy, Champagne, Chablis, C?te d'Or, CaliforniaDavid Schildknecht - Germany, Loire, Beaujolais and M?connais, Eastern U.S., Austria,Eastern Europe, Languedoc-Roussillon, JuraJay Miller - Oregon, Washington, South America, SpainLisa Perrotti - Brown - Australia, New ZealandNeal Martin - Critic-at-Large overlapping all areas, plus specific reviewer of South AfricaMark Squires - Bulletin Board supervision and occasional articles on Israel, Portugal, and Greece
2011年02月07日
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先週から今週にかけて、私のワインライフにとって、よいニュースと悪いニュースがありました。よいニュースのほうは、表題のとおり、およそ10年ぶりにセラーを購入したことです。買ったのは、ユーロカーブの「エッセンシャル」シリーズ170本タイプ。(50台限定の特別仕様ということで、すでに売り切れてしまっています。)http://item.rakuten.co.jp/cellar/10003513発売されたときから、どうしようかと悩みに悩んでいたのですが、いよいよ在庫が少なくなってきたようだったので、先週初めに日仏商事さんに問い合わせたら、「あと2台です」と言われ、エイヤッとばかり購入に踏み切ることにしました。我が家のセラーが2台とも10年を経過して、いつ壊れてもおかしくないので、古い方のロングフレッシュをこちらに換えることにした次第です。300K弱という価格は絶対額としては高価ですが、170本収納でこのプライスは相対的にはリーズナブル。私が購入したかわばたさんでは、ポイントが5倍ついて、購入後一ヶ月間、ワインが1割引になるそうなので、せいぜいうまく利用したいと思っています。これで、自宅のセラーの最大収容本数は270本になりました。計算の上では寺田倉庫に預けてある箱を10ケース以上引き取ってこれることになりますが、保険つきのレンタルセラーの楽チンさに慣れてしまった身としては、あまり多くのボトルたちを一箇所に集中させるのはコワイので、当面は新しいセラーは満杯にせずに、様子をみながら運用しようと思います。セラーの配送予定は来週末です。部屋のドアの横幅がギリギリだったり、床の強度が心配だったりと、いろいろな懸案もあります。無事設置が済んだら、その辺もまた報告したいと思います。「悪いニュース」に関しては次のエントリーにて。
2011年02月05日
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ワイナート誌のバックナンバーを何冊かまとめて買った話は以前書きました。その後、熟読するというほどではないものの、書斎で音楽を聴きながらパラパラとページをめくったりしていて、なるほどなぁ、というような記述をいくつか見つけましたで、備忘録を兼ねて、何回かにわたってランダムに(&例によって断続的に)目に付いた記事の一部を引用して紹介しようと思います。って、古い号なので、みなさんはすでに読まれているかもしれませんが。(※記事の文章は一部要約してます)フェブレの新しい支配人、ベルナール・エルヴェが2006年に初めてフェブレに来て、すべてのワインを試飲したとき、あまりのひどさに驚いた。原因は樽材の晒し期間の不足。その悪質な樽メーカーと契約したのは2001年。質の低下にはもうひとつ、優秀な栽培担当者が99年に引退し、栽培がおろそかになってしまったという理由もあった。06年には悪い樽は10%のみ、07年からは完全に新しい樽に切り替えた。さらにマールを攪拌せず、搾汁率はわずかに劣るものの、遙かにきれいな果汁がとれる、垂直型のプレスを導入。ファーメンターも古い鉄製のものからオーク製のものに切り替えた。(後略)(43号 シャンベルタン特集のフェブレのページより)→先日飲んだ02クロヴジョがイマイチだった理由のひとつがこれかもしれません。ヴォーヌロマネ”レ・ショーム”オー・マルコンソールの斜面下にある平地で、表土が厚く、粘土が多く、沖積土を含むため、肥沃で排水性に劣り、ブドウは凝縮度に不足しがちで、概して評価が低い。柔らかい果実味主体の、軽い味わい。主要生産者はリジェ・ベレール、メオ、アルヌー。ヴォーヌロマネ”オー・マルコンソール”ラターシュの隣にあり、標高も斜度も同じで、畑を歩いていてもラターシュとの境界がわからないほど。味わいはラターシュのミニ版であり、パワフルでがっしりしていて土っぽい。ラターシュに食い込んだ最良の区画はド・モンティーユが所有する。(41号ヴォーヌロマネ特集の畑の解説より)→マルコンソールは前から良い畑だと思ってましたが、ラターシュと境界がわからないほどだとは思いませんでした。モンティーユのマルコンソール、飲んでみたいです。★楽天でモンティーユのマルコンソールを検索。高いですね‥。★デュジャックは2005年7月12日、RSVはじめ、シャンベルタン、クロドベーズ、マルコンソール、ボーモンといった名だたる畑計2.6haを入手。元の所有者はトマ・モワラール。計13名の折半耕作者との打ち切りに2年かかった。(後略)デュジャックの醸造はブドウを除梗せず、自生酵母で、エナメルコートされたコンクリートタンクを用いて発酵し、最高温度32度、キュヴェゾン2週間以内、空気圧ピジャージュというのがふつうだが、RSVは量が少ないため、小さなステンレスタンクで発酵される。(41号。VR特集のデュジャックのページより)→デュジャックの新アイテムであるRSVやシャンベルタンは、ドメーヌのフラッグシップとなるにはもう少し時間が必要なようですね。むしろマルコンソールあたりは値段も穏当でお買い得な気がしてます。★楽天でデュジャックを検索。★
2011年01月29日
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Burghound.comに2009ブル赤の評価が出ています。総論については斜め読みしただけですが、アラン・メドウ氏は、09VTについて、言葉を慎重に選びながらも、素晴らしいVTではあるが総じて05年ほどではないというようなことを言っていますね。・09年はすばらしいVTだが、05年ほどではない。・09年は現時点で、05年の同時期よりも発展していて、近づきやすい。・中には05並み、あるいはそれ以上に仕上げた生産者もいるし、平均的なレベルは総じて 高い。・最近の他のVTよりは長期熟成に向いているが、05年ほどではないだろう。・03年ほどではないにせよ、過熟して酸の低いものも見受けられる。・全般に収穫量が多かったため、薄められたようなものもある。・85年と89年をブレンドしたようなキャラクター。ざっと読んでで気づいたところだけなので、不正確かもしれません。得点は総じて高いようですが、文中何度となく03年が引き合いに出されているのがちょっと気になります。以下、主な高得点銘柄です。DRCロマネコンティ97-100ラ・ターシュ96-99リシュブール94-97RSV94-96アルマンルソーシャンベルタン96-98クロドベーズ95-98クロサンジャック93-96デュガピシャンベルタン96-99マジシャン95-98シャルム93-96マゾワイエール93-96フェブレイミュジニー96クロドベーズ93-96コルトンクロデコルトン93-96マジシャン93-95ポンソクロドラロッシュ96-98クロサンドニ95-98シャンベルタン93-95シャペル93-95ルーミエミュジニー95-98ボンヌマール93-95アムルーズ93-95フレデリック・ミュニエミュジニー95-98アムルーズ93-95ジャングリヴォーリシュブール95-97エシェゾー93-96ロベールアルヌーロマネサンヴィヴァン95-98ラトリシエール93-95リジェ・ベレールラ・ロマネ95-98ヴォギュエミュジニー94-97コンフュロン・コトティッドマジシャン94-96デュジャックシャンベルタン94-97ボンヌマール93-96クロサンドニ93-95RSV93-96ユドロノエラリシュブール94-97RSV94-96クロドタール93-96ブリュノ・クレールクロドベーズ93-96シャトー・ド・ラ・トゥールクロドヴージョ93-96ルジェクロパラ93-96Domaine Eug?nieクロヴジョ93-95グランゼシュゾー93-96Fエスモナンリュシュット93ジャンテパンシオシャンボール・レ・ボード93ジュブレ・ポワスノ93コンフュロンRSV93-95Jロティシャルム93-95グリオット93-95メオカミュゼコルトン・ロニエ93-95クロパラ93-96VRブリュレ93-95ペロミノシャンベルタン93-96クロドベーズ93-96Pダモワクロドベーズ93-96
2011年01月22日
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アイエス・ジャパンさんというインポーター、ご存知でしょうか?私は以前、ここのワインを何回か飲んだことがある‥というほど記憶が定かでないのですが、飲んだことがあるような気がします。飲んだことがあるはずです。たぶん。それで、2年ほど前に、同じ名前のショップが楽天にオープンしたのを見て、、「ああ、あのインポーターさんが小売も始めたんだな‥」と合点がいきました。ラインアップを眺めてみると、アルローがやたら安い。05の特級が1万円以下でした。とりあえずクロドラロッシュとシャルムシャンベルタンを購入。商品も無事到着して、この2本は今、寺田に預けてあります。ところがです。先日のワイン会のメオカミュゼのボトルのインポーター名が「イーエスジャパン」なのを見て、ここで「あれ?」と思いました。ひょっとして私は「アイエス」と「イーエス」を混同していたのでは??それで、あらためて「アイエス・ジャパン」さんを検索してみたのですが‥ホームページ(http://www.is-japan.com/)は閉鎖されているようです。会社がなくなったんでしょうか?でも、楽天のショップは残っているんですよね。http://www.rakuten.co.jp/wine-is/index.htmlしかしこの楽天のショップ、どうみても、2010年の夏以降、更新した形跡がありません。でも、楽天って、出店しているだけで手数料とられるんですよね?どうなっているのでしょう?しかも、です。以前買ったアルローの05シャルムシャンベルタン、あいかわらず9000円でオンリストされてるんですよねぇ。http://item.rakuten.co.jp/wine-is/10000006/注文したら、ちゃんと送られてくるんだろうかと、若干心配な気もしますが、どうなんでしょう?それはともかく、私にとって、問題は寺田に預けてある2本のアルローのコンディションです。あまり芳しくなさそうなら、さっさと飲んでしまおうと思うのですが、05年の特級でもあり、ここら辺の見極めが難しいなぁと‥。
2011年01月19日
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★ワイン紀行さんより、電動ワイン保存器具「ワインオートフレッシュ」★NHK「おはよう日本で紹介されたみたいですね。」私も買ってみました。届いたら使い勝手や効果等報告したいと思います。↑‥というものを紹介しましたが、到着しましたので、早速使ってみました。梱包を解くと、「funvino」の文字が。え?これって中国製だったんですか‥。もっとも、実物は結構質感があって、見るからに安物、という印象はありません。液晶も高級感があります。ちなみに、ボトルの温度を計ることもできます。単四電池を二本入れて、ボトルに挿すと、自動的に空気を抜き始めます。このときの音が結構な大きさで、この辺のデリカシーのなさが中国製ですね。空気を抜き終わるまでには1分~2分ぐらいかかります。抜き終わるとOKの表示が出ます。はずすときはリリースボタンを押すのですが、逆にこのボタンを押さないと抜けないほど、しっかり空気は抜かれています。ところで、私がこの機械に興味があったのは、空気が侵入してきたら、自動的にまた空気を抜いてくれるところです。単に空気を抜くだけならバキュバンでも充分なわけですが、実のところ、その後空気が侵入してきていないのか疑問があったもので‥。早速使ってみましたが、まずは無事稼動していることを報告しておきまうs。効果のほどは、何本か使ってみてから、ということで。
2011年01月16日
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創刊号以来ずっと買っていたワイナート。隔月刊化したあたりからだんだんと購入する頻度が減り、田中さんが主筆を離れるにいたって、全く買わなくなってしまいました。そんなワイナート誌ですが、正月に書斎の本棚の整理をしていて、ふとブルゴーニュ関連のバックナンバーを読みたくなって、アマゾンで古本をまとめ買いしました。パラパラとめくって見た限りでは、データブックとしてなかなか重宝するのではないかと。一緒に買った最新号のシャンパーニュ特集にはなにやら不思議な付録が‥。モエシャンドンのアイスバッグとワイナート特製のチャームだそうです。これはいらないかも‥。
2011年01月06日
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おせちのセットを買おう買おうと思っていて、結局買い損ねたんですが、明日渋谷の東急あたりに行けば売っているものでしょうか??今日の午前中は恒例の寺田倉庫詣ででした。預け入れ本数は12本。ひと箱追加して、その分1箱引き取ってこれれば楽だったのですが、預けている箱の中身は飲み頃がバラバラなので、結局4箱分閲覧させてもらい、そこから12本見繕って入れ替えてきました。…って意味わかるでしょうか?(笑)なんだかんだで1時間ぐらいかかりました。今日の都内は一段と冷え込みましたが、ワインの扱いには気を使わずに済むので、その点は楽ですね。【預け入れ】03クロサンドニ(デュジャック)02ロマネサンヴィヴァン(フォラン・アルベレ)06ミュジニー(J・ドルーアン)02ジュブレイシャンベルタン・プチシャペル(デュガピ)05ジュブレイシャンベルタン・ポワスノ(パンシオ)06シャルムシャンベルタン(パンシオ)08クロドラロッシュ(デュジャック)08モレサンドニ(デュジャック)03エシェゾー(ルジェ)04リュシュットシャンベルタン(ジョルジュ・ミュニュレ)05ヴォーヌロマネ・レ・ショーム(メオカミュゼ)02コルトン・クロ・デ・コルトン(フェブレイ)【引き出し】05シャンボールミュジニー・レクラ(ユドロ・バイエ)06 〃 ( 〃 ) 〃 ・シャルム( 〃 )07 〃 ・レクラ ( 〃 )07 〃 ・シャルム( 〃 )05モレサンドニ・リュショ(オリヴィエ・ジュアン)05ボーヌ(オーディフレッド)04グリオットシャンベルタン(シェゾー)03マジシャンベルタン(ルソー)02クロヴジョ・ミュジニー(グロフレール)05ジュブレイシャンベルタン(パンシオ)07ヴージョ・レクラ(フーリエ)リストをみると、バックビンテージを新たに預けて、それより新しい年のボトルを引き取るという変なことになっていますね。↑中には熟成能力や状態に不安があって引き上げてきたものもあります。(写真のすべてのボトルがそうだというわけではありません。)ユドロバイエについては来年以降じっくり検証してみたいと思います。↑この辺のボトルたちは、作り手や熟成具合に興味があったりして、まだ早いのを承知で引き上げてきました。開けるのが楽しみです。
2010年12月30日
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さて、前々回のコラムのつづきです。かつては、あまり知られていない自分だけのとっておきの作り手や旨安銘柄を探しだすことに喜びを感じていた時期もありましたが、来年はズバリ「直球ド真ん中」銘柄を中心にいこうと思っています。作り手でいえば、赤ならアルマン・ルソー、デュジャック、エマニュエル・ルジェ、ルーミエ、デュガピなど、白ならコント・ラフォン、ソゼ、ラモネ、ルフレーヴ、ニーヨンあたり。これらのドメーヌの中から適当に見繕って、特級(または1級)と村名を1本ずつ自宅用と熟成用に購入。(パリゾなど個人的に贔屓にしている数銘柄は例外。)上記のような作り手以外でも、ミュジニーやリシュブール、ロマネサンヴィヴァン、モンラッシェ、シュヴァリエモンラッシェあたりのAOCが手の届く範囲であればそれも候補。(もっとも、最近は高くなってしまって、手が届くような価格のものは滅多にありませんが。)あまりに定番すぎて面白味に欠けるように見えますが、このように思っている理由はいくつかあります。1.まず、前提条件として、以前ほど本数を飲まないことが挙げられます。飲む頻度が減って、日常消費のかなりの分をセラーのストックからまかなえるので、新たに購入するワインについては、「量より質」にふろうかな、というのがひとつ。2.前のコラムでも書いているように、自分の体力にあまり自信がなくなってきて、早晩酒を飲めなくなるのではないかという不安につきまとわれています。そうなると、いざというときに、換金性の高い(=ヤフオクなどで売ることのできる)銘柄の方がよかろうという目算から。3.ワイン会などで少し捻った銘柄を持っていっても、参加者がその作り手を知らなかったりして、肩透かしを食らうことが多い。一方で、上記にあげた定番銘柄であれば、たとえルソーのシャンベルタンが続いたからといって、うんざりする人はいないでしょう。4.なんだかんだいっても、上記のような定番銘柄は、長期にわたって熟成が可能で、寝かせることによって付加価値が加わる場合が多い。ようするに、それだけのものであるから、定番中の定番になっている、ということを再認識している今日この頃です。逆に言うと、自然派の作り手や近年名を上げた生産者については、その辺に不安を感じます。え?DRCやルロワ赤キャップがないじゃないか、って?そうなんです。その至高の味わいや換金性の高さからいえば、これらの作り手が最右翼であるのはわかっているのですが、私の経済力では、さすがに一本50K以上のボトルをおいそれと買うわけにもいかず、仮に買ってセラーで寝かせても、それらを持参するような超豪華ワイン会に顔を出せるような身分でもなく、まして自宅で開けることなど絶対ない(その昔安く買ったルロワやDRCですら、昨今の値段を見るにつけ、開けるに開けられずにいます)。最初から換金目的で買うのも、本末転倒だし、ということで、私の購入候補リストにはなかなか載りずらいのです。ヴォギュエなども同様の状況になりつつあります。09年ともなると、上に挙げた他の作り手も「あちらの世界」に行ってしまいそうな不安はありますね。ルソーやデュジャックなどがなんとか買える範囲のプライスに収まってくれるといいのですが。もう一回ぐらいつづく、かもしれません…。
2010年12月24日
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なんとなく前回の続きです。最近自宅でワインを飲む機会が減っているということを書きました。それというのも、ここ数年で目に見えてアルコールに弱くなってきて、晩酌をすると寝てしまうことが多いのです。平日にそれをやると、生活のリズムが狂ってしまうし、子どもと競い合っている(笑)ピアノの稽古もできなくなる、ということで、あまり積極的に家で飲まなくなってきました。飲んでもせいぜいボトル三分の一ぐらいでしょうか。一度開けると、そのボトルを3日ぐらいかけて飲んだりしているので、週に開けるのは前エントリーにも書いたように、1本か多くて2本ということになります。ホームページを始めたころはコンスタントに週3本飲んでいたのですがね。となると、年間に自宅で飲むのは70本程度ということになり、一本もワインを買わずにセラーと寺田にある400本のワイン在庫を消費したとしても、5~6年は保つ計算になります。しかし実際は、新たなVTを仕入れたり、飲み干してしまった銘柄を補充したり、これぞという出物があったりとかで、全く購入しないというのは現実的ではありません。それにセラーの在庫も、まだ飲み頃でないものも多くあります。そんなことをつらつらと考えていると、来年の購入プランが見えてきます。*デイリー用途のものデイリーというよりは、平日に開けるものですね。数にして30~40本ぐらいと思われますが、セラーにもそこそこストックがあるので、実際に買うのは年間を通じて1ケースから2ケースに満たないぐらいでしょう。*週末に開けるもの本数が減ってきている分、少しよいものを開けてしまおうと思っています。具体的にはセラーに寝かせてある著名ドメーヌの1級クラスやワイン会などで需要がなく不良在庫化しているグランクリュなど。この手のものはセラーに結構本数があるので新たに購入する必要はないでしょう。*09ビンテージブルに関しては、15年ぐらいの熟成したものを飲もうとすると、ちょうど私が定年を迎えるぐらいの時期になりますので、一応守備範囲内となります。よって「買い」。ボルドーのグランヴァンについては、飲み頃を迎えるころに酒を飲める体でいるか疑わしいのでパスします。*古酒・バックビンテージものコラムでも書いたように、90年代中盤から末ぐらいの年代が枯渇しているので、出物があれば買い足そうと思います。ワイン会用なので、本数はそれほど必要ありません。数本程度でしょう。もっと古いものについてはあまり買い足す気持ちはありません。というのも、私が参加する持ち寄りワイン会は、当日持込みがほとんどなので、デリケートな古酒はかえって使い勝手が悪いのです。*ブル白気がつけばストックのほとんどが赤というイビツな状況。いずれ仕事に余裕ができたら(急な呼び出し等のないことが前提条件)、自分でワイン会を主催することもあろうかと思いますので、ラインアップを揃える意味もあって、ブル白を少しずつ買い足していこうと思っています。もう一回ぐらい続きます。
2010年12月19日
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そういえば先月末に四十数回目の誕生日迎えたのですが、自宅で特段イベントをしたわけでもなく、豪華なワインを飲んだわけでもなかったので、このブログでもネタにはしませんでした。(ちなみにその日のワインはフェブレイの冴えないクロヴジョでした。)ところでこの先、私はいったい何本のワインを自宅で飲むのでしょうか?我が家の家系は早逝が多いので、80、90まで生きることを前提にしないほうがよさそうです。その前に病気などでアルコールを飲めなくなったり、数年禁酒生活を強いられることもあるかもしれません。そんなこんなで、手堅く見積もって、あと15年ぐらいとしましょう。自宅でワインを開ける頻度は、以前に比べるとずいぶんペースが落ちて、せいぜい週に1~2本というところです。月にすれば4~8本。あいだをとって6本とすると6本×12ヶ月=72本/年。72×15年=1080本 私がこの先生涯飲むワインの本数(除ワイン会等)はざっくり1080本という計算になります。アイテム数と考えると少ないですけど、本数ベースで見れば結構なものですね。我が家にある400本のストックを全部飲みつくしてもまだ600本足りないわけですから。ちなみにその600本。1本平均5000円とすると(デイリーにしては高価ですが、記念日やとっておき用の銘柄も含まれるので、これぐらいと見積もっておきます)5000×600=3000000円。クルマ一台分ですね。高いといえば高いですが、自分の最大の趣味の、それもこの先一生涯の分だと思えば、それほどでもない気もするし、微妙なところです。というわけで、最近余剰気味だなぁと思っていた我が家の400本のワイン在庫は決して多すぎはしないという、まずは安直な結論でした。(笑)つづきます。
2010年12月19日
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ここ数年、飲むワインがブルゴーニュの赤に偏ってしまって、他の分野に疎くなっている自分がいます。先日も会社のワイン好きの友人からブル白のビンテージの良し悪しについて聞かれたのですが、いかんせん私自身、このところブルゴーニュの白をあまり飲んでないので、、全然ピンと来ないのです。まあ、そのときは、アイフォンに入っていたWSのヴィンテージチャートアプリでお茶をにごしておきましたが。ということで、あらためて、WAとWAのビンテージチャートを紐解いてみました。VT WA WS90 87 9291 70 8592 90 8993 72 8294 77 8795 93 9396 92 9597 89 8898 84 8899 89 8800 88 9001 86 8902 92 9503 84 8704 91 9005 90 9306 90 9107 91 9208 NA 89-92こうしてみると、ここ数年、ブル白にとっては良い年が続いているんですね。まあ、赤についても2000年代に入って安定している印象がありますが‥。酷暑の03年の評価が低いのは納得感がありますが、先だって03ワイン会で飲んだアンリ・ボワイヨやルフレーブは思ったほど悪くはなかったです。逆に01年なんかはもっと良い点がついているのかと思いましたが、それほどでもないんですね。98年もとくに良くないという実感はない(といって良いわけでもない)のですが、これは私の経験が足りないだけかもしれません。いかんせん、某誌でもブル白の試飲は滅多にないもので(笑)。02や05年は高くなってしまっていますが、04、06、07年あたりはまだ穏当なプライスがついているようなので、今のうちに少し仕込んでおこうかな、なんて思い始めてます。
2010年12月08日
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前のエントリーのつづきです。さて、これらのボトル、開けてみたらまだ早かったという結果を予想できなかったわけではありません。たぶんまだ若すぎるだろうな~と判っていても、いかんせん他に持参する銘柄がなかったのです。400本超のストックがありながら、なんとも情けない話ですが、熟成したブルゴーニュのストックが圧倒的に枯渇しています。日ごろの早飲みによる自業自得の感もありますが、子どもが生まれて数年間のブランクの間に、熟成したワインのストックをヤフオクで売ってしまったことも、今となっては痛恨です。(DRCとかデュジャックとか、結構安く売ってしまったんですよねぇ。)現在、90年代またはそれ以前のブルはせいぜい2ケースほどしかありません。ワイン会に持参するのは年間10本程度なので、それでも充分なような気もしますが、ある程度「ネームバリュー」のある銘柄でないと、シラッとした空気になってしまう場面もあります。たとえば、自宅のセラーには、ブリュノ・クレールの99クロサンジャックとか、ラマルシュの96クロヴジョとか、ジョルジュ・ミュニュレの96CM・フスロットなどが長らく寝かされています。これらのボトルは、きっと美味しいだろうなと思うのですが、ワイン会に持参するにはやや小粒だし、シブすぎます。といって貧乏症の私は、なんでもない平日にこうしたボトルを開ける気にはなりませんし、自宅で開けても翌日まで状態をキープできないでしょう。飲むシチュエーションを想定しないで買ってしまったボトルって、結局このようなことになってしまうんですよね~。1級クラスとか、マイナー感のある作り手のグランクリュクリュとか、時流から外れた作り手とか。あとは、状態の問題。閉店セールなどでやたら安く買ったものの中には、銘柄は魅力的でも、大切な会に持参するには一抹の不安を感じるボトルもあります。古いビンテージをショップで買い足すという方法もありますが、オールドビンテージについては何度も痛い目にあっていて、蔵出しのしっかりした流通経路のもの以外には食指が動きません。欧州から直接購入するのは有効な解決策ですが、まとめて買わないと送料や諸費用が高くついてしまうこと、そのくせタイムリーに出物があるわけではないことなど、小回りが効かないのが悩ましいところです。あと数年待って、子どもの生まれ年用に大量に買った02ビンテージが十分な飲み頃に入ってくれば、この枯渇状況はかなり改善されるはずですが、しばらくはこんな状況が続きそうです。
2010年11月03日
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気がつけばもう11月ということで、あっという間に師走がやってきそうです。まだ一年を振り返るのには早いのですが、このところワイン会ですばらしいワインに立て続けに出会ったこともあり、ふと、この一年間に参加したワイン会の回数を数えてみようという気になりました。こういう時、自分のホームページがあると便利です。さっそく調べてみると‥。09年11月 1回12月 2回10年1月 2回2月 0回3月 1回4月 2回5月 0回6月 2回7~9月 0回10月 2回ということで、ちょうど12回でした。ほぼ月1回ペースですが、夏場の参加がゼロなので、秋から春にかけて月2回ペースで参加していたような格好です。(今年の夏はさすがにワイン会という気分ではありませんでした。)ワイン会というよりも少人数の食事会と呼ぶべき会も含んでますので、いわゆるワイン会らしいワイン会への参加はさらに減ると思います。その一方で、個人的にワインバーで飲み倒した分は入っていないので、外でワインを飲んでいる回数はまぁイーブンというところでしょう。子どもが生まれる前は毎週土日通っていた時期もありましたが、現在の仕事や家庭、経済面との兼ね合いなど考えると、適正なペースに落ち着いているかな、と思います。むしろ、最近悩んでしまうのは、持参するワインのチョイスなのです。ワイン会には、主催者がすべてのワインを用意する形式のものと、各自持ち寄る形式のものがありますが、私が好んで参加するのは後者です。というのも、こちらのほうが(概して)費用が安く上がるからです。持ち寄りの会に関して、どのような銘柄を持っていったかといいますと‥01ブルゴーニュブラン(ヴォギュエ)99エシェゾー(ルジェ)88コルトンシャルルマーニュ(マルトレイ)99ロマネサンヴィヴァン(コンフュロン)99モレサンドニ・ビシェール(ルーミエ)95コス・デストゥルネル02クロサンドニ(パリゾ)90カレラ・ジェンセン96キスラー・キュベ・キャサリン(白)97キスラー・キュベ・キャサリン(赤)07ジュブレイ村名(フーリエ)96コスデストゥルネル02クロドラロッシュ(トルショー)95クロサンドニ(デュジャック:ブショネ)02コルトンシャルルマーニュ(ルーミエ)ワイン会の数より持参したワインの本数の方が多いのは、他の方が持参する豪華ワインに見合う銘柄がなくて、2本持参してお茶を濁したりとか、予備で持参したワインを勢いで開けてしまったりといったケースでがあるからです。身内同士の気軽な会もあれば、超弩級銘柄が揃った会もあったので、持参したワインはバラエティに富んでいますが、ここでひとつ気付くのは、持参しているワインが総じて「まだ飲み頃には早い」ということです。パリゾのように、若くても満足できるものならいいのですが、99ルジェや99コンフュロン、ルーミエのビシェール、などは、明らかにまだ若くて、真価を発揮できていないなぁという香味でした。(つづく)
2010年11月03日
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カミサンは先週の4連休の間に2回、妊婦と間違われたそうです。そのうち一度は電車で席を譲られたとか。その昔、私と同時期にワインエキスパートの資格をとられた方が作っていた『ボルドーワインに没頭』という素敵なホームページ(覚えてきる方いるでしょうか?)の掲示板に書き込みさせていただいたのが、私がネットで愛好家の方々と交流を持つ最初のきっかけでした。当時の私はもっぱらボルドーとイタリアを愛飲していた時期で、今ではあまり買わなくなったYさんやEさんでよく買って飲んでいました。Yさんでは、特にグリュオラローズが割安だったのを覚えています。格付け2級銘柄でありながら、91、92、93、94年あたりが4980円ぐらい、セールになると本数限定で3980円で買えたこともありました。レオヴィルポワフィレ、ピションバロン、クレールミロン、ダルマイヤック、ブラーヌカントナックなどもそれに近い同じような値段でしたね。ラフォンロシェ、タルボ、ブラネールデュクリュ、ポンテカネ、ベイシュヴィルなどもよく飲みました。一方で、コスとかラランドとか、ラスカズ、デュクリュボーカイユなどは当時から高価で、だいたい10K近くしていました。ポムロールの著名銘柄も相対的に高価でした。当時の私は大体5~6Kぐらいのところに心理的抵抗線があって、それがポムロールに縁遠くなってしまった理由のひとつかもしれません。最近、ユーロ安の影響か、この時期のバックビンテージが安く出ているのを目にします。通常ですとなかなか食指が動くVTではありませんが、そんなこともあって、個人的には愛着のある年代です。めっきりボルドーを飲む機会が減ってしまった私ですが、以前よく飲んだ93~94年の各銘柄が今、どんな香味になっているのか、冬場にかけて何本か飲んでみようと思います。【ポイント5倍!エントリーで誰でも】(9/30 10:00~10/3 23:59まで)【楽天最安値に挑戦!】【...価格:4,914円(税込、送料別)エントリーで 全品ポイント5倍中! シャトー・プリューレ・リシーヌ[1993](赤) 【YDKG-t】価格:4,725円(税込、送料別)シャトー・ラフォン・ロシェ [1993]価格:5,229円(税込、送料別)[1992] シャトー・ダルマイヤック Ch. d'Armailhac 価格:4,725円(税込、送料別)シャトー・ソシアンド・マレ[1994]価格:5,880円(税込、送料別)シャトー・フィジャック[1994](赤)価格:7,400円(税込、送料別)
2010年10月01日
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ユーロが安くなっているというのに、さっぱり安くなってくれないよな~と不満に思っているものがあります。それは「チーズ」です。私が最も好きなチーズはコレ↓です。ピエ・ダングロワ。マイルドでクリーミーなウオッシュ・チーズ。エポワスやマンステールはクサイと家族に不評だったりとか、ゴルゴンゾーラは保存しておくと水っぽくなってしまったりとか、サンタンドレは、フルボディの赤にはやや力不足だったりとかで、いつしかこのチーズが定番になっています。問題は価格なんですよね。近所のショップではハーフカットで1000円近くします。楽天で探せばもっと安いところもありますが、送料が600円かかってしまうと、結局高くついてしまいます。昔はホール1000円程度で買えたような記憶があるのですが‥。ル・ピエ・ダングロワ 200g価格:1,418円(税込、送料別)ハードタイプでは、エメンタールが我が家の定番になってます。エメンタール カット (表示価格は100gあたりの価格です。)価格:551円(税込、送料別)こちらはまあリーズナブルですね。チーズって、スイスを旅行したときにとその安さに驚いたことがあります。国内産業の保護育成などもあって簡単な話ではないのでしょうけど、もう少し内外価格差は縮まってほしいなあと思います。
2010年09月29日
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ずらりと並んだ空き瓶たち。愛好家のみなさまだったら、何に使うかおわかりですよね?答えはもちろん「飲み残したワインの保存」です。エヴィアンの空き瓶は、330ml。(=ボトル約半分)ポンジュースの空き瓶は、190ml(=ボトル1/3)以前は、もっぱらエヴィアンの空き瓶を使っていましたが、最近はアルコールに弱くなって、平日はボトル半分も飲めないことが多いので、三分の一だけ飲んで、残りをポンジュースの空き瓶2本に分けたり、あまり気分が乗らないときなどは、グラス一杯だけ飲んで、残りをエヴィアンの瓶とポンジュースの瓶の二つで保存したりしています。前にも書きましたが、小瓶で保存するときの注意点をいくつか挙げておきます。*ビンをよく洗って、乾燥させ、常に衛生的に保つことが大前提です。とくに、ビンの中に水滴が残らないように注意しましょう。柑橘やレモン系飲料のビンは、フタの部分ににおいが染み付いて、すぐにとれない場合が多いようです。ただ、これも気長に何度か洗浄と乾燥を繰り返せば、気にならなくなります。(ポンジュースやビタミンレモンのビンで経験済み(^^;)*小瓶に移し替えるときは、まずビンとフタを、「共洗い」の要領でなじませておきます。そのあと、ワインを静かに泡立てないように注意しながら、ビンの口ギリギリまで注ぎます。ギリギリまで注ぐと、フタをしめるときにあふれてこぼれてしまいがちですが、これは仕方ないことと諦めましょう。とにかくネックの部分に空気が残らないようにすることが重要です。*移し替えるタイミングとしては、最後に飲みきれなくなった分を残すよりは、その日に飲む量を事前に決めておいて、翌日以降に回す分を、抜栓してすぐに移してしまったほうが明らかに効果的です。このやり方だと、「ダラダラとついつい飲みすぎる」ということがなくなるというメリットもあります。私は抜栓してまず、最初の一杯をグラスに注ぎ、その次に、翌日以降の分を小瓶に移し替えてしまうことにしています。*このようなやり方で細心の注意を払って保存すれば、若くて状態のよいボトルなら、数日から1週間程度まではかなり良好に保てると思います。といっても、流通段階で熱を浴びたようなボトルはやはりダメですし、デキャンティングと同じ作業をすることになるので、初日のような繊細な香味を期待するのは難しい場合もあります。あまり過信はしないほうがよいでしょうね。*エヴィアンとポンジュースの瓶では、経験的に容量の大きいエヴィアンのほうが状態は良好に感じられますが、これは、ブティーユボトルとハーフボトルの関係のようなものでしょう。なお、ラベルなどで飲んだ日と銘柄を記載しておかないと、あとで何のボトルだかわからなくなり、ブラインドを強いられるという笑えない事態に陥ります。昨晩、私は冷蔵庫の奥にあったポンジュースのビンのワインを飲みましたが、これが結局なんだかわからずじまいでした。カレラ・ライアンか、ジャンテ・パンショの裾モノか、ひょっとしたらフランソワ・ジェルベの村名ヴォーヌロマネのどれかなんでしょうけれども、日にちが経過していたため、その判別すら困難でした。といっても、お酢になっていたわけではなく、空気と馴染んで柔らかな味わいになっており、まあそれなりに美味しく飲むことができました。
2010年09月21日
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★かわばたさんの恒例サンデーセール。★★こちらはヒグチワインさんのセール。メオの04ミュルジェ10Kなど。★★マル源さんより、メオのHCN08年と90年代バックビンテージ銘柄いくつか。★★湘南さんの08レシュノー。★★一瞬ドメーヌ・ルロワかと思いました。フィッチさんのドメーヌ・ロワ古酒。★★ファインワインさんのサンデーセール18時スタート。★これ、結構魅力的な銘柄あります。デュジャックの06ボーモン、アルヌーの07スショ、グロフィエの07レゾードワ、モンテーユの05ヴォルネイ・ミタン、メオの03フスロットがいずれも10500円。ルフレーブの02ピュセル、ルジェの04エシェゾー(ジョルジュジェイエ畑)が26K、99エシェゾーが39Kなど。数ヶ月待ってようやく届いたロブマイヤー・ブルゴーニュ。このところ泡とか安白しか開けてなかったので、使う機会がありませんでしたが、ポンソの07年を開けた際に初めて使ってみました。あらためて言うまでもありませんが、フォルムがすばらしいですね。それに例によってこの薄さ、軽さ。形状の特徴としては、~ボウルの容量自体はリーデルより一回り小さめ。~そのわりに平べったいので、空気に触れる部分は大きい。~すぼまり方はキツくなく、むしろやや緩いぐらい。~深さがあまりないので、液面が口や鼻から近くなる。ということで、なんとなく飲む前から想像はできましたが、比べてみると、やはり香りはリーデルブルゴーニュのようなしっとり感がなく、やや散漫であっけらかんとした感じになりました。一方で、味わいについては、リーデルでは少しばかり心地よくないフレーバー(還元的なもの?)が感じられたのに比べて、ロブマイヤーブルゴーニュの方はより積極的な空気に触れるからか、クリーンな味わいに感じられ、好印象でした。繊細な古酒には空気が滞留するTypeIIIの方があっているように思いますが、今回のように、若くてやや閉じ気味のワインには相性がいいのかも。あと、白ワインなどでも幅広く使えそうですね。もう少しいろいろな銘柄で試してみたいと思います。
2010年07月11日
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6月も終わりですね。ということは、もう2010年も半分終わったのか‥。AC_chabuさんの日記でもご報告がありましたので、我が家の近況を‥。雑草だらけになってしまいましたが(^^;、とりあえずカベルネとメルロは順調。シャルドネと甲州はいまだに芽が出ないので、そろそろ抜いてしまおうかとも思ったのですが、AC_chabuさんのところの甲州がここに来て芽吹いたそうなので、もう少し様子をみようと思います。
2010年06月30日
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今日はワールドカップ、オランダ戦ですね。最近家でワインを開けてないので、今日ぐらいはのんびりワイン飲みながら観ようかと思います。といいつつ、気温も湿度も上がってきて、あまり赤に食指が動かない季節になってきました。これからはしばらく泡と軽い白でしょうかね。逆に真夏になってくると、エアコン冷えするのか、また赤を飲もうかという気になるんですけどね。この時期、私はよくシャンパーニュの3本10000円前後のセットを買って飲んでます。ところがシャンパーニュの高騰のためか、今年はあまりめぼしいセットを見かけないんですよね。上に挙げたアイテムもイマイチ知らない銘柄ばかりなのがやや不安です。ここはひとつ、毎年買わせていただいているタカムラさんやファインワインさんに期待したいところです。きたさん読んでくれてるかな~。(笑)ちなみに、今日のオランダ戦は、試合展開によっては、早々にフジテレビの『劇場版鬼平犯科帳』にチャンネルをかえるかもしれません。(実は鬼平のファン。)
2010年06月19日
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