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このところ、05ブルの裾モノばかり飲んできて、さすがに少し飽きてきました。05ブルは総じてすばらしいのですが、続けて飲んでいると、さすがにアクセントが欲しくなるというか、香味のバリエーションを広げたくなってきます。一時ハマッていた国産ワインはどうかというと、こちらもこのところ醒めてきてまして…。(^^ゞ別のところにも書きましたが、国産ワインにはたしかにすばらしい銘柄もあるんですけど、それらは巷で売っていないレアものが多くて、追いかけるのが億劫になったきたんですよねぇ。そういう役割は最近巷増えてきたエバンジェリストの方々にお任せしようかなと。(←別に皮肉じゃありませんので、念のため。)それで、3000円内外ぐらいまでのピノで面白いものを探したいのですが、なにかオススメはありませんか?近々買って飲んでみようかな、という気になっているのは…、↑苗木屋さんギョーム。昔一度飲んだことありますが、それほど印象に残ってません。近年はどうなんでしょうか?ネットの評判を読んでみても賛否両論なんですよね~?。↑ティエリー・ピュズラのピノ。自然派バリバリなんでしょうか?(^^;ちょっとコワイ気もしています。↑マルセル・ダイスのヴァン・ルージュ。この作り手の赤はまだ飲んだことありません。↑ジュリアン・メイエー。2年間に飲んだものは、正直かなりイマイチでしたが、ボトル差もずいぶんとあるようで…。いずれにしても、アルザスのピノは、いろいろ試してみたい分野です。↑いきなり飛びますが、コノ・スル。リザーブより自転車マークのほうがCPいいのかな?↑安価なところで、このルーマニアのピノなども評判いいとか…?#あるいは、オレゴンとか、ニュージーとか、オーストラリアとか、ドイツとか。この辺は最近すっかりご無沙汰なので、何を買ってよいかもわかりません。オススメあったら教えてください。(すっかり他力本願モードです。(^^;)面倒なのは、この手の銘柄、ネットで買おうと思ってもなかなか一箇所のショップで揃えられないんですよね~。2~3000円のワイン1本買うために送料払うのも馬鹿馬鹿しいので、結局そこで他のワインも買ってしまい、セラーの容量不足と金欠に拍車がかかるというのが、いつもの悪循環です。(^^ゞ
2008年04月12日
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dekiさんのパクリです。6~7年前にワインビッドで落札しました。何が「バッタもの」なのかといいますと、このボトル、「液漏れあり」という但し書きつきだったのです。「同じロットのものをワインビッドのスタッフが試飲したところ問題なかった」という注釈がついていたものですから、それならワインビッドのスタッフのテイスティングを信じて、というか、ひとつ彼らの鑑定力を試してやろうというへそ曲がりな思惑もあって、落札してみました。ちなみに落札価格は約3万でした。(^^ゞそういう素性のボトルでしたので、ワイン会かパーティの余興にでも持参しようと思いつつ、機会がないまま時が過ぎ、いつしか同じ銘柄が↓のよう価格で取引きされるようになると、バッタものといえども、なんだか開けにくくなって、今に至っています。(^^;当時は、このようなキズものでなくても、83とか87とかいったオフビンなら、2~3万でワインビッドで落札できた時代でした。DRCは遠くなりにけり…。誰か前の句考えてください。(笑)★楽天のDRCリシュブール。
2008年04月11日
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http://www.asahi.com/komimi/TKY200803070093.htmlすでにご覧の方も多いかと思いますが、「ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展」が30日まで、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開かれているそうです。(^^;ムートンついでに、トリビアクイズをいくつか。Q1:次の画家の中で、ムートンのラベルを書いてない人はダレ? A.ピカソ B.デルヴォー C.ダリ D.シャガールQ2:日本人がラベルを書いている年は?Q3:ラベルの図柄が2種類存在するのは何年?Q4:画家への報酬はどういった形で支払われる?Q5:絵柄がもとで、一時アメリカに輸出禁止になった年は?どうです?簡単すぎましたかね?(^-^)
2008年03月14日
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‥ということで、昼休みにカーヴ・ド・リラックスに電話してみました。私:「ええと、金曜日にそちらで6本ほど購入して配送してもらった者なんですが、昨日そのうちの1本を開けたら、酷いブショネなので、交換してもらえないかと思いまして‥」電話に出た女性:「今、担当の者に代わりますので少々お待ちください。」一拍待って‥担当者(男性)「ブショネですね。それではいかがいたしましょうか?同じものを見繕って、お送りするか、返金扱いにさせていただくか‥」私:「交換してもらえるのですか?」担当者:「ウチではブショネは無条件に交換しておりますので‥。」私:「そうですか。では、本日ボトルを持ってきているので、夕刻、会社帰りに寄ろうと思っていますが。」担当者:「いらしていただけるのですか。それは申し訳ありません。」私:「あと、買い物したときのレシートが、もらい忘れたようで見当たらないのですが‥。宅配便の伝票の控えならあるんですけど‥。」担当者:「いいですよ、別に。」というような、とても誠意ある、感じの良い対応でして、電話口で話していて気持ちよかったです。それでは、19時過ぎに伺いますと申し上げたところ、担当者:「ではお待ちしております。私、内藤と申します。」‥って、私が話してたのは、店長だったんですね、かの有名な…。結局、仕事が長引いたおかげで、店に立ち寄ったのは19時半すぎ。内藤さんはいらっしゃいませんでしたが、ブショネのニコラ・ポテルは、レジですんなり交換してもらえました。ちなみに、持っていったボトルを店員さんが抜栓したところ、「う、これは‥(笑)」というような反応でした。(^^;ところが、話はこれで終わりませんでした。帰り際、電車の中で、何かがないと思いましたら、なんと、リラックスに立ち寄った際、「カサ」を忘れてきたのでした。(^^;2100円のブショネのワインを交換しにいって、1000円のカサを忘れてきた私って、どう思います?(^^;。
2008年03月10日
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届いたばかりのニコラ・ポテルのACブルを開けたのですが、これがもう、鼻が曲がるほどの酷いブショネ。どうも最近ブショネの神さまに好かれているようです。(^^;購入してから間もないので、明日リラックスに行って交換してもらおうと思ったのですが、なんと痛いことに、レシートがないのです。紛失したというよりも、もらった記憶がないんですよね。(このブログに購入ワインの記録をアップする際、参照しようとしてないことに気づいた)とりあえず、宅急便の伝票の控えはあるので、これを持参して、ダメもとで交渉してみようかと思います。結果はまた明日にでも…。今日は昼前から出かける用事がありましたので、朝早くに寺田倉庫に行って、ワインの入れ替えをしてきました。このところ、ちまちまと箱の中身を入れ替えて、それを記録に残してなかったりするものですから、どの箱に何が入っているのか、わからなくなってきています。この日も、引き取る予定だったアルヌーの02レ・ショーム3本が結局行方不明のままでしたが、代わりに購入していたことすら忘れていたマルトレイの88CCとか、ミシェル・コラン・ドレジェの97シュバリエMとか、意外なボトルを発掘?しまして、なにやってんだか、という感じです。結局、倉庫の閲覧室で1時間以上、どれを出してどれをどの箱に入れるかというパズルにさんざん頭を悩ませて、4箱出庫、3箱中身の入れ替え、1箱入庫と相成りました。おかげで家の2台のセラーは、久しぶりにぎゅうぎゅう詰めの満杯状態です。ところで、このサイトも新しい読者の方が増えて、寺田倉庫のことをあまりご存知ないもいらっしゃるようです。ワインを貸し倉庫に預けるなんて…と思われる方もいるようですが、寺田は1箱から預けられます(ちなみに1ケース月額600円です)し、初めての人でも敷居も決して高くありません。ユーロ高のあおりでセラーもいいお値段になっている昨今、近隣の方にとっての利用価値は高いと思いますヨ。ちなみに今日、受付のお姉さんと話をしていて、「ここのレンタルセラーって、何人ぐらいの人が利用しているの?」「数百人といった単位の人が利用してるんですか?」と聞いたら、「わかりませんが、もっとかもしれません。」と言ってました。<寺田倉庫>http://www.terrada.co.jp/b2c/hobby/wine_cellars/
2008年03月09日
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これがはたしてフォローになるのかわかりませんが、一応エノテカさんの名誉のために、続きを書いておきます。我が家のボトルたちは無事到着したとはいえ、当件がどうにも気になりましたので、エノテカさんの那須のセラーに電話をしてみました。「あのぅ~、先日ワインを出庫してもらった者なんですが、那須への移管に不同意の旨、書面で送ったのに、先日届いた箱を見たら、送り先が那須のセラーになってるんですが、どうなってるんでしょ?。」「少々お待ちください。」待つこと数分。「○○さんですね、2月16日にお送りしておりますワインは、品川の倉庫から送られています。」「はぁ、そうなんですか。でも、伝票の送り主名には那須の住所しか書いてありませんでしたよ。」「事務局が那須にあるのでそのようになりましたが、出庫自体は、品川からしております。ご不審に思われるようでしたら、伝票番号から宅配業者に確認していただければ‥」ということで、クロネコヤマトに電話してみましたら、「差出人の住所についてはわからないが、たしかに港区江南から配送している」とのことでした。結局、私のボトルは、那須には送られていなかったみたいです。それにしても、なんでそんな誤解を招くような、まぎらわしい伝票の起こし方をするんでしょうね?釈然としないものは残ります。まあ、我が家のボトルは無事に届いたからいいんですけどね。
2008年02月28日
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さて、前項からの続きですが、私の疑念は的中しました。↑玄関先に届いたおなじみのダンボール。送り主の欄をみると‥↑那須のセラーになっています。そう、移管に同意しなかったにもかかわらず、ボトルたちは那須のセラーに送られてしまっていたのです。早く品川の倉庫を解約するために、移管に同意しなかったボトルたちも一緒くたに那須に送ってしまったのでしょうか?それとも、もしかしたら○月○日までに引き取らなかったものはすべて那須に移管するというような連絡を私が見落としていたのでしょうか?↑届いたボトルはどれも外観の状態は良好。コルクの盛り上がりやラベルの汚れ、破損もなく、キャップシールもクルクル回ります。まあ、無事届きましたので、結果オーライですが、万が一、今回のボトルたちに事故があったら、銘柄が銘柄なだけに、ひと悶着となるところでした。
2008年02月16日
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長らくエノテカに預けっぱなしにしていたプリムールのワインたちが今朝届きました。過去にプリムールで購入したワインたちは、すでにほとんど出庫していたので、今日届いたのは最後の1ケースです。実は、ここに至るまで、ちょっとした経緯がありまして、ブログには書きませんでしたが、昨年の秋頃でしょうか、エノテカから、「品川のレンタルセラーを那須に移すことにした」という旨の通知が届いたのです。移管することに同意するなら承諾書にサインせよ、同意しない場合は、次の更新の期限まで預かるが、それ以降の更新はしないとのことでした。カチンときたのは、那須への移送時に、もしボトルが破損するようなことがあったら、「購入時の代金」を弁償するという一文です。購入時の代金って言われても、プリムールで購入したものですから、今同じものを新たに買え揃えようとすれば、はるかに費用がかかります。そこまでがめつく言わないにしても、先方の事情で移管するのですから、事故があった場合は、せめて保管していた期間の保管料ぐらい払ってしかるべきではないかと思いました。私はといえば、この時点で預けているワインは1ケースきりでしたし、そんなリスクは犯したくないので、移管には同意せず、次の更新期限までに引き取ることにしました。‥というわけで、無事新居への引越しも済ませ、落ち着いたところで、暖かくなる前にこのワインたちを引き取ろうと思いたちまして、先週エノテカに連絡を入れたわけです。ところが、この電話のやりとりの中で、先方のどうも返答が要領を得ないのです。ここで、「はて?もしや‥」との疑念が湧きました。(この項つづく)
2008年02月16日
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愛好家の状態管理に対する認識の深まりとか、業界全体のコンディションへの意識の高まりとか、そういうことがあるのか、最近流通しているワインのコンディションは総じて向上していると実感しますし、新しいVTであれば、大抵翌日まで美味しく飲めます。しかし、それはあくまで自宅で飲んだ場合の話です。RWG誌のテイスティングに参加すると、飲み残したワインを、レビューの確認用に何本か持ち帰らせてもらえます。しかし、中身が三分の一からせいぜい半分ぐらいしか残っていないボトルをブランブランと1時間近く揺すって帰ると、ほとんどの場合、香りが大きく衰えてしまっています。些細なことのようですが、これが大きな悩みです。時間をおけば持ち直すかと思い、二日後まで動かさずに置いておいたりしましたが、味わいはたしかにある程度戻るものの、香りについてはやはりダメですね。一定量の液体が内包している香りの総量は決まっていて、これが揺すって運搬されることにより、残された液体が持つ香り成分が急速に発散されてしまうのではないか、そんな感じです。ボトルの内部が真空状態になっていればよいかと思って、バキュバンを持参したりもしましたが、期待したほどの効果はありませんでした。ミネラルウオーターの小瓶に移し変えることも考えましたが、さすがにそこまでやるのはこっぱずかしいので、実行には移せていません。最近では、リリース直後のものを航空便で送ったというボトルを持ち帰らせてもらったことがありまして、それはさすがに翌日、翌々日まで見事に持ちこたえましたが、まあこれは例外中の例外といえましょう。今回持ち帰ったシュヴィヨンとノエラも、ボトル自体の状態は良好なものでしたが、翌日家で飲むと、香りが初日から大きく後退してしまっていました。飲み残したボトルの運搬方法、どなたかよい方法ご存知でしたらご教示いただきたく。★R・シュヴィヨンの05ビンテージを探す★★アラン・ユドロ・ノエラの05ビンテージを探す★
2008年02月10日
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さて、前のエントリーの玄関の写真の、金魚水槽のちょうど裏あたりに新しく造成した部屋(予備室と呼んでます)があります。専用セラー室やおニューのワインセラーの購入はかないませんでしたが、とりあえずこの予備室の一角にセラー2台を集めて、ワイン関連のグッズを置いています。長らく貼るスペースがなかったムートンのポスターと、シニアワインエキスパートの認定証もここに掛けました。グラスの洗浄と、金魚の水換えのために、部屋内に簡易洗面台を設けてあります。ところで、実家から持ってきたサイレントカーブですが、温度管理に異常はないものの、セラー内の木製の棚がひどく臭うので、しばらく日陰で干して、臭いがなくなった頃合いに中身のワインたちを移そうと思います。大晦日から元旦にかけては、先日のパリ16区さんのセールで買ったクリスタルを久しぶりに飲みました。VTは2000年。やわらかな黄金色がかったイエローの色調。エレガントで微細な気泡。香りはゴールデンデリシャスや白い花、焼きたてのクロワッサンなどの心地よいもの。味わいもふくよかでリッチな果実味をしなやかな酸が支えて、さすがと思わせる品格があります。自宅でクリスタルを開けたのなんて数年ぶりですが、文句なく美味しいですね。こういうシャンパーニュを毎日とはいわないまでも月に数回ぐらい開けられる身分になりたいものですが、もうムリですかね‥。(^^;★楽天でクリスタルを探す★
2008年01月01日
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ソムリエナイフの話題は何度かこのブログでも書いてますが、私がもっとも愛用しているのが、シャトーラギオールのエボニーウッドタイプのものです。ほとんど非のうちどころのないシャトーラギオールですが、難点は高価なこと。持ち歩いた挙句に紛失したりとか、カラカラに乾いたコルクを抜こうとしてスクリューを折ったり、なんとことがあったら泣くに泣けません。一方、こちらはシニアの資格を取得した記念に買ったラギオール・アン・オブラックのマンモスアイボリータイプ。カッコは良いものの、スクリューを引き出すときにやたら硬かったりとか、コルクを抜くときにキュルキュルと大きな音がするとか、いまいち使い勝手がよくないので、最近はもっぱら観賞用?になっています。そんなことなので、外に持っていって忘れて帰ってきてもいいような安価なソムリエナイフを常備しておきたいなあと思ってまして、Charさんの「やまやで買った安価な2段式のものがとても使いやすい」、という以前の書き込みが気になっていたのですが、今日、引越し用に家の中を片付けていて、我が家にもそれらしきものがあるのを発見?しました。■店長おすすめ!プルタップス ソムリエナイフ ライトユーロブルー↑これのことですよね、きっと。我が家にあったのは、エノテカのラフィットのテイスティング会でお土産にもらったものらしく、背中にその旨の刻印がありました。(すっかり忘れてました)さっそく使ってみましたが、たしかにテコになる部分が2段式になっているのは使いやすいですね。サイズ感も手ごろで握りやすいです。スクリューの部分がやや弱そうな印象を受けますが、値段が値段ですから、ぜいたくはいえませんね。持ち込みワイン会やパーティの際に際に持っていくのによさそうです。↓上位グレードもあるんですね。物欲をそそられます‥。(^^;■プルタップス プロ COLOUR シルバーグレイ
2007年11月30日
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前のエントリーでジョルジュ・ミュニュレの名前を出したと思ったら、ゆはらさんから05年のオファーが来ました。ご多分にもれず、高くなりましたね。楽天で「NSG・レ・シェニョ」の値段を検索してみました。↑2001年。5775円也。。02年はヒットしませんでしたが‥↑2003年。7329円。↑2004年。7329円。↑そして05年。10080円。05年を買うか、その予算で01年を2本買うか‥。悩ましいですね。(^^;★楽天でジョルジュ・ミュニュレのワインを探す★
2007年11月27日
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ジェックス デジタル水温計 FD―25 金魚の水槽用にアクアショップで購入したデジタル水温計です。ボタンの切り替えで、水温と外気温、最高、最低温度が表示できます。扉の外に温度計のないセラーの上に置いておくとか、セラー以外で保管する場合の温度変化の確認用とか、ワイン用にも結構重宝すると思います。 数年前、某誌で「ワインの保存」の実験をしましたが、あのときに使えばよかったなあと今更ながら思ったりもします。二日目のペルカルロ。前日よりも俄然香りが出てきました。味わいもまだまだタニックながら、果実味が前面に出てきて、しなやかな酸とのバランスが頼もしいです。ただ、この銘柄の特徴というよりは、ボトルの状態の問題と思いますが、香りにも味わいにも、少しばかり雑味感があるのが気になりました。一度ハンドキャリーやそれに準じるようなボトルを飲んでみたいところです。
2007年11月24日
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新居のリフォームは、今週から解体を開始、約一ヶ月半かけて作業を終え、12月20日引渡し、というスケジュールで動いています。当初、新居の完成に伴い、地下セラーとまではいかないものの、新たに冷蔵庫型セラーぐらい導入するつもりでいたのですが、ここに来てやっぱりやめよう、という気になっています。というのも、まず、あれこれ予想外の費用がかかって、すっかり財政難なのです。毎月払っている寺田倉庫の保管料を思えば、セラーを買ってしまったほうが安上がりだという意見もあるかもしれませんが、それもセラーの価格次第です。ユーロ高のせいか、現在サイレントカーブの160本入りの価格は約40万円まで上がっていますが、一度に40万円をセラーに支払う余裕があるなら、それを引越しにまつわる他の用途に使いたいというのが偽らざる本心です。それに、160本を寺田倉庫に預けた場合、月額約7800円ですから、本当にセラーの電気代まで勘案して買ったほうが安上がり、と言い切れるのは、5年以上寺田倉庫に預けた場合と考えられます。ところがその一方で、我が家の収蔵本数はこのところ減り続けています。年間100本前後家でワインを飲むうち、新たに購入するのはせいぜい50本程度。残りの50本はストックから消費していますので、このペースでいけば、寺田倉庫のストックは数年のうちに大幅に縮小するのではないかという気もします。そうなれば、新たにセラーを購入しなくても、実家のサイレントカーブ+今使っているロングフレッシュ+長期熟成ボトル数箱のみ寺田倉庫という陣容でいずれは過不足なくなるのかな、と。もうひとつは、当然コレは持って行くのよね?と、母から早くもプレッシャーをかけられている、実家のサイレントカーブ(100本入り)の処遇です。たしかに実家のセラーは悩みの種です。もとはといえば、安くセールで買えた(20万以下)型落ちのサイレントカーブを、今のマンションには置けないので、実家の(元)私の部屋に置かせてもらっているものですが、部屋にはエアコンがないため、夏場は相当の温度になります。といって、場所が場所ですから、心配になってもすぐに扉を開けて確認できません。そもそも1度故障の前歴もありますので、最近は恐くて、あまり中身を補充しておらず、セラーの中は半分ぐらい空いています。そんな無駄な使い方をするのであれば、母が言うように、この機会に引き取って、手元で使ったほうがいいのかもしれません。そしてコイツを引き取ってくれば、決して広くない新居にいきなりサイレントカーブ2台を持ち込むわけにはいきませんから、自然と新規購入は諦めざるをえない、ということになります。まあ、順当な落としどころとしては、今回の引越しでは、実家のサイレントカーブを引き取って使うこととして、いずれ自宅で使っているロングフレッシュが老朽化したときに、より容量の大きいセラーを購入する、というところでしょう。時期を選ばずじっくり待てば、いずれモデルの切り替えタイミングなどで安く買える機会もあるでしょうし‥。本当は、こんなのとか‥こんなのを導入したいですけどね~。
2007年10月29日
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予想はしてはいましたが、ワイナリー見学は、極めてシンプルなものでした。試飲も甘口と新酒ばかりで、定評のある辛口シャルドネはこちらが買う気を見せたらやっと奥から出してくれました。愛好家の立場で訪問してこれだとちょっと問題ですけど、今回は団体客でしたので、まあ仕方ないですね。買ったワインは、【シャルドネ樽発酵2001】【シャルドネ樽熟成2001】楽天では売り切れですね。ワイナリーの売店にはたくさんありましたが‥。(^^;それと、昨日発売になったばかりだという、シャルドネ・ナイトハーベスト2005。1000円台の国産シャルドネは、個人的には外す確率が高いように思うので、高めのものを買ってきました。帰りの高畠駅は、なんと駅の構内に温泉がありました。(笑)
2007年10月19日
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友人経由で購入したものの、私の引き取りが遅れ、その間の夏場の保存がどうだったのか、極めて心配なボトルですが、キャップシールをはがしてみると、案の定、噴いた跡があります。ところで、コンディションに関して手厳しいと思われている(らしい)私ですが、いわゆる「噴いた」状態のワインについては、必ずしも一律でダメだとは思っていません。噴いた理由を飲み手が把握できていて、それに応じた飲み方をすれば問題ない場合も多いからです。具体的には、以下のようなケースがあると思います。(下に行くほど重症)*ワイナリーでコルクギリギリに瓶詰めするために、ちょっとした温度変化などで噴いてしまうもの。(ブルゴーニュなどでよく見られるケース)→「ちょっとした」がどの程度かにもよりますが、普通に飲む分にはほとんど影響ないと思います。ただ、噴いた分空気が進入しているはずですから、同じ作り手の噴いていないボトルと厳密に比べれば、10年単位などの長期熟成時の熟成の仕方は若干変ってくるかもしれません。*クール便から常温への移動などの急激な温度変化で噴いてしまったもの→これも早めに飲む分にはまず問題ないと思います。ただし、上と同じで空気が多めに侵入した分、長期熟成させたときの酸化傾向は強まるかもしれませんね。早めに飲んだ方が吉だと思います。*長く熟成させた古酒で、寝かせてストックしている間にコルクが痩せて染み出てきたものコルクが痩せて噴いたのか、それ以外の理由で噴いたのか、抜栓してみないとわからないのが悩ましいですが、前者の場合は、問題にしなくてもよいケースが多いように思います。というか、リコルクしていない古酒ですと、そもそもコルク全体にしみこんでいるものも多いですしね。*若くてもコルクが緩かったりして、染み出てしまうもの。→特定の作り手でよく経験します。早めに飲む分には問題ないと思いますが、コルクの欠陥が疑われる場合は長く寝かさずに飲んだほうがいいでしょうね。*継続的な高温環境に置かれて、噴いてしまったものワインの状態に関しては悲観的になったほうがいいでしょう。ただ、壊れたワインセラーの中でボコボコに噴いてしまったボトルを、数ヶ月おとなしく寝かせた後に飲んだら、それなりに飲めたこともありますので、誤って高温に置いて噴かせてしまったボトルは、しばらく休ませると少しはマシになるかもしれません。(マンガ「ソムリエ」の中でも似たような記述がありましたね。)長くなってしまったので、肝心なワインのコメントは次のエントリーにまわします。↑竹澤で同じ銘柄が出てますね。
2007年10月12日
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最近、アフラックの「アヒルのワルツ」の旋律が耳について離れません。ロブマイヤーとリーデルでは香りの出方が違っていたというhirozeauxさんのご報告を読んで以来、ロブマイヤーのワイングラスが欲しくて仕方ない私です。もともと高価だったのが、さらに値上がりしてますが、この先すぐに安くなる気配はないし、どこか安く買える裏ルートってないんでしょうか?なんて都合のいい話があるわけないか‥。■ロブマイヤー・バレリーナ ブルゴーニュ■ロブマイヤー・バレリーナ ワイングラスIIIブルゴーニュタイプとどっちがいいんでしょうね?■ロブマイヤー・バレリーナ・ワイングラスV東急本店の試飲コーナーで使われているのがたしかコレ。小ぶりですけど、どんなジャンルでも美味しく飲めますね。買おうかどうしようかといい始めてはや数年年、という感じですが、いよいよ今冬のボーナスでで1脚買ってみようかと。今日は、昨日の続きの小布施ワイナリーのシャルドネを飲みます。
2007年10月05日
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今回は、他のブロガーの方のエントリーを2件引用させていただきます。その1。盆さん、毎度すみません。「天国からのメッセージ」。素敵ですね。(笑)まず、幸いなことに、私は88歳まで生きるようです。そして2011年に映画がきっかけであるイベントの幹事を引き受けることが人生の分岐点になるようです。これって結構リアル。(^^;ちなみに、カミサンは2008年にロシアに旅行することが人生の転機になるようですが、カミサンが来年ロシアに旅行することは多分絶対ないと思います。(笑)その2。BAR10さんのエントリーを読んで、子供の頃、「切手」収集がブームになったことを思い出しました。私もご多分にもれず、切手を集めていたのですが、郵便料金が安かった昔の切手は額面が5円とか10円とかなわけです。でもって、中には「月と雁」や「見返り美人」のようにウン万円になるものもありましたが(ワインでいえばアンリ・ジャイエのようなものでしょうか)、多くのものは、大して値上がりもせず、せいぜい一枚50円になったとか100円になったとか言って喜んでいたわけです。今から思えば、可愛い世界です。ところがその後、郵便料金がガンガンと値上がりして、そもそも発行される切手の額面が50円とか100円とかになっていきました。そうなると、新しく発行された切手の方が、大昔に買って大事に持っていた切手より時価が高いという逆転現象がおきるようになってきます。そのあたりから、なんだか馬鹿馬鹿しくなってきたのと、シートで買うと結構な金額になってしまうため、こづかいが続かなくなって、いつしか切手集めをやめてしまいました。05VTのブルやボルドーが市場で出回っている90年などより高いという現状を見るにつけ、そんな思い出が頭をよぎる私です。ちなみに、私が集めていた切手たちは、そもそも子供のやることですから、どれも保存状態が悪く、転売できるような代物ではありませんでした。なんだかこれもワインと似ているような、似ていないような‥。
2007年10月01日
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ざっと工場見学を終えたあと、クルマで道なき道を走って、河川敷にあるメルロの畑に。自家農園に毛の生えた程度の広さの畑でしたが、聞いてみると、 現在売られているメルロは、すべて塩尻の契約農家から購入したもので、この畑で作り始めたのは前年から(2005年)だそうです。2005年のブドウは商品化されたのかと聞いたところ、「実は‥枯れちゃったんです。」とのお返事。いろいろ試行錯誤されているようですね。 ここで実っているブドウが無事商品化されても、市場に出るのはせいぜい半樽ぐらいだろうと聞きました。06勝沼メルロ、売り出したらぜひ買ってみたいと思います。 眺望のよいテイスティングルームに戻って、試飲の時間です。試飲は大変興味深かったですね。食材とのマリアージュということで、まずは、甲州にあわせて、レモン醤油をかけたホタテを。柑橘系の果実とキレのある酸がバッチリと合います。次にベリーAにあわせて、なんと「黒豆」が出されました。これが意外によく合う。通常考えもしない組み合わせですが、ベリーA特有のキャンディ的な後味が、黒豆の和系の甘みによく相乗していました。ちなみにこの黒豆、もちろんフジッコのものでした。 メルロには、鶏の照り焼き。やわらかな果実味と酸が、照り焼きのテイストとよく馴染みます。仏産やイタリアのメルロなどですと、味わいが強すぎてこうはいかないかもしれませんね。このあと、無濾過、微炭酸の意欲作「クラノオト」なども飲ませていただきました。フジッコワイナリーといいますと、雨宮さんという著名な醸造家がいらっしゃるようですが、この日は収穫でご多忙のようで、別のご担当の方でした。でも、とてもよく説明していただき、不満はまったくありませんでした。このあと、ルバイヤートと中央葡萄酒に行ったのですが、それはまたの機会に。*テイスティングしたワインたち■フジクレール 甲州 シュールリー2005■フジクレール マスカット・ベリーA■フジクレールセレクション・メルロー2004■フジクレール クラノオト 甲州■フジッコ おまめさん 北海道産黒豆 (^^;
2007年09月17日
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最近「フジッコワイナリー」がブロガーの間で評判のようですね。今さらですが、昨年ワイナリー訪問したときの画像をアップします。ちょうど昨年の今ごろ、山梨への出張の帰りにワイナリー訪問をしてこようと、盆略ワインクラブの盆さんに相談したところ、「今勢いのあるワイナリー」として名前が挙がったのがここフジッコワイナリーでした。当時の私は国産ワインのことはほとんど知らなかったので、フジッコと聞いても「へぇ~、佃煮の会社がワインも作ってるんだ~。」という程度の認識しかありませんでしたが、ワイナリーのサイトを見てみると、事前に予約すれば結構詳細にガイドをしてくれるとのことなので、「ワイン蔵セミナー」というコースを申し込んでみました。当日は、結局盆さんのクルマで送っていただきました。私はここの地理はよくわからないのですが、他のワイナリーと比べると、辺鄙なところにあるようです。ワイナリーは、ナタデココの工場と併設されているとのこと。こちらも試食できるとかできないとか‥。なお、この回の参加者は、盆さんと私の二人だけでした。発酵タンクの中では、何かの品種が(失念)ちょうど発酵中ということで、見せていただくことに。タンクの上から覗き込んだら、CO2がガツンと来ました。不用意にこれをやると死ぬこともあるそうです。(^^;ボトリング関連のマシーンでしょうか。さすが大手企業だけあって、設備は充実しています。ガラスごしに見学することができます。このあと、畑を見に行って、試飲というスケジュールでしたが、写真が多いので次のエントリーで。
2007年09月17日
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ワインを開けるタイミングと書くと、「飲み頃はいつか?」に目が行きがちですが、私が普段悩むのは、どの曜日に開けるか、ということです。ふだんの私の酒量は、ボトル半分からいいところ2/3ぐらいまで。世間的に言えば普通、ワイン愛好家の中ではむしろ少ないほうだと思います。さらに平日の夜は、子供を風呂に入れなければならなかったりするので、一度に飲めるのは、ボトル1/2~1/3がせいぜいです。カミサンはまったくといってよいほどワインを飲まない(私がワインを開けているときも、隣で缶ビールを飲んでいる)ので、一度ワインを開けると、2日(から3日)に分けて飲むことになります。ところがこれが意外に難しいのです。まず、平日は週に2回ペースで会社の接待や飲み会が入っています。土日はといえば、どちらかの実家に行って晩飯をごちそうになったりとか、クルマででかけて遅くなったので、外食で済ませてしまう、ということがよくあります。その結果、初日に開けて半分残したボトルを翌日飲めず、下手をすると翌々日も帰りが遅く、結局飲む機会を逸してしまった、ということが往々にしてあるのです。最近は家で飲むワインの単価を意識して下げているとはいえ、それでも一本2000~3000円ぐらいのものが多くなります。これを二日で飲むのなら、一日あたり1000円~1500円、三日に分ければ700円~1000円と、ビールと比べてもさほど遜色のない価格になりますが、残り半分無駄になってしまうとなると、コストパフォーマンスは猛烈に悪化します。ハーフならどうか、という話もありますが、ハーフは選択の幅が狭まるのと、コンディション面でリスクが高くなることから、最近はめっきり買わなくなりました。具体的にケーススタディしてみましょう。(^^;たとえば、水、金と飲み会が入っていて、日曜日におばあちゃんの家に遊びに行くとします。そうすると、月~火で1本。水曜飲み会。木曜は休肝日、翌金曜日は飲み会。土曜日にアルコールを何も飲まないのは寂しいので、三日後の月曜日にも飲めそうな若いボトルを開けるか、あるいは奢って年代モノのいいボトルを昼から飲んで一日で出来る限り飲んでしまうか‥。水、木と帰りが遅く、土曜日お出かけ、なんていうパターンも悩ましいです。月~火でデイリーを1本。水、木は外で飲みますから、金曜日は休肝日、土曜日お出かけで、日曜日にそこそこいいワインを開ける、というのが好ましいパターンですが、平日の終わりの金曜日の晩にはやっぱりワインを飲みたいですよねぇ。そうすると、金曜日に若いボトルを開けて、日曜日は三日目のボトルで我慢する。しかし、せっかくの日曜に、残り少なくなって、香りも飛んでしまった3日目のワインで過ごすというのも、これまた寂しい‥。結局、日曜日は別のワインを開けてしまい、金曜日のワインは無駄になる、ということが多いですね。とまあ、こんなくだらないことに毎日悩んでいられる私って、存外幸せ者なのかもしれません。本当はもっと休肝日をつくらなければならないんでしょうけどね‥。
2007年09月05日
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子供にやらせたい、将来性のある仕事として、「花屋もしくは園芸ショップ」はどうかな、と思っています。というのも、地球温暖化の進む中、CO2対策として、一軒屋なら植栽、マンションやアパートならプランター園芸を義務付ける、なんて法案がマジで出来そうな気がしませんか?「風が吹けば桶屋がもうかる」みたいな話ですが、結構真剣です。(^^;サン・コムのコート・デュ・ローヌ。昨晩銀座アスターに出かけいたため、一日開いて3日目となってしまいましたが、まあそこそこ飲める状態をキープしてくれています。香りはさすがに萎んでしまいましたが、味わいは各要素が溶け込んでなかなか良好です。この分だと2日目あたりはかなりいい線いってたのかもしれません。さて、この週末は土日休むことができたので、暇な時間に、本館S's Wineのメンテをしていました。このところ、ブログの更新が優先で、どうしても本館への掲載が後手に回ってしまうのですが、この日もまず2週間分ほどたまった「こんなワイン飲んだ」のワインたちをメンテ。本館の掲載で一番面倒なのは、それ用にラベルの写真をリサイズしなければならないことなんです。楽天ブログのように、アフィエートでショップの写真拝借してくることになれてしまうと、この作業がやたら面倒に感じてしまいます。次に、地域別の「飲んだワインリスト」のメンテ。最後に更新したのが4月30日でしたから、4ヶ月たまった計算になります。この作業は、リストを更新してリンクを張るというひたすら単純作業なので、数か月分まとめてやった方が効率がいいといえばいいのです。次に、依頼のあった相互リンクの掲載。これも(以前ほどではなくなりましたが)時折依頼があるので、週末気づいたときにまとめて行うようにしています。さらに時間があれば、ブログに書いたワイン関連の駄文をリライトして本館のコラムにアップしたりとか、先だって受験したシニアの情報や受験記をワインエキスパートのコーナーに載せたりとか、やりたいことはあるんですが、これはまた次回(以降)ということにしました。(^^;時流にあわせたわけでもないのですが、最近はすっかりブログの方が表玄関になって、本館はアーカイブ的な色彩が強くなっています。それでも長年続けてきたサイトなので、これからもブログと並行して細々と更新を続けていこうと思います。
2007年09月02日
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社内外のおつきあいで、ゴルフを始めたほうがなにかと都合がよくなってきているという話は、昨年本館のコラム(http://www.asahi-net.or.jp/~mh4k-sri/column/)にアップしましたが、その後情勢は変っていないどころか、ゴルフを始めろという有言無言のプレッシャーは日増しに強くなっています。とくにいたたまれないのは、仕事でゴルフコンペの企画とか、ゴルフトーナメントの立会いなんていう業務が自分に回ってくることです。先だっての広島出張も実はゴルフの立会いが主目的だったのですが、来月もまたゴルフ関係で宮城に出張しなければなりません。ゴルフをやらない私が、年に何度もプロのゴルフトーナメントの立会いに行くって、ほとんど笑い話の世界ですが、そんな状況に追い込まれてもなお、どうにもゴルフを始めようという気にならない理由が二つあります。ひとつは、時間的な制約。練習するにせよ、コースに出るにせよ、休日がつぶれてしまう。現在幼稚園の子供たちと休日遊んでやれるのなんて、せいぜいあと4~5年でしょうから、子供たちと一緒に過ごす貴重な時間をこれ以上スポイルされたくないんですよねえ。家の近所にゴルフの練習場がないというのも腰が重くなる要因です。どうせ出遅れているのですから、ゴルフを始めるのは、子供たちが遊んでくれなくなって、時間にゆとりができてからでいいのではないか。これが第一の理由。二つ目の理由は、ずばり「お金がない!」。ワインの購入自体も以前に比べれば相当控えめにしてるのですが、それでも汲々とした生活は相変わらずです。これは、景気がよかった時代に放漫化した我が家の生活費がいまだに緊縮財政に移行できていないという自業自得的な側面もあるのですが、私の手元に残るこづかいの額を考えると、最後は「ワインをとるか?それともゴルフをとるか?」という二者択一を迫られる厳しい現実に直面します。しかし、「shuzはなんでゴルフやらないの~?」と問われて「いや、ワインに金がかかるんで‥」と答えても、おそらくこのブログの読者のような方々にしかそれを実感としてわかってもらえないだろという、これまた厳しい現実もあり‥。時間的な問題はいずれ解決するでしょうけれども、年功序列賃金の崩れた今、金銭面の問題は、この先もずっとついて回ることになりそうです。
2007年08月30日
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今さらという感がありますが、保冷剤は夏場のワインの移動や運搬には、ホントになくてはならないものですね。実は、この保冷剤、他にも使い道がありまして、私は夏場、毎日のように、保冷剤をハンドタオルにくるんで、出社しています。朝、数キロの距離とはいえ、子供たちを自転車で幼稚園に送っていくと、電車に乗る頃には汗まみれになってしまいます。それで、駅のホームで保冷剤を首筋のあたりにあてて、「急速冷却」するのです。そうすると職場に着くころには、保冷剤の中身はすっかり溶けてしまってますので、冷蔵庫の製氷室に入れておきます。そして帰宅時に、再度カチカチになった保冷剤をタオルでくるんで、地下鉄2駅分ウオーキングをするのです。はたから見ると少しばかり奇異に映るかもしれませんが、効果はバツグンです。なにせ小さな氷枕を持ち歩いているようなものですから。ただ、この保冷剤、ぞんざいな扱いをすると、袋がやぶれてドロドロした中身が出てきてしまうことがあります。私は一度、かばんの中で保冷剤の袋が破れてヒドい目にあいましたので、それだけは注意が必要ですね。(笑)↑生菓子や生ものを買えばついてくるので、あえて買うものでもありませんが‥。
2007年08月29日
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とっておきのワインを開けるときや、ちょっとしたワイン会をやろうという時、手持ちのワインをレストランに持ち込むという方法があります。いわゆるBYOというヤツです。私は、主に接待費の総額を安くあげたいという理由で(笑)、利用しているんですが、以前よく持ち込ませてもらっていたCWGとか、オーグードゥジュールとか、小田島とか、ひねもとか、いずれも持ち込みの条件が以前より厳しくなっているようで、なんだか考えさせられるものがあります。初めて訪れるレストランでも、お店に持ち込みOKかと聞くと、(条件はさまざまながら)OKという店は案外多いのですけど、持ち込みという行為自体は、飲み物が重要な収益源となっているレストランにおいて、その収入がなくなる上に、抜栓やグラス使用などのサービスが余計にかかるわけで、心から歓迎という店はあまりないのでしょう。私も以前は、平気で一見の店にもワインを持ち込んでましたが、最近はそういうこともあって躊躇しがちです。抜栓料3000円位とる店だったら、こちらもまあそれほど引け目は感じずにすみますが、格安あるいは無料で持ち込める店とか、「店主に一杯飲ませること」が条件の店とかは、お得だと思う前に、なんだか恐縮してしまうんですよねぇ。まあ、持ち込む側の礼儀として、繁忙期は避けるとか、持ち込みとは別に1本お店で注文するとか、グラス一杯ほど店の人に味見がてら提供するとか、馴染みでないお店に持ち込む場合は気を使って使いすぎることはないと思います。それに、初めて訪れる店の場合、せっかく良いワインを持ち込んでもその店のグラスが思いのほかプアで、本来の香りを楽しめなかったりとか、ワインを落ち着かせるために何日か前に持ち込ませてくれとまでは言い出しにくいとか、そういうリスクもありますしね。まあ、通いつめて店主と親しくなって、持ち込ませてもらう、というパターンが一番無難なんでしょうけど、下に挙げたお店のように、マニアの間でそこそこ知られていて、サイトに持ち込み歓迎の表記があるところは気が楽ですね。こういうお店のレパートリーを増やしたいものです。ビストロ・ジュイエーhttp://bistro7.com/wine.htmlVilla Duehttp://www.villa-due.com/wainkai01.htmlアテスエhttp://r.gnavi.co.jp/g281300/menu1.htmイル・ビアンコhttp://www.ilbianco.jp/ristorante/index.html
2007年08月20日
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シャルムシャンベルタン89(デュジャック)シャルムシャンベルタン90( 〃 )ミュジニー96(ドルーアン・ラローズ)ムルソー・シャルム97(コント・ラフォン)ムルソー・ナルヴォー97(ドーヴネ)ムルソー・グーテドール97( 〃 )コルトンシャルルマーニュ98(フェブレイ)ペンフォールズ・グランジ87、89コートロティ・ラランドンヌ87(ギガル)コートロティ・トゥルク92(ギガル)CNP89(ボーカステル)Ch.オーゾンヌ89リシュブール94(DRC)ワイン会のラインアップではありません。(^^;昨年私がヤフオクで放出したボトルたちです。あの当時は、ワインに対するモチベーションが最低レベルまで落ち込んでいて、このような銘柄を家で開けることは考えられないし、かといって、幼児二人を抱えた身空で、持ち寄りワイン会にそうそう参加できるものでもない。だったら売ってしまえ、ということでヤフオクに出しました。売り上げは下の子のビンテージの03ボルドーの追加購入にあてる予定だったんですが、カミサンが年末にかけて家族カードで切りまくってくれた生活費の支払いが思いのほか高額になり、結局それで消えてしまいました。(痛恨)今思い返すともったいなかった気もしますが、89、90のデュジャックとか、97~98のブル白とか、これ以上あまり長く置いておいても厳しそうだったので、ほしいと思ってくれる方に譲って正解だったのかもしれません。子供たちもだいぶ手がかからなくなってきたし、下の子も小学生になる2~3年後ぐらいになれば、またワイン会などにも参加できるかなと思います。そのころには、手持ちの99年の銘柄もだいぶ飲み頃になってきているでしょうからね。
2007年08月19日
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週末ずっと出歩いていたので(ブログには書きませんでしたが、空き時間にはマンガ喫茶にも入り浸ってました(笑))、さすがに昨日は、家に帰って洗濯してました。そういえば、独り身のときはこういう日課もあったんだなあ、とそれはそれで懐かしかったりして‥。ワインアイテムの中で、ひとつ書き忘れたものがあります。厳密にはワインアイテムではないのですが、私はもっぱらワインを飲む前に服用してます。【アミノバイタル】飲み会の前に、コレを飲んでから参加すると、そこそこ深酒しても翌日あまり残らないように思います。飲む前、に服用するのが肝要です。最初のうちは、納豆を粉末にしたような香味が苦手でしたが、今はもう慣れました。それでも飲みすぎたときは、ありきたりですが、大田胃酸にお世話になっています。周囲の人たちはよくウコンを飲んでますが、効き目はどうなんでしょう?>愛用者のみなさま
2007年08月14日
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いったい何年ぶりになるんでしょうか。本当に超・久しぶりにRWG誌のテイスティングに参加してきました。しばらくの間テイスティングから遠ざかっていたのは、別に編集部と袂をわかっていたわけではなく(実際、その間もコラムと番外編テイスティングはずっと書き続けてました)、下の子が生まれ、幼児二人を抱えてテンパっていたところに、仕事が新しい職場になったりして、物理的にどうにもならなかったことが原因でした。実際、ここ2年ぐらいは、以前あれだけ参加していたワイン会にほとんど参加しなかったことからも、プライベートのテンパり具合がわかっていただけようかと思います。最近になってそれが緩和されてきたのは、ひとつには下の子が幼稚園に入園して、年長組の上の子と二人で遊んでくれたりして、だいぶ手がかからなくなってきたこと、もうひとつは新しい職場に移って3年目となり、私自身がだいぶ自分のペースで仕事ができるようになったことが大きいですね。それに加えて、今回久しぶりに参加しようという気持ちになったのは、ここ数年なかったほど、テイスティングに対するモチベーションが高まっているということがあります。すなわち、今春シニアエキスパートの資格を取得した際に、テイスティング能力の錆つきを痛感したことが大きな原動力になっている感じです。今となっては、私ごときが参加しても迷惑をかけるだけなんですけれども、突然の申し出にも関わらず、編集長以下、暖かく迎えてくれたのはありがたかったです。吉祥寺の町は、しばらく行かない間に結構変わってましたが、編集部のテイスティングは昔どおり変わっていないことにホッとしました。今日のテイスティングは、ショーヴネ・ショパンとフランソワ・ラマルシュ。一見、羨ましがられそうなラインアップですが、短時間に数多くのテイスティングし、レビューを記入するのは案の定シンドかったですし、正直ついていくのがやっとでした。まあでも、疲れたけれども充実した土曜日の午後でした。
2007年08月11日
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まだ続くのか、って感じですが、今回は私が日ごろ愛用している(していないものもあります)小物類をご紹介します。■シャンパンストッパーこの季節にはマストものです。泡物には後で出てくるバキュヴァンの類は使えませんが、きちんと栓さえしておけば、翌日ぐらいはたいてい楽勝で保ちます。え?オレは一晩で1本飲みきるから必要ないって?ごもっとも‥。■グラスを拭くクロスこれも個人的にはマストものだと思ってます。そこいらの布巾だと糸くずがつきますし、専用のグラス拭きを使うと仕上がりげも全然違うように思います。布自体は結構汚れるので、マメに洗ったほうがいいでしょう。■運搬用のバッグワインを運搬したり、持ち寄りワイン会などに参加される方には必須のアイテム。楽天ではなかなかヒットしませんが、ワインショップに行けばたいてい置いてあります。スポンジが入っていて、中には保冷剤を入れるスペースがついていたりします。保冷と衝撃からの保護という両面で役に立ちます。■バキュヴァンご存知飲みのこしたワインの保存用のツールです。効果のほどについては、まあ諸説ありますが、気休めにはなります。ちなみにオリジナルの「バキュバン」は栓自体がゴムの素材でいわゆる弁のようになっているのですが、栓の部分がよりしっかりした構造の類似品もあります。■プライベート・プリザーブ窒素を充填することによる保存効果は、今はなき「デックファイブ」のシステムなどで実感しておりますが、これはそこまで本格的なものではなくて、液面に窒素の皮膜を作って空気と遮断するというものです。90回ぐらい使えるそうですが、我が家のように毎日飲んで必ず半分残し、しかも「今日はおしまい」、と思ってスプレーしたあとで、「やっぱりもう一杯」なんて飲み方をしていると、結構すぐなくなります(苦笑)。デックファイブの例に倣うと、ものすごく高価なボトルを翌日に残す場合、ボトル1本にコレ1本ぐらい使って窒素を満たしてやれば、劇的な効果があるんでは?と思ったりもしますが、誰か実験してみてください。(笑)■ワインクーラー今の季節にワインを飲もうと思うと、ボトルをテーブルの上に置きっぱなしでは温度が上がりすぎてしまうし、冷蔵庫に入れておくと、下がりすぎてしまう。そんなときにはワインクーラーが重宝します。ただ、我が家ではめっきり使わなくなりました。理由は「なにかと床が濡れるから。」■パニエ年代物のワインを澱を舞わせずに注ぐときに使います。私はデキャンタ嫌いなので、必然的にこちらのお世話になることが多いですね。もっとも最近は家で年代物のワインなんて飲まないので、すっかり埃をかぶっていますが。↑こんな高級なものでなくてもよいと思いますが。(^^;■デキャンタ私はデキャンティングはあまり好きではありません。デキャンティングしてる間にワインの温度が上がってしまうのと、デキャンタを洗うのが面倒くさい、というのが大きな理由です。(^^;まあでも、若いスーパータスカンなんかを開けるときにはデキャンタを使う(というか使わざるをえない)ケースは結構あります。あとは、開けたけれども香りが全然閉じているというワインについては、ダメもとなので、デキャンタージュしてみるようにはしています。いただきものの「ウルトラデキャンタ」もあるのですが、繊細なワインにこれを使うと、せっかくの香味が台無しになってしまうので、注意しましょう。(^^;↑こんな感じのものがシンプルでいいのでは、と思います。↑ウルトラデキャンタ、というのはこういう形状のヤツですね。■ネ・デュ・ヴァン今や収納棚の奥で埃をかぶっている香りのサンプル集です。認定試験をうけるときに香りの勉強をしようと思って買ったのですが、結論から言うと、資格を目指す方にとってもあんまりというかほとんど意味はないような‥。ジャムを買い集めたり、スパイスを漢方屋さんなどで個別に買ったほうがずっと安上がりです。それにこのネ・デュ・ヴァン、もともとボトルのどれかの栓がきちんとしまっていなかったらしく、化粧箱に香りが染みついていて、箱を出しただけでハーブのような香りが部屋中にたちこもるのは困りものです。最近は、類似品でもっと値段の安いものもあるみたいですね。↑高っ!↑こちらならまだ手が出るプライスかな。
2007年08月11日
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このブログのタイトル部分があまりにみすぼらしかったので、ロゴを入れてグラデーションにしてみました。…が、なんだかグラデの片端がロゴと重なってしまってますね。私がフォトショップをよく使っていたのは、もう10年近く前(Ver2.0とか3.0のころ)なので、使い勝手が変わってしまってよくわからないんですよねぇ。たぶん便利になっているのでしょうけど、なにせマニュアル読まない人ですから。アルファチャンネルって、もうなくなってしまったんでしょうか??>ichiro先生(^^;#ちなみに、なんだかよくわからない写真は、Ch.オーゾンヌの畑です、一応。最近ブログに力を入れている一方で、本館のほうがすっかりおろそかになってしまってました。飲んだワインについても、先日やっと7月分をアップしたところで、まだ情報がこちらに追いついていません。おそらく今後は、更新をまずこちらで行い、本館はアーカイブ&データベース的な使い方がメイン、という住み分けになるのでしょう。といって、本館をやめることはありませんので、ひきつづきよろしくお願いします。それにしても、楽天ブログ、これでちょうど100エントリー目ですが、大変気に入ってます。メールでもエントリーできる便利さ、携帯からのアクセスのしやすさ、それになんといっても、ユーザー層の厚さとためになるワイン関連ブログの多さが魅力ですね。あとは、画像の容量がもう少し増ええくれれば言うことないのですが‥。現状では野放図に写真をアップすると、あっというまに満杯になってしまいそうです。なので、どうしてもラベルの写真も楽天ショップのものを拝借ということになります。実はここに本館とのアンマッチが生じて、面倒くさいのですが、こちらでは結局その画像リンクがアフィリエートとして機能するわけですから、子憎たらしいぐらいうまくできてますよね、この仕組み。
2007年08月08日
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阿呆です、私。実家で飲んだディゴワーヌ、せっかく残りを小瓶に詰めたのに、持って帰ってくるのを忘れてしまいました。でも、もっとアホなのは、子供たち。オバアチャンの家で公文(子供の塾ですね)の宿題をするといって、宿題のドリルを持っていき、全部やり終えたと褒められたまではよかったのですが、肝心の宿題のドリルを実家に忘れてくるという大チョンボ。この親にしてこの子ありです。さて、定期巡回ルートのひとつ「盆略ワイン倶楽部 ブログ篇」に国産ワインコンクールの結果発表が載っています。http://blog.goo.ne.jp/django_5/e/304185a3bb264d733d09263916a50837最近はWA誌の点数よりこちらの入賞銘柄の方が気になる私です。一番気になる辛口甲州からみていくと、今年は金賞が3銘柄。サッポロのプティグランポレールは、贔屓の銘柄のひとつなので、順当という印象を受けましたが、「志太シュールリー」とダイヤモンド酒造さんの「シャンテ樽発酵」はノーチェックでした。早速買って試してみなければ‥。【プティ・グランポレール 山梨甲州樽発酵 2005】銀賞には、蒼龍さんからPremium甲州、シトラスセント、SORYU甲州、樽熟成の4銘柄が入選しているのが目を引きます。中央葡萄酒からもグレイスが2銘柄入選していますね。【[2006] シトラス・セント】【グレイス甲州[2006]】麻屋葡萄酒、本坊酒造、シャトレーゼ、旭洋酒なども銀賞獲得しています。この辺の銘柄も今度トライしてみます。私の好きなフジッコとか、ハラモ、ルバイヤートは銅賞に何銘柄か入選していますね。赤の欧州系品種では、私も飲んで好印象を受けた山梨ワインの「七俵地畑収穫カベルネ」が金賞を獲得。金賞は他にシャトーメルシャンから2銘柄(桔梗ヶ原メルロと長野メルロ)入りましたが、ここのトップは、林農園の「桔梗ヶ原メルロ東畑」。2007年12月発売だそうです。【カベルネ・ソーヴィニョン七俵地畑収穫2005】私もVT違いを一度飲みましたが、なかなかでした。【シャトーメルシャン 長野メルロー2004】3150円と価格も桔梗ヶ原に比べてお得感がありますね。気が向いたら他のジャンルも書き加えますが、とりあえず今はこの辺で。
2007年08月08日
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チーズを「アイテム」呼ばわりするのも妙ですが、ワインとチーズってよくあいますよね。苦いコーヒーがミルクでまろやかになるのと同様に、ワインの渋みがチーズの乳成分によってうまい具合にマイルドになるということなんでしょう。といっても私はそれほどチーズに凝っているわけではないので、いつもツマミにしているのはわりとメジャーのものばかりです。~ピエ・ダングロワ前掲ですね。ウオッシタイプですが、真水で洗っているので、臭いもキツくなく、バタリーな味わいです。(臭いのキツイチーズは、カミサンから却下される我が家です。)赤ワインやコクのある白ワインの幅広く合わせられます。~タレッジオイタリアのウオッシュですが、こちらもわりとマイルド。ナッティな独特のフレーバーがあります。~エメンタールハードチーズはもっぱらコレですね。たっぷりの旨み成分が、コクのある赤ワインによく合います。~パルミジャーノ・レッジャノすりおろしてパスタやサラダにかけることが多いチーズですが、私は結構ポリポリとかじっています。コクのある赤ワインのいいツマミになりますよ。プロセスチーズの中では‥~ベルキューブチーズプレーンも白ワインなどによく合いますが、トマト風味とオニオン風味もイケてます。↑これはプレーンですが‥。~伍魚福 カマンベールチーズ生包みこの「伍魚福」という会社の商品企画の担当者は、ホント酒飲みノツボを抑えていると思います。ここのツマミはどれもそれなりに美味しい。カマンベールチーズをタラのシートに包んだコレも、ワインのツマミとして、オススメです。~中沢のゴルゴンゾーラ風味のソフトスプレッド楽天にはないようですが、↓のナビスコ・プレミアムクラッカーに塗って食べると美味しいですよ。~ライ麦クラッカー「カブリ」クリスピーガーリック定番ですね。~ナビスコ・プレミアムクラッカーこれも定番ですね。ナチュラルチーズは、保存状態によって結構味が変わってくるので、きちんとしたところで買えるなら買ったほうがいいでしょうね。スーパーやコンビニで売っているブリーのカットとかって、白カビが欠落して禿山みたいななった酷いのも見受けられますから‥。
2007年08月01日
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う~む、なんだかテンションの上がらない一日でした。昨晩、暇に任せて、yahooやソネット系のブログをいろいろと徘徊しましたが、あちらもそれぞれワイン系のブログが充実していますね。ブログが普及する前のネットでのワインの世界って本当に狭くて、知り合いの知り合いはたいてい知っている人だったりしたものですが、今は逆に、ワインの世界って広いなあと実感します。さて、今回のワインアイテムは、オープナー編です。‥といってもそんなに種類をもっているわけではないのですけどね。人から、「ワインを開ける時は何を使えばいいんですか?」と聞かれた時には、「ふつうのスクリューブルのオープナーでいいんじゃない。」 と答える私ですが、自身はシャトー・ラギオールのソムリエナイフのファンだったりします。シャトー・ラギオール、かっこいいですよね~。収集欲をそそります。かつて我が家の定番だったのは、「スタミナウッドモデル」の赤色のもの。ニューヨークに出張に行ったときに「シェリーレーマン」で購入しました。値段は、円換算で1万円ちょっとだったと思います。少し細身で、光沢のある赤茶の色調がなんともいえず上品。女性が使うのにもいいでしょうね。(ちなみに「スタミナウッド」って、どういう木なんでしょう?)これを買ってしばらくは、栓を開けるのが待ち遠しくて仕方がないくらい気に入ってたんですが、テコになる金属の部分がなぜか最初から少し曲がってついていて、そのせいもあったのか、使っているうちにこの部分がやわになってきました。そんなところにたまたま、やまやのセールでシャトー・ラギオール・エボニーウッドモデルが安く出ていたので、買い足すことにしました。見た目は、スタミナウッドに比べてかなり地味ですが、こちらは使い込むほどに手になじむといわれている黒檀の木を使用しています。ちなみに黒檀の木って、水に沈むらしいですよ。グリップの太さもちょうどよいし、作りの精度もよく、今はこれが我が家の定番アイテムになっています。シャトー・ラギオールで不満な点を挙げるとすれば、わりとすぐにフォイルカッター(鉛のキャップを切るための部分)がなまってくることでしょうか。ウチのソムリエナイフも研ぎたいんですが、ラギオールのフォイルカッターはギザギザがついて簡単に研げそうもないですね~。 こちらは、すでに何度かこのブログにも登場済みの「ラギオール・アン・オブラック」の、マンモスアイボリーモデル。シニアの試験の合格祝いに購入したものです。全体に作りは無骨で、シャトー・ラギオールのような精妙さは期待できませんが、重量感があって、それなりに使いやすいです。ただ、スクリューを挿すときに、なぜか、キュルキュルと大きな音がするのには参ります。なんでですかねぇ?スクリューの太さのせい?それともシャトー・ラギオールみたいに溝を深く掘っていないからでしょうか?ちなみにこのブランドって、歴史のあるメーカーなのかと思ったら、設立は1994年だとか。まだ新進気鋭という部類なんですね。あとは、いただきもののヘンケルのソムリエナイフを会社の引き出しの中に置きっぱなしにしています。会社でもワイン好きで通っているせいか、ボジョレーの解禁日をはじめ、年に何度かコルクを開けてくれ、という依頼が来るもので‥。(笑)薄くて実用性はコレが一番かも。もうひとつ、我が家にある最強のオープナーが、この「スクリュープル レバーモデル」。これはまさに最強です。コルクが硬くて、ラギオールだと折れないか心配なときは、このオープナーを使います。ソムリエナイフのように片側に負荷が集中することもないので、年代ものの抜きにくいコルクを空けるときにも世話になることがあります。欠点は、そうですね。あまりに無骨なことと(笑)、フォイルカッターを別に用意しなければならないことでしょう。シャトー・ラギオールやライヨールのソムリエナイフなどは、種類も多く、何本あっても迷惑にはならないと思うので、ワイン好きの方へのプレゼントなどにいいでしょうね。
2007年07月23日
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しかし、その後、いろいろな方のブログなどを拝見すると、「結構美味しく飲めた」「すばらしかった」といった評価も多く、また、当初「パカレ下り始め」説を唱えていた方々もその後、真っ当なボトルにあたったりしたようで、結局のところ、キュベ差、ボトル差の類で、私が引いたのがたまたまハズレばかりだったのかな、と思うようになりました。RWGの最新号でも、このことに言及されていて(18号74ページ)、いわく、「01のジュブシャンと02のポマールを編集部で検証したが全く問題なかった。」「懇意にしいてる最近パカレを飲んだショップ数店舗にも話を伺ったが皆一様に全く問題ないとのこと。」→徳丸編集長はもとより、編集部の女性陣のテイスティング力は、お世辞でなく私よりはるかに上ですので、彼らがそういうなら、まず間違いないでしょう。ということは、市場には明らかに健常な01,02のボトルが存在していて、(おそらく)そちらのほうが多数派だということなのでしょう。「この話題の真相と原因は不明。」→すみません、原因は私だけじゃありませんが、結果的に私も片棒を担いだ形になったようです。(^^;;もうひとつ、RWG誌に申し訳ないことをしたのは、その前の号の「テイスティングレビュー・番外編」の私の担当分で、上記の01ポマールの感想を投稿したことです。まあ、このコーナーは、いわば「読者投稿欄」のようなコーナーですので、レビューの内容ひとつひとつに編集部は関知していないわけですが、この記事のことが某匿名掲示板でも指摘されてたりして、今にして思うと、火に油を注いでしまった形になったかもしれません。ただ、言い訳がましくなりますが、上記のHPのレビューのように、実際にヘタッているボトルが存在していたこともまた事実なんですよ~。原因を考察するに‥1.パカレの01、02年はそういう(熟成しない)作りだった。→これは、世の中に健常なボトルが存在していることから、どうやら否定されそうですね。2.キュベ差、ロット差→これは、大いにありえますね。私のボトルは01、02年ともそれぞれ数本ずつ一緒に同じ店から購入したので、1本ダメなら他のボトルも一蓮托生という可能性は大です。いや、待てよ、でもAOCが全然違いますよねぇ。それに01年と02年を買った時期も違うし‥。3.コンディションの問題→私が購入したのは、すべてINAからの正規輸入品で、湘南ワインセラーからのものです。私の友人でもある花里さんのお店の商品管理には定評がありますし、インポーターも正規ですし、ぬかりはないような気がします。購入直後に飲んだボトルは正常でしたし‥。残された可能性は、寺田倉庫?いや、それはないでしょう。ないと信じたい。(←考えるだけで恐ろしい‥)ただ、この手のワインはことさら温度変化には敏感であることから、流通のどこかの段階で、ほんのすこしばかり余剰な熱を浴びて、それが後々の熟成に影響したという可能性は捨て切れません。#たとえば、私が寺田倉庫に持っていく時とか?‥その程度で??、という気もしますが‥。そういう意味で、最近蔵出しで出てきた01、02あたりのボトルがもし市場にあるようでしたら、ぜひ飲んでみたいですね~。これらのボトルが全く問題ないようなら、やはり当時出回っていたボトルの扱いに問題があった(お店やインポーターだけにとどまらず、私自身の管理も含めて)のではないかという説が真実味を帯びてきます。いずれにしても、02年あたりを再度チャレンジしてみたいのですが、いかんせん、市場に残っているボトルは尋常ではない値段がついているので二の足を踏んでしまいます。とはいえ、どこかで一度リベンジしたいし、熟成して美味しくなったパカレを飲んでみたいです。↑ペルナンで7K超ですか‥。悩む‥。↑ポマールもありましたが、8K。5000円ぐらいで、というのは無理なハナシみたいですね‥。
2007年07月21日
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先日Charさんが参加されたワイン会で飲まれた02のパカレが美味しかった、という記事を読んで、パカレをもう一度試してみたいという気持ちが強くなってきました。私が過去に自宅で飲んだパカレは以下の5本です。(ボジョレー除く)03年10月 ペルナン・ベルジュレス2001http://www.asahi-net.or.jp/~mh4k-sri/0310/0310.htm#3わりとリリース直後。このときはまだよくわからないという印象でした。05年10月 ポマール2002http://www.asahi-net.or.jp/~mh4k-sri/0510/0510.htm#12このボトルは、美味しく飲めましたが、若いいくせに、非常にこなれた印象だったのが少し意外でした。ただ、翌日にヘタッてしまったりと、熟成の可能性に「?」を感じはじめたのもこのときです。06年11月 ジュブレイシャンベルタン2002http://www.asahi-net.or.jp/~mh4k-sri/0611/0611.htm#1パカレの01、02が落ち始めているというウワサが出回って、寺田倉庫から引き取ってきたボトルでした。このボトルは明確に落ち始めているというほどではありませんでしたが、これ以上熟成しそうな気配は感じられませんでした。もっとも、このボトルについていえば、翌日味わいが向上しただけ、後のボトルよりはマシでした。07年1月 ポマール2001http://www.asahi-net.or.jp/~mh4k-sri/0701/0701.htm#6このボトル、次のジュブレイ1級とセットでヤフオクに出品したのですが、全く引きなしでした。(苦笑)まあ、ボトル差もあるのでしょうけど、このボトルは、完全にヘタってました。07年1月 ジュブレイシャンベルタン・ペリエール2002http://www.asahi-net.or.jp/~mh4k-sri/0701/0701.htm#7上の子の誕生日に開けました。前の01ポマールは、01年というVTとか、リリース初年だったとか、ネガティブなファクターもありましたが、02年の1級ならまさか落ちてきている、ということはないだろうと期待して抜栓。ところがこれも、前のボトルほどではないにしてもイマイチだったんですよねえ。味わい的にも、村名と大して変わらなかったし、個人的に最も失望したボトルです。そして、ここに至って、これだけ下り始めたボトルが続いたことから、私自身は「01、02年のパカレは下り始めている」と、この時点でいったん自分なりに結論づけたのでした。
2007年07月21日
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セラーのあれこれについては、以前本館にも書きましたが、マニアにとって大きなテーマのひとつですよね。http://www.asahi-net.or.jp/~mh4k-sri/tips/index.htmウチで使っているセラーは以下の二つです。【ロングフレッシュ30本用】30本用ですが、わが家では、中の仕切りを取り払って平積みにして40本ぐらい入れています。台所に設置して、主にデイリーワインや近々飲もうと思っているワインをここに入れています。購入以来ほぼ10年、とりあえず問題なく稼動していますが、コンプレッサーの作動音がうるさいのには閉口しますし、振動もかなり大きいような気がします。寝室にはちょっと置けないでしょうね。↑我が家のはコレの旧型です。【サイレントカーブ100本用】ちょうど新型に切り替わる時期に、旧型を50%引きで購入。よい買い物でした。今は実家においてあります。コンプレッサーを使用しないタイプなので音は静かです。ただ、冷却能力がやや劣るため、夏場に長時間開閉するのはコワイです。また設置棚が一本ごとになっていないので、下の方に入れてしまうと出すのが大変です。外見は木目調でインテリアにもマッチしそうですが、設置面積はロングフレッシュに比べてかなり大きめです。我が家のものは購入後1年ぐらいで故障して、後部のユニットを交換しましたが、その後は快調です。セラーに入りきらないワインについては、レンタルセラーを利用していまして、目下、寺田倉庫に約20ケース、エノテカのセラーに数ケース預けています。実は今、もう一台セラーの導入を考えているところです。上記のレンタルセラー代がバカにならないのと、ロングフレッシュが購入後もうすぐ10年になり、コンプレッサーの動作等にやや不安を感じ始めているからです。以前は、セラーを買うなら大きければ大きいほどいいと信じて疑いませんでしたが、最近は少し考えを改めるようになりました。。というのも、子供の生まれ年ワインの購入も一段落して、ワインにそれほど予算もさけない現状では、この先、ストックの数は減ることはあっても増えることはなさそうだということが第一点。(つまり、飲む本数>購入する本数、ということですね)中期的にはおそらく200本ぐらいの本数に落ち着くだろうと思っているので、実家のセラーと併せてそのぐらいの容量があればいいのかなと。さらに、あまり容量が大きく背が高いものだと、床の強度の心配をしなければならないとか、地震時に転倒の心配が出てくるとか、そもそも設置時に家に入るか不安だとか、万一壊れて中のボトルがオシャカになったときのショックが大きいとか、さらにはやたらプライスが高いとか(以前からこんなに高価でしたっけ?)、結構ネガティブなファクターを感じます。ということで、今現在、次期主力戦闘機ならぬ次期主力セラーの候補としては、以下のような商品を考えているのですが‥【サイレントカーブCS160】【ユーロカーブ ヴィエイテックV183T-STD】 どちらも結構いいお値段なんですよね~。もうワンランク下のものでもいいかなと思ってますが、収容本数が減ってもあまりプライスは変わらないのがツライところです。ユーロカーブは使ったことないですが、どうなんでしょう?もう少し悩んでみますが、他にもオススメがあったら、教えてください。
2007年07月15日
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ワインを飲む間隔が空いたときのヒマネタとして、日頃私が使っているアイテムのことを書いていきたいと思います。(本館にも掲載していますが、かなり古新聞になってきたので‥)初回はまずグラスから。■デイリーワイン用【リーデル・ヴィノム・キャンティクラシコ】我が家のデイリーワイン用として一番稼働率の高いのがコレ。大きさがほどよく、グラス上部のすぼまり具合もちょうどよいため、赤白幅広く使えます。このグラスを買う前は、デイリー用にはソーダガラス使用の普及品「リーデル・オーバーチャア・ボルドー」を使っていました。大きさはほぼ同じですが、厚みが薄い分、こちらのほうが気に入ってます。(その分価格も高いですが‥)【リーデル・オー・リースリング/ソーヴィニヨンブラン】上記ヴィノム・キャンティクラシコから脚の部分をとったものです。カジュアルなワインを開けるときや、二日目、三日目のワインなどを飲むときなどはこちらを使っています。【リーデル・オー・シャルドネ】もっぱら甲州種のワイン用ですが、リキュール、ビールなどにも使ってます。■ブルゴーニュ用【リーデル・ヴィノム・ブルゴーニュ】もはや説明の必要のない定番ですね。赤白どちらにも使います。【リーデル・ソムリエ・ブルゴーニュ】以前やまやのセールで安く買ったものです。ちなみにパーカーさんは、テイスティングにこのグラスを使っているとか。メダカを飼えるほどの大きさがありますが、重たいのと、日常の食卓ではあまりにかさばるのが難点。また、構成要素の乏しいワインをこれで飲むとかえって味わいが散漫になってしまう気もします。というわけで、今はよほどよいブルを飲むとき以外は使いません。■ボルドー、イタリア赤など【リーデル・ヴィノム・ボルドー】こちらも定番ですね。私の場合、大抵はヴィノム・キャンティクラシコで足りてしまいますが、ボルドースタイルの凝縮された銘柄を飲むときはこちらを使います。【リーデル・エクストリーム・カベルネ/メルロ】エラのはった形状が独特のエクストリームシリーズ。香りの輪郭がくっきりと出ますが、不快な香りがまざっていると、それももはっきりと嗅ぎ取れてしまって、良いのか悪いのか‥。サイズがヴィノムより一回り大きいこともあり、最近は滅多に出番はありません。■白ワイン用【リーデル・エクストリーム・リースリング/ソーヴィニヨンブラン】キズ有りということで安く買ったもの。脚の部分が長いです。印象はボルドーのエクストリームと同じで、分析的に飲むのにはよいのですが、あえてこれで飲まなければという理由もあまり見当たらないかなあと。ただ、サイズ的にはちょうどよいので、そこそこ使っています。【リーデル・ヴィノム・シャンパーニュ】シャンパーニュに関しては、ソムリエシリーズのものがよいという評判も聞きますが、我が家ではあまり泡ものを飲む機会がないので、とりあえずこれで間に合っています。我が家の場合、あまり大きくかさばるグラスは、扱いが面倒になって、棚の奥で埃をかぶることが多いです。幼児がいるので、テーブルの上において目を離すこともできないし。今ほしいグラスはといえば、いうまでもなくロブマイヤーなんですが、割ったときのショックが大きそうなので、躊躇しています。酔っ払ってグラス洗うと、往々にして手元が狂いますからね~。(←経験多数)
2007年07月05日
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「シニアワインエキスパート」の認定証とカード、バッジが届きました。バッジは、アタマにシニアの文字が入っただけでワインエキスパートのそれとほぼ同じもの。認定証もまあなんの変哲のないものですが、ちょっと嬉しいのは、14番という登録ナンバーの若さです。ちなみに私がワインエキスパートを取得した時の登録番号は481番でした。これも資格保有者が5000人を超える今となっては結構若い部類ですが、10番台というのは、なかなかレアだろうなあと(笑)。初年度受験の醍醐味ですね。この番号はおそらく東京会場受験者からふっていたのでしょう。たしか受験時の受験番号の末尾は21番だったと思うので、登録ナンバーから察するに、7割合格している計算になります。もう少し早く申し込みを済ませていれば、一桁だったんですけどね~。昨日は、前日の残りのキュベ三澤を飲みました。若干苦味が強くなったものの、ほとんど衰えも見せず、美味しくいただけました。
2007年06月06日
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先日飲み会の席で、昔の上司と話す機会があり、ワインの話題になりました。「あのころ(90年代後半)、shuzにすすめられたチリワイン、ええと『カルメン』だっけ?あれはすごく美味しかったね。」「ああ、『やまや』でよく売っていたヤツですね。」「また安くて美味しいのがあったら教えてよ。1000円ぐらいで。」「そうですね~。気をつけておきます。」そうは答えたものの、1000円台あたりで美味しいワインっていうのが実に難しいんですよねぇ。流通に金かけてないから、状態が悪いものが多いし、ひとたび評判になると「幻のワイン」になってしまうし、栽培面積を広げた結果、品質が落ちたものも多いようだし。チリワインにしても、かつてあれだけ流行りましたが、もう何年も飲んでいないような気がします。私自身も、当たり外れを避けているうちに、いつしか購入価格帯は3000円前後のものが中心になっています。(今年はそれを通年で2000円台に落とすことが目標なわけです。)今、1000円台で美味しいものを探すとしたら、スペインかローヌ、南仏あたりでしょうか。無理に濃くなくてもよいから、12.5%ぐらいのアルコール度でバランスよく上品なものを探したいところです。
2007年06月01日
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我が家では通常、開けたワインは、2日(か3日)にわけて飲むので、昨晩のようにトホホなワインだったりすると、翌日が鬱です。思い切りよく捨てて、別のボトルを開けるという発想もありますが、そうすると、わざわざ予算をケチッた意味がなく、本末転倒な感じがします。それで、どうにもならないワインを有効に利用するために、「カクテル」にすればいいんじゃないか、と思いたったんですが、調べてみても、白ワインやスパークリングを使ったカクテルならばのは、キールとかスプリッツァーとか、ミモザとかベリーニとか、いろいろあるわけですが、赤ワインを使ったカクテルって、あまりないんですよね。キールの赤ワインバージョンの「カーディナル」、レモンジュースとつくる「アメリカン・レモネード」、広義のカクテルという意味では、「ホットワイン」とか、「サングリア」などもありますが、ホットワインという季節でもないし、サングリアは、仕込みが必要ですので、今晩には間に合いません。(^^;まあ、今回はカシスリキュールでわってカーディナルにするか、もしくはジンジャエールとわる自家製カクテルの情報もありましたので、そんなところで試してみようかな、と思いますが、飲み残しのダメダメワイン対策として、手軽なカクテルレシピをいくつかレパートリーに加えたいところです。↑関係ありませんが、「スーズ」をトニックウオーターで割って飲むのが手軽で好きです。スーズにもう少し小さいボトルがあるといいんですが。
2007年05月31日
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あまり周囲に受験者がいないせいか、ヴェールに包まれている感すらあるシニアソムリエ/シニアワインアドバイザー/シニアワインエキスパートの資格試験ですが、受験した印象を、忘れないうちに書き留めておきます。1.試験は4月。告示があったのが12月でしたから、準備期間は4ヶ月でした。もっとも、4ヶ月というのは準備期間としては十分な長さだと思います。東京会場の試験は、高輪プリンスホテルで行われました。ソムリエ、アドバイザー、エキスパートすべて同じ会場。受験者は総勢200名ぐらい。受験番号から見た内訳は、ソムリエ100人、アドバイザー50人、エキスパート50人弱というところだったでしょうか。エキスパートの受験者は、年配の方と女性の比率が高かったような気がします。また、エキスパートについては、初年度ということで、もっと多くの受験者がいると思いましたが、思いのほか少なかったです。2.今年から変わったことまず、隔年開催だったのが、毎年開催になり、受験しやすくなりました。その一方で、当日の講習がなくなりました。それまでは講習の内容から15問ほど出題されていたので、これがなくなった分、どんな問題が出るのかと不安でした。また、シニアワインエキスパートは今年から出来た資格ですが、他の2資格と違うのは、エキスパート合格後、5年経っていないと受験資格ができないことです(他資格は3年、ただし職歴10年以上など別の制限もあります)。私もそうでしたが、合格後5年経ってしまうと、ほとんどの内容は忘却の彼方だし、規定自体もかなり変わっているので、暗記しなければならない項目はかなりありました。まあ、でもこれは、知識をアップデートする意味でもよかったと思います。3.試験の内容まず、筆記の試験(45分)があり、休憩をはさんでテイスティングになります。筆記は全部で60問でしたから、60点=筆記の割合が6割、ということなのでしょうか?この辺はわかりません。難易度については、特に通常のソムリエ/アドバイザー/エキスパート試験と変わりないレベルだと思いますが、試験範囲が限定されていないので、広範に学習しなければならないのが厄介です。実際かなり広い範囲から出題がありましたし、数は少ないながら、「公衆衛生」の問題もありました(3問ぐらい?)。また、前年のソムリエ/アドバイザー/エキスパート試験と全く同じ問題が数問出題されていたので、過去問数年分のおさらいは必須でしょう。一方、テイスティングは、4問出題されまして、通常は3問スティルワイン、1問スピリッツのようですが、今年は最後の1問は甘口ワインでした。色調、香り、味わいはそれぞれあてはまる用語を、それぞれ7つとか8つとか定められた数を選らんでマークシートに記入します。(私はこれにぶっつけ本番で臨んで失敗しました。)それから品種名、国名、ビンテージ、合わせる料理をそれぞれ選択式で回答。時間は結構タイトです。1問当たり回答する項目が20個前後はありますので、これをどうやって採点するのかはナゾです。私の場合、品種と国名ははずしましたが、テイスティングの表現自体はおそらくそれほど外していなかったと思うので、それで救われたのかもしれません。うろ覚えですが、最初の2本は3資格とも共通で、残りの2本が資格によって別の出題だったと思います。4.合格基準これはまったくナゾです。例年受験者の70~80%ぐらいは合格するそうですが、今年から毎年開催になったことで、多少ハードルが高くなるかな、という不安もありました。しかし、私を含めて、周囲で落ちたという話を聞かないところをみると、例年水準で合格しているのでしょう。ツラツラと書きましたが、また何か思い出したら書き加えます。また、そのうち体裁を整えて本館のコラムにもアップしようと思います。
2007年05月21日
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シニアワインエキスパートの合格記念に先週末開けた97デュジャックのクロ・ド・ラロッシュが、イマイチいや、イマサンぐらいのボトルだったことは以前のエントリー(FC2ブログ)で書きましたが、代わりに開けたボトルがまた逝ってたりするとキリがないので、「祝杯」はやめにして、記念の品を購入することにしました。モノはコレ。以前から狙っていた、ラギュオール・アン・オブラックのソムリエナイフ「マンモスアイボリー」です。定価は結構いいお値段ですが、楽天のショップでかなり安く購入できました。ちなみにこのお店では包装とのし付けが無料とのことだったので、「合格祝」などというのしをつけて、ラッピングまでしてもらいました(笑)。到着した品を見たカミサンが、「誰からもらったんだ」と訝しんでましたが、なんのことはない自分で買いました、ハイ。さて、実物を手にしてみますと、まず「重い」。それから「無骨」。シャトー・ラギオールのように金属部分が鏡面仕上げになっていないし、スクリュー部分も太くてミゾがほとんど彫られておらず、高級感ではシャトー・ラギオールに一歩、いや二歩ぐらい譲るかな、という印象です。ヒンジの部分などにはベッタリと潤滑油が残っていたりして、いかにもハンドメイドという感じ。あとはフォイルカッターの形状が独特なので、使いこなすには少し慣れが必要かもしれません。まあ、日常用途にフル活用というよりは、記念品として購入したので、使い勝手の部分には多少目をつむってもいいかな、と。日頃はシャトーラギオール使ってますしね。立派なケースに入ってきたので、ふだんはどこかに飾っておこうかと思います。
2007年05月17日
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