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寺田倉庫にワインを預けに行ったエントリーで、AC_chabuさんからご指摘いただいたリーファー便について、直接テラダに問い合わせてみました。~料金は都内だと、1ケース700円+消費税。~火曜~土曜。日曜と月曜は休み。~予約が必要。予約後、最短で中1日で引き取り。~細かい時間指定はできない。午前、午後の指定のみ。~事前に伝票のやりとりあり。(急ぎの際はFAXでもできるらしい。)1ケース700円というのは、思ったより安いですね。事前に伝票をやりとりしならないところと細かな時間指定ができないところがやや不便ですが、夏場に膨大な手間とリスクを背負ってワインを運搬することを思えば安いものです。今後はこちらを利用することにしようかな、と。
2010年06月16日
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日曜の朝は都内の道も空いていますね。30分ほどで寺田倉庫に到着。クルマのエアコンはまだかけたままです。通された部屋も空調が効いている(20度)のを確認して、クルマからワインを搬出します。一瞬野ざらしになる瞬間ではありますが、外の温度は25度程度と心配したほどではありませんでした。前日はこの時間ですでに30度近かったことを思えばラッキーでした。最終的な温度は上記のとおり。移動時間が短かったこともあって、ほとんど温度は上がりませんでした。寺田のダンボールに移し替えて作業完了。結局、ここからセラーに保管されるまでが一番温度が上がりそうな気もしますけど、まあそれでもMAX20度ですから大丈夫でしょう。いつもどおり、テラダの前のセブンイレブンで朝食のおにぎりを買って、駐車場でほっと一息。これにて任務完了です。本日のオチ。この日使った熱帯魚用の温度計、同じところにセンサーを置いても、なぜか0.5度も差があるんですけど‥。さすがチャイナ製1000円の代物。ま、本日の検証の精度はその程度だということで‥。(^^;最後にいくつか、これからの季節にワインを移動運搬させるときの注意を‥1.セラーからゴソゴソと出したりするときは、部屋全体の温度を冷やしておきましょう。2.クルマに持ち込むときも同様。3.作業中冷えるので、上着を用意しておいたほうがよいでしょう。4.保冷剤を入れて密封すれば、数時間までなら充分効果はあります。クーラーボックスなどがあれば万全でしょう。5.大き目の保冷剤を使うと、直接当たる部分はかなり冷えます。冷えすぎにも注意しましょう。6.運搬先での急激な温度変化にも注意しましょう。7.運搬中の温度は、15度~10度台後半ぐらいが無理のないところでしょう。こんなところでしょうか。ヤレヤレ。
2010年06月14日
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前のエントリーにも書いたとおり、日曜日の今日は、朝から寺田倉庫詣ででした。毎年数回は往復するテラダですが、日中の気温が25度を超える時期に行くことは滅多にありません。前のエントリーにも書いたとおり、今回はやむをえず、といったところですが、前日(土曜日)の気温がかなり上がったこともあって、慎重には慎重を記して臨むことにしました。寺田倉庫の予約は9時半に入れています。起床してまずセラーの部屋のエアコンを効かせて部屋全体を冷やします。本日預けるワインは11本。虎の子のアルマンルソーは保冷バッグに、他のボトルはダンボールに保冷剤を詰めて密閉します。昨日のプチ検証同様、熱帯魚用の温度計で中の温度を計測することにしました。最初保冷剤の入れすぎで温度がやや下がりすぎてしまいましたが、保冷剤の量やサイズを調整して、最終的に15度前後になるようにしました。もちろんクルマも先にエンジンをかけて、エアコンを効かせておきます。8時50分頃自宅を出発。空いていれば40分弱のドライブとなります。クルマの中はかなり冷えますので、上着は必携ですね。(笑)つづきます~。
2010年06月13日
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いつもはこの時期には空きスペースが目立つマイセラーですが、今年に限っては満杯で、デイリーワインが2~3本入りきらない状態が続いています。近い将来の自家消費を見越して、今春05~07年のボトルをいつになく買い込んだ一方で、外での宴席会席がこのところやたら多く、家でワインを開ける機会がないのですから、セラーがあふれるのは当然といえば当然なわけで‥。と書いているところに今朝また、ワインピークスさんからのシャンパーニュ2本とみちのくさんからのヴィレーヌ2本が届いてしまいました。まったく、アホですね。本来、この季節にあまりボトルを動かしたくないのですが、背に腹は変えられないので、明日当面飲む予定のないボトル1ケース分を寺田倉庫に持っていくことにしました。そこで、念には念を入れて、事前に保冷剤の効果をプチ検証してみることにしました。届いたばかりの2箱。上部に大き目の保冷剤を押し込み、再度ガムテープを貼ります。箱内には、熱帯魚用の温度計のセンサーを入れて、外から温度がわかるようにしておきます。ちなみに、納戸の温度は25度強、というところです。30分後ぐらいの箱内の温度です。左側が14.7度、右側が17.2度。意外に下がるものですね。左と右の違いが気になりますが、右側の箱については、あえてセンサーを保冷剤からもっとも遠い辺りに置いたのでこうなったのでしょう。なお、2時間後に再度チェックしたときには、やや温度は上がって18度。日中出かけて、夕刻帰ってきたときには20度を少し超えていました。もっともこの時点で5時間ほど経過していたことになるので、予想以上に低温に保てるんだなあ、というのが率直な感想です。(むしろ保冷剤が直接当たるぶぶんが冷えすぎることのほうがこわいかもしれません。)クーラーボックスを使用すれば、さらに完璧かもしれませんね。というわけで、クルマのエアコンをガンガン効かせて、保冷剤をしっかり入れて、明日の朝一番で寺田に行ってこようと思います。この温度計も持っていこうと思いますので、結果については後日報告します。(笑)
2010年06月12日
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グレイス三澤ワイナリーのオンラインショップオープン記念として、オマケでついてきた穂木たたち。http://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/201004110001/GW明けに玄関のプランターに挿したのですが、なかなか変化は見られず。正直かなりじれてきたところでしたが、先日見てみたら、手前のカベルネの穂木が芽吹いています。気づきませんでした。最近帰宅が遅くてよく観察していなかったんですよね~。これはカベルネですが、後方の3本はまだです。特に甲州はまるで芽が出る気配なし。日当たりの問題ですかね。
2010年06月08日
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フォルスタージャパン『カジュアル』FJC-85G なかなかイイんじゃないでしょうか、コレ。かつての「ホームセラー」の後継的な位置づけですかね。冷却はペルチェでなく、コンプレッサーですが、外観がオシャレだし、26本という収納本数も一般の方には十分でしょうし、マニアの方のデイセラーや二台目セラーにもいいかも。温度警報機能つきというのが目新しいですね。庫内が25度以上の状態が1時間以上続くと点滅とブザーで知らせてくれるそうです。7万という価格も懐にやさしいです。追記:同じ日にウメムラさんからもメルマガが。32本収納でなんと19800円!(中国製)とはいえ、注意書きがスゴイです。・室温が25度以上または12度以下になった場合は温度調節が正しく作動しない場合があります。・この商品は生産工場に直接取引し、中間マージンをカットしておりますので、メーカー名はございません。・※保証について お買い上げ日から半年間となります。(半年以内に故障等が発生しましたら新品と交換させていただきます。)それ以降の修理・交換等はできかねますので予めご了承下さい。まあ2万円なので、ひと夏限りの使い捨てと割り切ればいいかもしれませんね。粗大ゴミで出すときの費用がバカにならなそうですが。
2010年05月24日
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オンラインショップ≪キュヴェミサワ≫オープン記念で、ショップでの購入者に穂木4種類セットをもらえる(100セット限定)というのは前のエントリーで書ましたが、週末に届きましたよ。まるっきり、枝なんですね。(^^;最初のメルマガに「苗木」と書いてありまして、遅れて「苗木→穂木」に訂正メールが送られてきたのですが、たしかに苗木ではありませんよね。甲州、シャルドネ、メルロ、カベルネの4種。それぞれの穂木にマジックで書いてあります。ポットやプランターなどに挿し木するだけのようですが、ワイナリーの説明文によると、屋外で管理する場合は5月に入ってからのほうがよいようです。ということで、ゴールデンウイークにでも、新しくプランターを仕立てることにします。★中央葡萄酒の銘柄を楽天で検索。★
2010年04月11日
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Shin2007さんからお尋ねいただいたので、私が日頃使っている香りの表現について少し書こうと思います。香りの表現というのは、本来誰が何を書いても文句を言われる筋合いはないものですが、主観的な要素を皆が共有できるように、使用される用語はかなり「標準化」されています。香りを嗅ぎ取るときには、第一アロマ、第二アロマ、ブーケといった順番で~果実~花~ハーブやスパイス~その他(オークとか)~熟成香といった順に捕らえていきます。ただし、ここでいう果実や花の香りは、そのものズバリの生の香りというよりは、ジャムや菓子、香水などで使われるような香料的なものをさす場合が多いように思います。具体的に果実の香りを挙げますと、■白ワイン(若いほうから)~ライム、レモン~青リンゴ~グレープフルーツ~白桃~黄桃~パイナップル~パッションフルーツといったものが教科書的な表現です。他に、品種に特徴的な香り、たとえばライチ(ゲビュルツトラミネール)、アンズ(ヴィオニエ)カリン(シュナンブラン)といった用語もよく用いられますし、あまり教科書的ではありませんが、私はシャルドネでメロンやバナナ、甲州のワインでは、和系の柑橘(スダチや夏ミカン)なども使います。■赤ワインについては(赤系→黒系)~ラズベリー/フランボワーズ~ブルーベリー/ミルティーユ~カシス/ブラックカラント~ブラックベリー/ミュールといったものが、基本的な表現で、他に、イチゴ、プラム、プルーン、いちじくなども使われます。個人的には、これだけだと黒に近い果実香のバリエーションが少ないと感じていまして、カシスとブラックベリーの間ぐらいのイメージで、ブラックチェリーやダークチェリーといった表現も好んで使っています。■さらに、これらのフルーツが「どのような状態か」ということで(フレシュ→濃縮、熟成)~フレッシュな果実~コンフィ(砂糖漬けにして保存性を上げたもの)~コンポート(シロップやワインで煮込んだもの)~ジャム~リキュール~ドライフルーツといった用語とのマトリクスで、ワインの香りを伝えます。たとえば、「フレッシュなラズベリー」「カシスのコンポート」「ブラックベリーのジャム」といった表現をすれば、ある程度経験のある方や勉強した方なら、概ねどのような香りかを想像できるような仕組みです。お尋ねのコンポートについては、私はあまりコンフィと区別して使ってはいませんが、生の状態よりも、火を通したり砂糖づけにしたりして濃縮度の上がった果実(といってもジャムほど極端でない場合)という意味で使うことが多いですね。こんな私でも、かつては田崎真也さんやステファン・タンザー氏のコメントをアンダーラインを引いて読んだりしていまして、かぎ取れるだけ多くの香りを書き連ねようとしていた時期もありました。(自分が書いた本館サイトの古い感想を読むと赤面します。)今はむしろ、闇雲にたくさん書くよりも、特徴を捉えた香りを3つ4つ挙げられれば十分だと思っています。また、最近は、敢えてソムリエ協会的なきっちりしたコメントを避けて、ユルい表現をしていますので、ソムリエ受験者の方は私のコメントをあまり参考にしないほうがよいと思います。‥ということで、気が向いたら続編を書きます。■「ワインテイスティングを楽しく」(白水社)岡元麻理恵著私の愛読書。テイスティング用語を学ぶ際、非常に参考になります。
2010年03月24日
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昨日は午前中、寺田倉庫に行ってきました。目的は冬の間に購入したボトルたちの預け入れと行方不明になっているビゾーのボトルの捜索。知らず知らずのうちにセラーからあふれたボトルが2ケース以上になっていましたが、その多くはリカワーさんのオークションで落としたものとか、みちのくさんの福箱で買ったものとか、かなり安く仕入れた05~07年あたりのブル中心のラインアップ。高額なボトルを買っても、貧乏性の我が家では結局持ち寄りワイン会などでしか出番がないので、今回は近い将来の週末自家消費用に、手頃な価格帯のものを中心に揃えました。で、この日はついでに、行方不明になっているジャン・イヴ・ビゾーのボトルを探すべく、疑わしいダンボールを5箱閲覧。すやすやと眠っているボトルたちを手荒に扱うのは大変気が引けるのですが、背に腹は代えられません。ガサガサと手入れをして、結局03エシェゾーは見つかりましたが、村名は見つかりませんでした。日ごろから預けたボトルをきちんと控えておかないからこういうことになるんですよね。自業自得です。ちなみに私が寺田に着いたのは11時半、作業が終わったのは12時半すぎでしたが、何人もの人がワインの出し入れに来ていました。そろそろワインの保管に気を使わなければならない季節になってきましたね。
2010年03月22日
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★ヒグチワインさんでPロックの03クロデコルヴェが安くなっています。★ヒグチワインさんのプリューレ・ロック、3月5日からの販売ですが、この値段ってどうなんでしょうか?実は、ワタシ、全く同じ銘柄を、先だってリカーワールドさんのオークションで落札したばかりなんです。(我が家では、03年は下の子のVTなので、わりと買っています。)落札価格は、13K(税抜き)。安く落札できたなぁと、ひとり悦に入っていたのですが、今度のヒグチワインさんの価格をみると、税込みでほぼ同価格。なんだか思い切り水をさされた格好になりました。もっと安く落とせたんですかね~?まあ、そもそもの設定価格に割高感がある(と感じることの多い)プリューレ・ロックですから、不人気のVTや銘柄が思い切りディスカウントされていても不思議はないのですが。★楽天でプリューレロックを検索。★
2010年03月02日
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マンモスアイボリーのソムリエナイフといえば、この「ラギオール・アン・オブラック」のものが有名ですね。以前のエントリーに書いたとおり、私もこのソムリエナイフをシニアの合格記念に買ったのですが、その後使っているかといえば、ほとんど使っておらず、セラーの装飾品と化しています。‥というのも、写真ではあまりわかりませんが、実際に手にとってみると、細かいところの作りが粗く無骨で使いずらいのです。スクリューが太く溝もないため、コルクを抜こうとするとキュルキュルとすごい音がしますし、(私のものだけかもしれませんが)可動部がやたら硬くて、スクリューを立てたり寝かせたりするときに両手でよっこいしょと引っ張らなければなりません。瓶の縁に引っ掛ける金属部分が滑りやすいのも難点です。正直、シャトーラギオールのものに比べると、かなり劣ると言わざるをえません。といいますか、シャトーラギオールが使いやすすぎるんですよね。まあ、慣れの問題かもしれませんけど。ところで、シャトーラギオールにも、マンモスの牙を使用したモデルがあるのをご存知ですか?日本国内には正規輸入されていませんが、海外ではレアアイテムとして売られているようです。ただし、お値段も400ユーロ前後とかなりのもの。加えて、以下の画像を見ていただけばわかるとおり、あまりキレイではないのです。これって‥。↓こちらは、もう少しマシですが‥。http://www.fontenille-pataud.com/sommelier-knife-chateau%C2%AE-laguiole-mammoth-fossilized-ivory_P537xuk.htmlラギオール・アン・オブラックのものは、もともと使用部位が少ない上に綺麗なところを選んでいるんでしょうね。ちなみにマンモスの牙と聞くとなにやらロマンがあって貴重な感じがしますが、ロシアあたりでは普通に安価で売られているという話も聞きます。あと、検索していて気づいたのですが、ソムリエナイフって、海外では「Waiter's Corkscrew」という言い方の方が一般的みたいですね。ヒマネタ失礼しました。
2010年02月25日
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最近、そこかしこのブログでジャン・イヴ・ビゾーの熟成能力を疑う記事を拝見しますが、先日のF師匠のブログでのご報告を拝見するに至り、いよいよ寺田に預けてある我が家のビゾーも引き上げてこなければなぁと思いました。ところが、また例によって、手元にある預け入れ箱ごとの記録に該当の銘柄が見当たらないのです。自分のホームページを読み返してみると、以下の通り、2005年12月にたしかに購入しています。しかもコメントつき。2005年12月20日 湘南ワインセラーにて。エシェゾー2003ヴォーヌロマネ・ジェシェ2003(ジャン・イヴ・ビゾー)ジャン・イヴ・ビゾーは2000年あたりを飲んだ限りではそれほどでもないなあ、と思っていたのですが、02を水平で試飲してぶっ飛びました。特にエシェゾーは只物じゃないオーラが漂ってました。早速買おうと思ったら、プライスも15k超と高騰しており、躊躇しているうちに売り切れてしまって、結局買い損ねたままです。03についても欲しい気持ちはあれど、価格を見て今まで静観してきたのですが、ここに来て花里さんの湘南ワインセラーからリーズナブルな価格で出ていたので、思わず買ってしまいました。飲み頃さえ間違わなければ、きっと期待にたがわない味わいを見せてくれるものと思います。エシェゾーはいうまでもなく、 VRの方も最低数年は寝かせる予定です。 いやあ、私のテイスティング能力も知れてますねぇ。とりあえず、寺田のダンボールの中身を精査した結果、上記2銘柄が入っていそうな候補は4箱に絞られました。あまり預けているワインたちを移動や運搬させたくないのですが、エシェゾーはともかく村名はそろそろ引き取ってきたほうがいいですよねぇ。来月あたり、自宅の納戸に置いてあるワインを預けに行こうと思っていたところでしたので、とりえあずこの4箱を閲覧してみようと思います。
2010年02月23日
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ホームページを始めて2年目の頃に、上記のようなワイン会についての悩みをコラムに書きました。その後、子どもが生まれてワイン会からは遠ざかっていましたが、下の子も幼稚園の年長となり、あまり手もかからなくなってきたので、昨年あたりからまたボチボチ参加させていただくようになりました。ところが、そうなるとまた上記コラムのような問題が発生してしまうんですよね。まずもって、私の場合、休日の参加は基本的にNGです。土日が平均月8日とすると、町内会の会合が月一回あり、RWGの試飲がなんとなく月一回位入り、これに会社の休日出勤や出張なども加えると、本当に空いているのは月4日ぐらい。そこに子どものイベントやら実家への訪問やらが入ってくるので、実質、休日は動きがとれないのです。それでも夜は体が空くこともあるし、たまにまる一日ポッカリと予定がないこともあります。でも、そういう時間は日ごろ出来ない自分のことや、自分や子どものために有効に使いたいですし、ここぞとばかりワイン会に出かけていって、家庭不和を招くのは勘弁です。では、平日だったら無条件に参加できるのかといえば、こちらもそうはいかないのが悲しいところ。10年前と比べると、時間的な制約以上に、金銭的な制約が極めて大きくなっているからです。会費ウン万円なんていう会にはとても参加できませんし、そこまででなくとも、月に何度も重なれば、その月の私のワイン予算は赤字となってしまいます。(ワインの購入とワイン会参加は財源が一緒なのです。)‥となると、参加する会にはどうしてもプライオリティをつけざるをえず、ラインアップがどうこうという以前に、古くからのおつきあいのある方やお世話になっている方の会が優先にならざるをえません。まあ、ワインを買う場合だってほしいと思ったワインをすべて買い込んでいたら、金がいくらあっても足りないわけで、一日に何十通とくるメルマから自然と「仕分け」をしているわけですが、ワイン会の場合は、人のよい私の性格もあってか、お断りするという行為自体に、多大なストレスを感じてしまうのです。って、愚痴っぽくなってしまいましたが、なんのかんの言ってもお誘いいただけるうちが花なんですけどね。。
2010年02月10日
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東急本店テイスティングカウンターで使われていることで、都内の愛好家の方にはおなじみの、ロブマイヤー・バレリーナV。自宅でも一脚買ってみました。相変わらず、サイズのわりに香りの立ち方がすばらしいし、手に持つと、ガラスというよりプラスチック製かと思わんばかりの軽さ。赤白問わず、幅広く使えそうです。問題は、洗ったあと拭きずらいこと。グラスの中に手を入れられないし、片手で底の部分をもってグリグリと回すと、すぐにポキンと逝ってしまいそうです。こうしてみると、汎用としては、ひとまわり大きなビアグラスの方が使い勝手がよいのかもしれませんね。TypeIVやTypeI(笑)などもどんなものか気になります。ちなみに、写真で飲んでいるのは何だと思いますか?答え:冷めた紅茶。
2010年02月08日
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雪を見て楽しいと思うか、鬱陶しいと思うかがこどもと大人の分かれ目ですね。カミサン「こどもって、犬だよね~。」私(よくわからん…)翌朝。もう少しでお別れですね。chabuさんのブログで、某Sショップでロブマイヤー・ブルゴーニュの予約販売を行っていることを知って覗いてみると、最長8ヶ月待ちだそうです。もっとも、今無くて困るものでもなし、手元に金もなし、ということで、半年程度待つのは逆にちょうどよいかもと思いまして、一脚予約してみました。注文は代引きのみですが、商品到着後に改めてカード払いに変更することもできるようです。とりあえず、気長に待つことにします。
2010年02月03日
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これには一本とられました。京都の金平糖の老舗が出しているそうです。楽天では売ってないですね。
2010年01月31日
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★ウメムラさんの福袋。1月いっぱいで終了だそうです。★レビューを見ていて思ったのですが、書いているのって、ショップに対して「思いやり」のある投稿者ですよね。「内容はお伝えできませんが、とても満足してます♪「福袋なので詳細は書けませんが、ブルゴーニュGC(赤、白)、サンテミリオン、シャンパーニュの計4本で、特にブルゴーニュの赤は10万円相当でもう市場では手に入らない逸品でした。」」#購入者目線でいうと、むしろ内容を晒してもらいたいと思うのは私だけでしょうか?某ショップのオークションに大量入札してみました。(といっても安価な不人気銘柄ばかりです)同じものが何個も出ていて、終了日がそれぞれズレているので、落札できなかったら次の機会を狙うことができます。多くの銘柄については、非常識なほど安価な価格で入札したこともあり(村名2000円とかレジョナル1000円とか‥)ほとんど落札できませんでしたが、何本かは落札できました。(銘柄は送られてきてからオープンにしたいと思います。)もっとも落札できた銘柄への入札価格は、概ね流通価格の3割引き、最安値ベースからは2割引きぐらいに限られるんですよね。これって、年初に考察した福袋の相場と似ているなぁ、と。中には、相当に不人気と想像される銘柄(失礼)もあったので、大量に入札すれば、一本ぐらいとんでもなく安くゲットできないか(5000円のものが1000円とか)思ったのですが、そんなに甘くない、ということでしょうか。(笑)
2010年01月29日
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某ショップのメルマガによると、近日中にまたロブマイヤー入荷との事です。ラシーヌもののジョルジュ・ミュニュレの07年が出回り始めましたが、結構高いですねぇ。リュシュットシャンベルタンが20Kですか。良年ならわかりますが、07年で20Kはちょっとなぁ、と二の足を踏んでしまう私です。CMフスロットなら10Kで買えますが、この位のプライスレンジの1級銘柄って、私にとってはどうにも中途半端で、自宅で飲むには高価すぎるし、かといって持ち寄りワイン会に持参するにはやや迫力不足だし、ということでセラーの肥やしになってしまいがちです。思い切って飲んでしまえばいいんですけどね。どうも貧乏性で…。…というわけで、今年は「飲むときのTPOをよく考えて」購入しようと思います。去年は10月ごろまでほとんど全くといってよいほど仕入れなかった反動で、年末にかけて猛然と買い漁ってしまいました。今年はその反省を踏まえて、あくまで計画的に、適度にガス抜きをしながら購入していきたいと思います。1.寺田で数年寝かせたあと、自宅で週末などに開けるためのストック。 →04~07年の村名クラス。価格は5K内外ぐらいまで。2.持ち寄りワイン会などに持参するためのストック。 →本数はさほど要りませんが、状態の確かなことがMUST条件です。仏直送モノが底をついたので、ボーナス時にでもまとめて現地より購入しようかと思案中。3.子供の生まれ年(02、03)の銘柄。 →ここに来て結構安く見かけることが多くなってきたので、リリース時に買えなかった銘柄などもチャンスがあれば狙ってみようと思ってます。4.夏場に消費するためのアルザスとかロワールとか。 →これは夏場が近づいてから考えればよし、と。5.すぐに飲むための「チョイ熟」銘柄。 →「チョイ熟」の意味は二つあります。ひとつは、2000年代前半ぐらいのチョイ熟成の入ったボトル。もうひとつは年代は古くても、チョイと買えるような(ドラグランジュなどの)手軽な古酒。こうした銘柄については、できるだけ「人柱」になって、この場で報告したいと思ってます。
2010年01月26日
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遠くない将来に家で開けるための04~07VT購入は順調に進んでいるのですが、ここに来て「今すぐ、自宅で週末などに開けられる、そこそこ熟成したリーズナブルなボトル」が枯渇していることに気づきました。かつては、ある程度熟成したボトルだと、翌日には醤油のようになって飲めないと思っていたものですが、最近は流通しているワイン全般のコンディションが向上したのか、はたまた私自身の「飲み残しワインの保存」テクニックが向上したのか(笑)、10年熟成程度のものなら翌日でもOKかな、と感じています。とはいうものの、10K超の銘柄は持ち寄りワイン会やBYOなどのために残しておきたいし‥。というわけで、市場の「チョイ熟成」ボトルを探している今日この頃です。01のマニヤンなどは美味しいのではないかと想像するのですが、飲まれた方、いらっしゃいますか?ラ・デュエ・リムのブルゴーニュは、ルモワスネと比べてどうなんですかね?★F・マニヤン NSGレサンジョルジュ01(うきうきさん)。★★同じくマニヤンのモレサンドニ・ブランシャール01( 〃 )★★ジュブレイシャンベルタン・ペリエール( 〃 )。★★ラデュ・エ・リム 91スショ、95ブルゴーニュ(ウメムラさん)。★★モーリスエカール サヴィニーレボーヌ・ナルバントン01(うきうきさんセール)★#他にオススメのチョイ熟ボトルありますか?
2010年01月18日
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RWG誌のテイスターの「末席を汚している」私ですが(この表現、我ながら的を得ていると思います(^^;)、今のように徳丸さんの現地試飲が中心でなかった頃は、毎週のようにブルの生産者の水平試飲がありました。私が主に参加していたのは、99VTから02VTぐらいの間でしたが、この間にかなりの数の生産者を水平試飲することができたことは、今となっては大変貴重な経験です。特にそれまであまり身近でなかったドメーヌの銘柄を系統だてて飲めたことが大きかったですね。ブリュノ・クレールもそこで良さを再認識した生産者のひとりです。プライベートではマルサネやジュブレイの村名ぐらいしか経験がありませんでしたが、実際にテイスティングしてみて、ラインアップのバリエーションも幅広さとトップランクの銘柄~シャンベルタン・クロドベーズやジュブレイシャンベルタン・クロサンジャック、コルトンシャルルマーニュなど~のすばらしさに圧倒されました。いわゆる「薄旨」に分類されるほど薄くはありませんが、きちんとした構造があって、私がブルゴーニュワインに抱くイメージどおりのオーソドックスなスタイル。上位に行くほど凝縮感と複雑さが増すのがブラインドでもよくわかりました。加えてこの生産者の素晴らしいところは、「寝かせがいがある」とでもいいますか、若くして飲みやすいだけでなく、熟成させるとこれがまたすばらしい味わいになるところでしょう。以前飲んだ98のクロ・サンジャックなどはそれこそ「泣けてくるほど」美味しかったです。http://www.asahi-net.or.jp/~mh4k-sri/0512/0512.htm#7もうひとつ、この生産者の著名な銘柄に、樹齢50~100歳の超古木から作られるサヴィニー・レ・ボーヌ・レ・ドミノードがあります。たしかにこのサヴィニーは、十数種のブラインドの中でも、明らかにトップランクの香味でした。お値段も10K近くと高額ですが、サヴィニー・レ・ボーヌの全生産者の中でも屈指の銘柄だと思います。他に、ヴィラージュでも、グランクリュに隣接していることで有名な「モレ・サンドニ・アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジ」「シャンボールミュウジニー・レ・ヴァロワーユ」「ヴォーヌロマネ・シャンペルドリ」などのグランクリュと隣接した名高い畑のものをリリースしています。また、あまり話題には上りませんが、コルトンシャルルマーニュも実にすばらしいものです。マルサネはお膝元だけあって、いくつかの畑名があり、ソツなく造られている印象ですが、あまり過大な期待はしないほうがいいかもしれません。それにしても、ここのラベル。せめて上位銘柄のデザインはもう少し工夫してもいいんじゃあ、と思いますが‥。以下、ショップの紹介などから抜粋。~ブルゴーニュを代表するドメーヌのひとつとして名を馳せたクレール=ダユの相続にともなう分裂の後、1980年代半ばに誕生。~ワインを生み出す区画のほとんどは一族からのフェルマージュ(地代を金銭で払う借地形態)だが、アペラシオンはグラン・クリュ(シャンベルタン・クロドベーズ、コルトンシャルルマーニュ)からレジオナルまでとバランスがとれ、その総面積は20ヘクタール以上に達する。~最小限の有機肥料とこまめな手入れでしっかり管理されるドメーヌは、現在ブリュノとその片腕であるフィリップ・ブラン(つくりを担当)との二人三脚で運営される~低温浸漬などはおこなわず、年にもよるが除梗は100パーセントではなく何割かは茎を残す~発酵中は日に数回にわたるピジャージュとルモンタージュで色素と構成要素の抽出を図っている。~新樽の割合は高くなく、多くても3分の1ほど。~植えられているぶどうの樹齢は30年前後と安定しているが、特筆すべきはサヴィニーのプルミエ・クリュ、ラ・ドミノード。1.7ヘクタールのなかの1ヘクタール強を占めるのは1902年植え付けという超ヴィエーユ・ヴィーニュ(ちなみにクロ=ド=ベーズの3分の2も1912年という尋常ならざる古木からなる)。~ジュブレイ・シャンベルタン・クロ・サンジャックの畑を所有している5人の生産者のうちの一人。~果実味だけが突出したものとは異なり、タンニンや樽等の諸要素がしっかりした骨格を形づくっている長熟タイプ。★楽天でブリュノ・クレールを検索。★
2010年01月17日
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最後は荒井酒店さんです。志村さんと河野さんで打ち止めのつもりだったのですが、遅れて出てきた以下の宣伝文句に思わず反応してしまいました。新年明けましておめでとうございます!★当店ワイン担当の大暴走企画★荒井酒店ワイン担当が、店長に断りもなく大盤振る舞いな福袋を作ってしまいました!(^-^)なんと!当店通常価格21000円のグランヴァンが、送料込みで1万円!誰もが知ってるあのドメーヌの手による、憧れの超!人気一級畑“レ????ズ”。これを見逃す手はありません。早いもの勝ちですよっ! ワイン担当暴走!(笑)店長号泣のグランヴァン福袋《ブルゴーニュ赤》【送料無料】(クール便は210円)通常価格21,000円 (税込) のところ特価10,000円 (税込 10,500 円) 送料込 これはかなり具体的に絞れますよね。~憧れの超!人気一級畑“レ????ズ”。→これがアムルーズ以外だったら、詐欺というものです。~誰もが知ってるあのドメーヌ →少し悩みました。アムルーズを作っていて、定価ベースで21000円で買える生産者ですから、もちろんヴォギュエやルーミエ(笑)は外れます。順当に考えるとグロフィエと思いますが、ダニエル・モワンヌ・ユドロとかアミオ・セルヴィル、ベルナール・セルヴォーという線もありえます。ただし、これらの生産者になると、「誰もが知ってる」というのは違いますよね。…というわけで、何が送られてきたかといえば、、ジョゼフ・ドルーアンの00アムルーズでした。いやあ、懐かしいですね。雪印乳業が輸入したボトルです。てっきりグロフィエだとばかり思い込んでいたので、箱を開けたときにはややズッコケましたが(^^;、ドルーアンのアムルーズやミュジニーといえば、定評ある自社畑銘柄ですし、私も過去に何回か飲んでよい印象をもっています。ちなみにお値段は、、楽天には同一銘柄ありませんね。04や06がかなり出回ってますが、おおむね25000~30000円近くです。2000年がリリースされた当時は10K前後で購入できたと記憶していますが、最近の相場の値上がりや、10年近い保管コストを考えれば、10500円というプライスは破格といってよいと思います。…というわけで、満足のゆく福袋に出会えたと言いたいところですが、若干不安な面もあります。というのも、このボトル、おそらく長期滞留在庫だと推測されるのですが、そうなると店の管理状態が大きく影響してくるわけで…。たとえば、日中は空調をかけていても夜間切ってしまうような店(実際にかなりあると聞き及びます)に1~2年ならまだしも、10年近く置かれていたら、まず全うな状態はキープしていないでしょう。まあ、その辺もリスクもわかった上で注文したのですけどね。とりあえず、荒井酒店さんのトップページには14度で保存している旨書かれてますので、それを信じてしばらく寝かせてみようと思います。★ちなみに荒井酒店さんでは、ドルーアンの00シャンベルタンも安いです。★★楽天でジョゼフ・ドルーアンを検索してみる。★雪印の撤退後、今は三国さんが扱っているんですね。
2010年01月13日
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さて、福袋の内容紹介、次は河野酒店さんの「オーダーメード福袋」です。★信じる人は得をする!!1万円2010福袋!!■備考欄に「こんなの欲しいな~!」の希望をお書き下さい。銘柄名ではなく産地やワインのスタイルなどがありがたいです。出来るだけ希望に添えるように努力したいと思いますが、具体的な銘柄などはご希望にそえませんおでご遠慮下さい。ということで、私が出した希望は、「ブルゴーニュの赤で村名またはそれに準じるクラスを2~3本」。それに対する回答がコチラ↓です。ロベール・シュルグのヴォーヌロマネV.V2006とマルク・ロワのジュブレイシャンベルタンV.V。消費税別でしたので、10500円+送料は550円。今回は両銘柄とも単品で河野酒店で売られています。売価はそれぞれ、シュルグ7140円、マルク・ロワ7875円。合計15010円ということで、3割引ということになりますね。では他店での実勢価格はどうでしょうか?まずシュルグの06ですが、V.Vと通常のヴォーヌロマネは別銘柄です。通常のVRは安く出ているところもありますが、V.Vは全般に高止まりですね。INAGEYAさん 7644円/キタザワさん 6279円/まるやまさん 7560円/Vin du 268さん 7560円キタザワさんの6279円がダントツで安いようですが、それでも売れ残っているって、人気ないんですね。。マルク・ロワのV.Vはどうでしょう?フィッチさん 7350円/リカーショップヒラオカさん 7770円/うきうきさん 6279円(但し売切れ)最安のキタザワさんとうきうきさんのプライスを足すと12558円となりますが、この数字とと比べるのはさすがに酷でしょう。平均的なプライスで考えれば、シュルグもマルク・ロワも7500円程度なので、2本で10500円という価格はそれなりに頑張ったプライスだと考えられます。ただ問題は、この2銘柄、そもそもの売価が「割高感がある」ということなんですよね(笑)個人的に嬉しいかと問われれば、マルク・ロワは一回飲んでみたかったのですが、シュルグに関しては(ショップの責任ではありませんが)福袋到着の前日にたまたま自宅で06ACブルを開けて、難しい生産者だなぁと思っていたところでしたので、なんともタイミングが悪かったというか‥。いずれにせよ、この2本は寺田でしばらく寝かせようと思います。なお、河野さんの3万円福袋について、YOSHIさんからご報告をいただきましたので転載します。※「ブルのみ」、「内容重視」の希望を添えて。<ご返信2本>・00ボンヌマール(ヴォギュエ)・07ヴォーヌロマネ1erレボーモン(デュジャック)‥ということだそうです。2000年のヴォギュエと07年のデュジャックが買い手にどれだけ「響く」か次第ではありますが、単純にプライス比較しますと、00ヴォギュエはそれだけで3万~4万ですし、デュジャックも流通価格は1万3~4千円程度ですので、お値段的にはお得感がありますね。
2010年01月12日
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さて、年始に3店舗で注文した「1万円福袋」の中身の公開、第一弾は「志村酒店」さんのものです。なお、今回購入した3店舗の店主とは面識はありませんし、購入経験はあるものの、特にお得意様というわけでもありません。約15000円分のワインを詰めてお届け!もちろん原価割れの大判振る舞い♪優心美酒SHIMURA福袋20101万円 ブルゴーニュ編としぞお渾身のセレクトをお約束する福袋です。10000円のお買い上げで15000円前後(輸入元希望価格換算)のワインをお届けします。内容は「お任せ」して頂きますが、としぞおお気に入りの新ブルゴーニュ生産者のワインが入ります。基本的に3~4本でのお届けとなります。…ということで、ブルゴーニュの村名またはそれに準ずるクラスで3本前後という私のニーズに近いと思って注文してみました。ただ、前にも書きましたように、15000円が「輸入元希望価格換算」なのが、イマイチお得感が乏しいのでは?という懸念がありました。なお、注文時、備考欄に、聞いてもらえるのかどうかはわかりませんでしたが、一応、「3~4本とあるが、3本で結構なので、その分内容を充実させてほしい」と書き添えておきました。ということで、以下が届いたボトルです。お買い上げ明細の中に、ご丁寧にも輸入元希望価格が書いてありました。(これって税込か税抜きかわかりませんが、以下、税込みとして話を進めます。)~オーコートドニュイ2005(フランソワ・ゲルベ)\4000~シャンボールミュジニー・レ・ザテ2007(ジャン・タルディ)\8000~サントーバン・アンレミィ2002(ドミニク・ドゥラン)\4500とりあえず銘柄が魅力的かどうかは置いておいて、輸入元希望価格を足し上げると16500円ということで、10500円(消費税別でした)の福袋としてはまあお得に見えます。実勢価格ではどうでしょうか?検索してみると、ジャン・タルディはワインピークスさんで6400円(すでに売り切れながらMARUYAMAYAさんでは5229円で同じものが入手できたようです)、ゲルベは、アッシュ本田酒店さんで同銘柄が3200円(SIMURAさんのところでも3413円で出ています)、ドミニク・ドゥランはMARUYAMAYAさんで3654円。これらを足すと、合計は13054円とお得感はかなり後退します。ほぼ2割引というところですかね。※他店の価格はすべて税込み。あと、細かい点を言うと、送料は900円と、今回頼んだ3店舗の福袋の中でもっとも高かったです。(河野酒店は550円、荒井酒店は送料無料)もうひとつ懸念材料は、MARUYAMAYAさんのドミニク・ドゥランの同一銘柄の紹介欄に「かなり熟成感が強いボトルもございます。予めご了承下さいませ。」と注釈が入っていることです。(^^;まあ、こればかりは飲んでみないことにはなんともいえませんが…。どうでしょうか?この福袋。私の場合、銘柄がオープンだったらまず購入していないと思います。ただし、見方を変えて「1万円で店主のオススメを見繕ってもらった」のだと割り切れば、これはこれでアリかもしれません。ドミニク・ドゥランとフランソワ・ゲルベは飲んだことありませんし、ジャン・タルディも最近ご無沙汰です。ここはひとつ前向きにとらえて、これが新しい出会いとなることを期待したいと思います。次回は河野酒店さんです。
2010年01月11日
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西友のおもちゃ売り場で買った、「レスキューフォース」の福袋。すでに放送終了したTVの戦隊モノの玩具ですが、お値段がびっくり。これで1000円です。正確に言うと、福袋としては2000円の値札がついていたのですが、最後まで売れ残ったようで、それがさらに50%オフになっていたのでした。元の値段を足し合わせるとたぶん10000円分近くになります。放送終了の戦隊モノ玩具とはいえ、これだけ物量的に豊富で1000円なら文句はありませんし、子供が大喜びだったことは言うまでもありません。翻ってワインショップの福袋はどうでしょうか?この業界の難しいところとして、「在庫一掃」的なタマがあまりないということがありますね。家電や服飾品ブランドのように毎年新しい製品が出るものであれば、売れ残った旧商品を捨て値で出すことでお得感を出すことができますが、ワインの場合、そのようなタマがないので、「1万円で5万円分の中身」といった福袋はつくりにくいのかと思います。世の中、デフレだというのに、ワインに関してはその限りでないということも不利な材料ですね。たしかに為替のおかげで一時の狂乱的なプライスからは下落しましたが、1級シャトーが1万円台で買えることはなくなってしまいましたし、DRCやジャイエやルロワ、ヴォギュエ、ルーミエなども高止まりのままです。たとえば店頭でなら、(今は知りませんが)以前エノテカさんがやっていたような「アンリ・ジャイエや1級シャトーが入っている袋もあります」といった宝くじ的な展開もできるでしょう。しかしネット通販ですと、このような手法は公平性や透明性を担保しにくく、難しい面があるのだろうと想像します。困ってしまうのは、銘柄すべてクローズで、通常価格いくら分が入っているかも明示していない「店主のオレに任せろ」的な福袋。こういうのは、相当お得感がないと、買ったほうも満足感は得られにくいと思います。目玉銘柄やレア銘柄が入っているわけでもなく、割引率もたいしたことない場合、福袋というより、単に店主にお任せセットをあつらえてもらったというのに過ぎませんから。到着した福袋の中身の値段を調べて、「よかったぁ~。とりあえず損はしていない。」って安心している姿って、「福袋」からはほど遠い気がします。銘柄がオープンになっているものの中でうまいなあと思うのは、みちのくさんの「福箱」ですね。通常売価で足しあげていってもそれなりにお得感がありますし、銘柄も不人気銘柄をちりばめつつ、有名生産者のボトルが入っていたりするので、価格的なお得感とあいまって思わずポチりたくなります。めぼしいものはあっという間に売り切れてしまいますが、ネットの福袋は結局のところ早いもの勝ちの争奪戦になるか、くじなどによる割り当て制になるのはいたし方ないところでしょう。デパートなど実店舗のお得な福袋は、朝早くから行列ができるわけですからね。…というようなことを踏まえて、この後のエントリーで、私が今回購入した3種の福袋の内容を検証?してみたいと思います。
2010年01月11日
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うえはらさんから「使ってみて!」といただいた「プラティ・プリザーブ」。Andyさんほか達人の方々から絶賛の声が上がっているので、期待が高まります。若干使い方にコツが要りそうでしたので、まずは先日開けたコッポラで練習がてら使ってみました。↑これが「プラティ・プリザーブ」。アウトドアの市場で「折り畳める水筒」として10年以上の実績があるプラティパスからの製品だそうです。↑瓶口からワインを入れると立つようになります。ワインを移しているところの写真は一人では撮れないので(^^;、移し終えたところです。容量的にはかなり入りそうです。↑キャップを半ば閉めて袋の中の空気を追い出します。写真は片手ですが、通常はもちろん両手でやります。↑空気が抜けると、真空パックの冷凍品のようにペシャンコになります。これはなかなかよさそうです。欠点というか問題となりそうな点については、うえはらさんが空気の抜き方にコツが要りそうなところと、繰り返し使うときの中の洗浄だと書かれています。たしかに空気は少し残ってしまいますが、うえはらさんのコメント欄で紹介されているとおり、キッチンの角などに押し付けながら抜いていくとかなりのところまで抜けますね。内部の洗浄とか衛生面については、小瓶に移す場合も同様の悩みを抱えますが、丁寧に洗うしかないのでしょう。国内の販売価格やや高めですが、もう少し安くなれば、使い古したものを気軽に捨てられるのですが…。プラティ・プリザーブが小瓶への保存に比べて優位な点があります。それは飲み残しを再度保存できるということです。小瓶へ移した場合は少しばかり残っても同様の状態で存するのは困難ですが、こちらは再びキャップをして再びエアー抜きすればよいだけですから。これは使いようによっては大活躍してくれるかもしれません。とりあえず、翌日にコッポラを飲んでみたところ、若いカベルネということもあってか、まったく問題ない状態でした。今後、いろいろなボトルで継続的に試していきたいと思います。★楽天でプラティ・プリザーブを検索。★ちなみにamazon.comだと4個入りで$27.97で買えます。国内でももう少し安くなってほしいですね。
2010年01月10日
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パリゾ、ジョルジュ・ミュニュレと来たら次は、ロベール・アルヌーです。若いうちに飲んでとても美味しいドメーヌだと思います。小田島さんでグラスでいただいたリリース直後の「96ヴォーヌ・ロマネ・レ・スショ」のフローラルで瑞々しい味わいは今でも忘れられません。一方で、我が家固有の問題なのかもしれませんが、なかなか手元に置いて美味しく熟成してくれないのが悩みです。リリース直後に飲んで感動した96スショも、その後自宅セラーで8~9年経ったものを飲んでみたら、菌に冒されたと思しき不快なフレーバーが混ざっていました。99のスショもそうでした。95や96の村名もダメでした。子供のVTの02年については、エシェゾー、スショ、ヴォーヌロマネ・レ・ショームをそれぞれ3本ずつ購入。ショームとエシェゾーはすでに飲みきってしまいましたが、リリース直後が一番美味しくて、以降果実が閉じてくるにしたがって、ややヒネたフレーバーが顔を出すようになってきました。(個別のボトルの感想は本館S'sWine参照してください。)これがこのドメーヌの特徴なのか、時期的なものなのか、あるいはボトルのコンディションの問題なのか、私にはよくわかりません。(02年は夏場にまとめ買いしたこともあり、コンディションの線も捨て切れません。)では、アルヌーは熟成しないのかというと、決してそんなことはなくて、以前ワインビッドで落札した85のスショはふくよかな果実味が残っていて綺麗に熟成していましたし、蔵出しの70年代のものなども美味しく飲めました。99のクロヴジョが激ウマだったという友人の報告もあります。#もっともルーミエやルソーなどのように、寝かせることによってめくるめくような味わいを期待できる生産者かというと、そこまでではないと思いますが。ひとつ思っているのは(よくない意味での)獣や毛皮っぽい不快なフレーバーは、「寝かせると出てくる」のではなくて、「若いうちは豊かな果実にマスキングされていたものが果実の後退とともに相対的に目立ってきたのだろう」ということ。となれば、熟成香が満開になるころまで、さらにじっくり寝かせたほうが良かろうと思いまして、手元に残っている9年や02年、03年のボトルは、しばらく存在を忘れて寝かせてることにしました。最低あと5年、というところでしょうか。そうして熟成させたボトルたちがどんな味わいになっているか、長い目でみたいと思います。ラインアップの中では、フラッグシップ的位置づけがロマネ・サンヴィヴァン。その次が、クロヴジョ(良区画です)もしくはヴォーヌロマネ・レ・スショ。WAの点数ではクロヴジョとスショはどっこいどっこいですが、愛好家の間ではスショの方が人気が高く、実際市場で真っ先に姿を消すのがスショです。グランクリュでは他にエシェゾーがあります。ヴォーヌロマネ・レ・ショームはスショよりは劣りますが、その分値段も安くお買い得な銘柄だと思います。ちなみに、このドメーヌを「ミニ・DRC」のように紹介する文面をよく見かけますが、わたし個人としては、DRCの面影は全く感じません。なぜこのように言われるのか不思議だったりします。以下、いくつかのショップ(インポーター)の紹介文より。~ブドウ栽培家としては既に200年以上も同じ場所に居を構えるという旧家。~5代目当主パスカル・ラショー氏はドメーヌにその名を残す4代目のロベール・アルヌー氏の娘婿。前職は薬剤師。~他のヴォーヌ・ロマネの生産者と同じく、リュット・レゾネで栽培。~1haあたり、1万本という密植。~除梗をした後破砕せずにステンレスタンクへ。2~8日間10度の低温浸漬を行い、計18~20日かけて自然酵母により醗酵。圧搾後は、3~4日かけてデブルバージュ。~新樽使用率は、ジェネリックの0%(1年樽を使用)からグラン・クリュと1級レ・スショの100%までと、畑に応じて使い分ける。~熟成期間は16~18ヶ月。清澄・濾過は、94年から行われていない。★アルヌーのワインを楽天で検索。★
2010年01月06日
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さて、1万円福袋でなにか良いものはないかとネットを徘徊しているshuzです。不人気銘柄で構わないのでブルゴーニュの村名クラスが3本ぐらい入っているようなものはないかと探したのですが、なかなか見当たりませんね。まあ最近は村名でも5K前後しますので、3本1万の福袋ではキツイのでしょう。近いものをいくつかピックアップしてみました。★絶対損はさせません!ワイン福袋10,000円(湘南さん)6本10000円と8本10000円があります。「当店通常価格15000円以上のワインが6(8)本セットで10000円!絶対に損はさせません 」→福袋らしくてよろしいんじゃないでしょうか。「当店通常価格15000円以上」と明記してあるところがイイです。ただ、そうなると、1本2000~2500円クラスのセットということになり、今回の私の希望とは方向性が異なりますが。★和泉屋さんの4本セット。ただし中身は不明でヒントなしです。★ウメムラさん。1.5万で4本というセットがあります。こちらもすべてお任せ。せめて国地域ごとなどにしてくれてれば‥。★お手軽ワインさん。銘柄オープンです。・ビーニャ マイヨール セクレト(スペイン)・ボーモン2006(ボルドー)・グアルディエンセ(イタリア)・ブルゴーニュブラン ドメーヌ ヴァリエール(ブルゴーニュ・白)・デジレ ドゥルダン1er CRU(シャンパーニュ)→これはこれで面白いんですが、私の嗜好としては本数は少なくてもいいので、もうワンランク上で揃えてほしかったんですよね。路線の違いで今回はパス。★【感謝を込めて!!】まるやまや新春10000円福袋・ベアト(シャプティエ) テッラ・ドール [2003]/クルビ コルナス・レ・ゼイガ [2002]/シャトー・バタイエ [2002]/M.エカール サヴィニー1erセルパンティエール [2007]/バロ・ミロ ムルソー・クルー [2007]上記5種のワインのいずれか1本に加え、当店の厳選ワインを1~2本の、合計2~3本でお入れ致します。(選定は当店にて行います)合算して販売価格の倍前後(参考上代換算)になるようにご用意いたします。→「上記5種のいずれか」のワインがあまり魅力的でないと思うのは私だけでしょうか?★うきうき福袋1万円de辛口赤ワイン3本セットシャネル経営の格付けマルゴー(市場価格10000円~19000円)が1本、または第1級のセカンドが必ず入っている。その他2品も素晴らしいワインです。→ローザンセグラクラスが入っているなら悪くないですが、今回はボルドーには食指が動かないためパス。★約15000円分のワインを詰めてお届け!優心美酒SHIMURA福袋2010もちろん原価割れの大判振る舞い♪ ブルゴーニュ編 としぞお渾身のセレクトをお約束する福袋です。10000円のお買い上げで15000円前後(輸入元希望価格換算)のワインをお届けします。内容は「お任せ」して頂きますが、としぞおお気に入りの新ブルゴーニュ生産者のワインが入ります。基本的に3~4本でのお届けとなります。→わりと私のニーズに近い気がしますが、「新ブルゴーニュ」というのがなぁ‥。それと前に書いたように、15000円が「輸入元希望価格換算」なのが、イマイチお得感が乏しいかな、と。★信じる人は得をする!!1万円2010福袋!!(尾張一宮)■備考欄に「こんなの欲しいな~!」の希望をお書き下さい。銘柄名ではなく産地やワインのスタイルなどがありがたいです。出来るだけ希望に添えるように努力したいと思いますが、具体的な銘柄などはご希望にそえませんおでご遠慮下さい。→オーダーメードスタイルの福袋です。店主のセンスと割引率次第ではありますが、とりあえずここが一番希望に近いものが送られてきそうですね。‥というわけで、尾張一宮さんと志村さんの福袋を購入してみようかと。
2010年01月01日
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eRobertParker.comから、DEC09 issueアップのメールが来たので、ざっと07のブル白を見てみました。ヴィンテージチャートでは、04年と同じ91点ついています。以下、94点以上の銘柄。(抜け漏れ御免)Domaine Jean Boillot(Maison Henri Boillot) Corton Charlemagne 97Chevalier Montrachet 97Montrachet 96 Bienvenue Batard Montrachet 96Criots Batard Montrachet 95Batard Montrachet 94Benoit Ente Puligny Montrachet Folatieres en Richard 94Bouchard Pere & Fils Corton Charlemagne 96Montrachet 94 Chevalier Montrachet 95Chevalier Montrachet la Cabotte 96Domaine Coche-Dury Meursault Perrieres 94Corton Charlemagne 95 Maison Pierre-Yves Colin-Morey Meursault Perrieres 94 Domaine Vincent Dauvissat / Dauvissat-Camus Chablis les Clos 95Chablis les Preuses 97Domaine Rene et Vincent Dauvissat Chablis les Preuses 97Chablis 1Er Cru la Forest 95 Joseph Drouhin Montrachet Marquis de Laguiche 95 Meursault Perrieres 94 Dublere Chassagne Montrachet 1er Cru les Chaumees 94Corton Charlamagne95Chablis Preuses95Arnaud Ente Puligny Montrachet les Referts 94 William Fevre Chablis Bougros Cote Bouguerots 94Chablis les Clos 94 Chablis les Preuses 96 Vincent Girardin Batard Montrachet 95 Bienvenue Batard Montrachet 95 Chevalier Montrachet 95 Louis Jadot Corton Charlemagne 94 Bienvenue Batard Montrachet 94 Chevalier Montrachet les Demoiselles 94 Louis Jadot Montrachet 96 Domaine Leflaive Bienvenue Batard Montrachet 94 Chevalier Montrachet 95 Puligny Montrachet 1er Cru Pucelles 94 Lucien le Moine Batard Montrachet (94-95+) Montrachet (94-96+) Corton Charlemagne (94-95+) Meursault Perrieres (93-94+) Joseph Matrot Meursault Perrieres 94 Domaine de Montille Puligny Montrachet les Caillerets 94Marc Morey Puligny Montrachet les Pucelles 94 Morey-Blanc Montrachet 94 Paul Pernot Batard Montrachet 95 Bienvenue Batard Montrachet 94 Puligny Montrachet les Pucelles 94 Gilbert Picq et Ses Fils Chablis Vosgros 94 Jean-Marc Pillot Chassagne Montrachet les Caillerets 94 Chassagne Montrachet les Vergers Clos Saint Marc 95Chevalier Montrachet 94 Jacques Prieur Montrachet (93-94+) Francois et Jean Marie Raveneau Chablis Blanchots (94-95) Chablis les Clos (97-98) Chablis Valmur (94-95) Guy Roulot Meursault Perrrieres 94 Etienne Sauzet Montrachet 97 Bienvenue Batard Montrachet 96 Chevalier Montrachet 96 Puligny Montrachet les Combettes 94 コルトンシャルルマーニュやシャブリで高得点ついている銘柄が目立ちますね。最高点はカッコつきですが、ラヴノーのレクロで (97-98)。あとは97点の銘柄がいくつか。シャブリ以外ではジャン・ボワイヨとブシャール、ソゼの評価が高いのが目に付きました。★楽天で07ブルゴーニュ(白)を探す★
2009年12月23日
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パリゾと並んで、私のもっとも好きな作り手で、子供のVT用に買いこんであるドメーヌのひとつです。クロ・ヴージョ、エシェゾー、リュショット=シャンベルタンの3つの特級を含む8.5ヘクタールの土地を所有。二つの名称のラベルがあり、やや混乱しますが、「ミュニュレ・ジブール」は、故ジョルジュ・ミュニュレの母親が購入した畑から成り立ち、「ドメーヌ・ジョルジュ・ミュニュレ」はミュニュレ博士自身が購入した区画からのものだそうです。~ヴァンダンジュ・ヴェールト等を行ない、収量を抑える。~収穫は熟した頂点で行ない、未熟果や過熟果は選果台で除去する。~20%以上の除梗せず、高めの温度での発酵は3週間を超える。~発酵は各区画毎の大きさに応じた開放槽で培養酵母を用い長くゆっくり行なうが、その際特級には基本的にシャプタリザシヨンは行なわない。~新樽は特級に80パーセント前後、1級には70パーセント以上、ヴィラージュで40~50パーセント、ACブルゴーニュに少々といった割合。(以上、いくつかのショップさんの解説から引用。)作り出されるワインは全般に長熟型で、20年以上の熟成が可能と言われますが、その一方で、華やかな芳香と目の詰まった、それでいて重々しくならない味わいが絶妙で、若くして飲んでも大きく裏切られることはないと思います。(もったいないですけどね。)この作り手に言及するからには、まずなんといってもフラッグシップの「リュシュット・シャンベルタン」の素晴らしさに触れずにはいられません。ずいぶん前に某誌のテイスティングで98VTのブルを水平試飲したことがあるのですが、このとき個人的にもっとも気に入ったのがこのリュシュット・シャンベルタンでした。居並ぶ錚々たる作り手の中でも表情の豊かさにおいてひときわ輝いていました。ジョルジュ・ミュニュレの銘柄だけを並べて水平テイスティングしたときも、この銘柄はちょっと異次元という印象を受けました。たとえば、クロ・ヴジョも点数上では同じような点がつくのですが、比較的内向的で重さを感じるクロヴジョに対して、リュシュットは凝縮感ではやや劣ったとしても表情の豊かさで大きく勝ります。まさにブルゴーニュ屈指の銘酒と言えましょう。その辺りをブルゴーニュの愛好家のみなさまはさすがによく知っておられて、他の銘柄が比較的市場に余っているようなVTでも、リュシュットだけは瞬間蒸発してしまいます。(ちなみに、先日久しぶりに開けた手持ちの01年は、彫りが深くメリハリのある、やや国籍不明的な味わいだったのが意外でした。)某誌の試飲といえば、何年の試飲だか忘れましたが、この作り手とルーミエとがセットで行われたことがあって、他の方々は口々にルーミエを褒めていましたが、私は正直言って、ジョルジュ・ミュニュレの方が美味しいと思いました。まあリリース直後でしたので、熟成させるとまた違ってくるのでしょうけど…。クロヴジョも好立地から作られるもので、特級に恥じない味わいです。こちらは長めに熟成させたほうがよいでしょうね。特級以外でもニュイ・サンジョルジュの2銘柄、シェーニョとヴィーニュ・ロンドも、お値段が比較的手ごろですし、裏切られることはないと思います。シャンボールミュジニー・フスロットはこの作り手の美点が生かされたすばらしい味わいですが、NSGよりお値段はやや高めでタマ数も少ないです。村名ヴォーヌロマネはビンテージによってややムラがある気がします。インポーターは、ラックさんとラシーヌさんが扱っていて、特にラシーヌさん扱いのものは状態も含めてすばらしいと思います。…てなことを書いているうちに、久しぶりにジョルジュ・ミュニュレ飲みたくなりました。年末あたり1本開けてみましょうかね。↑01年まではこのラベルでした。★楽天でジョルジュ・ミュニュレ(ミュニュレ・ジブール)を検索。★
2009年12月19日
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ソフトコンタクト消毒液、6製品「殺菌力不十分」コンタクトなしで生活できない私としては看過できない問題です。具体的な製品名は公表されているのでしょうか?07ムートンのラベル、聖杯とブドウの株を象徴07年の開花は平年より15日早い5月26日だったが、8月が冷涼な気候だったため、困難なヴィンテージとなった。9月は乾燥した晴天に助けられ、 26日からメルロの収穫が始まり、10月11日にカベルネ・ソーヴィニヨンの収穫を終えた。カベルネが支配的なヴィンテージで81%、残りはメルロとなった。彫刻家がアーチを描いた バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社のアントニー・グルメル輸出部長によると、シャトー周辺の古樹が植えられた「グラン・プラトー」という区画のブドウだけで、グランヴァン(ファースト・ラベル)を仕込んだ。この区画は1900年に植えられた樹を含む、ムートンの最高の区画で、伝統的にグランヴァンに使われる。 07年は85ヘクタールある畑から、グランヴァンに使われたのは42%。1969年以来の、低い比率になった。残りのブドウはセカンドラベルやブランデッドワインに回された。WA誌の評価は、今のところ(90-94)と、例年になく低いです。まあ、後日上がることも多いのですが‥。コメントが書かれていないというのも珍しいですね。最近、世界的不況のあおりを受けてか、バックビンテージで安いものも出てきてますが、出所の怪しいもの(世界一周してきたものとか‥)もあるのではと想像します。私も子どものVTの02年を追加購入しようと思っているのですが、なるべく蔵出しか、信頼できるインポーターのものを探したいところです。
2009年12月16日
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もう金魚飼うのやめようかと思いはじめてます。二日目のルーミエを飲んでいます。さすがフィネスさん扱いのボトル、小瓶に残した残りを飲んでいますが、初日と遜色ないばかりか、むしろ味わいは二日目の今日の方がいいですね。黒蜜的果実味がよりなじんで、初日に感じたミッドレンジの中空な感じが払拭されています。ブルゴーニュのワインは、ビンテージと作り手それに畑がわかれば、飲む前からある程度香味を想像できる、いわゆる予測可能性がありますが、年を経るにしたがって、その振幅は大きくなり、古酒と呼ばれるような領域になると、予想を下回るケースの方が俄然多くなるように思います。その一方で、時として予想を大きく上回る「ぶっ飛びボトル」に出会ってしまうことがあるので、ブルゴーニュを飲むのはやめられないのですが、日常飲みに際しては、リスクを犯すよりは手堅く行きたいことと、2~3日にわけて飲むケースが多いこともあり、私はもっぱら若飲みに走っています。加えて二人目の子どもが生まれてからというもの、ワイン会に参加するような時間的経済的余裕はないと割り切って、手持ちのオールドビンテージのストックをずいぶんとヤフオクで売リ払ってしまいました。あと、ギガルやグランジの古いのなども‥。なので、我が家には今、95年以前のブルゴーニュはほとんどありません。まあ、ヤフオクの売り上げを軍資金にして子どもの生まれ年の02&03ビンテージを買い込むことができたことを思えば、当時の判断があながち誤っていたとも言えないのですが、先日のような持ち寄りワイン会になると、どうにも玉不足を痛感させられることになります。何本かセラーに残っている大物の熟成ボトルはどれも、ワイン会に持参するには状態に不安があるものばかりなのです。そう考えると、最近私が入れ込んでいる05VT購入作戦も、はたしてこれで良いのかという疑問が湧いてきます。10K内外の1級あるいは上位の村名クラスって、頑張って買っても、持ち寄りワイン会に持参するには(金額の面ではなく、ネームバリューの面で)インパクト不足の感が否めないし、かといって自宅で開けるには中途半端に高額なボトルだし‥。もっと持ち寄り会に持参しやすい状態のよいグランクリュと、自宅で開けられるような安価な村名レベル(といっても05年は村名でも高いですが)というようにメリハリをつけて揃えないと、あとあと不良資産化しかねないなと思う今日この頃です。まあ、05年のブルゴーニュを持ち寄りワイン会に持参するなんて、ずいぶん先の心配になるのでしょうけど‥。#酔っ払って書いているので、文章が支離滅裂かもしれません。後で修正しますので、お赦しを。
2009年12月14日
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ロブマイヤーの大きさ比較のリクエストをいただいていましたので、写真を載せます。<上>左から、リーデル・ソムリエ・ブルゴーニュ、ロブマイヤー・タイプIII、リーデル・ソムリエ・ヴィノム。<下>ロブマイヤー・タイプIIIとリーデル・ソムリエ・ヴィノムの比較。容積的には写真の印象ほどヴィノムと変わらないように思いますが、脚が短いので持った感じはかなり異なります。特徴はなんといっても、薄さと軽さ。それに先端が少し反り返った形状ですね。小瓶に残したパリゾを少しだけ比べてみた印象は、「結構特徴をシビアに映すタイプなのかな。」というところです。温度が低く香りがあまり立たなかったので、多くを語れないのですが、ヴィノムのほうが、良くも悪くもグラスの中が渾然一体となっていて、美味しく感じました。性能の良いスポーツカーが必ずしも運転しやすいというものでないということでしょうか。次は飲み残しではなく、新しいボトルで比べてみようと思います。
2009年12月12日
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ヴァンシュールヴァンの明日からのセール、05パリゾのセットが安くてそそられるのですが、このところいろいろ出銭が多くて、買えそうもありません。ところで、セールのチラシを見ていて、面白いネタを見つけました。 「入手困難&珠玉のボトルのご案内」”ボーヌの個人収集家のカーヴにて2本のみ発見!”1928 TACHE ROMANEE(Chevillot) ターシュロマネ(シュヴァイオ=当時のネゴシアン)1815年から1933年までリジェ・ベレール家が所有していましたが、不況と相続ノトラブルでDRCの当時の所有者<エドモン・ド・ヴィレーヌ氏とジャック・シャンボン氏>へこの素晴らしい畑を売却しました。1933年以降ラ・ターシュの畑はひとつのものになり、1936年の判定でグラン・クリュに認められました。こんな銘柄あったんですね。ネットで検索してみると、飲んだ方の感想もありましたよ。すごいなぁ。ちなみにお値段は68万円也。一桁安ければ‥。いや、それでも買えないか。二桁安ければ‥。
2009年12月04日
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注文していたロブマイヤーのタイプIIIが届きました。安く買えたのはいいのですが、箱がないため、通常使わない1脚をどうやって保管しておこうか悩みます。今日は禁酒のため、デビューは明日以降になりそうです。金策がついたら、いずれタイプIVやブルゴーニュグラスも欲しいですね。★楽天でロブマイヤーのワイングラスを探す。★
2009年12月03日
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店主のご挨拶、実は私も転載しようか迷ったのですが、うまいーちさんに先を越されてしまいましたね。(笑)うまいーちさんが書かれているとおり、ネットショップを運営する上での店主の気概と苦悩が伝わってくる文章です。楽天撤退後も頑張ってほしいと思います。(このショップ、スペインがウリだったんですね。無知でした。)今回のセールについては、正直30%オフといっても元値が高い商品が多いし、「気まぐれ」さんの閉店セールほどの思い切りのよさは感じないのですが、丁寧に探すとかなり安く買える銘柄もありそうです。もっとも、私自身はこのところ買いすぎたので、どうしようか悩んでいるところだったりします。これを機会にテスタマッタ関連とか欲しい気もするのですが‥。★オーケストラワインショップさんの閉店30%オフセール★
2009年12月02日
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今日で46歳になりました。誕生日といっても、この年になると、後ろにつける絵文字をとすべきか、にするか、悩みますね。が一番近いかな。いよいよ四捨五入すると50ですよ。、って、それは去年からか。過去、私が誕生日に飲んだワインを調べてみました。99年 小田島のワイン会でペトリュスとかディケムとか‥。◎00年 (記録洩れ)01年 Ch.ムートンロトシルト90 ◎02年 Ch.マルゴー78 ◎03年 なし。(カミサンが臨月で、運転手として待機中だった時期)04年 ヴォーヌロマネ・レ・ショーム02(アルヌー) △05年 Ch.ラトゥール63 △06年 ジュブレイシャンベルタンV・V98(デュガ・ピィ)香りが×07年 なし。(接待で外食のため)08年 シュバリエモンラッシェ97(ミシェル・コラン・ドレジェ)×劣化。年々ショボくなっていきますね。味はともかく、感慨深かったのはやはり生まれ年の63ラトゥールでしたね。63年は、あとポートを2本残すのみなので、それぞれ50歳と60歳の誕生日のために取っておこう思います。ということで、今年のワインは、次のエントリーにて。‥って、引っ張るほどの銘柄ではありませんが。
2009年11月27日
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シャルロパン・パリゾ、個人的に大好きな作り手です。パンと張った球体のような果実味があり、それを上質な樽が包むイメージ。酒質はリッチですが、上質な酸があるので、鈍重になることがありません。凡年だと相対的にオークが目立ちますが、熟成させると下草や皮革系の官能的なイイ香りが出てきます。8つのグランクリュ(シャンベルタン、マジシャン、シャルム、マゾワイエール、エシェゾー、クロサンドニ、ボンヌマール、クロヴジョ)を含む17ヘクタールの畑を持ち、最近はシャブリでもワインを作り始めました。私もさっそく07の村名シャブリを飲んでみましたが、なかなかよかったですよ。ちなみにシャンベルタンの畑は、88年以降、ラトゥール一族のマダム・ジョスリーヌ・バロンから0.21ヘクタールの区画を任されるようになったそうです。昔はマルサネの作り手と紹介されてましたよね。あまり作柄が良くない年でも、うまく仕上げてくれるのも頼もしい点です。過去飲んだ98年とか00年、01年など、いずれも美味しく飲めました。特に01のクロサンドニはその年に飲んだ中でもベスト3に入る1本でした。味わいのわかりやすさもあり、ワイン会受けのよい銘柄でもあります。なお、ショップの宣伝文句には、アンリ・ジャイエの弟子だとか、薫陶を受けたというようなエピソードが載っていますが、これについてはあまり額面どおり受け取らないほうが良い気がします。(ワインはまるで別物です。)欠点を挙げるとすれば、値段が総じて高いことでしょう。村名で1万前後という最近のプライスは、パリゾファンの私をもってしても、ちょっとと思ってしまいます。あとこのドメーヌのワインって、作り手の個性が勝ってしまうのか、わりとどれも「同じ味がする」んですよね(笑)。グランクリュを並べて飲ませてもらったとしても、利きわける自信はまったくありません。テロワリスト的視点で見れば「それってダメじゃん」ということになりそうですが、パリゾのワインには、「それでも美味しいのだからいいじゃん!」と切り返したくなる説得力があります。加えて、これってすなわち、どれを選んでもそれなりに美味しいということでもあります。たとえば、マルサネとかフィクサンといったマイナーアペラシオンは(この作り手の中では)買い得感があると思います。少し意外に感じるのは、当主自身が自分のワインを「比較的早めに飲むべき」と語っていた(出所失念、どこかの雑誌だったと思います)こと。若いうちから美味しいのはたしかですが、熟成のポテンシャルも結構あると思うんですけどね。子供VTということで、02年のグランクリュを結構買い込んでありますが、先日飲んだ02のACブルが熟成の頂点の一歩手前ぐらいの感触だったことを思うと、特級クラスはまだまだですかねぇ?まずは正月休みにクロヴジョあたりを開けてみようと思ってます。ところで、パリゾのクロヴジョって、立地はどの辺なんでしょうね?いろいろ検索してみたのですが、どこにも記載がありません。★楽天でシャルロパン・パリゾを検索。★
2009年11月26日
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日曜日の朝9時に寺田倉庫に行ってきました。朝一番で行ったのは、11時半には子供の習い事の送迎に戻らねばならないから。往復の時間を考えると、あちらで使える時間は小一時間です。日曜の朝は道も空いていて気持ちいいです。朝メシはこの近所のセブンイレブンでした。この日は2箱入庫、1箱出庫。そして1箱閲覧。閲覧した箱からは主に99ビンテージのボトルを持ち帰り、代わりに先日購入した02オーブリオンとか02フェブレイなどを入れてきました。持ち帰った99年のボトルの用途は、もっぱら持ち寄りワイン会への出撃待機用です。次に、以前のエントリーにも書いた行方不明になっていた箱です。番号を読み合わせして、12番の箱だということがわかりましたので、この日引き取ることにしたのです。要するにこういうことでした。10番という番号の箱の保険金額を変えた際、箱の番号もふりなおして、すでに出庫して空き番になっていた12番に変えたのですが、その事実を忘れて、12番は当の昔に出庫したとばかり思っていたのでした。10番が欠番になっていれば気づいたのでしょうが、こちらも他の箱を預け入れた際に上書きする形で使ってしまったので、箱の存在がすっかり忘れさられていたわけです。気づいたきっかけは、「そういえば、だいぶ前に購入したジョルジュ・ミュニュレのボトルがないなぁ?」とふと思い出したことです。この箱にジョルジュミュニュレを2本入れたことだけは覚えていたのですが、他に何を入れたのかをまるで思い出せませんでした。それが今回ようやく明らかになりました。イタリアものが数本入っていたんですね。97のヴィーニャダルチェオ、Rヴォエルツィオの96バローロ・ラ・セッラ、Pスカヴィーノの98バローロ・カロブリック。私が自らあまり進んで買う銘柄ではないので、おそらく何かのセールか抱き合わせのセットで買ったのでしょう。この辺はもっと寝かせてもよいぐらいですね。フィオリータの2000年とオーギュストクラープのコルナスはおそらく数合わせで入れたのでしょうね。フランスでは、ジョルジュミュニュレの96エシェゾーとフスロット、95ゴヌー、ラマルシュの96クロヴジョ(渋!)、それに99のシュヴィヨン・NSGヴォークランとルロワのNSGラヴィエールが入っていてラッキーでした(持っていたこと自体忘れてましたので)まあどれをとっても、コレはスゴイというような銘柄ではありませんが、存在そのものを忘れていたボトルが多かっただけに、ちょっとしたボーナスをもらったような気分です。あとは、05年でひと箱、06~07年でひと箱入庫して、無事1時間で完了。帰りの道も空いていたおかげで、子供の送迎にも間に合いました。
2009年11月16日
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今日はこれから寺田倉庫に行ってきます。目的は最近そろえた05~07年のボトルの預け入れと、90年代ボトルの引き取り、それから行方不明になっているボトルの捜索です。預け入れるボトルについては、昨晩のうちにゴソゴソとセラーから出しておいたのですが、サイレントカーブの底の方から、購入したことすらすっかり忘れていたオリヴィエジュアンとオーレリアンヴェルデの05村名を発見。さらにジョルジュ・ミュニュレの04NSGシェーニョとか、カレラの03ミルズとか‥。この辺は遠からず飲んでしまってもよいような気もするし、預けるかどうかビミョーだなぁと思ってます。
2009年11月15日
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昨晩帰宅すると、楽天からオークションの落札通知が。リカーワールドさんのデュガ・ピ(07村名V.V)でした。実はこのデュガ・ピ、ヴィンテージを間違えて、06年のつもりで入札してしまったものだったんです。こういうのに限って落札してしまうんだよな~。落札価格10100円って、ウメムラさんの通常価格より高いじゃん‥。まったくもってアホです、私。↑こちらは9607円。このことがよほど堪えたのか、昨晩変な夢を見ました。ネットで中古車を100万円で購入したのです。(ちなみに買ったのは"ホンダ・バラード”。こんな車種覚えている人ほとんどいないでしょうね。)ところが、現地に行って、実物を見てみると、どこかの店の配達用に使われていたものらしく、店のロゴが入ったままだったり、後ろがボコボコだったり、ダッシュボードに汚れがへばりついていたりという代物。こんなものに100万も出せるわけないと、店長を呼びだして、なぜか同行していたカミサンと実家の母と一緒に脅したりすかしたりして、結局キャンセルして帰ってきた、というよくわからない夢でした。まあ、デュガピについては、キャンセルするほどのものでもないので、せめて送料を安上がりにするために、サンレンやクエルチャベッラのキャンティを同梱してもらおうかと思います。
2009年11月13日
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こんなものをいただきました。飲み残しワインの保存用の袋だそうです。ワインを注いだ後、空気を抜くことができるようです。自称ワインの保存評論家(笑)の私としては、試さないわけにはいきません。近いうちに使い勝手や効果を報告したいと思います。↑楽天で売ってますが、結構いいお値段なんですね。栓を開けたワインは空気に触れることにより酸化して味が変化してしまいます。 ワインのテイストを落とさずに保存する方法のひとつは空気に触れさせないことです。 プラティ・プリザーブに飲み残しのワインを注ぎ、完全に空気を絞り出します。 そして空気が入らない様にキャップを締めることでワインを数日後、いや数週間後でも楽しめるかもしれません。 アウトドアの市場で「折り畳める水筒」として10年以上の実績があるプラティパスから生れたプラティ・プリザーブだけの手法です。この方法はガラスの瓶やグラスでは不可能です。 このプリザーブは折畳めて、軽量、かさ張りません。 ワインを何時、何処でも楽しめる夢の保存容器です。
2009年11月11日
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ワインの飲み頃って、つくづく難しいなぁと思います。リリースしたての、果実味がピチピチした時期があって、これが最初の飲み頃。やがて果実味が後退し、といって熟成によるブーケもまだ醸成されない「閉じた時期」を経て、数年~十数年後に熟成されたワインとしてのピークがやってくる。凡年であれば、そのスパンは比較的短めにやってきて、良年になると、これが大きな長いカーブを描く。こう習いました。しかし、少なくとも私がよく飲むブルゴーニュの場合、事態はもう少し複雑で、熟成のカーブを上っていく過程においても、「コンドラチェフの波」に対する「ジュグラーの波」「キチンの波」のように、周期の短い波を繰り返しているように思われます。そして問題は、この小さな波のピークが予測不可能に近いことです。ある年のボトルを開けて、陶然とするようなすばらしさだったのに、ほんの数ヵ月後に同じボトルを開けたら、全然よくなかった、という思いは多くの方がされていると思います。こういう場合って、ボトル差で片付けてしまうことが多いものですが、実は小さな周期の飲み頃にあたっていたか否かだったということもあるのではとないでしょうか。私自身も過去に、充分飲み頃と思われるボトルを開けたのに全然予想と違っていたことから、「飲み頃を過ぎている」とか「状態が悪い」と評価してしまったケースが少なくなかったように思います。先日のワイン会でも平野さんが面白いことを仰っていました。いわく、平野さんが卸しているあるボトルをA.K.さんで開けたら、すごく美味しくなっていて、「平野さん、大変なことになってますよ!」と店主の木村さんが平野さんに連絡したそうです。それでご自分でも飲んでみたら、たしかに素晴らしかったので、急遽その銘柄をセールで売り出したとのこと。セールで買った方はさぞいい思いをされたんでしょうけど、ではその小さな飲み頃のピークがどのぐらい続くのですか、と伺ったところ、「せいぜい2週間ぐらいかな‥」とのことでした。2週間では、下手すると、到着したワインを休ませている間に飲み頃は過ぎてしまうことになります。では、陶然とするようなボトルに出会うということは、ある程度偶然に期待しないといけないのでしょうか?まあ、小さい波の循環は、基本的には大きな熟成カーブを描く中での話ですから、充分に熟成させれば、当たる可能性は高くなってくるでしょうし、90年のように、比較的いつ飲んでも美味しいビンテージというのもあるのかもしれません。個人的には、ボトルを安静に?しておく期間を長くとるのも重要なファクターだと思います。まあ、私の場合、自宅では、数日に亘って美味しく飲みたいという思いの方が強いので、熟成ワインの醍醐味は諦めて、若いワインをガンガン開けてしまうことのほうが多いんですけどね。
2009年11月10日
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自宅のワインがセラーに入りきらなくなり、近々飲む予定のデイリーボトルが納戸で野ざらしになっています。納戸は1階の北側にあるので、この季節ならそうそうワインが痛むことはありませんが、こんなことは数年ぶりじゃないかと思います。自宅を購入したり子供が幼稚園や学校に通いだしたりで、経済的に厳しくなってきたここ数年は、ワインライフについてはできるだけコンパクトにしようという方向でやってきました。ワインの購入についても子供VTの02、03以降はほとんど目立って買うこともなく、おかげで寺田倉庫の預け入れ箱数も減ってきていたのですが、なぜここに来てまた増加傾向にあるのかというと、少し意識して最近のVTを揃えるようにしているからです。会社組織においても、不況だからと新入社員を採用しない年が何年か続くと、ある代がポッカリ空くことになり、後々会社の人事政策に大きな支障をきたすといわれます。私のワインのストックをそれに例えるのもおこがましいのですが、手持ちのストックが02、03年に集中しすぎている現状を少し改善した方があとあとよろしかろうと思いまして‥。もうひとつ、反省点として、ここに来てようやく90年代中盤~後半のボトルたちが飲み頃を迎えていますが、残念ながら手元に残っている90年代のボトルは、貧乏症の私ではデイリー用途においそれと開けられないものが多くて、日常的に開けられるクラスを、もう少し我慢して寝かせておけばよかったなという思いもあります。そういう意味で、長く置いておけそうな05年だけでなく、06や07年、あるいは04年などの村名~1級クラスあたりを少しずつ収集して手元においておくことで、それらの飲み頃が分散してやってくることになり、将来的に飲み頃のワインがなにかしらストックの中にあるという状況になればいいなと思っているのです。幸いにして、07年などは値段も安いですしね。もうひとつ、ワインがセラーからあふれる要因となっているのは、自宅のセラーのストックが一向に減らないことです。ここ1~2年仕事のつきあいの会席や宴会が著しく増加しまして、平均すると週に2~3回は外で夕食を済ませています。したがって、自宅でワインを開ける機会があまりないのです。最近は酒量も減って、通常ボトル1本飲むのに3日かけています。若いVTのボトルを小瓶に移し変えれば、数日置いておいても充分飲めるので、新しいボトルを開ける機会は一層減ることになります。実際、本館の記録を調べてみると、10月は4本、9月は5本、8月は3本しか自宅でワインを開けませんでした。しかも最近開けているこれらのボトルは、長くセラーにあったものよりは、ごく最近仕入れたものとか、近所の酒屋で買ったものばかりです。自宅に数百本のストックがあるのに、何ゆえ近所の酒屋で買って飲んだりしているのかといえば、セラーの中に、平日の晩に飲めるような飲み頃のストックがないからということにほかならず、結局冒頭の話に戻るわけです。まあ、そんなわけで、自分のスタイルに合わせたストックの体質改善というか、構造改革というか、ここしばらくそんなわけで一時的に寺田の預け入れ本数が増えることになりそうです。
2009年11月01日
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翌日のリニエ・ミシュロ。果実味豊かなのは初日同様ですが、よりスパイシーな味わいになってきました。05年ということで、ビンテージの恩恵が大きいと思われますので、今度は06や07でどの位の仕上がりになっているのかを試してみたいところです。このリニエ・ミシュロもそうなんですが、最近はめっきり弱くなったことと、自宅で飲むとついペースが上がってしまうこともあって、ボトル半分飲むとへべれけになってしまいます。なので、こ自宅でワインを飲むときは、1本のボトルを3日にわけて飲んでいます。飲み方はこんな感じです。まず最初の一杯目をブルゴーニュグラス(またはボルドーグラス)にたっぷり注ぎます。その直後に、ボトルのワインをペリエの小瓶に移しかえます。このタイミングで小瓶に移すのは、あまり中の液体が空気に触れないうちに密閉したいという思いと、その一方で、(酸化していたり酒質が軽かったりと)不安定になりがちな最上部のヘッドスペースに接した部分を避けたいいう思いからです。一杯目のグラスが空になりましたら、その晩はあと1杯か2杯でおしまいにして、ボトルに残った分をバキュバンします。(残った量はかろうじてグラス2杯分とれるかどうかというぐらいです。)そして、翌日は、このバキュヴァンしたボトルの底の方を飲みます。小瓶に分けたものは3日目以降のために冷蔵庫で保存しておきます。状態が良い若めのVTなら、瓶口まできっちり詰めさえすれば、そこそこ日にちを置いても飲むことができます。さらに‥。小瓶に移したものに、バキュバンして、4日にわたって楽しめないかと、目下研究中。
2009年10月09日
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少し古いネタですが、YOLから‥。09ブルゴーニュ、05年には及ばない?2009年ブルゴーニュは偉大な作柄が予想されているが、2005年には及ばないという観測が広がっている。09年はブドウの糖度もバランスも良いが、05年より熟し方にばらつきがある。現地の生産者によると、区画によって収穫時期の見極めが重要になったという。(2009年9月29日 読売新聞)09ボルドー、生産者の技量が試される2009年のボルドーは乾燥と晴天で、ブドウの糖度が上昇しており、生産者の技量が試されるヴィンテージとなりそうだ。フランス気象庁によると、8月の降水量は過去30年間平均が60ミリに対して24ミリ、日照時間は243時間に対して270時間を記録した。ブドウは完熟したが、収穫が始まった右岸のメルロなどは潜在アルコール度が14%以上に達するケースも出ているという。このため、収穫時期とその後の醸造に配慮が必要なヴィンテージとなっている。2003年は乾燥と高温に特色づけられた年で、収穫のタイミングを誤ったシャトーはバランスの悪いワインを生産した。09年は潜在的に偉大なヴィンテージとなる条件がそろっているが、生産者の経験と判断が品質を分けることになりそうだ。(2009年9月24日 読売新聞)一時は05に匹敵するかといわれた09年ですが、そこまで楽観はできないようです。一方でこんな見通しもあります。09ボルドーは82と似ている…CH・アンジェリュス(前略)当主のユベール・ド・ブアールは「酸が低く、1961年や82年のような偉大なヴィンテージの性格を備えている。09年を2005年、03年、89年と比較する声があるが、全く異なるヴィンテージが進行中だ。すべての要素が82年と似ている」とコメントしている。(2009年9月29日 読売新聞)82年似ですか‥。こんなネタもありました。仏ラングドック・ルーシヨン、歴史的に少ない収穫量かフランス南部のラングドック・ルーシヨン地方は、歴史的に少ない収穫量が予想されている。フランス食品振興会によると、8月が乾燥していた上に、EUの転換政策を受けてブドウの樹の引き抜きが進んでいるため。前年の1300万ヘクトリットルを下回る見通し。8月は気温が35度まで上がり、水不足となり、ブドウの糖度は上昇した。9月に、夜の気温が下がり、成熟度、糖度、酸のバランスに恵まれたという。(2009年9月30日 読売新聞)しばらくは05年集めに邁進しようと思っている私ですが、一方で07年がかなり安いし、在庫も豊富なので(たとえばデュジャックなど)、数本揃えておこうかなという気になってきました。いずれにしても、ボーナス出てからの話ですが‥。
2009年10月07日
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先日のワイン会で、とある方から、「shuzさんは、時折り、ワインに対して『厭世的』になりますよね。」と言われました。『厭世的』、、ちょっと重たく文学的な響きですが、言いえて妙という面もあるなぁと思いました。ワインに対して前のめりになっていた頃に比べると、ここ数年の私のワインライフは、不完全燃焼的なもどかしさがつきまとっています。『ワインの世界はしょせんカネとコネ』というのは、私の盟友某氏の名言ですが、それに照らすと、私の場合、長くネットで情報発信してきたおかげで、多少のコネはありますが、いかんせんカネがない。不景気と子供にかかる費用とで、ワインに回せる金銭的余裕が、以前に比べるとまったくないのです。そしてもうひとつ致命的なのは、たとえば、国内外の産地めぐりをしたりとか、試飲会をハシゴしたりするような『時間的余裕』がないこと。個人的には、ワインの趣味って『カネとコネ』にもうひとつ付け加えるとすれば、『ヒマ』も大きな要素だと思います。というわけで、人と競争したり、一番になろうというわけでは決してないのですけど、それでも、この世界、私のようなアマチュア愛好家がどれだけ持てる資源を注ぎ込んでも、お金と時間のある人にはかなわない領域が厳然とあるということに、なんというか、挫折感を感じてしまうんですよね。だったら、いっそ、身の丈にあった、安価な領域のワインに焦点を絞っていこうかとか、ということになるのですが、そうすると今度は、対象が南仏などの正直私のあまり興味のない分野になってしまうという矛盾が生じます。金魚を飼ったり、音楽を聴いたり、ガーデニングしたりといったお金のかからない楽しみが他にある中で、そうこうしているうちに、ワインへのプライオリティ自体が相対的に下がってくる。この状況が、友人のいう『厭世的』な状況なんだと思います。しかし、その一方で、先日のように、90ルロワをご馳走になってしまったりすると、急にフツフツと購入意欲が頭をもたげてきて、もう少し05年を買い増そうか、なんて気になってしまう。あるいは数年前のシニア受験時のように、突然知識に対して貪欲になる時期もありますし‥。ここ数年は、このような、メーターの振れ幅の中にいるような感じですね。今ですか?今は、ミニマムではないけれども、決してMAXというほどでもない、針の位置でいえば真ん中ぐらいというところでしょうか。
2009年09月07日
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09年のフランスはよさそうだという風のウワサは耳にしておりましたが、どうやら順風満帆のまま収穫を迎えられそうです。以下、YOLより。09ブルゴーニュ、傑出した作柄に期待09年ボルドー、05年並みの作柄か!?仏の09年収穫量予想、過去5年平均より4%減少05年以来の当たり年が期待されるとなると、また争奪戦となりそうですね。価格の高騰も心配です。06、07年は白がいいみたいですよ。06、07ブルゴーニュ白、高い得点たしかに今までの私の数少ない経験からみても、07年の白は美味しいなあと。先日90年のルロワをご馳走になって、あらためて、(いまさらですが)良年の熟成したワインはいいなぁと思いました。それで、直近の歴史的当たり年である05年についても将来の自家消費用に少し買い足して寝かせようと思い始めています。値段の高さと争奪戦の激しさにすっかり嫌気がさして、スタードメーヌをほとんど購入しなかった05年ですが、地味めの中堅どころであれば、まだ市場にありますし、プルミエクリュぐらいのものを1ヶ月に1本ぐらいのペースで買っていくペースなら、それほど経済的な負担も大きくないでしょうから。そんな感じで、1年ぐらいかけて、1ケースほど買い増そうかと思ってます。
2009年09月04日
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昨日は、とある会食であちらの方とお互いワインを持ち寄ろうということになっていました。事前に先方が90のルロワ(赤キャップ)をお持ちくださると聞いていたので、こちらもそれ相応のものをと、何を持っていくかで頭を悩ませました。~当日持ち込みなので、あまり古いビンテージは持っていきずらい。~ワインに対しては非常に詳しい方なので、状態に不安のあるものは避けたい。~お店の方にもお裾分けをする(若いスタッフの勉強を兼ねて)ということで、よく知られた銘柄もしくは作り手が好ましい。いくつか候補を考えた中から、いったんは、フランスより直送のJ・J・コンフュロンの99RSVを持参しようと決めました。ところが、前日になってセラーを探しても、当のボトルがありません。改めて調べてみたら、このボトルはまだ寺田倉庫にあることが判明。それで、手元のセラーでなにか面白そうなものはないかと見繕いまして、ルジェの99エシェゾーを持っていくことにしました。フィネスものではありませんが、東急吉祥寺店からのボトルなので、状態面ではまあ大丈夫だろうと。というわけで、当日。バロン・ド・ロートシルト・ブリュット。先方の持参品1本目。2本目は、サヴィニー・レ・ボーヌ90(ドメーヌ・ルロワ)。リキュール的な濃縮された香味。すばらしい。さて、私の持参ボトル。相手の方は、ボトルを見るなり、「ルジェですね。」 さすがです。って、、、あれ?‥‥‥‥な、なぜに、ACブル???どうやら、ボトルを間違えて持参してしまったようです。この時期あまりセラーを開けっ放しにしたくない、という心理が働いて、よく確認もせずにキャリングバッグに放りこんでしまったのが原因でした。いや、まあ、定評あるルジェのACブルですので、これはこれで十分美味しいですけど、おひとりで90ルロワに加えてシャンパーニュまでお持ちいただいた相手に対して、これ一本というのは、まったくもって、穴があったら入りたい心境でした。
2009年08月26日
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http://www.jwine.jp/2009fol/09prize.html辛口甲州は、金3銘柄のうち、グレイスが2銘柄(もうひとつはマンズワイン)と、相変わらず強いですね。銀メダルには、フジッコとかルバイヤートとかマルスとかシャトレーゼとか、順当な作り手さんが入ってますが、そんな中、私の好きなハラモはやや振るわない感じでしょうか。欧州系の赤は、小布施のドメーヌ・ソガとメルシャンの城の平が金賞獲得。欧州系白にいたっては、メルシャン長野シャルドネほか、なんと4銘柄金賞です。スパークリングでも、メルシャンの勝沼のあわがついに金賞獲得。国産ワインも年々レベルが上がっているようで、楽しみですね。
2009年08月10日
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楽天のブログに引っ越してきて2年とちょっとですが、先日アクセスが40万を超えました。前身のFC2ブログが16万ぐらいですから、あわせて56万アクセス。駄話ばかりのこんなブログをいつもご覧いただき、ありがとうございます。本館アーカイブが10年目に入っても、100万を前に遅々として増えないことと併せて、世はブログの時代なんだなぁと実感しますね~。もっとも、最近は、気合を入れてコラムを書いたときよりも、セール情報をアップしたときの方がアクセスが多いという妙なことになってますが。#次はTwitterかな…
2009年08月03日
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