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3年前、大河ドラマ「平清盛」を見ていた時、ある食べ物が気になりました。
茶色くて、おでんの巾着のような形のものが、お皿の上に積み上げてあり、
清盛やその家臣がそれをつまんでおいしそうに食べていたのです。
雰囲気的に、日本のものではなさそうな貴重な物って感じ。
時は流れ、今年の春頃、ふと見た新聞に載っていた写真にくぎ付けになりました。
「清盛が食べてたやつだ!」
記事を読むとそれは 「清浄歓喜団」 というお菓子で、
京都の新幹線の改札内の売店で売っているとのこと。
これは次に京都に行った時に買わなくては...と思いました。
それで先日京都に着くと、まず改札内でそれを探しました。
うっかり売店の名前をメモし忘れていたので、けっこうぐるぐると探し回ってしまいました。
なぜなら、あの不思議な形のままではなく、1個1個立派な箱に入れられていていたからです。
1個594円(税込)と結構いいお値段なので、自分と上の子の分に2個だけ買いました^^;
子供にいきさつを話して渡しましたが、子供は清盛を見てなかったので
私ほどの感激もなかったみたい^^;
さて味の方ですが、あんに7種類のお香が練りこまれているそうで、不思議な味。
昔はこういうものがおいしかったのかしら...って感じかな^^;
(作ってる亀屋清永さん、ごめんなさい)
奈良時代に遣唐使が唐から持ってきた頃は「からくだもの」と呼ばれ、
一般庶民は口にすることもできないようなものだったとか。
そんなものを食べるという貴重な経験ができて良かったです。
後で調べたら、祇園の本店や京都の伊勢丹、高島屋などでも買えたようです^^;
http://www.kameyakiyonaga.co.jp/prod.php?prod_id=1
「『世界の魅力的な都市』の今年のランキングで、京都市が去年に続き2年連続で1位に選ばれた」
というニュースを今朝テレビで見ましたが、
こんな古いものが今もこうしてあったりするし、京都ってやはりすごいところです。
「平清盛」もまた見返してみたくなりました。