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トラドキスタン議会では今、英語という呼称をめぐって廃止論が持ち上がっている。 だいたい、日本語のなかにこれだけのばかげたカタカナを放りこんでおきながら、自らは「英語」と漢字のまま。 そもそも英語は世界に無数にある言語のひとつにすぎないのに、何か特別なもののように思われている。日本人なんかは白人が意味のわからない言語をしゃべっていれば、それで「英語や、英語や」となる。 もちろん漢字で書く中国語でさえ、ちゃんと国の名前が前についているのに、英語にはそれがない。 ポルトガル語でもブラジルポルトガル語という言い方があるくらいだから、もともとのやつをイギリス語と呼んで、アメリカでブッシュが話しているような品のないやつをアメリカイギリス語と呼ぶような考え方があってもいい。 イギリス語などと呼べば、フランス語、スペイン語、フィンランド語などと同じ重さで横並びになる。 そうしてこそ、日本人の深層心理に潜む「Englisch(anglais、englantia)は特別」という意識を払拭することができる。
2008.09.26
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翻訳者を募集して一堂に集め、全員を別の部屋に移動させている間に、持参させたパソコンのデータを改竄した容疑を認めた中越に対して、現場検証が開始された。 果たして中越の証言通り、40人のパソコンにある豪訳くんのデータを、みんなが席をはずしたわずか数時間の間に本当に改竄することができたのか。また、その目的は何なのか。 中越が急に狂ったように叫び出した。「ありえない。私がしていないことが起きている。私はここまではしていない。なぜ、なぜだ」「なんだ、どうした」「こんなことはやってない」 中越は周到な準備を経て今回の犯行に及んだという。それなのに、その中越が考えもしなかったことが起きている。事件ののちすぐ、40人のパソコンは押収されている。だれかが手を加えることなどできないはずだ。 40台のうち、これまで検証を終えた12台分にはどれも同じ変化が起きていた。「あとの28台はどうだ。中越が唯一改竄しなかった梨畑のパソコンはどうだ」「その検証は無理です。あんなひどい訳文の入ったパソコンの前に中越を座らせたら、また嘔吐します。なにしろ、ガンダーラコーポレーションの訳でも嘔吐するくらいですから。つい、この間も、朝日新聞の「メラミン混入の恐れ」というありえない日本語を見ただけで嘔吐したくらいですから」←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.23
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× ~を使ったすべての製品を輸入する際には (毎日放送ピンポン) ○ ~を使った製品を輸入する際には必ず × すべてのゴミを出される場合には(大阪市広報) ○ どの種類のゴミを出される場合にも
2008.09.22
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× 丸大 ~混入の恐れ もちろん、これが今後、近いうちに起る可能性について言っているのであれば、別に何の問題もない。 すでに検査も終わり、混入していた可能性が濃厚になっているときに、この日本語はないだろう。 だれかが失踪して行方がわからない段階で「自殺の恐れ」はいいだろう。しかし、遺体を前にして「自殺の恐れ」はありえない。 これほど明らかな間違いなのに、それを指摘する電話にまとに取り合わなかった朝日新聞。 これまで取り上げられてきた数々の偽装を報道し、批判する資格が果たしてあるのだろうか。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.20
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朝日新聞のシステムに異常が生じた。 編集の段階でも、最終的に印刷に回す段階でも「それらは」としたはずなのに、刷り上った新聞から「ら」が消えて、「それ は」となっている。 今さらどうするわけにもいかず、朝日新聞社では夕刊に「おわび」を載せることにした。 それにしても、なぜそんな現象が起きたのか、不思議でならない。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.16
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英語克服(ランキングより) 英語は克服するものではありません。英語の苦手意識なら克服できます。←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.15
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「お前はどこまで馬鹿なんだ。200字のやつは要するに、ラーメンで言えば半ちゃんみたいなもの。1枚ちゅうたら、原稿用紙1枚、400字に決まっとる。何枚か書いて、新しい用紙に入って、「る」で終わったら、そのあとに「。」を打つ。それでも、それで1枚。ちゃんと1枚分の原稿料を払うのが常識だった」「ええ、そうなんですか」「当たり前だ。この馬鹿たれが、、。その常識をめちゃめちゃにしたのが、いわゆる産業翻訳業界、技術翻訳業界だ。そういうところに、お前のようなやつが仕事を求めてきて、「平均余命が増加する」なんて文を平気で書く。ちょっと考えておかしいと思っても、それで一応意味がわかるから、そんなところに時間をかけて、ちゃんとした文にしようとしない。そんな時間があったら、次の文を訳した方が金になる。何もかも効率の世界になっている」「刑事さんのおっしゃる通りです。でも、じゃあ、私のような者はいったいどうすればいいんですか。結婚だって、必ずしも自分の意志だけで何もかも決めることができたわけじゃありません。子どももできて、そんなに簡単に外で働けません。家のローンだってあります。主人の給料だけじゃやっていけません。要するに、社会が悪いんじゃないですか」「なるほど、理屈だ。じゃあ、もしもそういう問題がなかったとしたら、会社勤めをしたいと思うか。それで、どんな仕事がしたい」「急に言われても、よくわかりません」「それじゃあ、たとえば、それでも語学の仕事がしたいと思うか」「そう思います」「それじゃあ、お前、ウソじゃないか。ほかに選択肢がなかったから翻訳の仕事を選んだんじゃないのか。で、通訳は、、」「語学を生かせる仕事なら何でもしたいと思います」「要するに、語学を生かした何かということか」「はい」「ふうん、、」←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.14
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「自覚があったのか。そうとなれば、今後の取り調べや捜査方針、日本国との戦い方にも影響が出てくる」「よし、梨畑、わかった。取り調べはまた明日からだ。今日は思いきり、歌って騒げ」「でも、刑事さん、、、」「でも、何だ」「あんな下手な歌を聴いたあとじゃ、もう歌えません」「なるほど、そう言えば、だれかも言ってたな。梨畑の翻訳を読んだあとは、2日くらい翻訳の仕事をする気がしないって」 翌日、刑事は取り調べを再開した。「なあ、美樹、オレはなあ、お前も犠牲者だと思うんだ。まず、業界そのものがいいものを求めていない。だいたいの意味さえわかればいい、安ければいいと思っている。とことん、経費を浮かそうとする。そもそも1枚1000円そこらで、まともな仕事ができるわけがない」「刑事さん、1枚って何の1枚ですか。同じ1枚でも、ものによって大違いです」「この馬鹿たれが、、。1枚ちゅうたら、原稿用紙1枚に決まっとる」「原稿用紙でも、400字のものも、200字のものもあります」「お前はどこまで馬鹿なんだ。200字のやつは要するに、ラーメンで言えば半ちゃんみたいなもの。1枚ちゅうたら、原稿用紙1枚、400字に決まっとる。何枚か書いて、新しい用紙に入って、「る」で終わったら、そのあとに「。」を打つ。それでも、それで1枚。ちゃんと1枚分の原稿料を払うのが常識だった」「ええ、そうなんですか」「当たり前だ。この馬鹿たれが、、。その常識をめちゃめちゃにしたのが、いわゆる産業翻訳業界、技術翻訳業界だ。そういうところに、お前のようなやつが仕事を求めてきて、「平均余命が増加する」なんて文を平気で書く。ちょっと考えておかしいと思っても、それで一応意味がわかるから、そんなところに時間をかけて、ちゃんとした文にしようとしない。そんな時間があったら、次の文を訳した方が金になる。何もかも効率の世界になっている」←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.10
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反米主義 近藤健 講談社現代新書 これまでの国定図書一覧 企業研修トレーナーのためのインストラクショナル・デザイン 大学教育出版 英語を学べばバカになる 薬師寺仁志 光文社新書 教育委員会廃止論 穂坂邦夫 弘文堂 アメリカもアジアも欧州に敵わない 八幡和郎 祥伝社新書 競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功 福田誠治 朝日新聞社 日本語に主語はいらない 百年の誤謬を正す 金谷武洋 講談社 文科省が英語を壊す 茂木弘道 中公新書ラクレ 新しいヨーロッパ 古いアメリカ 藤村信 岩波書店 どうして英語が使えない 「学校英語」につける薬 酒井邦秀 ちくま学芸文庫 大欧州の時代 脇阪紀行 岩波新書 日本語はなぜ美しいのか 黒川伊保子 集英社新書 主語を抹殺した男 金谷武洋 講談社 英語にも主語はなかった 金谷武洋 講談社 仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理 原田武夫 ブックマン社 日本人はなぜ日本を愛せないのか 今のままでは《二流のアメリカ人》に成り下がる 鈴木孝夫 新潮選書 産業翻訳に英検はいらない 水野麻子 新風舎 自ら学ぶ力を育む教育文化の創造 犬山市教育委員会 反米大陸 集英社←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.05
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梨畑ともうひとりの刑事が歌ったあと、御地が得意げに歌いだした。たちまち、梨畑が困惑の表情を浮かべはじめた。これがいったい、他人に聞かせる歌と言えるだろうか。 それなのに、御地ときたら、得意満面で「どうだ。こう見えても昔、歌手になろうとしたんだ。今でもまだその夢は捨てていない」と言うのだった。 もうひとりの刑事が「なあ、梨畑、どう思う。率直なところを聞かせてほしいんだが、、」「どう、と言われても、その、なかなかのもので、」「なかなかのものだと、、。なかなか上手なのか、それとも、なかなか下手なのか」「なかなか、おお上手、だと思います」「梨畑、お前、声震えてるぞ。思ったことを思ったままに言えばいいんだ。ここは取り調べの場じゃない。わかった。じゃあ、質問の仕方を変えよう。こいつがもし歌手になって、この歌声を全国に流したら、どういうことになる」 梨畑は急に泣き出して、声を絞り出すように言った。「みんなの迷惑です。日本の音楽をめちゃくちゃにしてしまいます。子どもの感性をズタズタにしてしまいます」「終わったな。お前の犠牲的精神がモノを言った。しかし、いくら、ホシを落とすためとはいえ、よくあんな下手な歌を歌ったな。しかも、そのあとで、これでも昔は歌手になりたかったなんて、よく言えたもんだ」「本当にそうです。私もそう思いました」 梨畑はそう言うと、また少し涙ぐんた。「だからこそ、私、目がさめたんです。刑事さんの歌と、歌手になりたいという大言壮語は、まさに私そのままです。あの下手っくそな歌は私の訳文そのもの、それでも歌手になりたいというあつかましさは、あの日本語で、翻訳者としてやっていきたいと思う私のあつかましさそのものです」 二人の刑事は顔を見合わせた。「そうだったのか」「・・・・・・・」「自覚があったのか。そうとなれば、今後の取り調べや捜査方針、日本国との戦い方にも影響が出てくる」「よし、梨畑、わかった。取り調べはまた明日からだ。今日は思いきり、歌って騒げ」「でも、刑事さん、、、」「でも、何だ」「あんな下手な歌を聴いたあとじゃ、もう歌えません」「なるほど、そう言えば、だれかも言ってたな。梨畑の翻訳を読んだあとは、2日くらい翻訳の仕事をする気がしないって」 ←ランキングに登録しています。クリック、よろしくお願いします。
2008.09.04
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