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数年前、大台ケ原がシロヤシオの群生地だと知り、それ以来、5月末から6月の始めにかけて何度か訪れているのだが、早かったり遅かったりで満開の時に出会ったことが無い。今年こそは!!と、お天気が良さそうな28日に行くことにした。この日は夫が当番で自宅待機、友人夫婦と3人で出かけた。前もって、大台ケ原物産店さんのブログでシロヤシオの情報を聞いたのだが、「今はシャクナゲが満開。シロヤシオは6月にならないと・・・」ということだった。しかし、気の早い木があるだろうと期待して。いつも通り6時出発。山の稜線がいつもよりハッキリ見えるので、もしかしたら富士山がまた見られるかもと話し合う。大台ケ原スカイラインを登るにつれ、これまでで最高の景色が見られた。大峰山南部の大日岳から八経ヶ岳、弥山を挟んで大普賢岳まで、どこも雲に隠れることなくこんなにはっきりと見ることが出来たのは初めてだ。 駐車場に車を停めると、隣の車のお兄さんがサイクリング車を降ろしていたので、どこまで行くのか聞いたら、小処(こどころ)温泉を過ぎて道の駅まで行き、また上に登ってくると言う。来るときにも自転車の人を見かけたが、小処温泉まではスカイライン以上に急で狭い道が続く。そこを自転車で往復するなんて、私には考えられない。なんでも、秋にヒルクライムの大会がここで有るので、練習に来たらしい。一晩ここで過ごして寒かったとか、星空が綺麗だったとか、早朝に富士山が見えるらしいので2時3時に日出ヶ岳へ登る人が多かったけど、残念ながら今日は見えなかったとか話してくれた。9時半に駐車場を出発する。道に赤い花が落ちているのを見つけた。カエデの一種のようだ。 展望デッキ手前で念願のシロヤシオの木を発見、蕾がついている。 下には花の直径1センチくらいの可愛い白い花が咲いていた。 展望デッキから見た尾鷲湾。 前回、ここからうっすらと富士山を見ることが出来たのだが、今回は丁度そのあたりに雲が有って見ることが出来なかった。日出ヶ岳山頂からの景色。シャクナゲと、背景は行者還から大普賢にかけての稜線。 正木峠方面。 枯れ木のように見えるのは、ほとんど蕾を着けたシロヤシオだ。 逆に、正木峠から見た日出ヶ岳山頂。 この木道の両側のシロヤシオが満開だったら、さぞ綺麗だろう。やはり今年も早すぎたようだ。正木ヶ原から見た大峰山系。 釈迦ヶ岳や弥山・八経と比べて行者還の低さがよく分かる。真ん中の屋根があるあたりが駐車場。牛石ケ原を過ぎ、大蛇嵓への分岐に来ると、シャクナゲが多くなる。 人も多いので、先に大蛇嵓へ行くことにした。途中に咲いていたアケボノツツジ。 シロヤシオもツツジなので、これがアカヤシオだったらな~と話し合ったのだが、掲示板にはアケボノツツジと書いてあった。大蛇嵓にて。 あまりに良いお天気で写真タイムに時間を取りすぎたのか、再び分岐に着いた時には12時半を過ぎていた。だが、素人カメラマン?があまりにも多く、ゆっくり昼食を摂れる雰囲気ではなかったので、シオカラ谷まで下りることにした。シオカラ谷までの坂は通称シャクナゲ坂と呼ばれるほどシャクナゲが多い。残念ながら、シャクナゲの良い写真が取れなかった(お天気が良すぎて花の色が飛んでしまう)が、私たちのこの日の目的はシロヤシオ。高度が下がるにつれ、花が咲いているシロヤシオの木が多くなってきた。 予想通り、気の早いシロヤシオを見ることが出来、満足してシオカラ谷に着いた。13時を過ぎてようやくお昼ご飯。ここから駐車場まで急な登りになるので、2個持っていたおにぎりを1つだけ食べた。お昼ご飯を食べた河原の上の木に、線香花火のような小さな花が咲いていた。 シオカラ橋から見たナナカマドの花(蕾?) 急坂の苦しさを癒してくれるかのように、ヤマツツジが咲いていた。 駐車場に帰ってきたのは14時半だった。自転車のお兄さんも無事に帰ってきていた。 14370歩 中荘温泉
2017.05.30
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5月20日は私の59歳の誕生日だった。50歳代もあと一年。とは言っても、19歳から20歳になるのとは違い、夫が59歳から60歳になった時とも違って、私の場合特に何か変わるわけでもないから、この一年で何か特別なことをしようとも思わないが。で、毎年記録しているお誕生日プレゼント。3月に城崎旅行に行った時、夫に2ヶ月半も早く買ってもらった「豊岡かばん」。 母の日特集などでよく見かけたのだが、今年はこの取り外しできるリボンが流行っているらしい。とにかく縫製がしっかりしていて、中国製のバッグにありがちな糸端が出ていることも全くない。ちょっとしたお出かけ用のバッグは、長女が13年前に初ボーナスで買ってくれたヴィトンのバッグしか持っていないので、一目ぼれしたこのバッグをおねだりした。20日は夫は飲み会。一応、事前に相談を受け、「○○子(二女の名前)とピザパーティーをするから行って来れば。」と追い出した。最初、ピザの出前を取ろうと思ったのだが、時間もあることだし、作ることにした。鶏の照り焼きピザとシラスピザとツナ入りマルゲリータ。マルゲリータにはバジル!とバジルを買おうとしたら、スーパーの入り口に1鉢98円のバジルの鉢植えが有った。たまたまお花が2割引きの日で、それも2割引きだと聞き、こっちの方が安い!!と2鉢購入。葉っぱを10枚頂いてもまだこの通り。 料理好きな長女と違って次女はあまり料理をしないらしく、ピザを作るのは大学生の時以来だという。ネットで検索しながらどうにか完成、すごくおいしそうに焼き上がり、写真を撮るのも忘れて食べてしまった。二女がワイン好きなので、ピザに合うと書かれていた赤ワインを買ってくれ、夫も照り焼きピザ一切れとワインを一口底入れして飲み会に出かけた。食後は近所のケーキ屋さんで久々に買ったケーキを二女と食べ、十数年ぶりに洋風に誕生日を祝ったのは新鮮だった。翌21日には3人揃っていつものお赤飯と鯛での夕食。2日間とも私が主になって働かなければならず、美味しかったが疲れた。
2017.05.22
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14日は行者還岳へシロヤシオを見に行こうと約束していた。朝5時15分、目覚まし時計が鳴ってもなかなか起きられない。前日の伏見稲荷その他への参拝が効いているらしく、体がだる重い。しかし、友人の奥さんが体調不良で不参加だし、私たちも行かないとなると友人一人になってしまうので、行者還小屋まで頑張ろうと夫と話す。行者還岳へは行者還トンネル西口から登るのが一般的なのだが、友人は登山者が少ない東口からのルートが大好きだ。なので、今回も東口から登る。西口にはやはり多くの車が停まっていたが、東口には2台だけ。もちろん、東口の駐車スペースはせいぜい6~7台なので少ない方がありがたい。東口からは最初下り気味に谷をトラバースしてから登りに入る。その登り口にいつも咲いている?ギンリョウソウ。 まだ頭を出して間もないように見える。このルートでは、急登が一旦なだらかになる所がシロヤシオの群落なのだが、そこに着いても花が咲いている様子は全くない。近づいてよく見ると、固い蕾がちらほら見える木が数本あっただけだった。 あっ、白い花が・・・と思ったら木蓮系の花だった。 足元にはスミレが咲いている。 ミツバツツジも。 10時20分、ようやく奥駈道へ出ると、シロヤシオの向こうに鉄山が見えた。 ここから20分ほど歩いた所。ミツバツツジの向こうにバリゴヤの頭から稲村ヶ岳(右側・山頂は枝に隠れている)への稜線が見える。 さらに10分歩くと、珍しく見晴らしの良い場所へ出る。 左から、八経ヶ岳、弥山、頂仙岳、鉄山。岩の多い所を右側に回りこむとヤマシャクヤクの群生地になるのだが、やはりまだ蕾だった。 クサタチバナにいたってはまだ葉も開いておらず、まるで土筆のようだ。 ヒメレンゲももう少し経てば黄色い花が咲くのだろう。 バイケイソウの中の道を通り、今日の目的の行者還小屋へ到着したのは11時半過ぎだった。 小屋の後ろに行者還岳。私たちはここまで。友人だけ山頂へ行った。小屋下に咲いていた満開のカメノキ。 通常、山頂まで往復すると1時間はかかるが、友人は40分ほどで帰ってきた。友人が帰ってくる前に団体さんが登って行ったので、途中の梯子の所で出会ったらかなり待たなければならないだろうな~と心配したが、大丈夫だったようだ。友人曰く、山頂付近のシャクナゲもまだ固い蕾だったと。友人が帰ってくるのを待ってお昼ご飯。13時頃下山を開始した。来るときよりもお天気が良くなり、山がハッキリしてきた。右側の弥山の山頂付近、水のタンクが高床式倉庫のように見えた。 その下の谷筋にはまだ雪が残っている。大普賢岳のギザギザから、お椀を伏せたような和佐又山へかけての稜線。 色違いのマムシグサが並んで咲いて?いた。 稲村ヶ岳(左)から山上ヶ岳(右)にかけての稜線。 一ノ多和付近の木で森林セラピー。 膝の骨折以来左足の踏ん張りがきかなくなり、下りが苦手になった夫だったが、今回は遅れることなく下りられたので良かった。トンネル東口の駐車スペースのすぐ手前に滝があったのを初めて知った。 木の枝にさえぎられて、上の滝がちゃんと撮れなかったのが残念だ。この日は母の日。友人の奥さんはさぞゆっくり出来たことだろう。 18417歩 天の川温泉(二女がリロクラブの会員になったので、10%OFFで利用できるようになった。)
2017.05.17
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二女は滋賀県に居た時から京都の歯科医院で矯正をしている。同じ矯正方法の歯科は和歌山には無く、大阪にはあるだろうが転院が面倒なのでこのまま京都へ通うという。13日の予約が15時30分だというので、その前に3人で伏見稲荷大社へお参りしようということになった。この日は朝から雨だったが、お昼くらいには止む予報だった。午前9時に出発し、11時に到着した。 さすが京都有数の外国人の人気スポットだけあって、日本語より外国語の方がたくさん聞こえてくる。修学旅行生も加わり、千本鳥居に入ってすぐは大渋滞で傘も差せず。幸い雨も上がり、おもかる石まではすごい人混みだったが、登るにつれてだんだん少なくなった。 新池。 池を過ぎるとようやく他の観光客を気にせず鳥居の写真を撮ることが出来た。 三つ辻あたりに咲いていたテッセン。 三の峰。 二の峰。 12時5分、一の峰(稲荷山山頂)。 ご本尊は石の様だ。 ここまで来る外国の方は欧米人が大半だった。下山は来た道を通らず、反時計回りに四つ辻へ。山頂からひと気の無い急坂を下ると、森の中に朱色の鳥居が静かに並んでいた。 長者社。 ここもご本尊は石。 薬力大神。 ここで滝行ができるようだ。 眼力大神。 ここには無料のおみくじがあり、私は21番、大吉だった。 再び四つ辻に戻り、ここの茶屋でお昼ご飯にいなり寿司とにしん蕎麦を食べた。四つ辻から見た京都の町。 この写真を撮った足元に咲いていたスズラン。 さらに下には産場大神。 ここらあたりは住宅街で、いつの間に境内を出たのか?と不思議だ。再び伏見稲荷の大門前へ戻ると、向かって右側の狛犬ならぬ狛狐はいつも玉を加えているのに対し、左の狐は先の曲がった十手のようなものだったり、巻物だったり、稲穂?だったりするのに気付き、面白かった。 この後、二女を京都駅で下ろし、私たちは二条城へ。しかし、二条城の駐車場が工事中で、狭くなった駐車場は満車にもかかわらず場内で数台が待っている状態。仕方なく、コインパーキングに駐車して、この付近にあるらしい御金神社へ行こうということになった。二女が半年くらい前、やはり歯科医院へ行ったついでに立ち寄ったら、それ以降、懸賞などで小当たりするようになったという。TVでも取り上げられていたし、毎年夏と冬に宝くじを買うのが恒例となっているので、出来ればご利益に預かりたい。 こちらで、宝くじを入れておくと良いと言われる福財布を買い、次は下賀茂神社へ向かったのだが、駐車場が分からず断念。京都の駐車場探しは大変だ。二女とは山科駅付近で待ち合わせだったので、山科にある大石神社で時間つぶしをした。忠臣蔵でおなじみの大石内蔵助が、一時山科に住んでいた縁で作られた神社だそうだ。 ここから歩いて数分の所に内蔵助の住居跡があり、遺髪が収められた供養塚があった。 この後無事二女と合流して18時過ぎに帰和。綺麗な夕陽が見えそうだったので、和歌浦付近の夕陽スポットを見てみたいという二女のリクエストに応え、番所鼻(ばんどこはな)や雑賀崎、田ノ浦といった海辺をドライブして家に帰った。 9901歩
2017.05.15
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このGW、夫の休みは3日だけ、7日は義父の祥月命日でお墓参りに行かなければならないので、山へ行けるのはこの日しかなかった。幸い、お天気も良さそうだったし、さてどこに登ろうかと釈迦ヶ岳と観音峰山で迷った挙句、行きの車中で、白いヤマシャクヤクが咲いているかもしれない観音峰山へ行こうということになった。いつも通り、6時に和歌山を出発。いつも通り、8時半ごろから登り始めた。いつもマムシグサが生えているところでは、まるで細い竹のようなマムシグサの新芽?が出ていた。 この様子ではヤマシャクヤクはまだ咲いていないかも・・・とちょっと不安になるミツバツツジ?も咲き始めたばかりの様子。 ヒトリシズカの群落は花盛りだったのだが。 案の定、観音平のヤマシャクヤクはまだ蕾だった。 観音の水場で、京都から来たという若者の一行にヤマシャクヤクのことを教えてあげたのだが、彼らもさぞ残念だろう。私たちがこれまでに見てきたヤマシャクヤクは登山道沿いに、あちこち散らばって咲いていた。だが、先着のお兄さんが、登山道から離れた奥にあるこのヤマシャクヤクの群落を教えてくれた。そのお兄さん、この日ここで11時くらいから餅撒きをするとおっしゃる。観音平のすぐ上に、かつて南朝の天皇方が隠れ住んだと言われている岩屋があるのだが、そのうちのお一人、後村上天皇の夢枕に現れたという十一面観音像が祀られている。毎年5月3日には、南朝の天皇の方々をお守りした一族の末裔の方々によって観音様にお祈りを捧げ、その後、餅撒きをするのだそうな。道理で、休憩所の脇の石碑もお参りされていた。 この時9時半。あと1時間半で山頂まで行ってこれる自信は無かったが、ここで時間をつぶすのも勿体ない。とりあえず、できるだけ急いで登って来ようということになった。それでも、観音峰展望台でいつも通り弥山と稲村ヶ岳の写真を撮る。弥山にはまだ雪があるように見えた。 山頂での証拠写真。 この時10時半。あと30分で観音平に戻れるはずがないと思いながらも、「餅撒き」に引っ張られて頑張って下りた。幸い、道が乾いていてたので滑る心配もなく、快調に足を運ぶ。展望台で京都の若者たちとすれ違うが、挨拶もそこそこに観音平へ。なんと11時5分に着くことが出来たのだが、肝心の餅撒きは準備がまだ整っておらず、もう少し時間がかかるということだった。拍子抜けしながら昼食にした。12時前になってようやく餅撒きの準備が始まった。 前述のお兄さんにちょっと大きなレジ袋を貰い、何十年ぶりかの餅撒きを楽しんだ。後ろの方に居たので、転がってきたお餅ばかりを拾ったのだが、お菓子もたくさん撒かれていたのでちょっと残念。(^^;) この後、もう1箱残っていた!!と追加で撒いてくれたお菓子をゲット、お兄さんにもお礼を言って、大満足で下山したのだった。いつも通り、天の河温泉に行ったら、ポイントカードが出来ていたのは嬉しかった。これもいつの間にか恒例となったのだが、帰りに道の駅「黒滝」に寄ると、警察の人たちがGW中の交通安全を啓発してお土産?を配っていたのを頂いた。 この他に「黒滝」で売っている草餅も入っていたのだが、これは写真を撮る前に美味しく頂いた。何ともラッキーな一日だった。 天の河温泉 不ケータイにより歩数はわからず。
2017.05.04
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