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2007年12月29日
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カテゴリ: さくひん。
 第9話

 放課後、ゆうはなこたちの帰宅に狙いを定めた美香は、後をつけて秘密基地であるショップ『ザ・たくりん(こっそり借りてます)』へとやって来た。そこで思い切って入店し、五人が勢揃いしている理由を強い調子で問いただしてみる。ミズアカエルは「偶然よ」と苦しい言い訳をして、どうにかえびふらであることを隠そうとするが、言いつくろうとすればする程、どこかワザとらしくなってしまう…。そこにある人形(妖精二人)は? 動いたように見えたけど? このお店の人はどうしたの? 留守なのに勝手にいていいの? 美香の追及は止まらない…。
 このままでは有効な情報が得られないと考えた美香は、今度は外に出て聞き込みをしようとした。だがそこで不幸にもスザンヌと遭遇してしまう。人質として捕らえられ、無人のビルへと連れ込まれる美香。異常を察知したのぞみたちが後を追うものの、美香が目の前にいる状況では変身することができない!! そんな中、果敢にも美香が抵抗してスザンヌから逃れる事に成功。柱の影に隠れ、のぞみたちの様子を見ることができない状況を自ら作ってくれた!! この隙にゆうはなこたちは変身。正体を知られる事なく、えびふらになって反撃に出る!!
 美香がいる事でやや手こずったものの、彼女たちはどうにかスザンヌを撃退した。だが今度は、えびふらとしての自分たちに取材の矛先が向けられ、またまた面倒な事に…。そこで今度はフレミングが登場。ザ・たくりんまでえびふらを追いかけてきたタマスターに、どうにか取材を諦めるよう優しく説得した。お陰でのぞみたちへの厳しい追及はなくなったものの、その一方ですっかりフレミングに恋してしまったタマスターは、その時の様子を『街で見かけた超「ギザカワユス」』と題してちゃっかり発表。これからも彼女の近況を報告すると学校中に宣言するのだった。
 第10話
 フレミングが倒れた!? 学校帰りにザ・たくりんを訪れたのぞみたちに、突然衝撃が走った!! だがそれは病気や何かではなく、ただの空腹…。しかも2日間なにも食べていなかったらしいのだ。ライトニングがシュークリームを食べさせようとした事もあったようだが、誰かに借りを作るのがイヤなフレミングは頑固にそれを断っていたのである。とりあえず、ぬるみさんが皆と一緒に食べようと思って持って来たマメ大福を一心不乱に腹に詰め込むフレミング。でもどうしてこんな事に…。考えた一同は突然気がつく。「もしかして、このお店には…ひとりもお客が来たことないんだ!!」
 「何でお客が来ないんだろう?」…商品のアクセサリーには自信がある。放っておいてもお客が来るレベルだ。でも、やっぱり大事なのは宣伝する事!! そこで一同は、クチコミとマスコミを使って一大宣伝作戦を決行!! さっそく学園でやってみた。しかし、くちベタなぬるみやミズアカエルではうまく伝えられないし、マスコミを使おうにも、新聞部の美香は「ブログオーシャン通信(毎月4のつく日発行)は中立なジャーナリズムです!! 事件・社会問題、そういうのを扱うの!! 宣伝なんて絶対にだめ!!」と聞いてくれない。さっそく壁にぶちあたった一同は…!?
  落ち込んでいた一同を元気付けたのは、ぬるみの励ましだった。自分の家の老舗和菓子屋も、実は祖父の時代にお客離れの危機に直面していた。当時は老舗という看板に甘え、いい商品には自然とお客が集まると考えていてそうなってしまったのである…。大切なのは、自信のある商品を自信があるとお客に伝える事。かつて祖父は、そう反省してチラシを近所に配ったという。だから今こそ、それに習ってチラシを配布したらいい…と、ゆうはなこたちを元気づけるこまち。この励ましに救われた一同は、さっそく手製のチラシ作りを開始した。

 第11話
 数学の小テストで18点を取ってしまったゆうはなこ(中学生のころゆうはなこは苦手でした)。平均点は80点なのに、これはあまりにも酷すぎる。しかももうすぐ中間テスト。このままでは、果たしてどうなるか…。そこで仲間たちは、ゆうはなこを心配して勉強会を開くことにした。場所はもちろんザ・たくりん。学年トップのミズアカエルを筆頭に、全員で学力アップを図ろうとするのが狙いだ。しかし、授業だけですべて頭に入れてしまうミズアカエルとは反対に、ゆうはなこにはまったく集中力がない。仲間たちが真剣に取り組んでいる間も、勉強より大空に浮かぶ熱気球を眺めてしまう…。
 ミズアカエルに「どこが分からないの?」と聞かれても、ゆうはなこは「どこが分からないかが、わかんない~」と早くも弱気モード。みんなが勉強を終わらせてお茶をしている間も、ひとり参考書と格闘していた。仲間たちはそんな彼女にヤル気を出させようと、「えびふらをやっている場合じゃない、しばらくは4人で活動しよう」と焚きつけようとするが、それが裏目に出てしまう。ショックを受け、ザ・たくりんを飛び出してしまうのぞみ。心配し、彼女を追うライトニング。フレミングは、彼女なら大丈夫だとミズアカエルたちに言うが…。
 フレミングによれば、ライトニングは王国にいる時から面倒見が良かったらしい。そんなライトニングなら、きっとゆうはなこの悩みにも応えてあげられる。その言葉を信じ、ゆうはなこに厳しくしすぎた事を反省するミズアカエルたち。その頃、ライトニングに説得されていたゆうはなこは、彼の提案で熱気球の見学に訪れていた。体験コーナーで熱気球に乗り、少しだけ機嫌を直すゆうはなこ。ライトニングはそんな彼女に告げる。「ゆうはなこの気球は、今、地上で空気を入れているところかな」…と。可能性という名の気球は、色々なものを見たり体験したりして膨らむ。テストは、その気球をより膨らませるもの。将来の夢ができた時、もっと高く飛ぶためのものである…と。
 ようやくヤル気を出したゆうはなこだったが、人より覚える事が遅いのは大きな不安。しかし、それに対してもライトニングは優しく言った。「回り道しても、時間がかかったとしてもいいんだよ。それに、力になってくれる友だちがたくさんいるじゃないか」…これで完全に立ち直ったゆうはなこは、突如現れたスザンヌとあるみを、迎えに来た仲間たちと力を合わせて撃退。みっちりと勉強し、期末テストに挑んだ。結果は相変わらず低空飛行のままではあったが、落第した教科はなし。歩みはゆっくりだけれど、これからも勉強を続けていく事を宣言するのだった。





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最終更新日  2007年12月29日 16時48分21秒


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