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出国前にはイオン銀行と提携しているPayForexというアプリが使えるとの情報を得て,アプリの登録だけしておきました。
そこで早速試してみました。
送金手数料は780円,さらに着金サービス料として2,500円を払えば,受取銀行側から手数料を弾かれる心配はないとのことでした。
クーポンが500円ついていたので,計2780円の手数料で済みました。
受取手数料は通常2,500円引かれるようだったので結果としてはお得だったと判断しています。
どうせ授業料や家賃で相当のお金が必要になるので,100万円の送金手続きを試みました。
こちらはアプリ上で日本円から米ドルに両替しての送金という仕様になっています。
ほとんど間を置かずに海外送金証明書が送られてきました。
連休明けに電話連絡がきました。
これは送金について本人確認を行うためのもので,口座開設の際にあらかじめ聞いていました。
どんな用途でなぜ大金が必要なのかしつこく聞かれました。
また,仲介機関はどんな会社なのか,なぜこの会社が介在しているのかについても聞かれました。
英語のやり取りでは伝わりにくかったので,メールの文面で伝えるよう言われました。
メールの文面を作成したうえで,ちょうど,ATMカードの新規発行が済んでいたので,窓口で受け取るついでに海外送金についても聞いてみることにしようと銀行に直接向かいました。
到着直前に2回目の電話がありました。
メールを見たようですが,内容がいまいち伝わっていなくて,何度も送金目的や仲介機関について聞かれました。
銀行の入口前で電話をしていたら,ふと警備員から手招きされたので入ってみると,個室で電話している相手と対面できました。
電話の相手はてっきり本店にいるかと思っていたので拍子抜けしました。
でも,結果として窓口で直接やり取りできて,すべての疑念が解消されました。
質問は以下の通り
1.送金の目的
2.仲介機関を使った目的
3.ドル建てで送金した理由。
2と3についてはPayForexのアプリの仕様の問題なので,こちらではやむを得なかったと訴えるよりありませんでした。
銀行間の直接の送金を勧められましたが,事前に外国送金の利用申込が必要で出国直前のタイミングでは発行が間に合わない可能性があり断念した経緯があります。
また,手数料が安く使いやすかったということは伝える機会もなく送金が認められました。
この間にVISA付きATMカードも無事に受け取れて,使用可能になりました。
これで,カーシェアリングやレンタカー,通販サイトでもクレジットカード払いができるようになりました。
クレジットカードを保有していることは結構メリットが多く,現金の手持ちが少ない中で,台湾での口座に残高があれば,キャッシュレスが可能になります。
日本のクレジットカードも複数持参していますが,どれも台湾内で発行したものではないので受付ができないといわれることがあります。また,手数料が引かれるのであまりお得な決済手段とは言えません。
ほかに調べた範囲では楽天銀行の送金サービスの手数料が安いことがわかりました。
念のため,楽天銀行の海外送金の手続きをしました。
銀行口座は開いてあるので,あとはマイナンバーカードの登録申請をするだけで送金の手続きができるようです。
結論として,ドル建てで仲介機関を挟む手法は受取銀行から疑念を持たれるし,両替のタイミングによっては損をすることになるのであまりお勧めできません。
とはいえ,自分が持っている口座では外貨建てのまま保有できるので,専用アプリでレートがいいときに両替ができます。
ちなみにレート1米ドル=145.12円で100万円=6890.84米ドル
着金したときにはなぜか6884.14米ドルで6.70ドル少なくなってました。
しかし,2日後には6.70ドル振り込まれて無事受取手数料ゼロで済みました。
ただいま台湾元に対する米ドルが急落中(1ドル=30台湾元)なのでしばらくレートが回復する(1ドル32台湾元以上)のを待たないと元が取れません。
しかし,トランプの動向によっては回復せずに落ち続けることも予想されるので,両替のタイミングが難いっそう難しくなりそうです。