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歓喜と祝祭のためのものではなく、追悼と祈りのために掲げられたものである。
街を行き交う人々の動きは、いつもと同じようでいて、どこかぎこちなく見える。
抑制された声で会話しあう親子。地元の人間の目撃談に耳を傾ける通行人。
爆発音の静まった後の、奇妙な沈黙と静寂。
警察官の多さと、進入禁止のテープが、その場所を一目瞭然に示していた。
復旧作業は急ピッチで進められていた。
瓦礫や割れたガラス片は、夜を徹して行われた清掃作業によってほとんどその場から姿を消していたし、バイクなどの炎上した跡は何処にも見出せなかった。
何台も横付けされたガラス業者のトラックと、取り付けを急ぐガラス職人たちの姿が、一刻も早い復旧への希望を表していた。
ベレディイェ(区)は、いち早く新しい看板を掲げ、その下に大きなトルコ国旗を吊り下げた。
歩道の上には、ある政党によって行われた抗議行動の名残である、赤いカーネーションが残されていた。
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