2005/11/14
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カテゴリ: 南アメリカ産


日本式双晶 です。
名前は「日本式」ですが、産地はペルー。

日本式双晶とは、二つの水晶が特定の角度(84度33分)でくっついているものです。
明治時代、水晶の産地として知られた山梨県の乙女鉱山で発見され、
世界に知られるようになったことから「日本式」の名前がありますが、
その後世界各国で発見されるようになりました。

また、「日本式双晶」は写真のように板状の結晶になることが多いようですが、
近年では、板状ではない形状の、スモーキーやアメシストの日本式双晶も見つかっているそうです。


板状結晶がくっついたこのスタイル。
そのシルエットから「ハート形水晶」とか、「夫婦水晶」「軍配型」などと呼ばれることも。

実は、素材サイトにある日本式双晶のイラスト↓は、
写真の石をトレースしたものです。


表面が粉っぽい感じでつや消しですが、
ダメージが少なく、左右のバランスがよいものを選んでみました。

ところで、最初の方で日本式双晶とは、二つの結晶が「84度33分」の角度でくっついたものと書きました。
このほかにも、76度25分の角度でくっついた(くっつき方は日本式双晶とちょっと違うらしい)エステレル式双晶と呼ばれるタイプもあるようです。

双晶か、そうでないかを見分けるのは、意外に難しいのでしょうか。





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Last updated  2007/04/23 01:52:30 PM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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