2006/06/11
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カテゴリ: アフリカ産


11月10日 に続いてリビアン・グラス第2弾。

北アフリカのリビア砂漠で見つかることからリビアン・グラス、
またはリビアン・ガラス、リビアン・ゴールド・テクタイト
リビアン・デザート・グラスの名前があります。
リビアン・グラスとしては、こちらの色合い、形の方がスタンダードです。
満月の光をゼリーにして、スプーンでひとすくいしたら、
こんな感じになるんじゃないでしょうか。
ぽつんと乗った星くずのトッピングは、クリストバライトだと聞きました。

モルダバイトと同じく隕石の衝突によって地球上の岩石が溶けて飛び散り固まったものであるという説が有力で、

黒に近い褐色や緑など、濃いめの色合いが多いテクタイトの中では
ひときわ目を惹く明るい色合いとなめらかな質感が特徴です。


要は天然ガラスなので、水晶よりもモース硬度が低いです。
とんがったところなどは欠けやすいので、取り扱いにはご注意を。
新宿ショーでは、モルダバイトと並んで大量に量り売りされていました。
それも一つのブースだけでなく2~3か所のブースで、けっこう山積み状態。

質はともかくこれだけ採集され、流通するということは、
もともと存在している量が多いということでしょうか。
……ということは、遙か昔、モルダバイトやリビアングラス形成のもととなった
隕石が地球に衝突した際の衝撃はいかばかりだったでしょう。
これらのテクタイトは天然ガラスですから、

降り注いだということで……うわあ。

どろどろのものが降り注いだのではなく、空中で固まったものということになりそうですが、
それでも想像すると……。





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Last updated  2008/02/25 11:55:03 AM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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