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2007/07/06
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カテゴリ: タバコ
いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日、多くの素的なことがあり、感謝しています。


私も1日40本、自宅では缶ピースを吸っていて死んでも止めないと
豪語していたヘビースモーカーでした。
1986年9月20日土曜日、浜松からの出張帰りに新幹線浜松駅でビール、
たばこ、そして珍しく写真週刊誌フライディを買い、浜松を後にしました。
ビールを飲み、たばこを吸いながらフライディを読んでいたら
3泊4日の禁煙合宿の記事がありました。
禁煙は難しいので55,000円を支払って参加されている方のコメントも
載っていて大変そうでした。
そんなに難しいのなら今から禁煙しよう、よし止めたと吸っていた
ピースライトを飲み終えた缶ビールの中に入れてから1本も吸っていません。
月曜日に出勤し、禁煙したことを上司、同僚などに宣言しました。
死んでも止めないと公言していましたので信じてもらえなかったようでした。
1週間はじゃまをする同僚がいたり、連日飲酒することがありポケットにたばこ、
愛用のZipooライターを入れていましたので、もがき苦しみました。(笑)
翌週は、たばこ、ライターの携行を止め、会社の机に入れていた買い置きたばこを
喫煙者にプレゼントしました。
かなり大変だった1ヵ月が過ぎてからZipoo中心のライターコレクションを
すべて喫煙者にプレゼントして無事に卒煙できました。


この卒煙セラピーはかなりよさそうですね。
金銭的にきつい人は、本がでています。
世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー、読むだけで
絶対やめられるという話題の本  禁煙セラピー
この本での私の友人・知人の卒煙成功率は6割を超えています。
家庭での受動喫煙に悩まされていた楽天ブログをリンクしてくださっている主婦には、
自宅にこの本をさりげなく置いておくことをおすすめしました。
しばらくして何となく読み始めたご主人が卒煙したと感謝されました。


卒煙するなら早い方が絶対に得をします。
上手に禁煙するコツ 私の卒煙経験 もご参考にしてください。


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◆迫力の体験談催眠にクラッ
◇たばこでリラックス、集中…みんな幻想/「吸わない生活は楽しい」深層心理に刻む
たばこをやめた。20年以上に及んだ喫煙生活だったが、スッパリと。人生の半分以上を紫煙とともに過ごしてきたのに、自分でも拍子抜けしている。健康面や金銭的な理由から決心をしたわけではない。日本では珍しい、民間の禁煙セラピーを体験取材したのがきっかけだ。てんまつを紹介すると……。

セラピーは、1泊2日の日程で高原に行き、セラピストの話をみっちり聞くというものだった。参加費は1人7万2500円と安くない。だが、行くまでは、全く信用していなかった。

主催者の「アレン・カー・ジャパン」(本社・東京、03・3507・4020)は、ロンドンに本部を置く禁煙セラピーの世界組織(38カ国)で、現在、4万5000人が受講している。日本では05年5月に発足し、これまでに1500人以上が禁煙に成功した。心理療法と催眠療法を併せた独自のセラピーで、成功率は9割を超えるというのがウリである。

東京都内の待ち合わせ場所にやって来たのは、30~70代の男女10人。仰々しく「卒煙ツアー」と掲げた観光バスに乗り、中央高速で山梨県・清里高原に向かった。途中のサービスエリアで休憩すると、「卒煙って、禁煙のこと?」と一般の行楽客が我々をジロジロ眺めていた。

会場となったペンションで、まずは全員が自己紹介。朝一番の東海道新幹線で岡山県から来た年配の女性は、胸に手をあてて「たばこが原因で心臓やのどを手術したのに、それでもやめられない」とすがるような目つきだった。

家族が自分に黙って申し込んだという50代の男性は「昨夏、中国で外交官をしていた友人が肺がんで死んだ時も、自分はやめようと思わなかった。やめられるものならやめたいけど、無理だろうなあ」と最初から白旗を掲げていた。

アレン・カー・ジャパンの社長で、セラピストの島田美帆さん(34)は「さあ皆さん、リラックスして、たばこを吸い続けてくださいね」と言う。「ならば」と、参加者みな安心してプカリ、プカリ。高原のおいしい空気と一緒に吸うたばこは格別うまいのだ。

私の場合、健康に悪いとは思いつつ、平均して1日20~30本吸ってきた。これまで3回禁煙に挑戦したが、いずれも1~2週間で失敗した。禁断症状でストレスがたまり、「禁煙ほど体に悪いものはない」と信じて疑わずにきた。「最後の1本」を吸うまでは--。

■最強のドラッグ
煙が立ちこめる中、島田さんが10項目の指示を出した。セラピーでいうところの「心理療法」である。「このメソッド(やり方)がすべての喫煙者に有効であることを理解してください」「喫煙者だった時の気持ちを書き留めておきましょう」「最初の1本に火を付けた時点で道を誤っただけであり、本来の自分はたばこなしでも平気だったことを思い出しましょう」などだ。

参加者から「そんなこと言っても、本当にやめられるのかな」と失笑が広がる中で、元ヘビースモーカーの島田さんが淡々と自分の体験を話し始めた。

「私は1日60本以上吸っていて、何度も禁煙に失敗しました。喫煙のせいで、たばこ嫌いだった婚約者と別れました。仕事柄、一日中たばこのことを考えていますけど、全く吸いたいと思いません。みなさんも大丈夫、やめられます」

間もなく、会場から笑い声と煙が消えた。挫折を繰り返した島田さんは4年前、ロンドンでアレン・カーのセラピーを受け、セラピストの資格を得た。

「みなさんは体の中に『ニコチン・ベビー』という赤ちゃんを飼っていると思ってください。このベビーが困ったもので、ミルク(たばこ)がほしくなると、『そろそろ吸いましょうよ』と誘惑する。これが禁断症状です」

その通り。でも、その誘惑に勝てないから禁煙できない。

「幻想にだまされているからです。たばこを吸ったら、リラックスできて、集中できて、太らないで済んで、たばこ仲間との楽しい時間も維持できる--。みなさんは、そう洗脳されているだけ。たばこは世界最強のドラッグですから」

では、どうやったら禁断症状を克服できるのだろう。

「禁煙して最初の3日間はニコチン・ベビーが暴れてつらいかもしれませんが、5日を過ぎれば楽になります。3週間もすれば、もう大丈夫。ただ『たまに1本ぐらい』と思ってはいけません。その後、何万本ものたばこを吸うはめになって、元の木阿弥(もくあみ)です。ニコチン・ベビーを飢え死にさせなければだめです!」

迫力満点の体験を聞いた後で、参加者各自が「最後の1本」を吸うことになった。みんなで紫煙を深々と肺に入れたものの、いつものおいしさを感じない。ほかの参加者も首をかしげている。

最後のだめ押しは、催眠療法だった。部屋を暗くして目をつぶり、集中する。島田さんの「義務(喫煙)、権利(禁煙)」という言葉が頭の中で繰り返し響いたと思ったら、意識が消えた。後で島田さんに聞くと、喫煙者と禁煙者の両方の生活のイメージを語りかけたそうだ。吸いたい気がしないのは、吸わない生活の方が楽しくて、健康的だという意識が深層心理に植え込まれたからだという。

■わずかな心がけ
日本たばこ産業(JT)の調べによると、日本人の喫煙率は昨年、26・3%となって11年連続で過去最低を更新した。また、中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)の調べでは、ニコチンパッチによる治療(5回)後に禁煙した人が半年後も禁煙している確率は54%で、張らなかった場合は33%に下がるという。禁煙治療は医学的にそれなりの効果があって、喫煙率の低下が進んでいるのだろう。

さて、その後、他の参加者はどうなっただろう。禁煙が無事続いていれば、今日で20日目になる。喫煙歴50年だった男性(68)に先日電話すると「まだ続いてます。食後に時々、吸いたくなるけど、すぐに吸いたくなくなる。禁煙の成功と挫折はきっと、わずかな差(心がけ)で決まるのでは」と話す。

私も別に我慢していない。会社の同僚や知人から「無理しないで、1本どう?」と意地悪な誘いが時々あるが、もう生理的に吸いたいと思わない。毎朝目覚めはスッキリし、食事もうまい。階段の上りも苦にならない。これまでに使ったたばこ代は大ざっぱに計算して約400万~500万円。おカネは返ってこないが、体力は戻ってきた。自信がついたせいか「死ぬまでにエベレスト登頂か、パリ・ダカ(ラリー)に出場しよう」と最近、無謀なことまでまじめに考え始めたほどだ。

(出典:毎日新聞)





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最終更新日  2007/07/06 12:12:16 AM
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