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シーズンフィナーレ。短いシーズンだったので、統一のテーマで全体のトーンが揃っていたように思います。最初から最後までオリビア・ベンソンが頑張ったシーズン!SVUは連続して起こっている同一手口のレイプ事件について、現在の捜査状況を公に報告する。昨年12月に発生した事件では、独身の女性が警備の薄いアパートに侵入し、電球を緩めて停電を装い、暗がりから襲った。針金ハンガーを使って手首を縛り、銃で脅して銃身を使って性的虐待する。荒々しい犯行で、犯行の間隔が狭まっているだけでなく、内容もエスカレートしており、最近の被害者はICUに収容されている。犯人は20~30代の白人でブラウンの髪だったというが、指紋やDNAなどの証拠はまだ見つかっていない。マスコミなどに対する発表の場に、新任の地方検事局審理課課長ハイディ・ラッセルが現れ、自らの存在感をアピールする。新たな犯行があり、アリエル・ブラッドフォードが自宅で襲われた。帰宅したルームメイトが発見したが、内蔵損傷の上出血がひどい。アパートには防犯カメラがなく、犯人はドアの鍵をピッキングしたと見られる。鑑識は窓の内側に一つだけ指紋を見つけた。アリエルは銃を挿入されたと言い、犯人は出血する自分をうっとりとした表情で見ていたと証言する。犯人は若い白人で、作業用の手袋をしていた。ガラス戸に着いていた指紋は、市衛生局勤務のビリー・ヘッジズとわかる。ヘッジズはアリエルのアパートの周辺で仕事をしており、9ヶ月前でクラブでちかん行為をしたため犯歴が残っていた。ヘッジズは昨夜は一晩中自宅にいたと弁明し、指紋があった件についてはわけがわからないと答える。アリエルの写真を見せると見覚えがあると言い、アリエルも面通しでヘッジズを特定した。これで捜査は大きく動くかに見えたが、先の4件との関連は見いだせない。ヘッジズを大陪審にかけるとしても1件のみで、それでもラッセル課長は乗り気だった。ヘッジズには公選弁護士がつき、大陪審を回避するために無理やり罪を認めて7年の刑期を要求してきた。ただ、ヘッジズは無罪を主張してる。ところが、ロワーイーストで銃を持った男が女性を襲ったという事件が起こる。手首を針金ハンガーで縛られ、手口は連続犯と同じだが、隣人が部屋を訪れたことでレイプは免れた。マスコミはすでに犯人が逮捕されているのではないかと、オリビアたちを追及する。真犯人がいたのか、あるいは共犯者がいたのか、コピーキャットか。ラッセル課長は現場に姿を見せ、なぜこういうことになったのかとオリビアを責める。検察の面目は大潰れだが、オリビアはカリシが責を負うことになるという。6件目の被害者サラは、犯人に脅されながらも質問攻めにして身を守ろうとした。銃には血がこびりついており、銃の革のケースにはイニシャルが見えたという。男は無言だったが、隣人がノックした隙に革のケースを蹴って隠した事がわかる。サラの部屋からは海兵隊の特殊部隊のケースが見つかった。この件により、ヘッジズの容疑は薄れて、取引は持ち越しとなった。帰宅したフィンはヘッジズの息子を名乗る少年から銃を向けられる。父親は無実だというトビーに、何とか銃を下ろせというが、どさくさでトビーの銃が暴発しフィンは腕に怪我をしてしまう。フィンはトビーを帰し、銃を証拠品保管課に第3者が拾ったと嘘をついて預ける。しかし、体調を崩して倒れてしまったため、オリビアに知られることになった。トビーは両親が離婚し、父親が逮捕されたことでキレたのだろう。フィンとしては少年のやったことを表沙汰にはしたくない。ヘッジズを刑務所から救い出すためには、ガラス戸に付いた指紋の理由を証明しなければならない。ヘッジズに過去の職歴を聞くと、ホームセンターに勤務していたことがわかり、そこでアリエルのアパートにあるのと同じガラス戸を扱っていたことを突き止めた。ちょうど、アリエルのアパートが改装している時にガラス戸を搬入した事実もわかったため、これで無罪を強く裏付けられる。一方、サラの部屋で見つかった革ケースからは、元海兵のグレン・ダンカンのDNAが検出された。ダンカンは2019年に不名誉除隊となっており、慎重を期するカリシは確実な証拠が必要だという。サラとアリエルにダンカンの面通しをさせることにするが、アリエルはヘッジズの面通しで間違っていたのかとショックを受ける。再度の面通しでダンカンを特定したので、SVUはダンカンが恋人と住むアパートへと向かう。相手は特殊部隊出身の元兵士で危険な相手だ。案の定、ダンカンは警察に向けて窓からマシンガンで撃ってきた。巡査が被弾したため、オリビアは身を挺して救い出す。ダンカンは恋人を人質にしており、オリビアは交渉人の到着を待たずに説得を始める。しかしうまくいかず、突入部隊が部屋に突入してダンカンを制圧した。恋人のジェーンは、ダンカンが軍に入隊してからおかしくなったという。ダンカンが不名誉除隊したのは、軍の女性兵士に性的虐待を加えたからだったが、除隊後に鍵付きの箱に女性の下着を隠しているのをジェーンは見つけていた。鑑識でそれらの下着の中に、6件のレイプ事件の被害者ものが見つかり、面通しでもダンカンが特定されたので、これで晴れてヘッジズの無罪が証明された。フィンはトビーを連れてヘッジズが釈放されるのを出迎える。フィンは刑務所には絶対に入ってほしくないので、銃は二度と触ってはいけないとトビーに言い聞かせる。オリビアはマディの16歳の誕生日パーティに招かれる。マディはセラピーのおかげで回復しつつあるが、母親のアイリーンと夫はまだぎこちない。オリビアは身についけているコンパスのネックレスをアイリーンに渡す。「これが必要なくなったら返してね」オリビアは自分の仕事について、最も大事な事は希望を与えることだという。最後はにこやかにステイブラーに電話して「あのコンパスが私を導き癒やしてくれた」と言っていましたので、やはりステイブラーからネックレスを貰ったんですね。どういう会話があったのかは「組織犯罪捜査班」を見なければわからない。スパドラさん、早く~ステイブラーの声は多分別人かな。とにかく、今シーズンは全くステイブラーは登場しませんでしたね。完全に2つのシリーズは独自の道を行くことになったわけです。実際「Organized Crime」はNBCネットワークからVODのPeacockへ移動したわけで、昔「バフィ」と「エンジェル」がWBでやっていたのに、「バフィ」がUPNに移動してクロスオーバーができなくなった、というのと同じかも。(笑)でもご安心ください、「バフィ」の最終回にエンジェルは友情出演しましたので、いつかオリビアとエリオットが顔を合わせるということもあるかもしれない。(分かる人にしか分からない話題)今回もオリビアがヒーローでしたね。銃撃戦の中をアクションスターのように飛び込んでいって、巡査を救う。この巡査はマリスカの実のいとこのエディさんですね。サラもよくやった、attagirlです。最終回フィンも良いところがあって、ヘッジズの息子をかばって、自ら銃創の手当をする。縫う代わりにアロンアルファかな、タフガイですね。フィービーに怒られないと良いけど。いきなり出てきたうるさ方のおばさん、政治家向きで自分を売り込むのに熱心、カリシの新たな悩みのタネになりそうです。来シーズン、カリーが元IABとしてどういう活躍を見せるのか、ブルーノはレギュラーに入れるのか、というところでしょうか。
February 20, 2025
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第550話の節目となる回で、見ごたえがありました。ついにサイクスの過去と向き合うわけですが、続きで見ていると、前回サイクスの姿が見えなかった事やドラマ内での時間の進み方がわかります。オリビアはブシャールの裁判以降、SVUに姿を見せないサイクスを心配し、バーで酒を飲んでいるサイクスと話す。裁判の日は妹クリスタルが失踪した日だったと聞き、オリビアはあなたには助けが必要だと声を掛ける。しかしサイクスは自分なりに前に進む方法を知っていると、耳を貸そうとしない。オリビアはなぜ妹を探さないのかと問うが、サイクスの態度はますます頑なになる。オリビアは自分自身でクリスタルの捜査を進めることにし、過去の事件を見直した結果、5件の類似の事件が北東部を中心に見つかった。犯行に拠点型の連続性があると考える。クリスタルの事件では、誘拐後に撮影されたと見られるポラロイド写真が森で見つかった。NYPDの管轄内でも、27年前に似た事件が起こっており、被害者グウェン・マーカムの遺体が見つかっている。捜査技術の進歩もあり、当時の見落としが見つかるかもしれない。オリビアは表向きにはサイクスの妹とはいわず、チームに捜査を命じる。それぞれ、NY、ニュージャージー、コネティカット、ペンシルバニアなどに分散している事件だが、拠点型の犯行とすると、それらの中央に容疑者が住んでいると考えられる。グウェンの遺体を掘り起こし、新たな証拠を見つけるためには遺族の同意を得なければならないが、突然のSVUの訪問に家族の動揺は明らかだった。グウェンはいとことサイクリングから戻り、母親が買い物を頼んで一人で出ていった後行方不明となった。その後捜索して遺体が見つかったが、父親は今となっては思い出すことも嫌だという。NYPD管轄内のキム・ダオの事件で、父親から話を聞くと、まだ生きているのではないかと希望を持っているという。驚いたことに、行方不明になってから、数年間グリーティングカードが届いていた事がわかる。サイクスの地元のアレンタウンで、クリスタルの事件を担当した元刑事のマクラスキーから連絡があり、オリビアたちはペンシルバニアへ向かう。マクラスキーはすでに引退して20年だが、今もサイクスやその両親と連絡を取り合っているし、事件は自分のライフワークになっているという。マクラスキーによると、サイクスは一人でプールに向かう途中いなくなった妹の事で自分を責め、事件を自分の中に閉じこめてしまった。オリビアはマクラスキーに捜査の協力を求める。キムが父親に送ったグリーティングカードを調べると、ニュージャージーの私書箱にたどり着き、ロナルド・ギブンスという人物の名前があがる。当人はすでに死亡しており、その息子が自分がカードを送ったことを認めた。当時14歳でキムと同い年だった息子はニュースを見てキムに関心を持ち、ヒーローになりたい気持ちもありカードを送り続けたという。グウェンの家族から墓を掘り起こす同意は得られないままで、SVUは失踪直前に一緒だったいとこのカルに両親を説得してもらおうと考える。カルは協力的だったが、それでも両親の同意を得ることは難しかった。他の事件の遺族もあまり話をしたがらない。情報を提供していたマクラスキーから、容疑者にとってトロフィーであるポラロイド写真を森に捨てたということは、容疑者がその頃に結婚したのではないかという。愛する人の目に疑わしい物を触れさせないためだが、SVUにカルが現れ自分がグウェンをレイプして殺したと言った。先日話した友人のトニーと一緒だったったという証言は嘘で、キムと一緒に買物に行きその帰りにレイプしようとして殺したという。驚きの証言で、ついにグウェンの遺体を掘り起こす事になった。すると、容疑者のものと思われる皮膚組織と体液の痕跡を採取することができた。しかし、それはカルともギブンスの息子とも一致しなかった。オリビアがクリスタルの事件を捜査していると知ったサイクスが、オリビアを強く批判して放っておいてくれという。サイクスはオリビアがこの事件にこだわるのは自分自身のためではないかと言い、ジョニーDやルイスなど、過去の闇から気を紛らわせるためだろうと当てこする。カルは真犯人を見つけるために嘘の自白して捜査を進めた事を認め、DNAのデータベースの範囲を広げて検索したところ、近親者が見つかった。ニュージャージーのハンナ・キンケイドの父親が該当する。リチャード・キンケイドは保険査定員として、東海岸地域にはよく出かけていた、子供相手にスポーツを教えたり良い人間だという。ちょうど母親との結婚40周年のパーティがあるというので、SVUがキンケイドの自宅に向かう。SVUの姿を見て挙動不審のキンケイドは、逃亡する準備をしていたようだ。逮捕して家宅捜索すると、近辺からグウェンのポラロイド写真も見つかった。ただ、直接証拠としてはグウェンしか見つかっておらず、他の写真については森で見つけたと答える。オリビアは厳しくキンケイドを追及し、他の遺体を埋めた場所を教えれば取引の可能性があると迫る。キンケイドは極刑よりも生きながらえることを選び、全員を埋めた場所を教えるという。クリスタルを含め、行方不明だった少女たちの遺体が見つかり、ついにサイクスは妹と対面することになった。変わり果てた遺体を前に、サイクスはオリビアにどうしてここまで捜査したのかと問う。オリビアはクリスタルのためにやったのだと答える。オリビアの「クリスタルのためにやった」という厳しい表情は、この仕事にかける強い意志とこの仕事の意義を感じさせ、値千金でした。始めはサイクスが自分自身で妹を探し当てると思っていましたが、結局は家族側の立ち位置を崩しませんでしたね。大切な人がいなくなって、どこかで元気に生きているのかも知れないという思いは、共感できるような気がします。変わり果てた姿と対面するのは本当に胸が痛い。ベラスコでさえ、ここまでしなければならないのかという。ただ、サイクスもFBI捜査官の仕事を選んだのだから、目を背けることはできないでしょう。これで一区切りをつけることができる、ということかな。いや、今後容疑者への思いも湧くだろうし、そう簡単ではないような気がしますが。地元の元刑事が今も事件を気にかけ、サイクスや家族のことを思ってくれているというのはありがたいことですね。今回はDNAが500年経っても残るということと、カルの超犠牲的な行動があったのが大きかった。実は未解決の失踪事件はまだ山ほどありそうなので、オリビアの心休まる時はなさそうですね。
February 20, 2025
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重苦しい厳しい話題が続く中、「お楽しみエピソード」というと語弊がありますが、スペシャルゲストで盛り上がりました。ツッコミどころはありそうですが、たまにはこういうのも良いのではないでしょうか。昔のマンチのボヤキとかが懐かしいです。アマンダはフォーダム大の終身在職権を断って、教授の仕事を辞めた。今日はオリビアと久しぶりにランチしようとSVUへやってきた。結婚式の途中で花嫁が逃げ出し控室に立てこもる事件が起き、SVUが呼ばれた。オリビアはアマンダを同行させ、ジェナは結婚式前夜にレイプされたと告白する。ジェナと新郎のフィリップはすでに一緒に暮らしているが、伝統に則って、前夜はそれぞれの実家に泊まることにした。しかし、午前3時頃空いた窓から男が侵入しレイプされたという。犯人は黒人だったがジェナは顔をはっきり見ておらず、犯人は来ていたパジャマ、シーツ、枕カバーなどを持ち去ったという。そして「お前は俺を忘れない」という言葉を残した。翌日には200人の客を招いての結婚式だけに、ジェナは通報することもできず、両親にもフィリップにも言えなかった。SVUは幸せの絶頂の時を狙った犯行で、犯人の言葉などから、ジェナやフィリップに恨みを持つ者ではないかと考え聴取を進める。そもそもジェナが実家に泊まるのは限られた人しか知らないはずだ。あるいは、結婚式で出入りする業者も関係しているかも。ところが、6ヶ月前にブルックリンで同様の事件が発生していたことがわかる。アマンダは「初夜権」ではないかと指摘する。ブルックリンの被害者ダーシーは、犯人は太り気味で平均的な黒人だったといい、手口はジェナと同じだった。ダーシーは夫には言っていないが、犯人から「お前は俺を忘れない」と言われたという。今のところ、ジェナとダーシーの事件に共通する人物などは見つかっておらず、過去の犯罪データにも類似の事件は見つかっていない。ところが、アップタウンの刑事がSVUを訪れ、1年前にホテルで結婚式を控えた女性からレイプ通報の手順について問い合わせがあったことを告げる。その女性は結局被害を通報することはなかった。オリビアとフィンが詳細を伏せてブリーナの自宅に向かう。ブリーナは夫には知られたくないようで、後からSVUを訪ね、生まれた息子が夫の子供ではないと打ち明ける。事実を話せば夫の愛を失ってしまうかもしれない。ホテルでは別々の部屋に泊まったが、犯行の内容は先の2件と同じだった。ただブリーナは犯人の顔を見ており、その男を結婚式の花を買った卸業者の店で見たという。生花店の従業員が花を運ぶが、レオン・ウォレスという男が手伝っている。レオンにジェナの結婚式前夜について質問すると、家主とテレビを見ていたと証言したためアリバイを確認しに行く。自宅にはレオンのヘアブラシがあったが、それを持ち帰ることは許されず、カリシは令状を取ることもでいないという。レオンは結婚式を行うカップルの情報にふれる事ができるが、犯行の動機は何かのか。SVUはカリシとアマンダにおとり捜査をさせることを認め、卸業者の店を訪れる。アマンダはレオンに結婚前夜に一人で泊まるので花を届けてほしいと伝え、チームは監視を行う。レオンは刑事が店にやってきたことで用心しているはずで、アマンダに花を届けに来ても部屋に入ろうとしない。アマンダが強引に部屋に招き入れ、酒を勧めるとレオンは断って部屋を出ていく。しかし、アマンダはうまく接触してレオンのDNAを採取し、先の2件と一致したためレオンを逮捕する。ジェナに面通しをしてもらうが、顔は見ていないため、声を聞いてレオンを特定することができた。事件を乗り越え再出発するという。ブリーナもSVUに現れ、面通しをすることができた。SVUとの聴取で、レオンは犯行動機を問われて「わからない」と叫ぶ。あるいは自分の人生最高の日を待ち疲れたのかもしれない。オリビアは久しぶりの捜査活動で生き生きとするアマンダを、何か新しいものを探しているのではないかという。今のところSVUの人手不足は解消されているが、アマンダには何が幸せなのかをじっくり考えてほしいと話す。アマンダもまだやり残したことがあると答える。オリビアが「私も」というのは、このシリーズを続ける意義でしょう。「初夜権」というと「フィガロの結婚」ですね。これもまあ、かつてそういうことがあったらしいという感じで、レオンが勝手に捻じ曲げて解釈し、自分には他人の幸せを支配する権利があるんだ、と妄想をたくましくしていたともいえるかも。それにしても、職場でwife、counselorと呼び合うカリシとアマンダにはニヤニヤさせられますし、おとり捜査もアツアツカップルを演じ、自宅でもハッピーなパパとママ、レオンに迫るアマンダに「不愉快だ」と言ってみたり、「予測できないところが妻の好きなところ」とのろけてみたり、いつものSVUとは違うラブ満載の回でした。アマンダを臨時で捜査に加えるには、相当なペーパーワークが必要と思われますが、それを警部のカリーにやらせるとうのも一興ですね。アマンダは銃の腕も衰えていないし、スピンオフでもやらせるのかしら。確かに教育の仕事に向いているとは思えなかったな。プリチャードさんのお宅に飾ってあった、レトロなダンサーの写真は、演じるダイアナ・フィンドレイさんの若かりし頃のもので、彼女はブロードウェイの役者だったのですね。こういうキャスティングも特別感ということなのかな。
February 19, 2025
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前のエピソードでマディの話題が出ていて、重要証人が死んでしまったので裁判だと言っていました。うーん、5話で終わったんじゃなかったのか。マディ・フリンを誘拐したジョージ・ブシャールの裁判が行われるが、なかなか評決に至らない。カリシもSVUのメンバーも疲労しているが、マディ本人も両親もストレスにさらされていた。やっと有罪の評決が出たが、弁護側が票の開示を求めたところ、8番の陪審員が有罪を強要されたと言い、弁護側は評決無効を求めるという。8番の女性は独特の感覚でブシャールと結ばれると思い込んでおり、ブシャールが彼女を見る目も他の陪審員から指摘されていた。裁判はやり直しとなるが、ギリギリの状態だったマディは薬物にまた手を出したと母親のアイリーンが言いに来る。さらにマディはこれまで話していなかった、ジョージとの性的接触について語ったという。決め手のない裁判でこれは使えないのか。カリシは大陪審でブシャールの性的虐待について起訴することにする。改めてマディを呼んで話を聞くと、ジョージに誘拐されモーテルに連れて行かれた後、すでに部屋にいたターニャに怒鳴られたと言い、これまでターニャも語っていない事実があるようだ。ジョージへの複雑な感情がまだ影響しているのか、マディはためらいながらも、ジョージにキスされ風呂に入れられ身体を洗われたと明かす。ジョージはマディの髪の毛を切り、パウチにいれて胸に下げているという。こういうことは両親にも言えなかった。しかしジョージは虐待を否定、ターニャの言動も周りの人に負の感情を植え付けようとするという。ジョージは性犯罪者としてと登録されることを嫌い、取引を拒否する。その後、罪状認否でジョージは弁護士を解雇して自ら弁護すると言い出す。さらに保釈金を払って保釈され、マディ一家はジョージが近くに現れる事に戦々恐々とする。アイリーンはジョージが娘の髪の毛をもっていることが許せず、ますます危機感を募らせる。オリビアの命令でカリーとベラスコがジョージの監視に就く。SVUにマディの父が現れ、妻のスマホにジョージとメッセージのやり取りがあったと報告する。セクシーな写真も送っているようで、アイリーンまでジョージの魔力に囚われたのか。裁判が始まり、ジョージは巧みに証人の証言のほころびをつつく。アイリーンは傍聴席から盛んにジョージに視線を向ける。サイクスは列車の中でジョージを逮捕する際に感情的になって、乱暴だったことを追及される。ジョージはサイクスの行方不明の妹のことを知っているようだ。ついにマディの証言となったが、「誘拐された」という期間に実は楽しい思い出たあったのでは?と問われ、マディはジョージの言葉を否定できない。その日の夜、ジョージのモーテルの部屋にアイリーンが現れ監視していたSVUを慌てさせる。アイリーンはジョージに銃を向け、胸の小袋に入った娘の毛髪を返せと叫ぶ。オリビアは部下を下がらせると、このままでは夫と娘が苦しむことになるとアイリーンを説得する。最終弁論で、カリシが厳しくジョージの犯行を追及した結果、第1級誘拐罪と第1級児童虐待で有罪評決が出た。苦しい戦いをやっと勝ち抜き、オリビアはマディを自分も通っているレンツ博士のセラピーにつれていく。このエピソードは蛇足のような気がしました。5話で終わっておけばよかったのに、随分引っ張ったなあ。ブシャールは相当頭が良くて、なぜか女性の心を掴むのが上手い?マディはジョージに薬漬けにされて操られている可能性があるのに、裁判になったら本人と対峙しなければならないのは酷です。わざとスリルを演出した?警察や検察の捜査に業を煮やしたアイリーンの捨て身の行動は、相手には本音が見透かされていたのじゃないかと思いましたが、そうでもなさそう。要するにメシア的ニヒリストだったということでしょうか(意味不明)、とにかくジョージのキャラクターを盛りすぎた印象でした。それでも裁判は控訴できないのかなと思いました。望むらくは、マディが安心して人生を再スタートできるよう、きちんとした治療や手当を受けてほしい。それを親身に考えてくれるのはオリビアだけ、というのは残念なことです。またまたペイストリーを焼いてきたカリー警部は、初めての張り込みだわと嬉しそうにしていて、なぜ警部なのにこんな下働きをさせるのか、別に下っ端でも良かったのにと思いました。IABて、偉い人しかいないのかな。忘れていたサイクスの妹の行方、残り3話で決着を着けてほしいです。
February 17, 2025
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やはり今シーズンは全体でシリーズを振り返る、特別なシーズンなのでしょうね。ノアの年齢は初出がシーズン15だったので、少なくとも11歳以上かな。最近は今どきの「ませた」感じもありますが、まだまだ幼い子供ということなのか。でも、寝る前に親に「赤ずきん」を読んでもらうというのは、少し子供っぽいような気もしますが。赤ちゃん返りかな。監督はマリスカでしたね。オリビアはノアが自分の出自について、隠してあった文書を見てしまったと知り動揺する。刑事としてのオリビアについてもネットを検索し、凶悪犯罪者との関わりがあったことで怖かっている。ノアの父親ジョニーDの名前も知られてしまい、いずれ準備ができたら話そうと思っていたというオリビアも思いがけない展開に苦慮する。公園の遊具付近で10代の少女が意識不明で発見された。服を脱がされ首はベルトで湿られており、全身に暴行を受けたようだ。身元につながるものを探していると、カリーが滑り台にリップグロスが付着しているのを発見し、被害者は他にもいたのではないかという。犯人は複数と思われ、被害者少女は重度の低酸素脳症となり、命の危機に瀕していた。被害者は届けがあるロージー・メドウと判明する。両親は旅行中で、乳母が昨夜ロージーから留守電が入っているのを見逃しており、朝になって不在に気がついたという。昨夜は親友のシドニー・リンチと映画に行くと言っていたので、シドニーの家に泊まったのかと思ったが、シドニーの継母デニスによるとロージーの家に泊まると言っていたという。SVUが訪問している最中にシドニーから継母に電話が入り、喧嘩して他の子の家にいるので心配しないで、大丈夫という。オリビアは声に異変を感じ、シドニーが犯人に誘拐され囚われていると判断し、シドニーの行き先を探す。滑り台のリップグロスはシドニーのものとだった。犯人は捜索を中止させようとしてシドニーに電話をさせたのだろう。ロージーはレイプされており、体内から4人分のDNAが検出された。年齢は10代半ばから後半とみられ、公園の防犯カメラには一人の男に羽交い締めにされシドニーから引き剥がされるロージーが写っていた。シドニーは一瞬凍りついていたが、すぐに助けようと走り出していた。シドニーの携帯の位置が突き止められ、SVUはシティアイランドのヨットクラブへ向かう。一つ一つのボートを調べていると、警察犬の反応がありキャビンの中にシドニーの携帯が放置されているのが見つかる。ベッドの下からは、赤いパーカーが見つかった。鑑識の結果、シドニーがいた痕跡と、ロージーを襲った犯人4人分のDNAも検出された。今のところ、4人組の身元ははっきりしないが、公園にたむろして少女を狙っていたと思われる。犯罪者との接点が見当たらないことから、オリビアは高校生グループの可能性もあるとして、学校関係に情報を求める。ロージーの両親が帰国し赤いパーカーはロージーのものだと認める。通報があり、建設中のタウンハウスの屋根の上に少女がいたという。シドニーと思われ、SVUは特殊部隊と共に現場に向かう。現場は改装中で害虫駆除のため業者が鍵を預かっており、中に男性4人と女性らしい姿が赤外線カメラで確認された。駆除業者のモナ・パイパーは仕事を手伝っている息子セスに問題があることを認める。すでに現場は突入体制でスナイパーも位置についており、オリビアは息子の命が大事なら電話をしてほしいとモナに頼む。セスは幼い頃から、虫を殺しやがてネズミを殺すなど、動物虐待をしていたという。このままでは、人を殺すような獣になるかもしれない。セスと繋がったオリビアは、状況を説明し、この先どういう存在になるのか、まだ選択の余地があると説得する。大人しく出てきてほしいという言葉に、セスは投降に同意する。シドニーも負傷していたが命はたすかった。しかし、ロージーの両親が脳死となった娘の生命維持装置を外したという連絡が入り、オリビアはセスへの移送を自分が引き受けると言い出す。ベラスコと共にセスを犯行現場に連れて行ったオリビアは、犯行内容を再現しろとセスに迫る。一線を超えるか、という迫力のオリビアにセスは怯える。シドニーは耐え難い恐怖と苦しみの中で、全ては夢だと思って過ごしたという。ロージーが捕まり、自分は身体が硬直してしまったが、その後ロージーを置いて逃げた事を悔いたという。取り調べでは犯人らは2人とは合意の上だったと言って、罪をなすりつけ合っている。カリシはセスがオリビアに自白を共用されたというだろうという。しかし、4人のDNAがナッソー郡で起きたレイプ事件6件の犯人と一致し、その被害者が証言するうという。オリビアは覚悟を決め、ノアの出自について話すことにする。今回も悲惨な許しがたい犯罪でしたが、レイプ犯の子どもである事を案ずるオリビアにカリシが言った「君もじゃないか」というのが全てだと思いました。まだ幼いノアに犯罪者の子どもであることをどう説明するのか、自分のことも含めて話す事が大事なのじゃないかなあ。物語のエンディングは、新しい始まり、ノアの物語はオリビアという母がいてとても心強くて幸せだ。そうなってほしいですね。娘を乳母にまかせて両親が日本に旅行に行っていた、というところがちょっとツボでした。どこに泊まったんだろう、金なら払うぞと息巻くお父さん、どういうお仕事なんだか。乳母のジェームズさんは結果的に首になるのでしょうね。次のお仕事が見つかりますように。少女一人の人質事件にSWATを配置するというのが、すごいなと思いました。交渉人がいたと思うのですが、オリビアがやはり主導を取る。セスの表情がとても恐ろしく、今の段階で踏みとどまれるのかどうかは知りたいところです。
February 17, 2025
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撮影している頃は秋の大統領選挙がどうなるのかを意識したでしょうね。生々しい政治の話題からあえて離れて、無難な演出かなという気がしました。しかし個人的長いお休みで、サイクスという人が加わっている事を忘れていました。今のところ存在感ないわ~コロンビアからいとこを頼って出てきたハビエル・ロペスが、いとこと酒を飲んで街歩きをしているとき、何者かに絡まれ暴行を受ける。通報があり、目撃したホームレスは同性愛者への憎悪犯罪だと証言していたという。現場から逃走した黒い4WD車が目撃されており、警察本部にはすでに憎悪犯罪への苦情が殺到している。本部長のペティスは事件の扱いには十分注意するようにオリビアに言い、マスコミにはオリビアを捜査責任者に据えた事を発表し火消しに走る。ハビエルはバットで殴られ、肋骨を骨折し内蔵も損傷、股間を潰されるという酷い怪我を負っていた。犯人は若い3人組で、自分といとこのマテオが肩を組んで歩いているのをホモだといいがかりをつけられたというが、詳しい事は覚えていない。ハビエルは現場で自分の手を握ってくれた人がいたという。まるで天使のようだった。多分、バーでブロードウェイの曲を歌っていた人たちの一人だろう。建設関係の仕事をしているマテオは、美術系の学費を稼ぎたいハビエルに仕事を紹介したという。マテオの行方がわからないため、建設現場を当たり当人を確保する。マテオは不法滞在の状態でハビエルが襲われても、トラブルになるのを恐れて逃げていた。犯人は2人は白人、1人はラテン系、犯人の車はニュージャージーのナンバーだったという。目撃者のホームレスが見つかり話を聞く。事件現場近くで叫び声が聞こえ向かったが、すでに犯人は逃走した後で、犬を連れた男に通報を頼んだ。さらに、現場真上のアパートの窓から目撃していた女性がいたという。オリビアとフィンがアン・ホームズを訪ねると、アンはドア越しに応対し警戒心が強い。説得してオリビアが中に入り話を聞くが、昨夜の事件をつぶさに目撃しており、バットをふるった男と蹴った男、そしてラテン系の男がいたが、ハビエルが言う手を握ってくれた人物というのはいなかったという。アンは憎しみあふれる外界を恐れており、証言台に立ちそうにないが、犯人がザック、モーと呼び合っていた事を話す。当該の車がニュージャージーで見つかり、盗難車だったことがわかる。近隣の者の犯行と思われ、地元警察と連絡を取る。ザックとモーという名前から、地元のチンピラが特定された。ラテン系の男はジョーダンだろう。ジョーダンは自宅で身柄を確保され、自分は暴行していないという。ザックとモーも逮捕し、NYCに移送する。凶器のバットが見つかっておらず、供述もまるで正当防衛だったかのような事をいう。SVUはマテオとハビエルに3人の面通しをさせるが、暗かったことなどから2人とも特定できない。オリビアは最後の切り札として、外に出たがらないアンに面通しをしてもらうことにする。オリビアの励ましにアンも重い腰を上げ、分署を訪れザック、モー、ジョーダンを特定することができた。ジョーダンは盗品の不法所持で取引、モーは憎悪犯罪を助長し暴行未遂で15年、ザックは憎悪犯罪の第2級忙殺未遂で起訴された。ハビエルは帰国するという。オリビアは恐ろしい経験をいつか乗り越え、芸術家として苦しみを美しいものに変える日が来るだろうと励ます。例の手を握ってくれた人は見つかっていないが、きっと天使だったのかもしれないという。「サードマン現象」というのは、登山家や探検家などが極限状態に陥ったとき存在しないはずの人物が見てて安心を与え、生還に導かれるということなんだそうで、ハビエルもそれを見たんじゃないかということですね。あえてこの天使のような存在を出したというのは、何か意味があったのかというのが残りました。実は本当に存在したとか。ハビエルはめちゃくちゃ良いやつですよね。NYに浮かれることなく現実的だし、あんなに酷い怪我を負わされても前向きな印象です。そういう人だから天使が見えたのか。憎悪犯罪といっても、反移民なのか反同性愛なのかいろいろあって、騒ぎになると本部長があたふたしていましたが、今ではトップが憎悪を掻き立てている状況でうーん、複雑な心境です。登場人物からは、NYCにおける不法滞在、不法移民の問題やホームレスの問題などが背景に見えましたが、見どころは自分の殻に閉じこもり外へ出るのを恐れるアンに「目を背けても、憎しみに満ちた混乱した世界はなくなるわけではない」というオリビアの説得かもしれません。犯人を特定して、彼に私を見てほしいと言ったアンの気持ちは、明らかに前向きに変化したということか。まあ全体的に今ひとつパンチが効かないエピソードに思いました。
February 16, 2025
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長らく中断しておりましたが、条件が整いましたのでやっと復帰することができました。内容的には、ここまでが前半という感じでしたね。過去のエピソード「911」も懐かしいものでした。結局、あのエピソードでマリスカはエミー賞を取ったのですよね。そういうこともあり、記念エピソードだったのかな。オリビアはセラピーを続けながら、心に残っている少女の事を話す。かつて助けを求める電話一本を信じ、生き埋めにされていた少女を救い出し、手柄は新聞に載った。その少女と同じ名前のマリア・レシーノスがNYの警察学校を卒業するという。SVUに夫と離婚したばかりのリサ・ミラーが社会福祉局のすすめで元夫を逮捕するよう求めてきた。これから生まれる子どもの共同親権を求めているというが、元夫のウェインは小児性愛者だという。PCに児童ポ・ルノの写真を持っていたというので、SVUが宿泊所に行くと、ウェインはビニールで包まれた上、全身を切断され殺されていた。現場に慣れていないカリー警部は動揺を隠せない。状況からウェインの過去の被害者かその関係者が激しい怒りを爆発させたか、とも考えられるが、オリビアは道具を使った犯行に気を止める。ウェインの携帯からは、また別の少女の写真があった。所有するビンテージカーの中で普通に撮影されており、車を調べると追跡装置が見つかる。何もかがウェインの行動を監視していたのか。デバイスの記録から、公園の防犯カメラに、また別の少女と話すウェインの姿があった。ところが、ウェインと同様の遺体がまた発見される。被害者ゲイリー・ターナーが自宅でシートにくるまれ切断され、パズルのように置いてあった。死後1週間以上と思われ、ゲイリーもまた自転車に追跡装置が着けられていた。検死で、切断にはジャブソーというノコギリが使われていると指摘される。ウェインが車の中で撮影した少女は、Kドームというアプリを通じてモデルを頼まれたことがわかる。元々そのアプリは薬を配達するためのものだったが、悪用され若者のドラッグのやり取りにも使われるという。ウェインもゲイリーもこのアプリを使っていたことがわかり、2人に共通する「プリヴィアス・ヤム」というアカウントがあった。IPアドレスではジェームズ・ブロックという人物の家で、ニーナとトーリの姉妹が住んでいた。父親は建設関係の仕事で長期に家を空けているといい、21歳のトーリが13歳のニーナの面倒を見ていた。ニーナはウェインが公園で会っていた少女だが、アプリを使っておらず、たまたま公園で姉を待っていたときにウェインが勝手に近寄ってきたという。トーリは妹を守る姿勢が強く、自分自身もビルメンテナンスの仕事をこなしている。父親については、連絡が取れない状態が続いていたが、6週間前に川の側で車が放置されているのが発見されたことがわかった。付近を捜索すると、父親と思われる人体の一部がビニールシートにくるまれた状態で見つかった。これまでのウェイン、ゲイリーと死因は同じと見られるが、切断にためらいがあることから、彼が被害者一号かもしれない。最後に父と話したのはトーリで、Kドームのアプリも使っていた。トーリの職場からはジャブソーが見つかり、トーリは弁護士を要求する。オリビアは頑なな態度のトーリに対し、ずっと妹を守ろうとしてきた事を指摘し、父親の性暴力から守ろうとしたのではないかという。トーリは母親が死んだ日、8歳のころから父親の暴力を受けていた事を認める。しかしある日父はニーナにも手を伸ばそうとしているのを見つけた。トーリは自分が父親の暴力を引き受けることを決心したが、たまに戻って来る父親の行為に耐え難く、ついに殺すことにした。ウェインやゲイリーは世界を安全にするために始末したというが、そのことに喜び興奮を感じている自分がいたことも事実だという。自分が逮捕されたあと、妹を心配するトーリだったが、ニーナは長く会っていなかった祖母が面倒を見ることになった。オリビアは被害者だったトーリがモンスターになってしまったことに、深い同情を感じる。フィンはオリビアが救った少女たちのその後に対して、恐れをもっていることを指摘する。もし、救われたことが思ったほど重要ではないと思わているとしたら。会ってみて、お互いに話すことが何もなかったら。人生は疑問符だらけだ。オリビアは卒業式で話すことができなかったマリア・レシーノスの自宅を訪ねる。マリアはオリビアの持っていた新聞記事をみて、オリビアを認識し温かく家に招き入れる。やたら、遺体がリアルでgrossでした。今回は新人警部カリーに仕事を教えつつ、悩めるオリビアという感じでしたが、24年間のこれまでを総括して最近落ち込んでいたが、やっと出口が見つかったということでしょうか。自分の仕事の意味合いや報われるかどうか、いちいち考えていたら潰れてしまいますよ。どれだけ偉業を達成しても、オリビア自身はただの人間でしかない。フィンが良い味を出して、言ってほしいことを言ってくれるのが救いですね。新人マリア巡査も、卒業式にベンソン警部が来賓で来ていると聞いたら、あとからでも気がつくだろうなと思いますが、それは置いておきましょう。カリー警部がケーキを焼いてきたというのが、、毎回のネタなのかな。クラムケーキて、検索するとレシピはいろいろありそうです。
February 16, 2025
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