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シリーズフィナーレ。やっぱり、打ち切られてもしかたなかったかなあ。これだと、そもそもやらなかった方が良かったかも?(汗)それでもテリー・オクィンの怪優ぶりは見ものでした。ハワードはハルシオンに捕らえられているホワイトホールを奪還するという。そのために、ネズは伝手を使って人員を集めることにする。スコティはハワードと対決する役員会が開かれるため、息がかかった役員のフィルに票集めを依頼する。スコティは役員会の前にホワイトホールから量子コンピューターについて説明を受ける。ハワードは飛行機事故以来、初めて会社に姿を見せ、役員会のメンバーの前に立つ。夫を病気を理由に経営トップから引きずり下ろして、会社を奪い、その後航空機事故で殺そうとしたというハワードの訴えについて、スコティが釈明を始める。その頃、トムとネズらは、地下駐車場から会社ビルに侵入を試みる。ハワードが証拠として提出したNTSBの仮報告書の裏にはQRコードがあり、テーブルのセンサーが読み取ると、サーバーがオーバーロードとなり、サーバーを冷却するため、換気口が開く。そのチャンスを狙って侵入したトムらは、サーバー室で対応するデュモントを捕らえ、ホワイトホールの監禁場所を聞き出す。ハワードが量子コンピューターのプロトタイプの件でスコティを糾弾したあと、投票が行われ、役員会はスコティをCEOに選ぶ。侵入者に気づいたソロモンは、ドアがロックされた役員室に向かい、スコティを救い出す。スコティとソロモンはトムらよりも先にホワイトホールの身柄を確保するため、監禁室に向かい、地下2階から脱出を試みる。ハワードはデュモントと会社の従業員を指揮下に置き、ソロモンとスコティの動きを追う。ソロモンが地下の電源を破壊したため、エレベーターが使えなくなった。トムらはロックされた地下室のドアを破ろうとするが、ホワイトホールが知恵を出して貨物用のエレベーターを動かし、一足先に地下駐車場へ出る。後を追ったトムとネズの前に、ホワイトホールはあっさりと投降し、ソロモンとスコティは車で逃走する。ハワードはホワイトホールを役員会の部屋に連れていき、ホワイトホール自身の口から真実を語ってもらうという。ホワイトホールはスコティに拉致され、研究を続けさせられたと説明する。ハワードの意にそぐわないのなら立ち去って良いと言われたフィルは、スコティと会い状況を確認する。役員会では、ハワードが生存を公にした記者会見後、内部捜査を実施し、スコティの不正行為や記録にない施設を見つけたという。スコティはキャットに連絡し、ネットワークの復旧作業をしているデュモントの手をしばらく止めて欲しいと頼む。キャットはデュモントに、スコティとハワードとどちらを信じるのかと言われ、ホワイトホールの事を黙っていたスコティよりも、ハワードを信じると答える。スコティは調査に上がった会社の施設に向かい、ここでハワードらを待つという。建物の中は研究者たちが何かを研究していた。リーダーの男がスコティに、我々はあなたに雇われて量子コンピューターのプロトタイプを作っていると告げる。スコティには見に覚えのない事で、やっと全てはハワードの策略だったと気づく。ハワードはスコティらの動きを察知し、FBIに連絡する。トムらハルシオンの警備員とFBIの部隊が研究所に突入し、ソロモンもスコティも追い詰められる。ソロモンはどちらが正しいとか、真実が何かなどもうどうでもよい、と言って姿を消す。トムはスコティを捕らえ、FBIに引き渡す。あなたを愛していたのは判っていたはずというスコティに、トムは今後は真実を司法の手に委ねると答える。FBIの聴取で、キャットはプロトタイプ開発への支払いの証拠を突きつけられ、手続きをしたのは自分ではないと答える。口座にアクセスできるのは自分とスコティだけだ。しかし、キャットはそのデータをダウンロードすると、トレバーのところに向かう。支払いをした日時は、トレバーと会っていた時間帯と一致し、トレバーがハワードに雇われてキャットに近づき、すきを見てPCや携帯を使ったのだった。トレバーはキャットを刺すが、キャットはトレバーに反撃し、血を流しながら証拠のデータが入ったフラッシュメモリーをトムに届ける。トムはハワードと和解した後、リズとアグネスの元に戻ろうとしていたところだった。ハワードはホワイトホールに、プロトタイプの出来栄えに満足していると言う。想定通りというのか、ハワードが黒幕で、トムを操りスコティを会社から排斥した。そして量子コンピューター(本当にそうなのか?)で、何やら企んでいるようだ。パッとしない風貌のあの博士も科学者のくせに、ハワードのために芝居をしていたのですね。もしシーズン2があれば、トムはキャットから受け取ったデータで、母の無実を証明するためにがんばるのでしょうか。あるいは、知らないふりをしてハワードの息子としてハルシオンに残り続け、ハワードの狙いを暴くのでしょうか。ハワードが世界中の通信や軍事関連のハッキングをやれば、レッドであっても立ち向かうのは無理でしょう。今日から始まる本家シーズン5でストーリーが回収されるのか、あるいは無かったことにされるのか、気になるところです。スコティを救うのはレッドの方が似合いますね。ソロモンはまた出てきて欲しいなあ。良い味を出していました。
January 30, 2018
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飛行機の墜落や、湿地帯を疾走するエアボートというと、正に「CSIマイアミ」の十八番ではないですか。(笑)気候や風土が似ているから、そうなってしまうのでしょうね。さらに被害者の娘へ思いを寄せて、うーん、マイアミが懐かしいなあ。3人の兵曹を載せた貨物機が嵐の中、SOSもなくレーダーから消え、到着地の近くのバイユーに墜落炎上した。機体は演習備品を空輸するためにブラジルからチャーターされた機で、兵曹たちはサンパウロから乗り込んでいた。何を運んでいたのかは目録がなく、プライドはブラジル側から取り寄せるように言う。墜落現場には、各政府機関の捜査官が出入りして関心の高さを見せる。FBIのアイズラーも機長がコロンビア生まれなのでナタルカルテルと関係があるのではないかという。プライドは死亡した兵曹らのために、海軍航空基地に向かい、遺族たちに捜査状況について説明する。グレゴリオは、アミール・サアド兵曹の娘エミリーの言動に関心を寄せる。検視では、機長の頭と副操縦士の胸から銃弾が見つかり、操縦室で至近距離から撃たれたという。順番とすると、機長が副操縦士の胸を撃って、自分も死に機を墜落させたことになる。ヘルナンデス機長の妻マリアは、夫はカルテルとは関係ないと憤る。現場で見つかった凶器の銃は出処が不明で、ブラックボックスも損傷が激しく分析に時間が必要だ。しかしセバスチャンはサアド兵曹の手からのみ発射残渣が検出されたと言い、墜落させたのはサアドだという。サアドは最近、怒りのコントロールができず、上官と口論して降格されたばかりだった。サアドは海軍に恨みを持ち、復讐しようとしたのか。エミリーはかつて母と自分を捨てた父を拒絶しており、最近父親が元に戻ろうとしていたという。捜査に反発するエミリーに、グレゴリオは他の遺族は真相を知りたいと望んでいると説得し、エミリーは留守電があったと答える。サアドはニューオーリンズへの転属を望んでいたが、なかなか許可されず、何としてでも戻るつもりだと言っていたらしい。それならば、飛行機を墜落させる意味はない。グレゴリオは突っ張るエミリーの気持ちが理解できると話す。セバスチャンは弾道を計算し、サアドは機長を撃っていないと断言する。バレラ副操縦士がまず機長を撃ち、サアドがバレラから銃を奪って撃ったという。墜落現場の衛星画像を見ていたセバスチャンは、気になる影を見つける。非常に高い高度で飛ぶドローンで、上空から何かを探っていると見える。ニュースではサアドが本国生まれのテロリストで、飛行機を墜落させたという報道が始まった。嘘の捜査情報が流され、特殊なドローンとメディアをコントロールできるものが背後にいるのか。バレラの妻がコロンビアで肝臓移植手術を受けたばかりだという事が判る。急に移植待機者リストの上位になり、カルテルが手を回した可能性もある。プライドはFBIの手を借り、現場上空を飛ぶドローンの信号を分析することにする。それによると、ドローンは特殊な機関しか利用できないマイクロドローンの群れであることが分かり、高度に暗号化された信号が閑静な住宅地に向けて送信されていることが判る。驚いたことに、とある住宅の前に止まっているバンには受信用の機械の他、CIAの文書が見つかった。モニター画面にはエミリーを襲う男の姿が写っており、NCISは目の前の家に踏み込む。エミリーを誘拐しようとしていたのは、墜落したチャーター機会社の従業員ジェンキンスだった。ジェンキンスは自分は単なる従業員で、CIAのスパイではないとはぐらかす。アイズラーも取り調べに現れるが、逮捕してもいずれにせよCIAが釈放してしまうだろう。CIAが探していたものは何なのか、サアドの自宅を調べていたところ、セバスチャンがPCにダウンロードされた携帯の動画があるという。サアドは墜落直前、エミリーにメッセージを残そうとしていた。それがクラウドから自動的にPCにダウンロードされ残っていて、サアドが銃声に気づいて移動する時に、乗員名簿に名前のない人物が写っていた。グレゴリオはFBIがずっと追っている、ナタルカルテルの会計主任エスパルザだという。おそらくCIAが先にエスパルザの身柄を確保し、極秘にアメリカに護送しようとしたが、ナタルカルテルがバレラを買収して墜落させたのだろう。遺体が見つかっていないことから、エスパルザはまだ生きていて、ナタルカルテルとCIAが血眼になって探しているに違いない。プライドは土地勘を生かして、エルパルザの隠れ先を探す。その頃、パーシーとラサールはジェンキンスと仲間のCIA捜査官が殺されているのを発見する。すでにナタルカルテルがエスパルザを捕らえていたが、プライドたちが駆けつけ制圧する。グレゴリオはかつて住んでいたニューオーリンズから去った理由を知っているのかと、プライドに問う。元夫のマッキンリーはカトリーナ台風の復興資金を盗み、いまだ逃亡している。グレゴリオはこの街に夫の残した痕跡があるのを見るのが辛いという。プライドはこの街はあらゆることを経験し、懐が深いと答える。新登場のキャラクターには必ず暗い過去、心の負い目みたいなものが着いてきますね。要するに訳ありです。いずれ、グレゴリオは逃亡している夫を捕まえる事になるのかな。エミリーの境遇にも理解があるようですから、家族にも何かありそうですね。パーシーはすでにグレゴリオのことを気に入っているようですが、「入れるなら女子」という意味で。「ブロディの交代要員」という言い方をしているのが、キャスティングそのものなのでにやっとしてしまいます。(笑)それにしても、グレゴリオのおかげで気安くFBIの高度な技術力、マンパワーを使えるようになって、シリーズに大型のテコ入れという感じですね。今回身柄を確保した男がカルテルの情報を提供すれば、捜査が進展するかも知れません。その際はCIAと揉めることになるのかな。敵対しているアイズラーが味方になるのかも知れませんね。
January 29, 2018
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『パラグアイ』3ヶ月ぶりの新シーズン。思い切ったクリフハンガーの後半で、展開は規定通りかもしれませんが、印象はちょっと予想とは違いました。特にマクギー。(笑)ついこの間見た「ニューオーリンズ」でも、NCISはレスキューミッションに関わることができないと言っていましたが、似たような状況になりましたね。ギブスとマクギーがパラグアイに残って2ヶ月、未だ2人の消息が判らない。ギブス不在のまま、現在はビショップがリーダーとなり、任務にあたっている。残ったメンバーはデライラを気遣う。国防総省はNCISに2人の捜索を禁じ、一連の作戦について、トーレスとヴァンスは聴聞会で事実を追求される。CIAが追っていた反政府組織RACは、ギブスらが接触してから姿を消したという。パラグアイ政府は全力でギブスらを捜索しているが、トーレスは一刻も早く2人を捜索すべきだと主張する。ギブスらは国防総省の定める行動規範を複数守らなかった事で、ヴァンスも厳しい立場に置かれている。ヴァンスは2人の生存を信じていると主張する。その頃、公衆電話からNCISにかかってきた通報に気になるものがあった。電話中に銃撃されて死亡した男が、放射能障害の症状を見せていた。殺されたブルックスは、海外から麻薬を密輸して逮捕歴があり、アビーが調べた所、放射性物質はRACが密売するウランによる被曝と考えられる。ブルックスは麻薬の代わりにウランをアメリカ国内に密輸していて、ギブスらの情報を知らせようとしていたのかも知れない。ビショップは聴聞会に出席しているヴァンスを呼び出す。一方、パラグアイの某所でギブスとマクギーは捕らえられ、厳しい状況にあった。RACのボスの前に引き出されたギブスとマクギーは、持っている情報を提供することで環境を良くしてやろうと持ちかけられる。当然協力を拒否するギブスは水責めの拷問を受ける。マクギーは逆にプリンターの設定を手伝って欲しいと言われ、同じく囚われているニコラスから生き延びろと諭され、食べ物に手を伸ばしてしまう。ブルックスの手に押されたスタンプから、出入りするクラブが分かり、ビショップとトーレスが聴取に向かう。バーテンダーのジュゼベルが店にガソリンを撒く、不審な行動をしていたことから、問い詰めた所、ボーイフレンドのブルックスが自分が体内に隠して密輸していたのが麻薬ではなくウランだとニュースで知って、NCISに通報しようとしたという。ブルックスを雇っていた男は店のオーナーで、犯行現場でリーブスに話しかけた目撃者クラークだった。監禁部屋に戻されたマクギーとギブスは、裏切ったかどうかで激しく争う。しかし、マクギーはこっそりナイフをギブスに手渡していたのだった。クラークは武器密輸や人身売買、麻薬取引などの犯罪歴があり、店のPCをデライラが分析したところ、出会い系アプリを使っている事がわかる。ビショップはデライラに捜査情報を隠していたが、デライラはビショップの話しぶりから察してアビーの元を訪れたのだった。アプリを分析してクラークの居場所を掴み早速逮捕する。ギブスはナイフを使って監視役を倒し、別の部屋にいるマクギーを探し出す。2人はボスのへフェを捕らえる。ビショップがクラークの携帯にあった番号をかけたところ、へフェの衛星電話に繋がった。ギブスはビショップに21時までに救出ヘリを手配するように命じる。現在場所はパラグアイの川に浮かぶ船の中だが、NCISはヘリを要請する許可が得られない。ビショップは聴聞会中のヴァンスに連絡し、ヴァンスは委員会に救出を訴える。表向きは国防総省経由で救出依頼をしなければならないが、オフレコでヴァンスの言い分を理解する委員は自分でヘリを依頼するように言う。しかし、ギブスらの正確なGPS座標が判らない。ビショップは出会い系アプリを使ってマクギーのプロフィールを検索し、海軍工廠からの距離を割り出す。地理情報でパラグアイの運河が絞りこめたため、パラグアイ軍がヘリを飛ばす。ギブスとマクギーはマクギーが仕掛けた放射能漏れ警報を利用して、上甲板へと向かう。途中、ニコラスはへフェの事は任せろと引き受ける。無事、アメリカに戻ったマクギーは愛する妻の元に戻る。ギブスは留守中頑張ったビショップを労い、父の名の入ったブレスレットを手にする。まず、2ヶ月後のギブスがハン・ソロ化していたのに驚きました。(笑)年を取ると似てくるのでしょうか。ワイルドなマクギーはなかなか良かったですね。かっこいい!ラストのデライラとの再会は感動してしまった。役者さんは印象が随分変わるものです。それにしても、2人は2ヶ月間何をしていたのか、ギブスの事なら何らかの知らせをアメリカに送ったのかと思いました。特にブルックスに託すとか。でも、自力で脱出するチャンスを待っていたのですね。阿吽の呼吸で、マクギーと迫真の演技をしたところはお見事でした。「木彫りを壊したからだ」には思わず笑ってしまいました。そこからは都合よく救出劇がトントン拍子で進みましたので、いつものNCISかなと思います。ギブスらが粗末な施設で放射能の影響を受けていなければ良いですね。今回はヴァンスが国務省の委員に気に入られたようで、見て見ないふりでしたね。作り話で事を収めるニューオーリンズも同じように、結局は政治力が物をいうようです。ただ一つ、戻ってきたギブスの事をせめてフォーネルくらいが心配していても良さそうなのにと思いました。ことさら孤独感を出さなくても良いのに。クィンは母親の介護をしているという説明もあって、一人足りないシーズンスタートですね。
January 26, 2018
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いよいよ、「ホワイトホール」の秘密の本丸に迫ったトム。いくつか、突っ込みたいところもありますが、もうすぐ終わるのでいいや。トムが主役になるのも、もうすぐ終わり。それはちょっと寂しいですね。トムはリズに、病院に囚われたハワードを解放するのをFBIに手伝って欲しいと頼む。リズは自分からスコティに息子であることを話すべきではないかと言う。スコティはソロモンにトムがクリストファーだと告げ、感情的に混乱しながらも、なぜ身元を偽ってハルシオンに潜入したのか突き止めるという。ハルシオンに戻ったトムはスコティからあなたに騙されたと追求され、トムは父と母とどちらを信じれば良いのかと答える。スコティはホワイトホールは国家機密だという。ソロモンの拷問を受けるトムは、反撃して部屋から脱出する。スコティは手下に裏切り者のトムを捕らえるように命じるが、生命を奪うようなダメージは与えないようにという。トムは追手をかわしながら出口まで近づくが、そこに銃を向けるスコティが現れた。トムはここに来たのは母親がどういう人物なのかを知るためだったと言い、その母親はただの犯罪者だったと答える。クーパーが病院にハワードを訪ね、本人の意志に反して入院させられていると、法的不備を指摘する。病院側が対応に追われる中、クーパーはハワードを連れて出る。ハワードは死を装ったのは、息子を探し出すためだったと言い、スコティは外国の諜報機関を利用して自分から会社を奪ったと話す。デュモントはハルシオンを脱出したトムを市内の防犯カメラで発見し、ソロモンたちが追跡する。しかしネズは隠れていたトムを見逃す。トムはリズに連絡し、ハワードに伝言して欲しいと頼む。FBIに到着したハワードはリズに、君に会いたいと思っていたと話す。ハワードはトムの伝言を聞き、コミックショップでトムと待ち合わせする。トムはホワイトホールを探ることに失敗したと謝るが、ハワードはこれから自分たちでホワイトホールを探り出すという。自分が構築したハルシオンのネットワークにはバックドアが仕掛けてあり、そこを通じてサーバーに侵入するという。手作りのパラボラアンテナでサーバーに侵入すると、ハワードはアルゴリズムを使って、予算や人事の面で例外の案件をあぶり出すという。トムはハワードが冷戦時代のワルシャワで、アメリカに憧れていたという話に興味を持つ。ハワードは「ミュアフィールド」という貨物輸送が異例の警備を伴っているという。ウェストヒルズの工場にコンテナが運び込まれているのを確認し、現場に向かうことにする。しかし、その頃デュモントはシステムが侵入されている事に気づき、スコティはハワードが生きている事を明かす。しかもトムは実の息子クリストファーで、彼らの行き先は分かったという。トムはネズに連絡するが、ネズは今度は見逃さないと告げる。トムとハワードは工場に侵入し、立ち入りが禁じられているドアを開けた。そこには、監禁された状態で研究をしている男がいて、リチャード・ホワイトホールと名乗った。ホワイトホールはスコティの命令で閉じ込められていると認め、ハワードはホワイトホールと共に脱出を試みる。ホワイトホールはプロトタイプの青写真が入ったバッグを手にするが、スコティが送った攻撃チームに行く手を阻まれる。トムとハワードはホワイトホールのバッグだけを持ち脱出し、最後にソロモンとネズに立ち向かう。ネズはソロモンに手榴弾を仕込んだバッグを渡し、寝返ってトムらと逃亡する。ホワイトホールが開発していたのは量子コンピューターで、もしスコティがプロトタイプを手にすれば、あらゆる通信に侵入が可能となり、プライバシーは奪われ、誰もが脅されることになる。ハワードはハルシオンに囚われているホワイトホールを取り戻すと言い、その正面玄関前で、テレビカメラに向かって自分は死んでいなかったと暴露する。スコティは夫を妄想に問われ病気だと主張して病院に監禁しただけでなく、会社を奪って、飛行機事故を起こして殺そうとした。その証拠はあるというハワードは、会社を取り戻すという。To be continued...ハワードはデジタル技術の専門家だったわけですね。自分の会社を自らの手で作り上げ、デュモントにも気づかれないシステムの仕組みを残し、それならば、トムの言うとおりなぜ今まで自分でやらなかったのか、全く同感です。トムを拷問するにしても、危ないと思ったらさっさとホワイトホールを移動すればよいのに。そして、ハワードはホワイトホールの存在を知らなかったということですよね。物ではなくて人物だったというのは驚きですが、量子コンピューターが人類にとって脅威というのは、何だかなあと思いました。トムとハワードが手作りパラボラで、初めて経験する父子の時間というのが興味深かったです。ハワードはポーランド出身という事でしょうか。それにしても、ハワードの身柄はFBIの関知する所ではないのかな、なぜ拘束しない。リズとハワードの絡みがもっとあっても良かったなと思います。リズに比べて、トムは両親が揃っている事になって、孫の写真で和やかに締めることはできないのか。金で買われるトレバーが、キャットとスコティの対立のきっかけになっただけ、というのはちょっと残念。ヤクザの「ユビヅメ」だとか、妙なところでスコティのお里が知れるという、笑ってしまいました。次はいよいよフィナーレ、翌日に本家のシーズン5が始まるというのは、スパドラさんに感謝です。
January 23, 2018
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絵に描いたような、セバスチャン・エピソードでとても楽しかったです。本家ならパーマー君でしょうが、セバスチャンは早々とお当番が回ってきました。携帯の着信音がスタトレなのは、お決まりですね。(笑)しかしそういう時には、なぜかパーシー不在で、これまでの女子の扱いを継承していますね。海軍航空士官のマイケル・リード大尉が妻の目の前で誘拐され、遺体で見つかった。男女の二人組がリードを誘い出した上で誘拐したが、手足を縛られ、刺された痕があり、拷問を受けたようだ。任務で機密情報を扱うせいかと思われたが、リードの携帯にセバスチャンからの電話履歴があり、プライドはセバスチャンに連絡を取る。その頃、セバスチャンは訪ねてきた母とカフェで朝食中だった。プライドからの電話のため店の外に出ると、「夫が大変なので助けて欲しい」という女がセバスチャンを連れ出す。プライドが到着した時には、現場近くにセバスチャンの携帯が落ちていた。目撃者の話で、リードと同じように男女の二人組に誘拐されたと分かり、2人の接点を探ることにする。グレゴリオは現場で目撃されたバンを追跡できるという。しかし、その車は燃やされた状態で見つかった。パットンとラサールはセバスチャンの部屋を調べ、リードとセバスチャンが同じマルチプレーヤーの仮想現実ゲームをしていた事が判る。2人は州のランキングで1位と2位を占めていて、ゲームは閉じ込められた状況から脱出するという内容だった。犯人はリードとセバスチャンの優れた脱出能力を利用しようとしたのか。実際、このゲームで各機関はリクルートに使っているという。グレゴリオはFBIの導入段階のシステムを使って、見つかったバンがどういう経路を辿ったのか、突き止めるという。すると、発電所に4度も寄っている事が分かり、プライドらは急行する。そこには誰かを捕らえて傷つけた痕跡と、身元不明の焼死体があった。プライドは指輪をしていることから、被害者はセバスチャンではないという。セバスチャンの母シルビアは、息子同様心配性で、誘拐されたセバスチャンが危険な目に遭っているのにどうしようもない、と訴える。プライドはセバスチャンを信じていると答える。DNA検査の結果、被害者は連邦刑務所の看守ヘンリー・プロッティと判る。しかし、プロッティは今日から勤務ですでに出勤している。プライドは刑務所の所長に電話をしてみるが、その直後にセバスチャン本人から連絡があった。セバスチャンは誘拐された後、プロッティになりすまし連邦刑務所に潜入してある囚人を脱獄させるよう迫られる。犯人のノヴァックは、リードを拷問してセバスチャンが刑務所の警備システムをハッキングしてコントロールできると知っていた。セバスチャンは協力する態度を見せ、プライドに脱出計画を阻止しないでくれと頼む。刑務所の看守をしているノヴァックが脱出させようとしているのは、セルビアの犯罪者で「虐殺ボグダン」という男だった。リードとセバスチャンを誘拐した男女も、同じセルビアの組織の犯罪者と判る。ノヴァックは同じくセルビアから移住してきて、去年から看守をしている。ボグダンを脱出させた後、セバスチャンを救い出し、ボグダンも逮捕するというプライドに、グレゴリオはそんな計画はありえないと反対する。プライドは賛成しないなら来なくてもよいと突き放すと、グレゴリオはついてくる。パットンはセバスチャンの残すデジタルの痕跡を辿り、緊急警備システムにアクセスしているのを掴む。ノヴァックが調理場でボヤを起こして刑務所全体を封鎖させ、セバスチャンがブロックごとに解錠してボグダンを裏の排水管から脱出させる。プライドらはセバスチャンの先回りをして、ボグダンらが脱出してくるのを待つ。しかし、組織の迎えの車が刑務所の巡回警備に見つかってしまい、銃撃戦となった。ボグダンの手下が強行突破して走り去る。セバスチャンは一度は逃げるが、思い返して逃走犯のトラックの荷台に忍び込む。NCISはセバスチャンの持つタブレットの信号を手がかりに後を追うが、途中信号が切れて行く先がわからなくなった。セバスチャンは船着き場で車を降り、車に火を着けてプライドらに位置を知らせる。すぐさま駆けつけたラサールらがボグダンを逮捕するが、ノヴァックは逃げたセバスチャンを追っていた。プライドが銃声を聞いて駆けつけると、セバスチャンはノヴァックを棒で殴り倒していた。無事戻ったセバスチャンは、シルビアに成長したところを見せる。小さい頃から身体が弱くて、あれも心配、これも心配、過保護で世話を焼きたい母親が出てきましたね。元夫、ということは離婚しているのかな。家族ネタで今後登場するかも。神経質なセバスチャンは母親の影響が強いという事でしょうが、もうすっかり大人の男ですね。「英雄モード」でアクションヒーローのように大活躍だったのはご愛嬌でした。ラサールがセバスチャンの事を何も知らず、パットンがセバスチャンの思考を理解しているなど、なかなかよくできていましたね。グレゴリオがFBIの常識を振りかざすのもお決まりで、それでも上手にルールを「適用」してプライドの味方をするのが板についてきました。今回、セバスチャンはすっかり男を上げました。グレゴリオも一目置くことになるでしょう。本当?リード大尉の名前がマイケルでしたが、どうしても「スタートレック・エンタープライズ」のマルコム・リード大尉を思い起こしてしまいますよね。あと、敢えてスタトレ繋がりで言うと、ボグダン役の人は「スタートレック・ヴォイジャー」、「ディープ・スペース・ナイン」にもゲスト出演していました。お楽しみの回でした。
January 22, 2018
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残り3話、盛り上げて来ましたね。このシリーズ、一体誰の「贖罪」なのかと思いながら見ていましたが、何となくハーグレイブ夫妻のトムに対する償いなのかと感じてきました。トム自身も叩き上げのスパイから、良き夫、良き父親になろうとしているし、それも一種の贖罪か。自分の出自を知りたいと飛び込んだこの10話で、キャラクターが大きく成長すればそれで良いですね。元々長く続くスピンオフとして考えていなかったのかも知れませんね。ソロモンに身柄を確保されたハワードは、病院で監視状態に置かれた。表向きには、真相が判るまではワードが生きていた事実は伏せられることになった。スコティはハワードが事前に見つかる事を知っていて、隠れ家の書類などを焼き払ったのではないかと問い詰める。一体誰が情報を伝えたのか。トムはネズにハワードが生きていることを伝え、探し出すように言う。ソフトウェア会社の重役一家が誘拐され、身代金が要求された。誘拐したのはブラジルの身代金ビジネスの大物ロチャで、誘拐リスクのある顧客を持つ保険会社のバートンがスコティに相談に現れる。誘拐を通報すれば殺すと脅され、身代金を払っても無事に戻れるかどうかわからない。一家の救出を求められたスコティは、ソロモンとトムをロチャの代理人との交渉に向かわせる。代理人はトム一人を選んで、交渉場所につれていくが、ロチャは人質解放の条件として、FBIに拘束されている部下のカンタラを引き渡せと要求する。カンタラは9歳の時にロチャに拾われ、有能な部下になった。息子も同然だという。しかし去年パリで手入れがあり、逮捕されて終身刑になったという。スコティは司法省の知人に面会したいと相談するが、実はカンタラは情報を提供する代わりに自由の身になっているという。そもそも、足を洗いたいとして自ら逮捕されたのだった。トムはネズからハワードが監禁されている病院を聞き出し、救い出そうとする。病室から強引に連れ出したものの、逃げ切れず、ハワードは自分を置いて逃げるように言う。ロチャとの取引期限が近づく中、カンタラの居場所をつかめないスコティは時間稼ぎを図る。猶予は4時間でトムらは少ない手がかりを探す。ハワードが連れ出されそうになった事を聞いたスコティは、夫に仲間がいるとしてハワードを拷問する。ハワードは頑として口を割らない。カンタラの手がかりを掴んだトムとソロモンは自宅に向かう。カンタラは自由の身となって妻と子供と暮らしていた。今更、ロチャの元に戻るのを渋るカンタラに、金を支払うので人質交換に応じてほしいと頼む。その代わり、必ずカンタラを救い出してロチャを捕まえるというと、カンタラも渋々合意する。人質交換の場所にはソロモンらがライフルを構えていたが、ロチャ側にはバレていた。人質交換が終わって、カンタラはロチャの車に乗り込むが、ロチャは裏切りを見抜いていた。身につけた発信機を奪われ、カンタラは他の人質が監禁されているアジトに連れて行かれる。しかし、人質一家の子供がロチャの携帯を奪っており、それを分析することでデュモントは黒幕はバートンだという。カンタラはロチャに拷問されるかと思ったが、実際に手を下したのはバートンだった。FBIで何を喋ったのか吐けと、バートンはカンタラを傷つける。スコティはバートンに電話をかけ、デュモントは逆探知で居場所を突き止める。トムらは監禁場所となっている食肉加工場跡に向かい、突入する。カンタラ以外にも監禁されている人質が解放されたが、バートンがカンタラに銃を向けると後ろからロチャがバートンを撃ち投降する。デュモントはハワードの病院の監視カメラの映像を分析し、侵入者の身元を突き止めたとスコティに告げる。スコティはすぐさまソロモンに、裏切り者を殺すよう命じる。その足で病院に向かったスコティは、ハワードに裏切り者を私に雇わせたのか、と責める。ハワードはトムがクリストファーだと明かし、すぐに暗殺命令を撤回するようにいう。スコティはソロモンに中止するように告げる。ソロモンが良い味を出していますね。「彼はお前の息子だ。私達の息子だよ。」というところは、多分このシリーズの山なのかも知れません。(笑)実の息子を殺せないだろう、という通りスコティは暗殺を中止しましたが、それなら、トムがスコティに真実を話すと言った時に、ハワードが「彼女はお前を殺すからダメだ」というのは矛盾していますよね。夫婦は秘密と欺瞞に満ちていて、スコティは容赦なく夫に電気ショックを与えるし、ハワードは妻の鼻を明かしたのが嬉しくてたまらない感じ。「ホワイトホール」が何か分かりませんが、やっぱりハワードの妄想にみんなが巻き込まれているよう見えました。バートンが黒幕なのは、ちょっと頭をよぎりました。ロチャと組んでビジネスをやっていたのですね。こういった怪しい金の亡者がいろいろ出てきますね。ロチャとカンタラの関係は本当に親子の情があって、ハワードとスコティ、トムの関係と対比になっていると感じました。さーて、いよいよトムは最大のピンチに?こうなってもリズには助けを求めないのでしょうか。
January 16, 2018
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当然の事ながら、新入りのグレゴリオを中心とした展開になりますね。小さな都市のニューオーリンズらしさ、プライドの仕事スタイルなどを描くには、DCのお役所的なキャラクターと対立させるのはちょうどよいのかも知れません。それにしても、同じことをしてもLAチームだったら全く対立なくやりたい放題だよねと、突っ込みたくなりますね。(笑)ラストにシリーズプロデューサー&脚本家のゲイリー・グラスバーグの追悼がありましたね。本家に長く関わったのは言うまでもなく、ニューオーリンズには第1話から関わっていた人なので、スタッフ、キャストの思い入れも強かったでしょうね。スーパードームの観客席で、海軍航空基地に勤務するコリン・バレット兵曹の死体が見つかった。プライドは当面チームに加わることになったグレゴリオを現場に伴う。バレットはブロンズスターを授章するなど、経歴に問題はなく、誰かと争ったのか、手首や首の周りに傷があった。顔の横の傷は銃弾がかすったとみられる。グレゴリオは観客席の銃痕から、争ったのはドーム上部のキャットウォークだという。そこでバレットは襲われて突き落とされたようだが、なぜこのような場所にいたのか、ドーム内の防犯カメラはオフになっており、手がかりがない。キャットウォークに残されたライフル銃を調べたところ、大型の動物などを撃つ麻酔銃であることがわかった。銃の登録はバレット本人で、死亡時刻にドームの出口2箇所が使われている事が判明した。バレットはその銃でアリーナ内部を上から狙い、狙われた人物と、バレットを殺した犯人が出ていったことになる。グレゴリオは再三FBIのマンパワーを使って捜査するように言うが、プライドは自分たちのチームで対処すると断る。パットンがバレットが昨夜受け取った脅迫めいたメールを分析したところ、元陸軍特殊部隊に所属していたハンク・クラークソンからのものと判る。早速クラークソンの自宅に向かうが、家の中から男女が争う声がして、踏み込むとクラークソンとその妻が息子が誘拐され、身代金を要求されたと言う。サンディエゴの海軍施設に勤務するドリュー・クラークソン兵曹は、3日前に休暇でメキシコに向かったが、連絡が途絶え、やがて100万ドルの身代金を要求されたという。当然金を払えないので海軍の世話になろうとしたが、FBIと国務省が金を払ってはならないと邪魔された。仕方なく、知人のバレットを通じて民間軍事会社のローガン・ブラックという男に交渉を依頼したが、バレットは連絡役を捕らえてドリューと交換する作戦に出た。クラークソンはそれは危険だから辞めるように言ったという。実はアリーナにいたのはクラークソンの妻で、バレットが殺されたのを目撃していたという。今朝届いた動画には、犯人らにメッセージを強制されるドリューの姿があった。酷く傷つけられており、警察に通報したり、金を払わなければ自分は処刑されると言い、今夜8時の電話を待つようにと言った。8時まで時間はわずかで、プライドはFBIに協力を求めることにする。グレゴリオは国務省の伝手で、ドリューが拉致されているのは、メキシコのマサトランだという情報を持ってくる。ドリューはメキシコのクラブで大金を使い、現地のギャングに目をつけられたらしい。グレゴリオは犯人側からの連絡を待ち、逆探知して監禁場所を突き止めるべきだと主張する。NCISは海外での誘拐事件で救出作戦に関わることができず、ドリューの件は手順に従い国務省に任せるしかない。ラサールは反発するが、プライドはグレゴリオの意見を受け入れ、バレット殺害事件の捜査を優先することにする。行方不明になっていたブラックが殺され、街灯に吊るされているのが見つかった。バレット殺害犯人はまだ国内にいることになる。検視でブラックが酷い拷問を受けていたことが判明し、ドリューを誘拐したギャングの手先が交渉役からこちらの情報を手に入れようとしたと考えられる。指示された時間に犯人側からの電話があり、グレゴリオはFBIの分析官を使って逆探知を試みる。しかし、妻が話を引き伸ばすと相手側に逆探知がバレてしまい、犯人は約束を破ったとしてドリューを射殺してしまう。夫妻もチームもグレゴリオもショックを受ける。その中で、パットンは電話の音声を分析して、銃声は人を撃ったのではなく、壁に当たったという。ギャングはドリューの両親から金を奪えないと考え、他の方法で利用しようと考えたのだろう。ドリューはまだ生きていると思われるが、監禁場所はバレット殺害犯を捕らえることで手がかりを得るしかない。落ち込むグレゴリオに、プライドは力を貸して欲しいと頼み励ます。セバスチャンがブラックの身体から部分指紋を採取し、ドームで働いていた警備会社の従業員を割り出す。メキシコの特殊部隊出身者のマルチネスで、2時間前にメキシコに入国したという。FBIの情報でマルチネスはマサトランにいることが分かっているが、アイズラーはFBIがマルチネスを逮捕することは認めるだろうが、人質救出は許さないだろう。プライドはアイズラーに、NCISも現地に入ってマルチネス逮捕に加わる事を国務省に掛け合って欲しいと頼む。しかし、人質救出作戦は国務省に任せ、厳格に手順を守らなければプライドらは犯罪者として扱われると念を押す。アイズラーはグレゴリオに、勝手な行動をしないようにプライドを監視しろと言う。プライドは訪ねてきたクラークソンの妻が、あなた達を責めないが犯人は捕まえて欲しいと言うのに対し、ドリューが生きている可能性があり、その時は必ず連れ戻すと約束する。メキシコでグレゴリオが現地警察と共にマルチネス逮捕の指揮を執る事になった。プライドはパットンの分析からドリューが監禁されている場所を絞りこみ、パーシーを連れて突入を試みる。裏口から侵入したプライドが見張りの男たちと銃撃戦を繰り広げると、騒ぎを聞きつけたギャングの手下たちが退去して集まってきた。ドリューを見つけたプライドは、ラサールに救出を求める。グレゴリオはやむを得ずトラックに乗り込んで、プライドらを救い出す。帰国して、グレゴリオはアイズラーの執拗な追及を受ける。国務省からは、どうやって人質を見つけ救い出したのか聞かれたと言い、グレゴリオはプライドらのプロトコル無視をかばって、マルチネス逮捕の際に、たまたまドリューを見つけ危険な状況だったので助けたと説明する。アイズラーを持ち上げて手柄を取らせたおかげで、NCISチームは無罪放免となった。プライドは、DCのやり方にこだわるグレゴリオにクラークソン一家の様子を見せ、一緒に仕事をするのだから、自分たちが大切にしているものを知ってほしいという。グレゴリオの言っている事は間違っていないのですが、それだと地方の支局は権限がなくて何もできないですね。感情的に反発するのがラサールだけというのはちょっと物足りないかな。パーシーは逆に受け入れすぎで、ちょっと風見鶏みたい。プライドにはチームのお父さん的な立場があるので、無下に新入りに反対はしないで、アイズラーを立てるところは立てていました。確かに政府には事情というものがあって、連邦捜査官が勝手に海外で暴れることは問題でしょう。でも、それは建前でやっぱり正しいことをするのにためらいはない。(笑)被害者のお母さんにきっと取り戻すと約束して、アメリカ人が好きな保安官、カウボーイですよね。グレゴリオは元々アイズラーに反発していますが、次第にプライドの掌に収まりつつあります。予定通りですね。パットンがサイバー関係でやっている事は違法なんですね。令状が必要なのかな。人手が足りないので、みんな一人何役もこなしてがんばっています。だからドラマになるのだと思います。
January 15, 2018
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おなじみ飛行機ネタのせいかも知れませんが、やっと話が盛り上がって面白いなと思いました。消えた航空機の陰謀説も興味深いです。だけど消えた航空機というと、どうしてもLOSTを想像してしまうな。(笑)ベルリンの難民申請場所で、反移民テロリストによる難民の大量殺戮があった。その際に使用されたサリンガスが、大西洋で消息を絶ったTWA282便の積荷だったという事で、スコティに仕事の依頼があった。実は民間機を使って、公にはできない核物質や武器、生体サンプルなどの積荷を政府組織が運ばせているという。テロリストたちは、これらの積荷を飛行機を墜落させても手に入れたいと狙っているというが、どうやって積荷を回収しているのか不明だ。近々、新たな積み荷がボレアリス航空301便で運ばれるという情報がCIAによってもたらされ、ソロモンとトムがフライトアテンダントとして乗り込むことになった。ハワードは、会社に潜入させているスパイがスコティの暗号メッセージを手に入れたため、トムに解読表となるキーワードを手に入れるように求める。キーワードはスコティのオフィスの金庫の中にあるというが、トムはもしそのメッセージを解読してスコティが企みとは無関係なら、自分からスコティに正体を話すと言う。シアトル発北京行きの301便の乗客たちは特に犯罪とは無関係で、積荷に不審なものは見当たらない。ただ離陸してしばらくすると、機内のWifiが使えなくなり、デュモントとの通信もできなくなった。さらに、機体そのものが管制システムから姿を消してしまった。デュモントによると、乗客の中にボレアリス航空の整備技師であるフランクリン・ダッチがいることが判る。ダッチは2年毎に交換する酸素ボンベを1年で交換するなど、不審な動きをしていた。機内を見回っていたソロモンは、男が窓ガラスに機器を取り付けてヒビを入れているのを見つける。気圧が下がったため機内は酸素マスク着用となるが、マスクを付けた乗客も機長らもみな気を失ってしまう。ソロモンは男に突きつけた銃を他の仲間の男に奪われ、倒されてしまう。乗客の中に、ネイビーシールズの同期5名がいることが分かり、ダッチもそのうちの一人だった。男たちはコックピットの暗証番号を破って中に入ると、飛行機の行き先を変える。トムは貨物室に入り、通信妨害装置を見つけて破壊する。デュモントとの通信が再開し、積荷にあるはずのショットガンを探す。ネイビーシールズのメンバーを探ると、リーダー格のカーター・ケインという男がいて、他のメンバーは部下だった。彼らはイラクの任務の後、無許可で舞台を離れ6件以上の強盗を働いているという。機内で男たちはパラシュートを身につけると、女性を一人拉致して飛んでいる飛行機から飛び降りる。ソロモンは倒れていた男のパラシュートを利用して、一緒に飛び降りる。トムは正体を知られ追ってきた敵を倒した後、貨物室を出てコックピットに向かう。デュモントと意識を取り戻した機長の指示を得て、無事飛行機を着陸させる。ハルシオンに戻ったトムに、ビショップや「積荷」がジェニファー・リンというCIA工作員だったと告げられる。リンは中国の犯罪王の通訳になる予定で北京に向かっていたという。今のところ、リンらの行き先もソロモンの安否も判らない。乗客たちの中で、リン以外に機体からいなくなっている男がいた。陸軍の特殊部隊にいたアルドン・ブラドックで、名誉除隊をしているという。トムはスコティのオフィスに忍び込み、ファイルの中から「FALCON」という文字を見つける。それをハワードに見せると、ハワードは数字に置き換えて、コミック本の中からメッセージ解読の言葉を探し始める。しかし、解読された文章は意味をなさず、トムはスコティに自分が息子だと伝えると言う。金庫には幼いクリストファーの手形があり、スコティには怪しいところは微塵も感じられないという。ハワードはもし正体を明かせば、殺されるぞと警告する。ソロモンは一緒に飛び降りた男から着地後の集結先を聞き出す。ダッチらはリンを拷問し、ロケットシステムの設計図について聞き出そうとしていた。ソロモンの連絡を受けて、トムらが集結先に到着すると、ネイビーシールズの4名は全て殺されていた。リンとブラドックの姿はない。実はリンはブラドックの隊にいたことがあり、2人は交際していたらしい。現在はリンがブラドックに接近禁止命令を取っている。ブラドックはリンを取り戻すために、ダッチらに嘘の設計図の情報を流した。リンは連れて行かれた逃亡用の船からSOS信号を送り、デュモントが現在地を確認する。シアトルの港でリンはブラドックから逃げようとして、応援に駆けつけたトムらをよそに、自らブラドックを撃ち殺す。トムはついにスコティに告白しようとするが、オフィスのテーブルに同じコミック本の違う巻を見つけ言葉を濁す。それを使ってメッセージを解読すると、ハワードの隠れ場所だった事が判る。トムが到着すると、すでにハワードはソロモンに拘束され連れて行かれるところだった。ハワードの被害妄想ぶりは鬼気迫るものがありますね。さすが、テリー・オクィン。トムはスコティに母性や正義を見て、次第になびいていき、元々のキャラクターからは随分ヤワになった印象です。でも、ネイビーシールとガチで戦って倒すというのはすごい。コミック本で暗号を解読するってどうなのよ。誰の趣味?ハワードの送り込んだスパイが寝返って、スコティに居場所を伝えたということですよね。あるいはソロモンが突き止めたのは、それとは別の情報網なのかな。ソロモンはトムに対してかなり疑いの目をむけていたはずですが、そちらから漏れたのではないのかな。一方、お金で心と体を癒やすというトレバーがやっぱり怪しいですよね。スコティは信用しているようですが。次週から、トムの正体がバレて面白くなりそうです。
January 9, 2018
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ゲストの人はスタンダップコメディなどで著名な人のようですね。プライドとのやり取りでは、圧倒するような存在感があって、本国の視聴者にはおなじみの人なのでしょう。それと、毎回バーで生演奏をやっていますが、今回のアーティストGraceも若干20歳ながら実力派で、プライドが「クィンシーが何とか」とか言っていた通り、クィンシー・ジョーンズ自らプロデュースを申し入れたなど、話題の人ですね。こういった、本編以外のお楽しみがこのシリーズの魅力なのかもしれませんね。プライドのチームに対して、アイズラの執拗な聴取が続く。アイズラはブロディがルッソと関係を持ったことにこだわっていた。船上ポーカーの現場で3人の射殺事件があり、被害者が海軍少佐だったためプライドらが現場に向かう。殺されたヘンリー・ウォーベック少佐はサイバー戦争に対応する技術者で、3人共至近距離から処刑スタイルで殺されていた。カネ目当てとは思われず、もう一人が現場で争って逃げた形跡があった。落ちていた帽子を見て、プライドは逃げたのは海軍の情報分析官エルヴィス・バートランドだという。エルヴィスは類稀なハッカーで、生活では酒やギャンブルにおぼれ、何度も逮捕されプライドが保釈していた。しかしプライドはエルヴィスは人を殺せないという。デジタルの痕跡を残さず、所在を突き止められないエルヴィスだったが、現場の遺留品の電話が鳴り、エルヴィス本人がプライドに連絡してきた。エルヴィスは「奴ら」に追われていて、プライドに一人で会うと伝えてきた。エルヴィスは自分はヘンリーを殺してはおらず、金も盗んでいないという。持っている銃は護身用で、現在暗殺の容疑で追われている。そこにFBIのグレゴリオ特別捜査官が現れ、エルヴィスを殺人容疑で逮捕するという。プライドは驚くが、エルヴィスは照明を消して、混乱の中姿を消す。過去にハッキングなどで逮捕歴があるエルヴィスに疑いの目を向けるFBIに対して、グレゴリオはエルヴィスの車の中にもう一人の射殺体があるのを見せる。捜査権を争うプライドとグレゴリオだったが、グレゴリオによると、少佐は国防総省と司法省の仕事をしていたという。ブラジルのIDI銀行に向けて、海底ケーブルで取引情報が流れており、少佐はそれを監視していたが、カルテルはその情報をハッキングしようとしていたらしい。プライドのチームはナタル・カルテルとの関係でアイズラらの調査を受けており、捜査に関わることはできない。さっそくモルグにFBIが現れ、証拠品や遺体を運び出していく。しかし、セバスチャンが気を利かせ、少佐が持っていたキーカードを手に入れていた。パットンと分析したところ、サイバーセキュリティのサーテルという会社のキーカードであることが分かり、プライドが勝手に合同捜査を装って話を聞きに行く。同僚のアン・フォアマンは少佐と親しい間柄で、ヘンリーは大量のデータの中から「スニファー」と呼ばれる、データを盗むためのバグを見つけたという。巧妙に隠されており、自分で確かめようとしていたヘンリーは、信頼できる関係のエルヴィスに知らせ、バグを突き止めようとしていた。2人はサーテルの内部に侵入者がいると考えいたという。パットンがエルヴィスの居場所を追う中、エルヴィスが再び自ら連絡してきた。エルヴィスはFBIのシステムにも侵入したことを認め、このままではFBIに殺されることも承知の上で、自分の無実を訴える。プライドのチームにも身を預けることはしないという。FBIで聴取を受けているラサールとパーシーは、グレゴリオの動きに変化を認めて尾行することにする。ウェイドはFBIに渡さなかった、トランクの中の遺体の写真を調べ、ギャングのマックス・コナーであることを突き止める。犯罪歴があり、兄のジェームズがサーテルの契約技師として海底ケーブルの敷設に関わっているという。プライドはパットンの指示でコナーを追う。そのころ、エルヴィスはアンと会っていた。エルヴィスはサーテル内のハッカーを突き止めるために、サーバーにアクセスさせて欲しいと頼む。しかし、アンはグレゴリオと連絡を取り、グレゴリオが逮捕に現れた。2人が向き合っていたところ、バイクに乗ったコナーが襲撃してくる。コナーを追っていたプライドがコナーを撃って、グレゴリオらを救うと、命を救われたとして、グレゴリオはアイズラにプライドらのチームが殺人事件捜査に関わる事を認めて欲しいという。FBIとの合同捜査が認められ、ラサールらはコナーのアジトを探る。プライドに撃たれて怪我をしたようだが、現金もパスポートも残したまま出ていったようだ。PCを調べたグレゴリオは、コナーがケイマン諸島の口座に大金を持っている事を掴む。この2週間で何百万ドルが入金されており、そのそのカルテルの情報漏えいではなく、IDI銀行から金を盗むのが目的だったのではないか。エルヴィスはアイズラとプライドに、誰かが銀行関係のデータを盗んでいたのを突き止めるためにヘンリーに頼まれたと言い、自分が直接サーバーにアクセスすれば、犯人の痕跡を突き止めることができると主張する。ヘンリーはコナーらしき人物に尾行されており、ポーカー会場で襲われエルヴィスだけ助かった。アイズラは断固としてエルヴィスを信じないと言うが、プライドは12時間猶予をくれという。プライドはエルヴィスをサーテルに潜入させることにし、外部から監視する。エルヴィスがアンと建物に入ると、突然カメラが切られて内部の様子が分からなくなった。コナーを追っていたラサール、パーシー、グレゴリオはサーテルに侵入したらしいと知り、内部を探る。コナーを見つけたところ攻撃してきたため、グレゴリオが射殺する。コナーの持っていた携帯には「もう待てない、自分自身でやる」というメッセージが残されていた。その頃、エルヴィスはヘンリーのPCを調べ、ハッキングの足跡を消したのがアンだと知る。アンはエルヴィスに銃を向け、ヘンリーを殺していないという。親友を殺された復讐に燃えるエルヴィスは、銃を奪ってアンに向けるが、プライドが到着して銃を下ろさせる。アンらは銀行から金を盗んだだけで、殺したのはコナーらだった。事件は解決し、エルヴィスは無罪放免となった。それだけでなく、FBIはエルヴィスにサイバー犯罪課での仕事をオファーしたという。エルヴィスは自分には似合わない仕事だと言って、去っていく。今回の活躍でプライドらのチームの疑いは晴れ、調査は終了となった。しかしナタル・カルテルの検挙は引き続き行うことになり、そのためにグレゴリオはプライドのチームに加わるという。車のトランクで死んでいた男を殺したのは兄だったのでしょうか。エルヴィスの銃を使ってはめるつもりだった?弾道検査の結果もよくわかりませんでしたね。犯人は女性以外にもう一人の同僚の男もそうじゃないかと思いましたが、そちらは違う?いずれにせよ、エルヴィス一人に相当引きずり回された感じがします。嫌味なアイズラに対して、タミーが好意的なのは当然の事として、第2話にしてチームに加入することになりました。今後、カルテルを倒す事が今シーズンのテーマになりますね。倒した後は、やっぱりプライドの娘になるわけか。(笑)思わせぶりのソーニャとクリスの関係ですが、無理にくっつけなくても良いのにと思います。幸いそうならないようですね。
January 6, 2018
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スコティのクリストファーへのが本愛が本物なのか、あるいは、妻を偽物と疑い、秘密を暴こうとやっきになっている父が妄想に囚われているのか。トムは両親の間で疑心暗鬼になっていますが、その中で誰が正義なのか、彼なりに考えを披露しているところは本物の気持ちに見えます。本家では、トムがエリザベスの前では何を言っても信じられませんでしたから。(笑)マンハッタンの倉庫にトラックが突っ込み、そこが敵性戦闘員の尋問をするダヴェンポート作戦の秘密基地だったため、囚われていた囚人5名が脱走した。世間に知られてはならない作戦のため、CIAのダン・ビショップは囚人の確保をスコティに依頼し、セキュリティ対策会社のジャック・ソーントンに事件に関するデータを集めるように言う。脱走したのは、いずれも国際的に暗躍する犯罪者、テロリストたちで、当局はメディアに嘘をついてマンハッタンの橋とトンネルを封鎖する。トラックのドライバーは秘密の施設を知ってわざと突っ込んだと思われ、トムとネズがドライバーを病院から連れ出した。しかし、疑いを持ったドライバーが逃げ出し、飛び出して車にひかれてしまう。クリストファーの行方を追う私立探偵が、養父母の存在をつかんだとスコティに報告し、スコティは養父母に会って確かめるという。トムはもし養父母が写真を見せれば、自分の正体をスコティに知られてしまうと焦る。ハワードはそんなことよりも、「ホワイトホール」についてスコティが何を隠しているのか探れという。逃亡した囚人らしき不審者がいるという緊急通報を掴み、トムとソロモンがアパートに向かう。そこで、5人のうち3人を確保、残りの2名の行方について手掛かりはない。トムはハワードの口から聞いた情報で、メイヒューという男が首謀者だという。確かにトラックのドライバーに報酬を支払っていたことがわかる。メイヒューは「怒れる若者たち」というグループを作って、過激な活動をしていた。ハッキングの技術が高く、NSAのサーバーに侵入したという。それによって、諜報員の身元やミサイルの図面などのデータを盗み出していた。デュモントは疎遠になっている自分の弟がメイヒューの団体と関係あるため、接触を図る。弟は協力を拒むが、メイヒューに連絡するのを掴んで、トムらは潜伏先に向かう。メイヒューの姿はなかったが、そこでは、メイヒューはとあるホテルで男を監視していたことがわかる。監視されていたのは、インターネットの秘密キーを持つ7人のうちの一人、アドラーだった。彼らは年に4回集まって、インターネットすべてを支配するマスターキーを作るセレモニーを行っていたアドラーもそのセレモニーのためにNYに来ていたが、トムがホテルに向かうとた、体調を崩し入院したという。セレモニーにはアドラーの代理が出席することになっていて、もしメイヒューがマスターキーを独占することにより、ハッキングが無用となる。非常に厳しいセキュリティチェックをかいくぐり、トムとネズはセレモニーに潜入する。アドラーの代理のジェレミーは、参加者たちに銃を向けて、そこにメイヒューを招き入れる。メイヒューは参加者のキーを奪うと、とあるデータをダウンロードしていた。メイヒューがアクセスしたのは、ジャックの会社のURLで、その会社はNSAのデータを管理している。メイヒューともう一人、脱走犯は捕えられ、トムらが移送することになったが、メイヒューは車内で自分は無実だと訴える。ダウンロードしたデータの中に、たまたまNSAの監視プログラムがあり、ミサイルの図面を海外に売ったことはない。メイヒューを乗せた車に怪しい車が近づき、盗んだデータをよこせと脅す。トムとネズは追手からメイヒューを守り逃げるが、メイヒューはNSAにはめられたという。インターネットカフェからイランにミサイル図面を送ったとされているが、自分の無実を証明するカフェ店内の画像を持っているという。そのデータを分析したデュモントによると、NSAはあらゆる電子機器から映像を吸い上げているという。イランに送信したとされる時間帯には、先ほどメイヒューを襲った男の姿が映っていた。それを見たスコティは、ジャックの会社で雇った男だという。ジャックは巨額のサイバーセキュリティ契約を結ぶために、メイヒューを犯人に仕立て利用した。ジャックは自分こそ愛国者だと言い、これからの戦争はサイバー戦争だというが、逮捕される。クリストファーの養父母と面会したスコティは、その写真を見て、別人だと確信する。トムはスコティが雇っていた私立探偵が実はハワードの意のままに動いていたことを知る。クリストファーを見つけたというのは偽情報で、養父母も仕込んだものだった。ホワイトホールについては、数年前会社の予算案で見つけたスコティの秘密計画だという。スコティは暗号でそれを通信しており、南アフリカの倉庫が割り当てらていた。チームを送ったが、倉庫の中は空で、雇った諜報員は姿を消した。ちょうど、自分を会社からスコティが追い出そうとしていた時期だという。ハワードはトムが信頼されれば、ホワイトホールについて話すに違いないという。スコティの愛人トレバーが、部下のキャットに取り入ろうとして、怪しい動き。スコティの裏を探るためにハワードが送り込んだのか。あるいは、スコティを陥れる別の動きがあるのか。ハワードの勢いに押されてトムも翻弄されていますが、その動きがスコティに知られ始めた。もし、ハワードの意を受けて動いていることが知られたら、トムの命は危ないのか?でも、スコティの息子への愛は本物のように見えますので、ばれてもどうってことないように見えますが。メイヒューこそ正義のヒーローだというトムは今までになくて新鮮でした。デュモントの弟への接し方を見ていると、この会社で働いている人はやはり正義感に動かされているように見えますね。
January 2, 2018
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