再びスージー(Azura Skye)登場。しかもこぶ付きで。(爆)弟のRaymondの死を巡って、秘められた過去が暴かれました。Yelinaは「レイの真実を突き止めてくれてありがとう」と、キッス(爆)で答えますが、結局HoratioはYelinaには本当のことを言わなかったことになりますね。だとすると、最後のスージー親子の事は後でもめることになりはしないか、今から心配。でも、本当のことを彼女に言うと、おとり捜査で薬漬けになり死んでいったレイの思い出だけでなく、夫としての裏切りにも苦しまなければならない、だから何かとYelinaをかばおうとするHoratioの気持ちってやっぱり、愛? Yelinaも、Horatioの表情が変わるとすぐに「レイモンドのことでしょ?」と察する、「レイも言いたくないことがあると、視線を合わせることができなかった」と、この辺の二人の関係がやはり親密といえますね。どうしても知りたがるYelinaに「私を守ろうとしないで」と言われても、「それはムリだ」ときっぱりと言うHoratio。彼女にとって、HoratioはやはりBig Brotherなのでしょうね。二人が同じ立場にいれば、多分本当のことを言って、お互いに苦しみ悲しみを分かち合おうとするでしょうから。 スージーに「そんなにこの子が気になるんだったら、奥さんに子供を引き取って育てようと言えば?」と突っこまれ、「…」というHoratio。なんて、気弱なんだ! 今回のHoratioはとても辛かったですね。Bobに対して、自分の弟を"Dirty Cop"と呼ばなくてはならない気持、これはある意味レイに対する怒りでもあります。(もちろん、家族が不名誉を被った事と、最愛のYelinaを裏切ったから。爆)犯罪者からさえも、"He was a degenerate."(彼は堕落者だ。)と言われる屈辱。 しかし、堕落した警官だって死には値しない。(Maybe he was, but he didn't deserve to die.)」とかばってみせる。「誰だっていつかは死ぬんだよ。」と言われ、「いつか死ぬのと、すぐ死ぬのは違うんだ。」と、積年の思いがあふれ出したかのようでした。辛い、なんて辛いんだ。結局、"big savior (お前は救世者か)"と言われ、"That's what I do. I clean things up."「それが兄としての勤めだ。俺がカタを付ける。」と決めました。(泣) これで一応Horatioにとっては長年喉につかえてきた事に解決を見ることができました。ドラッグ中毒であっても(真実は不明)、最後は人の命を救おうとしたRaymondをHoratioは許したはず。でも裏切られた彼女のことを思うHoratioの表情は晴れない。 ラストに流れた曲は、" And I want you now, I need you now, I'm dying 'cause this is the saddest song I've got "と、 その悲しい気持ちを表していたようでした。 一方、Det.Hagenはコンビを組んでいたRaymondを見捨てたわけですね、だから余計にこの二人は仲が悪い。(爆)刑事にとって、パートナーシップは何よりも大切。なのに、自分の保身を優先したHagenをHoratioは許すことができないのでしょう。また、CalleighはHoratioの危機には必ず「大丈夫?」と忠実なところを見せます。