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2013/05/09
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カテゴリ: 櫻井秀勲の目
同じことをいっても、許される人と許されない人がいる。同じ東京都知事でありながら、石原慎太郎の失言は大目に見られたり、ときには苦笑いですまされてきた。それは、長年の政治家生活で「彼は皮肉屋」というレッテルが貼られてきたからだった。

そして現実に芥川賞をとった作家であり、もともと愛国主義者で超右翼、と知られてきたからこそ、中国人を支那人といっても、誰もクレームをつけなかった。それに慎太郎には、照れ笑いという、人の好さを覗かせる一面もあった。

ところが猪瀬直樹知事については、まだ都民はなにも知らない。都知事選で記録的な票を集めたからといって、彼の魅力とはいえない。むしろ石原慎太郎から禅譲されたようなもので、そんな男がそっくり反って、威張っているのを、私たちは許したわけではない。

米国でトルコの悪口をいったというので、大騒ぎになったが、ようやくアラブ諸国に詫びらしき言葉をいったと思ったら、翌日にはまたケチったらしい弁解をいっている。とうとう安倍首相自らトルコ首相に詫びを入れたが、ここは猪瀬自身、安倍首相に礼をいうべきだし、都民にも一言「お騒がせした。申しわけない」と、詫びるのが筋ではないか?

かりにこれで20年のオリンピックがトルコに決まったら、猪瀬は私たち都民の、70億ともいわれる巨額の税金を、ドブに捨てたことになるのではないか? ここはもっと、新聞も評論家も、猪瀬に強くいうべきなのだ。

彼には、まだ大目に見られる長所がない。いや、あるのかもしれないが、それが都民には見えていない。もっとユーモアを含めて語るべきなのだが、大阪府知事の橋下徹とは、どうも格が違うようだ。人間的な魅力とは、許される魅力をいうのである。





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最終更新日  2013/05/09 06:39:04 PM
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