やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2025/06/25
XML
カテゴリ: 沢登り




沢登りに関しても、率先していく人がいるので、​ 先日の沢訓練 ​は、参加者が多かった。

やまやろうは久々に入渓したが、沢登りはいいねえ。全てが自己判断のルート取りで、そこには経験と勘が入ると、楽に遡行できる。

おらー入会してから沢登りは実践多数なので、沢の流れを見て、楽に遡行できるところを見出すことができる。自慢ではなく、経験したらみんなそうなる。

沢登りは、長時間行動になるので、いかにエネルギーロスを抑えた歩き方ができるかどうかがキモだと思っている。

基本的には石の上にフラットフッティングで、なるべく高低差を付けないように歩く(大岩を上がったり下りたりしない)。

石を縫うように静かに歩く。水流にはなるべく入らず、身体を濡らさないようにする(せいぜいヒザまで)。できるだけ乾いたところを歩くようにする。

先の流れの深さをよく見て、右岸にするか左岸にするかを決める。慣れれば、流れを見てどちらに進むのが楽なのかが分かってくる。

底が見えない流れには安易に飛び込まない(特に深み)。捻挫した会員もいる。川底が見えるところを選んで歩くのが安全。

瀞場ではすり足。できるだけ高いスタンスを足先で見つけるようにする。なければ岩をへつるか、泳ぐしかない。泳ぎはできるだけ避けたい(体力を消耗する)。

右岸左岸変更、へつり、高巻きとなるにつれ、身体的負担が増える。できれば、流れの弱点を捉えたい。

沢登りは、水流を浴びながら段差を越えていくイメージがあるが、それはできるだけ避けたい。

そもそもリスク回避のために登攀自体を避けるべきだし、水浴びも身体が冷えるので避けるべきだ。テント泊だと顕著にそう思う。

シャツは乾くかもしれないが、パンツは履いたままだと一晩では乾かない。腰回りが濡れた状態だと、寝るのが辛いのだ。

なので、やまやろうはパンツを履かずに遡行することが多い。

普通の山登りの常識が通じないところもあるのが、沢登りである。総合的な山の能力が試される活動だと思っている。ある部分では、フリークライミングより難しいことをしていると思う。

優劣は付けたくないが、沢屋の自分が会において存在感が薄いのは、過去山行のアピール不足だろうし、遡行計画に参加していないことも原因だ。

今となっては自ら計画を立案することはないが、例会山行には積極的に参加してみようと思っている。25年くらいG会に在籍しているが、沢でのテクニックはそれなりにあると思っている。次世代につなげていきたい。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025/06/25 08:59:38 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

やまやろう

やまやろう

Free Space

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: