
沢登りに関しても、率先していく人がいるので、 先日の沢訓練
は、参加者が多かった。
やまやろうは久々に入渓したが、沢登りはいいねえ。全てが自己判断のルート取りで、そこには経験と勘が入ると、楽に遡行できる。
おらー入会してから沢登りは実践多数なので、沢の流れを見て、楽に遡行できるところを見出すことができる。自慢ではなく、経験したらみんなそうなる。
沢登りは、長時間行動になるので、いかにエネルギーロスを抑えた歩き方ができるかどうかがキモだと思っている。
基本的には石の上にフラットフッティングで、なるべく高低差を付けないように歩く(大岩を上がったり下りたりしない)。
石を縫うように静かに歩く。水流にはなるべく入らず、身体を濡らさないようにする(せいぜいヒザまで)。できるだけ乾いたところを歩くようにする。
先の流れの深さをよく見て、右岸にするか左岸にするかを決める。慣れれば、流れを見てどちらに進むのが楽なのかが分かってくる。
底が見えない流れには安易に飛び込まない(特に深み)。捻挫した会員もいる。川底が見えるところを選んで歩くのが安全。
瀞場ではすり足。できるだけ高いスタンスを足先で見つけるようにする。なければ岩をへつるか、泳ぐしかない。泳ぎはできるだけ避けたい(体力を消耗する)。
右岸左岸変更、へつり、高巻きとなるにつれ、身体的負担が増える。できれば、流れの弱点を捉えたい。
沢登りは、水流を浴びながら段差を越えていくイメージがあるが、それはできるだけ避けたい。
そもそもリスク回避のために登攀自体を避けるべきだし、水浴びも身体が冷えるので避けるべきだ。テント泊だと顕著にそう思う。
シャツは乾くかもしれないが、パンツは履いたままだと一晩では乾かない。腰回りが濡れた状態だと、寝るのが辛いのだ。
なので、やまやろうはパンツを履かずに遡行することが多い。
普通の山登りの常識が通じないところもあるのが、沢登りである。総合的な山の能力が試される活動だと思っている。ある部分では、フリークライミングより難しいことをしていると思う。
優劣は付けたくないが、沢屋の自分が会において存在感が薄いのは、過去山行のアピール不足だろうし、遡行計画に参加していないことも原因だ。
今となっては自ら計画を立案することはないが、例会山行には積極的に参加してみようと思っている。25年くらいG会に在籍しているが、沢でのテクニックはそれなりにあると思っている。次世代につなげていきたい。
絶体絶命のPCトラブル…諦めかけた時に試し… 2025/09/19
浅い経験だけで語るな!ランニングと登山… 2025/09/09
これ一択!沢登りで活躍するモンベルのカ… 2025/09/03
PR
Free Space
Calendar
Keyword Search