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売り上げや利益の進捗率を調べる1番の目的は、今時分の保有銘柄の会社がどういう状態なのかを知るということです。日々の株価に一喜一憂する時間があったら自分の会社の経営状況を知るべきだと思います。長期投資家にとって必要なことは、やはり株価を追うことよりも業績を追うことだと思います。踊る走査線ではありませんが「会社の今の状況は前期のデータや会社予想の中にあるんじゃない。進捗率の中にあるんです」という感じです。過去のデータや会社予想よりも、よりリアルタイムの状況が大切だと思います。2番目の目的は株価指標のPERやEV/EBITDAも現在の進捗状況を計算しないと、リアルな数字はでてこないと思います。特に成長株は難しいと思います。進捗率によって自分の保有銘柄が会社予想より10%の増益が予想できれば、自分の会社のEPSの成長率は10%高くなるということになります。またPERはその増益から計算すると実際は低くなると思います。株価=PER×EPSの理論でいうとPERは実質上もっと低くなるし、EPSの増大も期待でくるので2乗で株価に効いてくることになります。10%の利益の進捗率の違いが株価に与える影響は20%ぐらいになるかもしれません(この辺の計算は微妙なのでちょっと自信がないのですが)。もうすこし考えてからまたまとめてみようと思います。PS昨日夜中に書きかけで更新していました。失礼しました。書き直そうと思ったら楽天のメインテナンス時間にぶつかってしまいました。
January 28, 2006
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去年12月24日の日記で、「投資家のブログを読んでいると確実にリターンをあげていきそうな投資家には共通点ががあるのでは」と書きました。もちろんそういう優秀な個人投資家も投資家によって投資手法は違います。成長株が好きな人もいれば、低PER投資が好きな人もいます。不動産が好きな人もいれば小売が好きな人もいます。ただ自分がブログを読んだ印象で、「この人達は今後も株式市場で勝ち続けるだろうな」という感じの人達がいます。そういう確実に株式市場で勝ちつづけそうな個人投資家に共通する一番の特徴は、企業業績の進捗率が計算できるということだと思います。企業業績の進捗率がある程度の精度で計算できていれば、決算も怖くないです。成長株の下方修正もあんまり心配する必要はありません。普通の投資家に比べると、よりインサイダー取引に近い感覚の株式投資ができるのでなかなか負けないと思います。オケンズモさん、noppinさん、はっしゃんさん、のっぷさん、この当たりの優秀な個人投資家がやっていることは保有企業の業績の進捗率計算なんだと思います。逆にそれができていると株式投資で負けることは非常に少なくなると思います。四半期決算や月次情報、IR情報がネットを通じて会社から個人投資家にも公開されていくようになった現在では、そういう生データから企業の経営進捗率を計算する能力が個人投資家に一番重要になってくるんじゃないかと思います。そういう能力がなければ、代わりに進捗率を計算してくれる投資家のブログを熱心に読むのが最良だと思います(私もいつもお世話になっています)。P.S. ゲンキーやはり下方修正しましたね。下方修正するんじゃないかと思いながらも売らずにホールドしていたところが私のアホなところだと思います。
January 27, 2006
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昨日割安成長株のリスクでいくつかの銘柄を挙げて、リスクがあるので市場が安値に放置していると書きました。ただこのブログははその銘柄やその銘柄を買った投資家を批判しているわけではありません。投資手法の話を具体的な銘柄をあげてやらないと何言っているのかわからないので、例として挙げさせていただいただけです。私もその中のいくつかの銘柄を買ったことがあり、あるい現在も保有しています。私は自分の買売歴を見て、自分なりになんでその株が上がらないのか、あるいは上がるのかを考えるのが好きなんです。このブログではそういうときに思いついたり、疑問に思ったことを書きなぐっているだけなんです。あんまり他意はありませんのでご理解のほどよろしくお願いします。またこのブログは夜中にビール飲みながら酩酊気分で書いていることが多いので、一部不適切な表現があるかもしれません。重ねてご容赦のほどお願いします。さて、昨日は割安成長株のリスクを考えましたが、今日は割安成長株のメリットを考えます。割安成長株のメリットと言えば、成功すればリターンが非常に大きいことがまずあげられると思います。うまくいくと非常にハイリターンなんですね。成功例としてあげるとやはりフージャースでしょうか。皆さんご存知のとうりフージャースは2002年10月に上場しました。上場してすぐのPERは4倍前後だったようです(中国株ですか?)。これは当時の相場状況もありますが、新興マンションディベロッパーが、成長業界でもないマンション業界の中で成長していけるはずないと思われていたからじゃないでしょうか。市場はフージャースに成長性をほとんど期待していなかったんじゃないかと思います。しかし結果的にはフージャースは成長しつづけました。現在はPERは20で、純利益は16億(2005年3月)です。上場時は純利益4.8億(2003年3月)なので、株価=PER×EPSの掛け算でいうと何十倍という株価の上昇率になると思います。最初から高PER20倍だったら、株式公開時からの株主の利益は現在の5分の1にしかなかったはずです。フージャースのPERの上昇は上場時のマーケットの期待の低さをを実績で変えていったということだと思います。低PERに放置されていた新興マンション会社に成長性を見抜いた個人投資家も凄いと思いますが。私は割安成長投資を止めたほうが良いというつもりは全くありません。ただ割安成長投資はマーケットが不安を抱いている銘柄の中から成長株を見つけるということです。投資の中でも一番難しいと思います。その代わり成功すればハイリターンが得られます。私は割安成長株を見つける自信がないので、最近は適正なPERの高成長株を成長が続く限りはホールドするという方法に変えました。株価=EPS×PERでいうとEPSの成長により株価を上げる銘柄をホールドする方法です。PERの上昇は期待できませんが。割安な成長株を見つけるのは難しいけど、適性なPERの成長株を見つけるのは比較的可能です。また成長性が継続していることをモニターすることも月次情報があればそんなに難しくありません(将来の成長性までわからないが、現在成長していることは把握できる)。ただこの投資方法はあんまり面白くないです。リターンもそんなに高くないです。私も割安成長株に対する憧れはあります。ただそんな銘柄見つけられません。下手に探そうとすると失敗します(大新東でまた失敗しつつあります)。最後に昨日私が羅列した銘柄だってまだ評価は決まっていません。J-ブリッジだって1年後には「あの時は売られたけど、今考えると絶好の買い場だったね」と言われるかもしれません。
January 24, 2006
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不動産流動化銘柄今日も下げましたね。うーん。こんなことならもうすこし待てば良かった。悲しいです。暴落にむけて予算を準備したところまでは良かったのですが、これじゃあ、なんのための予算だったのか??? 本当にアホでした。バリュー投資家にも相場観って絶対必要ですね。資金は有限なので、そんなに何回も買えませんから。まあでも不動産流動化銘柄のストップ安もせいぜいあと1回ぐらいではないでしょうか。なんとなくそんな気がします。相場観のない私が言うのでなんの役にもたちませんが。でもRionちゃんがもう少しと言ってるからたぶんもう少し待ったほうが良いのでしょう。1月18日の私の日記でRionちゃんが私に相場の見通しを聞いて、そこで私が偉そうに答えて、結局ハズシテます。本当は立場逆のはずですが。Rionちゃんに相場観を聞いた後買うべきでした。アホですね。
January 23, 2006
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1月21日の日記で割安成長株、つまり低PERの割安成長銘柄を初心者が探すのは不可能に近いと書きました。むしろ安定した成長株なら少し高PERなのが当たり前なので月次のある高PERの小売株に投資した方が良いと書きました。今日はこの低PERの割安成長株のリスクを考えてみようと思います。別に私は奇を衒って「低PERの成長株は難しい」と言っているわけではありません。自分の経験とブログで知った他の投資家の経験から素直にそう思うのです。バリュー投資家の場合、高PERの成長株で失敗するよりも、低PERの成長株にこだわりすぎて失敗する方が圧倒的に多い気がします。去年私が投資でうまくいかなかった銘柄は、ファースト住建、クリップ、アインファーマシー(私が3ヶ月以上保有していて今日現在リターンがマイナスの銘柄はアインファーマシーだけです)とみんな割安成長株でした。また他のバリュー投資家の皆さんが苦労されたムトー精工、洸陽フーチャーズそして今問題のジェイブリッジ、いずれも成長性に比べれば非常に低PERに見えると思います。なんで低PERで非常に投資対象に良い成長株に見えるのに株価は上がらないんでしょうか?低PERで成長株ならむしろ高騰しても良いぐらいと思います。でも株価はあんまり上がっていません。なんででしょう。結論を言うとマーケットというのはリスクを考慮に入れて株価を決めているからだと思います。マーケットは馬鹿じゃありません。不安材料が少ない安定した高成長株を低PERに放置することは滅多にありません。低PERに放置されているのはマーケットがその銘柄になんらかのリスクがあると考えているからだと思います。上記の銘柄だと自分なりに分類すると下記のようにリスクが分類されると思います。1)ファースト住建、ムトー精工、KG情報(業績が不安定?)2)クリップ(労務関係の問題、副業が多いリスク?)3)アインファーマシー(来年の診療報酬が減額される可能性?)4)ジェイブリッジ(監査法人?)こういうリスクがあるからマーケットも比較的低PERに放置していたんだろうと思います。成長性がなければ低PERでもおかしくないと思いますが。簡単にいうと低PERの成長株というのは実は数字にでないリスクがある場合が多いんです。バリュー投資家がリスクを減らしているつもりの低PERの指標は、成長株の場合実は市場がリスクを感じている証拠と思って良いと思います。成長性がない銘柄なら低PERでもおかしくはないと思いますが。投資家は成長株で低PERの場合はむしろなんらかの不安材料があると考えたほうが良いのかもしれません。数字にはでていない(数字だけ見ていると低PER成長株は絶好の投資対象に見えます)、なんらかのリスクがあると思います。低PERの成長株に投資する時は、まず市場が低PERに放置している理由というかその銘柄のリスクを見つけることが必要と思います。調査することによって、そのリスクが問題ないのなら(例えばアインファーマシーの場合だと診療報酬改正が調剤薬局の経営に問題を与えないと計算できる)、もちろん投資した方が良いと思います。リスクを解明できなければ、初心者はあまりにも低PERの成長株投資はやらないほうが良いと思います。私が少し高PERの小売で月次のある成長株を買うのはリスクをとっているわけではなく、リスクを減らそうと思っているからです。
January 23, 2006
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村上ファンドはなぜ成長株でなく、資産バリューの株を買うのか?バフェットみたいになんで成長株を買わないんだろう。村上世彰氏はグレアムの熱心の信者なのか?いろいろ考えてみましたが、結論としては村上ファンドが資産バリュー株を買うのは、その方が村上ファンドにとってはリスクが少なくリターンが良いからだと思います。成長株の株価というのは最終的には業績が全てなんですね。業績が悪いと急落します。いくら村上ファンドが保有したとしても業績が悪ければ成長株の株価は当然下がると思います。村上ファンドが保有するということの利点が、あんまりないんでしょうね。村上ファンドも普通の投資家と同じようなリスクをとらないといけません。もし成長株投資で失敗すると「村上ファンドが保有する」というネームバリューの価値もどんどん低下してしまいます。村上ファンドにとっては、「村上ファンドが保有すると株価が上がる」というイメージは一番の財産なのでそれは避けないといけませんし。資産バリューの会社の株価は、業績はあんまり関係ないです。こういう資産バリューの会社こそ「村上ファンドが保有した」というカタリストが十分に生かせると思います。業績は毎年ほとんど変わらない低成長株でもまったく問題ないと思います。むしろ業績を期待されていない会社だから、村上ファンド効果のカタリストが十分通用すると思います。リスクがなくてリターンが高いなら当然資産バリュー銘柄を選ぶと思います。自らカタリストになれるようなファンドは今後も資産株を狙っていくと思います。リスク少ないし、リターンは大きいですから(村上ファンドが持っているだけで買いたがる投資家が減るとは思いませんし)。ただこれが通常の資産バリュー投資の成績と考えるのは問題じゃないかと思います。
January 22, 2006
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成長株は上がりも激しいけど、調整も激しいです。低成長株は2歩進んで1歩下がるみたいなチャートですけど、成長株は10歩進んで5歩下がるみたいな感じです。5歩下がる直前に購入したりするとブルーになります。ただ業績が成長している間は、押し目もいずれは回復してきます。その後また急上昇して、その後調整の繰り返しです。株価が右肩上がりでダラダラ上がってくれれば一番良いのですが、なかなかそうはいかないですね。過剰反応の繰り返しです。ストレスを感じないためにはやはり最初に含み益を持つのが一番楽だとはいます。含み益があれば調整が来ても気が楽です。だから成長株を買うのは押し目で良いときに買えると良いですね。今週こんなことがあったんで、不動産流動化を持っている投資家は落ち込んでいるんじゃないかと思います。ただ皆さん損失といってもまだまだ含み益の方が大きいと思います(今年になって始めて買った人は残念ですが)。成長性が続き限り保有するのはおかしくないと思います。業績悪化もないのに、ちょっと調整が入っただけで売るとあとで後悔することも多いですし。来週の日本の証券市場の見所はなんといっても、不動産流動化銘柄の動きだと思います。不安にかられて売却する投資家もいるだろうし、ここが絶好の買い場と安くしこもうとする投資家もいるでしょう。デイトレも多いでしょうし。私もぜひ参加したいとことですが、もう予算は先週で使いきりました。来週からいやおうなく長期ホルダーです。ちょっと買うのが早すぎましたかねー。先週の買いが5歩下がる前のタイミングだったとすると少し悲しいですね。予算がなくなると株式投資は本当にヒマですね。銘柄探しももうやる気がでません。23銘柄まで増えてしまって自分でも呆れています。去年VIS2004さんが30銘柄ホールドしていたので凄いですねー、とコメントしていましたが、まさか自分がこんな分散投資家になろうとは???
January 21, 2006
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サラリーマン投資家に適した投資方法ってなんでしょう?成長株投資でしょうか、スイングトレードでしょうか、あるいは資産バリュー投資でしょうか?適度にリターンもあり、かつそれほどリスクもない投資方法はなんでしょうか?1年間株式投資やり、その間いろいろな株を買いました。ある時は有名投資家のパクリをし、あるときは成長株を買い、ある時は資産バリュー株を買ったりもしました。私の今の結論としては、「月次情報のある小売の成長株で既存店がプラスでPER30ぐらいの銘柄をなるべく多くの業種で集めてひたすらホールドする」のが一番良いのではないかと思います。成長株でしかも割安(低PER)な株が一番良いのは理論的にはわかります。ただ割安な成長株を株式投資の初心者が自力で見つけるのは不可能に近いと思います。株式投資本は本当はそのことを最初に書いた方が良いのではないかと思います。そんな安定した成長株があったら普通はマーケットが既に買っていてPERが少し高いのが当たり前と思います。割安(低PER)にこだわると、成長株と思っても実はそうでない株を買ってしまうことが多いです。低PERが実は景気循環だったり、突然の業績悪化があったりします。安定した成長株で割安な株なんてそうないですよ。割安に見えても、実は業績が不安定な企業が多いんです。KENさんや角山さんのような才能もあって努力している個人投資家ですら、KG情報やファースト住建で間違ったぐらいなんで、初心者が割安成長株を探そうと思うと「成長株もどき」をつかんでしまうリスクが大きいと思います。私の去年の1番大きな損きりは、ファースト住建とクリップでした。むしろ適正価格の安定した成長株を見つけてホールドするのが現実的ではないかと思います。安定した成長性のある株は普通は高PERです。ただ高PER銘柄は業績が下方修正したときのリスクが大きいんです。この下方修正のリスクを避けるには、月次情報のある安定した小売に絞って買うのが良いと思います。月次が良く進捗率も十分なのに、下方修正することはまずありませんから。PER30ぐらいの株でも、業績の下方修正がなけれな個人的にはそんなにリスクはないんじゃないかと思います。コスモス薬品やチムニーABCマートなんかは今回の暴落でもそんなに株価は低下していません。短期的には下がっても長期持ては元のPERに戻ってきますし。高PERはリスクがあると思われがちなんですが、それは下方修正のリスクなんです。下方修正を月次情報で予防できれば、そんなに高いリスクはないんじゃないかと。そういうのを相場が崩れた時や押し目に買って、あとはひたすら月次をみながらホールドです。月次はだいたいプラスだったら良いぐらいの感じで良いのではないかと思います。成長する小売業のリターンはそんなに悪くないです。コスモス薬品、チムニー、ABCマートみんな去年1年間で2-3倍になっています(チムニーはIPOなので4ヶ月で2倍ですが)。場が見れないサラリーマン投資家に適した投資方法ではないかと思います。株は買ったあともホールドしないといけません。ホールドしてても月次がないと会社経営がうまくいっているのかどうかなんて普通の投資家にはわかんないですし。月次があると四半期決算の度に下方修正の心配をする必要もないです。買った後のホールドの楽さも考えると月次のある企業が楽と思います。
January 21, 2006
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「兜町戦史」の平成バブルの部分を読んでいて、平成バブルの崩壊と今回のプチ崩壊の相似を感じました。もちろんスケールは全く違いますけど。企業業績の悪化から不況になるのとは異なり、資産バブルが崩壊することがきっかけという意味では似ています。平成バブルは、1985年プラザ合意の後に景気が悪くないに低金利が続いたことから始まります。好景気に低金利が重なると、マネーの過剰流動性が起きてしまい、投資活動が盛んになります。好景気なのに低金利なので余ったお金は不動産や株式市場に向かいました。その結果、実質経済の拡大よりも資産の膨張の方が目に付くようになります。例えば1987年(昭和62年)には、全国の地価は411兆円も上昇しました(引用)。日本の名目GNPは351兆円しかないのに。実質経済よりも資産の見かけ上の膨張が目立つようになります。今回の暴落前には、資産バブルの兆候が見えてきていました。成長性の低い株がPER30近くになったり、50%程度の成長企業がPER50以上の株価になってきました。また年収よりも株の稼ぎの多いサラリーマン投資家が続出していました。実体経済(企業業績)の改善以上に、株価の上昇が目立つようになってきていたと思います。今回のプチ暴落は、企業業績の悪化やホリエモンの問題ではなく、株式市場でやや資産バブルの傾向が起きていたのが、ライブドアの問題をきっかけに調整されているという感じなんでしょうかね。業績が5倍になったら、株価が5倍になっても良いとは思うんですが。去年から今年にかけての株式市場は、業績は2倍程度の上昇なのに株価5倍、50%の増益なのに株価は2倍というのが目立ちましたし。特に去年後半の株高はEPSの拡大よりもPERの上昇に支えられた部分の方が大きいと思いますし。こういうのが分っていても、不動産流動化銘柄を昨日買った自分もなんだかなーとは思うんですが。でもこれで過剰に下がるようならどこかのタイミングで買うことはやはり投資家として必要とは思うんですが。問題はタイミングがさっぱりわからないということです。タイミングは分らないんでやはりバリューの指標で決めるしかないんじゃないかと思います。ただ企業業績の改善と低金利が続く限り、個人の資金は株式市場にどうしても向かうと思います。企業業績が悪化するか金利が大幅に上昇すれば株式市場の下げも長期化すると思いますが。持ち株の企業に関しては、今後も成長が継続すると思っているのでホールドです。保有企業の業績がもうこれ以上成長しないと思えば売りますが。
January 21, 2006
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今日も不動産流動化を少し買いました。アセットとパシフィックを少し。だってストップ安だったんだもん。相場はこの後どうなるかわかりませんが、まあ1年も持てば今より下がることはないだろうと思って買ってます。イメージとしては、日本が太平洋戦争でB29に爆撃を受けながらも、防空壕の中で土地の買い漁りをしていた堤康次郎と言いたいところですが、相場観のない単なるアホという感じです。飛んで火にいる夏の虫という感じですか。チムニーとかナイスクラップとか買っていれば堅いとは分っているんですが(今日はだいぶ上がったのでイマイチですけど)、なんでこんなことするんでしょうかね。やっぱりギャンブルが好きなんだと思います。メインはドラッグストアとかばっかり買ってるんでが、あんまりにも地道すぎて、反動で不動産流動化銘買いたくなるんでしょうかねえ。自分でもよくわからんのですわ。
January 20, 2006
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株式相場で暴落のあった時にどう対応するかですが、私は素直に安いと思った買いたい株を買いました。ライブドアの件は、株式市場には影響を与えると思いますが、日本経済には影響を与えないだろうと判断したからです。これが「OPECが日本に暫定的に原油輸出をの制限を発表した」みたいな企業に影響を与えるニュースで暴落したのなら、さすがにすぐには買いませんが。現在の保有株は何も売っていません。買いだけです。買い増ししたのはやっぱり自分がよく知っている株です。買った株はフージャーズ、ダビンチ、パシフィック、ナイスクラップ、チムニーです。それぞれ少しずつでみんな成り行きですが。明日からどうなるかはわかりません。でも安い時に買っておけば、後は勝手に成長してくれると思います。でもパシフィックが最初からストップ高とは知りませんでした。場の見れない会社員の成行買いは悲しいですね。アセットマネージャーの成行買いにしとくんだった。
January 19, 2006
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いやー今日は下げましたね。私のPFもストップ安がいっぱいです。これで今月の利益は完全に吹き飛びました。私にとっては初めての「暴落」です。去年の5月も下がったようですが、その時はたいした下げじゃなかったので、これが投資家としての初めての体験です。気分が非常に落ち込むかと思ったら、意外とそうでもないですね。なんでなんだろう。むしろ買いのチャンスが回って来たような期待感すらあるのが不思議です。それにしても普段は安いか高いかで株価が決まるのに、こういう時は信用の人が追い証逃れのために値段に関係なく処分しようとするので怒涛の売りですね。バリューの有無にかかわらず、信用買いが多い銘柄は下げ方も凄いですね。ナイスクラップ、チムニーなんかはもう投売りという感じです。売っている人も悔しいとは思いますが。これだけ下がると当然買いたい銘柄もでてきます。明日まだ下げるのか、あるいは反転するのか楽しみですね。明日もう一回ストップ安だったら買いたい銘柄がいくつかあるのでこれから策を練ろうと思っています。会社員は場が見れないのでつらいですね。ストップ安のちょっと上ぐらいをいろいろ計算しないといけないのが面倒なんです。私は単純なので安いと思ったら買うだけです。
January 18, 2006
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最近読んでいる本で「兜町戦史」榊田望著、ダイヤモンド社、1995年発刊、が面白いです。これは文字どうり日本の証券市場の歴史を描いた力作です。著者はダイヤモンド社で編集長を勤めた後に、和光証券のファンドマネージャーとして活躍された人です(こういう経歴も今では考えにくいですが)。日本の証券市場の変化が時代変遷とともに書かれています。タイトルからだと仕手戦等が集中的に描かれていると思われますが、実際はかなりデータ中心に客観的に書かれた本です。昭和24年12月に東証が再開されてから平成5年のバブル崩壊までが描かれています。その時代の株式市場の状況を描くとともに、投資信託がいつ開始となったか、外人の株式自由参加はいつから認められたか、増資はいつから額面増資ではなく、時価増資になったか、等等の説明も加えられています。昭和33年からの岩戸景気の3年間で一番値上がりしたのは本田技研で51倍などというマニアックな情報もあります。それぞれの年で上がった銘柄のランキングなどもあるので面白いです。どういう年でも1年で4-5倍に値上がりする株というのは存在するんですね。読んだ一番の感想は、やはり時代時代にあった成長領域、注目領域があるということですね。銘柄も大切ですが、まずセクションを選ぶことが大切と思うようになりました。10年前に書かれた本なので図書館等で手に入れるしかないと思いますが興味あったらぜひ読んでみてください。
January 17, 2006
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アインメディカルが昨日暴騰しました。40%以上の暴騰で全市場で上昇率1位でした。分割発表があったためと思います。2ヶ月前はTOB価格よりも市場で安く売り込まれていた株が今はその時の約2倍以上の価格で市場取引されています。持ち株が上がるのはうれしいのですが、アインメディカルには色々勉強させていただきました。この半年間のアインメディカルの経過は次のようです。1)9月20中間発表、発表前日には期待から株価113万円まで上昇した。中間決算はまずまずの成績だったが(売り上げ利益もほぼ予想どうりだった)、通期を下方修正したため急落し株価は80万円台へ。2)10月21日、株価が下がったところでアインメディカルに親会社のアインファーマシーズが86万円でTOBを申し込む。TOBで丸紅がアインメディカルに株譲渡。3)12月20日に第3四半期決算発表。第3四半期は前年比売上高+9.4% 、営業利益+12.7%、経常利益+15.6%、当期利益+43.3%という成績。株価は上昇傾向。4)1月13日に2分割の株式分割を発表(アインメディカルは1月決算の会社)株価は高騰。この1連の動きを見ると最初から、中間下方修正→株価下落→安いTOB価格で株取得→第3四半期良好→株価上昇→分割発表→株価上昇という計画があったのではと考えてしまいます。下方修正、TOB、分割発表の順番としてはこれしかないという選択でした。だいたい下半期に売り上げや利益が集中している調剤薬局で、上期が悪くないのになんで早めに通期下方修正しないといけなかったのか?中間発表の時点では第3半期の下期2ヶ月分の経営データは既に経営者は知っていたはずなのですが。上方修正や下方修正は一番株価を上下させるカタリストです。中間で通期下方修正して株価が下がったところでTOB、しかも次の第3四半期では好決算というのは少し問題かなと思います。数ヶ月や1年の単位では株価は実際の業績よりも、企業予測や分割というカタリストに振り回されます。アインメディカルは色々勉強させてくれた銘柄でした。それにしても、今日はライブドアが株価を意図的に操作したことで、叩かれています。なかなか難しい問題とは思いますが。
January 17, 2006
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もう2006年が始まっているのに、2005年を振り返って見ました。個人的に「2005年ネット投資家10大ニュース」を選んでみました。私はデイトレをしないので、その方面の情報は欠落していると思います。第1位 1億円越えの投資家が続々出現株で一億円というのが、夢ではなく現実になっていった年だと思います。相場の好調さもあったとは思いますが。成長株でもバリュー投資でも正しくやれば資産が築けるという期待を個人投資家が感じられるようになったのでは。大膨張さんやエスさんのように10億円越えする投資家も出現してきました。第2位 良質な企業アナリスト的なブログが人気okenzumoさん、ヤスイノさん、Noppinさん(最近知ったんですが凄いですね)、のっぷさん、はっしゃんさん、立川一さん等と企業分析や進捗率をきちんと行うブログが発展しました。企業分析が内容的にレベルが高く、リターンも良いためパクリ投資も大流行でした。第3位 有名バリュー投資家の啓蒙活動が盛んになる数年前からサイトを運用されており、ちゃんとしたリターンも残している有名個人投資家の中には啓蒙活動に励む方も増えました。実際有名個人投資家の本が、株式評論家の書いた本よりも売れるようです。最近はカリスマ投資家が銘柄保有をを公表すると、いきなりストップ高になるようなプチ村上ファンド現象すら出現してきました。第4位 バリュー投資と成長株投資の融合バリュー投資のサイトは前からあったのですが、今年になって成長株投資が存在感を増しました。大膨張さんの実績や、okenzumoさんのブログの影響もあると思いますが。バリュー投資家の中でも不動産流動化を買ったりする人も増えたりと、バリュー投資と成長株投資の融合が進んだような気がします。第5位 27歳無職で80億円の個人投資家の出現SGターゲットジャパンというファンドの資金量は6億だそうです。千葉の27歳は個人で80億だそうです。小型ファンド並の資金を持つ個人投資家が出現してきました。彼は下げ相場の中でも、上げ相場の中でも、資産を増やしてきたようです。彼の掲示板の書き込みを解析したポンポコさんによると「能力が凄い」らしいです。私数日前の日記に「上げ相場なんで勝てた」なんて失礼なこと書きましたが、そんなレベルの低い人ではないようです。大変失礼しました。第6位以降は疲れたので止めときます。
January 14, 2006
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ここ1ヶ月のドラッグストア業界の株価不思議ですね。それほどの大きな材料があるわけでもないのに、突然株価が急上昇したりが続いています。なんででしょうかね?成長銘柄も上がるし、いままで放置されていた低PER銘柄も上がるという感じです。薬王堂もサプライズというほどの業績ではなかったのですが(会社目標を到達するだろうし順調とは思うんですが)朝はストップ高だったらしいし、スギ薬局も突然の上昇です。分割のニュースはありましたが、そんなたいした意味があるとは思えないですし。むしろ分割を口実に無理やり株価が上昇しているという感じです。年末に不動産流動化銘柄がガンガン上昇したようにドラッグストア業界にもブームが来ているんでしょうか?でも不動産流動化銘柄はみんな一緒に上がるのでわかりやすいんですが、ドラッグストアはもぐら叩きみたいに、個別にポコポコ上がるのが面白いです。1ヶ月チャートでみるとほとんどの銘柄がこの1ヶ月急に上がってきていますね。割安株の多かったドラッグストア業界もPER20以下がほとんどないような事態になるのでしょうか?うーん。よくわかりません。
January 11, 2006
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今日はなぜか私の持ち株の決算ラッシュでした。といってもコスモス以外は第3四半期決算です。実は今日決算というのを知らない銘柄もあったのでヤフーファイナンスを見て知ったと言う感じです。結果としては、月次のないパルの決算が良かったのでうれしいです。月次情報のあるABC、コスモス、薬王堂は売り上げに関してはサプライズはほとんどありませんでした。薬王堂以外はいつかは上方修正する銘柄なので上方修正を少し期待したのですが今回はありませんでした。薬王堂以外の銘柄は購入時PER20以上の銘柄なので、資産バリューを重視する投資家の方はこういう銘柄は買わないと思います。ただ個人的にはPER20-30ぐらいで安定した高成長が狙える銘柄のリターンは悪くないような気がします。こういう高PER銘柄(PER20-30を高PERというかどうかは考え方によると思いますが)を買うときの一番重要な点は「絶対下方修正をしない銘柄」を買うことだと思います。それにはやはり進捗率を調べて安心できる銘柄を買わないといけません。会社予想と進捗率がかけ離れているぐらいの銘柄じゃないと買うのは止めたほうが良いと思う。ここでもやはり「安全域」が必要なんですね。ただ進捗率を安全にチエックするためにはやはり月次情報が必要とは思います(そういう意味ではパルは邪道なんですね)。ゲンキーみたいな会社目標と進捗率がどっこいどっこいの銘柄がPER25だったら当然買わないですね。また少なくともEPSの成長率50%以上が期待できる銘柄じゃないと高PER銘柄を買うリスクを取る必要はないと思います。もちろん私は高PERの銘柄を推奨しているわけではないんです。PERが低ければそれにこしたことはないと思います。ただ今の相場でPER15以下でEPSが安定的に50%以上成長する銘柄はなかなか見つけにくいと思います(知っている人いたらメールでこっそり教えてください(笑))。2-3年前ならいっぱいあったとは思うんですが。
January 10, 2006
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PERを計算する時は純利益を株数で割ってだします。ただ純利益というのは企業が減損処理をしたり、大幅損失による特別処理があったりすると影響をうけます。普通は、経常利益×0.6=純利益、ぐらいなんでしょうが減損処理をすると純利益が低下します。大きな赤字があると逆にしばらくは税金を払わなくて良いので、経常利益=純利益に近いような企業もあります。当期の業績予想を保有株の4社で比較してみましたが、下記の会社はみんな経常利益を純利益の割合が違います。ナイスクラップ 経常利益 7億 純利益 5.2億(74%) PER22 大新東 経常利益 31億 純利益 35億(113%)PER14クラフト 経常利益 21億 純利益 11億(52%) PER18ライフォート 経常利益 13億 純利益 5億(38%) PER20.6()は経常利益と純利益の比、PERは純利益からのPERナイスクラップや大新東は、経常利益に比べて純利益が高いです。これは大幅な赤字をだした年があって、その繰越金のために税金負担が減るからです。逆にクラフト、ライフォートは経常利益に比べて純利益が低いです。これは減損会計の影響と思われます。実質PERは何かを考える時に、純利益よりも経常利益で考えた方が良いと言われます。減損会計を行っている会社の場合はそう言われます。1年間だけ臨時に減損処理をした場合はそれで良いのではと思います。ただ単純にそうも言えないところもあります。クラフトのような会社は毎年のように減損処理をやらないといけません(買収した不採算の店を閉鎖する)。そうなると純利益で計算したPERが実質のPERに近いのかもしれません。大新東などはあまりに欠損金が大きかったので、あと7年は実質税金を払わないで良い状態です。そうなると経常利益=純利益という状態があと7年は続くことになります。うーん。こういう場合どう判断したら良いやら。何が本当のPERなのかというのは、真面目に考えると非常に難しい問題です。より現実的なPERを計算するのが株式投資の面白いとこだと思います。正確なPERは誰にもわからないので株式投資は難しいですね。
January 9, 2006
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私は結構高PERの銘柄を買うんでヤスイノさんから「強気の順張り」と言われてます(笑)。でも一番気にしているのはこう見えてもPERなんです。ただ真のPERというのは誰もわからないというのが株式投資の面白いところだと思います。低PERの銘柄を買ったつもりでも、決算が下方修正で純利益が半分になれば実際は高PERの銘柄を買っていたということになります。高PERの銘柄を買ったように見えても、その後上方修正すれば、実は低PERの株を買っていたということになります。そういう意味からいうと進捗率というのは非常に大切と思います。PERを投資の基準にしているという癖に、進捗率を気にしないというのはありえない話だと思います。進捗率を気にしていない人は、実はPERを気にしていないと言ってよいと思います。例えばコスモス薬品は12月1日に2920円で買いました。このときの会社予想PERは30です(笑)。こんなPERで買うから強気の順張りと言われるんだと思います。でも進捗率を考えるとコスモス薬品の会社予想はかなり低いので真のPERはもう少し低いと計算しました。それにあと半年たてば決算も来期に変わるしそうなった時のPERを計算するとそんなに高くはないんですね。半年間待てば良いだけの話なんで。これが3年も4年も待たないと低PERにならないような銘柄なら買いませんが。コスモス薬品の既存店の伸びや業種内容から考えると、半年後にいきなり業績が低下する可能性は低いし、仮にそういう傾向が月次情報ででれば売ればよいだけの話ではないかと。私が優良成長銘柄の順張りが好きなのは、株式投資の中で一番簡単の手法と思っているだからと思います。理系人間で会計の知識に乏しい私には、高度な経営分析はできないという諦めがあるんです。割安な成長株なんてとてもじゃないけど見つけられません。優良な成長株が普通の値段で買えれば十分じゃないかと思っています。あとは月次が悪化しないことだけ気をつけて、成長企業の成長性に伴う株価の上昇を享受できれば十分なんです。優良成長銘柄をいろんな業種で集めていけばそれだけでもTOPIXは上回ると思うので。優良成長株で割安な銘柄って普通の投資家の能力では探すのは非常に難しいと思います。2-3年前の相場が悪かった時ならまだ可能だったかのもしれませんが。強気と言うよりは、自分の分析能力に弱気なんで順張りなんです。少し高PERなのは、まあ仕方ないかと思って買ってます。
January 8, 2006
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ジエイコム株で大金を手にした27歳無職の青年の話を週刊誌で読みました。資産80億円だそうです。5-6年のキャリアでこの資産は凄いですね。20代の青年が、遺産相続でもなく、自分で稼いで80億円の資産を作ったというのは私が知る限り非常に稀と思います。自分で起業したり、特殊な才能(スポーツ選手や芸能人)に恵まれた人でも、20代で80億は難しいのでは?たぶんヤンキースの松井選手でも27歳の時に80億の資産はなかったと思います。歴史的な快挙といっても良いこの急速な資産形成が可能になった理由としては次の3つが大きいのでは?1)彼個人の株式投資にかける努力と才能2)ここ3年の日本の株式市場のまれにみる好調さ。3)日本の株式市場は、優秀な機関投資家や個人投資家の少ない甘い市場だった?1)と2)に関してはあまり説明はいらないと思います。3)に関してなんですか、個人的には日本の株式市場は、他の先進国よりはかなり甘いのではと思う時があります。日本の株式市場はアメリカに次ぐ世界第2位の規模です。GNPでは世界の10%を占める国の株式市場です。トヨタやキャノンのような世界に名だたる企業が上場しています。ただ日本人は先進国の中では最も株式投資が嫌いな民族です。株式市場の規模は世界第2位なのに、実際に参加しているプレイヤーは非常に少ない。市場の規模とプレイヤーのアンバランスがあります。優秀なプレイヤーが少なければ当然マーケットが十分機能しないところもあると思います。特に小型株ではそうなると思います。アメリカでは上場している会社の数よりも多くのファンドがあると言われています。ファンドマネージャーやアナリストの数は日本の数十倍以上だと思います(市場規模は数倍)。またかなりの国民が個人投資家として株式投資を行っています。優秀な個人投資家の数は日本よりもはるかに多いと思います。私個人が1年間株式投資に取り組んだ感想でも、日本の株式市場というのは、正直かなり甘いのでは感じることがあります(こんなことを書くと反感買いそうですが)。だって優秀な個人投資家のパクリをしたり、月次を計算するだけでそれなりのリターンが得られるんですから。株式投資のプロたちが極端に少ない特殊な日本市場だから、デイトレでも長期投資でもこんなに簡単にリターンが得られるのではないかと考えてしまうんです。私がブログで閲覧している個人投資家の方で、indexに負けている方は非常に少ないんです。株を始めて10年なんて専業投資家はほとんどおらず、皆さん初心者かキャリア2-3年の個人投資家なのに。アメリカ市場と日本市場、それぞれで十分な投資歴のある人に聞くしかないんですが、日本市場の方が稼ぎやすいんじゃないかと思うんですがどうでしょうか?米国市場で株式投資をしている人もいますが、ほとんどの人は日本の市場の方がリターンが良いのでは。まあでもあと数年したら日本でも優秀な個人投資家がどっと増えて、この日本市場のアンバランスは減少していくのかもしれませんが。
January 6, 2006
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子供の学習机を買いに草加バイパスのニトリに行きました。妻はカリモク(非上場)で買うつもりだったようですが、私としてはその前にぜひ二トリを見てみたかったので草加まで行きました。草加バイパスは始めて行ったのですが、小売業、飲食店を中心に投資している個人投資家にとっては夢のような道路でした。二トリ、スシロー、カッパ寿司、ガリバー、ユニクロと大型店の連続でした。二トリは品ぞろえも豊富だし、安いし、確かにこういう家具屋があればうれしいなと思いました。学習机だけで何十台も展示しているのは凄いですね。大塚家具なんかもライバルですが、かなりターゲットが違う印象を受けました(大塚家具はまず客に名前を書かせるし、高級志向ですよね)。二トリの見学の後にはスシローに入りました。私は一昨年年カッパ寿司で大損したのですが、実は今まで回転寿司はカッパ寿司しか入ったことがなかったのです。個人投資家に評判の高いスシローは興味ありました。感想を言うと私も「カッパよりもスシローがおいしい」と思いました。個人投資家の皆さんの言う通りでした。カッパ寿司は回転寿司なんてこんなもんだろうと思って食べていましたが、スシローは違ってました。普通の寿司にかなり近いですね。回転寿司は子供が喜びますし、お金もそんなにかからないのが素晴らしいです。4人で食べても4000円ぐらいですし。逆にいうと店はあれだけ混雑しているのに、キャッシュがあんまり会社に残らないのは、客単価が安いせいかもしれませんね。それにしても草加バイパスは大型小売業の激戦地という感じで面白かったです。回転すし、ファミレス、ガリバー、シマムラ、ユニクロ、と林立していました。個人投資家にとっては「たまらん」という感じでしょうか?家具なら二トリ、ファッションならシマムラ、ドラッグストアならサンドラッグ、回転すしならスシロー、靴ならABCマート、ベビー用品なら西松屋チエーンという感じでそれぞれ業界の優良企業に投資しておけばかなり安定し、かつそれなりにリターンもあるPFを組めると思います。この投資方法だと、週末は家族とドライブして実地調査に行けるので、本人も満足だし、家族も喜ぶ。家庭と投資の両立にはもってこいです。個人投資家にとっては現実的な投資方法ではないでしょうか。
January 4, 2006
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明日から相場が始まるのですが、今年の投資の方針が全く決まってません。私が迷っていようが、明日の9時には株式市場は始まりますが。最近いろいろ迷いがあるんですね。投資の意義にしても、投資の方針に関しても、投資手法にしても。まあカンガエルという名前をつけただけあって、考えることが好きですから。1 投資の方針に対する悩むリターンをどれだけ求めるか、このへんは最近よく考えますね。去年は素人だったので、TOPIXを越えればありがたいという感じで始めたんですが、最近はいろんな個人投資家のパフォーマンスを見ると、欲がでてきたりして。高パフォーマンスな優秀な個人投資家さんのPFを真似て、あとはマネージメントというかリスク管理(逆指値で下落したら売りとか)に集中した方が儲かるのではと、私の煩悩がささやくんですよ。下手な銘柄探しに時間使うよりも、パクリとマネージメントに集中した方が良いって。よりハイリターンを目指すのか、ローリスクを目指すのかまだ決まってませんし。信用取引も止めるか、ちゃんとやるのかまだ結論でてませんし。中途半端なんですよね。2 投資手法に悩む長期投資でいくか短期投資でいくかに関しての方針もでていません。去年の売買を見ると3ヶ月ぐらいで売っている中期?投資が多いんですね。長期投資はあんまり得意じゃないようです。月次投資方法は四半期決算の1ヶ月ぐらい前に仕込んで、発表前後に売るという感じなので、そんなに長期保有する必要がないんですね。チムニーみたいな優良成長銘柄なら長期保有しても良いんですが。ただ月次投資はいろいろ神経使うので、長期投資をする銘柄を増やしたいです。月次投資に適している進捗率の良い銘柄は実は長期投資にも適していることが多いので、もうすこし長期に保有しようと思っています。本当にIXIなどは早く売りすぎました。3投資の意義に迷う去年株式投資で少し儲かったということで、どうしても本業がおろそかになる気配があります。これでは本末転倒なんでどうしようかと思っています。ただ株式投資は確かにお金が増えるんでありがたいのは確かなんです。いままでの自分の銀行預金一本やりの資産運用はいったいなんだったのかと、切に思います。株式投資をやめることはないとは思います。専業投資家になる夢があれば、株式投資にのめり込んでも良いんですが、そこまでの根性はないですし。ブログ止めて、銘柄探しも控えて、マネージメントに徹すれば、一番投資の時間は減るんでしょうけど。うーん。不惑どころか、迷いの年になりそうです。今年もいろいろ考えながら投資を行っていくと思います。投資方針も二転三転すると思いますが、よろしくお願いします。
January 3, 2006
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