『ラ・フィネス』『ミチノ・ル・トゥールビヨン』勉強会議事録 48
ジェームズオオクボ的視点で選んだ心に残るあの店のあの料理(名物料理百選) 22
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良い人はいないのか 良いお客さんが来ない。良い人材がいない。 私は、この二つの本質は同じだと思っています。良いお客さん、良い人材、どちらも結局、自分が集めないといけないのです。 お客さんは自分を映す鏡、スタッフは自分を映す鏡。結局、引き寄せているのは自分なんです。 だから良いお客さんが集う店、スタッフを集める店は、その店長、オーナーが集めているのです。来てくれているお客さんに感謝し、働いてくれているスタッフに感謝して、泥臭く、積み上げないと、良いお客さんが来ない。良い人材がいないという状態はいつまでも続きます。 わからなくて当たり前、できなくて当たり前。でもわかるようになったとき、できるようになったとき、あなたは変わります。時間はかかります。だから、粘り強く。 そして、変わる瞬間を見落とさないでくださいね。最初はちょっとしか変わりません。もし、気づけば、その気づきがあなたの成長の証しです。一歩階段を昇った証なんです。本日のおすすめ若き友への人生論 [ 森信三 ]
2022.04.22
自分に自信がないBクラスの人材は、自分の居場所がなくなることを恐れて、人を育てきれない 樋口耕太郎先生がFacebookに「人を育てるということ」というコラムが心に響きました。 シリコン・バレーで活躍するガイ・カワサキ氏が2013年のTEDxコンファレンスでスティーブ・ジョブズの人事哲学を披露した事例はとても勉強になりました。自尊心の高い「Aクラスの人材は、自分よりも優秀な人材を雇おうとする」。一方、「Bクラスの人材は、自分の地位を守るためにCクラスの人材を採用しがちだ。そして、採用されたCクラスの人材はDクラスの人材を採用し、やがて組織の人材の質は急速に劣化してしまう」。自分に自信がないBクラスの人材は、自分の居場所がなくなることを恐れて、人を育てきれない。 そうなのかという感じだ。私は、自分より優秀な人材に囲まれると楽ちんだと思ってしまうタイプだが、多くの人はそうでない。だから、人が辞めていくのかもしれないと思った。
2022.04.04
百術は一誠に如かず 「百術は一誠に如かず」寺田和彦さんがこんな言葉を使ってFacebookにとある飲食店を紹介していました。 術は即効性がありわかりやすいですから、人心を誘うことができます。コンサルタントとして仕事を始める時には大切な切り口です。 しかし、術は劇薬であるのですが、人は徐々にもっと凄い劇薬を求めるようになるでしょう。 私もコンサルタントを始めた頃、術で道ができました。 15年くらい前に、とあるトラブルがあり、その火消しでご足労いただいたのが日本経営合理化協会の牟田學前理事長でした。牟田先生は私に、大久保くんはそろそろ王道を歩みなさい、と助言をいただき、少しずつ誠に向かいました。 王道、すなわち、誠の道を求める道を進むとそれにふさわしい会員さんに出会うようになりました。気づきを得たころの大久保一彦の本善の循環経営【電子書籍】[ 大久保一彦 ]
2021.11.08
子供の夏休み終了 昨日、金曜日の次男に続き、8月最後の土曜日に長男も学校がスタートした。昭和世代の私の夏休みのイメージは8月31日まで。何かぴんと来ない。 最近、時間の経つのがあっという間である。実際、私は子供の夏休みがつい数日前に始まったようである。 妻が言うには、私は過保護な親のようだ。一方で、子供が自分でできるようになっていく姿を見て、頼もしく思えるが、何か寂しくもある。それは、子供が育っていくからではないと思う。おそらく時間というものに、何か置き去りにされているような気がするからなのだろう。 まあ、いずれは、居なくなるのだから、そのまま進んで欲しい。いずれは自分の人生に楽しさを見いだして欲しい。
2021.08.28
道やることがある限り道はある未知がある限りやることはあるこんな日に飲みたいワインピュリニー モンラッシェ レ シャルム[2018]レイモン デュポン ファン(白ワイン ブルゴーニュ)ドメーヌ ミッシェル デュポン ファン / ムルソー ヴィエイユ ヴィーニュ 白 [2019] 白ワイン 辛口 750ml / フランス ブルゴーニュ コート ド ボーヌ AOC ムルソー Domaine Michel Dupont-Fahn Meursault Vieilles Vignes Blancブルゴーニュ シャルドネ ショーム デ ペリエール [ 2018 ]レイモン デュポン ファン ( 白ワイン ) [S]土壌改良してデクラッセされたワイン
2021.01.09
小さな差 小さな差って面白い。小さく見えるから小さな差。そう見える人は、大きな違いを求める。 その小さな差。大きな差に見えるなら、同じことをやっていても結果が違う。 最初から見える人はいない。調整して、調整して、調整して、学んで、学んでも、学んで、量稽古をして、量稽古をして、量稽古をして、いつしか、量は質に転換する。その質が見えたとき、大きな差に見える。そうなれば、すべてはかわる。本日のおすすめ【新品】【本】人生論 トルストイ/〔著〕 原卓也/訳人生論【電子書籍】[ トルストイ ]
2020.07.12
牛崎さんの言葉集~「2億の利益なんてすぐ吹っ飛ぶ」 四半世紀前お世話になった『新宿さぼてん』はキャッシュフローの中で新店舗を出店していました。つまり、借金して出店しない。 ある日、当時店舗開発だった私は、牛崎専務にこういう質問をしました。「リースを活用しないんですか?」 「大久保な、2億の利益は、ちょっと風が吹くと吹っ飛ぶんだよ。現金での出店なら店を閉めることができるだろう」 今、考えると、さすがはバブルを経験した牛崎さんと思いました。あの頃は、若かったのえ、自信満々で、100%納得したわけではないですが。今考えれば、だからこそ私たちは居抜きで投資の少ないパッケージを開発して、キャッシュフローで一気に出店したわけです。 商売は良いときばかりでない。まして、産業革命以来続いた人口増加の終焉と、グローバリズムの拡大の終了、債権資本主義の終了というタイミングで、生き抜く経営を考えると、「2億なんて簡単にふっとぶんだよ。だから、いつでも縮小できる経営と、それをしのぐ現金を持っておかないといけない」と言ったいたのですね。
2020.02.24
「私、辞めます」 私はもう四半世紀前、そんな言葉を残して、よく転職をしました。今、思いだせば、理想の職場を探していたというわけではないと思います。 一生懸命やってはいるんですが、思った通りにならない、モヤモヤした気持ち。それと、自分は誰よりも仕事ができるとも思っていたのかもしれません。でも、報われない時というか、そういう時ってありますよね。 だいたいそういう時は孤立していてね。で、つい、短期的に答えが見えないと「私、辞めます」ということなるんですよね。 もっとも、その後も、独立しても、「私、辞めます」って言ってきましたね。ごめんなさい。 最近、私が関わっている店の店長からそんな話が聞こえてきて、ふと、そんなことを思い出したわけです。 先日講義を受けた佐山展生さんの「人生は自作自演だ。現状が不満なら脚本を変えればよい。」というのは事実だけどね、何か今回、残念だったんです。 自分で切り開いて、越えないといいけない山を越えないと、結局、「私、辞めます」を言い続ける。限界までやって、山を越える。山の上まで登れば、見えるものがあるのではないかな、と。 お金はいつでも後から取り戻せるけど、縁や時間は取り戻せない。これも佐山さんの言葉ですが、そんなことをふと思うのでした。本日のおすすめ【中古】 生涯現役論 新潮新書719/佐山展生(著者),山本昌(著者) 【中古】afb
2020.02.03
自尊心イノベーションを生み出すのは個人(またはチーム)である。政治でも行政でも企業でも ない。経済(イノベーション)も、一人の人間が自分を愛することから始まる。創造とは、それまで存在しなかったものを形にする長いプロセスだ。そこには前例も教科 書もない。自分のインスピレーションと知恵と勇気と試行錯誤、そして人とのつながりが 武器だ。試行錯誤を繰り返せば、必ず失敗を経験することになる。創造は失敗の中から生 まれる。人が創造的であるためには、山ほどの失敗が許される社会環境が不可欠だ。失敗 にくじけることなく、幾度となく再起する力の源が自尊心だ。樋口耕太郎氏本日のおすすめhttp://www.trinityinc.jp/updated/?p=11015自尊心の育て方 あなたの生き方を変えるための,認知療法的戦略 [ マシュー・マッケイ ]
2019.09.20
判断に迷ったら・・ 判断に迷ったら、より多くの人間に貢献できる方を選べばいい。自分よりも仲間たち、仲間たちより社会全体。~アルフレッド・アドラー人間知人間知の心理学【電子書籍】[ アルフレッド・アドラー ]
2019.08.13
雑感 ~商売に大切もの商売に大切なのは義理を通すこととだね。そういう人が結果成功する。それと、守破離だね。守がないと散るな。大久保一彦の本日のおすすめ【中古】 この「気づき」で売上げがガンガン上がった! 知的生きかた文庫/大久保一彦【著】 【中古】afb飲食店の「見える化」経営 <見える化ツール>が成功店に変える! The Restaurant Manager’s Handbook To Success (単行本・ムック) / タルイタケシ/著 大久保一彦/監修
2018.09.14
災いは福を呼ぶのです~ 私は独立してから旅をする仕事をしています。正確に言うと仕事をするために旅をしています。 多くの人から「お仕事大変ですね」と言われます。バタ貧だからかもしれません(笑) でも、私は旅をする仕事をしていると思ってますから、旅自体に面白みを見つけることができます。そして、その旅がより面白い“旅”を呼び込みます。 災いは、その人の未来の面白さや、“伸びしろ”を伸ばす、調味料なのです。だから、福を呼ぶのです~本日のおすすめブルゴーニュ ピノノワール[2013] 750ml【コシュ デュリ】 /
2018.09.03
成長の機会おこっても意味は無い。怒っても何も産まない。出来が悪いと言われる人は、それだけ、だれよりも“伸びしろ”があり可能性があるということ。そして、そういう人がなぜ目の前にいるのか?あなた自身の成長の機会を神様が与えてくれただけ。かれの“伸びしろ”の先にある未来に一歩づつ進めば良い。あなたの現実を忘れて。あなたの世間体を忘れて。おこっても意味は無い。怒っても何も産まない。本日のおすすめティール組織 ー マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現【電子書籍】[ フレデリック・ラルー ]ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現 [ フレデリック・ラルー ]
2018.08.28
やりたいことをやるのがこれからの時代 常々私は子供には成績は気にせず、やりたいことをやりなさいと言ってます。ただし、やりたいことをやるには、人よりもお金か既知か技能が必要だ、と付け加えます。この意味がわかるには時間がかかるけど、自分の伸びしろを伸ばすやりたいことをやるのが一番。石丸先生がいうようにやりたくないことは、どう処理するか考えれば良い。学校の算数が出来なくてもAIは動かせる。いや、学校の算数ができないから動かせるのかも知れない。
2018.08.09
見て信じるのではなく、信じるからこそ見える! 見て信じるのではなく、信じるからこそ見える!あなたは、物事をあるがまま見ているのではない。自分の目を通して見ているのだ。(by エリック・バターワース)
2018.06.02
視点を変えればやるべきことはまだあると考えよ 結果が出せない人は、まず、行動に移せない。やっても、ちょっとやってあきらめる。そして、「それやりました」と言う。 本当に、いろいろな考察をして、やりながら深く考察してやり尽くしたのか。いや、違うだろう。 視点を変えればやるべきことは絶対ある。やりきることなどほとんどない。それが成果の差に他ならないのだ。
2018.05.12
私の人生を変えた元岡健二さんとの出会い 本を初めて出版して、三冊が2万部、1万部、2万部以上と立て続けに売れ、ベストセラーの経営本となると、本を読んだ困っているお客様が全国からやってくるようになりました。しかし、それまでは、ハイディ日高、東和フードサービス、とんかつの和幸、JAなど小規模零細でない顧客を相手にしていなかった私自身も人生に迷っていました。 「何をすべきなのか」「どうあるべきなのか」という理想と現実のギャップが大きかったからです。どんな人生でも、行ったり来たりです。歌ではありませんが「3歩進んで2歩下がる」ことが多いものです。そこから、一歩前に進むのはきっかけが必要なんだと思います。私の迷いを断ち切るきかっけとなったのは元岡健二さんの一言です。今の私があるのは元岡健二さんとの出会いが大きいです。 当時、元岡さんは自然派ブッフェの「ティア」という業態を熊本で開発され、全国にその業態の賛同者をたくさん生んでいました。この業態によって、外食産業記者会が、その年度に活躍した外食業者を表彰する「外食アワード2004」を受賞されていました。元岡健二さんとの出会いは、私がの有名なセミナー会社である日本経営合理化協会(牟田学代表)で店舗見学セミナーの講師を務めるようになって、そのセミナーの開催にあたって教育部長の作間信司さんから紹介を受けたのがきっかけです。 当時私は、『「行列ができるダントツ飲食店」の秘密』をお読みになった大型焼き肉屋を営む地方の二代目経営者より訪問指導を依頼されていました。その店はBSEの影響で苦境にたっており、いろいろなことを模索しておりました。私は、その大型焼き肉店の苦境を解決するために何かヒントにならないかと、二代目経営者と熊本のティアに一緒に行き、元岡さんにお話を伺いました。 元岡さんは、その経営者にいろいろなヒントを話してくださいました。 実は、元岡さんは私にもこれからこの仕事をやっていく上でのヒントをたくさん授かってくださいました。その中で私に光を与えたのが次の言葉です。「コンサルタントという仕事だから、お客さまの店を潰さないようにいろいろなことを考えるだろう。でも、それは○○さんのためにならないんだ。 会社が潰れたとしたら、それはその人の運命だからね。あなたがちょっと何かをやって仮に売上げを上げたとしてもいつかは潰れるんだよ。それがその人の運命なんだ。だから、あなたは潰れることを恐れずに○○さんのやりたいことができるように一生懸命手伝ってあげなさい」 この言葉を聞いて、「私はこれまで、私の損得とクライアントの損得のためにコンサルティングをしていた。それではいけない。その人、クライアントが『大久保さんと知り合えて良かった』と思える仕事をしないといけない」と、強く思うようになったのです。「善の循環経営(商業界)」より本日のおすすめ善の循環経営【電子書籍】[ 大久保一彦 ]
2018.05.12
出会いは成長の証、別れもどちらかの成長の証 まず、友人の齋藤正二郎さんがFacebookに投稿された記事をペーストさせていただきます。自分の足で歩かない 見つけない 都会の消費者は グルメ情報で 花から花へ 飛び回り 定着しない。 味よりも "行きつけ" 人が好き と言う 時代があった時代は 良かった。 牛丼屋も一杯 450円で "明日もホームラン王だね パパ" と言う幸せな時代は良かった。 良いモノは 売れる と 言うけれど 、 悪くても 不味くても 結局 何が良いのか 分からない 若い層は 拘りも実際に無く、 良いとされる 偶像に飛び付き たがる。 コーヒーなんて 特にそうだと思う。 周りに15坪以下の小店が バリスタを 焙煎を 夢を持って開く そして 人生で遊んで無い お金持って無い コーヒーラバー が 一時ばっと "おめでとうぉ〜 "って 来て パット去って行く。 有名になっても お金が落ちない、結局 このコラムの内容の様に 数年で 殆ど バイバイ となる。 本当に悲しい現実だけど スッパイ かっこいい 有名なバリスタが居て 有名な店よりも 売上が建っている コーヒーを 見た方が きっと これから 創業しようって コーヒーラバー? は 見習いに行くべきだと思う。凄く コンクリートばんばん使って、シンプルで 良いマシーンが置いてあっても 人が居ないのに なんでそれを目指しちゃうのかな? もうそこで 見切れない 夢見る少年は 独立しないほうが良いと 警鐘を鳴らしたい。本当は 消費者が 豊かさを身に付けて 目先の範囲に 居心地処を 見つける For You の 精神を 身に付ければ もっと 簡単に飲食業は 豊かになる。 20年 やって来れた事に 感謝です。齋藤さんのやっているダブルトールが20年目を迎えたそうだ。長く続く商売というのは、ご縁の質と量が違うと私は思います。 ご縁というのは面白く、自分の身丈や考えにあった方と縁があります。そして、ご縁は今の自分への示唆でもありますね。商売はこのご縁で続くか続かないか決まるということです。私はこの中でも、自分への示唆を掘り下げることが、商売をよくする上で大切だと考えます。私は、過去、誇大広告というかオーバートークをしたために、ご迷惑をかけてしまったお客さんいっぱいいますね。塾生の訪問のついでに、過去にお手伝いした店を訪問すると、跡形もなくなくなっている店がままあります。自分への示唆と考えると、これらのお客様をどうして不幸せにしてしまったのか?この問いに自問自答することが自分への示唆なのです。「この人とご縁があると役にたてるな」なんて思いながらも、ご縁にならない。今はなのかもしれませんが、それは、お互いに、違う世界に向かっているという示唆なのかもしれません。人生の出会いは必要な人が必要なときあるもの。だから常に日々あらたに自分の伸びしろを伸ばさないといけないのです。ご縁は成長の証、別れもどちらかの成長の証
2017.12.13
大久保一彦のブログが215万アクセスを達成しました!いつも応援、ありがとうございます。大久保一彦の本もよろしゅう非常識に売れる最強メニューがだれでもつくれる成功方程式 [ 大久保一彦 ]
2016.11.03
伸びしろとは未知識、未経験、引き出し、可能性、ギャップ
2016.11.03
今日は嬉しかったことを書いてみます。・ボルダリングをやってるよしはるくんがが、今まで出来なかったルートができるようになって、とても嬉しいと言う意思表示をしたこと・旅先でこうきくんと二人で食事をすることになった。こうきくんが呟いた「今回の旅は2回嬉しいことがあった。一つは、大好きなテーマパークに2回も行けたこと。一つは大好きなレストランの大好きなコーンポタージュスープを2回も食べられたこと」 子供は日々成長して自我を持つようになるけど、でも、それが素晴らしい。私は、日々残りの時間を失うけど、その代わりに思い出や喜びを得る。失えば、得る。人の定めだね。
2016.08.24
私が大切にしているもの。それは、信用と巡りあわせです。 私は独立して二十年になりますが、最初の十年はとにかく必死で、信用を棄損してきた思います。だから、迷惑をかけてしまった人、すいません。 偶然の巡りあわせで、ようやくここまできました。だから、信用が大切だということが、ちゃんとわかったのでしょう。 ふと、巡りあわせは人が運んでくるものだと思うことがあります。だから、人との出会いは大切です。 その時に大切なのは、巡りあう人が自分にとって未来の延長線上にいるかどうかです。もし、未来の何かにその人がいるように思ったなら、騙されてもいいから、今、やらねばならないことを中断してでも、その人の時間をとるべきなのでしょう。 なぜならば、時間は有限だからです。人は生きるために時間を使います。ある意味、時間を売っていると言っていいでしょう。だからいい巡りあわせがあっても平気で見送ってしまう。 生きるために必死すぎると、未来の大切なものから遠ざかるのです。未来の差は積み重ねた時間の差でしかなく、その時間の差が未来の延長線上にある人との巡りあわせに誘ってくれるだと思います。 だから、私は巡り合わせを大切にするのです。そして、その巡りあわせにどうしたら応えられるか考えるのです。ヒント得るには勉強しかありません。
2016.03.05
The more people are educated, the more they are eager to know. ~Jean-Jacques Rousseau
2014.10.28
このカテゴリーのコラムは、私の親父からの遺言を、子供が大きくなったときにいつか役立つのではないかと思い、造りました。だから、“親父からの遺言”です。 本日は第六回です。※過去のこのカテゴリーのコラムはこちらです。 今日は商売の原則について書いておいきたいと思います。カテゴリー1 悪のスパイラル戦法対象: 成りあがりたい人、背に腹は代えられない人 一発逆転を狙いたい人 ※好きな言葉「Win Win」病人には薬を売れ重篤な人には手術を売れ手遅れの人には奇跡売れ死んだ人には見栄を売れ未来には不安を売れこの場合、武器になるのが、悪化を裏付ける数的根拠悪化の実例奇跡の実績訴えかけるロジックカテゴリー2 善の循環経営対象: 自分の役割に気づいた人 自分は宇宙の中では塵のようなものだとわかった人 次の世代につなぐことが役割だとわかった人 ※好きな言葉 「カシはつくるがカリはつくらない」 「Give & Give」 「自分の人生は運が良かった」いいお客様には未来を売れ未来を売るには未来像をかかげ、その価値観への共感を売れ共感を得るにはまず信頼を売れそのためにはまずカシをつくれ
2013.06.22
このカテゴリーのコラムは、私の親父からの遺言を、子供が大きくなったときにいつか役立つのではないかと思い、造りました。だから、“親父からの遺言”です。本日は第四回です。※過去のこのカテゴリーのコラムはこちらです。 「あなたは何屋ですか?」 この質問にあなたは何と表現するでしょうか? 「将来何になりたいか?」と自分の子供に聞く親は多いだろう。 多くの子供は、「パティシエ」「弁護士」「公認会計士」のように職業や資格を言う子供が多いだろう。しかし、成熟した今の時代、人気がある職業は競争が激しい。そして、競争が激しければ、強い相手と競争することになる。私はいつも自分の能力はないと考えることからスタートすることにしている。 したがって、私が子供に対しては、「何屋とひとことで答えられるような仕事はいけない」と答えるだろう。 そして、「親である私が簡単に理解できない仕事がいい」とも答えるだろう。さらに、「偏差値が高い人間が来ない“くくり”だったらなおいい」と答えるだろう。 人のやらない、人には簡単に説明がつかい、だけれども自然に依頼がくること。そして何よりも、子供がやりたいこと。それが成熟の時代に求められることだろう。多くの人は商売を始めるときに「ケーキ屋」とか、「蕎麦屋」とか業種を考える。
2013.06.11
私が影響を受けた先輩の教え [やりたいことをしっかりやる] もう10年くらい前になりますが、青森の『ひがしやま』という焼肉屋をお手伝いしていました。当時焼肉業界はBSEの問題で惨憺たる状況でした。二店舗で年商10億円近くあった『ひがしやま』も例外ではありませんでした。 オーナーの岩谷氏から「野菜バイキング」を取り入れたいとの申し出があったので、大先輩である熊本の元岡健二氏のところに出向いてお話しを聞くことにしました。 このようなマクロ環境の大きなインパクトに対しては、我々コンサルタントは長期的な対応はできても、短期的な解決はなかなか難しいです。元岡さんなら、なんらかのヒントを与えてくれると思ったわけです。 さて、元岡さんは二代目経営者の岩谷氏に対して、「(偉大な)親から引き継いだ会社や店が潰れるのは宿命。悪くなれば番頭さんも辞めるだろうし、それが正しい。だから、あなたは潰れること恐れずにやりたいことを一生懸命やりなさい」とおっしゃいました。 そして、私には「大久保さんのようなコンサルタントは、売れそうだからと小手先のことをやるのではなく、クライアントさんがやりたいことをしっかり聞いて、それができるように一生懸命手伝いなさい。潰れる宿命にある会社はどんなことをしてもいずれは潰れるんだから、潰れても悔いのないように一生懸命手伝いなさい」とおっしゃいました。 この発言は当時の私にはとても衝撃的でした。十年経った今もこのときのことは鮮明に覚えています。 しかし、このアドバイスが、小手先系のコンサルタントだった私に、理念という羅針盤を元に経営するヒントを与えてくれました。私はそのころから、たとえ結果が悪かったとしても「大久保さんと一緒にやれてよかった」と言ってもらえる仕事に舵を切り始めました。 実はこのころ、1号店の開業の相談に方舟を展開する株式会社セオリーの原社長が相談におみえになっていました。私は何かに導かれるように、自然に未来の道筋が開ける引きの強さがあるようです。大久保一彦の本【送料無料】善の循環経営 [ 大久保一彦 ]
2013.05.12
このカテゴリーのコラムは、私の親父からの遺言を、子供が大きくなったときにいつか役立つのではないかと思い、造りました。だから、“親父からの遺言”です。本日は第三回です。ぼって喜ばれろ! 私が若いころ敬愛した故藤田田氏の著書には、「商売の基本は高利多売にある」と言っていたように記憶している。親父も同じようなことをいつも言っていた。それが「商売の基本はぼって喜ばれる」です。 商売は、商品やサービスなりをお客様のお金と交換する行為ですね。お客様にまた買っていただくには、購買行為そのものた嬉しいか必要性が発生することです。そして、商売を良好に継続するには、それなりの粗利益をいただくことです。理想は、大きな粗利益を得ることです。 多くの人は“売ることが目的”になるために、粗利益が減ります。それは、苦しくなると、生きていくために(売上をあげるため)ますます低い価格をつけるでからです。まして、少子高齢化、人口激減、生産年齢人口激減の時代ですから、生活必需品などは、年々、需要<<(小なり)供給の状態が進みます。 あなたが商店主やレストランを経営していて、一生懸命、低価格で提供して、お客様がついて、でも、残念なことに店が無くなってしまう。そうなると、お客様にはマイナスです。 もちろん、お客様に喜ばれることは商売の基本です。 しかし、「安く売って喜ばれるのは当たり前」。ありえない価格をお支払いいただき、喜んでいただく、これが商売の本質なのです。 商売の目的はただ、やっていけることではありません。自分の未来像があって、その未来像に共感いただき喜んでいただき、それにふさわしい、いや、御捻りと言える対価をいただき、お金を増やし、増やしたお金をお客様に喜んでいただくために再投資することなのです。 これが「ぼって喜ばれろ」の意味なのです。
2013.05.10
このカテゴリーのコラムは、私の親父からの遺言をいつか子供が大きくなったときに役立つのではないかと思い造りました。だから、“親父からの遺言”です。本日は第一回です。「努力はするものであって、見せるものではない」 これは人間の美学と言っていい言葉です。 私は親父から「勉強しろ」って言われたことがありません。 だから、俗に言う試験勉強をこれまでしたことがありません。 試験前に特別な勉強をしなくても、極端な話遊んでいて、それなりの結果を出すことが大切だというのが親父の美学、それが「努力はするものであって、見せるものではない」なのです。 もちろん勉強する習慣をつける躾も大切でしょう。しかし、親父はもっと大切なこと「目標にむかってやりたいことをやりなさい」という思いがあったようにように思います。 振り返って、親父は一貫して「努力は人に見せるものではない」という美学があったように思います。今はわかります。勉強のような努力は自分のためにするのであって、人に見せるためにするものではないということがわかります。 常に秘めたる高い目標があって、その目標に向かっていれば努力という言葉は生まれません。一般に勉強は嫌なものと思う人が多いですが、自分にやりたいことがあれば自然に、お金も時間も使って勉強している自分があります。そして、やっていることが楽しくお金も生み出します。(正確には、動いているから、人とのつながりが無限の可能性を生み出すんだと思いますが) つまり、勉強は自分のためにするのであって、親(誰か他人)のためするのではないですからね。 ちなみに、私がよく高級店で食事をしている姿を見て、同業のかたなどから「食べログからお金をもらってやっているんですか」とおっしゃるかたがおりますが、それはまったく違って、自分の将来のコンサルティングで“お勉強”が役立つことがあると思ってしております。 どんな場面でどんな仕事の依頼が来ても応えられるようにしておく、これがプロだと思っているのです。遊んでいるように見えますが、実は俗に言う努力なのです。大久保一彦の本【送料無料】善の循環経営 [ 大久保一彦 ]
2013.05.04
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