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“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

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2025.11.30

日本料理お寅　＠広尾　～広尾にオープンした日本料理店

カテゴリ：会員向け日本料理研究会

日本料理お寅　＠広尾　～広尾にオープンした日本料理店

　最近オープンした「日本料理お寅」を訪問しました。
店主大浜虎之介さんとはInstagramで繋がっていて、私が頼まれて取ったお席があったのですが、その時に急遽心不全になってしまいました。
とても予約が困難な店ですので、病床から電話をかけるもつながらず、そうだ店長をしている大浜さんにInstagramからメッセージを送ってみました。
無事、私の代役で訪問いただけるようになりました。
あれから、Instagramの投稿を楽しみにしていたのですが、ご縁のある大浜さんが11月11日に広尾にオープンしたということで訪問してみました。

　まず、ドリンクメニューをチェックしましょう。

まずはベースの価格に設定しているお酒の「風の森」にしてみましょう。

おお、無濾過無加水生酒ですね。
フレッシュで少し甘い口当たりです。

昆布〆にした白海老の上にたたいた山芋、そして
ロシアのスターレットキャビアをのせています。
スターレットキャビアはお腹を裂かずに揉み出しすキャビアとのこと。

カレーパンの生地で包んで揚げたすっぽん

大浜さんがスクラッチで作ったカレーパンでえんぺらもお出汁も全て閉じ込めてみました。
もちっとした食感の後濃厚なすっぽんの味わい。
うまっ。

煮物椀

愛媛の甘鯛　すまし仕立て
青みは芽蕪
甘鯛は串うちして焼いて香ばしく皮目のテクスチャも良い

山口のとらふく　三日目　ポン酢ジュレ
余市のあん肝　お出しで炊いています。

超王禄　燗酒にて

焼き白子と白子のすり流し
下にはトマトご飯　

香箱蟹
蟹酢と蟹酢ゼリー

香箱蟹を久々に食べたがうまい。

岩手の牡蠣のみぞれ煮
粉打ちして揚げた牡蠣にみぞれあんをかけてます。

福島のエム牧場から「短黒牛」
エム牧場はたしかいわきの「レストランHAG I」の萩シェフが使用していた生産者ように記憶しています。

ちなみに、
短黒牛は雄牛(黒毛和種)と母牛(日本短黒種)の自然交配で誕生し、完全無農薬で育ちます。
そのため大量生産は出来ず、月の生産頭数が2、3頭。
国内生産率はわずか0.01%ほどだそうです。
また飼料は国産の廃菌床コーン、コブミール、デントコンサイレージなど。
さらに、スーパーなどから出る食材の廃棄物を再利用して飼料に活かすなど、環境にも優しい循環型の取り組みが行われています。
出典　： https://www.instagram.com/p/DQ08ZP9D8vo/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
噛めば噛むほどうまい

下には海老芋、上には鼈甲あん
うまい。

松葉蟹のご飯
香の物、味噌汁、いくら
お米は魚沼　いただき米　従来コシヒカリ
標高650メートルのお米

いくらをかけて・・・

二杯目はおこげも。

デザート
葡萄づくしのデザート
フロマージュブラン　干し葡萄のソース
シャインマスカット　クイーンルージュ
シャンパンのジュレ

「食べログ」の点数はまだまだ伸びしろがあるということで、これからの期待をこめて4.8としておきます。
がんばってください。

日本料理お寅
〒106-0031 東京都港区西麻布４丁目５−４渋谷冷機ビル 1階
電話　03-5962-7679

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