全16件 (16件中 1-16件目)
1

今月札幌の映画館「シアターキノ」で見た「モディリアーニ!」では新たな「ユトリロ 1883-1955」像やロシア(現在のリトアニア)出身の画家「スーティン 1893-1943」の個性が印象深く描かれていました。ユトリロと共にモディリアーニの友人として登場したスーティンは「エコール・ド・パリ(パリ派)」を代表する画家です。第一次世界大戦後の1920年代に好景気に沸くパリの主にモンマルトルやモンパルナスを拠点にシャガール、パスキン、藤田嗣治、キスリング等の外国人画家が多数パリにやって来ました。そして「ピカソ 1881-1973」もその1人に数えられています。 エコール・ド・パリで思い出すのは一昨年北海道近代美術館で見た「どこに行ってもよそ者だった:エコール・ド・パリの貴公子パスキン展」でその時パスキンがユダヤ系のスペイン人である事を知りました。自分がユダヤ系の血を引く事と葛藤した画家で預言通りに45才で自殺をしています。モディリアー二もまたユダヤ系イタリア人で、パスキンほど血筋の葛藤は無かったようですが最愛の内縁の妻でありミューズだった「ジャンヌ・エビュテルヌ」との結婚は彼がユダヤ系である事を理由に彼女の両親によって頑なに反対されていました。 映画を見た後にアサヒグラフ発刊の「モディリアーニ」の解説のページの中に「.エコール・ド・パリと呼ばれる画家の多くはユダヤ人であった。その大半はロシア、ポーランド。リトアニアなどの東欧圏からでモンパルナスのカフェ・ドームはドイツ語を話すユダヤ人のたまり場とみなされていた」と書かれています。 そしてピカソが「アヴィニョンの娘たち」を完成させたモンマルトルの共同アトリエ「バトー・ラヴォワール(洗濯船 1970年に全焼)以外にモンパルナスの貧しい画家たちの共同アトリエ「ラ・リューシュ(蜂の巣箱)」の存在をこの映画で知りました。モディリアーニ、シャガール、キスリング等もこのアトリエで制作活動を行い現在もパリ15区に現存しているそうで出来る事なら訪れてみたいものです。 以前にパリは懐の深い街という言葉を聞きました。どんな人種であれ温かく迎え入れるけれど後は本人の努力次第。結果を出せなければ冷たく突き放される。パリを離れた「ゴッホ」はその1人だったのかもしれません。そして日本の浮世絵を高く評価して世界の浮世絵に育て上げてくれたのもパリだと思うとその街の奥深さを改めて感じます。。
2026.02.28
コメント(0)

ミラノ・コルティナオリンピックの開会式を見ながら飲みたいと思っていたワインはミラノから最もアクセスしやすいロンバルディア州の「Oltrepo Pavese(オルトポ・パヴェーゼ)」地域のワインでした。札幌のイタリアワイン専門店「林屋商店」に電話で確認すると取り寄せが可能という事で入荷を待ちました。運悪く札幌は20年来の豪雪で入荷が遅れ受け取りが出来たのは閉会式当日でした。楽天ショップで見たような煌びやかなデザインのラベルを期待していたのでラベルのシンプルさにちょっと拍子抜けでしたが、店主から合わせる料理のアドバイスも貰い初めての葡萄品種「Barbera(バルベーラ)」の期待が高まりました。 アルコール度数 14.5% 楽天ショップの画像から。 「DODICIDODICI(ドディチドディチ)2022」を開けた初日は店主のアドバイス通りに牛筋のトマト&赤ワイン煮を合わせましたが、バルベーラは意外に酸味が際立っているという印象でした。楽天ショップのワイン紹介には「高級ワインのバローロで有名なピエモンテ州が主な生産地でイタリアでは3番目の栽培面積を持つ品種で深い紫色、ラズベリーなど赤い果実やスパイスなどの複雑な香り」とありました。 そして中2日で残りのワインを飲んでみると酸味が薄れ正に赤い果実の凝縮感が出ていてローストビーフとの相性は抜群でした。バルベーラの底力を知った気がします。因みに同じワインが「KALDI」では2700円で売られていました。林屋商店では2450円で店主のイタリアワインの「うんちく」がたっぷり聞けるという特典付きなのは嬉しい限りです。 余談ですが、ミラノ・コルティナオリンピックの閉会式がミラノではなくヴェネト州のヴェローナ(ロミオとジュリエットの舞台)である事を閉会式当日に知りました💦パラリンピックの開会式もヴェローナのようなのでそれに合わせて次回はヴェノト州のワインを用意しようと思っています。
2026.02.27
コメント(0)

昨日はワイン友達Cさん、Oさんとの6回目の「お家🍷の会」で今回でちょうど2巡目の終了です。昨年末に「エノテカ円山店スタッフ総決算2025~スタッフが惚れた、このワイン」で購入した1本、カリフォルニアのソノマ地区にある「フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー」が造る「ディレクターズ・カット ドライ・クリーク・ヴァレー ジンファンデル」はこの日のために開けるのを楽しみにしていました。Cさんが葡萄品種の中でジンファンデルが特に好きという事と何と言っても昨年5月に私たちの出会いのきっかけになったのがフランシス・フォード・コッポラ・ワイナリーだったからです。 ブラインドテイスティングを考えていたので対抗のワインは近年注目度を浴びている南米ウルグアイのワイナリー「GARZON」が単一畑で造る葡萄品種「TANNAT(タナ)」100%のワインを選びました。フランス原産で「Tannin(タンニン)」に由来する名前を持つこの葡萄品種をウルグアイの億万長者一家が経営するワイナリーGARZON産で初めて知り品質の良さには唸りました。 2本の飲み比べはデキャンタージュした「タナ」から始めました。「この葡萄品種は?」「生産地は?」と考えて貰っている時間はとても楽しく、種明かしをして「ほぅ~!」の後、デキャンタージュの効果なのか2人からはあまり渋みがなく果実味が思ったよりありエレガントなワインという評価でした(合わせたおつまみはローストビーフにジャバラ胡椒) 次の「ジンファンデル」はすぐに「カリフォルニア?」と当てられてしまい味わいだけでなくラベルのデザインが大好評でした。以前の日記にも書きましたが「ラベルの絵は回転覗き絵と呼ばれる映画の原型でコッポラ氏のコレクションのレプリカ」だそうです。店頭でワインを選ぶ際にラベルのデザインってかなり重要というのは3人の共通の意見でこの話でも随分盛り上がりました。過去に購入したワインの写真をじっくり見直したいと思っているくらいです。合わせた料理はお手製の「牛肉の赤ワイン&トマト煮」でこれはまずまずのマリアージュでした。 「タナ」は7,150円、「ジンファンデル」は5,940円で価格的にはタナの方が高価ですが、馴染みのある味わいという意味で今回はジンファンデルに軍配でした。
2026.02.25
コメント(0)

今年になって手先が器用なMさんから「今、編みぐるみに凝ってます」と熊の編みぐるみの画像がLINEで届きました。「熊も可愛いけれどシマエナガだったらもっと可愛いかも」と返信すると、何と今月初旬に番いのシマエナガと熊の編みぐるみをサプライズで送ってくれました。 今、手作り愛好家の間で編みぐるみがとても人気になっている事を初めて知りました。熊のように「編み図」があるものと違ってシマエナガは未だ編み図がないためMさんは動画を見ながら試行錯誤で手作りしてくれたようです。 シマエナガは番いで2羽一緒に飾った方が良いのかな?と思いながら仕事用のポーチに付けてお守りのようにしました。熊の編みぐるみは小道具がとても凝っていて、下げたピンクのバックにはワインボトルとグラスのミニチュアが入っています。そして中が白紙の小さな本には自分の「夢」を書いてねとメッセージが添えられていました。64ページもあるので果たしていくつ夢が書けるのか(^^)/温かい手作り品のお陰で2026年も良いスタートを切っています。
2026.02.20
コメント(0)

アルコール度数 12.5% 酢は常備してある黒酢を使いました。 先月25日のエノテカの「フランスワイン20種類ティステイングの会」で購入した1本がブルゴーニュのドメーヌ「Matrot(マトロ)」が「アリゴテ100%」で造るワインでした。銘醸地「シャンポール・ミュジニー」や「シャブリ」など知名度が高いワインの中で特に美味しく感じたわけではないですが、2006年に訪れたボーヌで「冬の葡萄畑を見るツアー」に参加し途中で立ち寄ったドメーヌ「Filippe Girard(フィリップ・ジラール)」で買ったアリゴテ100%のワインを懐かしく思い出したからです。 葡萄品種アリゴテの「酸味の強さとフレッシュさ」が果たして「牡蠣」とどのような相性になるのか今回はスーパーの「サロマ湖産」のパックに入った牡蠣を酢牡蠣と牡蠣フライの2種類で試してみました(タラの焼き魚も) 今年のサロマ湖の牡蠣は大きさとコクではかなり優良だそうで牡蠣のクリーミーさと爽やかな酸味は正に至福のマリアージュでした。個人的にはフランスで購入したシャブリやシャルドネはシンガポールや日本で購入したものよりかなり酸味が強いという印象ですが、今回の「マトロ」も酸味が程よく抑えられ芳醇でふくよかな味わいに感じました。生産地やドメーヌによって酸味の強さも大きな違いがあるのかと思い調べてみると「マトロ」は私がこよなく愛する「ムルソー村」に拠点を置いている事を知りました。シャルドネ100%で造るムルソー村のクリーミーな白と相通じるものがあるのかもしれません。 更に調べると「コート・ド・ヴォーヌ」の南にある「コート・ド・シャルロネーズ」の「ブーズロン地区」で「金のアリゴテ(収穫期に黄金職に輝くため)」と呼ばれる他の地区とは全く別物のアリゴテを見つけました。機会があれば是非試してみたいものです。シャルドネ種の影に隠れた存在のアリゴテですがもっともっと奥深いのかもしれません。「フィリップ・ジラールのラベル」
2026.02.18
コメント(0)

アドバイスを求める日ハム北山投手の姿も。 今朝のNHKのニュースで来月6日開幕の「WBC」の特別アドバイザーとして既に宮崎にキャンプインしているダルビッシュ有選手と日ハムの伊藤大海投手の練習風景や笑顔で談笑する姿が映し出されました。 2023年の前大会では中継ぎとして決勝を含む3試合に登板し結果を出しましたが、今回は先発する姿も見たいものです。それに向けてか昨日はブルペン入り後、2人は座り込みながら10分ほど「変化球の考え方」について「スライダーやツーシームのようなデータで良いとされているものよりも、結局はバッターが嫌がるボールを投げる方が良いのでは。トレンドにとらわれず打者の反応にフォーカスすることも大切だ」等の話をしたそうです。 ダルビッシュ有選手については昨年「3年残っているパドレスとの契約を破棄」というネットの記事を目にして帰国後は日ハムに深く関わってくれるものと思っていましたが、今朝検索するとパドレス側は「破棄については白紙状態で今後の事は話し合いを続けていく意向」とありました。今年でなくても契約終了後でも日ハムに戻って来てくれれば日ハムは朝ドラ「ばけばけ」風に言えば「大磐石」の様相になると期待が膨らみます。 そしてWBCと言えばいつ「Netfrix」を申し込むかというタイミングですが、北海道ガスから利用者1万名に1か月Netfrix無料のプレゼントを!とメールが来てそれに申し込んでいますが、未だに連絡がありません💦前回の2023年大会の時はシンガポール在住でライブで見たのはPV(パブリックヴューイング)の一回だけだったので今年は全試合をライブで見たいと思っています。準々決勝が行われるアメリカの球場はマイアミの「ローンデポ・パーク」で日本との時差は13時間なので午前中にライブを見る事が出来ます。 余談ですが、気になるのはNetfrixの視聴率です。調べてみると従来の視聴率ではなく「独自の指標(視聴回数)」で人気を測定、公表しているそうです。具体的には「総視聴時間の長さで計算され週間のトップ10ランキングや公開後91日間の合計数」として公式発表されるという事です。過去のWBCで高い市章率を上げた日本VS韓国戦(今回は3月7日)の視聴率は一体どうなあるのかも楽しみの一つです。
2026.02.16
コメント(0)

ジョニー・デップの27年振りの監督作品という事でも話題を集めた「モディリアーニ!(原題Modi:Three days on the wing of madness)」を先週の木曜日に見て来ました。 公開前に読んだネットの記事でこの映画が1916年頃のパリを舞台にキャリアを捨てイタリアの故郷に帰ろうとしていたモディリアーニが画商との出会い、画家仲間や恋人の助言によって人生が大きく変わった激動の3日間を描いた作品で、当時モディリアーニのミューズがイギリス人作家・批評家であった「ベアトリス・ヘイスティング 1879-1943」である事を知りました。 ベアトリス役を演じたフランス気鋭の俳優でありプロデューサーの「アントニア・デスプラ」は当時としては珍しい自立した女性を完璧と言われる演技で見せてくれました。長く批評家に認められず切羽詰まっていたモディリアーニが投げ付けた言葉「自分は本当の芸術家で、君はただ芸術について書いているだけだ!」に真っ向から反論する演技は圧巻です。「ベアトリス・へィステイングの肖像」1915年 81x54㎝ ルイス・リッター蔵 映画を見た後でベアトリスの肖像画を見た事があるだろうか?と久々に家にある「モディリアーニ」の画集を見ると1点だけタイトルにベアトリス・ヘイステイングの名前がある作品がありました。第一次世界大戦が勃発した1914年から16年までモディリアーニと恋愛関係にあったベアトリスの肖像画は他に1916年に描かれロンドンの「コートールド・ギャラリー」所蔵の「座る裸婦」もモデルはベアトリスと考えられているようです。作品の数としてはベアトリスと別れた後に新たなミューズとなった「ジャンヌ・エビュテルヌ」に比べるとずっと少ないのは、映画の後半でモディリアーニとベアトリスの最後の激しい口論の後モディリアーニが作品に火をつけたり叩き割って窓から捨ててしまったせいなのかなぁとも思います。 運命の出会いをしたアメリカ人画商「モーリス・ガニャ」を演じた「アル・パチーノ」の演技も秀逸でした。モディリアーニが描く目について「君の絵には命がない」と酷評します。「自分に残っている命よりよっぽど命に満ちている(既に肺結核に冒されています)」と反論するものの「絵よりも彫刻で身を立てる事を勧める」と突き放されてしまいます。その直後の恋人との別れ、作品の破壊から芸術家としての次なるステップの一歩はまっさらな彫刻の石材を見つめるモディリアーニの目の輝きに現れていました。それにしても「命がない」と酷評されながらも独自のスタイルを貫き描き続け、時を経て多くの人達を魅了している事を考えると「批評」が受け取り方によって大きなエネルギーに変わる事を実感します。映画のカタログから。「誰であれ、どこにいようと、この物語の中で自分なりに向き合い、共鳴できる何かを見つけてほしい。ジョニー・デップ」
2026.02.15
コメント(0)

昨日放送の朝ドラ「ばけばけ」は驚きのシーンがいくつかあり、その1つが熊本の第五高等中学校へ赴任するヘブンの後を追って錦織の弟「丈」が「自分も熊本に行ってヘブン先生の教えを請う」と言ったシーンでした。単純にヘブン先生への師事としても「何故遠く離れた熊本へ・・」と思いながらネットの記事を見ているとその中に回答がありました。 1886年(明治18年)の政府による「中学校令」によって全国5つの学区に中学校が設置され、ヘブンが赴任した「第五高等中学校」はその1つでした(他は東京、仙台、京都、金沢)松江中学が県のエリート校であったのに対し熊本中学は全国屈指のエリート校で卒業さえすれば無試験で東京帝大に入学出来たそうです。出世を願う者であればこれは見逃せないチャンスです。 余談ですが、在星時に鹿児島出身の駐在員の方が熊本の高校に進学したと話していた時周りの人から「優秀なんだなぁ」と言われていたのを思い出します。江戸時代に肥後藩での教育が非常に盛んであった事もその時聞きました。教育が盛んになった理由は江戸中期の慢性的な財政赤字からの脱却のため優秀な人材を育てる必要に迫られたためだったそうです。 そして熊本高等中学校の歴史を調べてみると「歴代校長」の名前に「嘉納治五郎 1860-1938 兵庫県出身)」がありこれにも驚きました。彼の名前を初めて知ったのは2019年の大河「いたてん~東京オリムピック噺~」で、柔道家である彼は日本の様々なスポーツの発展に尽力した偉大な人物として描かれ、熊本出身で1912年の日本人初のオリンピックマラソン選手「金栗四三」とも大きな関わりがありました。嘉納治五郎校長の在任期間は1891年~1893年まででほぼラフカディオ・ハーンの在職期間と一致しています。残り1ヵ月半となった「ばけばけ」も今後の展開が大いに楽しみです。 和装のラフカディオ・ハーンと洋装の夏目漱石 因みにヘブンが熊本を離れた2年後に「夏目漱石」が熊本高等中学校の英語教師になり、すれ違いながらも東京帝大でも英語を教える事になったヘブンと夏目漱石の何らかの関わりがドラマに登場するのか、実際には交流は無かったらしいという事ですが・・。現代に名を残す人達の登場があると気分もちょっと上がります。
2026.02.14
コメント(0)

今朝の「ばけばけ」の後のあさイチ・プレミアムトークの吉沢亮さん出演はドラマの脚本の延長のような感じでした。今週月曜の放送でヘブン先生の「日本滞在記」がアメリカから届き、その中の一行の「He is only my close friend with whom I share a literary taste (文学的にも気が合う唯一の親友である)」をニヤニヤしながら読むチャーミングな錦織先生の姿から一転、今日は親友であるヘブンが松江を去る事で「心が折れてしまった」錦織が本当の履歴を生徒達に語り校長を辞退した後に「体長が良くない」理由がセリフ無しで30秒ほど映し出されて「次週へ・・」となってしまいました。「日本滞在記」の1ページ 画面が変わり吉沢亮さんがプレミアムトークに笑顔で登場し「来週以降も錦織は出演しますよ~」の声にホッとしました。感情を抑えた演技の中でも錦織のチャーミングさが光るシーンの1つして上記の滞在記を読む場面も映し出されて気になる英文は後で「NHKプラス」で何度か聞き返しました。現在小中学生に英語を教える仕事をしているので「文学的にも気が合う」の「taste」に「a」が付くのか付かないのか気になるところで調べるとAI回答で「通常は付けない事が多いが、ある人の独自の文学的嗜好を指す場合は付ける事がある」とあり「a」を付けていると思います。 吉沢亮さんと朝ドラと言えば2019年の「なつぞら」に出演が決まった時の大きな反響を思い出します。北海道出身の早世した農民画家を「山田天陽」役で演じた時は正直話題になるほどの演技力がある俳優さんなのかなぁと思っていました。 それが今年2回見た映画「国宝」と朝ドラ「ばけばけ」で全く違う姿を見せてくれる吉沢亮さんの役者としての力量には魅了されました。国宝は運良く歌舞伎のファンクラブに入っている友人から独自の「国宝感」を披露して貰いました。吉沢亮さんの「女形」で絶賛される箇所は「手の所作(田中泯さんとの比較が面白い)」と1年半という短い期間で習得した「声の出し方」だそうです。今日の番組で一番苦労したのは「肩」であった事を知り、多くの難題に挑戦した結果が「国宝」という映画の評価に繋がったと思うと感慨深いです。そして「ばけばけ」での綺麗な発音の英語には脱帽の一言です。 次はミュージカルに出演という事ですが、この分野も必ず高い評価を得るのだろうなぁと思います。多くの役者さんたちが「上へ上へ」と目指していると思いますが、実際に分かりやすい形で見せてくれる吉沢亮さんの今後には注目していきたいと思っています。
2026.02.13
コメント(0)

楽天ショップの画像から。 ロンバルディアの州都「ミラノ」 ミラノ・コルティナオリンピックの開会式を見ながら飲みたいと思っていたワインはミラノから最もアクセスしやすいロンバルディア州の「Oltrepo Pavese(オルトポ・パヴェーゼ)」でした。札幌のイタリアワイン専門店「林家商店」に電話で確認すると他の輸入業者から取り寄せ可能という事で地葡萄品種「パルベーラ」を予約しました。受け取りは13日(金)で開会式には間に合いませんでしたが、その日に日本勢がメダルを取ってくれる事を願って飲むつもりです。楽天ショップの画像のような魅惑的な色とデザインのラベルなのかも楽しみです。 イタリアに700種類以上あるらしい地葡萄の1つ「Barbera(バルベーラ)」を検索すると高級ワインのバローロで有名なピエモンテ州が主生産地でイタリアでは3番目の栽培面積だそうです。ワインの特徴は深い紫色、ラズベリーなど赤い果実やスパイスなどの複雑な香りと楽天ショップのワイン紹介に書かれていてどんな料理を合わせるか期待が膨らみます。アルコール度数 5.5% 開会式の当日はコンビニ「セイコーマート」で見つけたピエモンテ州の「Moscato d' Asti(モスカート・ダスティ)」を飲みました。モスカート・ビアンコ100%の甘口スパークリングで華やかなオリンピック開会式にぴったりかなぁと思いました。特にワイン友達から頂いた台湾のちょっと有名な焼き菓子「フィナンシェ」との相性は抜群でした。
2026.02.09
コメント(0)

昨日の「ミラノ・コルティナ冬季オリンピック大会」の開会式は期待を上回る完成度の高いものでした。25回目となる今回は前回の「北京大会」より1ヶ国多い92の国と地域の参加で世界中の約半数の国々が参加する事になります。個人的には開会式の中で選手の入場行進が一番好きですが、最初から度肝を抜かれたのは先導スタッフの衣装でした。白銀色のロングコートに大きなサングラス姿に解説者の「やまざき まり」さんから「この衣装を見てすぐイタリアで今もっとも注目を浴びているウィンターウェアのメーカーだと分かりました」と流石のコメントがありました。後で調べてみると「MONCLEAR(モンクレール)」というブランドで「エレガンスと冬のテーマを融合させたデザイン」だそうです、恐るべしミラノのファッションセンスです。各国の選手団が五輪の輪から出てくるアイデアも面白く、イタリア語の表記「GIAPPONE」で英語表記の「J~」より早く31番目に日本選手団が登場しました、 入場行進中に一際高い歓声が起こったのはウクライナの選手団が登場した時でした。前回の北京大会の終了4日後に始まった「ウクライナ戦争」は未だ終結の目途が立たず、ロシアとベラルーシは「中立な立場の個人資格の選手」のみに出場権を与えています。「平和の祭典」の中でロシアは完全に孤立しています。 そしていよいよ聖火への点灯で赤い聖火台が現れ、やまざきまりさんから「レオナルド・ダヴィンチに敬意を表して彼が愛した幾何学模様の形で」とコメントがありました。検索して調べると航空用のアルミニウム製の「球形」で開閉する可変構造が特徴でやはりダヴィンチの創造性に着想を得ているそうです。そう言えばシンガポールでの「ダヴィンチ展」でダヴィンチが設計した飛行機の大型模型を見た事を思い出しました。偉大な芸術家を生んだイタリアの事が改めて好きになりました。こちらは飛行機のような物で、同じく天井から下げられていました(2021年のダヴィンチ展で)
2026.02.08
コメント(0)

今日は1981年に制定され今年で45回目となる「北方領土の日」です。実は2003年の渡星前は北方領土についてあまり考えた事がなく札幌の雪まつり会場に設置された「北方領土返還要求の署名コーナー」でも署名をした事はありませんでした。それが渡星後に読んだ百田尚樹著「新版 日本国紀」や池上彰著の「世界の大問題13」で19世紀に頻繁に日本海に出没し始めたロシア船への対応策や開国要求の変遷を知り北方領土に興味を持つようになりました。下記は2023年に書いた日記の一部です。 調てみると「北方領土の日」が制定されたのは今から42年前の1981年で北方領土の返還を求める多くの団体からの要望で閣議で決められたようです。そして2月7日というのは制定から126年も遡った幕末の1855年2月7日で江戸幕府がロシアと「日露通好条約」を結んだ日でした。 1855年の境界線(赤線)で樺太は両国民の混住 1951年サンフランシスコ条約での境界線 当時のロシア側の代表は「プチャーチン提督」で北方4島が日本領である事を両国で確認しています(国境は択捉島とウルップ島の間)その後日露戦争(1904-05)の日本の勝利や第二次世界大戦の敗戦によって領土や国境については違いが生じていますが、興味深いのは1951年の敗戦後のサンフランシスコ条約では北方4島に関しては日本領となっている事です。ただこの条約に関しては当時のソ連が署名を拒否し現在に至っているというのが領土問題が解決されないまま長く続いている原因です。 歴代の首相も返還に向けて努力をしてきたと思いますが(特に安倍首相は2014年のロシアのクリミア侵攻では返還を有利にするために欧米の経済制裁には加わらなかったという記事を読みました)そして2016年プーチン大統領が来日した時に大きな意味を込めて安倍首相が手渡した168年前の日ロ友好の証の「ヘダ号の絵」・・・。 この日記を書いた前年の2月にウクライナ戦争が勃発、7月に安倍元首相の銃撃事件が起こっています。北方領土の返還交渉が果たしてウクライナ戦争が終結してから行われるのか・・。昨年の参議院選挙の際、再選を果たした元北海道知事の高橋はるみ議員1人だけ北方領土問題に尽力を尽くすと公約の1つに挙げていましたが、その後の進捗情報は全くありません。つくづく思うのは1951年のサンフランシスコ条約で署名を拒否したロシアに何故日本が「物申す事が出来ないのか」という事です。少なくても署名したロシア以外の国に改めて問題提起をした上で協力を仰ぐという行動を起こす事だけでも北方領土に故郷を持つ人たちの気持ちに寄り添えるのではと考えます、
2026.02.07
コメント(0)

今週水曜日放送のNHK「歴史探偵・庄内藩 最強伝説」で戊辰戦争の戦いで新政府軍に対して連戦連勝だった事を今更ながらに知りました。 連勝できた理由の最初に挙げたのが新式の銃「スナイドル銃」の使用で旧式の「ゲベール銃」に比べ約10倍に近い的中率だそうです。現在の価値で総額45億円ほどのスナイドル銃の購入は庄内藩の豪商「本間家」が担ったそうです。 次に挙げたのが庄内藩の教育「徂徠学(そらいがく)」で教育の基本は「その場で自分で考え自分で答えを出し実行する」「人には得手、不得手があるので得手を伸ばすようにする」というものだそうです。この教育の下「後から発砲すれば必ず勝てる」と兵に指示した酒井玄蕃(げんば)等の名称を生んだようです。 他には釣りを通しての肉体鍛錬や豪商本間家の仲介で庄内藩の借金を返済出来た上に蕃の財政が黒字に転じた事、そのため領民(農民)に対しても特に飢饉の際に年貢を取らない改革を行って領民との関係や絆をしっかり結んだ事が大きかったようです。 庄内藩の兵4500人のうち半数が農民や町人であったというのは他の蕃には見られない事だそうです。現代にも通じる教訓がいくつもある気がします。 庄内藩の本拠地は現在の山形県鶴岡市の辺りですが、山形で思い出すのは鶴岡市出身の小説家「藤沢周平」です。「隠し剣」「たそがれ清兵衛」「武士の一分」など「海坂蕃(庄内蕃がモデル)」を舞台にした優れた時代小説の中で一番印象に残っているのは「武士の一分」で在星中に映画も見ました。心和むような庄内弁や郷土料理の芋煮などもすぐ浮かんできます。当時、庄内藩の強さを知っていたらもっと違った角度で映画が見られたのかなぁとも思ったりします。 余談ですが、今年の札幌の雪まつりの雪像の1つが福島県の「会津鶴ヶ城」です。「歴史探偵~」の中で大事な戦いの舞台に「鶴ヶ岡城」が登場しました。戊辰戦争の悲劇の蕃と言えば未だに「会津藩」ですが、新政府軍に連戦連勝しながらも賊軍となってしまった庄内藩は会津藩よりも悲劇の蕃だったのかもしれません。
2026.02.06
コメント(2)

先週の金曜日に友人のEさんとシネマ歌舞伎「朧の森に棲む鬼」を見に行った時に「上演時間が長いので(途中休憩10分を含め3時間40分)鑑賞中のエネルギー補給に!」と渡してくれたのが「BLUE POND」でした。休憩時間が待ちきれず暗い館内の中でそっと開けて食べてみると何層かに分かれそれぞれの食感と味の変化が絶妙でした。上映後にとても美味しかった事を伝えると「東京に住む家族や友人へのお土産は最近はBLUE PONDにしていてとても好評なの」という事でした。自宅での食後のスイーツ用にもう一つ頂きました。 後日、検索すると昨年の10月に大丸松坂屋百貨店で販売を開始したばかりで、「東京ばな奈」等で有名な洋菓子メーカー「グレープストーン」が大丸松坂屋百貨店と業務提携し北海道発の共同ブランド「BLUE POND」として誕生したスイーツという事でした。本帰国後日本のスイーツの日々の進化には驚かされる事が多く、しっかりアンテナを張っておかないと見逃してしまう逸品も数多くありそうです。 BLUE PONDのホームぺージには「一瞬で人を夢中にさせるお菓子を作りたい」という過程で出会ったのが札幌近郊の江別市にある創業100年を超える酪農のパイオニア「町村農場」と先進技術で酪農の未来をつくる「カーム角山」とあります。この2社の監修を受けて誕生したのが「キャラメルミルクスイーツ」で確かに一個食べて夢中にさせてくれる味わいでした。パッケージのブルーは観光客にも称賛される「北海道ブルー」をイメージしたとの事で多くの北海道の老舗メーカーの商品と同様に観光客にも長く愛される商品になって貰える事を願います。
2026.02.04
コメント(0)

先月の「ヴィノスやまざき」のワインセミナーは「ピノ・ノワールだらけのワイン会」でウルグアイのワイナリー「GARZON(がルソン)」のピノ・ノワール100%のスパークリングロゼ・ブリュット・ナチュールでスタートしました。アルコール度数 14.5% 4番目のワインについて店主から「これは正確にはピノ・ノワールではありません・・」と先にコメントがあり参加者は色・香り・味わいから「・・・かな?」と推測しましたが結局誰も当てられず、正解は南アフリカ産の「クロ・マルヴェルヌ ル・カフェ ピノタージュ 2022」でした。南アフリカの主要な黒葡萄の品種「ピノタージュ」はピノ・ノワールと「Cinsault(サンソー)」を人工交配して生まれた品種である事を教わりました。南フランスや南アフリカで多く栽培されているサンソーの特徴はフルーティーさとスパイシーな味わいを持つ汎用性のある品種だそうです。 このワインの生産地である「Stellenbosch(ステレンポッシュ)」地区は南アフリカで最も歴史があり尊敬を集めるワイン生産地の1つだそうです。後日気になってピノタージュの歴史を検索すると、今から101年前の1925年にステレンポッシュ大学の教授がこの人工交配の開発に成功し、1961年にこの品種を使ったワイン生産が始まったそうです。葡萄品種の名前の由来はピノ・ノワールのピノに南アフリカの当時のサンソーの呼び名がエルミタージュだった事から「ピノタージュ」になったとあります。何だかこの情報だけでワインの美味しさが2倍になる気がします。アルコール度数 14.35% ピノタージュで思い出すのは在星中に「ワインコネクション」で何回か買った「Mooiplass」で同じステレンポッシュ産です(写真も保存していました)このワイナリーのものは白の「シュナン・ブラン」が秀逸で漫画「神の雫」でのお勧め通りにトマトソースを使ったパスタに合わせて何回か飲みました。 後日、ヴィノスやまざきに立ち寄って「クロ・マルヴェルヌ~」に合わせる料理を聞いたところ「焼き鳥・たれ」と即答でした。久々に自宅で焼き鳥を焼いてみようと思っています。
2026.02.02
コメント(0)

一昨日、歌舞伎のファンクラブに入っている友人のEさんからお誘いのあったシネマ歌舞伎「歌舞伎 NEXT 朧(おぼろ)の森に棲む鬼」を見て来ました。映画「国宝」の上映時間2時間55分を超える3時間40分(途中休憩が10分)の長さに退屈しないだろうか?と不安もありました。 この映画は2021年「新橋演舞場」で「尾上松也」と「松本幸四郎」がダブルキャストを務めた公演を映画化したもので一昨日のは尾尾上松也版でした。尾上松也演じる主人公「ライ」は乱世の島国で子分の「キンタ」と落ち武者狩りをしながら自分の舌(嘘)と剣でのし上がり(狙いは王の座)をもくろむ「野心家」という設定です。 見どころは「乱世」ならではの「殺陣」のシーンでアニメ「鬼滅の刃」を超えるのではと思うほどの迫力で歌舞伎役者の身体能力の高さに見惚れました。「ライ」が「朧の森の魔物たち」から授かった剣は時折ライトアップされ映画「スター・ウオーズ」ジェダイの「ライト・セーバー」も思い出しました。 「朧の森に棲む鬼」の演出家で「いのうえ歌舞伎」の主催者である「いのうえひでのり」さんのコメントにはこの物語はシェイクスピアの「リチャード3世」や「マクベス」を下敷きにし、歌舞伎の世界ながら現代風のギャグも満載の優れたエンターテインメント作品であるとあります。 余談ですが、映画「国宝」は歌舞伎役者の「血筋」に疑問符を投げかける作品ですが、今回の「朧~」に出演した歌舞伎役者さん達の演技を見て生まれてきた時から歌舞伎役者として育てられる事の意味を少し知った気がします。ライと対峙する「オーエ国王」を演じる八代目「市川染五郎(松本幸四郎の長男)」
2026.02.01
コメント(0)
全16件 (16件中 1-16件目)
1