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和歌山県の「アドベンチャー・ワールド」の雌の赤ちゃんパンダ「楓浜」が昨日初めて屋外で公開されたというニュースをNHKで見ました。
実はシンガポールでも今年8月にジャイアントパンダの赤ちゃんが初めて生まれ、先月10日に男の子と判明しました。名前はまだ付けられていないようです。
この赤ちゃんパンダの父親は「凱凱(カイカイ)」、母親は「嘉嘉(ジャジャ)」で2010年にシンガポールと中国の国交20年を記念して中国から貸与され、それぞれ2歳と3歳で来星しました。
世界に1600頭しかいない野性のジャイアントパンダのうちの2頭です。
赤ちゃんパンダを含めた3頭はアマゾン川に代表される川に住む動物たちをテーマにした
「リバー・サファリ」という
動物園で暮らしています。まだ赤ちゃんパンダが生まれる前に3回ほど行きましたが、最初にそこでパンダを見た時には「何故ここに?」と驚きました。もっと驚いたのは勿論檻もガラス板もなく、普通に笹を食べているパンダが至近距離にいて、見ている人が非常に少なかったことです。
日本のパンダ人気に比べるとシンガポールでのバンダ人気は「特には・・」という印象ですが、中国の所謂「パンダ外交」ということに関係があるのか、意外にシンガポール人の動物愛は少ないのかこれはちょっと謎です。
私自身は日本にいた時は勿論パンダを一目見たくて上野動物園に行き、そこで寝ている後ろ姿しか見られなかったという苦い思い出もあります。シンガポールに来てから香港に旅行した際に「オーシャンパーク」で動いているパンダをガラス板越しですが初めて見ました。もう14年ぐらい前のことです。
「ガラス越しのパンダ」 当時の写真が一枚だけ残っていました。
気になって「オーシャンパーク」を検索すると、既にリニューアルオープンして、何と「バンダに餌やりが出来る」という見出しも付いていました。ガラス板越しに笹を食べる愛らしい姿を見ることが出来るようです。日本人観光客が多いのかなぁと想像します。
シンガポールの赤ちゃんパンダのお披露目がいつなのかニュースにもなっていませんが、私はやっぱり可愛い姿を一目見に行きたいと思っています。
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