広島カープ考察

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2015.02.22
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 『大瀬良大地』

 それでは引き続き、各投手らを一人一人見ていきたいと思います。
第3回目の今回は2014年のドラフト1巡目で入団した背番号14の大瀬良大地です。
ただし、大瀬良も既に『batted ballシリーズ』で紹介してしまった投手であり、殆どが焼き直しのようになってしまっていますので、その辺りはご了承ください。

※ 一部のデータは『データで楽しむプロ野球』様や「プロ野球 ヌルデータ置き場』様、『プロ野球機構』様のサイトから引用させていただいています。

 「投球スタイル」

 最速153キロを計測する直球を投げる大瀬良なだけに、私達ファンもやはりパワーピッチの印象がありますが、直球(53%程)とカットボール(23%)だけで何と76%もの投球構成の比率を占めており、しかも残りの14%程がスライダーとなっており、つまりのところ大瀬良の投球はほぼ直球系統とスライダーの二つのみで占められており、まるでリリーフ投手のような投球構成となっています。

 次に打球傾向ですが、当初はGB傾向が強かったものの徐々にFBやLDの傾向が強くなっていった点や大瀬良の投球構成を考えてみますと、やはり基本的にはfly ball投手ではないかなと感じるところです。

 「特長面」


また、本人が自信を持っていると言うカットボールは被打率(.232)も空振り率(20%程)も優秀な数字を記録しており、自信を持って投げ込める球種を持っているのは強みではないでしょうか。

 「課題面」

 大瀬良の課題として挙がるのは投球が単調である点、直球系統とスライダーのみで8割近くの投球構成を締めており、打者に的を絞られやすくなってしまいます。
被ISOPは.150と高めの数字を記録していますが、これは単純に球威だけの問題ではなく、このような単調な投球になっているということも一因として挙げられそうです。
また、持ち球として持っているカーブやチェンジアップは現状武器になれる程の力はありません。
大瀬良に関するニュースだとカーブは大学4回生の頃から使い始めた球種、チェンジアップも最近投げ始めた球種なのでまだまだ精度を上げる必要に迫られているのではないでしょうか。
最後に最大の課題となるのが奪三振率の低さ、GBではないFB投手ならばやはり奪三振率は高くなければいけませんが、大瀬良の場合は6.91と低い数字となっており、この辺りも課題と言えそうです。

 「総合」

 昨年二桁勝利を記録して新人王を受賞した大瀬良ですが、実は結構課題だらけであることが分かり、投球内容を見てもそれほど頼りになる投手かと言われると現状NOと言わざるを得ません。
現在、スプリットを習得中ではありますが、調べていくうちにカーブもチェンジアップに関する情報などを見た今の印象としては寧ろスプリットよりも今持っている球種の精度向上に努めた方が良かったかなと思ったりしまして・・・。
何はともあれやはり空振りを奪えるようになることがまず先決だと思いますので、何としてもスプリットをモノにしてもらいたいものであり、逆にモノにできないのならばカーブやチェンジアップの精度の低さもあって投球の単調さは改善されず、更に相手も研究してくるだけに2年目のジンクスに嵌まる可能性が高そうです。



 何故FBタイプは奪三振率が重要なのかと言われますと、FBタイプの投手はGBタイプと違って基本的に球威に大きくに左右されがちな点が挙げられます(内Fを多く打たせられる程の投手ならば別ですが)。
FBと言えばIFFBも含まれますが、殆どの場合がOFFBの割合が多くなるだけに、球威がない日は長打を浴びて炎上するケースが非常に高く、現実に大瀬良も調子を取り戻したと言われていた9月以降の登板でも完封勝利を決めたかと思いきや炎上するといった好不調の波がかなり激しかったことを覚えておられる方も多いのではないでしょうか。
その為に唯一確実にアウトにできる手段となる三振を奪うというスキルがGB投手以上に求められます。
しかしながら好投していたとしても常に痛手を喰らう可能性を秘めており、現にTEXのダルビッシュも二桁奪三振を記録してこのままいけるか?と思いきや、3ラン本塁打かもしくは2ラン本塁打を2発浴びて結局QSすら達成できずといった不安定さがどうしても付き纏ってしまいます。
やはり安定感はFB投手よりもGB投手の方に分があるかなと思います。






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最終更新日  2015.02.22 18:49:16
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