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2024.12.05
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カテゴリ: 海外リーグ野球


『投手続々』

 今回はウガンダの野球について見ていきたいと思います。
以前から度々と取り上げてきたウガンダですが、またもやMLB入りする投手が出てくるかもしれないという情報が入りました(​ twitter ​)。
最速102マイル右腕のデビッド・マトマ投手を始め、LADにもマイナー契約の選手が在籍しており、日本の独立リーグにSNSで話題となったカスンバ・デニス捕手や149キロを計測するカベンゲ・アラン投手(​ twitter ​)がプレーするなど貧困国家と言われるウガンダから有望な選手が続々と輩出されています。

 そんなウガンダですが、ウガンダ野球を支援する会というtwitterにて有望な投手の投球動画が掲載されています。
まずはこちらの14歳で132キロを計測するコン・デービッド投手(​ twitter ​)、またこちらは南スーダン代表として登板した17歳の左腕マワ・ベベ投手(​ twitter
そしてこちらは元LADアカデミーに所属していた20歳右腕カマンジ・ゴッドフリー投手(​ twitter ​)など若くて有望な投手がまだまだたくさんいるようですね。
また、現在アメリカの大学でプレーしているのがニコラス・アルマイ投手(​ twitter ​)、ウガンダからアメリカへ渡り、MLBを目指しているそうです。

 それほど支援が多くなく、更に貧困国家と言われているウガンダでこれほどまでに野球レベルが急速に上昇している理由はLADアカデミーの設立とかつて日本の独立リーグでプレーしたオケロ・ベナール氏が帰国後に体育教師となり、そこから野球を教えた事で結成されたチームの影響が大きいようです(​ twitter ​)。
デビッド・マトマ投手やLADとマイナー契約した選手、ジャパンウインターリーグにも参加して独立リーグに在籍中のカトー・エドウィン投手などは同氏が立ち上げたクラブチーム出身の選手達のようですね。
そして現在有望株とされているのが最速148キロを計測するイサビレ・ムサ・アゼッド投手(​ twitter ​)、豪快な投球フォームでまだ19歳との事で、将来が楽しみな投手です。
もう一人有望なのがアンティパス・プア投手(​ twitter ​)、15歳ながら195センチの長身から既に137キロを計測しているそうで、こちらも楽しみな投手ですね
note ​)。

 経済的に豊かではない国で、そこまで野球をする環境も動作解析といったハイテクの指導なども整っているとは言い難い状態ながらも現時点でこれだけ有望な投手が多いのは凄いですね。
過去記事でも触れましたが、個人的にはやはり道具を中々揃えにくいような環境の国ならば投手の「投球練習」に一転集中させるのも手ではないかと思います。
投球練習ならばグローブもバットもなしでボール一つで行う事ができるという利点もあり、スピードガンコンテストやストラックアウトなど工夫すれば十分に楽しめると思います。
このようにSNSで有望な選手をピックアップして世界の野球関係者の目に留まればウガンダに目をつける団体が現われるかもしれませんね。


できればウガンダにもプロ野球ができれば…と言いたいところですが、さすがに貧困とされる国でプロ野球は難しいだけに、LADのようなアカデミーがもっと設立されて行ければと思います。
先日、王貞治氏が球心会を立ち上げて世界のアジア市場開拓に向けて動き出すといった記事が出ていましたが、ウガンダにも目を向けてNPBが提携するのも面白いのではないかな?と思います。
ちなみに下世話な話ですが、ウガンダは物価が日本の4分の1だそうで、月収も非常に安いだけに、アカデミーの運営費も案外安価なのではな?と思います。
これだけ有望な選手達が揃うウガンダで安くアカデミーを運営できるのならば今後32球団に増えて3Aからも目ぼしい投手の獲得が難しくなる上に円安によって年俸や契約金も高騰しているMLBから獲得するよりも余程コストパフォーマンスも良いのではないでしょうか?
今の段階でここまで来ているわけですから将来ウガンダがドミニカ共和国やベネズエラといった国々と肩を並べる日が来るかも?しれませんね。

 「追記」

 そして何と記事を作成した後に早速動きがあったようです。
どうやらアメリカの大学でコーチをしている方がイサビレ・ムサ・アゼッド投手に対して興味を持ち、連絡を取りたいという返信を送っておられますね(​ twitter ​)。
デビッド・マトマ投手もSNSで投球動画を公開してPITへの入団に成功しただけに、SNSの発達が野球の普及や振興に大きく貢献していますね。
それにしてもやはりアメリカはフットワークが軽く、活発ですね。






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最終更新日  2024.12.05 00:40:56
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