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2020.05.04
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カテゴリ: 衣服・服飾・化粧
これまでのはなし

バッグは、7個。
2019.01.21「 新しく買うこと、修理すること。
2019.01.26「 エコバッグ(トートバッグ)のリメイク
2019.05.30「 ワーママの通勤バッグと、鞄の中身。
2019.07.24「 バッグは6つ?ワーママ通勤バッグと、鞄の中身。
2019.08.29「 【自分で修理】ロンシャン ルプリアージュの角穴にコーナーパーツを当てる
2019.12.28「 革の鞄を丸洗いする
2020.04.20「 【服飾】バッグ買い替え計画!


前回の結論

愛用10年目の革の鞄。
色落ちや黒ずみ、シミが気になる。
みすぼらしくなってきたので修理を考えるも、革のバッグのクリーニング・リカラー(再着色)は、数万円。
検索して辿りついた「 サフィール 」(公式サイト)という皮革染料でセルフリペアを決意。



フランス製の補色クリーム。全47色。
一度着色して乾けば、擦れても色移りしないそう。
黒以外は色合わせが難しそうなのと、本当に色落ちしないのか?という疑問はある。
税込み1,430円(送料込)。


さて、どの色を合わせよう。

黒以外は色合わせが難しそう。
カラー見本紙送付サービス 」をやっていました。

エクセルファイルをダウンロードして、名前や色(5色まで)を記入してメールで送信。
その紙に色を塗って送ってくれました。

私は、

・ライトブラウン
・ブラウン
・ダークブラウン
・コニャック
・タバコブラウン

の5色にしました。
ブラウン系たくさんあって難しい。



バッグにあてて、色を検討。
うーん、難しい。
ライトブラウンが一番近い気もするけど、明るすぎる。
コニャックの色味も近いけど、こちらは暗すぎるような。

2色購入して混ぜることも考えましたが、結局一番近そうなライトブラウンにしました。


サフィール届く

色見本を送ってくれたお店で購入。
ポスト投函で、注文した翌日には届きました。速っ。



外箱。
いかにも輸入品って感じのパッケージ。
使い方が絵で描いてあるのでわかり易い。

1.きれいに拭いて
2.サフィールを布で塗って
3.10分乾燥
4.布で磨く

という順番です。



中身はこんな感じで、大き目の絵の具のチューブみたい。


いざ、着色!

布で表面の汚れをざっとふき取り、着色。
水彩絵の具くらいのとろみ。
思ったよりドロッとしておらず、よく伸びる。
薄くのばすと、10分おかずにすぐに乾いていきます。

塗り方


最初は、数回に分けて塗り重ねようと思っていました。
しかし薄くのばすと黒ずみが全然消えない…。むしろ目立つ…。
黒ずみは、サフィールをのばさず、「置く」ようにのせると消えました。
周辺をのばしてグラデーションみたいにすると違和感なし。
もし、革のものの色を変えたい人がいたら、厚めに塗るべし。

何で塗る?


はじめは直に手に取って塗ってみました。
革の鞄の皺や細かいところも塗りやすい。
手がえらいことになるけど、擦るとすぐに剥がれます。
10分ごとに手を洗うのが大変なので、次はビニールに手をはめて塗ってみました。
これだと楽ちん。ただ、細かいところが塗りにくい。
一長一短。
机やステンレスについても、擦るとすぐにとれます。
なんで鞄だけ取れないんだろう。不思議。

色合わせ


塗り始めると「色が明るすぎた?」と後悔しました。
しかし、乾燥するとわりと大丈夫。
イメージ的に、ボンドに絵の具を入れたような感じ。塗って乾くと透明度が増す。
不思議な素材で、乾燥すると仕上がりはしっとり。
革の質感そのまま。パキパキ割れてくることもない。
ゴム…?みたいな…??
なるほど確かに服への色移りはしなさそう。
ライダースジャケットに使っている人がいるというのも納得。

臭い


とにかく臭いがすごくて、鼻がひん曲がりそう。
化学っぽい臭いなんだけど、百貨店の化粧品コーナーみたいでもある。
私はくしゃみと鼻水が止まらなくなりました。
換気必須。

サフィール自体はすぐに乾いて、鞄は使えます。
ただ、臭い。
現在放置中。
この臭い、いつ消えるんだろう…。


Before/After



分かりづらい比較写真。
全体的に色が赤茶っぽくなりました。
太陽光の下で見ると綺麗に色が付いているのですが、蛍光灯の下で見るとムラが目立ちます。
ただ、間近で手に取ってマジマジと見ないと気付かないレベル。
普通に人が持っているくらいの距離感なら大丈夫。



染みの箇所。
分らないくらいきれいにカバーされました!
お~!すごい!すごい!
実際の色味は、右下のが一番現物に近いです。





一番感動したのがコレ。
金具の擦れで黒ずみがひどかったショルダーの紐。
絵の具を上乗せするように置いて、きれいに色が乗りました。
すごい!新品みたい!

しかし、ステッチ部分の糸も着色されちゃってますね。
穴も埋まっちゃいましたが、ブスッと刺したら簡単に抜けました。

全体的にワントーン明るくなりました。
何だか綺麗になって嬉しい。

金具が割れて、直して。
何度も丸洗いして。
くたびれていた10年目のバッグ。
もうちょっと頑張ってね。



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最終更新日  2020.05.04 13:01:57
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