現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2020.12.22
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わたしたちの屍

寒いな この風の 冷酷な手つき
生きていることの虚しさが
おでん棒に宿るなら
うどんの湯気に首を巻かれて

まるで
冬の親分に
首を触られているようで
その親分がヤクザのようで

とても 怖ろしい
人の首をべたべた触って法外なことが
街に
ノアの洪水ではないが
人の思念が
街には溢れている
ラッシュアワーだ
飲み込まれるな

妨げの石に躓き
基督の御言葉を読む年末は
同時にベートーベンの曲である

友のメールに
曲に眼を開いた
クリスマスの
残光に
魅入られている


やって来る。





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最終更新日  2020.12.22 10:57:25
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