現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2021.01.26
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盥 餓えなき餓え

口、開けて
茫然自失して
馬鹿と呼ばれることを
好いて
演じているような
二月の 部屋の 砦の
住人は
トースト一枚から 一日が始まり


眉毛が痒い マユゲガカユイ
セナカガカユク 背中が痒い

抱え込む 水の樽を
飲む
破壊されそうな
水を飲む
水を 口に入れて
夕食の 魚 を 思い出す
父が私の詩を読んで
「プワ」かと 言った
しかし 三食あるから

ただ 底無しお腹 を 持つ





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最終更新日  2021.01.26 16:06:04
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