現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2021.01.27
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真っ黒い風の姿

眼に 傷が入り
泪が 滲む

ゆっくりと萎む 華に
よしよし

赤子に囁きかる
母の気持ちで
華を 捕える


歯磨き
毎食後、繰り返す

明け放つ わたしの窓を
風を
入れ替えるように
換気扇、廻し
しかし 体のにおいから
逃げられない
運動から
外れることがない
詩作の鉛筆書きも

手が
裂けていく
目で 追う

背後に人がいる

群衆は何処に向かって

ぞろぞろと
くっつく狭間に
歩いて 離れて
「人間のにおいを
肯定するしかないのである」





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最終更新日  2021.01.27 15:02:14
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