現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2021.03.26
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シャット・ペーパーズ

昔の人も偉くはなかった
発明はしたけれど
過ちは国家が起こした
核兵器、しっこチビりそうな
恐ろしさ
昔の人も偉くはなかった

締めつけられる
ぎゅっ、と、締めつけて


今も昔も 知識の疾走
激突して炎上した
ありとあらゆる欠片となって

歯を食い縛って市民は歩く
歯を食い縛り、制度に従い
わっ、と、破裂して火となる為に
長く続く光を待っていた
永遠に光るものを求めた

盲目。私は盲目者の核となる
書物に囲まれて
記憶と記録に従う火。

館に通い、肉と血を飲む暮らし。

鉄橋走るマラソンマン
汗が 全身を打つ 倒れる

石にぶつかって、血を、血を流す
今日も人々は石である


酒に呑まれる人らと共に
狂詩を創作する
ガタッと体が崩れる
挫折する人類の
痛さを口に入れていた
挫折が 衣食住に
沁みついています

昔も今も 人は失敗を食べる。





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最終更新日  2021.03.26 10:45:09
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