現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2022.02.22
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尖りの胸奥

口は渇き
水は救いの鳩
水に
神を感じる
水は口をきれいにするが
この口は清くなどならない
この口は唾で充ち
悪意でいっぱい


声は微かに春を待つ
春の華々、公園に実って欲しい
数々の美を
祈りのように待つといって
蕾摘む眼が
咲かせないように
封じる手が 寒気の中で
激しく揺れる

(三月
公園に行く
この街には一つの小さな

自然の居場所
鬱がれたひとの胸)

電信柱が立っている

林の動物は鳴かない
此所には居なくなり

華は石を秘めている

自然を求めて自然の一部
だが
配線に絡まり 電気頼り生活
私は電脳を愛し。





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最終更新日  2022.02.22 20:24:26
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