現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2022.11.24
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唇と電信柱

微笑を残して

あのひとは去ってゆく

何も見えない日の夕暮れは

怖れるものもありゃしない

森の外にいるのだから

深みへと入れ

下へ 下へと

階段の間底まで

そこに寝たきりの父が

笑っているのなら

きっと、死と生の境目

そんなもん、すごろくで決めるもんじゃ!

ツガルさんはサイコロ飛ばし

浪人生のタガさんとビネさんと共に

スポーツ清涼飲料水を呑みながら

頭はギャグ句を考えつつ

徹夜でゲームする日々

フクロウがぽつねんと

宇宙の空間を睨み

闇底に墜ちて行く

「元気が出る錠剤」

一錠、晩の分を飲み 

魚眺めて、日を潰し

一が出たら終わりじゃ!

アイスキャンディー舐めて

溶けて行く

四人の体格






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最終更新日  2022.11.24 20:24:25
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