現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2023.07.29
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雷の熱

草臥れた父はシャボン吹くかのように
眠っている 崩された、かき氷
悪夢は白夢を放り投げる
複雑な「私」の現代性の仮面は
過去の「私」を恥じて今の私を、断絶する
黄金虫の弱々しい体の夜を
想像する
トマト、ケチャップ、嫌な思いで

孤独は消えずつきまとう
勧誘のように
ある日から孤独体を所有する
マイ・ルームで
明日へ続くカーテンの隙間から射す光のよう

夜星はギラリと胸を訴える婦人たちの食卓の手が
太陽系を 破壊する
男等、あう、あう、あう、舌、もつれ。
夢、駆け走り、鳥眼撃つ
熊蜂のワガママ子
胸、シャウトする 心臓を握りしめ

貴女は屈折した 蛍のように灯らせて
暑苦しい夏の水 やはり、私は渇く井戸
腹ばかり減らし夜霧を飲み干す
湯気溢れる浴室で天馬の抱擁、夢想する
雷が 聞こえる





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最終更新日  2023.07.29 17:30:11
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