現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2024.01.28
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人の手を握る思想

太鼓鳴らしつつ商店街を歩く
しぜんが体の中で 血、流れて

失った黄金を手に握って源流を願う
背骨が曲がって 斜めから打つ
朝、賛美が流れる小屋の中で
喉を渇かせ地の声を発しては
はいと唱える

ゆれる ぶれる 眠る

鳩の眼で殺す
一つの死をゆっくりと照らし合わせる
視線と視線が交わって
反らす
山の風の声が聞こえる時
ひひーんと人は立ち上がるのみ

土に生えている黄色い花
ゆっくりと下流して
水に溺れる花の王国は
月夜の中に閉じ込められて
幸せではない


空で
燃える太陽は人の履く靴を痛ませる

と、否定して肯定する
ボールペンが描写する





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最終更新日  2024.01.28 17:36:26
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