現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2026.02.21
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朝の力が衰える鳥

奇妙に
ガードレール
奇声あげて傘を当てる
孤独の太陽を拾いあげて
バーの台の上に置く
ちらちら
らと視線が飛ぶ
大柄な男が若い女性の

私はじろっと見つめていた

寿司を買って食べようと
スーパーに行き金を惜しむ
ポテトチップス買って
菓子くずになっちまう

不格好な男が歩いている
めらめらと
さまよい歩く
小さなまちを過ぎ交う男女
体が冷たくて
尿意の化け物

痛き頭を燃やし悩み相談室の
水母の形のできものに薬を塗る
影と共に消えてゆく人間の
叫び声をあげる
月の裏まで逃げ去って

静けさの花びらの散り染める
宇宙の一角で
私のふるさとはすやすや眠っている





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最終更新日  2026.02.21 19:19:33
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