現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2026.03.21
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背中の意識

1 森林の迷子。呼んでも人は来ない。

2 草の実を味わう。

3 花も、虫も。抜け殻も。土も。

4 ぎゃんぎゃん吼える獣となって。

5 おろおろと顔が溶ける

6 霞に投げた体が此方へ戻った。

7 唇の冷たい朝。

8 両の手も凍っている。



10 白煙が我が目には紫色。





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最終更新日  2026.03.21 19:53:18
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