現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2026.07.13
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薄青い人ガラス窓

静かな部屋の焦燥の足首折れそうな
沼で
蒸し暑い 暑すぎる 蛇よ
クーラー断線の炎の部屋で
狂った映画を物言わず眺めていると
狂っていない人が狂っている
遠方に幼い少年がいるではないか
喉に刺さった

獣奴と独り、騒ぐ心のやくざ者

遠い一点を視る日に 脳が
溶けそうだ
坂道の多い舞子のまち角を
考えながら歩いていた
青白い潮を想像して
陰に
両手をかざす

陰の時間に触れると
裏と表の貌が入れ替わる
浅く冷たい僕の眼に


人 の 熱い身体は ものを話す

蜘蛛をナイフで刺すとする
僕の手は醜い
女産婦の愁いを記録する人

脚を伸ばしくにゃっとする
キセル吸う気分で
夕日を観賞しよう
その頃には膝の手術も終わっていて
リハビリに励んでいるだろうか
向こうの岸まで僕は歩くだろう





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最終更新日  2026.07.13 19:41:12
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