思わぬところで、思わぬことがあるものだ。
長野びんずるは、もちろん善光寺のおびんずる様(賓頭盧尊者)に由来する。
翌朝の参道は、前夜あれだけの人が集まったのかと思うくらいきれいに引き払われていた。インバウンドの観光客も多い中、表参道を歩き、善光寺をお参りした。もちろん、おびんずる様にもお目にかかった。
久々にお戒壇(かいだん)めぐり、いわゆる胎内めぐりも経験した。本当に真っ暗な回廊を、手探りで進む感覚は、何度経験しても独特だ。

実はこの旅は、もう一尊のおびんずる様にもお参りした。
お墓は小布施町から近く、葛飾北斎肉筆画天井絵 八方睨み鳳凰図 で有名な 岩松院 に立ち寄ったからだ。岩松院は長野電鉄の小布施駅から歩くには少々遠い。そのため小布施には何度も来ているのに、岩松院まで足を伸ばすことはあまりなかった。自分は葛飾北斎が好きで、縁のある小布施にはこれまで何度も訪れている。 2005年の日記にも小布施の記載 があった。
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